JPH11208348A - 車両におけるフットレスト支持構造 - Google Patents

車両におけるフットレスト支持構造

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JPH11208348A
JPH11208348A JP1226998A JP1226998A JPH11208348A JP H11208348 A JPH11208348 A JP H11208348A JP 1226998 A JP1226998 A JP 1226998A JP 1226998 A JP1226998 A JP 1226998A JP H11208348 A JPH11208348 A JP H11208348A
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JP
Japan
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footrest
vehicle
support leg
dashboard
collision
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JP1226998A
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Masaru Hanayama
賢 華山
Hisakazu Okuhara
久和 奥原
Hirokimi Takahashi
裕公 高橋
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の衝突時に変形するダッシュボードに押
されて後方に移動する移動部材にフットレストを組み合
わせた車両において、乗員の足首の角度の減少を防止し
て該足首に加わる曲げ荷重を軽減する。 【解決手段】 車両の衝突時に変形するダッシュボード
3に押されて後方に移動するスライドトーボード14
に、前部支持脚20および後部支持脚18を介してフッ
トレスト17を支持する。前部支持脚18の下端はダッ
シュボード3に設けたストッパ23に当接して起立姿勢
に保持されるが、衝突時にダッシュボード3が変形して
前記ストッパ23による係止が解除されると、前部支持
脚20が前方に倒伏してフットレスト17の爪先側が前
方に揺動し、乗員の足首の角度の減少を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車室の下部前壁を
構成するダッシュボードの後面に沿って配置した移動部
材が、車両の衝突により変形するダッシュボードに押さ
れて車体後方に移動する車両に関し、特にそのフットレ
ストの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車室の下部前壁を構成するダッシュボー
ドに乗員の足裏を支持するフットレストを設けた場合、
車両の衝突時にダッシュボードと共に後退するフットレ
ストの前部が後方に向けて揺動し、乗員の足首の角度が
減少するような曲げ荷重が作用する虞がある。
【0003】そこで、フットレストの前部および側部に
設けた脆弱部を車両の衝突の衝撃で座屈させて該フット
レストの前部を前方に揺動させることにより乗員の足首
の角度が減少するのを防止するものが、特開平9−86
255号公報により提案されている。また車両の衝突に
伴うトーボードの変形に伴ってフットレストの前部を前
方に揺動させることにより乗員の足首の角度が減少する
のを防止するものが、特開平8−164782号公報に
より提案されている。
【0004】更に、ダッシュボードの後部に前後移動可
能なトーボードを設け、車両の衝突時に前記トーボード
を車体後方に移動させて変形を回避することにより乗員
の足首の角度が減少するのを防止するものが、本出願人
により提案されている(特願平9−131447号参
照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平9−86255号公報に記載されたものは、フット
レストに通常の使用に充分に耐えるだけの剛性を持たせ
ると、衝突時にフットレストの前部を前方に確実に揺動
させるのが難しくなるという問題がある。また前記特開
平8−164782号公報に記載されたものは、衝突時
にフットレストの前部が前方に揺動しても、トーボード
の上部が後方に変形するのに伴って、このトーボードに
押されたフットレストの前部が再び後方に揺動して乗員
の足首の角度が減少してしまう可能性がある。
【0006】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、前記特願平9−131447号により提案された後
方移動可能な移動部材にフットレストを組み合わせるこ
とにより、乗員の足首の保護を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、車室の下部前壁を構
成するダッシュボードの後面に沿って配置した移動部材
が、車両の衝突により変形するダッシュボードに押され
て車体後方に移動する車両において、乗員の足裏が当接
するフットレストを、爪先側に位置する前部支持脚およ
び踵側に位置する後部支持脚を介して移動部材の後面に
支持し、車両の衝突による移動部材の後方移動に伴って
前部支持脚をフットレストに対して倒伏させることによ
り、フットレストの爪先側を車体前方に揺動させること
を特徴とする。
【0008】上記構成によれば、車両の衝突によるダッ
シュボードの変形に応じて移動部材が車体後方に移動す
ると、フットレストを移動部材に支持する前部支持脚お
よび後部支持脚のうち前部支持脚がフットレストに対し
て倒伏するため、フットレストの爪先側が車体前方に揺
動する。その結果、フットレストに足裏を当接させた乗
員の足首の角度が増加し、その足首に加わる曲げ荷重が
効果的に軽減される。
【0009】また請求項2に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、ダッシュボードに設けたストッパを
前部支持脚の下端に係合させて該前部支持脚を起立姿勢
に保持するとともに、車両の衝突時にストッパと前部支
持脚の下端との係合を解除して前部支持脚を倒伏可能に
することを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、車両の衝突によりダッ
シュボードが変形すると、ダッシュボードに設けたスト
ッパと前部支持脚の下端との係合が自動的に外れるた
め、前部支持脚を確実に倒伏させてフットレストの爪先
側を車体前方に揺動させることができる。
【0011】また請求項3に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、上端がフットレストの側縁に支持さ
れた側板で該フットレストと移動部材との隙間を閉塞
し、車両の衝突時に前記側板の下端をフットレストの側
方に移動させることを特徴とする。
【0012】上記構成によれば、通常時はフットレスト
と移動部材との隙間に足が入り込むのを側板で防止する
ことができ、また車両の衝突時には側板の下端をフット
レストの側方に移動させてフットレストと移動部材との
間の段差を消滅させることができる。
【0013】また請求項4に記載された発明は、車室の
下部前壁を構成するダッシュボードの後面に沿って配置
した移動部材が、車両の衝突により変形するダッシュボ
ードに押されて車体後方に移動する車両において、乗員
の足裏が当接するフットレストを、移動部材に形成した
開口に遊嵌する支持脚を介してダッシュボードの後面に
支持し、車両の衝突による移動部材の後方移動に伴って
支持脚をフットレストから分離させることにより、フッ
トレストの前面を移動部材の後面に当接させることを特
徴とする。
【0014】上記構成によれば、車両の衝突によるダッ
シュボードの変形に応じて移動部材が車体後方に移動す
ると、支持脚がフットレストから分離して該フットレス
トの前面が移動部材の後面に当接し、フットレストは移
動部材の後面に重ね合わされる。その結果、フットレス
トと移動部材との間の段差が消滅するため、乗員の足の
踵部がフットレストから脱落して足首の角度が減少する
ことが防止されるだけでなく、フットレストの角度が移
動部材の角度に等しくなるように固定されて足首の角度
が減少することが防止され、その足首に加わる曲げ荷重
が効果的に軽減される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0016】図1〜図5は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は自動車の車室前下部の斜視図、図2は図1
の2−2線拡大断面図、図3は図2の3−3線断面図、
図4は図2の4−4線矢視図、図5は作用の説明図であ
る。
【0017】図1および図2に示すように、自動車の車
室1とエンジン室2とを仕切るダッシュボード3は、略
鉛直に配置された鉛直壁4と、鉛直壁4の下端から後下
方に傾斜して配置された傾斜壁5とから構成されてお
り、傾斜壁5の後端に略水平に配置されたフロアパネル
6の前端が接続される。フロアパネル6の左右両側に沿
って延びるサイドシル7,7の前端がダッシュボード3
の傾斜壁5に達しており、そこから左右のフロントピラ
ー8,8が上方に延びている。エンジン室2の左右両側
に沿って延びるサイドフレーム9,9の後端が、ダッシ
ュボード3の前面および左右のサイドシル7,7の前端
に接続される。
【0018】屈曲する支持パイプ10の両端が左右のフ
ロントピラー8,8に取付ブラケット11,11を介し
て支持される。支持パイプ10は左側の取付ブラケット
11から下方に延び、助手席前方においてダッシュボー
ド3の鉛直壁4および傾斜壁5の境界部を運転席前方に
向けて右側に延び、センタートンネル12の上面を越え
た位置で下方に屈曲する。更に、支持パイプ10は運転
席前方においてダッシュボード3の傾斜壁5およびフロ
アパネル6の境界部を右側に延びた後、上方に屈曲して
右側の取付ブラケット11に達している。
【0019】助手席前方において、支持パイプ10の支
軸部101 に平板状のスライドトーボード13の上端が
支持される。スライドトーボード13は、助手席に着座
した乗員の足裏を支持すべく、ダッシュボード3の傾斜
壁5の後面に沿うように配置される。また運転席前方に
おいて、支持パイプ10の支軸部102 に平板状のスラ
イドトーボード14の下端が支持されており、このスラ
イドトーボード14はダッシュボード3の傾斜壁5の下
半部の後面に沿うように配置される。スライドトーボー
ド14の後側には運転者の右足で操作されるアクセルペ
ダル15およびブレーキペダル16が配置されるととも
に、センタートンネル12の右側面に沿うように、運転
者の左足を支持するフットレスト17が設けられる。運
転席側のスライドトーボード14は本発明の移動部材を
構成する。
【0020】次に、図3および図4を併せて参照しなが
らフットレスト17の支持構造を説明する。
【0021】運転者の左足の裏面が当接する矩形状の板
体よりなるフットレスト17は、その前面の踵側(下端
側)に上端を固定された後部支持脚18を備えており、
その後部支持脚18の下端はスライドトーボード14の
後面にヒンジ19,19を介して枢支される。またフッ
トレスト17の前面の爪先側(上端側)に前部支持脚2
0の上端がヒンジ21,21で枢支されており、その前
部支持脚20の下端に固定した断面L字状のフック22
がスライドトーボード14の前縁に係合する。スライド
トーボード14の前縁に係合したフック22のが離脱す
るのを防止すべく、スライドトーボード14の後面に固
定したストッパ23がフック22の前端に係合する。而
して、フットレスト17は、起立した前部支持脚20お
よび後部支持脚18によってスライドトーボード14の
後面から所定距離だけ離間した位置に、鉛直線に対して
角度αだけ前傾した状態で保持される(図2参照)。
【0022】フットレスト17の右側縁とスライドトー
ボード14との間の隙間を閉塞すべく、側板24の上縁
とフットレスト17の右側縁とが、折れ曲がり易い連結
部材25を介して接続される。中間部が緩く屈曲した押
圧部材26の上下両端がフットレスト17の前面および
スライドトーボード14の後面にそれぞれ固定されてお
り、その押圧部材26の屈曲した中間部が側板24の内
面に臨んでいる。
【0023】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用を説明する。
【0024】図5(a)に示すように、車両の衝突によ
りダッシュボード3が後方に変形すると、そのダッシュ
ボード3に押された支持パイプ10と共にスライドトー
ボード14が後方に移動する。その結果、前部支持脚2
0の下端に設けたフック22がダッシュボード3に設け
たストッパ23から離反し、支えを失った前部支持脚2
0は上端のヒンジ21を中心にして前方に倒伏可能な状
態になる。この状態で乗員の足からフットレスト17に
前向きの荷重が加わると、図5(b)に示すように、前
部支持脚20が上端のヒンジ21を中心にして前方に倒
伏し、フットレスト17は後部支持脚18の下端のヒン
ジ19を中心にして、その前傾角度α(図2参照)が増
加するように上端が前方に向けて揺動する。
【0025】このとき、上端を取付ブラケット11,1
1に支持された支持パイプ10自体が、後方に変形する
ダッシュボード3に押されて後方に揺動するため、支持
パイプ10に支持されたスライドトーボード14も前傾
角度αが増加するように揺動する。而して、スライドト
ーボード14の前傾角度αの増加と、スライドトーボー
ド14に対するフットレスト17の前傾角度αの増加と
が相俟って、図2に示す衝突前の状態に比べて図5
(b)に示す衝突後の状態ではフットレスト17の前傾
角度αが大きく増加する。その結果、乗員の足首の角度
は衝突前のθ0 (図2参照)から衝突後のθ1 (図5
(b)参照)へと増加し、足首に加わる曲げ荷重を効果
的に軽減することができる。
【0026】またフットレスト17に前向きの荷重が加
わると、図3に示すように、押圧部材26が屈曲部にお
いて折れ曲がり、側板24を外側に押し出しながら圧潰
する。その結果、側板24は上縁の連結部材25を中心
にして下縁が外側に揺動し、鎖線で示すようにフットレ
スト17の後面とスライドトーボード14の後面とを滑
らかに接続して段差を消滅させるため、乗員の足が段差
に落ち込むことが確実に防止される。
【0027】図6〜図8は本発明の第2実施例を示すも
ので、図6は自動車の車室前下部の斜視図、図7は図6
の7−7線拡大断面図、図8は作用の説明図である。
【0028】図6および図7に示すように、ダッシュボ
ード3の傾斜壁5の後面に一端を固定した4本の支持脚
27…が、支持パイプ10の支軸部102 に支持したス
ライドトーボード14の開口141 …を緩く貫通し、そ
の他端がフットレスト17の前面に形成した4個の凹部
171 …に嵌合する。支持脚27…と凹部171 …との
嵌合は、運転者の足からの荷重でフットレスト17がス
ライドトーボード14に向けて前方に押されても外れる
ことがなく、逆にフットレスト17が後方に押された場
合に外れるようになっている。
【0029】而して、図8に示すように、車両の衝突に
より後方に変形するダッシュボード3に押された支持パ
イプ10の下部がスライドトーボード14と共に後方に
揺動すると、そのスライドトーボード14の後面がフッ
トレスト17の前面に当接するため、スライドトーボー
ド14から受ける後ろ向きの荷重によってフットレスト
17の凹部171 から支持脚27…が離脱し、フットレ
スト17はスライドトーボード14に重なり合う。
【0030】このように、フットレスト17がスライド
トーボード14に重なり合って両者間の段差が消滅する
ため、その段差に乗員の足の踵が落ち込んで足首の角度
が減少することが防止される。また上端を取付ブラケッ
ト11,11に枢支された支持パイプ10の下端が後方
に揺動し、スライドトーボード14の前傾角度αは衝突
前よりも増加するため、その後面に重なったフットレス
ト17の前傾角度αも増加する。その結果、図7および
図8を比較すると明らかなように、乗員足首の角度は衝
突前のθ0 から衝突後のθ1 まで増加し、足首に加わる
曲げ荷重を効果的に軽減することができる。
【0031】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0032】例えば、第1実施例ではスライドトーボー
ド14がセンタートンネル12とサイドシル7との間に
亘って配置されているが、図9に示すように、フットレ
スト17を支持する部分にのみ小型のスライドトーボー
ド14を設けることも可能である。また実施例のスライ
ドトーボード14は支持パイプ10に支持されており、
車両の衝突時に揺動しながら後方に移動するようになっ
ているが、スライドトーボード14は揺動せずに車体後
方に平行移動するものであっても良い。
【0033】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された構成
によれば、車両の衝突によるダッシュボードの変形に応
じて移動部材が車体後方に移動すると、フットレストを
移動部材に支持する前部支持脚および後部支持脚のうち
前部支持脚がフットレストに対して倒伏するため、フッ
トレストの爪先側が車体前方に揺動する。その結果、フ
ットレストに足裏を当接させた乗員の足首の角度が増加
し、その足首に加わる曲げ荷重が効果的に軽減される。
【0034】また請求項2に記載された発明によれば、
車両の衝突によりダッシュボードが変形すると、ダッシ
ュボードに設けたストッパと前部支持脚の下端との係合
が自動的に外れるため、前部支持脚を確実に倒伏させて
フットレストの爪先側を車体前方に揺動させることがで
きる。
【0035】また請求項3に記載された発明によれば、
通常時はフットレストと移動部材との隙間に足が入り込
むのを側板で防止することができ、また車両の衝突時に
は側板の下端をフットレストの側方に移動させてフット
レストと移動部材との間の段差を消滅させることができ
る。
【0036】また請求項4に記載された発明によれば、
車両の衝突によるダッシュボードの変形に応じて移動部
材が車体後方に移動すると、支持脚がフットレストから
分離して該フットレストの前面が移動部材の後面に当接
し、フットレストは移動部材の後面に重ね合わされる。
その結果、フットレストと移動部材との間の段差が消滅
するため、乗員の足の踵部がフットレストから脱落して
足首の角度が減少することが防止されるだけでなく、フ
ットレストの角度が移動部材の角度に等しくなるように
固定されて足首の角度が減少することが防止され、その
足首に加わる曲げ荷重が効果的に軽減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の車室前下部の斜視図
【図2】図1の2−2線拡大断面図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の4−4線矢視図
【図5】作用の説明図
【図6】第2実施例に係る自動車の車室前下部の斜視図
【図7】図6の7−7線拡大断面図
【図8】作用の説明図
【図9】第1実施例の変形例を示す図
【符号の説明】
1 車室 3 ダッシュボード 14 スライドトーボード(移動部材) 141 開口 17 フットレスト 18 後部支持脚 20 前部支持脚 23 ストッパ 24 側板 27 支持脚

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室(1)の下部前壁を構成するダッシ
    ュボード(3)の後面に沿って配置した移動部材(1
    4)が、車両の衝突により変形するダッシュボード
    (3)に押されて車体後方に移動する車両において、 乗員の足裏が当接するフットレスト(17)を、爪先側
    に位置する前部支持脚(20)および踵側に位置する後
    部支持脚(18)を介して移動部材(14)の後面に支
    持し、車両の衝突による移動部材(14)の後方移動に
    伴って前部支持脚(20)をフットレスト(17)に対
    して倒伏させることにより、フットレスト(17)の爪
    先側を車体前方に揺動させることを特徴とする、車両に
    おけるフットレスト支持構造。
  2. 【請求項2】 ダッシュボード(3)に設けたストッパ
    (23)を前部支持脚(19)の下端に係合させて該前
    部支持脚(20)を起立姿勢に保持するとともに、車両
    の衝突時にストッパ(23)と前部支持脚(20)の下
    端との係合を解除して前部支持脚(20)を倒伏可能に
    することを特徴とする、請求項1に記載の車両における
    フットレスト支持構造。
  3. 【請求項3】 上端がフットレスト(17)の側縁に支
    持された側板(24)で該フットレスト(17)と移動
    部材(14)との隙間を閉塞し、車両の衝突時に前記側
    板(24)の下端をフットレスト(17)の側方に移動
    させることを特徴とする、請求項1に記載の車両におけ
    るフットレスト支持構造。
  4. 【請求項4】 車室(1)の下部前壁を構成するダッシ
    ュボード(3)の後面に沿って配置した移動部材(1
    4)が、車両の衝突により変形するダッシュボード
    (3)に押されて車体後方に移動する車両において、 乗員の足裏が当接するフットレスト(17)を、移動部
    材(14)に形成した開口(141 )に遊嵌する支持脚
    (27)を介してダッシュボード(3)の後面に支持
    し、車両の衝突による移動部材(14)の後方移動に伴
    って支持脚(27)をフットレスト(17)から分離さ
    せることにより、フットレスト(17)の前面を移動部
    材(14)の後面に当接させることを特徴とする、車両
    におけるフットレスト支持構造。
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Cited By (7)

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