JP2000236138A - 多波長外部グレーティングレーザアレイ - Google Patents

多波長外部グレーティングレーザアレイ

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JP2000236138A
JP2000236138A JP11036167A JP3616799A JP2000236138A JP 2000236138 A JP2000236138 A JP 2000236138A JP 11036167 A JP11036167 A JP 11036167A JP 3616799 A JP3616799 A JP 3616799A JP 2000236138 A JP2000236138 A JP 2000236138A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドモード抑圧比の低下とキンクの発生を
抑えた低コストの多波長外部グレーティングレーザアレ
イを提供する。 【解決手段】 発光素子アレイ1の後端面7に形成され
た高反射膜2−1〜2−4がそれぞれの発光素子の活性
層内を伝搬する光の強度分布を覆っている。所望の光の
伝搬する活性層以外の領域に漏れて伝搬する不要光に対
しては、高反射膜2−1〜2−4が形成されていないの
で、後端面7からの反射はほとんどなくなる。すなわ
ち、非所望光が後端面7で反射するのを抑えることによ
り、サイドモード抑圧比の低下やキンクの発生を大幅に
低減させることができる。各発光素子内の活性層を前端
面6から後端面7にわたって曲線状(折れ線状)に形成
することにより、活性層以外の領域内へ漏れ込んで伝搬
する非所望光の後端面での反射を低減させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多波長外部グレー
ティングレーザアレイに関する。
【0002】
【従来の技術】波長多重通信の実用化のためには、精密
に波長が制御された異波長レーザアレイが必要である。
異波長レーザアレイには高速信号を伝送する能力も兼ね
備えていなければならない。
【0003】この種の異波長レーザアレイとして1)活性
領域内にグレーティング構造を有する分布帰還型レーザ
(DFBレーザ)、2)活性領域の外側にグレーティング
を設けた分布反射型レーザ(DBRレーザ)、3)レーザ
の出射側前方にグレーティング付き導波路(ファイバグ
レーティングあるいは導波路グレーティング)を配置さ
せた、いわゆる外部共振器付きレーザ等が検討されてい
る。
【0004】この中で、3)の外部共振器付きレーザは図
14に示すように、比較的簡単な構成で波長制御性及び
安定性に優れたレーザとして注目され始めてきた。
【0005】図14は外部共振器付きレーザの概念図で
ある。
【0006】外部共振器付きレーザファイバは、ファイ
バグレーティング53を半導体光増幅器50の外部に設
けた構成を有している。レーザ共振器は半導体光増幅器
50の後端面(図では左側の端面)に形成された高反射
膜(反射率約80%)51と、ファイバグレーティング
53の等価的反射面57とで形成されている。共振器長
はLで表される(加藤他:ファイバグレーティング外部
共振器型多波長レーザアレイ、信学技法OPE97−
1,1997−05,pp.1〜6)。
【0007】この外部共振器付きレーザファイバの構成
では、ファイバグレーティング53のコア54及びクラ
ッド55の屈折率の温度依存性が半導体の屈折率の温度
依存性よりも小さいため、発振波長の温度依存性が小さ
いという特徴を有する。
【0008】なお、同図において、半導体光増幅器の前
端面(図では右側の端面)は低反射膜52(反射率<
0.3%)がコーティングされると共に、ファイバグレ
ーティング53の先端には先球加工部56が形成され、
半導体光増幅器50とファイバグレーティング53との
光結合効率を高くするように構成され、ファイバグレー
ティング53の他方の端面から矢印58方向に高出力の
光が取り出される。
【0009】図15は図14に示した外部共振器付きレ
ーザファイバに用いられる半導体光増幅器の概略構造図
である。
【0010】この半導体光増幅器は、埋め込み型半導体
光増幅器であり、InP(n+ )基板61上に下部クラ
ッド層としてのInP(n)クラッド層62が積層さ
れ、このInP(n)クラッド層62上に略矩形断面形
状を有する活性層63が積層され、この活性層63上に
上部クラッド層としてのInP(p)クラッド層64及
びInGaAsPコンタクト層65が順次積層され、こ
れら活性層63、InP(p)クラッド層64及びIn
GaAsPコンタクト層65の幅方向両側部にInP
(p)埋め込み層66及びInP(n)埋め込み層67
が順次積層された構造を有している。
【0011】InGaAsPコンタクト層65及びIn
P(n)埋め込み層67の上面を覆うように上部電極6
8が設けられ、InP(n+ )基板1の下には下部電極
60が設けられている。また、半導体光増幅器50の前
端面には低反射膜52が設けられ、後端面には高反射膜
51が設けられている。
【0012】図16はファイバグレーティング外部共振
型多波長レーザアレイの拡散分解斜視図である。
【0013】このファイバグレーティング外部共振型多
波長レーザアレイは、光スターカプラ75の出力に波長
が異なる4波長(λ1 、λ2 、λ3 、λ4 )の光信号を
同時に光出力76として出力させるようにしたものであ
る。
【0014】すなわち、このファイバグレーティング外
部共振型多波長レーザアレイは、半導体光増幅器50を
アレイ状に配置した半導体光増幅器アレイ71からのそ
れぞれの光信号をレンズアレイ72を通してファイバグ
レーティングアレイ73内のそれぞれにファイバグレー
ティング内に伝搬させ、その後、シングルモードファイ
バアレイ74を通して4入力1出力の光スターカプラ7
5のそれぞれの入力端へ入射させ、出力端から4波長同
時発振した光出力76を取り出すようにしたものであ
る。
【0015】図17は図16に示した半導体光増幅器ア
レイの外観斜視図である。
【0016】半導体光増幅器アレイ71は、4個の半導
体光増幅器からなり、各半導体光増幅器には端子69−
1〜69−4にしきい値電流よりも大きな順方向電流I
1〜Ik4 が注入されることにより、各出力端から光
出力78−1〜78−4が出力される。
【0017】ここで、各半導体光増幅器の間には光の干
渉を低減させるために溝77が形成されている。
【0018】図18は図16に示した半導体光増幅器ア
レイの光出力特性を示した図であり、横軸が波長を示
し、縦軸が光強度を示している。
【0019】同図より4つの波長λ1 、λ2 、λ3 、λ
4 の光信号が出力されていることがわかる。
【0020】図19は図16及び図17に示した半導体
光増幅器アレイの各半導体光増幅器へ注入する電流Ik
1 〜Ik4 と、光スターカプラ75の出力端へ出力され
る光出力との関係を示す図であり、横軸は電流を示し、
縦軸は光出力を示している。
【0021】ch1〜ch4は波長λ1 〜λ4 に対応す
る光出力特性を示したものである。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のファイバグレーティング外部共振器型多波長レ
ーザアレイには以下のような問題がある。
【0023】(1) 図18に示した特性曲線の底部に小さ
なピーク79−1〜79−7が生じ、所望波長の光出力
と非所望波長の光出力との比で表されるサイドモード抑
圧比は28〜30dB程度であり、DFBレーザの値
(約50dB)に比して低い。このサイドモード抑圧比
の劣化原因は、各半導体光増幅器の前端面の低反射膜5
2の残留反射の影響で後端面の高反射膜51との間に生
じた半導体光増幅器のファブリーペローモードが重なっ
て生じたものである。
【0024】(2) 図19に示した特性曲線に見られるよ
うに、電流に対して光出力が不連続に変化する現象、い
わゆるキンクが発生していることである。これもファブ
リーペローモードの影響によるものである。
【0025】(3) 半導体光増幅器アレイ71は埋め込み
型構造で構成されているので、製造プロセスが複雑で、
かつ、高価である。そのため、アレイ自体も非常に高価
である。
【0026】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、サイドモード抑圧比の低下とキンクの発生を抑えた
低コストの多波長外部グレーティングレーザアレイを提
供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の多波長外部グレーティングレーザアレイは、
基板上に形成されレーザ発振によって発光する複数の発
光素子からなる発光素子アレイと、発光素子アレイの一
方の端面にそれぞれ光学的に結合されると共にそれぞれ
所望の波長を選択的に各発光素子に反射するグレーティ
ングを有する光導波路アレイとを備えた多波長外部グレ
ーティングレーザアレイであって、発光素子アレイの他
方の端面に、各発光素子の活性層内を伝搬する光の光強
度分布を覆うように部分的に高反射膜が形成されている
ものである。
【0028】上記構成に加え本発明の多波長外部グレー
ティングレーザアレイの各発光素子の他方の端面は、高
反射膜が形成されていない部分に低反射膜が形成されて
いるのが好ましい。
【0029】上記構成に加え本発明の多波長外部グレー
ティングレーザアレイの各発光素子内の活性層は、一方
の端面から他方の端面にわたって折れ線状あるいは曲線
状に形成されているのが好ましい。
【0030】上記構成に加え本発明の多波長外部グレー
ティングレーザアレイの発光素子アレイの両端面は、1
0°以内の角度に斜めに形成されているのが好ましい。
【0031】上記構成に加え本発明の多波長外部グレー
ティングレーザアレイの発光素子アレイは、化合物半導
体基板上に形成されたクラッド中に略矩形断面形状の活
性層が所望の間隔でアレイ状に埋め込まれ、各活性層の
真上にコンタクト層を介してそれぞれの上部電極が設け
られ、各上部電極と基板の裏面に設けられた下部電極と
の間にしきい値以上の電流が流れるようになっているの
が好ましい。
【0032】上記構成に加え本発明の多波長外部グレー
ティングレーザアレイの発光素子アレイは、スラブ状の
下部クラッド層の形成された化合物半導体からなる基板
上にスラブ状の活性層及び上部第1クラッド層が順次形
成され、上部第1クラッド層の上に略矩形断面形状の上
部第2クラッド層及びコンタクト層が所定の間隔で隙間
を隔ててアレイ状に形成され、隙間が酸化層及びポリマ
層で埋め込まれ、コンタクト層の上に上部電極が形成さ
れ、基板の裏面に下部電極が設けられ下部電極と上部電
極との間にしきい値以上の電流が流れるようになってい
てもよい。
【0033】上記構成に加え本発明の多波長外部グレー
ティングレーザアレイの上部第2クラッド層は一方の端
面から他方の端面にわたって折れ線状あるいは曲線状に
形成されているのが好ましい。
【0034】上記構成に加え本発明の多波長外部グレー
ティングレーザアレイの下部クラッド層と上記活性層と
の間に、屈折率が下部クラッド層の屈折率より高く活性
層の屈折率より低いバッファ層が設けられているのが好
ましい。
【0035】上記構成に加え本発明の多波長外部グレー
ティングレーザアレイのポリマ層が光吸収剤を含んでい
るのが好ましい。
【0036】上記構成に加え本発明の多波長外部グレー
ティングレーザアレイの光吸収剤を含んだポリマ層は光
吸収剤がポリマ層内に部分的に含まれているのが好まし
い。
【0037】上記構成に加え本発明の多波長外部グレー
ティングレーザアレイの上部第2クラッド層間の光吸収
剤を含んだポリマ層は部分的に削除されて空隙が設けら
れているのが好ましい。
【0038】上記構成に加え本発明の多波長外部グレー
ティングレーザアレイの上部第1クラッド層が略矩形断
面形状に形成されているのが好ましい。
【0039】上記構成に加え本発明の多波長外部グレー
ティングレーザアレイのポリマ層の上に金属膜が形成さ
れているのが好ましい。
【0040】上記構成に加え本発明の多波長外部グレー
ティングレーザアレイのポリマ層として、ポリイミドあ
るいはフッ素を含んだポリイミドが用いられるのが好ま
しい。
【0041】本発明によれば、発光素子アレイの他方の
端面(後端面)に形成された高反射膜がそれぞれの発光
素子の活性層内を伝搬する光の強度分布を覆っている。
所望の光の伝搬する活性層以外の領域に漏れて伝搬す
る、いわゆる非所望光(不要光)に対しては、高反射膜
が形成されていないので、後端面からの反射はほとんど
なくなる。すなわち、非所望光が後端面で反射するのを
抑えることにより、サイドモード抑圧比の低下やキンク
の発生を大幅に低減させることができる。
【0042】また、各発光素子内の活性層を一方の端面
(前端面)から他方の端面(後端面)にわたって曲線状
(あるいは折れ線状)に形成することにより、活性層以
外の領域内へ漏れ込んで伝搬する非所望光の後端面での
反射を低減させることができる。
【0043】さらに、リッジ型構造の発光素子アレイ構
成とすることにより、より低コストで製造することがで
きると共に、非所望光の伝搬を抑え、低減させることが
できる。
【0044】また、リッジ構造の発光素子アレイのそれ
ぞれの発光素子間に非所望光の伝搬を抑える光吸収剤の
含有や導波路構造を採用することによって、サイドモー
ド抑圧比の低下やキンクの発生を抑えることができる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。
【0046】図1は本発明の多波長外部グレーティング
レーザアレイの一実施の形態を示す上面図である。
【0047】この多波長外部グレーティングレーザアレ
イは、四つの異なる波長λ1 、λ2、λ3 、λ4 の光信
号をそれぞれのファイバグレーティング8−1、8−
2、8−3、8−4から矢印13−1、13−2、13
−3、13−4方向に出力するレーザアレイである。こ
のレーザアレイの特徴は発光素子アレイの構造にある。
以下に図面を用いて構造及び動作について説明する。
【0048】1は図示しない基板上に形成されレーザ発
振によって発光する複数(図では4個であるが限定され
ない)の発光素子からなる発光素子アレイである。発光
素子アレイ1の一方の端面(前端面、図では右側の端
面)には低反射膜(反射率≦0.5%)3がコーティン
グされており、各発光素子から出射された光が先端に先
球加工部10−1、10−2、10−3、10−4を有
するファイバグレーティング8−1、8−2、8−3、
8−4にそれぞれ光学的に結合されるように入射端面と
して作用する。
【0049】発光素子アレイ1の他方の端面(後端面、
図では左側の端面)には高反射膜(反射率75〜90
%)2−1、2−2、2−3、2−4が形成されている
が、高反射膜2−1〜2−4は、各発光素子の活性層内
を伝搬する光の強度分布の95%以上を覆うように配置
されて形成されている。各活性層以外の領域(クラッド
層や基板等)を伝搬している非所望光に対しては、後端
面7で高反射を生じさせないように高反射膜の形成され
ていない領域4−1、4−2、4−3、4−4、4−5
が設けられた構成である。
【0050】このように、後端面7に高反射膜の形成さ
れていない領域4−1、4−2、4−3、4−4、4−
5を設けることにより、非所望光の後端面7からの反射
を抑え、サイドモード抑圧比の低下を低減することがで
き、光出力特性のキンクも低減させることができる。す
なわち、矢印13−1方向に進む波長λ1 の光出力は、
後端面7に形成した高反射膜2−1と、ファイバグレー
ティング8−1の等価的反射面57−1とで形成された
レーザ共振器で発振することにより得られる。
【0051】高反射膜の形成されていない領域4−1や
領域4−2と、等価的反射面57−1との間ではレーザ
共振器はほとんど構成されないので、たとえレーザ共振
器が構成されたとしてもその光出力は極めて小さく無視
することができ、矢印13−1方向の光出力にはほとん
ど含まれない。
【0052】同様に、矢印13−2方向に進む波長λ2
の光出力は後端面7に形成された高反射膜2−2と、フ
ァイバグレーティング8−2の等価的反射面57−2と
で形成されるレーザ共振器で発振することにより得られ
る。また、矢印13−3方向に進む波長λ3 の光出力
は、後端面7に形成された高反射膜2−3と、ファイバ
グレーティング8−3の等価的反射面57−3とで形成
されるレーザ共振器で発振することにより得られる。さ
らに、矢印13−4方向に進む波長λ4 方向に進む波長
λ4 の光出力は、後端面7に形成された高反射膜2−4
と、ファイバグレーティング8−4の等価的反射面57
−4とで形成されるレーザ共振器で発振することにより
得られる。
【0053】なお、図1において、5−1〜5−4は発
光素子アレイ1の各発光素子に順方向の電流を注入する
ための上部電極、11−1〜11−4はファイバグレー
ティング8−1〜8−4のコア、12−1〜12−4は
ファイバグレーティング8−1〜8−4のクラッド、9
−1〜9−4はファイバグレーティング8−1〜8−4
のグレーティング部である。
【0054】発光素子アレイ1の前端面6及び後端面7
は、2〜10°の範囲の角度で斜めに形成され、両端面
6、7からの不要な反射光が発光素子アレイ1内やファ
イバグレーティング8−1〜8−4内に伝搬するのを抑
えるようになっている。
【0055】図2は本発明の多波長外部グレーティング
レーザアレイの他の実施の形態を示す上面図である。
【0056】図1に示した実施の形態との相違点は、発
光素子アレイ1の後端面7の高反射膜の形成されていな
い領域4−1〜4−5からの不要な反射をできるだけ抑
えるため、低反射膜(反射率≦0.5%)3−1〜3−
5が領域4−1〜4−5に設けられた点である。
【0057】このような領域4−1〜4−5からの不要
な反射を抑えることにより、非常に純度の高い発振波長
の光出力を各ファイバグレーティング8−1〜8−4か
ら出力させることができる。
【0058】図3は本発明の多波長外部グレーティング
レーザアレイの他の実施の形態を示す上面図である。
【0059】図2に示した実施の形態との相違点は、発
光素子アレイ1内の各発光素子の前端面6と後端面7と
の間の光路が折れ線状、すなわち一直線状にならないよ
うに形成されている点である。光路は直線部14−1、
14−2と、斜め直線部14−3とで構成されており、
発光効率及び消光比が向上されている。このレーザアレ
イの詳細については後述する。なお、図1から図3に示
した発光素子アレイ1は図17に示したような埋め込み
型構造の他に、リッジ型構造にも適用できる。
【0060】図13は本発明の多波長外部グレーティン
グレーザアレイの他の実施の形態を示す上面図である。
【0061】この多波長外部グレーティングレーザアレ
イは、異なる四つの波長λ1 、λ2、λ3 、λ4 の光信
号を出力するレーザアレイである。
【0062】図1〜図3に示した実施の形態との相違点
は、ファイバグレーティングアレイ8−1〜8−4の代
わりに、導波路型グレーティングアレイ29を用いた点
にある。この導波路型グレーティングアレイ29は、例
えば石英系ガラス導波路で実現することができる。すな
わち、石英系ガラス導波路のコア31−1〜31−4に
Geを添加したSiO2 ガラスを用い、クラッド32に
GeとFとを添加したSiO2 ガラスを用い、ガラス導
波路に位相シフトマスクを通してエキシマレーザ光を照
射することにより、グレーティング部9−1〜9−4を
形成したものを用いる。ファイバ30−1〜30−4は
通常のシングルモードファイバである。
【0063】
【実施例】図4から図12は本発明の多波長外部グレー
ティングレーザアレイに用いられるリッジ型構造の発光
素子アレイの具体的な実施例を示す図である。
【0064】図4(a)は本発明の多波長外部グレーテ
ィングレーザアレイに用いられるリッジ型構造の発光素
子アレイの前端面側から見た断面図であり、図4(b)
は図4(a)のA−A線断面図である。
【0065】この発光素子アレイは、InP(n+ )基
板18上に、スラブ構造のInP(n)下部クラッド層
(以下「下部クラッド層」という)19、活性層20
(InGaAsP)、InP(p)上部第1クラッド層
(以下「上部第1クラッド層」という)21を順次積層
し、上部第1クラッド層21上に略矩形断面形状のIn
P(p)上部第2クラッド層(以下「上部第2クラッド
層」という)22とInGaAsPコンタクト層23と
が形成され、上部第1クラッド層21の露出面と、上部
第2クラッド層22及びInGaAsPコンタクト層2
3の側面を、SiO2 層24とポリイミド膜25とで覆
った構成を有している。
【0066】この発光素子アレイは、各InGaAsP
コンタクト層23の上部に設けられた上部電極5−1〜
5−4と、下部電極17との間に順方向の注入電流を流
すことによって各発光素子から光出力を矢印P1〜P4
方向に出力させるようにしたものである。各発光素子内
の光は各略矩断面形状の上部第2クラッド層22−1〜
22−4の真下の活性層20内に閉じ込められて伝搬
し、後端面7に形成されたそれぞれの高反射膜2−1〜
2−4で反射され、前端面6に形成された低反射膜3を
通って矢印P1 、P2 、P3 、P4 方向に出力され、フ
ァイバグレーティングに導かれる。
【0067】ここで、高反射膜2−1〜2−4は上部第
2クラッド層22の真下の活性層20内を伝搬する光の
みを反射させるように限られた領域に形成されている。
また、略矩形断面形状の上部第2クラッド層22−1〜
22−4は、前端面6から後端面7にわたって一直線状
に形成されておらず、スポットサイズ変換部16−1、
直線部14−1、S字状曲線部15及び直線部14−2
で構成されている。
【0068】これは、前端面6側に配置されたファイバ
グレーティング8−1〜8−4の各コア11−1〜11
−4からの光が活性層20内に結合され、上部第2クラ
ッド層22のパターンに沿うように活性層20内を伝搬
し、各高反射膜2−1〜2−4で反射させることによっ
てサイドモード抑圧比を向上させるために構成したもの
である。すなわち、ファイバグレーティング8−1〜8
−4の各クラッド12−1〜12−4内を伝搬した光が
活性層20内を伝搬し、高反射膜2−1〜2−4で反射
され、不要なレーザ発振を起こさせないようにするため
に構成したものである。また、活性層の長さが長くなる
ことによる低電流での発振を実現することが可能とな
る。前端面6側のスポットサイズ変換部16−1はファ
イバグレーティングとの光結合効率を向上させるために
設けたものである。さらに、後端面7側の直線部14−
2は、高反射膜2−1〜2−4での反射効率を向上さ
せ、反射した際の活性層20内への光の閉じ込め効率を
向上させ、モードの乱れを生じさせないために直線状と
したものである。
【0069】ここで、W1 の値は上記理由により大きい
方が好ましい。
【0070】図5(a)は図4に示した発光素子アレイ
の変形例を示す前端面側から見た断面図であり、図5
(b)は図5(a)のB−B線断面図である。
【0071】本発光素子アレイは、ポリイミド膜中に光
吸収剤を分散させたポリイミド膜26を用いることによ
り、上部第2クラッド層22−1〜22−4の真下の活
性層以外の領域の活性層内やクラッド層内、基板内等を
伝搬する不要光を減衰させるようになっている。
【0072】図6(a)は図4に示した発光素子アレイ
の変形例を示す前端面側から見た断面図であり、図6
(b)は図6(a)のC−C線断面図である。
【0073】本発光素子アレイは、図2に示したよう
に、後端面7の高反射膜の形成されていない領域4−1
〜4−5に低反射膜3−1〜3−5を形成した構成を有
している。なお、同図6(a)、(b)においてW1
2 の値はファイバの直径(125μm)よりも大きい
値になるようにするのが好ましく、W1 の値もできるだ
け大きい値(>10μm)が好ましい。
【0074】図7(a)は図4に示した発光素子アレイ
の変形例を示す前端面側から見た断面図であり、図7
(b)は図7(a)のD−D線断面図である。
【0075】本発光素子アレイは、上部第2クラッド間
のポリイミド膜中に光吸収剤を含んだポリイミド膜26
−1〜26−3を設けた構成を有している。
【0076】図8(a)は図4に示した発光素子アレイ
の変形例を示す前端面側から見た断面図であり、図8
(b)は図8(a)のE−E線断面図である。
【0077】本発光素子アレイは、上部第2クラッド層
間のポリイミド膜に空隙27−1〜27−3を設け、各
発光素子間の光学的干渉を低減するようにした構成を有
している。
【0078】図9(a)は図4に示した発光素子アレイ
の変形例を示す前端面側から見た断面図であり、図9
(b)は図9(a)のF−F線断面図である。
【0079】本発光素子アレイは、上部第2クラッド層
22−1〜22−4の真下の活性層内への光の閉じ込め
性を向上させるため、上部第1クラッド層21も略矩形
断面形状としたものである。
【0080】ここで、上部第2クラッド層22−1〜2
2−4の幅bに対し、上部第1クラッド層21の幅aを
できるだけ小さく、かつ幅bの値に接近するように選ぶ
程、活性層内への光の閉じ込め性が向上し、高反射膜2
−1〜2−4の形成領域も小さくすることができ、不要
な波長での発振を抑えることができる。
【0081】図10(a)は図4に示した発光素子アレ
イの変形例を示す前端面側から見た断面図であり、図1
0(b)は図10(a)のG−G線断面図である。
【0082】本発光素子アレイは、図9(a)、(b)
に示した上部第2クラッド層間のポリイミド膜に空隙2
7−1〜27−3を設けることにより、不要な反射光に
よる発振をより抑圧するようにし、電流注入によって生
じる熱的温度上昇による光出力特性のキンクを空隙によ
る放熱効果で緩和させるようにしたものである。また、
本発光素子アレイは、各発光素子間の光干渉も抑えるよ
うになっている。
【0083】図11(a)は図4に示した発光素子アレ
イの変形例を示す前端面側から見た断面図であり、図1
1(b)は図11(a)のH−H線断面図である。
【0084】本発光素子アレイは、上部第2クラッド層
間のポリイミド膜25の上に金属膜28−1〜28−5
を設け、各発光素子間の光干渉を低減させるようになっ
ている。
【0085】図12(a)は図4に示した発光素子アレ
イの変形例を示す前端面側から見た断面図であり、図1
2(b)は図12(a)のI−I線断面図である。
【0086】本発光素子アレイは、図8(a)、(b)
に示した発光素子アレイの空隙27−1〜27−5上に
金属膜28−2〜28−5を形成し、各発光素子間の光
干渉をより低減させるようにしたものである。
【0087】本発明は上記実施の形態や上記実施例に限
定されない。レーザアレイはチャンネル(CH)数が4
チャンネルの場合で説明したが、これ以外に2チャンネ
ル、6チャンネル、8チャンネル、16チャンネル等の
多波長グレーティングレーザアレイにも適用することが
できる。
【0088】図4から図12に示した実施例において、
下部クラッド層19と活性層20との間に、InPの屈
折率3.163よりも高く、InGaAsPの活性層の
屈折率3.375よりも低い値を有するバッファ層(屈
折率3.2〜3.3)を設けることによって、スポット
サイズ変換部16−1における幅方向及び厚さ方向の光
強度分布を直線部14−1から前端面6にわたって徐々
に拡大することができ、グレーティングファイバとの結
合効率の改善と低偏波依存性を得ることができる。さら
に、活性層あるいは上部第2クラッド層の形状はS字状
ではなく、発光素子の前端面から後端面にわたって折れ
線状であってもよい。
【0089】以上において本発明によれば、 (1) サイドモード抑圧比の低下とキンク発生とを抑える
ことができ、DFBレーザのサイドモード抑圧比と同程
度の値を実現することができる。
【0090】(2) 所望の活性層以外を伝搬する不要光
(非所望光)によるレーザ発振を十分小さく抑えること
ができるので、非常に純度の良い波長の光信号を取り出
すことができる。
【0091】(3) リッジ型構造の発光素子アレイ構成を
用いることにより、低コストなレーザアレイを実現する
ことができる。
【0092】(4) 発光素子間の光干渉を小さくすること
ができるので、クロストークを小さく抑えることができ
る。
【0093】(5) 発光素子アレイの後端面には、所望光
に対してのみ反射させる高反射膜を設け、非所望光に対
しては高反射膜が形成されていないので、後端面からの
不要な反射を抑えることができ、不要なレーザ発振が生
じにくい。さらに、高反射膜の形成されていない後端面
に低反射膜を形成しておくことにより、不要なレーザ発
振をより一層低減させることができ、高いサイドモード
抑圧比とキンクの発生を抑えた高安定な多波長外部グレ
ーティングレーザアレイを実現することができる。
【0094】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0095】サイドモード抑圧比の低下とキンクの発生
を抑えた低コストの多波長外部グレーティングレーザア
レイの提供を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多波長外部グレーティングレーザアレ
イの一実施の形態を示す上面図である。
【図2】本発明の多波長外部グレーティングレーザアレ
イの他の実施の形態を示す上面図である。
【図3】本発明の多波長外部グレーティングレーザアレ
イの他の実施の形態を示す上面図である。
【図4】(a)は本発明の多波長外部グレーティングレ
ーザアレイに用いられるリッジ型構造の発光素子アレイ
の前端面側から見た断面図であり、(b)は(a)のA
−A線断面図である。
【図5】(a)は図4に示した発光素子アレイの変形例
を示す前端面側から見た断面図であり、(b)は(a)
のB−B線断面図である。
【図6】(a)は図4に示した発光素子アレイの変形例
を示す前端面側から見た断面図であり、(b)は(a)
のC−C線断面図である。
【図7】(a)は図4に示した発光素子アレイの変形例
を示す前端面側から見た断面図であり、(b)は(a)
のD−D線断面図である。
【図8】(a)は図4に示した発光素子アレイの変形例
を示す前端面側から見た断面図であり、(b)は(a)
のE−E線断面図である。
【図9】(a)は図4に示した発光素子アレイの変形例
を示す前端面側から見た断面図であり、(b)は(a)
のF−F線断面図である。
【図10】(a)は図4に示した発光素子アレイの変形
例を示す前端面側から見た断面図であり、(b)は
(a)のG−G線断面図である。
【図11】(a)は図4に示した発光素子アレイの変形
例を示す前端面側から見た断面図であり、(b)は
(a)のH−H線断面図である。
【図12】(a)は図4に示した発光素子アレイの変形
例を示す前端面側から見た断面図であり、(b)は
(a)のI−I線断面図である。
【図13】本発明の多波長外部グレーティングレーザア
レイの他の実施の形態を示す上面図である。
【図14】外部共振器付きレーザの概念図である。
【図15】図14に示した外部共振器付きレーザファイ
バに用いられる半導体光増幅器の概略構造図である。
【図16】ファイバグレーティング外部共振型多波長レ
ーザアレイの拡散分解斜視図である。
【図17】図16に示した半導体光増幅器アレイの外観
斜視図である。
【図18】図16に示した半導体光増幅器アレイの光出
力特性を示した図である。
【図19】図16及び図17に示した半導体光増幅器ア
レイの各半導体光増幅器へ注入する電流と、光スターカ
プラの出力端へ出力される光出力との関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 発光素子アレイ 2−1〜2−4 高反射膜 3 低反射膜 8−1〜8−4 ファイバグレーティング 9−1〜9−4 グレーティング部 10−1〜10−4 先球加工部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に形成されレーザ発振によって発
    光する複数の発光素子からなる発光素子アレイと、該発
    光素子アレイの一方の端面にそれぞれ光学的に結合され
    ると共にそれぞれ所望の波長を選択的に各発光素子に反
    射するグレーティングを有する光導波路アレイとを備え
    た多波長外部グレーティングレーザアレイであって、上
    記発光素子アレイの他方の端面に、各発光素子の活性層
    内を伝搬する光の光強度分布を覆うように部分的に高反
    射膜が形成されていることを特徴とする多波長外部グレ
    ーティングレーザアレイ。
  2. 【請求項2】 上記各発光素子の他方の端面は、高反射
    膜が形成されていない部分に低反射膜が形成されている
    請求項1に記載の多波長外部グレーティングレーザアレ
    イ。
  3. 【請求項3】 上記各発光素子内の活性層は、一方の端
    面から他方の端面にわたって折れ線状あるいは曲線状に
    形成されている請求項1または2に記載の多波長外部グ
    レーティングレーザアレイ。
  4. 【請求項4】 上記発光素子アレイの両端面は、10°
    以内の角度に斜めに形成されている請求項1から3のい
    ずれかに記載の多波長外部グレーティングレーザアレ
    イ。
  5. 【請求項5】 上記発光素子アレイは、化合物半導体基
    板上に形成されたクラッド中に略矩形断面形状の活性層
    が所望の間隔でアレイ状に埋め込まれ、各活性層の真上
    にコンタクト層を介してそれぞれの上部電極が設けら
    れ、各上部電極と上記基板の裏面に設けられた下部電極
    との間にしきい値以上の電流が流れるようになっている
    請求項1から4のいずれかに記載の多波長外部グレーテ
    ィングレーザアレイ。
  6. 【請求項6】 上記発光素子アレイは、スラブ状の下部
    クラッド層の形成された化合物半導体からなる基板上に
    スラブ状の活性層及び上部第1クラッド層が順次形成さ
    れ、上部第1クラッド層の上に略矩形断面形状の上部第
    2クラッド層及びコンタクト層が所定の間隔で隙間を隔
    ててアレイ状に形成され、該隙間が酸化層及びポリマ層
    で埋め込まれ、上記コンタクト層の上に上部電極が形成
    され、上記基板の裏面に下部電極が設けられ該下部電極
    と上記上部電極との間にしきい値以上の電流が流れるよ
    うになっている請求項1から5のいずれかに記載の多波
    長外部グレーティングレーザアレイ。
  7. 【請求項7】 上記上部第2クラッド層は一方の端面か
    ら他方の端面にわたって折れ線状あるいは曲線状に形成
    されている請求項6に記載の多波長外部グレーティング
    レーザアレイ。
  8. 【請求項8】 上記下部クラッド層と上記活性層との間
    に、屈折率が下部クラッド層の屈折率より高く上記活性
    層の屈折率より低いバッファ層が設けられている請求項
    6または7に記載の多波長外部グレーティングレーザア
    レイ。
  9. 【請求項9】 上記ポリマ層が光吸収剤を含んでいる請
    求項6から8のいずれかに記載の多波長外部グレーティ
    ングレーザアレイ。
  10. 【請求項10】 上記光吸収剤を含んだポリマ層は光吸
    収剤がポリマ層内に部分的に含まれている請求項9に記
    載の多波長外部グレーティングレーザアレイ。
  11. 【請求項11】 上記上部第2クラッド層間の光吸収剤
    を含んだポリマ層は部分的に削除されて空隙が設けられ
    ている請求項6から10のいずれかに記載の多波長外部
    グレーティングレーザアレイ。
  12. 【請求項12】 上記上部第1クラッド層が略矩形断面
    形状に形成されている請求項6から11のいずれかに記
    載の多波長外部グレーティングレーザアレイ。
  13. 【請求項13】 上記ポリマ層の上に金属膜が形成され
    ている請求項6から12のいずれかに記載の多波長外部
    グレーティングレーザアレイ。
  14. 【請求項14】 上記ポリマ層として、ポリイミドある
    いはフッ素を含んだポリイミドが用いられている請求項
    6から13のいずれかに記載の多波長外部グレーティン
    グレーザアレイ。
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