JP2000236974A - 配膳車 - Google Patents

配膳車

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JP2000236974A
JP2000236974A JP4390599A JP4390599A JP2000236974A JP 2000236974 A JP2000236974 A JP 2000236974A JP 4390599 A JP4390599 A JP 4390599A JP 4390599 A JP4390599 A JP 4390599A JP 2000236974 A JP2000236974 A JP 2000236974A
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JP
Japan
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insect
refrigerator
wheel
catering
vehicle body
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JP4390599A
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English (en)
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Hisashi Tsutsui
久之 筒井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 食事を載置した複数のトレーTを内部に配置
可能な温蔵庫14と冷蔵庫16とを形成し、車両本体1
0の下部にモーターにより駆動される走行用の車輪20
を設けて形成される自走式の配膳車であって、ごきぶり
等の虫が配膳車の内部に侵入しにくく、衛生度が優れ且
つ安全性に優れた配膳車を提供する。 【解決手段】 車輪20,21の近傍に、虫返し板等の
虫よけ手段22を設け、虫の侵入を妨げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食事を配るときに
使用する自走式の配膳車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院や学校等で各部屋に食事を配る場
合、主食や副食、デザート等をそれぞれ盛り付けた食器
をトレーの上に並べた後、このトレーを配膳車内に複数
収納し、配膳車を走行させて各部屋を回りながら、配膳
車からトレーを取り出して食事を配ることが行われてい
る。
【0003】この配膳車としては、例えば図1(a)に
示すような、配膳車の車両本体10の側面に扉12(図
は左側の扉12を開き、右側の扉12を閉じた状態を示
す)を設けて、側面を開閉自在に形成すると共に、車両
本体10内を仕切板15で仕切って、食器等を並べた複
数のトレーTを内部に配置可能な温蔵庫14と冷蔵庫1
6とを形成し、車両本体10の下部にモーターにより駆
動される走行用の車輪20を設けた、保温と保冷の機能
を有する自走式の配膳車が提供されている(例えば、特
開平10−71026号)。
【0004】温蔵庫14や冷蔵庫16の内部には、配膳
が終了した後でも収納した食事の臭い等が残るため、ご
きぶり等の虫が集まりやすく、温蔵庫14や冷蔵庫16
の内部に侵入する場合があり不衛生であるという問題
や、モーター等に電力を供給する電装盤等に虫が侵入し
た場合、ショートを引き起こす恐れがあり、危険である
という問題があった。そのため、虫が配膳車の内部に侵
入しにくく、衛生度が優れ且つ安全性に優れた配膳車が
望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を改善するために成されたもので、その目的とするとこ
ろは、食事を載置した複数のトレーを内部に配置可能な
温蔵庫と冷蔵庫とを形成した自走式の配膳車であって、
虫が配膳車の内部に侵入しにくく、衛生度が優れ且つ安
全性に優れた配膳車を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る配膳車は、
車両本体の側面に開閉自在な扉を設けると共に、車両本
体を前後方向に仕切って、食事を載置した複数のトレー
を内部に配置可能な温蔵庫と冷蔵庫とを形成し、車両本
体の下部にモーターにより駆動される走行用の車輪を設
けて形成される自走式の配膳車において、車輪の近傍
に、虫の侵入を妨げる虫よけ手段を備えることを特徴と
する。
【0007】上記虫よけ手段は、滑りやすい表面を有
し、水平方向に配設された虫返し板であると好ましく、
また、車輪近傍の金属部分に電力を印加する電力供給装
置であると好ましく、また、虫が嫌う周波数の音波を発
生する音波発生装置であると好ましく、また、忌避剤を
含有する防虫層であると好ましい。更に、上記忌避剤を
含有する防虫層は、温蔵庫と冷蔵庫の内壁の表面にも形
成されていると好ましい。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る配膳車を図面に基づ
いて説明する。図1は本発明に係る配膳車の第一の実施
の形態を説明する図であり、(a)は側面図、(b)は
要部斜視図である。また、図2は本発明に係る配膳車の
第二の実施の形態を説明する図であり、(a)は要部斜
視図、(b)は要部正面図である。また、図3は本発明
に係る配膳車の第三の実施の形態を説明する要部斜視図
である。
【0009】本発明に係る配膳車の第一の実施の形態
は、図1に示すように、車両本体10の下部にACサー
ボモーター等のモーターにより駆動される走行用の車輪
21と、首振り自在な操向車輪20が設けられている。
そして車両本体10は、両側の側面が開口する箱状の温
冷庫と、その温冷庫の両側の開口部分を除いて、温冷庫
の外面に外装される外装パネルと、温冷庫の両側の側面
の開口部分に、開閉自在な扉12が取り付けて形成して
ある。なお、この図は左側の扉12を開き、右側の扉1
2を閉じた状態の図である。
【0010】車両本体10は、前後方向に仕切板15で
仕切って温蔵庫14と冷蔵庫16とが形成されており、
その温蔵庫14と冷蔵庫16の内部に、縦方向に複数並
べて、トレー受け17が形成されている。そして、食事
を配るときは、食物を盛り付けた食器を並べたトレーT
を、仕切板15に填め込むと共にトレー受け17の上に
乗せることにより、食事を載置した複数のトレーTを、
温蔵庫14及び冷蔵庫16の内部に配置することが可能
になっていると共に、配膳車が走行するときにトレーT
が動かないように固定して食事を配ることが可能になっ
ている。
【0011】温蔵庫14内には、図示しない中空の温風
ダクトが縦方向に配設してあり、その温風ダクト内部に
は、加熱用熱交換機及び温風循環用ファンが設けられて
いる。そして、温風ダクトの側面には穴が形成されてお
り、加熱用熱交換機で加熱した温風を、温風ダクトから
温蔵庫14内に吹き出して温蔵庫14内を加温すること
により、トレーTの上の食物を保温するようになってい
る。
【0012】また、冷蔵庫16内には、図示しない中空
の冷風ダクトが縦方向に配設してあり、その冷風ダクト
内部には、冷却用熱交換機(エバポレーター)及び冷風
循環用ファンが設けられている。そして、冷風ダクトの
側面には穴が形成されており、冷却用熱交換機で冷却し
た冷風を、冷風ダクトから冷蔵庫16内に吹き出して、
冷蔵庫16内を冷却することにより、トレーの上の食物
を保冷するようになっている。
【0013】なお、温蔵庫14や冷蔵庫16の内部に
は、温度センサーが設けられており、温度センサーで求
めた温度を、加熱用熱交換機や冷却用熱交換機のコント
ローラーにフィードバックすることにより加熱用熱交換
機や冷却用熱交換機の出力を調整し、温蔵庫14内の温
度や冷蔵庫16内の温度を所定の温度に調整するように
なっている。
【0014】また、車両本体10の上部には各種スイッ
チ類や計器類が形成された操作表示部19が設けられて
おり、車両本体10の正面側及び背面側には、食事を配
る人が掴んで走行方向を調整するためのハンドル18が
設けられている。
【0015】なお、車両本体10の下部に設けられた操
向車輪20や走行用の車輪21の近傍には、図1(b)
に示すような、虫よけ手段22が設けられている。この
虫よけ手段22は、その表面が滑りやすい表面を有し、
水平方向に配設された虫返し板よりなっており、車輪2
0と接続した車軸受201と、車両本体10と接続した
車輪固定ベース202との間の位置に、虫の侵入を妨げ
る程度の大きさ水平方向に突出して設けられている。
【0016】そのため、ごきぶり等の虫が、床から車輪
20,21を伝わって車両本体10の方向に侵入しよう
としても、この虫よけ手段22で侵入が妨げられて、温
蔵庫14や冷蔵庫16の内部に侵入しにくくなってお
り、衛生度が優れた配膳車となっている。更に、モータ
ー等に電力を供給する電装盤等にも虫が侵入し難くなる
ため、虫によるショートが発生しにくくなっており、安
全性に優れた配膳車となっている。
【0017】この虫返し板は、その表面が滑りやすい表
面を有していれば良く、鉄板やステンレス板等を平面研
磨したもの等が挙げられるが、鉄板やステンレス板等の
表面にフッ素樹脂等の滑りやすい物質の膜を形成した板
の場合、虫が特に侵入しにくくなり好ましい。
【0018】なお、虫の侵入を妨げる虫よけ手段22と
しては、上記のような滑りやすい表面を有し、水平方向
に配設された虫返し板に限定するものではなく、例え
ば、車輪20近傍の金属部分に電力を印加する電力供給
装置や、虫が嫌う周波数の音波を発生する音波発生装置
や、忌避剤を含有する防虫層を、車輪20,21の近傍
に設けるようにしても良い。
【0019】この車輪20近傍の金属部分に電力を印加
する虫よけ手段22としては、例えば、図2に示すよう
な、間に絶縁シート22cを挟んで+電極22aと−電
極22bを層状に形成しておき、虫が+電極22a及び
−電極22bに同時に触れたときに、虫に電流が流れて
虫の侵入を妨げるものを、車輪20と接続した車軸受2
01と、車両本体10と接続した車輪固定ベース202
との間の位置に設けたものが挙げられる。この方法の場
合、虫よけ手段22の大きさが小さくても、虫の侵入を
妨げる効果が優れ好ましい。なお、印加する電力として
は、虫の侵入を妨げることが可能な程度であれば特に限
定するものではなく、例えば、5V程度印加すれば良
い。
【0020】また、忌避剤を含有する防虫層としては、
例えば、図3に示すように、車輪20と接続した車軸受
201の表面に、防虫層を形成する。この忌避剤として
は、ピレスロイド系、トルアミド系、エステル系等、公
知の忌避剤を使用することができ、忌避剤を含有する塗
料を塗布して形成したり、忌避剤を含有するシートを貼
付して形成する。
【0021】なお、忌避剤を含有する防虫層を、温蔵庫
14や冷蔵庫16の内壁の表面にも形成しておくと、充
電時に電源コードを伝わって侵入して来る虫や、蚊等の
飛んで侵入して来る虫の侵入をも防止することが可能に
なるため、特に衛生度が優れ好ましい。また、モーター
等に電力を供給する電装盤等にも忌避剤を含有する防虫
層を形成しておくと、電装盤等への虫の侵入を防止する
ことが確実になるため、虫によるショートが特に発生し
にくくなり、特に安全性に優れた配膳車となり好まし
い。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る配膳車は、車輪の近傍に、
虫の侵入を妨げる虫よけ手段を備えるため、虫が配膳車
の内部に侵入しにくく、衛生度が優れ且つ安全性に優れ
た配膳車となる。
【0023】本発明の請求項6に係る配膳車は、充電時
に電源コードを伝わって侵入して来る虫や、飛んで侵入
して来る虫の侵入をも防止することが可能になるため、
特に衛生度が優れた配膳車となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配膳車の第一の実施の形態を説明
する図であり、(a)は側面図、(b)は要部斜視図で
ある。
【図2】本発明に係る配膳車の第二の実施の形態を説明
する図であり、(a)は要部斜視図、(b)は要部正面
図である。
【図3】本発明に係る配膳車の第三の実施の形態を説明
する要部斜視図である。
【符号の説明】 10 車両本体 12 扉 14 温蔵庫 15 仕切板 16 冷蔵庫 17 トレー受け 18 ハンドル 19 操作表示部 20,21 車輪 22 虫よけ手段 T トレー

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両本体の側面に開閉自在な扉を設ける
    と共に、車両本体を前後方向に仕切って、食事を載置し
    た複数のトレーを内部に配置可能な温蔵庫と冷蔵庫とを
    形成し、車両本体の下部にモーターにより駆動される走
    行用の車輪を設けて形成される自走式の配膳車におい
    て、車輪の近傍に、虫の侵入を妨げる虫よけ手段を備え
    ることを特徴とする配膳車。
  2. 【請求項2】 虫よけ手段が、滑りやすい表面を有し、
    水平方向に配設された虫返し板であることを特徴とする
    請求項1記載の配膳車。
  3. 【請求項3】 虫よけ手段が、車輪近傍の金属部分に電
    力を印加する電力供給装置であることを特徴とする請求
    項1記載の配膳車。
  4. 【請求項4】 虫よけ手段が、虫が嫌う周波数の音波を
    発生する音波発生装置であることを特徴とする請求項1
    記載の配膳車。
  5. 【請求項5】 虫よけ手段が、忌避剤を含有する防虫層
    であることを特徴とする請求項1記載の配膳車。
  6. 【請求項6】 忌避剤を含有する防虫層が、温蔵庫と冷
    蔵庫の内壁の表面にも形成されていることを特徴とする
    請求項5記載の配膳車。
JP4390599A 1999-02-22 1999-02-22 配膳車 Pending JP2000236974A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111127759A (zh) * 2020-01-13 2020-05-08 冯雨辰 一种智能餐食柜

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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