JP2000310201A - 油圧作業機械のアクチュエータ制御回路 - Google Patents

油圧作業機械のアクチュエータ制御回路

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JP2000310201A JP11118319A JP11831999A JP2000310201A JP 2000310201 A JP2000310201 A JP 2000310201A JP 11118319 A JP11118319 A JP 11118319A JP 11831999 A JP11831999 A JP 11831999A JP 2000310201 A JP2000310201 A JP 2000310201A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンチングを防止しながら応答性を良くす
る。 【解決手段】 ウィンチ巻下時のメータアウト側管路9
にカウンタバランス弁11を設けるとともに、メータア
ウト側、メータイン側両管路9,10間にメータイン圧
力P1によって開く連通弁15を設け、この連通弁15
を通じて両側管路9,10間で油をやり取りさせること
によってハンチングを防止する。また、モータ4が過速
状態とならないように連通弁15の開口面積を小さくし
ながら、ハンチング防止機能を維持するために流量調整
弁18を設け、差圧に応じてポンプ吐出油の一部をコン
トロールバルブ6をバイパスしてメータイン側管路10
に流入させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧クレーン、油圧
ショベル等の油圧作業機械のアクチュエータ制御回路に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】本発明の好適例である油圧クレーンのウ
ィンチモータ制御回路を例にとって従来の技術を説明す
る。
【0003】図3に油圧クレーンの全体概略構成を示し
ている。Mは下部走行体、Uは上部旋回体で、この上部
旋回体Uに伸縮自在なブームBが起伏シリンダCによっ
て起伏自在に設けられ、図4に示すウィンチドラム1か
ら繰り出されたロープ2によって吊荷Wが巻上・巻下駆
動される。
【0004】ウィンチドラム1は、図4に示すように減
速機3を介してウィンチモータ(油圧モータ)4に連結
され、このウィンチモータ4が油圧ポンプ5からの圧油
によって回転駆動される。
【0005】油圧ポンプ5とウィンチモータ4との間に
は油圧パイロット式のコントロールバルブ6が設けら
れ、リモコン弁7のレバー操作により、このレバー操作
量に応じたパイロット圧がコントロールバルブ6に送ら
れて同バルブ6が巻下、巻上、中立の各位置a,b,c
間で切換わり作動する。
【0006】8はリモコン弁7とコントロールバルブ6
とを結ぶパイロットラインで、ここでは巻下側パイロッ
トラインのみを示している。
【0007】コントロールバルブ6とウィンチモータ4
とを結ぶ巻上側、巻下側両管路9,10のうち、ウィン
チ巻下時(ウィンチモータ4の巻下回転時)のモータ出
口側となる巻上側管路(メータアウト側管路)9に、モ
ータ入口側となる巻下側管路(メータイン側管路10)
の圧力P1を外部パイロット圧として作動するブレーキ
弁としてのカウンタバランス弁11が設けられ、このカ
ウンタバランス弁11により巻下速度が制御されて、吊
荷Wの落下が防止されるとともに、メータイン側管路1
0が負圧になることによるキャビテーションの発生が防
止される。
【0008】12はウィンチ巻上時にカウンタバランス
弁11をバイパスするためのチェック弁、13はポンプ
圧を設定するリリーフ弁、Tはタンクである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
巻下時に、メータイン側意管路10の圧力(メータイン
圧力)P1によって出口側のカウンタバランス弁11を
作動させる従来の外部パイロット式カウンタバランス回
路によると、とくに大負荷時に慣性の影響によって操作
時期とカウンタバランス弁11の作動時期にずれが生じ
て所謂ハンチングが発生し易く、回路としての安定性が
悪くなるという問題がある。
【0010】そこで、この外部パイロット式カウンタバ
ランス回路においては、ハンチング防止策として、カウ
ンタバランス弁11に絞りによる減衰を与える手段が取
られている。
【0011】この場合、減衰度は、ハンチングが起こり
易い大負荷を基準にして設定される。
【0012】しかし、こうすると小負荷時に減衰過多と
なり、応答性が悪くなるという弊害が生じていた。
【0013】なお、別のカウンタバランス回路として、
図5に示すように、ウィンチ巻下時に、メータアウト側
管路9の圧力(メータアウト圧力)P2によってカウン
タバランス弁11を作動させる内部パイロット式カウン
タバランス弁回路がある。
【0014】しかし、この内部パイロット式カウンタバ
ランス回路によると、 吊荷重量が小さい時等の小負荷時に、メータアウト
圧力P2が小さくなってカウンタバランス弁11が開き
にくくなり、 対策としてパイロット圧に対抗するバネ11aの力
を小さくすると、カウンタバランス弁11が無闇に開い
て吊荷Wの落下等が起こり、 一方、メータイン圧力P1を高めることによってメ
ータアウト圧力P2を高くすることでカウンタバランス
弁11を開き易くする方法をとると、エネルギー効率が
悪くなる 等の弊害が生じる。
【0015】また、カウンタバランス回路ではないが、
ハンチング対策として、特開平6−17448号、特開
平9−25004号両公報に示されているように、メー
タイン側、メータアウト側両管路間に連通弁を設け、こ
の連通弁の開度を電子制御することにより両側管路間で
油をやり取りさせてハンチングを速やかに減衰させる技
術が公知となっている。
【0016】ところが、この公知の連通弁方式による
と、両側管路9,10を連通させた状態で、アクチュエ
ータにはコントロールバルブ通過流量と連通弁通過流量
の和の流量が流れるため、連通弁の開口面積が大きい場
合に、アクチュエータにポンプ吐出量よりもかなり多い
流量が流れる。このため、アクチュエータが定格速度以
上の高速で作動する過速状態が発生する。
【0017】しかし、この過速防止のために連通弁の開
口面積を小さくすると、連通弁を通過する流量が減少す
る結果、本来の目的である油のやり取りによるハンチン
グ防止作用が低下する。
【0018】すなわち、連通弁を設けるだけでは、過速
防止とハンチング防止の両立は困難となる。
【0019】そこで本発明は、外部パイロット式カウン
タバランス回路の構成をとりながらハンチング防止と応
答性を両立させることができ、しかも連通弁方式をとり
ながら過速状態の発生を防止することができる油圧作業
機械のアクチュエータ制御回路を提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、油圧
ポンプにより駆動されて負荷を上げ下げする方向に作動
する油圧アクチュエータと、この油圧アクチュエータの
作動を制御するコントロールバルブとを結ぶ両側管路の
うち、負荷下げ時のメータアウト側管路に、メータイン
側管路の圧力をパイロット圧として作動するカウンタバ
ランス弁が設けられた油圧作業機械のアクチュエータ制
御回路において、上記メータイン、メータアウト両側管
路間に、負荷下げ時に両側管路を連通させる連通弁が設
けられるとともに、メータイン側およびメータアウト側
両管路の圧力の差に応じてこの差圧が小さくなる方向に
メータイン流量を制御する流量調整弁が設けられてなる
ものである。
【0021】請求項2の発明は、請求項1の構成におい
て、油圧ポンプの吐出管路と負荷下げ時のメータイン側
管路との間に、コントロールバルブを迂回するバイパス
管路が設けられ、このバイパス管路に流量調整弁が設け
られたものである。
【0022】請求項3の発明は、請求項1または2の構
成において、連通弁として、メータイン側管路の圧力を
パイロットとして導入される油圧パイロット弁、流量調
整弁として、メータイン側およびメータアウト側両管路
の圧力を相対抗して導入される油圧パイロット弁がそれ
ぞれ用いられたものである。
【0023】請求項4の発明は、請求項1乃至3のいず
れかの構成において、カウンタバランス弁に、同弁の開
き時にメータアウト側管路をメータイン側管路に連通さ
せる連通路が設けられることにより、カウンタバランス
弁が連通弁を兼ねるように構成されたものである。
【0024】上記構成によると、基本的には外部パイロ
ット式カウンタバランス回路であるため、良好な応答性
を確保することができる。
【0025】また、負荷下げ時に、連通弁が開くことに
よって両側管路間で油のやり取りが行われるため、十分
なメータイン流量が確保されてカウンタバランス弁を開
き状態に保持するのに必要なメータイン圧力が確保され
る。このため、ハンチングが生じない。
【0026】この場合、過速防止のために連通弁の開口
面積を小さくすると、従来の連通弁方式の回路構成では
ハンチング防止機能が低下するが、この回路によると、
流量調整弁によって差圧に応じた流量調整が行われ、差
圧が小さいとき(メータイン流量が少ないとき)に、流
量調整弁が開き側に作動して必要なメータイン流量が確
保される(請求項2の構成によると、コントロールバル
ブを迂回したポンプ吐出油が流量調整弁を介してメータ
イン側に流入することによって流量が確保される)。
【0027】このように、負荷下げ時にメータイン圧力
をパイロット圧として取り込む外部パイロット式の回路
構成をとりながら、安定性(ハンチング防止)と応答性
を両立させることができ、しかも両側管路間に連通弁を
設ける連通弁方式をとりながら、流量調整弁によって過
速状態の発生を防止することができる。
【0028】また、請求項3の構成によると、連通弁お
よび流量調整弁が回路圧力によって作動するため、つま
り圧力をセンサで検出してコントローラで電子制御する
構成でないため、全体構成が簡単でコスト安となる。
【0029】また、請求項4の構成によると、カウンタ
バランス弁が連通弁を兼ねるため、回路構成がより簡略
化、コンパクト化される。
【0030】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1,2によ
って説明する。
【0031】以下の実施形態においては、従来技術の説
明に合せてウィンチモータの制御回路を適用対象として
例にとり、基本的には外部パイロット式のカウンタバラ
ンス回路の構成をとっている。
【0032】なお、以下の実施形態において、図4に示
す従来の外部パイロット式カウンタバランス回路と同一
部分には同一符号を付して示し、その重複説明を省略す
る。
【0033】第1実施形態(図1参照) 負荷巻下時のメータアウト側、メータイン側両管路9,
10が連通管路14によって接続され、この連通管路1
4に、カウンタバランス弁11と同様にメータイン圧力
P1をパイロット圧として作動する油圧パイロット式の
連通弁15が設けられている。
【0034】この連通弁15は、カウンタバランス弁1
1と連動して開度が変化し、巻下時に、その開度に応じ
てメータアウト流量の一部をメータイン側管路9に戻す
作用を行う。
【0035】また、ポンプ吐出管路16とメータイン側
管路10との間に、コントロールバルブ6を迂回するバ
イパス管路17が設けられ、このバイパス管路17に油
圧パイロット式の流量調整弁18が設けられている。
【0036】この流量調整弁18は、閉じ側のパイロッ
トポート18aがメータイン側管路10に、開き側のパ
イロットポート18bがメータアウト側管路9にそれぞ
れ接続され、メータイン、メータアウト両圧力P1,P
2の差(差圧)ΔPに応じて開度が制御される。
【0037】次に、この回路の作用を説明する。
【0038】コントロールバルブ6が巻下操作される
と、メータイン圧力P1に応じた開度でカウンタバラン
ス弁11が開き、モータ4が回転する。
【0039】このとき、カウンタバランス弁11ととも
に連通弁15が開き、モータ4を通過したメータアウト
流量の一部がこの連通弁15を通ってメータアウト側管
路10に戻される。
【0040】この作用により、メータイン側管路10
に、コントロールバルブ6を通った油と上記戻り油の和
の流量が流れるため、十分な量のメータイン流量が確保
されて、カウンタバランス弁11を開き状態に保持する
のに必要なメータイン圧力P1が確保される。
【0041】これにより、とくに大負荷時のハンチング
の発生が防止される。
【0042】ここで、メータイン流量が過大であるとモ
ータ4の速度が定格速度を超える過速現象が生じるた
め、連通弁15の開度はこの過速現象が生じないような
小さい値に設定される。
【0043】この場合、特開平6−17448号、特開
平9−25004号両公報に示された連通弁方式の公知
技術では、上記戻り油量の不足によって所期のハンチン
グ防止作用が低下するおそれがある。
【0044】これに対し、この回路においては、流量調
整弁18が差圧ΔPに応じた開度で開き、ポンプ吐出油
の一部がこの流量調整弁18を通ってメータイン側管路
10に合流するため、差圧ΔPが小さいとき(メータイ
ン流量が少ないとき)は流量調整弁18が開き側に作動
して合流油が増え、逆に差圧ΔPが大きいとき(メータ
イン流量が多いとき)は流量調整弁18が閉じ側に作動
して合流油が減少する。
【0045】この差圧ΔP、すなわちメータイン流量の
多少に応じた流量調整作用により、メータイン流量が過
不足のない値に自動的に調整され、過速現象とハンチン
グの発生がともに防止される。
【0046】第2実施形態(図2参照) 第1実施形態との相違点のみを説明する。
【0047】第2実施形態においては、カウンタバラン
ス弁11と連通弁15が一体化されている。
【0048】図2において、19は図1のカウンタバラ
ンス弁11と連通弁15を兼ねるバルブユニット、20
はこのバルブユニット19のケーシングで、このケーシ
ング20に、メータアウト側管路9に接続されるメータ
アウト側接続ポート21,21と、パイロットラインを
兼ねる連通管路14に接続されるメータイン側接続ポー
ト22と、両メータアウト側接続ポート21,21間を
結ぶメータアウト通路23と、チェック弁12、それに
スプール24が設けられている。
【0049】スプール24には、メータアウト通路25
と連通路26が相連通して設けられ、連通管路14を通
じてメータイン側接続ポート22に所定のメータイン圧
力P1が導入されたときに、このスプール24がバネ1
1aに抗して図右側の開き位置に移動する。
【0050】この開き位置で、ケーシング20の両メー
タアウト側接続ポート21,21とスプール24のメー
タアウト通路25が連通してカウンタバランス弁開き状
態となる。
【0051】また、このとき連通路26がメータイン側
接続ポート22に連通して連通弁開き状態となり、メー
タアウト流量の一部がメータアウト通路25から連通路
26、メータイン側接続ポート22、連通管路14を通
ってメータイン側管路10に流入する。
【0052】このような一体式の弁構成をとることによ
り、回路構成が簡略化、コンパクト化される。
【0053】ところで、差圧ΔPをモータ4の実際速度
とみなし、コントロールバルブ6からの流入流量をモー
タ4の目標速度とみなし、これらの差に応じた比例積分
制御を実現するために、流量調整弁18におけるスプー
ルのメータイン側とメータアウト側の受圧面積に差をも
たせ、機械的に比例積分制御を行うようにしてもよい。
【0054】こうすれば目標速度に対する追従性を向上
させることができる。
【0055】また、上記実施形態では、適用対象として
吊荷を上げ下げするウィンチモータの制御回路を例にと
ったが、本発明は他に、ブームを起伏させるためのウィ
ンチモータまたはブーム起伏シリンダ等、負荷を上げ下
げするアクチュエータの制御回路として広く適用するこ
とができる。
【0056】
【発明の効果】上記のように本発明によるときは、基本
的には外部パイロット式のカウンタバランス回路である
ため、良好な応答性を確保することができる。
【0057】また、負荷下げ時に、連通弁が開くことに
よって両側管路間で油のやり取りが行われるため、十分
なメータイン流量を確保してカウンタバランス弁を開き
状態に保持するのに必要なメータイン圧力を確保するこ
とができる。このため、ハンチングを防止して回路の安
定性を保つことができる。
【0058】しかも、流量調整弁によって差圧に応じた
流量調整が行われ、差圧が小さいとき(メータイン流量
が少ないとき)に、流量調整弁が開き側に作動して必要
なメータイン流量が確保される(請求項2の発明よる
と、コントロールバルブを迂回したポンプ吐出油が流量
調整弁を介してメータイン側に流入することによって流
量が確保される)。
【0059】すなわち、本発明によるときは、負荷下げ
時にメータイン圧力をパイロット圧として取り込む外部
パイロット式カウンタバランス回路の構成をとりなが
ら、安定性(ハンチング防止)と応答性を両立させるこ
とができ、しかも両側管路間に連通弁を設ける連通弁方
式をとりながら過速状態の発生を防止することができ
る。
【0060】また、請求項3の発明によると、連通弁お
よび流量調整弁が回路圧力によって作動するため、つま
り圧力をセンサで検出してコントローラで電子制御する
構成でないため、全体構成が簡単でコスト安となる。
【0061】また、請求項4の発明によると、カウンタ
バランス弁が連通弁を兼ねるため、回路構成をより簡略
化、コンパクト化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態にかかるウィンチモータ
の制御回路の回路構成図である。
【図2】本発明の第2実施形態にかかるウィンチモータ
の制御回路の回路構成図である。
【図3】本発明の適用対象例であるクレーンの概略構成
図である。
【図4】従来の外部パイロット式カウンタバランス回路
の回路構成図である。
【図5】従来の内部パイロット式カウンタバランス回路
の回路構成図である。
【符号の説明】
4 アクチュエータとしてのウィンチモータ 5 油圧ポンプ 6 コントロールバルブ 9 巻上側管路(負荷下げ時のメータアウト側管路) 10 巻下側管路(負荷下げ時のメータイン側管路) P1 メータイン圧力 P2 メータアウト圧力 11 カウンタバランス弁 15 連通弁 14 連通管路 18 流量調整弁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプにより駆動されて負荷を上げ
    下げする方向に作動する油圧アクチュエータと、この油
    圧アクチュエータの作動を制御するコントロールバルブ
    とを結ぶ両側管路のうち、負荷下げ時のメータアウト側
    管路に、メータイン側管路の圧力をパイロット圧として
    作動するカウンタバランス弁が設けられた油圧作業機械
    のアクチュエータ制御回路において、上記メータイン、
    メータアウト両側管路間に、負荷下げ時に両側管路を連
    通させる連通弁が設けられるとともに、メータイン側お
    よびメータアウト側両管路の圧力の差に応じてこの差圧
    が小さくなる方向にメータイン流量を制御する流量調整
    弁が設けられてなることを特徴とする油圧作業機械のア
    クチュエータ制御回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の油圧作業機械のアクチュ
    エータ制御回路において、油圧ポンプの吐出管路と負荷
    下げ時のメータイン側管路との間に、コントロールバル
    ブを迂回するバイパス管路が設けられ、このバイパス管
    路に流量調整弁が設けられたことを特徴とする油圧作業
    機械のアクチュエータ制御回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の油圧作業機械の
    アクチュエータ制御回路において、連通弁として、メー
    タイン側管路の圧力をパイロットとして導入される油圧
    パイロット弁、流量調整弁として、メータイン側および
    メータアウト側両管路の圧力を相対抗して導入される油
    圧パイロット弁がそれぞれ用いられたことを特徴とする
    油圧作業機械のアクチュエータ制御回路。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の油圧
    作業機械のアクチュエータ制御回路において、カウンタ
    バランス弁に、同弁の開き時にメータアウト側管路をメ
    ータイン側管路に連通させる連通路が設けられることに
    より、カウンタバランス弁が連通弁を兼ねるように構成
    されたことを特徴とする油圧作業機械のアクチュエータ
    制御回路。
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