JPH0731879A - 触媒用担体とその製造方法、及びこれを用いた有機塩素化合物処理用触媒とその製造方法 - Google Patents
触媒用担体とその製造方法、及びこれを用いた有機塩素化合物処理用触媒とその製造方法Info
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- JPH0731879A JPH0731879A JP5200193A JP20019393A JPH0731879A JP H0731879 A JPH0731879 A JP H0731879A JP 5200193 A JP5200193 A JP 5200193A JP 20019393 A JP20019393 A JP 20019393A JP H0731879 A JPH0731879 A JP H0731879A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 有機塩素化合物を含有するガスを酸素と
水の存在下で触媒により分解除去するに際し、高分解効
率で且つ長期間活性を維持することができる触媒の提供
を目的とする。 【構成】 B2O3を3〜10重量%、SiO2を4〜1
9重量%含み、結晶形態がムライトとホウ酸アルミニウ
ム構造であり、かつ比表面積が100m2/g以上であるボ
リア−シリカ−アルミナ組成物から成る担体に0.1〜5
重量%となる貴金属あるいは貴金属と遷移金属とを活性
金属として担持させる。 【効果】 本発明の触媒を用いれば、高活性で長期
間にわたり有機塩素化合物を処理できる。
水の存在下で触媒により分解除去するに際し、高分解効
率で且つ長期間活性を維持することができる触媒の提供
を目的とする。 【構成】 B2O3を3〜10重量%、SiO2を4〜1
9重量%含み、結晶形態がムライトとホウ酸アルミニウ
ム構造であり、かつ比表面積が100m2/g以上であるボ
リア−シリカ−アルミナ組成物から成る担体に0.1〜5
重量%となる貴金属あるいは貴金属と遷移金属とを活性
金属として担持させる。 【効果】 本発明の触媒を用いれば、高活性で長期
間にわたり有機塩素化合物を処理できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は有機塩素化合物を処理す
るための触媒に関し、詳しくは、有機塩素化合物中の塩
素を接触分解処理せしめるための触媒に関する。
るための触媒に関し、詳しくは、有機塩素化合物中の塩
素を接触分解処理せしめるための触媒に関する。
【0002】
【従来の技術】トリクロロエチレン、テトラクロロエチ
レン等の有機塩素化合物は、金属の脱脂工程やドライク
リ−ニング工程等に幅広く用いられている。しかし、有
機塩素化合物は発癌性物質であるために、大気中への排
出あるいは地下水、土壌等への溶出による汚染が問題に
なっており、廃液等の無害化処理技術の開発が望まれて
いる。
レン等の有機塩素化合物は、金属の脱脂工程やドライク
リ−ニング工程等に幅広く用いられている。しかし、有
機塩素化合物は発癌性物質であるために、大気中への排
出あるいは地下水、土壌等への溶出による汚染が問題に
なっており、廃液等の無害化処理技術の開発が望まれて
いる。
【0003】大気中や廃液中の有機塩素化合物を除去す
る方法としては、例えば活性炭あるいはゼオライトに吸
着させる法が知られている。そして、このようにして回
収した有機塩素化合物を無害化する方法として種々の方
法が検討され、提案されている。例えば有機塩素化合物
を800℃以上の高温で燃焼させる熱分解法、有機塩素
化合物に紫外線を照射し、プラズマ中で有機塩素化合物
を分解する法などである。しかし、これらの方法は何れ
も大がかりな装置を必要とし、且つ処理コストも高くな
る。
る方法としては、例えば活性炭あるいはゼオライトに吸
着させる法が知られている。そして、このようにして回
収した有機塩素化合物を無害化する方法として種々の方
法が検討され、提案されている。例えば有機塩素化合物
を800℃以上の高温で燃焼させる熱分解法、有機塩素
化合物に紫外線を照射し、プラズマ中で有機塩素化合物
を分解する法などである。しかし、これらの方法は何れ
も大がかりな装置を必要とし、且つ処理コストも高くな
る。
【0004】これに対して触媒の存在下で分解・燃焼さ
せる接触分解法は簡便な方法であるため最近有機塩素化
合物を分解し無害化する技術として特に注目を集めてき
ている。例えば、有機塩素化合物を400〜500℃程
度の温度で水蒸気と酸素の存在下で、アルミナ、シリ
カ、ゼオライト、チタニア、ジルコニア等の酸化物を単
独あるいは組み合わせて用いて得た酸化物担体に銅、ク
ロム、鉄、白金、パラジウム等の酸化活性の高い金属を
活性金属として担持させた触媒と接触させ分解処理する
方法である。
せる接触分解法は簡便な方法であるため最近有機塩素化
合物を分解し無害化する技術として特に注目を集めてき
ている。例えば、有機塩素化合物を400〜500℃程
度の温度で水蒸気と酸素の存在下で、アルミナ、シリ
カ、ゼオライト、チタニア、ジルコニア等の酸化物を単
独あるいは組み合わせて用いて得た酸化物担体に銅、ク
ロム、鉄、白金、パラジウム等の酸化活性の高い金属を
活性金属として担持させた触媒と接触させ分解処理する
方法である。
【0005】触媒を用いる場合、一般にガス系の反応で
は高いSV(単位時間当りのガス流量/触媒の体積)、
速いLV(線速度)の条件下で反応が行われており、該
反応に用いる触媒の比表面積は大きいほど望ましいとさ
れている。また、反応物質が有機塩素化合物であり、反
応生成物として塩酸が生成するため、耐酸性、特に耐塩
酸性が優れていることが重要となる。しかし、前記の担
体用として用いる酸化物の中で、耐酸性に対して優れて
いるものはチタニア、ジルコニアのみである。しかし、
チタニアやジルコニアで調整された触媒用担体は通常比
表面積が小さく、そのため初期活性は高いものの長期間
活性を維持することができないという問題があった。こ
のため、耐酸性を有し、且つ高比表面積を有する有機塩
素化合物の接触分解触媒用として適した触媒用担体の開
発が望まれている。
は高いSV(単位時間当りのガス流量/触媒の体積)、
速いLV(線速度)の条件下で反応が行われており、該
反応に用いる触媒の比表面積は大きいほど望ましいとさ
れている。また、反応物質が有機塩素化合物であり、反
応生成物として塩酸が生成するため、耐酸性、特に耐塩
酸性が優れていることが重要となる。しかし、前記の担
体用として用いる酸化物の中で、耐酸性に対して優れて
いるものはチタニア、ジルコニアのみである。しかし、
チタニアやジルコニアで調整された触媒用担体は通常比
表面積が小さく、そのため初期活性は高いものの長期間
活性を維持することができないという問題があった。こ
のため、耐酸性を有し、且つ高比表面積を有する有機塩
素化合物の接触分解触媒用として適した触媒用担体の開
発が望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたものであり、トリクロロエチレン、テトラ
クロロエチレン等の有機塩素化合物を含有するガスを酸
素と水の存在下で触媒により分解除去するに際し、高分
解効率で且つ長期間活性を維持することができる触媒の
提供を目的とする。
みてなされたものであり、トリクロロエチレン、テトラ
クロロエチレン等の有機塩素化合物を含有するガスを酸
素と水の存在下で触媒により分解除去するに際し、高分
解効率で且つ長期間活性を維持することができる触媒の
提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の触媒用担体は、ホウ素をB2O3として3〜10重量
%、シリカをSiO2として4〜19重量%含み、結晶形
態がムライトとホウ酸アルミニウム構造であり、かつ比
表面積が100m2/g以上であるボリア−シリカ−アルミ
ナ組成物から成る担体であり、本発明の触媒は該担体に
対して0.1〜5重量%となる貴金属あるいは貴金属と遷
移金属とを活性金属として担持させたものである。そし
て、本発明の方法は硫酸アルミニウム水溶液とアルミン
酸ナトリウム水溶液を混合し、得たスラリーにSiO2
を含む水溶液を滴下してシリカ−アルミナ混合水和物を
得、濾過・洗浄してシリカ−アルミナ水和物ケ−キを
得、該シリカ−アルミナ水和物ケ−キにホウ酸を加え加
熱捏和し、成型し、乾燥し、焼成して本発明の触媒用担
体を得る方法において、焼成温度が1000〜1100℃とする
ものであり、本発明の触媒の製造方法は前記方法により
得た触媒用担体に該担体に対して0.1〜5重量%となる
貴金属あるいは貴金属と遷移金属とを含む溶液を含浸さ
せ、次いで400〜600℃で焼成して前記本発明の触媒を得
る方法において、前記担体を得るための焼成温度が1000
〜1100℃であることを特徴とするものである。
明の触媒用担体は、ホウ素をB2O3として3〜10重量
%、シリカをSiO2として4〜19重量%含み、結晶形
態がムライトとホウ酸アルミニウム構造であり、かつ比
表面積が100m2/g以上であるボリア−シリカ−アルミ
ナ組成物から成る担体であり、本発明の触媒は該担体に
対して0.1〜5重量%となる貴金属あるいは貴金属と遷
移金属とを活性金属として担持させたものである。そし
て、本発明の方法は硫酸アルミニウム水溶液とアルミン
酸ナトリウム水溶液を混合し、得たスラリーにSiO2
を含む水溶液を滴下してシリカ−アルミナ混合水和物を
得、濾過・洗浄してシリカ−アルミナ水和物ケ−キを
得、該シリカ−アルミナ水和物ケ−キにホウ酸を加え加
熱捏和し、成型し、乾燥し、焼成して本発明の触媒用担
体を得る方法において、焼成温度が1000〜1100℃とする
ものであり、本発明の触媒の製造方法は前記方法により
得た触媒用担体に該担体に対して0.1〜5重量%となる
貴金属あるいは貴金属と遷移金属とを含む溶液を含浸さ
せ、次いで400〜600℃で焼成して前記本発明の触媒を得
る方法において、前記担体を得るための焼成温度が1000
〜1100℃であることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明は結晶形態がムライトとホウ酸アルミニ
ウム構造とを有する複合酸化物を触媒用担体として用い
た場合、該担体が極めて高い耐酸性を示すことによりな
されたものである。
ウム構造とを有する複合酸化物を触媒用担体として用い
た場合、該担体が極めて高い耐酸性を示すことによりな
されたものである。
【0009】本発明の触媒用担体が塩化水素に対して優
れた耐酸性を有するのは、ボリア−シリカ−アルミナ複
合酸化物がムライト(Al6Si2O13)構造とホウ酸ア
ルミニウム(Al18B4O33)構造との共に斜方晶系の
結晶構造を採る二つの複合酸化物から形成されており、
過剰のアルミナがムライト中に固溶し、この過剰なアル
ミナ骨格にボリアが均一に配置されて、ホウ酸アルミニ
ウム相が形成されることにより、耐酸性が発現されるも
のと考えられる。本発明の触媒用担体において、ホウ素
をB2O3として3〜10重量%、シリカをSiO2として
4〜19重量%含むようにするのは、この範囲外では該担
体の結晶構造が前記ムライトとホウ酸アルミニウムとい
った構造を採らないからである。また、触媒用担体の比
表面積が100m2/g以上とするのは、高活性を達成する
ためである。
れた耐酸性を有するのは、ボリア−シリカ−アルミナ複
合酸化物がムライト(Al6Si2O13)構造とホウ酸ア
ルミニウム(Al18B4O33)構造との共に斜方晶系の
結晶構造を採る二つの複合酸化物から形成されており、
過剰のアルミナがムライト中に固溶し、この過剰なアル
ミナ骨格にボリアが均一に配置されて、ホウ酸アルミニ
ウム相が形成されることにより、耐酸性が発現されるも
のと考えられる。本発明の触媒用担体において、ホウ素
をB2O3として3〜10重量%、シリカをSiO2として
4〜19重量%含むようにするのは、この範囲外では該担
体の結晶構造が前記ムライトとホウ酸アルミニウムとい
った構造を採らないからである。また、触媒用担体の比
表面積が100m2/g以上とするのは、高活性を達成する
ためである。
【0010】本発明に用いる活性金属としての貴金属は
白金、パラジウム、ルテニウム等の貴金属であり、遷移
金属は銅、クロム、コバルト等の遷移金属である。活性
金属は貴金属単独で用いても良く、貴金属と遷移金属と
を混合して用いても良い。活性金属の担持量を担体重量
の0.1〜5重量%の範囲とするのは、この範囲より担持
量が少ないと十分な活性が得られず、多く担持しても活
性向上に対するさらなる効果が得られず、経済性を損な
うからである。
白金、パラジウム、ルテニウム等の貴金属であり、遷移
金属は銅、クロム、コバルト等の遷移金属である。活性
金属は貴金属単独で用いても良く、貴金属と遷移金属と
を混合して用いても良い。活性金属の担持量を担体重量
の0.1〜5重量%の範囲とするのは、この範囲より担持
量が少ないと十分な活性が得られず、多く担持しても活
性向上に対するさらなる効果が得られず、経済性を損な
うからである。
【0011】本発明の触媒用担体、及び触媒を得るに
は、基本的には特開平3−217232号公報に記載されてい
る硫酸アルミニウム水溶液とアルミ酸ナトリウム水溶液
を混合し、加水分解し、生成したアルミナ水和物スラリ
−に所定量の珪酸ナトリウム水溶液を添加して、濾過・
洗浄しシリカ−アルミナ水和物を得、該水和物に所定量
のホウ酸水溶液を添加し、成型可能な水分まで捏和して
所望の形状に成型した後、乾燥し、次いで焼成して触媒
用担体を得る方法を流用でき、得られた触媒用担体に活
性金属として、該担体に対して0.15〜5重量%となる貴
金属を単独あるいは貴金属と遷移金属と併せて含む溶液
を含浸させ、80〜110℃の温度で乾燥し、得た乾燥物を4
00〜600℃の温度で焼成して触媒を製造する方法が適用
できる。
は、基本的には特開平3−217232号公報に記載されてい
る硫酸アルミニウム水溶液とアルミ酸ナトリウム水溶液
を混合し、加水分解し、生成したアルミナ水和物スラリ
−に所定量の珪酸ナトリウム水溶液を添加して、濾過・
洗浄しシリカ−アルミナ水和物を得、該水和物に所定量
のホウ酸水溶液を添加し、成型可能な水分まで捏和して
所望の形状に成型した後、乾燥し、次いで焼成して触媒
用担体を得る方法を流用でき、得られた触媒用担体に活
性金属として、該担体に対して0.15〜5重量%となる貴
金属を単独あるいは貴金属と遷移金属と併せて含む溶液
を含浸させ、80〜110℃の温度で乾燥し、得た乾燥物を4
00〜600℃の温度で焼成して触媒を製造する方法が適用
できる。
【0012】しかしながら、本発明の方法の特徴は触媒
用担体を得るための焼成温度を1000〜1100℃と限定する
ことにある。すなわち、前記公報記載の方法では焼成温
度は1200℃以上の高温度で焼成することにより耐熱性を
得ようとするものであり、1200℃未満での焼成温度が及
ぼす効果には何等触れていない。本発明の方法はこの触
媒用担体を得るための焼成温度を1000〜1100℃の範囲に
限定することにより触媒用担体の結晶形態をムライトと
ホウ酸アルミニウム構造とし、かつ比表面積を100m2/
g以上とすることを可能としたものである。すなわち、
1000℃以下の焼成温度ではムライトとホウ酸アルミニウ
ム構造とからなる担体が得られず、1100℃以上の焼成温
度では比表面積が減少し活性の低下を来すからである。
用担体を得るための焼成温度を1000〜1100℃と限定する
ことにある。すなわち、前記公報記載の方法では焼成温
度は1200℃以上の高温度で焼成することにより耐熱性を
得ようとするものであり、1200℃未満での焼成温度が及
ぼす効果には何等触れていない。本発明の方法はこの触
媒用担体を得るための焼成温度を1000〜1100℃の範囲に
限定することにより触媒用担体の結晶形態をムライトと
ホウ酸アルミニウム構造とし、かつ比表面積を100m2/
g以上とすることを可能としたものである。すなわち、
1000℃以下の焼成温度ではムライトとホウ酸アルミニウ
ム構造とからなる担体が得られず、1100℃以上の焼成温
度では比表面積が減少し活性の低下を来すからである。
【0013】このようにして製造された本発明の有機塩
素化合物処理用触媒は、金属の脱脂工程やドライクリ−
ニング工程等から排出される排ガス、廃液等の有機塩素
化合物を酸化分解して無害化するための有効な触媒であ
る。
素化合物処理用触媒は、金属の脱脂工程やドライクリ−
ニング工程等から排出される排ガス、廃液等の有機塩素
化合物を酸化分解して無害化するための有効な触媒であ
る。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例について述べる。 (実施例1) (1) 触媒用担体の調製 内容積100lの撹拌機付きステンレス反応槽に水49.5l
を入れ、これにAl2O3として774gを含む硫酸アルミ
ニウム水溶液9540gを、加え、70℃まで加温し、保持
し、撹拌しつつAl2O3として1275gを含むアルミン酸
ナトリウム水溶液を滴下してpH9.0のアルミナ水和物
スラリ−を得た。次に該スラリ−を30分間熟成した後、
該スラリ−に濃度30%の硝酸50gを加えpHを6.4と
し、次いで、撹拌しつつSiO2として255gを含む珪酸
ナトリウム水溶液1820gを滴下して、pHが8.5のシリ
カ−アルミナ混合水和物を得、次いで該スラリ−を30分
間熟成した後、濾過・洗浄して、SiO2として11.0重
量%、Na2Oとして0.1重量%、SO4として0.5重量%
含むシリカ−アルミナ水和物ケ−キを得た。
を入れ、これにAl2O3として774gを含む硫酸アルミ
ニウム水溶液9540gを、加え、70℃まで加温し、保持
し、撹拌しつつAl2O3として1275gを含むアルミン酸
ナトリウム水溶液を滴下してpH9.0のアルミナ水和物
スラリ−を得た。次に該スラリ−を30分間熟成した後、
該スラリ−に濃度30%の硝酸50gを加えpHを6.4と
し、次いで、撹拌しつつSiO2として255gを含む珪酸
ナトリウム水溶液1820gを滴下して、pHが8.5のシリ
カ−アルミナ混合水和物を得、次いで該スラリ−を30分
間熟成した後、濾過・洗浄して、SiO2として11.0重
量%、Na2Oとして0.1重量%、SO4として0.5重量%
含むシリカ−アルミナ水和物ケ−キを得た。
【0015】次に、該シリカ−アルミナ水和物ケ−キ25
00g(SiO2−Al2O3として450g)にホウ酸42g
(B2O3として23.7g)を加えて加温ジャケット付きニ
−ダ−中で加熱捏和し、B2O3−SiO2−Al2O3濃
度として39重量%の可塑性のある捏和物を得た。この捏
和物を直径1.5mmのダイスを有する押出し成型機により
成型し、110℃で18時間乾燥し、電気炉で1000℃、及び1
100℃でそれぞれ3時間焼成してB2O3として5%、S
iO2として10.5重量%含むボリア−シリカ−アルミナ
触媒用担体Aと担体Bとを得た。また、前記シリカ−ア
ルミナ水和物ケ−キ2500g(SiO2−Al2O3として4
50g)にホウ酸88.5g(B2O3として50.0g)を加えた
こと以外ボリア−シリカ−アルミナ触媒用担体Aを得た
方法とほぼ同様の方法でB2O3として10重量%、SiO
2として9.9重量%含むボリア−シリカ−アルミナ触媒用
担体Cを得た。
00g(SiO2−Al2O3として450g)にホウ酸42g
(B2O3として23.7g)を加えて加温ジャケット付きニ
−ダ−中で加熱捏和し、B2O3−SiO2−Al2O3濃
度として39重量%の可塑性のある捏和物を得た。この捏
和物を直径1.5mmのダイスを有する押出し成型機により
成型し、110℃で18時間乾燥し、電気炉で1000℃、及び1
100℃でそれぞれ3時間焼成してB2O3として5%、S
iO2として10.5重量%含むボリア−シリカ−アルミナ
触媒用担体Aと担体Bとを得た。また、前記シリカ−ア
ルミナ水和物ケ−キ2500g(SiO2−Al2O3として4
50g)にホウ酸88.5g(B2O3として50.0g)を加えた
こと以外ボリア−シリカ−アルミナ触媒用担体Aを得た
方法とほぼ同様の方法でB2O3として10重量%、SiO
2として9.9重量%含むボリア−シリカ−アルミナ触媒用
担体Cを得た。
【0016】次いで、前記の方法と同様にして得られた
アルミナ水和物スラリ−に添加するSiO2溶液をSi
O2として14重量%含む珪酸ナトリウム水溶液771g(ア
ルミナ水和物スラリ−中のAi2O3に対してSiO2と
して5重量%)、及び3659g(アルミナ水和物スラリ−
中のAi2O3に対してSiO2として20重量%)とし
た以外は触媒用担体Aを得た方法と同様の方法でB2O3
として5重量%、SiO2として4.8重量%含むボリア−
シリカ−アルミナ触媒用担体DとB2O3として5重量
%、SiO2として19.0重量%を含むボリア−シリカ−
アルミナ触媒用担体Eを得た。
アルミナ水和物スラリ−に添加するSiO2溶液をSi
O2として14重量%含む珪酸ナトリウム水溶液771g(ア
ルミナ水和物スラリ−中のAi2O3に対してSiO2と
して5重量%)、及び3659g(アルミナ水和物スラリ−
中のAi2O3に対してSiO2として20重量%)とし
た以外は触媒用担体Aを得た方法と同様の方法でB2O3
として5重量%、SiO2として4.8重量%含むボリア−
シリカ−アルミナ触媒用担体DとB2O3として5重量
%、SiO2として19.0重量%を含むボリア−シリカ−
アルミナ触媒用担体Eを得た。
【0017】得られた触媒用担体A、B、C、D、Eの
比表面積はそれぞれ125m2/g、103m2/g、117m2/
g、108m2/g、119m2/gであり、結晶形態をX線回析
で調べたところいずれもムライト構造とホウ酸アルミニ
ウム構造との2つの複合酸化物で形成されていた。
比表面積はそれぞれ125m2/g、103m2/g、117m2/
g、108m2/g、119m2/gであり、結晶形態をX線回析
で調べたところいずれもムライト構造とホウ酸アルミニ
ウム構造との2つの複合酸化物で形成されていた。
【0018】(2) 耐酸テスト 500mlのビ−カ−に純水400mlを加え、80℃に加温し、保
持し、撹拌しながら触媒用担体Aを100メッシュ以下に
粉砕し、得た粉体を60gと濃度36%の塩酸27mlを加えて
pH0.1のスラリ−とし、撹拌しつつ10時間保持した後
冷却し、次いで該スラリ−を濾過し、純水で塩素分が完
全に除去されるまで洗浄し、110℃で15時間乾燥し、100
0℃で2時間焼成し比表面積を測定した。得られた比表
面積は124m2/gであり、ほとんど変化していなかっ
た。次いで、触媒用担体Cを用いて同様の処理を行い、
処理後の比表面積を測定したところ比表面積は117m2/
gであり変化していなかった。
持し、撹拌しながら触媒用担体Aを100メッシュ以下に
粉砕し、得た粉体を60gと濃度36%の塩酸27mlを加えて
pH0.1のスラリ−とし、撹拌しつつ10時間保持した後
冷却し、次いで該スラリ−を濾過し、純水で塩素分が完
全に除去されるまで洗浄し、110℃で15時間乾燥し、100
0℃で2時間焼成し比表面積を測定した。得られた比表
面積は124m2/gであり、ほとんど変化していなかっ
た。次いで、触媒用担体Cを用いて同様の処理を行い、
処理後の比表面積を測定したところ比表面積は117m2/
gであり変化していなかった。
【0019】(3) 触媒の調製 前記担体の調製で得た触媒用担体A、B、C、D、Eの
それぞれ100gにシス−ジニトロジアミン白金(II)塩
(Ptとして60.7重量%)1.7gを水60mlに溶解した溶
液を含浸させ、110℃で15時間乾燥し、次いで500℃で2
時間焼成して各触媒AC、BC、CC、DC、ECを得た。その性
状を表1に示す。次いで、触媒用担体A100gに硝酸コ
バルト六水和物1.2gとシス−ジニトロジアミン白金(I
I)塩(Ptとして60.7重量%)1.2gを水60mlに溶解し
た溶液を含浸させ、100℃で15時間乾燥し、次いで500℃
で2時間焼成して触媒FCを得た。その性状を表1に併せ
示した。
それぞれ100gにシス−ジニトロジアミン白金(II)塩
(Ptとして60.7重量%)1.7gを水60mlに溶解した溶
液を含浸させ、110℃で15時間乾燥し、次いで500℃で2
時間焼成して各触媒AC、BC、CC、DC、ECを得た。その性
状を表1に示す。次いで、触媒用担体A100gに硝酸コ
バルト六水和物1.2gとシス−ジニトロジアミン白金(I
I)塩(Ptとして60.7重量%)1.2gを水60mlに溶解し
た溶液を含浸させ、100℃で15時間乾燥し、次いで500℃
で2時間焼成して触媒FCを得た。その性状を表1に併せ
示した。
【0020】(4) 活性評価 前記の触媒AC乃至FCについて、それぞれを破砕してふる
い分け、500〜840μの範囲の粒度のものを得、それぞれ
触媒充填量10mlの固定床流通反応装置を用い、反応ガス
温度500℃でトリクロロエチレン:0.03ml/min, 水:
0.043ml/min,空気:500ml/min, SV:5000H-1の流
速で触媒層を通過せしめ、処理ガスの分析は株式会社島
津製作所製ガスクロマトグラフを用いてガスクロマト法
により分析した。反応を開始100時間後の活性評価結果
を表1に併せ示した。
い分け、500〜840μの範囲の粒度のものを得、それぞれ
触媒充填量10mlの固定床流通反応装置を用い、反応ガス
温度500℃でトリクロロエチレン:0.03ml/min, 水:
0.043ml/min,空気:500ml/min, SV:5000H-1の流
速で触媒層を通過せしめ、処理ガスの分析は株式会社島
津製作所製ガスクロマトグラフを用いてガスクロマト法
により分析した。反応を開始100時間後の活性評価結果
を表1に併せ示した。
【0021】(比較例1) (1) 触媒用担体の調整 実施例1で得たシリカ−アルミナ水和物ケ−キ2500
g(SiO2−A2O3として450g)にホウ酸を16.2
g(B2O3として9.2g)、及び141.0g(B2O3として
79.4g)と加えたこと以外実施例1の触媒用担体の調整
方法と同様にして触媒用担体GとHとを得た。触媒用担
体G中のB2O3は2重量%、SiO2は10.8重量%であ
り、触媒用担体H中のB2O3は15重量%、SiO2は9.4
重量%含であった。
g(SiO2−A2O3として450g)にホウ酸を16.2
g(B2O3として9.2g)、及び141.0g(B2O3として
79.4g)と加えたこと以外実施例1の触媒用担体の調整
方法と同様にして触媒用担体GとHとを得た。触媒用担
体G中のB2O3は2重量%、SiO2は10.8重量%であ
り、触媒用担体H中のB2O3は15重量%、SiO2は9.4
重量%含であった。
【0022】また、得られた触媒用担体G、Hの比表面
積はそれぞれ96m2/g、88m2/gであり、結晶形態をX
線回析で調べたところ触媒用担体Gは、ムライト構造と
ホウ酸アルミニウム構造の複合酸化物とθ−アルミナ構
造で形成されており、触媒用担体Hは、ムライト構造と
ホウ酸アルミニウム構造の複合酸化物と酸化ホウ素構造
で形成されていた。
積はそれぞれ96m2/g、88m2/gであり、結晶形態をX
線回析で調べたところ触媒用担体Gは、ムライト構造と
ホウ酸アルミニウム構造の複合酸化物とθ−アルミナ構
造で形成されており、触媒用担体Hは、ムライト構造と
ホウ酸アルミニウム構造の複合酸化物と酸化ホウ素構造
で形成されていた。
【0023】(2) 耐酸テスト 実施例1と同様にして触媒用担体GとHとの耐酸テスト
を行った。その結果、触媒用担体GとHの比表面積はそ
れぞれ87m2/g、79m2/gであり、何れも減少してお
り、本発明の範囲外の組成においては耐酸性が不十分で
あることがわかった。
を行った。その結果、触媒用担体GとHの比表面積はそ
れぞれ87m2/g、79m2/gであり、何れも減少してお
り、本発明の範囲外の組成においては耐酸性が不十分で
あることがわかった。
【0024】(3) 触媒の調製 触媒用担体GとHとを用いて実施例1と同様にして触媒
GCとHCとを得た。その性状を表1に併せ示した。
GCとHCとを得た。その性状を表1に併せ示した。
【0025】(4) 活性評価 実施例1と同様にして触媒GCとHC活性評価を行い、結果
を表1に併せ示した。
を表1に併せ示した。
【0026】表1より、ボリア−シリカ−アルミナ触媒
用担体の組成が本発明の範囲外である触媒GC、HCについ
てはトリクロロエチレンの処理率が低いことが明らかで
ある。また、触媒FCは白金とコバルトとを担持した触媒
であるが、活性金属として貴金属と遷移金属を担持する
ことでもトリクロロエチレンの処理効率が高いことも明
らかである。
用担体の組成が本発明の範囲外である触媒GC、HCについ
てはトリクロロエチレンの処理率が低いことが明らかで
ある。また、触媒FCは白金とコバルトとを担持した触媒
であるが、活性金属として貴金属と遷移金属を担持する
ことでもトリクロロエチレンの処理効率が高いことも明
らかである。
【0027】
【0028】
【発明の効果】本発明の方法により得られた本発明の触
媒を用いれば、高活性で長期間にわたり有機塩素化合物
を処理できる。そのため本発明の触媒は金属の脱脂工程
やドライクリ−ニング工程等から排出される排ガス、廃
液等に含まれる有機塩素化合物の酸化分解による無害化
が実現でき、環境汚染防止対策上きわめて有効である。
媒を用いれば、高活性で長期間にわたり有機塩素化合物
を処理できる。そのため本発明の触媒は金属の脱脂工程
やドライクリ−ニング工程等から排出される排ガス、廃
液等に含まれる有機塩素化合物の酸化分解による無害化
が実現でき、環境汚染防止対策上きわめて有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01J 32/00 ZAB
Claims (4)
- 【請求項1】 ホウ素をB2O3として3〜10重量%、
シリカをSiO2として4〜19重量%含み、結晶形態が
ムライトとホウ酸アルミニウム構造であり、かつ比表面
積が100m2/g以上であるボリア−シリカ−アルミナ組
成物から成る触媒用担体。 - 【請求項2】 硫酸アルミニウム水溶液とアルミン酸
ナトリウム水溶液を混合し、得たスラリーにSiO2を
含む水溶液を滴下してシリカ−アルミナ混合水和物を
得、濾過・洗浄してシリカ−アルミナ水和物ケ−キを
得、該シリカ−アルミナ水和物ケ−キにホウ酸を加え加
熱捏和し、成型し、乾燥し、焼成して請求項1記載の触
媒用担体を得る方法において、焼成温度を1000〜1100℃
とすることを特徴とする触媒用担体の製造方法。 - 【請求項3】 ホウ素をB2O3として3〜10重量%、
シリカをSiO2として4〜19重量%含み、結晶形態が
ムライトとホウ酸アルミニウム構造であり、かつ比表面
積が100m2/g以上であるボリア−シリカ−アルミナ組
成物から成る担体に、該担体に対して0.1〜5重量%と
なる貴金属あるいは貴金属と遷移金属とを活性金属とし
て担持させたことを特徴とする有機塩素化合物処理用触
媒。 - 【請求項4】請求項1記載の触媒用担体に該担体に対し
て0.1〜5重量%となる貴金属あるいは貴金属と遷移金
属とを含む溶液を含浸させ、次いで400〜600℃で焼成し
て前記本発明の触媒を得ことを特徴とする有機塩素化合
物処理用触媒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5200193A JP2903960B2 (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 有機塩素化合物を処理するための触媒用担体の製造方法及び得られた担体を用いた触媒並びにその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5200193A JP2903960B2 (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 有機塩素化合物を処理するための触媒用担体の製造方法及び得られた担体を用いた触媒並びにその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0731879A true JPH0731879A (ja) | 1995-02-03 |
JP2903960B2 JP2903960B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=16420351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5200193A Expired - Lifetime JP2903960B2 (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | 有機塩素化合物を処理するための触媒用担体の製造方法及び得られた担体を用いた触媒並びにその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2903960B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012005375A1 (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-12 | 三井金属鉱業株式会社 | 排気ガス浄化用触媒及びその製造方法 |
WO2013098987A1 (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-04 | 三井金属鉱業株式会社 | 排気ガス浄化用触媒のための担体、排気ガス浄化用触媒及びその製造方法 |
JPWO2013098987A1 (ja) * | 2011-12-28 | 2015-04-30 | 三井金属鉱業株式会社 | 排気ガス浄化用触媒及びその製造方法並びに排気ガス浄化用触媒構成体 |
WO2015083498A1 (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 三井金属鉱業株式会社 | 排気ガス浄化用触媒及び排気ガス浄化用触媒構成体 |
-
1993
- 1993-07-21 JP JP5200193A patent/JP2903960B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012005375A1 (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-12 | 三井金属鉱業株式会社 | 排気ガス浄化用触媒及びその製造方法 |
JP2012016685A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-26 | Mitsui Mining & Smelting Co Ltd | 排気ガス浄化用触媒及びその製造方法 |
WO2013098987A1 (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-04 | 三井金属鉱業株式会社 | 排気ガス浄化用触媒のための担体、排気ガス浄化用触媒及びその製造方法 |
JPWO2013098987A1 (ja) * | 2011-12-28 | 2015-04-30 | 三井金属鉱業株式会社 | 排気ガス浄化用触媒及びその製造方法並びに排気ガス浄化用触媒構成体 |
WO2015083498A1 (ja) * | 2013-12-04 | 2015-06-11 | 三井金属鉱業株式会社 | 排気ガス浄化用触媒及び排気ガス浄化用触媒構成体 |
JPWO2015083498A1 (ja) * | 2013-12-04 | 2017-03-16 | 三井金属鉱業株式会社 | 排気ガス浄化用触媒及び排気ガス浄化用触媒構成体 |
US9713805B2 (en) | 2013-12-04 | 2017-07-25 | Mitsui Mining & Smelting Co., Ltd. | Exhaust gas purification catalyst and exhaust gas purification catalyst structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2903960B2 (ja) | 1999-06-14 |
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