JP2002240608A - 自動車用シート - Google Patents

自動車用シート

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JP2002240608A JP2001038690A JP2001038690A JP2002240608A JP 2002240608 A JP2002240608 A JP 2002240608A JP 2001038690 A JP2001038690 A JP 2001038690A JP 2001038690 A JP2001038690 A JP 2001038690A JP 2002240608 A JP2002240608 A JP 2002240608A
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    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/42Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats
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    • B60N2/42709Seats or parts thereof displaced during a crash involving residual deformation or fracture of the structure
    • B60N2/42718Seats or parts thereof displaced during a crash involving residual deformation or fracture of the structure with anti-submarining systems

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 座り心地を悪化することなく自動車が急減速
した場合に乗員が前方に移動するのを確実に抑制し、か
つ簡単な構成にて軽量・安価に構成する。 【解決手段】 シートクッション1前部の内部に、上下
方向にのみ移動自在でかつ上方に付勢されたに受止部材
13を配設し、かつ受止部材13に対するシート後方か
らの押圧力により前方に突出し、シートクッション1内
部の被係合部と係合する係合部材23を受止部材13に
配設し、通常の着座時には係合部材23が円滑に下降し
て座り心地が悪化せず、急減速時に乗員の尻部が前方に
移動しようとすると係合部材23が前方に突出して被係
合部と係合し、受止部材13の下降が防止され、受止部
材13にて乗員が前方に移動するのを確実に抑制できる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用シートに関
し、特に自動車の急減速時に乗員の前方への移動をより
確実に阻止するようにした自動車用シートに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車が急減速した場合に、乗員
が慣性によって前方に移動するのを防止するための手段
としてシートベルトが設けられているが、乗員の尻部が
シートクッションに沈み込みながら前方に移動するのに
対して有効に作用しないことがあるという問題があっ
た。図6を参照して説明すると、(a)に示すようにシ
ート31に乗員30が正規に着座し、シートベルト32
を装着した状態で前面衝突を受けた場合、慣性力により
(b)に示すように乗員30の尻部が沈み込みながら前
方に移動し、さらに減速度が最大になったときには
(c)に示すように乗員30の尻部がシートクッション
31の前端まで大きく移動してしまうことになる。
【0003】このように乗員30の尻部がシートクッシ
ョン31の前方に移動するのを防止するために、図7に
示すように、シートクッション31に、正規着座状態で
乗員30の尻部の前部に位置するようにパイプなどの受
止部材33を配設し、衝撃を吸収し、前方移動を抑制す
ることが提案されている。
【0004】ところが、シートクッション31の前部に
パイプなどの受止部材33を配設すると、乗員30の座
り心地が悪くなり、ドライブの快適性を阻害するという
問題があり、一方座り心地に影響しない位置まで受止部
材33の配置位置を下げると、乗員30の前方移動防止
効果が得られなくなるという問題がある。
【0005】そこで、図8に示すように、通常は(a)
の受止部材33が低い位置に配置され、衝突時には
(b)の如くインフレータ等の駆動手段35が作動して
適宜リンク機構などの連動手段34を介して受止部材3
3を上方に持ち上げるようにしたものが提案されてい
る。この種の技術手段が、例えば特開平5−23829
7号公報や特開平7−81466号公報等に開示され、
また実開平7−5898号公報には衝突時にシートクッ
ション自体の前部を持ち上げるようにしたものが開示さ
れている。
【0006】また、本出願人は先に特願2000−38
402号で、シートクッションの内部に左右方向に延び
る受止部材をガイドにて上下方向に移動自在に配設する
とともに、受止部材を上方に付勢する手段を設け、上方
から荷重が作用したときは受止部材が円滑に下方に移動
し、後方から荷重が作用したときは受止部材がガイドの
前側縁に係合して下方移動が阻止され、この受止部材に
て受け止められるようにした構成を提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図8に示し
た構成や上記各公報に開示された構成では、受止部材3
3を所要時に強制的に持ち上げるための機構やその駆動
手段34、35などが必要であるため、装置が複雑とな
ってコスト高になるとともに、重量面でも重くなるとい
う問題がある。
【0008】一方、上記特願2000−38402号に
開示した構成では、構成は簡単であり、また着座時に座
り心地も悪くないが、全面衝突時に乗員の尻部が前方に
移動する時に受止部材に加わる荷重の下方分力によって
受止部材が下方に逃げてしまう恐れがあり、乗員の前方
移動防止効果を安定的に得ることができないという問題
がある。
【0009】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、座り
心地を悪化することなく自動車が急減速した場合に乗員
が前方に移動するのを確実に抑制でき、かつ構成が簡単
で軽量・安価に構成できる自動車用シートを提供するこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車用シート
は、シートクッション前部の内部に、シートクッション
の幅方向に延びる受止部を配設するとともに、この受止
部をガイド手段にて上下方向にのみ移動自在に支持し、
かつ受止部を上方に付勢する手段を設け、受止部に対す
るシート後方からの押圧により受止部の前方に突出し、
シートクッション内部の被係合部と係合する係合部材を
受止部に配設したものである。
【0011】このような構成により、シートクッション
上に乗員が座ったときには受止部が下方に押圧されて付
勢手段に抗して下降し、かつその際に係合部材はガイド
手段とは別途に設けられ、受止部の移動に影響すること
はないため、受止部は円滑に下降し、座り心地が悪化す
ることはない。一方、急減速時に乗員の尻部が前方に移
動すると、係合部材が前方に突出して被係合部と係合
し、直ちに受止部がロックされて下方への移動が防止さ
れるので、この受止部にて乗員の前方移動が確実に防止
され、また押し上げ機構や駆動手段を別に設けていない
ので構成が簡単で軽量・安価に構成できる。
【0012】また、被係合部はシートクッションのパッ
ドであり、係合部材はパッドに食い込み可能に構成され
ていると、係合部材の被係合部を別途に配設したり、加
工したりする必要がなく、さらに簡単な構成となって軽
量・安価に構成できるとともに、係合部材の作動チュー
ニングが容易にできる。
【0013】また、係合部材が、受止部に対して前後方
向にスライド可能に配設され、かつその後端が受止部の
後方に突出されていると、係合部材の入力端である後端
が受止部より後方に突出しているので、確実な動作が得
られる。
【0014】また、受止部の後部に、シートクッション
の幅方向及び後方に延びる板状体を配設し、板状体の一
端を受止部に連結し、他端を係合部材の後端部に連結す
ると、後方からの押圧力や移動を板状体にて受けて係合
部材を作動させることにより、係合部材の動作が安定す
るとともに係合部材を複数設けることによりさらに動作
が安定する。
【0015】また、板状体の他端側を上方に付勢する手
段を設けると、乗員が座ったときの受止部の下降動作時
に、不測に係合部材と被係合部が係合する恐れが無く、
安定した動作を確保できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動車用シートの
一実施形態について、図1〜図5を参照して説明する。
【0017】図1、図2において、1は自動車用シート
のシートクッションで、左右両側のシートレール2にて
前後位置を調整可能に構成されている。シートレール2
は、前後両端の取付部3aが車体のフロアに固定された
ロアレール3に対してアッパレール4が摺動及び任意位
置で固定可能に装着されている。5は、左右のシートレ
ール2のアッパレール4に両側下面が固定支持された鋼
板製のクッションパネルで、その上部に発泡ウレタンな
どのクッションパッド6が装着されている。クッション
パネル5の外周部には上方に膨出成形された周堤部5a
が設けられ、クッションパッド6はその内外周面に嵌合
するように形成されている。クッションパッド6の外面
は外装材7にて被覆され、その周縁部がクッションパネ
ル5の周壁下端に固定具8にて固着されている。
【0018】左右両側のアッパレール4の前部には、そ
れぞれクッションパネル5の周堤部5aの外側壁の内側
に適当な隙間をあけて立ち上がり、上端が周堤部5aの
上壁に貫通係合する適当な幅のガイド部材9が形成さ
れ、その中央部に上下方向のガイド溝10が形成されて
いる。周堤部5aの内側壁にもガイド溝10に左右方向
に対向するように長穴11が形成されている。また、ク
ッションパッド6には、左右方向に長穴11、11間に
わたるとともに、後方側に適当幅だけ拡幅された下端開
放の溝12が形成されている。
【0019】左右のガイド部材9間にわたる長さのパイ
プ材から成る受止部材13が周堤部5aの内側壁の長穴
11及びクッションパッド6の溝12を貫通して配設さ
れ、かつこの受止部材13の両端はガイド溝11に上下
に移動自在に係合され、さらにその両端に固着した抜け
止め板14がガイド部材9の外面に係合されており、こ
れによって受止部材13がシートクッション1内の前部
で上下方向にのみ移動自在に支持されている。また、こ
の受止部材13の両端部下端とアッパレール4の上面と
の間に圧縮ばね15が介装され、受止部材13が上方に
移動付勢されている。
【0020】受止部材13の上下移動時の最上位置は、
ガイド溝10の上端や長穴11の上端との間に隙間が生
じた状態でクッションパッド6の溝12の上端との係合
によって規制され、最上位置での異音の発生が防止され
ている。
【0021】また、アッパレール4のガイド部材9を形
成した部分においては、クッションパネル5を固定する
取付ブラケット16が内側に向けて長く延出されてい
る。これは、クッションパネル5の周堤部5a内に圧縮
ばね15の配設空間を確保するためにその内側壁が内側
に向けて膨出されており、これを避けるためである。こ
の取付ブラケット16の受止部材13の直下位置にクッ
ションゴム17が装着され、受止部材13の上下移動時
の最下位置はこのクッションゴム17との当接によって
規制され、最上位置での異音の発生が防止されている。
【0022】図1において、18はクッションパネル5
を固定するため、アッパレール4の前後端部において内
側に向けて突設された取付ブラケット、19は取付ブラ
ケット16、18とクッションパネル5を締結固定する
ボルト・ナットである。
【0023】受止部材13の後部には、図1、図3、図
4に示すように、シートクッション1の幅方向及び後方
に延びる板状体20が配設されている。この板状体20
はその前端が受止部材13の後端に固定された複数の枢
支ブラケット21にて斜め下方前方に向けて揺動自在に
支持され、ねじりばね22にて上方に揺動付勢されてい
る。この板状体20及び受止部材13の下部には、シー
トクッション1の幅方向に適当間隔おきに複数の係合部
材23が配設されている。この係合部材23はその後端
が板状体20の後端部に相対回動自在に連結され、受止
部材13の下端には各係合部材23を前後方向にスライ
ド自在に支持するガイドブラケット24が固定されてい
る。
【0024】図示例では、板状体20の下面の係合部材
23の配設位置に前後方向に延びる補強板25が垂直に
立設され、その後端部に係合部材23の後端部がピン2
6にて枢支されている。また、板状体20は、両端の補
強板25の前端部と枢支ブラケット21とをピン27を
介して連結することで上記のように揺動自在に支持され
ている。
【0025】係合部材23の前端部は尖突部23aに形
成され、板状体20の斜め下方前方への揺動に伴って係
合部材23が前方にスライドすると、図5に示すよう
に、その尖突部23aがクッションパッド6の溝12の
前側面の被係合部28に嵌入係合して受止部材13の下
降を阻止するように構成されている。なお、図5に仮想
線で示すように、被係合部28の壁面に補強布29を貼
付けると、より確実に係合固定できるので作用面からは
好ましい。
【0026】以上の構成によれば、自動車用シートのシ
ートクッション1上に乗員が座ったときや、乗員がペダ
ル操作した時には、図4に示すように、クッションパッ
ド6に下向きに押圧力F1 が加わり、クッションパッド
6が圧縮されながら下方に変位するが、その際には仮想
線で示すように、受止部材13が圧縮ばね15に抗して
容易に下降し、さらに受止部材13をガイドするガイド
溝10の前側縁に係合手段等が設けられていないので、
受止部材13がその下降動作時に前方に変位しても係合
力が作用するようなこともなく、円滑な下降動作が確保
され、受止部材13によって違和感を感じたり、座り心
地が悪化するようなことはない。
【0027】一方、自動車が前突して急減速が発生し、
乗員の尻部が前方に移動しようとした時には、図5に示
すように、圧縮ばね15にてシートクッション1の上部
に位置されている受止部材13に対して後方から押圧力
2 が加わることになる。すると、押圧力F2 によって
板状体20が斜め下方前方に向けて揺動し、板状体20
の後端にその後端が連結されかつガイドブラケット24
にて前後に移動自在に支持されている係合部材23が前
方に突出移動し、その先端の尖突部23aがクッション
パッド6の被係合部28に食い込んで係合し、直ちに受
止部材23がロックされて下方への移動が防止される。
かくして、この受止部材23にて乗員の前方移動が受け
止められ、受止部材13が潰れたり、くの字形に変形す
ることにより、乗員の前方への移動エネルギーが吸収さ
れ、前方移動量が抑制される。
【0028】特に、受止部材13の後部に板状体20を
配設し、その後端に係合部材23の後端部に連結してい
るので、後方からの押圧力F2 や移動を板状体20で受
けて係合部材23を作動させることになり、係合部材2
3の動作が安定するとともに複数の係合部材23を一斉
に作用させてさらに安定した動作が得られる。さらに、
板状体20をねじりばね22にて上方に付勢しているの
で、乗員が座ったときの受止部材13の下降動作時に、
不測に係合部材23が被係合部28に係合する恐れが無
くすことができて、安定した動作を確保できる。
【0029】また、以上の構成によれば、従来例のよう
な押し上げ機構や駆動手段を別に設ける必要がないた
め、簡単な構成にて軽量・安価に製造できる。また、被
係合部28をクッションパッド6自体で構成しているの
で、被係合部28を構成する機構や部材を別途に配設し
たり、加工したりする必要がなく、さらに簡単な構成と
なって軽量・安価に構成できるとともに、係合部材23
の作動チューニングが容易にできる。
【0030】上記実施形態の説明では、受止部材13と
してパイプ材を用いた例を示したが、前後に適当な幅を
有する型材や板材等を用いても良く、材質的にも鋼材な
どの金属に限らず、繊維補強合成樹脂成形品等を用いて
もよい。
【0031】また、受止部材13と板状体20の連結構
成として、板状体20を可撓性のある合成樹脂成形板を
用いてその一端部を受止部材13に固着してもよく、ま
た合成樹脂製の板状体20の一端部近傍にインテグラル
ヒンジを設け、その一端部を受止部材13に固着しても
よい。また、板状体20と係合部材23を一体化し、同
時成形してもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明の自動車用シートによれば、以上
のようにシートクッション上に乗員が座ったときには受
止部が下方に押圧されて付勢手段に抗して円滑に下降す
るため、座り心地が悪化することはなく、また急減速時
に乗員の尻部が前方に移動すると、係合部材が前方に突
出して固定部材と係合し、直ちに受止部がロックされて
下方への移動が防止されるので、この受止部にて乗員の
前方移動を確実に防止でき、また押し上げ機構や駆動手
段を別に設けていないので構成が簡単で軽量・安価に構
成できる。
【0033】また、固定部材がシートクッションのパッ
ドで、係合部材がパッドに食い込み可能に構成されてい
ると、係合部材の被係合部を設けた固定部材を別途に配
設したり、加工したりする必要がなく、さらに簡単な構
成となって軽量・安価に構成できるとともに、係合部材
の作動チューニングが容易にできる。
【0034】また、係合部材が、受止部に対して前後方
向にスライド可能に配設され、かつその後端が受止部の
後方に突出されていると、係合部材の入力端である後端
が受止部より後方に突出しているので、確実な動作が得
られる。
【0035】また、受止部の後部に、シートクッション
の幅方向及び後方に延びる板状体を配設し、板状体の一
端を受止部に連結し、他端を係合部材の後端部に連結す
ると、後方からの押圧力や移動を板状体にて受けて係合
部材を作動させることにより、係合部材の動作が安定す
るとともに係合部材を複数設けることによりさらに動作
が安定する。
【0036】また、板状体の他端側を上方に付勢する手
段を設けると、乗員が座ったときの受止部の下降動作時
に、不測に係合部材と被係合部が係合する恐れが無く、
安定した動作を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用シートの一実施形態の分解斜
視図である。
【図2】同実施形態の受止部材の支持構造を示す部分縦
断正面図である。
【図3】同実施形態における受止部材と板状体と係合部
材を示す斜視図である。
【図4】同実施形態における通常の着座時の作動状態を
示す部分縦断側面図である。
【図5】同実施形態における急減速時の作動状態を示す
部分縦断側面図である。
【図6】自動車用シートにおける急減速時の乗員の挙動
の説明図である。
【図7】急減速時の乗員の前方移動を防止する手段の説
明図である。
【図8】従来例の急減速時の乗員の前方移動を防止する
手段を設けた自動車用シートの動作説明図である。
【符号の説明】
1 シートクッション 6 クッションパッド 9 ガイド部材 13 受止部材(受止部) 15 圧縮ばね(付勢手段) 20 板状体 22 ねじりばね(付勢手段) 23 係合部材 28 被係合部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートクッション前部の内部に、シート
    クッションの幅方向に延びる受止部を配設するととも
    に、この受止部をガイド手段にて上下方向にのみ移動自
    在に支持し、かつ受止部を上方に付勢する手段を設け、
    受止部に対するシート後方からの押圧により受止部の前
    方に突出し、シートクッション内部の被係合部と係合す
    る係合部材を受止部に配設したことを特徴とする自動車
    用シート。
  2. 【請求項2】 被係合部はシートクッションのパッドで
    あり、係合部材はパッドに食い込み可能に構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の自動車用シート。
  3. 【請求項3】 係合部材は、受止部に対して前後方向に
    スライド可能に配設され、かつその後端が受止部の後方
    に突出されていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の自動車用シート。
  4. 【請求項4】 受止部の後部に、シートクッションの幅
    方向及び後方に延びる板状体を配設し、板状体の一端を
    受止部に連結し、他端を係合部材の後端部に連結したこ
    とを特徴とする請求項3記載の自動車用シート。
  5. 【請求項5】 板状体の他端側を上方に付勢する手段を
    設けたことを特徴とする請求項4記載の自動車用シー
    ト。
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