JP2000233895A - 荷物吊下装置 - Google Patents

荷物吊下装置

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JP2000233895A
JP2000233895A JP11036066A JP3606699A JP2000233895A JP 2000233895 A JP2000233895 A JP 2000233895A JP 11036066 A JP11036066 A JP 11036066A JP 3606699 A JP3606699 A JP 3606699A JP 2000233895 A JP2000233895 A JP 2000233895A
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hydraulic
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suspension device
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Tomohiko Asakage
朋彦 浅蔭
Tadakazu Nishikino
宰一 錦野
Hideaki Yoshimatsu
英昭 吉松
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Yutani Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロープが巻回された複数のウインチドラムを
それぞれ駆動するための複数の液圧モータを具備する従
来の荷物吊下装置では,液圧モータが同調されるに過ぎ
ないため,各ロープの先端速度が異なる場合や,同調制
御できない場合が生じ,意図しないときにバケットが開
口してしまったり,共吊りされている吊荷が急に傾くな
どの問題が発生する恐れがあった。 【解決手段】 本発明は,複数のウインチドラムをそれ
ぞれ駆動するための液圧モータに流入する作動液量を制
御することにより,各ウインチドラムに巻回された各ロ
ープの先端速度が同調させ,例えば液圧モータの最大容
量や,ウインチドラムの最外層径,減速機の減速比,ロ
ープのウインチドラムへの掛け数などがそれぞれ異なる
場合でも,確実な同調制御を行うことを図ったものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,荷物吊下装置に係
り,詳しくは,複数のウインチドラムをそれぞれ駆動す
るための複数の液圧モータを具備した荷物吊下装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば木材チップや石炭,海砂,粘土な
どの荷材を運搬する場合に,図7に示すような開閉可能
なバケットを用いて作業が行われることがある。このバ
ケットを用いるには,バケットを開閉させるためのウイ
ンチとバケットを支持するためのウインチの2つのウイ
ンチが必要である。クローラクレーンなど複数のウイン
チを用いる装置では,各ウインチの操作を誤ると,意図
しないときにバケットが開閉してしまったり,複数のウ
インチにより共吊りされている吊荷が急に傾いてしまう
恐れがあり,安全な作業のために煩雑な操作が要求され
る場合が多いから,各ウインチを同調させて,できるだ
け操作者の負担を軽減することが好ましい。上記のよう
な複数のウインチを同調させる技術は,例えば特開平1
−87495号公報に記載されている。上記公報に記載
の技術では,支持用ウインチと開閉用ウインチにかかる
負荷が異なり両者に同調が必要な場合には,高負荷側モ
ータの駆動圧に応じて,高負荷側のモータと低負荷側の
モータの容量を同じ値に設定することにより,モータ速
度の同調制御が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記公
報に記載の技術では,開閉用の主巻ドラムと支持用の補
巻ドラムのサイズが同じであることを前提として,両者
のモータ容量が同じ値に設定されており,互いに異なる
サイズのウインチ間では,速度を同調制御することがで
きない。このため,操作者は以前として煩わしい速度調
整操作を行う必要がある。また,バケット作業のために
ウインチのワイヤ仕込み長さを入れ替えるといった作業
は煩わしく,ウインチのワイヤ仕込み長さは必ずしも同
じ長さにはない場合が多いが,このような場合や,ワイ
ヤの掛け数が異なる場合でも,速度を同調制御すること
ができない。本発明は,このような従来の技術における
課題を解決するために,荷物吊下装置を改良し,各ウイ
ンチドラムにそれぞれ巻回された各ロープの先端速度
を,液圧モータに流入する作動液量を制御して同調させ
ることにより,例えばモータの最大容量や,減速機の減
速比,ウインチドラムの最外層径,ワイヤロープのウイ
ンチドラムへの掛け数などが異なる場合でも,操作者が
煩わしい速度調整操作を行う必要なく,意図しない時に
バケットが開口してしまったり,共吊りされている吊荷
が急に傾くなどの問題発生を防止した快適な操作環境を
構築することができる荷物吊下装置を提供することを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,請求項1に係る発明は,ロープが巻回された複数の
ウインチドラムをそれぞれ駆動するための複数の液圧モ
ータを具備してなる荷物吊下装置において,上記液圧モ
ータ,及びウインチドラムを含み,上記液圧モータの駆
動力を各ウインチドラムに巻回されたロープの先端にそ
れぞれ伝達させるための伝達系の特性量に基づいて,上
記液圧モータに流入する作動液量を制御し,各ロープの
先端速度を同調させてなることを特徴とする荷物吊下装
置として構成されている。
【0005】また,請求項2に係る発明は,上記請求項
1に記載の荷物吊下装置において,上記伝達系が,各液
圧モータと各ウインチドラムとの間に配される減速機を
含むものであって,上記伝達系の特性量が,各液圧モー
タの容量,各減速機の減速比,各ウインチドラムの最外
層径,及び各ロープの上記ウインチドラムへの掛け本数
のいずれか,又はこれらの組み合わせであることをその
要旨とする。
【0006】また,請求項3に係る発明は,上記請求項
1又は2に記載の荷物吊下装置において,上記液圧モー
タを作動させるための作動液を吐出する液圧ポンプの吐
出流量を変化させて上記液圧モータに流入する作動液量
を制御してなることをその要旨とする。
【0007】また,請求項4に係る発明は,上記請求項
1〜3のいずれか1項に記載の荷物吊下装置において,
上記液圧モータを作動する作動液を吐出する液圧ポンプ
と,該液圧ポンプと上記液圧モータとの間に配された方
向流量制御弁とを具備し,上記方向流量制御弁の開口面
積を変化させて上記液圧モータに流入する作動液量を制
御してなることをその要旨とする。
【0008】また,請求項5に係る発明は,上記請求項
1〜4のいずれか1項に記載の荷物吊下装置において,
上記液圧モータの容量を設定する液圧モータ容量設定手
段と,上記液圧モータ容量設定手段により設定された各
液圧モータ間の容量の比を一定比に定める液圧モータ容
量同調制御手段とを具備してなることをその要旨とす
る。
【0009】また,請求項6に係る発明は,上記請求項
5に記載の荷物吊下装置において,上記一定比が各液圧
モータ間の最大容量の比であることをその要旨とする。
【0010】上記請求項1〜6のいずれか1項に記載の
荷物吊下装置によれば,複数のウインチドラムをそれぞ
れ駆動するための液圧モータに流入する作動液量を制御
することにより,各ウインチドラムに巻回された各ロー
プの先端速度が同調させられるため,例えば液圧モータ
の最大容量や,ウインチドラムの最外層径,減速機の減
速比,ロープのウインチドラムへの掛け数などがそれぞ
れ異なる場合でも,操作者が煩わしい速度調整操作を行
う必要なく,意図しない時にバケットが開口してしまっ
たり,共吊りされている吊荷が急に傾くなどの問題を防
止した快適な操作環境を構築することができる。
【0011】さらに,上記請求項3に記載の荷物吊下装
置のように,液圧モータを作動させるための作動液を吐
出する液圧ポンプの吐出流量を変化させて上記液圧モー
タに流入する作動液量を制御することにより,方向流量
制御弁を備えていない場合でも,上記快適な操作環境を
構築することができる。
【0012】さらに,上記請求項4に記載の荷物吊下装
置のように,液圧モータを作動する作動液を吐出する液
圧ポンプと,該液圧ポンプと上記液圧モータとの間に配
された方向流量制御弁とを具備し,上記方向流量制御弁
の開口面積を変化させて上記液圧モータに流入する作動
液量を制御することにより,固定容量ポンプを用いた
り,複数の液圧モータ間でポンプを共有するシリーズ回
路を用いることも可能となる。
【0013】さらに,上記請求項6に記載の荷物吊下装
置のように,各液圧モータの容量の比を各液圧モータの
最大容量の比に同調させることにより,各ロープの先端
速度を同調させる場合でも,各液圧モータの能力を最大
限活かすことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照して,本発
明の実施の形態につき説明し,本発明の理解に供する。
尚,以下の実施の形態は,本発明の具体的な一例であっ
て,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではな
い。まず,本発明の一実施の形態に係る荷物吊下装置
は,例えば左右一組のウインチを用いて,一つの吊荷を
吊り下げる共吊りなどを行うクレーン装置として具体化
される。ここに,図1は本発明の一実施の形態に係る荷
物吊下装置の概略構成を示す油圧回路図である。
【0015】図1に示す如く,本発明の一実施の形態に
係る荷物吊下装置は,ロープが巻回された左右一組のウ
インチドラム1(1a ,1b )と,各ウインチドラム1
a ,1b に減速機2(2a ,2b )を介して接続され,
各ウインチドラム1a ,1bをそれぞれ駆動するための
2つの油圧モータ(液圧モータの一例)3(3a ,3b
)と,上記液圧モータ3を作動させるための油を吐出
する油圧ポンプ4(4a,4b )と,上記油圧ポンプ4
から吐出する油の上記液圧モータ3への流入方向及び流
入量を制御するためのコントロールバルブ(方向流量制
御弁の一例)5(5a ,5b )とを具備する。
【0016】そして,本実施の形態に係る荷物吊下装置
が,特徴とするところは,各油圧モータ3a ,3b の容
量をそれぞれ設定するための油圧モータ容量設定手段
(液圧モータ容量設定手段の一例)101(101a ,
101b )と,上記油圧モータ容量設定手段101によ
り設定される各油圧モータ3a ,3b の容量の比を各油
圧モータ3a ,3b の最大容量の比に制御する油圧モー
タ容量同調制御手段(液圧モータ容量同調制御手段の一
例)201と,各油圧モータ3a ,3b の容量,各減速
機2a ,2b の減速比,各ウインチドラム1a ,1b の
最外層径,及び各ロープの上記ウインチドラム1への掛
け本数のいずれか,又はこれらの組み合わせに基づい
て,上記油圧モータ3a ,3b に流入する吐出油量を制
御する油圧モータ流入流量制御手段202とを具備する
点である。
【0017】以下,本実施の形態に係る荷物吊下装置の
詳細について説明する。本実施の形態に係る荷物吊下装
置には,可変容量型の油圧モータ3が2つ備えられてい
る。この2つの油圧モータ3a ,3b には,減速機2a
,2b をそれぞれ介してウインチドラム1a ,1b が
連結されている。このウインチドラム1a,1b に巻回
されたワイヤロープの先端には,吊荷がつり下げられて
いる。即ち,本実施の形態に係る荷物吊下装置では,各
油圧モータ3a ,3b の駆動力を各ウインチドラム1a
,1b にそれぞれ伝達するための2つの伝達系には,
各ウインチドラム1a ,1b ,減速機2a ,2b ,及び
油圧モータ3a ,3b がそれぞれ含まれている。尚,本
実施の形態における特性量は,各油圧モータ3a,3b
の容量,各減速機2a ,2b の減速比,各ウインチドラ
ム1a ,1b の最外層径,及び各ロープの上記ウインチ
ドラム1への掛け本数であって,これらいずれもが異な
っているものとする。そして,上記油圧モータ3a ,3
b が作動すると,減速機3a ,3b を介して駆動力がウ
インチドラム1a ,1b にそれぞれ伝達され,ワイヤロ
ープの巻き上げ又は巻下げが行われ,吊荷の上げ下ろし
が行われる。上記油圧モータ3a ,3b を作動させるの
は,油圧ポンプ4a ,4b からそれぞれ吐出される油で
ある。この油圧ポンプ4a ,4b も可変容量型であり,
その容量は油圧ポンプ容量設定手段102(102a ,
102b )を用いて設定される。また,上記油圧ポンプ
4a ,4b と油圧モータ3a ,3b との間にはそれぞれ
コントロールバルブ5a ,5b が配されている。このコ
ントロールバルブ5a,5b により,上記油圧ポンプ4a
,4b から吐出され上記油圧モータ3a ,3b に流入
する油量を調整することも可能であるし,高圧側の配管
を切り換えて上記油圧モータ3a ,3b の回転方向を変
更することもできる。
【0018】ところで,上記油圧モータ3a ,3b の回
転速度が同調されていたとしても,吊荷がつり下げられ
る上記ワイヤロープの先端速度(以下,フック速度とい
う)は,必ずしも同一にはならない。これは,フック速
度が,上記油圧モータ3の回転速度だけによらないから
である。例えば上記油圧モータ3の回転速度Nm を次式
(1)にて表す。 Nm =(ηmv/qm )・Qm (1) ここで,Qm は上記油圧モータ3に流入する油量であ
り,qm は上記油圧モータ3の容量であり,ηmvは上記
油圧モータ3の容積効率である。このとき,減速機3の
減速比をiとすると上記ウインチドラム1の回転数Nd
は,次式(2)にて表される。 Nd =Nm /i (2) また,上記ウインチドラム1の最外層のドラムP.C.
DをDd とすると,ワイヤーロープの巻き取り速度vL
(あるいは繰り出し速度)は次式(3)にて表される。 vL =π・Dd ・Nd (3) さらに,上記ワイヤーロープの掛け数をjとすると,上
記フック速度vh は,次式(4)にて表される。 vh =vL /j (4) 結局,上記(1)乃至(4)式から,上記フック速度v
h は上記回転速度Nmを用いると, vh =(π・Dd )/(j・i)・Nm (5) となり,さらに上記油圧モータ3に流入する油量Qm を
用いると, vh =(π・Dd ・ηmv)/(j・i・qm )・Qm =K・Qm (6) となる。上記(5)式から理解される通り,上記回転速
度Nm を2つの油圧モータ3a,3b 間で同じにするよ
う制御したとしても,上記ドラムP.C.Dの値Dd や
掛け数j,減速機の減速比iなどが異なると,上記フッ
ク速度vh は同調されない。上記フック速度vh が同調
されなければ,吊荷を共吊りしている場合には,左右ど
ちらかに傾き吊荷が不安定な状態になる。
【0019】そこで,本実施の形態に係る荷物吊下装置
では,上記フック速度vh が同一となるように,上記油
圧モータ3に流入する油量Qm が制御される。上記油圧
モータ3a に接続されたワイヤロープのフック速度をv
ha,上記油圧モータ3b に接続されたワイヤーロープの
フック速度をvhbとすると, vha=Ka ・Qma (6a) vhb=Kb ・Qmb (6b) この2つのフック速度vha,vhbが等しくなるために
は,Ka ,Kb ,Qma,Qmbは,次の関係を満足する必
要がある。 Kb /Ka =Qma/Qmb =(ja ・ib ・Ddb・ηmvb ・qma)/ (jb ・ia ・Dda・ηmva ・qmb) (7) 上記(7)式を満たすように,油圧モータ容量設定手段
101a ,101b ,油圧モータ容量同調制御手段20
1,油圧モータ流入流量制御手段202により各変数が
設定される。
【0020】ここで,上記油圧モータ容量設定手段10
1a ,101b の具体的構成を図2に示す。図2に示す
如く,上記油圧モータ容量設定手段101a ,101b
において,中立の状態すなわち電磁比例減圧弁33に電
圧指令が与えられていない状態では,サーボピストン3
2の図面左側の室はA→Tを通してタンクに接続されて
いる。このとき,サーボピストン32の図面右側の室に
は油圧モータ3の高圧側配管34の圧力とパイロット圧
源のどちらか高い方の圧力が導かれサーボピストン32
は図面左側に押し付けられた状態にある。このとき,電
磁比例減圧弁33に電圧指令が与えられると,スプール
31が電磁比例減圧弁33の2次圧に応じて押し込まれ
図面右側に移動する。スプール31が押し込まれるとP
→Aが接続されるポジションになり,油圧モータ3の高
圧側配管34の圧力とパイロット圧源のどちらか高い方
の圧力がサーボピストン32に導かれ,サーボピストン
32は図面右側方向に移動する。サーボピストン32は
リンク機構を介して,スリーブ30とつながっており,
P→Aを塞ぐ方向(図面右側方向)にスリーブ30が移
動する。スリーブ30が移動しすぎて,A→Tが接続さ
れるポジションになるとサーボピストン22は図面左側
方向に移動し,リンク機構を介してスリーブ30が戻る
方向(図左側方向)に動く。このような動作により,バ
ランスされた適切な位置にスリーブ30及びサーボピス
トン32が移動するように制御される。スリーブ30と
サーボピストン32を接続しているリンク機構は,可変
モータ3の斜板にも接続されており,スリーブ30やサ
ーボピストン32の位置,結局のところ電磁比例減圧弁
23への入力電圧の値に応じた容量に上記油圧モータ3
の容量が制御される。
【0021】上記油圧モータ容量設定手段101a ,1
01b には,上記油圧モータ容量同調制御手段201か
ら電圧が入力され,上記油圧モータ3a ,3b の容量が
それぞれの最大容量に基づいて設定される。この油圧モ
ータ容量同調制御手段201が行う制御に関するフロー
チャートを図3として示す。まずオペレータによってレ
バー6が操作されると,図3に示す如く,その操作に応
じてレバー6から操作信号Vinが油圧モータ容量同調制
御手段201に入力される(S101)。次に,予め操
作信号Vinとモータ容量q(qm )との間に予め設定さ
れた図3の特性1に示すような関係と,上記入力された
操作信号Vinから,モータ容量qが算出される(S10
2)。尚,モータ容量qは油圧モータ3の最大容量の何
パーセントに当たるかを定める数値である。次に,算出
されたq〔%〕に,各油圧モータ3a ,3b の最大容量
qa max,qb maxが掛け合わされ,上記操作
信号Vinに応じた上記油圧モータ3a,3bのモータ容
量qa(qma) ,qb(qmb)がそれぞれ求められる
(S103)。このようにモータの最大容量の比に応じ
て上記モータ容量qa,qbを定める(即ちqa:qb
=qa max:qb max)ことにより,両モータ
の最大推力を常に得ることができる。モータの容量q
a,qbが求められると,次にモータの容量qaが容量
設定可能な範囲にあるのか否かが判定される(S10
4)。求められたモータの容量qaが,油圧モータ3a
の最小容量qa minよりも小さい場合には,上記モ
ータ容量qaが上記最小容量qa minに設定され,
上記モータ容量qbは上記モータ容量qa及びqbが最
大容量同士の比となるようにqa min×qb max
/qa maxに設定される(S105)。一方,求め
られたモータの容量qaが,油圧モータ3a の最小容量
qa minよりも大きい場合には,上記モータ容量q
aには,上記工程S103で求められた値がそのまま用
いられる。
【0022】次にモータの容量qbが,容量設定可能な
範囲にあるか否かが判定される(S106)。上記モー
タの容量qbが,油圧モータ3b の最小容量qb mi
nよりも小さい場合には,上記モータ容量qbが上記最
小容量qb minに設定され,上記モータ容量qaは
上記モータ容量qa及びqbが最大容量同士の比となる
ように,qb min×qa max/qb maxに
設定される(S107)。一方,上記モータの容量qb
が,油圧モータ3b の最小容量qb minよりも大き
い場合,即ち容量設定可能な範囲にある場合には,上記
モータ容量qbには,上記工程S106までに定められ
ているモータ容量qbがそのまま用いられる。そして,
上記工程(S101乃至S106)により求められたモ
ータ容量qa及びqbが,電圧信号Vqa,Vqbに変
換され(S108),電圧信号Vqa,Vqbが上記油
圧モータ容量設定手段101a ,101b にそれぞれ出
力される(S109)。このようにして,上記油圧モー
タ3a ,3b の容量qa,qbがそれぞれ定められる一
方,上記レバー6の操作信号Vinは,油圧モータ流入
流量制御手段202にも供給され,上記油圧モータ容量
設定手段101a ,101b によりそれぞれ定められた
上記油圧モータ3a ,3b の容量qa,qbなどに基づ
いて,上記油圧モータ3a ,3b に流入する油量が定め
られる。ここで,図4に上記油圧モータ流入流量制御手
段202による制御に関するフローチャートを示す。
【0023】まず,上記レバー6が操作されると,図4
に示す如く,上記レバー6の操作量に対応した操作信号
Vinが上記油圧モータ流入流量制御手段202にも供給
される(S201)。次に,予め操作信号Vinと流入流
量Qm との間に予め設定された図4の特性2に示すよう
な関係と,上記入力された操作信号Vinから,流入流量
Qm が算出される(S202)。尚,流入流量Qmは油
圧モータ3に最大可能な流量(Qma max,Qmb ma
x)の何パーセントに当たるかを定める値である。次
に,算出されたQm 〔%〕に,各油圧モータ3a ,3b
の最大流入流量Qma max,Qmb maxが掛け合わさ
れ,上記操作信号Vinに応じた上記油圧モータ3a ,3
b の流入流量Qma org,Qmb orgが求められる
(S203)。次に,Ka /Kb が算出される(S20
4)。Kb /Ka は上記(7)式によると,モータ容
量,減速機の減速比,ウインチドラムの最外層P.C.
D,ワイヤーロープの掛け数それぞれの比率で表され
る。モータ容量qa,qbについては,上記した通り油
圧モータ容量同調制御手段201により最大容量の比
(qma max/qmb max)に設定されてい
る。また,モータ容積効率ηmvには概略一定値であると
して,予めコントローラ200に設定しておいてもよい
し,詳細な値が必要である場合には,モータの効率曲線
をデータとしてコントローラ200内に記憶しておき,
モータの回転数センサとモータ出入口の圧力を検出する
圧力センサとを設け,モータ回転数センサの検出値と両
圧力センサの差圧から求めるモータ有効圧を用いて,上
記モータの効率曲線から時々刻々求めるようにしてもよ
い。さらに,最外層のドラムP.C.Dの値Dd につい
ては,ウインチドラム1a,1b 上にドラムの層数を検
出する検出センサを取り付けて,Dd d ドラム径+(層
数×1層の厚み)×2という演算により求めてもよい
し,ワイヤロープの仕込み長さをデータとしてコントロ
ーラ200に保持し,ウインチドラムの回転量を回転セ
ンサによって検出しておくことにより,巻出し量を積算
して,ドラムの形状から,その時点での層数がいくらに
なっているか判断して求めるようにしてもよい。
【0024】Kb /Ka が算出されると,次に算出され
たKb /Ka が1よりも大きいか小さいかが判定される
(S205)。Kb /Ka が1よりも大きい場合には,
油圧モータ3aの流入流量QmaにQma orgがそのま
ま代入され,油圧モータ3bの流入流量Qmbに,上記Qm
bとQmbの比率がKb :Ka となるように,Qma or
g×Ka /Kb が代入される(S206)。続いて,上
記のように求められた油圧モータ3b の流入流量Qmb
が,Qmb orgよりも大きいか小さいかの判定が行わ
れる(S207)。上記油圧モータ3b の流入流量Qmb
が,Qmb orgよりも大きくなった場合には,設定不
可能となるため,Qmb orgをQmbに代入し,流入流
量Qma,Qmaの比がKb :Kaとなるように,Qmb
rg×Kb /Ka が流入流量Qmaに代入される(S20
8)。上記工程S207において,流入流量QmbがQmb
orgよりも小さい場合には上記流入流量が設定可能
な範囲内にあるため,上記工程S206により求められ
たQma,Qmbがそのまま用いられる。一方,上記工程S
205において,Kb /Ka が1よりも小さい場合に
は,上記工程S203により求められたQmb orgが
そのまま上記油圧モータ3b の流入流量Qmbに代入さ
れ,上記油圧モータ3a の流入流量Qmaには,流入流量
Qma,Qmbの比がKa :Kb となるように,Qma or
gが代入される(S209)。
【0025】続いて,上記工程S209により求められ
た油圧モータ3a の流入流量Qmaが,Qma orgより
も大きいか小さいかの判定が行われる(S210)。上
記油圧モータ3a の流入流量Qmaが,Qma orgより
も大きくなった場合には,設定不可能となるため,Qma
orgをQmaに代入し,流入流量Qma,Qmbの比が
Kb :Ka となるように,Qma org×Kb /Ka が
流入流量Qmbに代入される(S211)。上記工程S2
10において,流入流量QmaがQma orgよりも小さ
い場合には上記流入流量が設定可能な範囲内にあるた
め,上記工程S209により求められたQma,Qmbがそ
のまま用いられる。そして,上記工程S201乃至S2
11により求められた上記流入流量Qma,Qmbが電圧信
号に変換され(S212),上記電圧信号が油圧ポンプ
4a ,4bの容量を設定する油圧ポンプ容量設定手段1
02a ,102b ,及びコントロールバルブ5a ,5b
にそれぞれ出力される(S213)。
【0026】これにより,上記油圧モータ3,及びウイ
ンチドラム1を含み,上記油圧モータ3の駆動力を各ウ
インチドラム1に巻回されたロープの先端にそれぞれ伝
達させるための伝達系の特性量Ka /Kb に反比例する
ように,上記油圧モータ3に流入する油の流入流量が制
御される。その結果,本実施の形態に係る荷物吊下装置
によれば,例えば油圧モータの最大容量や,ウインチド
ラムの最外層径,減速機の減速比,ロープのウインチド
ラムへの掛け数などがそれぞれ異なる場合でも,操作者
が煩わしい速度調整操作を行う必要なく,意図しない時
にバケットが開口してしまったり,共吊りされている吊
荷が急に傾くなどの問題を防止した快適な操作環境を構
築することができる。しかも,各油圧モータの容量の比
を各油圧モータの最大容量の比に同調させることによ
り,各ロープの先端速度を同調させる場合でも,各油圧
モータの能力を最大限活かすことができる。
【0027】
【実施例】上記実施の形態では,左右一組のウインチド
ラムを2つの油圧モータで駆動し,吊荷を共吊りする荷
物吊下装置に本発明を適用したが,これに限られるもの
ではなく,開閉可能なバケットに対して支持及び開閉を
行うために2つのウインチドラムを備えた荷物吊下装置
に本発明を適用してもよいし,さらに3つ以上のウイン
チドラムをそれぞれ駆動するための油圧モータに本発明
を適用することも可能である。特に,クローラクレーン
では,主巻ドラムと補巻ドラムのサイズは同じである
が,サードドラムのサイズはこれらと異なる場合が多い
ため,本願発明のように,油圧モータ3,及びウインチ
ドラム1を含み,上記油圧モータ3の駆動力を各ウイン
チドラム1に巻回されたロープの先端にそれぞれ伝達さ
せるための伝達系の特性量,例えば油圧モータの容量,
ウインチドラムの最外層径,ワイヤロープの掛け数,減
速機の減速比などから求められるKa /Kb に反比例す
るように上記油圧モータ3a ,3b の流入量比Qma/Q
mbを定めて,各油圧モータ3に流入する油の流入流量を
制御することにより,各油圧モータの速度を同調させる
ことが可能となる。このような荷物吊下装置も本発明に
おける荷物吊下装置の一例である。
【0028】また,上記実施の形態では,油圧ポンプ容
量設定手段102a ,102b によりその容量が可変設
定可能な油圧ポンプ4a ,4b を用いたが,これに限ら
れるものではなく,容量固定の油圧ポンプを用い,コン
トロールバルブ5a ,5b のみにより上記油圧モータ3
a ,3b に流入する油量を調整するようにしてもよい。
これにより,構成を簡素化することができる。さらに,
コントロールバルブ5a ,5b のみを用いて上記油圧モ
ータ3a ,3b に流入する油量を調整する場合には,図
5に示す如く,油圧モータ3a ,3b 間で油圧ポンプ4
を共有したシリーズ回路を採用することも可能である。
また,コントロールバルブ5a ,5b のみを用いて上記
油圧モータ3a ,3b に流入する油量を調整する場合と
は逆に,可変容量型の油圧ポンプの容量のみを調整する
ことにより,上記油圧モータ3a,3b に流入する油量
を調整することも可能である。図6に示す如く,コント
ロールバルブ5を接続せず,閉回路を形成し,油圧ポン
プ4a ,4b の吐出量だけを変化させて上記油圧モータ
3a ,3b に流入する油量を調整するのである。この場
合にも,コントロールバルブが不要となり,構成を簡素
化することができる。このような荷物吊下装置も本発明
における荷物吊下装置の一例である。
【0029】また,上記実施の形態では,上記伝達系の
特性量,例えば油圧モータの容量,ウインチドラムの最
外層径,ワイヤロープの掛け数,減速機の減速比のいず
れもが各伝達系によって異なっている場合を想定してい
たが,これに限られるものではなく,例えばワイヤロー
プの掛け数だけが異なっており特性量が同一である場合
には,単にワイヤロープの掛け数の比ja /jb (式
(7)参照)に反比例するように,油圧モータ間の流入
量比Qma/Qmbを定めて,各油圧モータの油流入量を制
御して,フック速度を同調させるようにしてもよい。ま
た,例えばウインチドラムの最外層径のみが異なってい
る場合には,ウインチドラムの最外層径の比Ddb/Dda
に反比例するように,油圧モータ間の流入量比Qma/Q
mbを定めて,各油圧モータの油流入量を制御して,フッ
ク速度を同調させるようにしてもよい。もちろん,油圧
モータの容量,減速機の減速比についても同様である。
さらに,ワイヤロープの掛け数とウインチドラムの最外
層径が異なっている場合には,(ja ・Ddb)/(jb
・Dda)に反比例するように油圧モータ間の流入量比Q
ma/Qmbを定めるなど,上記特性量を組み合わせる場合
でも同様である。このような荷物吊下装置も本発明にお
ける荷物吊下装置の一例である。
【0030】
【発明の効果】以上説明した通り,上記請求項1〜6の
いずれか1項に記載の荷物吊下装置によれば,複数のウ
インチドラムをそれぞれ駆動するための液圧モータに流
入する作動液量を制御することにより,各ウインチドラ
ムに巻回された各ロープの先端速度が同調させられるた
め,例えば液圧モータの最大容量や,ウインチドラムの
最外層径,減速機の減速比,ロープのウインチドラムへ
の掛け数などがそれぞれ異なる場合でも,操作者が煩わ
しい速度調整操作を行う必要なく,意図しない時にバケ
ットが開口してしまったり,共吊りされている吊荷が急
に傾くなどの問題を防止した快適な操作環境を構築する
ことができる。
【0031】さらに,上記請求項3に記載の荷物吊下装
置のように,液圧モータを作動させるための作動液を吐
出する液圧ポンプの吐出流量を変化させて上記液圧モー
タに流入する作動液量を制御することにより,方向流量
制御弁を備えていない場合でも,上記快適な操作環境を
構築することができる。
【0032】さらに,上記請求項4に記載の荷物吊下装
置のように,液圧モータを作動する作動液を吐出する液
圧ポンプと,該液圧ポンプと上記液圧モータとの間に配
された方向流量制御弁とを具備し,上記方向流量制御弁
の開口面積を変化させて上記液圧モータに流入する作動
液量を制御することにより,固定容量ポンプを用いた
り,複数の液圧モータ間でポンプを共有するシリーズ回
路を用いることも可能となる。
【0033】さらに,上記請求項6に記載の荷物吊下装
置のように,各液圧モータの容量の比を各液圧モータの
最大容量の比に同調させることにより,各ロープの先端
速度を同調させる場合でも,各液圧モータの能力を最大
限活かすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る荷物吊下装置の
概略構成を示す油圧回路図。
【図2】 上記荷物吊下装置における油圧モータの容量
を設定する構成を説明するための図。
【図3】 上記荷物吊下装置が備える油圧モータ同調制
御手段による制御に関するフローチャート。
【図4】 上記荷物吊下装置が備える油圧モータ流入流
量制御手段による制御を説明するためのフローチャー
ト。
【図5】 本発明の一実施例に係る荷物吊下装置の概略
構成を示す油圧回路図。
【図6】 本発明の他の実施例に係る荷物吊下装置の概
略構成を示す油圧回路図。
【図7】 開閉可能なバケットの動作を説明するための
図。
【符号の説明】
1…ウインチドラム 2…減速機 3…油圧モータ 4…油圧ポンプ 5…コントロールバルブ 201…油圧モータ容量同調制御手段 202…油圧モータ流入流量制御手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロープが巻回された複数のウインチドラ
    ムをそれぞれ駆動するための複数の液圧モータを具備し
    てなる荷物吊下装置において,上記液圧モータ,及びウ
    インチドラムを含み,上記液圧モータの駆動力を各ウイ
    ンチドラムに巻回されたロープの先端にそれぞれ伝達さ
    せるための伝達系の特性量に基づいて,上記液圧モータ
    に流入する作動液量を制御し,各ロープの先端速度を同
    調させてなることを特徴とする荷物吊下装置。
  2. 【請求項2】 上記伝達系が,各液圧モータと各ウイン
    チドラムとの間に配される減速機を含むものであって,
    上記伝達系の特性量が,各液圧モータの容量,各減速機
    の減速比,各ウインチドラムの最外層径,及び各ロープ
    の上記ウインチドラムへの掛け本数のいずれか,又はこ
    れらの組み合わせである請求項1に記載の荷物吊下装
    置。
  3. 【請求項3】 上記液圧モータを作動させるための作動
    液を吐出する液圧ポンプの吐出流量を変化させて上記液
    圧モータに流入する作動液量を制御してなる請求項1又
    は2に記載の荷物吊下装置。
  4. 【請求項4】 上記液圧モータを作動させるための作動
    液を吐出する液圧ポンプと,該液圧ポンプと上記液圧モ
    ータとの間に配された方向流量制御弁とを具備し,上記
    方向流量制御弁の開口面積を変化させて上記液圧モータ
    に流入する作動液量を制御してなる請求項1〜3のいず
    れか1項に記載の荷物吊下装置。
  5. 【請求項5】 上記液圧モータの容量を設定する液圧モ
    ータ容量設定手段と,上記液圧モータ容量設定手段によ
    り設定された各液圧モータ間の容量の比を一定比に定め
    る液圧モータ容量同調制御手段とを具備してなる請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の荷物吊下装置。
  6. 【請求項6】 上記一定比が各液圧モータ間の最大容量
    の比である請求項5に記載の荷物吊下装置。
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