JP2000237594A - 有機化合物燃焼除去触媒および燃焼除去法 - Google Patents

有機化合物燃焼除去触媒および燃焼除去法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】副生物の生成を抑制し、より高い燃焼除去能を
持つ触媒を用いて、有機化合物を燃焼除去する方法を提
供する。 【解決手段】白金族元素を少なくとも1種以上含有した
金属酸化物とゼオライトとの混合物からなる有機化合物
燃焼除去触媒、または、希土類元素の含有量が1%以下
で特定の細孔径の分布を有するアルミナに白金族元素を
含有させた有機化合物燃焼除去触媒を、有機化合物と接
触させ、有機化合物を燃焼除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機化合物を含む
ガスから有機化合物を除去する触媒および除去法に関
し、特にガス中に含まれる希薄な有機化合物を除去する
触媒、およびそれを用いた燃焼除去法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】有機化合物は、各種の化学工場で有用な
中間原料や製品として生産されるが、その製造工程にお
いて一部大気中に放出されたり、廃棄物焼却場の排ガス
中に含まれたりする。それらの中には人体にとって有害
なものや大気汚染、地球の温暖化の原因となるものもあ
り、何等かの排出抑制技術が必要とされている。特に揮
発性有機化合物やハロゲン含有有機化合物の排出抑制技
術が必要とされている。
【0003】有機化合物を除去する技術としては、吸着
法、直接燃焼法、触媒燃焼法が知られている。吸着法の
場合、高濃度の有機化合物の除去には有効であるが、低
濃度の場合除去効率が悪い。また直接燃焼の場合、80
0℃以上の高温が必要なため経済的ではなく、窒素酸化
物の生成といった2次公害も懸念される。
【0004】触媒燃焼法として、例えば特開平4−25
0825号公報において、ハロゲン含有有機化合物を含
む気体を酸性ゼオライトと接触させることを特徴とする
ハロゲン含有有機化合物を含む気体の処理方法が開示さ
れている。この方法によると、酸性ゼオライトまたは周
期律表の第2周期から第6周期に属する金属の一種以上
を担持および/又は置換した酸性ゼオライトに接触さ
せ、ハロゲン含有有機化合物を処理する方法が開示され
ている。
【0005】特開平4−284849号公報において
1,2−ジクロロエタン分解触媒および1,2−ジクロ
ロエタンを含む排ガスの処理方法が開示されている。こ
の方法によると、酸性ゼオライトまたは酸性ゼオライト
に遷移金属を担持および/又はイオン交換していること
を特徴とする1,2−ジクロロエタン分解触媒が開示さ
れている。
【0006】特開平8−38896号公報において、揮
発性有機塩素化合物分解用触媒が開示されている。この
方法によると、揮発性有機塩素化合物を水蒸気と酸素と
の共存下で分解できる触媒であって、ジルコニアを主成
分とする担体に主触媒活性金属成分として白金、パラジ
ウム、ルテニウムからなる群より選ばれた少なくとも1
種を担持し、助触媒成分として酸化ほう素を担持した触
媒であり、主触媒活性成分の担持量が触媒に対して金属
換算0.1〜5重量%相当、助触媒成分の担持量が触媒
に対して三酸化二ほう素として2〜5重量%相当量であ
る触媒が開示されている。
【0007】特公平6−87950号公報において、炭
化水素、ハロゲン化炭化水素および一酸化炭素を含有す
る廃ガスを接触反応させる方法および装置が開示されて
いる。この方法によると、殊に塩化ビニルの合成からの
炭化水素、ハロゲン化炭化水素および一酸化炭素を含有
する廃ガスを接触させる方法において、廃ガスを300
〜800℃で、まず酸化分解するための触媒を含有する
第1帯域に導通し、次に酸化燃焼するための触媒を含有
する第2帯域に導通することを特徴とする、炭化水素、
ハロゲン化炭化水素および一酸化炭素を含有する廃ガス
を接触させる方法であって、第1帯域の触媒の触媒活性
物質は場合によっては元素Ba、Cu、Cr、Niの一
つまたはそれ以上の酸化化合物0.1〜20重量%を含
有する酸化アルミニウム、二酸化珪素および/またはゼ
オライトであり、第2帯域の触媒の触媒活性物質は白金
および/またはパラジウムまたは白金およびロジウムで
ある接触反応方法が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】特開平4−25082
5号公報、特開平4−284849号公報において、ハ
ロゲン含有有機化合物を含む気体を酸性ゼオライトまた
は周期律表の第2周期から第6周期に属する金属の一種
以上を担持および/又は置換した酸性ゼオライトに接触
させ、ハロゲン含有有機化合物を処理する方法が開示さ
れているが、燃焼除去対象以外のハロゲン含有有機化合
物が副生するなど、有機化合物の浄化性能は不十分であ
った。
【0009】また、特開平8−38896号公報、およ
び特公平6−87950号公報において開示されている
方法によるハロゲン含有有機化合物の燃焼除去では、有
機化合物を完全に燃焼除去するためには500℃以上と
比較的高温が必要であった。
【0010】本発明の目的は、有機化合物を燃焼除去す
る方法において、副生物の生成を抑制し、より高い燃焼
除去能を持つ触媒を用いて、有機化合物を燃焼除去する
方法を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意検討した結果、白金族元素を含有し
た金属酸化物とゼオライトの混合物、またはアルミナの
細孔半径の分布が極大値を示すところの細孔半径をaオ
ングストロームとしたときに、a±25オングストロー
ムの半径を有する細孔の容積が全細孔容積の65%以上
であり、かつ希土類元素の含有量が1wt%以下のアル
ミナに白金族元素を含有させたものを触媒として用いる
ことにより、有機化合物を含むガスから、浄化対象以外
の有機化合物を副生することなく、より高い効率で有機
化合物を燃焼除去出来ることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0012】即ち本願第一の発明は、白金族元素を少な
くとも1種以上含有した金属酸化物と、ゼオライトとの
混合物からなることを特徴とする有機化合物燃焼除去触
媒である。また本願第二の発明は、アルミナの細孔半径
の分布が極大値を示すところの細孔半径をaオングスト
ロームとしたときに、a±25オングストロームの半径
を有する細孔の容積が全細孔容積の65%以上であり、
かつ希土類元素の含有量が1wt%以下のアルミナに、
白金族元素を少なくとも1種以上含有させたことを特徴
とする有機化合物燃焼除去触媒である。更に本願第三の
発明は、そのような有機化合物燃焼除去触媒を有機化合
物と接触させることを特徴とする有機化合物燃焼除去法
である。以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】まず、本願第一の発明について説明する。
【0014】本願第一の発明に用いられる触媒は、白金
族元素を少なくとも1種以上含有した金属酸化物と、ゼ
オライトとの混合物からなる。
【0015】ゼオライトとは一般に M2/n・Al23・ySiO2・zH2O (但し、nは陽イオンMの原子価、yは2以上の数、z
は0以上の数である)の組成を有する結晶性アルミノシ
リケートであり、天然品および合成品として多くの種類
が知られている。本発明に用いられるゼオライトの種類
は特に限定はされないが、高い耐久性を得るためにはS
iO2/Al23モル比が10以上であることが好まし
い。代表的には、フェリエライト、Y、エリオナイト、
モルデナイト、ZSM−5、ZSM−11、ベータ等を
挙げることが出来る。これらのゼオライトは、天然品お
よび合成品をそのまま用いても、またこれらをイオン交
換、あるいは焼成して用いても一向に差し支えない。本
発明に用いられるゼオライトは、好ましくはイオン交換
されたものである。この時の陽イオン種は特に限定され
ないが、IA族及び/またはIIA族が好ましく、更に
好ましくはIIA族であり、特にカルシウムイオンが好
ましい。また、複数の種類の陽イオンを含有していても
差し支えない。
【0016】本発明において金属酸化物とは、IVA
族、VA族、VIA族、VIIA族、VIII族、IB
族、IIB族、IIIB族、IVB族、およびVB族の
酸化物であり、これらの元素のうち1種以上を含む酸化
物である。中でもアルミナ、酸化チタン、酸化ジルコニ
ウムまたはシリカが好ましい。
【0017】アルミナは多孔性であることが知られてい
るが、一般的にアルミナの細孔の大きさは必ずしも一定
ではなく、その細孔半径はある範囲内に分布を示すもの
である。本願第一の発明の金属酸化物としてアルミナを
用いる場合に、用いられるアルミナには特に限定はない
が、細孔半径の分布を求めた場合に、分布が極大値を示
すところの細孔半径をaオングストロームとしたとき
に、a±25オングストロームの半径を有する細孔が多
く存在するものが好ましく、そのような細孔の容積が全
細孔容積に対して65%以上を占めるものが好ましい。
a±25オングストロームの半径を有する細孔の容積
が、全細孔容積の65%より大きいアルミナでは、有機
化合物の高い燃焼除去効率が得られやすいからである。
この理由は明らかではないが、有機化合物燃焼除去触媒
の性能は、触媒として用いられるアルミナの細孔の大き
さ(半径)よりも、細孔の大きさ(半径)の分布に大き
く影響を受けることが明らかとなった。
【0018】また本願第一の発明でアルミナを用いる場
合、そのアルミナは、希土類元素の含有量が1wt%以
下のものが好ましく、更に好ましくは500ppm以下
であり、特に検出限界以下のものが好ましい。ここで言
う希土類元素とは、原子番号57〜71およびスカンジ
ウム、イットリウムであり、その含有量は元素分析(I
CP)で測定することができる。希土類元素の含有量が
1%wt以下の場合、有機化合物の高い燃焼除去効率が
得られやすい。一方、希土類元素以外の元素を含んでい
ても何ら問題ない。
【0019】白金族元素とは、ルテニウム、オスミウ
ム、ロジウム、イリジウム、パラジウム、白金の6元素
のことであり、中でも白金が好ましい。
【0020】金属酸化物に白金族元素を含有させる方法
は特に限定されず、含浸担持法、イオン交換法等により
行なえばよい。例えば金属酸化物に白金をイオン交換す
る場合、白金イオンを含む溶液に金属酸化物を投入し、
20〜100℃で5分〜100時間攪拌して行なえばよ
い。また例えばアルミナに白金を含浸担持する場合、白
金イオンを含む溶液にアルミナを投入し、その後溶液を
除去して行えばよい。使用する白金塩としてはアンミン
錯塩、ジニトロジアンミン錯塩、塩化物等が挙げられ
る。
【0021】白金族元素の含有量は特に限定されない
が、高い触媒性能を得るためには、白金族元素の含有量
は白金族元素と金属酸化物の合計量に対して重量パーセ
ントで表して、0.0005〜10.0wt%が好まし
く、0.01〜8.0wt%が更に好ましい。
【0022】白金族元素を少なくとも1種以上含有した
金属酸化物と、ゼオライトとの混合比は特に限定されな
いが、重量比で1:20〜20:1とすることで特に有
効である。
【0023】本発明の触媒は、白金族元素を少なくとも
1種以上含有した金属酸化物と、ゼオライトとの混合物
から成るものである。混合物は均一な混合物であること
が好ましく、また粉末などのより粒子の細かい状態での
混合物であることが好ましい。混合する方法は特に限定
されず、粉末状や、スラリー状で混合し、最終的に均一
に混合されればよい。また、あらかじめ金属酸化物とゼ
オライトとを混合し、次いで選択的に金属酸化物上に白
金族元素を少なくとも1種以上含有させてもよい。
【0024】本発明の有機化合物燃焼除去触媒は、触媒
として用いるに際して、乾燥や焼成等の前処理を行なっ
てから用いてもよい。
【0025】本発明の有機化合物燃焼除去触媒は、粉末
状、ペレット状体、ハニカム状体等の形状、構造等は問
わず、アルミナゾル、シリカゾルや粘土等のバインダー
を加えて所定の形状に成型したり、水を加えてスラリー
状とし、ハニカム等の形状のアルミナ、マグネシア、コ
ージェライト等の耐火性基材上に塗布してから使用して
もよい。
【0026】次に本願第二の発明について説明する。本
願第二の発明は、アルミナの細孔半径の分布が極大値を
示すところの細孔半径をaオングストロームとしたとき
に、a±25オングストロームの半径を有する細孔の容
積が全細孔容積の65%以上であり、かつ希土類元素の
含有量が1wt%以下のアルミナに、白金族元素を少な
くとも1種以上を含有させたことを特徴とする有機化合
物燃焼除去触媒である。
【0027】このような特定の細孔半径の分布を持つア
ルミナを用いることにより、有機化合物の高い燃焼除去
効率が得られる。この理由は明らかではないが、有機化
合物燃焼除去触媒の性能は、触媒として用いられるアル
ミナの細孔の大きさ(半径)よりも、細孔の大きさ(半
径)の分布に大きく影響を受けるからである。
【0028】またアルミナは、原子番号57〜71およ
びスカンジウム、イットリウムのような希土類元素の含
有量が1%wt以下であることが必須であり、好ましく
は500ppm以下、さらに好ましくは検出限界以下で
ある。このようなアルミナを用いることにより、有機化
合物の高い燃焼除去効率が得られる。一方、希土類元素
以外の元素を含んでいても何ら問題はない。なお、希土
類元素の含有量は元素分析(ICP)で測定することが
できる。
【0029】アルミナに含有される白金族元素とは、本
願第一の発明と同様のルテニウム、オスミウム、ロジウ
ム、イリジウム、パラジウム、白金の6元素のことであ
り、中でも白金が好ましい。アルミナに白金族元素を含
有させる方法には特に限定はなく、本願第一の発明と同
様に含浸担持法、イオン交換法などにより行えばよい。
【0030】白金族元素の含有量は特に限定されない
が、高い触媒性能を得るためには、白金族元素の含有量
は白金族元素とアルミナとの合計量に対して重量パーセ
ントで表して、0.0005〜10.0wt%が好まし
く、0.01〜8.0wt%が更に好ましい。
【0031】本願第二の発明の触媒も、本願第一の発明
の触媒と同様に、使用に際して適宜前処理を行ってもよ
く、また使用時の形状・構造などは問わない。
【0032】次に本願第三の発明について説明する。本
願第三の発明は、本願第一または第二の発明による有機
化合物燃焼除去触媒を有機化合物と接触させることを特
徴とする有機化合物燃焼除去法である。
【0033】本発明で除去される有機化合物とは、分子
構造中に水素、ハロゲン元素、酸素等を含んでいてもよ
い炭素化合物であり、特に限定されないが、例えばメタ
ン、エタン、プロパン、エチレン、プロピレン、ブタジ
エン、ベンゼン、キシレン、トルエン、クロロホルム、
ジクロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、臭化
メチル、1,2−ジクロロエタン、塩化ビニルモノマ
ー、モノクロロベンゼン、フロン類、PCB、ダイオキ
シン等が挙げられる。中でも有機化合物が、ハロゲン含
有有機化合物および/または有機化合物の蒸気圧が29
3.15Kにおいて0.01kPa以上である有機化合
物および/または炭素数が2の炭化水素および/または
炭素数2の塩素化炭化水素に対して特に有効である。
【0034】尚本発明ではハロゲンとはフッ素、塩素、
臭素、ヨウ素を示す。また293.15Kにおいて0.
01kPa以上の蒸気圧を有する有機化合物とは、揮発
性有機化合物を表す定義の1つであり、例えばメタン、
エタン、プロパン、エチレン、プロピレン、ブタジエ
ン、ベンゼン、キシレン、トルエン、クロロホルム、ジ
クロロメタン、トリクロロメタン、四塩化炭素、臭化メ
チル、1,2−ジクロロエタン、塩化ビニルモノマー、
モノクロロベンゼン、フロン類などが挙げられる。
【0035】有機化合物を燃焼除去する際は、処理され
るガス中に有機化合物が濃度1%以下で存在することが
好ましい。また処理されるガスの空間速度、温度等は特
に限定されないが、空間速度100〜500000hr
-1、温度100〜700℃であることが好ましい。
【0036】有機化合物を燃焼除去する際、ガス中に
水、酸素、水素、塩化水素、窒素酸化物、硫黄酸化物、
炭化水素、微粒子などを含んでいても構わない。
【0037】
【実施例】以下、実施例において本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるも
のではない。
【0038】実施例1<触媒1の調製> アルミナ(住友化学工業株式会社製 商品名「TA−1
311」)30gを、2.85mMのテトラアンミンジ
クロロ白金水溶液270ミリリットル中に投入し、80
℃で減圧乾燥し白金担持アルミナを得た。元素分析(I
CP)の結果、白金の含有量は0.5wt%であり、希
土類元素は検出されなかった。またアルミナの細孔の半
径の分布が極大値を示すところの細孔半径をaオングス
トロームとしたときに、a±25オングストロームの半
径を有する細孔の容積は、窒素吸着測定の結果、全体の
細孔容積の90%であった。
【0039】SiO2/Al23モル比15.7のモル
デナイト型ゼオライト(東ソー株式会社製商品名「HS
Z−620−HOA」)50gを2.26M酢酸ナトリ
ウム水溶液450ミリリットルに投入し、60℃で20
時間攪拌してイオン交換を行なった。スラリーを固液分
離後、ゼオライトケーキを2.26Mの塩化ナトリウム
水溶液450ミリリットルに投入して、再度60℃で2
0時間攪拌してイオン交換を行なった。固液分離後、濾
液から塩化物イオンが検出されなくなるまで純水で洗浄
し、110℃で20時間乾燥しナトリウム型モルデナイ
トを得た。
【0040】こうして得られたナトリウム型モルデナイ
ト10gと、先ほどの白金担持アルミナ10gとを十分
に混合し、触媒1とした。
【0041】実施例2<触媒2の調製> SiO2/Al23モル比15.7のモルデナイト型ゼ
オライト(東ソー株式会社製 商品名「HSZ−620
−HOA」)50gを1.13M酢酸カルシウム水溶液
450ミリリットルに投入し、60℃で20時間攪拌し
てイオン交換を行なった。スラリーを固液分離後、ゼオ
ライトケーキを1.13Mの塩化カルシウム水溶液45
0ミリリットルに投入して、再度60℃で20時間攪拌
してイオン交換を行なった。固液分離後、濾液から塩化
物イオンが検出されなくなるまで純水で洗浄し、110
℃で20時間乾燥しカルシウム型モルデナイトを得た。
【0042】こうして得られたカルシウム型モルデナイ
ト10gと、実施例1で得られた白金担持アルミナ10
gとを十分に混合し、触媒2とした。
【0043】実施例3<触媒3の調製> アルミナ(住友化学工業株式会社製 商品名「TA−1
311」)20gを、28.5mMのジニトロジアンミ
ン白金水溶液180ミリリットル中に投入し、30℃で
2時間攪拌した後、固液分離し純水で洗浄し、110℃
で20時間乾燥を行ない白金担持アルミナを得た。白金
の含有量は、元素分析(ICP)の結果4.3wt%で
あった。
【0044】こうして得られた白金担持アルミナ2g
と、実施例1で得られたナトリウム型モルデナイト8g
とを十分混合し、触媒3とした。
【0045】実施例4<触媒4の調製> ナトリウム型モルデナイトの重量を18gとした以外は
実施例3と同様に行い、触媒4とした。
【0046】実施例5<触媒5の調製> SiO2/Al23モル比40のZSM−5型ゼオライ
ト(東ソー株式会社製商品名「HSZ−840−NH
A」)50gを0.9M塩化ナトリウム水溶液450ミ
リリットルに投入し、60℃で20時間攪拌してイオン
交換を行なった。スラリーを固液分離後、ゼオライトケ
ーキを0.9Mの塩化ナトリウム水溶液450ミリリッ
トルに投入して、再度60℃で20時間攪拌してイオン
交換を行なった。固液分離後、濾液から塩化物イオンが
検出されなくなるまで純水で洗浄し、110℃で20時
間乾燥しナトリウム型ZSM−5を得た。
【0047】こうして得られたナトリウム型ZSM−5
の内8gと、実施例3で得られた白金担持アルミナ2g
とを十分に混合し、触媒5とした。
【0048】実施例6<触媒6の調製> SiO2/Al23モル比25.7のベータ型ゼオライ
ト(東ソー株式会社製商品名「HSZ−930−HO
A」)50gを0.69M酢酸カルシウム水溶液450
ミリリットルに投入し、60℃で20時間攪拌してイオ
ン交換を行なった。スラリーを固液分離後、ゼオライト
ケーキを0.69Mの塩化カルシウム水溶液450ミリ
リットルに投入して、再度60℃で20時間攪拌してイ
オン交換を行なった。固液分離後、濾液から塩化物イオ
ンが検出されなくなるまで純水で洗浄し、110℃で2
0時間乾燥しカルシウム型ベータを得た。
【0049】こうして得られたカルシウム型ベータ8g
と、実施例3で得られた白金担持アルミナ2gとを十分
に混合し、触媒6とした。
【0050】実施例7<触媒7の調製> 酸化チタン(堺化学工業株式会社製 商品名「SSP−
20」)20gを、2.85mMのテトラアンミンジク
ロロ白金水溶液180ミリリットル中に投入し、80℃
で減圧乾燥し白金担持酸化チタンを得た。白金の含有量
は、元素分析(ICP)の結果0.5wt%であった。
【0051】こうして得られた白金担持酸化チタン10
gと、実施例1で得られたナトリウム型モルデナイト1
0gとを十分に混合し、触媒7とした。
【0052】実施例8<触媒8の調製> 酸化ジルコニウム(東ソー株式会社製 商品名「TZ−
8Y」)20gを、2.85mMのテトラアンミンジク
ロロ白金水溶液180ミリリットル中に投入し、80℃
で減圧乾燥し白金担持酸化ジルコニウムを得た。白金の
含有量は、元素分析(ICP)の結果0.5wt%であ
った。
【0053】こうして得られた白金担持酸化ジルコニウ
ム10gと、実施例1で得られたナトリウム型モルデナ
イト10gとを十分に混合し、触媒8とした。
【0054】実施例9<触媒9の調製> 実施例1で得られた白金担持アルミナをそのまま触媒と
して用い、触媒9とした。
【0055】実施例10<触媒10の調製> アルミナ(住友化学工業株式会社製 商品名「AC−1
1K」)20gを、2.85mMのテトラアンミンジク
ロロ白金水溶液180ミリリットル中に投入し、80℃
で減圧乾燥し白金担持アルミナを得、触媒10とした。
元素分析(ICP)の結果、白金の含有量は0.5wt
%であり、希土類元素は検出されなかった。またアルミ
ナの細孔の半径の分布が極大値を示すところの細孔半径
をaオングストロームとしたときに、a±25オングス
トロームの半径を有する細孔の容積は、窒素吸着測定の
結果、全体の細孔容積の67%であった。
【0056】実施例11<触媒11の調製> アルミナ(日揮化学株式会社製 商品名「N613
N」)20gを、2.85mMのテトラアンミンジクロ
ロ白金水溶液180ミリリットル中に投入し、80℃で
減圧乾燥し白金担持アルミナを得、触媒11とした。元
素分析(ICP)の結果、白金の含有量は0.5wt%
であり、希土類元素は検出されなかった。またアルミナ
の細孔の半径の分布が極大値を示すところの細孔半径を
aオングストロームとしたときに、a±25オングスト
ロームの半径を有する細孔の容積は、窒素吸着測定の結
果、全体の細孔容積の92%であった。
【0057】実施例12<触媒12の調製> 実施例1で得られたナトリウム型モルデナイトおよび白
金担持アルミナを、混合することなく、ナトリウム型モ
ルデナイトを前段触媒、白金担持アルミナを後段触媒と
し、触媒12とした。
【0058】比較例1<比較触媒1の調製> 実施例1で得られたナトリウム型モルデナイトをそのま
ま触媒として用い、比較触媒1とした。
【0059】比較例2<比較触媒2の調製> 実施例2で得られたカルシウム型モルデナイトをそのま
ま触媒として用い、比較触媒2とした。
【0060】比較例3<比較触媒3の調製> 実施例5で得られたナトリウム型ZSM−5をそのまま
触媒として用い、比較触媒3とした。
【0061】比較例4<比較触媒4の調製> 実施例6で得られたカルシウム型ベータをそのまま触媒
として用い、比較触媒4とした。
【0062】比較例5<比較触媒5の調製> 実施例7で得られた白金担持酸化チタンをそのまま触媒
として用い、比較触媒5とした。
【0063】比較例6<比較触媒6の調製> 実施例8で得られた白金担持酸化ジルコニウムをそのま
ま触媒として用い、比較触媒6とした。
【0064】比較例7<比較触媒7の調製> アルミナ(触媒化成工業株式会社製 商品名「ACP−
1」)20gを、2.85mMのテトラアンミンジクロ
ロ白金水溶液180ミリリットル中に投入し、80℃で
減圧乾燥し白金担持アルミナを得、比較触媒7とした。
元素分析(ICP)の結果、白金の含有量は0.5wt
%であり、希土類元素は検出されなかった。またアルミ
ナの細孔の半径の分布が極大値を示すところの細孔半径
をaオングストロームとしたときに、a±25オングス
トロームの半径を有する細孔の容積は、窒素吸着測定の
結果、全体の細孔容積の49%であった。
【0065】比較例8<比較触媒8の調製> アルミナ(住友化学工業株式会社製 商品名「TA−2
311」)20gを、2.85mMのテトラアンミンジ
クロロ白金水溶液180ミリリットル中に投入し、80
℃で減圧乾燥し白金担持アルミナを得、比較触媒8とし
た。元素分析(ICP)の結果、白金の含有量は0.5
wt%であり、希土類元素としてランタン含有し、その
含有量は3wt%であった。またアルミナの細孔の半径
の分布が極大値を示すところの細孔半径をaオングスト
ロームとしたときに、a±25オングストロームの半径
を有する細孔の容積は、窒素吸着測定の結果、全体の細
孔容積の66%であった。
【0066】<触媒性能評価1>触媒1〜12および比
較触媒1〜8を打錠成型後破砕し、12〜20メッシュ
に整粒し、そのうち2ミリリットルを常圧固定床反応装
置に装填した。触媒12においては、前段触媒および後
段触媒を打錠成型後破砕し、12〜20メッシュに整粒
し、そのうちそれぞれ1ミリリットルを常圧固定床反応
装置に、ガス流の上流側に前段触媒、下流側に後段触媒
となる様に二段に装填した。空気流通下、500℃で1
時間前処理を施した後、400℃、及び450℃で表1
に示す組成のガスを360ミリリットル/分で流通さ
せ、各温度での定常活性を測定した。各温度での1,2
−ジクロロエタン(以下EDCとする)の残存濃度、副
生物である塩ビモノマー(以下VCMとする)の濃度、
および炭化水素の合計(以下THCとする)の濃度を表
2,3に示した。THC濃度は、EDC,VCMおよび
副生した他の炭化水素を含めた濃度を表す。
【0067】
【表1】
【0068】
【表2】
【0069】
【表3】
【0070】<触媒性能評価2>触媒6,触媒9および
比較触媒7を打錠成型後破砕し、12〜20メッシュに
整粒し、そのうち2ミリリットルを常圧固定床反応装置
に充填した。空気流通下500℃で1時間前処理を施し
た後、100℃に降温し表4に示す組成のガスを360
ミリリットル/分で流通させ、毎分10℃で昇温し、ガ
ス中の全炭化水素の転化率が50%,90%となる温度
を測定した。エチレンの転化率が50%,90%に到達
する温度を表5に示した。
【0071】
【表4】
【0072】
【表5】
【0073】
【発明の効果】表2,3,5の結果より、本発明の触媒
を用いることにより、有機化合物を含むガスから有機化
合物を、より低温で効率よく燃焼除去できる。従って本
発明は、環境保全上極めて有意義である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01J 29/44 B01D 53/36 ZABG Fターム(参考) 4D048 AA11 AA17 AA23 AB01 AB05 BA02X BA03X BA07X BA08X BA11X BA14X BA30X BA41X BB01 BB02 BB17 CC46 CC50 DA08 4G069 AA03 AA08 BA01A BA01B BA04B BA05B BA07A BA07B BB02A BB04A BC01A BC08A BC69A BC75B CA04 CA15 CA19 CD04 DA05 EA01Y EA02Y EA18 EC19 EE09 FA02 FB14 ZA01A ZA06B ZA11B ZA19B ZD01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】白金族元素を少なくとも1種以上含有した
    金属酸化物と、ゼオライトとの混合物からなることを特
    徴とする有機化合物燃焼除去触媒。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の有機化合物燃焼除去触媒
    において、白金族元素を少なくとも1種以上含有した金
    属酸化物と、ゼオライトとの混合比が、重量比で1:2
    0〜20:1であることを特徴とする有機化合物燃焼除
    去触媒。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の有機化合物燃焼
    除去触媒において、ゼオライトがIA族及び/またはI
    IA族のイオンで交換されたものであることを特徴とす
    る有機化合物燃焼除去触媒。
  4. 【請求項4】請求項1〜3いずれかに記載の有機化合物
    燃焼除去触媒において、金属酸化物がアルミナであり、
    かつアルミナの細孔半径の分布が極大値を示すところの
    細孔半径をaオングストロームとしたときに、a±25
    オングストロームの半径を有する細孔の容積が全細孔容
    積の65%以上であり、かつ希土類元素の含有量が1w
    t%以下のアルミナであることを特徴とする有機化合物
    燃焼除去触媒。
  5. 【請求項5】アルミナの細孔半径の分布が極大値を示す
    ところの細孔半径をaオングストロームとしたときに、
    a±25オングストロームの半径を有する細孔の容積が
    全細孔容積の65%以上であり、かつ希土類元素の含有
    量が1wt%以下のアルミナに、白金族元素を少なくと
    も1種以上含有させたことを特徴とする有機化合物燃焼
    除去触媒。
  6. 【請求項6】請求項1〜5いずれかに記載の有機化合物
    燃焼除去触媒を有機化合物と接触させることを特徴とす
    る有機化合物燃焼除去法。
  7. 【請求項7】請求項6に記載の有機化合物除去法におい
    て、有機化合物がハロゲン含有有機化合物であることを
    特徴とする有機化合物燃焼除去法。
  8. 【請求項8】請求項6または7に記載の有機化合物除去
    法において、有機化合物の蒸気圧が293.15Kにお
    いて0.01kPa以上であることを特徴とする有機化
    合物燃焼除去法。
  9. 【請求項9】請求項6〜8いずれかに記載の有機化合物
    燃焼除去法において、有機化合物が処理されるガス中に
    濃度1%以下で存在することを特徴とする有機化合物燃
    焼除去法。
  10. 【請求項10】請求項6〜9いずれかに記載の有機化合
    物燃焼除去法において、有機化合物が炭素数が2の炭化
    水素であることを特徴とする有機化合物燃焼除去法。
  11. 【請求項11】請求項6〜10いずれかに記載の有機化
    合物燃焼除去法において、有機化合物が炭素数が2の塩
    素化炭化水素であることを特徴とする有機化合物燃焼除
    去法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005094991A1 (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Nikki-Universal Co., Ltd. 排ガス浄化用触媒と排ガスの浄化方法
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