JP2000233676A - 自動車のフットレスト - Google Patents

自動車のフットレスト

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JP2000233676A
JP2000233676A JP11037098A JP3709899A JP2000233676A JP 2000233676 A JP2000233676 A JP 2000233676A JP 11037098 A JP11037098 A JP 11037098A JP 3709899 A JP3709899 A JP 3709899A JP 2000233676 A JP2000233676 A JP 2000233676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
footrest
floor portion
toeboard
locking piece
footrest body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11037098A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Taniguchi
容司 谷口
Toshiyuki Oshima
利之 大島
Nobuo Kuronuma
信夫 黒沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor East Japan Inc
Original Assignee
Kanto Jidosha Kogyo KK
Kanto Auto Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kanto Jidosha Kogyo KK, Kanto Auto Works Ltd filed Critical Kanto Jidosha Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衝突時に載せている足が損傷されないよう
に、自動車のフットレストを衝突に起因するトーボード
の立上りに応動して後方へ逃がすようにする。 【解決手段】 フットレスト本体10aの上端部をトー
ボード2にヒンジ結合させると共に、フットレスト本体
10aの底面12をフロア部分1にほぼ接触させる。フ
ロア部分1に、フットレスト本体10aを通常状態での
車両の振動に対しては拘束し、かつ衝突に起因するトー
ボード2の立上りに対してはフットレスト本体10aを
離脱させてフロア部分1に沿って後方へ回動させる係止
片16を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロントシート前
方の水平状フロア部分から斜め前方に立上るトーボード
に沿って設けられる自動車のフットレストに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図5Aに示すフロントシートの前方の水
平状のフロア部分1から斜めに立上るトーボード2に沿
って設けられるこの種のフットレスト9は、同図Bに示
すように、車両前部の衝突時にトーボード2が車両後方
へ押されて点線位置から実線位置に傾斜角が鋭角に曲が
ると、足首が脛に対して鋭角になって圧迫される可能性
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
点に鑑みて、載せている足全体を衝突に起因するトーボ
ードの立上りに応動して後方へ逃がすことのできる自動
車のフットレストを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、この目的を達
成するために、請求項1により、フロントシート前方の
水平状フロア部分から斜め前方に立上るトーボードに沿
って設けられた自動車のフットレストにおいて、フット
レスト本体の上端部をトーボードにヒンジ結合させると
共に、フットレスト本体の底面をフロア部分にほぼ接触
させ、フットレスト本体を通常状態での車両の振動に対
しては拘束し、かつ衝突に起因するトーボードの立上り
に対してはフットレスト本体を離脱させてフロア部分に
沿って後方へ回動させる係止片をフロア部分又はトーボ
ードに設けたことを特徴とする。
【0005】フットレスト本体の底面はフロア部分に接
触もしくは接触状態に近いために、ヒンジ点及びトーボ
ード下方のフロア部分間の回転半径よりもヒンジ点及び
底面間の距離が長く、したがってトーボードの立上り時
にフットレスト本体は底面に対するフロア部分の抗力で
係止片から離脱してヒンジ点を中心にフロア部分に沿っ
て回動しつつ後方へ滑動する。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を基に本発明の実施
の形態の一例による自動車のフットレストを説明する。
フットレスト10のブロック状のフットレスト本体10
aは、その縦断面がフロア部分1に接面する底面12、
トーボード2よりも緩やかな傾斜角の表面である足載せ
面13及びトーボード2に沿った裏面11を有する三角
形状に形成されている。
【0007】フットレスト本体10aの上端部はトーボ
ード2にヒンジ15により後方へ回動可能に枢着されて
いる。水平状のフロア部分1からトーボード2として斜
め前方に立上るコーナ近辺のフロア部分1には、後方へ
延びて先端部で下方へ曲げられた曲げ弾性を呈する爪1
6aを有する係止片16が設けられている。一方、裏面
11には、図3に示すように、係止片16を収納する空
間部18が形成され、その下側周面には爪16aに係止
される上向きの凸部17が被係止部として形成されてい
る。爪16aの凸部17に対する係止力は、車両の通常
状態での振動に対して応動しないように拘束し、かつト
ーボード2の立上り起因する底面12に対するフロア部
分1の反力に対しては離脱するように設定されている。
【0008】このように構成されたフットレスト10の
動作は次の通りである。通常状態で係止片16の爪16
aにより凸部17が係止され、裏面11はトーボード2
に沿って対面し、底面12はフロア部分1に面状にほぼ
接触している(図2A)。係止片16の係止により、フ
ットレスト本体10aは、足載せ面13に足を載せない
状態でも車両走行時のがたつきが防止される。
【0009】衝突時にトーボード2が後方へ向けて立上
ると、ヒンジ15のヒンジ点及び底面12間の距離が、
ヒンジ点及びトーボード2の下方のフロア部分1間の回
転半径よりも長いことにより、フットレスト本体10a
はヒンジ点を中心として底面12に対するフロア部分1
の抗力で後方へ回動しつつフロア部分1に沿って滑動
し、係止片16から離脱して後方へスライドする。
【0010】図4は別の実施の形態による係止片26を
示すもので、フロア部分1から上下方向へ弾性変位可能
に突出する断面半円状の凸部26aを備えた板ばねによ
り形成され、その基部がフロア部分1に取り付けられて
いる。対応して、前述の縦断面三角形状のフットレスト
本体10aの底面12はフロア部分1に僅かに隙間を置
いたほぼ接触状態であり、凸部26aに係合する対応し
た断面半円状の凹部27が形成されている。ヘッドレス
ト本体10aが立上ると、底面12は凹部27が凸部2
6aを下方に撓ませて離脱することにより、ヒンジ結合
で回動しつつフロア部分1上を後方へ滑動する。
【0011】
【発明の効果】以上、本発明によれば、トーボードの衝
突に起因する立上り時にフットレストがフロアに沿って
後方へ逃げることにより、足首が脛との角度を鋭角にな
って無理に曲げられたり、或は脛に大きなモーメントが
発生して場合により脛骨等の骨折に至る傷害も回避され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるフットレストを示す
もので、同図Aは通常状態での斜視図、同図Bは取り付
け状態を説明する斜視図である。
【図2】同フットレストの動作を説明するもので、同図
Aは通常状態での断面図、同図Bはトーボードの立上り
時の状態を説明する断面図である。
【図3】同フットレストの係止部分の拡大断面図であ
る。
【図4】別の実施の形態による係止片を有するフットレ
ストの部分側面図である。
【図5】従来のフットレストを示すもので、同図Aは通
常状態での側面図、同図Bはトーボードの立上り時の側
面図である。
【符号の説明】
1 フロア部分 2 トーボード 10a フットレスト本体 11 裏面 12 底面 13 足載せ面 15 ヒンジ 16、26 係止片
フロントページの続き (72)発明者 黒沼 信夫 神奈川県横須賀市田浦港町無番地 関東自 動車工業株式会社内 Fターム(参考) 3B088 JA04 JB01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントシート前方の水平状フロア部分
    から斜め前方に立上るトーボードに沿って設けられた自
    動車のフットレストにおいて、 フットレスト本体の上端部をトーボードにヒンジ結合さ
    せると共に、前記フットレスト本体の底面をフロア部分
    にほぼ接触させ、 前記フットレスト本体を通常状態での車両の振動に対し
    ては拘束し、かつ衝突に起因するトーボードの立上りに
    対しては前記フットレスト本体を離脱させて前記フロア
    部分に沿って後方へ回動させる係止片を前記フロア部分
    又は前記トーボードに設けたことを特徴とする自動車の
    フットレスト。
  2. 【請求項2】 フットレスト本体の縦断面形状が、フロ
    ア部分にほぼ接触する底面、表面の足載せ面及びトーボ
    ードに沿った裏面を有する三角形に形成され、 係止片が、前記フロア部分及び前記トーボード間のコー
    ナ近辺に設けられると共に、後方へ延びて先端部で下方
    へ曲げられた曲げ弾性を呈する爪を備え、 前記フットレスト本体の裏面に係止片を収納する空間部
    が形成され、その周面に爪に係止される凸部を有するこ
    とを特徴とする請求項1の自動車のフットレスト。
  3. 【請求項3】 係止片が、フロア部分から上下方向へ弾
    性変位可能に突出する凸部を備え、 フットレスト本体の底面に、前記凸部に係合する凹部が
    形成されたことを特徴とする請求項1の自動車のフット
    レスト。
JP11037098A 1999-02-16 1999-02-16 自動車のフットレスト Pending JP2000233676A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2820699A1 (fr) * 2001-02-12 2002-08-16 Peugeot Citroen Automobiles Sa Repose-pied pour vehicule
JP2021011171A (ja) * 2019-07-05 2021-02-04 本田技研工業株式会社 車両のフットレスト支持部構造

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