JP2000234837A - 生ビール冷却注出装置 - Google Patents

生ビール冷却注出装置

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JP2000234837A
JP2000234837A JP3848899A JP3848899A JP2000234837A JP 2000234837 A JP2000234837 A JP 2000234837A JP 3848899 A JP3848899 A JP 3848899A JP 3848899 A JP3848899 A JP 3848899A JP 2000234837 A JP2000234837 A JP 2000234837A
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JP
Japan
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cooling
beer
barrel
chamber
draft
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JP3848899A
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English (en)
Inventor
Ichiro Makiguchi
一郎 巻口
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DAIWA CHUSETSU KK
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DAIWA CHUSETSU KK
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビール樽や外気の温度状態がどのような状態
であっても、冷えた生ビールを顧客に提供し得るように
する。 【解決手段】 生ビール冷却注出装置のハウジング11
内には、ビール樽14を収容する樽収容室15が設けら
れ、この中には冷蔵機13から冷風が供給されるように
なっている。ハウジング11の上面には、調整冷却室1
7を有する冷却ボックス16が設けられ、この調整冷却
室17内には樽収容室15内の空気が循環するようにな
っている。冷却ボックス16の上面には、ドラフトタワ
ー23が取り付けられ、このドラフトタワー23に設け
られた注ぎ口24からビールをグラスに注ぐことができ
る。冷却ボックス16内に氷29などの冷却媒体を供給
することにより、注ぎ口24から注ぎ出されるビールの
温度を調整することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は生ビールを冷却して
グラスに注ぎ出すようにした生ビール冷却注出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】レストランなどの飲食店において生ビー
ルを販売する場合には、生ビールが充填されたビール樽
から顧客の注文に応じてグラスに注ぐようにしており、
顧客が生ビールをおいしく飲むには、生ビールを所定の
温度に保持する必要がある。
【0003】そのため、ビール樽を所定の温度に冷蔵す
る冷蔵機を備えるとともに、ビール樽のビール吐出口に
ホースを介して連結されタップノブとも言われる注ぎ口
を有する冷蔵装置が開発されている。
【0004】この冷蔵装置は樽冷蔵式生ビールディスペ
ンサーとも言われ、飲食店ではこれを設置することによ
り、顧客の注文に応じてグラスに冷却された生ビールを
注入し、生ビールを提供することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】顧客に冷えた生ビール
を提供するには、ビール樽の中の生ビールを所定の温度
にまで冷却保持する必要があるが、冷蔵装置内に保管す
ることができるビール樽の数には限度があり、冷蔵装置
内のビール樽が空となったときに、常温状態で保管され
ていた新たなビール樽に交換し、直ちにその中の生ビー
ルをグラスに注いだのでは、顧客に冷えた生ビールを提
供することができなくなるだけでなく、泡が多くなり正
常にグラスに生ビールを注げなくなる。
【0006】特に、夏期などのように外気温度が高い状
態のときには、ビール樽を高い頻度で交換する必要があ
るだけでなく、冷蔵装置の冷蔵能力以上にビール樽を冷
却しなければ、生ビールをよりおいしい状態で顧客に提
供することができないことがある。
【0007】本発明の目的は、ビール樽や外気の温度状
態がどのような状態であっても、冷えた生ビールを顧客
に提供し得るようにすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の生ビール冷却注
出装置は、ビール樽が収容される樽収容室を有し、前記
樽収容室内に冷却風を供給する冷蔵機が設けられたハウ
ジングと、前記ハウジングの上部に設けられ、内部に前
記樽収容室内の空気が循環する調整冷却室を有する冷却
ボックスと、前記冷却ボックスの上面に取り付けられ、
前記ビール樽の吐出口に流路を介して連結される注ぎ口
を有するドラフトタワーとを有し、前記冷却ボックス内
を空にした状態と、氷などの冷却媒体を充填した状態と
に切り換えることによって前記ビール樽に対する冷却力
を調整し得るようにしたことを特徴とする。
【0009】本発明の生ビール冷却注出装置は、前記樽
収容室と前記調整冷却室とを区画する隔壁に、前記樽収
容室内の空気を前記調整冷却室内に案内する流入口と、
前記調整冷却室内の空気を前記樽収容室内に案内する流
出口とを形成し、前記流入口と前記流出口とにそれぞれ
送風ファンを設けたことを特徴とする。
【0010】本発明の生ビール冷却注出装置は、前記ド
ラフトタワーを中空円筒体により形成し、前記中空円筒
体の中に前記流路を配置するとともに、前記中空円筒体
に前記調整冷却室内の空気を循環移動させるようにした
ことを特徴とする。
【0011】本発明の生ビール冷却注出装置は、前記調
整冷却室内に前記冷却媒体を保持する金属製の熱交換部
材を設け、前記熱交換部材によって前記流路内のビール
を冷却するようにしたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施の形態である生ビー
ル冷却注出装置を示す斜視図であり、図2および図3は
それぞれ図1に示した生ビール冷却注出装置の内部構造
を示す断面図である。
【0014】この生ビール冷却注出装置はほぼ直方体形
状のハウジング11を有し、その前面には開閉式の2つ
の開閉扉12が設けられており、左側には冷蔵機13が
組み込まれている。ハウジング11内には、ビール樽1
4を収容するための樽収容室15が設けられており、こ
の樽収容室15内には、冷蔵機13によって所定の温度
に冷却された冷風が供給されて循環するようになってい
る。
【0015】この冷風によって、樽収容室15内のビー
ル樽14は冷却された状態で保管されることになる。ビ
ール樽14が空となった場合には、開閉扉12を開放す
ることによりそのビール樽14を取り出し、生ビールが
充填された新たなビール樽14を樽収容室15内に搬入
することができる。
【0016】ハウジング11の上面には冷却ボックス1
6が設けられ、この冷却ボックス16内には調整冷却室
17が形成されている。この調整冷却室17と樽収容室
15とを区画する隔壁には、樽収容室15内の空気を調
整冷却室17内に案内するための流入口18が形成さ
れ、さらに、調整冷却室17内の空気を樽収容室15内
に案内するための流出口19が形成されている。
【0017】したがって、図2および図3において破線
の矢印で示すように、樽収容室15内の冷風は、流入口
18から調整冷却室17内に流入した後に流出口19か
ら樽収容室15内に戻り、樽収容室15と調整冷却室1
7との間を冷風が循環するようになっている。冷風の循
環を強制的に行うために、流入口18と流出口19とに
は送風ファン21,22が設けられている。
【0018】冷却ボックス16の上面には、中空の円筒
形状のドラフトタワー23が設けられ、このドラフトタ
ワー23の内部空間は冷却ボックス16の調整冷却室1
7と連通している。これにより、ドラフトタワー23内
にも、破線の矢印で示すように、冷風が循環することに
なる。
【0019】ドラフトタワー23の上端部には、ビール
をグラスに注ぐためのタップつまり注ぎ口24が2つ設
けられ、それぞれの注ぎ口24の開閉操作を行うために
タップレバー25が2つ設けられている。
【0020】それぞれのビール樽14の吐出口と注ぎ口
24のジョイント部との間には、ホースやパイプなどか
らなる流路26が接続されるようになっている。ビール
樽14内のビールを注ぎ口24に向けて加圧するため
に、樽収容室15内には加圧ガスボンベ27が配置され
るようになっており、加圧ガスボンベ27内に充填され
た炭酸ガスは、ホースを介してビール樽14に供給され
るようになっている。これにより、タップレバー25の
操作によって注ぎ口24が開かれると、加圧ガスボンベ
27のガスの圧力によって注ぎ口24から樽内のビール
が流出することになる。
【0021】冷却ボックス16内には、熱伝導率の高い
金属材料からなり、表面がジグザグ形状に折り曲げられ
た板材を有する熱交換部材28が配置されており、この
熱交換部材28の上には、所定サイズの塊状に砕いた氷
29を冷却媒体として配置することができるようになっ
ている。冷却媒体としては、氷29に代えるか、氷29
に併せてドライアイスを使用するようにしても良い。
【0022】したがって、図3に示すように、冷却ボッ
クス16内の調整冷却室17内に氷29を供給すると、
樽収容室15内から冷却ボックス16内を通って樽収容
室15内に循環する空気によって、樽収容室15内の空
気は冷蔵機13による冷却に加えて氷29によっても冷
却されることになり、樽収容室15内の冷却度を高める
ことができる。
【0023】ビール樽14から注ぎ口24に延びる流路
26を熱交換部材28内にも案内することによって、流
路26のうち注ぎ口24に近い部分を氷29によって冷
却すことができる。
【0024】このような構造の生ビール冷却注出装置
は、樽収容室15内に搬入されたビール樽14が適温に
まで十分に冷却されている場合には、図2に示すよう
に、冷却ボックス16内には、氷29を供給することな
く使用される。この状態のもとでは、冷蔵機13からの
冷風によって樽収容室15内は所定の温度に保持されて
ビール樽14は冷却保持されることになり、ビール樽1
4が十分に冷却されていれば、冷蔵機13を作動させる
ことなく、ビール樽14自体の温度で生ビールをグラス
に注ぐようにしても良い。このときには、調整冷却室1
7内には樽収容室15内の冷風が循環供給されるので、
流路26を通るビールは所定の温度に保持される。
【0025】一方、新たに交換されたビール樽14があ
まり冷却されておらず、常温であった場合には、図3に
示すように、冷却ボックス16の調整冷却室17内に氷
29などの冷却媒体を供給すると、それにより調整冷却
室17内の空気は冷却されることになり、その冷風が樽
収容室15内に循環されるので、ビール樽14を所望の
温度まで冷却することができる。その際には、樽収容室
15内の温度を温度計によって検出して、自動的に冷蔵
機13を作動させることにより、氷29のみによる冷却
と氷29と冷蔵機13との両方による冷却とに自動的に
設定することができる。
【0026】したがって、ビール樽14が十分に冷却さ
れていない場合や、ビール樽14は所定の温度にまで冷
却されているが、夏期などのように、冷蔵機13による
冷却温度よりも十分に冷却したい場合には、冷蔵機13
と氷29との両方によってビール樽14を所望の温度に
冷却することができる。
【0027】このような構造の本発明の生ビール冷却注
出装置は、レストランなどの飲食店の厨房に設置するこ
とにより、四季を通じて所望の温度で生ビールを顧客に
提供することができる。
【0028】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
【0029】たとえば、本発明の生ビール冷却注出装置
はハウジング11の下面にキャスターを設けることによ
り移動式とすることができ、屋外のイベント会場やパー
ティー会場などにおいても顧客に所望の温度のビールを
提供することができる。また、ハウジング11のサイズ
によって任意の数のビール樽14を収容させることがで
き、ドラフトタワー23の数を複数としても良い。
【0030】
【発明の効果】本発明にあっては、ビール樽を収容する
樽収容室に連通する調整冷却室を冷却ボックス内に形成
し、この中に氷などの冷却媒体を供給するようにしたの
で、冷却媒体と冷蔵機との双方あるいはいずれか一方に
よりビール樽を冷却することができ、ビール樽の温度や
外気温度に応じて所望の温度にビール樽を冷却すること
ができる。これにより、ビール樽が頻繁に新たなものに
交換されたり、冷蔵機の持つ冷蔵能力よりも十分に冷却
する必要がある場合にも、顧客に対して最適の温度のビ
ールを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である生ビール冷却注出
装置を示す斜視図である。
【図2】冷却ボックス内に冷却媒体を供給していない状
態を示す生ビール冷却注出装置の断面図である。
【図3】冷却ボックス内に冷却媒体を供給した状態を示
す生ビール冷却注出装置の断面図である。
【符号の説明】
11 ハウジング 12 開閉蓋 13 冷蔵機 14 ビール樽 15 樽収容室 16 冷却ボックス 17 調整冷却室 18 流入口 19 流出口 21,22 送風ファン 23 ドラフトタワー 24 注ぎ口 25 タップレバー 26 流路 27 加圧ガスボンベ 28 熱交換部材 29 氷

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビール樽が収容される樽収容室を有し、
    前記樽収容室内に冷却風を供給する冷蔵機が設けられた
    ハウジングと、 前記ハウジングの上部に設けられ、内部に前記樽収容室
    内の空気が循環する調整冷却室を有する冷却ボックス
    と、 前記冷却ボックスの上面に取り付けられ、前記ビール樽
    の吐出口に流路を介して連結される注ぎ口を有するドラ
    フトタワーとを有し、 前記冷却ボックス内を空にした状態と、氷などの冷却媒
    体を充填した状態とに切り換えることによって前記ビー
    ル樽に対する冷却力を調整し得るようにしたことを特徴
    とする生ビール冷却注出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の生ビール冷却注出装置に
    おいて、前記樽収容室と前記調整冷却室とを区画する隔
    壁に、前記樽収容室内の空気を前記調整冷却室内に案内
    する流入口と、前記調整冷却室内の空気を前記樽収容室
    内に案内する流出口とを形成し、前記流入口と前記流出
    口とにそれぞれ送風ファンを設けたことを特徴とする生
    ビール冷却注出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の生ビール冷却注
    出装置において、前記ドラフトタワーを中空円筒体によ
    り形成し、前記中空円筒体の中に前記流路を配置すると
    ともに、前記中空円筒体に前記調整冷却室内の空気を循
    環移動させるようにしたことを特徴とする生ビール冷却
    注出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3のいずれか1項に
    記載の生ビール冷却注出装置において、前記調整冷却室
    内に前記冷却媒体を保持する金属製の熱交換部材を設
    け、前記熱交換部材によって前記流路内のビールを冷却
    するようにしたことを特徴とする生ビール冷却注出装
    置。
JP3848899A 1999-02-17 1999-02-17 生ビール冷却注出装置 Pending JP2000234837A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11034569B2 (en) 2018-02-14 2021-06-15 Taphandles Llc Cooled beverage dispensing systems and associated devices

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11034569B2 (en) 2018-02-14 2021-06-15 Taphandles Llc Cooled beverage dispensing systems and associated devices
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