JP2000233236A - 車体パネル構造及び車体パネル構造体の製造方法 - Google Patents

車体パネル構造及び車体パネル構造体の製造方法

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JP2000233236A
JP2000233236A JP11033145A JP3314599A JP2000233236A JP 2000233236 A JP2000233236 A JP 2000233236A JP 11033145 A JP11033145 A JP 11033145A JP 3314599 A JP3314599 A JP 3314599A JP 2000233236 A JP2000233236 A JP 2000233236A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体骨格部などの閉断面を構成でき、接合作
業を減少し、重量やコストの軽減を可能とする。 【解決手段】 車体前後方向に渡るアウターパネル5と
インナーパネル7とからなり、両パネル5,7の縁部の
接合フランジ部相互を連続溶接し、注入口31から流体
による内圧をかけることにより成形型内で中空状のパネ
ル構造体を膨脹成形する車体パネル構造であって、両パ
ネル5,7の少なくとも一方は、車体前後方向の中間部
で相対的に剛性が高く、同前後部で相対的に低く形成
し、注入口31を、中間部に設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体パネル構造及
び車体パネルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体は、周知のように各種ピラ
ー、サイドシル、サイドメンバ、クロスメンバ、カウル
ボックス及びルーフレール等の閉断面の強度部材を骨格
として、各種パネル材を接合してあり、2ボックスタイ
プではエンジンコンパートメントとキャビンを、また3
ボックスタイプではエンジンコンパートメントとキャビ
ン及びトランクルームとをそれぞれ隔成している。
【0003】これら何れのタイプの車体にあっても、自
動車工学全書第19巻、自動車の製造法、昭和55年4
月20日山海堂発行の178頁乃至179頁の項目7.
4「車体組立工程」に記載の内容から明らかなように、
複数のパネル材をプレス工程においてプレス成形し、次
いで、車体組立工程において順次溶接接合してホワイト
ボディを構成し、これを塗装工程、艤送品等を組み付け
る車両組立工程に順次移送して最終的に各種の機能部品
は、内装部品を組み付けるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の車体パ
ネル構造では、各種パネル材を接合、溶接するため、多
くの位置決め治具や溶接機などの接合装置を必要とし、
自動車のコストを増大させるものであった。
【0005】これに対し、パネルの点数及び接合点数を
削減し、治具や接合作業を大幅に減少させることのでき
る車体構造が、例えば特開平8−243668号公報に
示されている。かかる従来構造では、端部が解放された
チューブによって車体隔室構造を形成することができる
ため、パネル材の点数及び接合点数を削減することがで
きる。
【0006】しかしながら、車体骨格部を構成するピラ
ーなどの各種部材を一体に閉断面構造とすることができ
ないものであった。従って、ピラーなどの車体骨格部を
別部品として成形し、接合するか、車体隔室構造を形成
するチューブの板厚を厚くして車体剛性を確保する必要
がある。別部品を組付け接合する場合には、治具や接合
装置が多くなり、車体のコスト削減には限界がある。ま
た、パネル板厚を厚くする場合には、重量やコスト増大
を招くおそれがある。
【0007】本発明は、車体の重量や製造コストの増大
を抑制することのできる車体パネル構造及び車体パネル
の製造方法の提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車体
前後方向に渡るアウターパネルとインナーパネルとから
なり、両パネルの縁部の接合フランジ部相互を連続溶接
し、注入口から流体による内圧をかけることにより成形
型内で中空状のパネル構造体を膨脹成形する車体パネル
構造であって、前記両パネルの少なくとも一方は、車体
前後方向の中間部で相対的に剛性が高く、同前後部で相
対的に低く形成し、前記注入口を、前記中間部に設けた
ことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、車体前後方向に渡るア
ウターパネルとインナーパネルとからなり、両パネルの
少なくとも一方は、車体前後方向の中間部で相対的に剛
性が高く、同前後部で相対的に低く形成され、両パネル
の縁部の接合フランジ部相互を連続溶接すると共に、該
縁部間で前記中間部に設けた注入口から流体による内圧
をかけることにより成形型内で中空状のパネル構造体を
膨脹成形する。
【0010】請求項3の発明は、請求項1記載の車体パ
ネル構造であって、前記パネル構造体は、フロントウイ
ンドウパネルを支持するエアボックス部、フロントピラ
ー部、及びルーフ部と、リヤウインドウパネルを支持す
るルーフ部、リヤピラー部、及びリヤパーシェル部とを
少なくとも含むルーフ構造体であることを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項1記載の車体パ
ネル構造であって、前記パネル構造体は、ドア開口部を
形成するフロントピラー部、センターピラー部、サイド
ルーフレール部、及びサイドシル部を少なくとも含むボ
ディサイド構造体であることを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、請求項1記載の車体パ
ネル構造であって、前記パネル構造体は、ダッシュクロ
スメンバ部、フロアクロスメンバ部、リヤシートクロス
メンバ部、サイドシル部を少なくとも含むフロア構造体
であることを特徴とする。
【0013】請求項6の発明は、請求項1記載の車体パ
ネル構造であって、前記パネル構造体は、フロントウイ
ンドウを支持するエアボックス部、フロントピラー部、
及びルーフ部と、リヤウインドウパネルを支持するルー
フ部、リヤピラー部、リヤパーシェル部とを少なくとも
含むルーフ構造体、及びドア開口部を形成するフロント
ピラー部、センターピラー部、サイドルーフレール部、
サイドシル部を少なくとも含むボディサイド構造体であ
ることを特徴とする。
【0014】請求項7の発明は、請求項1記載の車体パ
ネル構造であって、前記注入口を、位置決め用のロケー
トピン状に突設し、前記パネル構造体に結合する相手側
の車体パネルに、前記ロケートピン状の注入口に嵌合す
るロケート穴を設けたことを特徴とする。
【0015】請求項8の発明は、請求項6記載の車体パ
ネル構造であって、前記ルーフ構造体のルーフ部は、車
幅方向に渡る棒ルーフ部を車体前後方向中間部に有し、
前記棒ルーフ部の端部で前記サイドルーフレール部の下
面側に、前記ロケートピン状の注入口に嵌合するロケー
ト穴を設けたことを特徴とする。
【0016】請求項9の発明は、請求項1記載の車体パ
ネル構造であって、前記パネル構造体の外面に、該パネ
ル構造体の閉断面内に陥没形成され、パネル構造体相互
を結合する場合に相手側パネル構造体外面の接合フラン
ジ部を収容するへこみ部を設けたことを特徴とする。
【0017】請求項10の発明は、請求項9記載の車体
パネル構造であって、前記パネル構造体の一方は、フロ
ントウインドウを支持するエアボックス部、フロントピ
ラー部、及びルーフ部と、リヤウインドウを支持するル
ーフ部、リヤピラー部、及びリヤパーシェル部とを少な
くとも含むルーフ構造体であり、前記パネル構造体の他
方は、ドア開口部を形成するフロントピラー部、センタ
ーピラー部、サイドルーフレール部、及びサイドシル部
を少なくとも含むボディサイド構造体であり、前記ルー
フ構造体に、前記へこみ部を設け、該へこみ部に前記ボ
ディサイド構造体の接合フランジ部を収容することを特
徴とする。
【0018】請求項11の発明は、請求項1,3〜10
の何れかに記載の車体パネル構造であって、前記注入口
を、前記中間部の中央と両端とに複数設けたことを特徴
とする。
【0019】請求項12の発明は、請求項2記載の車体
パネル構造体の製造方法であって、前記アウターパネル
とインナーパネルとの少なくとも一方の接合フランジ部
に対し絞りの深い部分は、前記連続溶接の前に予備プレ
スにて成形したことを特徴とする。
【0020】請求項13の発明は、請求項12記載の車
体パネル構造体の製造方法であって、前記予備プレスに
よる成形形状は、前記成形型にセットしたとき、該成形
型の凸面に対しては隙間を相対的に大きく、同凹面に対
しては同小さく設定したことを特徴とする。
【0021】請求項14の発明は、請求項2,12,1
3の何れかに記載の車体パネル構造体の製造方法であっ
て、前記アウターパネルとインナーパネルとの少なくと
も一方の接合フランジ部に対して絞りの深い部分は、前
記膨脹成形後のパネル構造体の板厚より膨脹成形前の板
厚を厚肉に形成したことを特徴とする。
【0022】請求項15の発明は、請求項2,12〜1
4の何れかに記載の車体パネル構造体の製造方法であっ
て、前記成形型の絞りの深い部分は、該成形型の合わせ
部に接合フランジ部がスライド可能なクリアランス部を
設けたことを特徴とする。
【0023】請求項16の発明は、請求項2,12〜1
5の何れかに記載の車体パネル構造体の製造方法であっ
て、前記注入口を、前記中間部の中央と両端とに複数設
け、各注入口から内圧をかけることにより膨脹成形する
ことを特徴とする。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明では、車体前後方向に渡
るアウターパネルとインナーパネルとの接合フランジ部
を連続溶接し、注入口から流体による内圧をかけること
により成形型内で中空状のパネル構造体を膨脹成形する
ことができ、パネル点数や接合点数を削減し、治具や接
合作業を大幅に減少することができる。また、中空状の
パネル構造体とすることで、ピラーなどの車体骨格部を
閉断面構造に形成することができ、パネル板厚を厚くす
る必要がなく、重量軽減を図ることができる。また、両
パネルは、車体前後方向の中間部で相対的に剛性が強
く、前後部で相対的に低く形成されているので、自動車
として強度が必要なキャビン側を強くすることができ
る。しかも、この強くした中間部に注入口を配したこと
により、流体による内圧を両パネルの前後部のすみずみ
まで圧力損失少なく十分にかけることができ、大型の中
空状のパネル構造体を正確に膨脹成形することができ
る。
【0025】請求項2の発明では、請求項1のパネル構
造体を膨脹成形することのできる車体パネル構造体の製
造方法を提供することができる。
【0026】請求項3の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、フロントウインドウを支持するエアボックス
部、フロントピラー部、及びルーフ部と、リアウインド
ウを支持するルーフ部、リアピラー部、及びリヤパーシ
ェル部とを少なくとも含むルーフ構造体を容易に膨脹成
形することができる。
【0027】請求項4の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、ドア開口部を形成するフロントピラー部、セ
ンターピラー部、サイドルーフレール部、及びサイドシ
ル部を少なくとも含むボディサイド構造体を容易に膨脹
成形することができる。
【0028】請求項5の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、ダッシュクロスメンバ部、フロアクロスメン
バ部、リヤシートクロスメンバ部、サイドシル部を少な
くとも含むフロア構造体を容易に膨脹成形することがで
きる。
【0029】請求項6の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、フロントウインドウを支持するエアボックス
部、フロントピラー部、及びルーフ部と、リヤウインド
ウを支持するルーフ部、リヤピラー部、リヤパーシェル
部とを少なくとも含むルーフ構造体、及びドア開口部を
形成するフロントピラー部、センターピラー部、サイド
ルーフレール部、サイドシル部を少なくとも含むボディ
サイド構造体を容易に膨脹成形することができる。
【0030】請求項7の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、注入口を位置決め用のロケートピン状に突設
し、パネル構造体に結合する相手側の車体パネルに設け
たロケート穴を注入口に嵌合させることにより、パネル
構造体とこれに結合する相手側の車体パネルとの組み付
けを、特に位置決め治具を用いることなく正確に結合さ
せることができる。
【0031】請求項8の発明では、請求項6の発明の効
果に加え、ロケートピン状に突設した注入口を特に剛性
の高いセンターピラー部の上部に形成し、またロケート
穴をルーフ構造体の剛性の高い棒ルーフ部の端部でサイ
ドルーフレール部の下面側に形成することにより、ルー
フ構造体とボディサイド構造体とを結合する際に治具を
用いることなく、より正確に位置決めて結合することが
できる。
【0032】請求項9の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、パネル構造体相互を結合する場合に、一方の
パネル構造体に陥没形成したへこみ部に相手側パネル構
造体外面の接合フランジ部を収容させることにより、両
者の位置決めを行うことができ、治具を用いることな
く、正確な結合を行わせることができる。
【0033】請求項10の発明では、請求項9の発明の
効果に加え、ルーフ構造体とボディサイド構造体との結
合に際し、へこみ部に相手側の接合フランジ部を収容さ
せることにより、治具を用いることなく、正確な位置決
め結合を行うことができる。
【0034】請求項11の発明では、請求項1,3〜1
0の何れかの発明の効果に加え、注入口を中間部の中央
と両端部に複数設けたことによって、流体による内圧を
かけるときに、流体が行き渡り易くなり、相対的に剛性
の高い中間部でも正確に膨脹成形することができると共
に、大型のパネル構造体にも十分に対応することができ
る。
【0035】請求項12の発明では、請求項1の発明の
効果に加え、アウターパネルとインナーパネルとの少な
くとも一方に絞りの深い部分がある時でも、予備プレス
によって予めプレス成形することにより、成形型内で膨
脹成形する際に材料の延びを抑え、略均一な板厚で膨脹
成形することができる。
【0036】請求項13の発明では、請求項12の発明
の効果に加え、成形型内で膨脹成形する際には、成形型
の凹面に対してパネルが先に延びて行くため、予備プレ
スによる成形形状を、成形型にセットしたとき、該成形
型の凸面に対しては隙間を相対的に大きく、同凹面に対
しては小さく設定することにより、パネルが凹面に対し
て先に当たり、次に凸面に当たるようになるため、パネ
ルが局部的に延びることを抑制することができ、略均一
な板厚で膨脹成形することができる。
【0037】請求項14の発明では、請求項2、12、
13の何れかの発明の効果に加え、アウターパネルとイ
ンナーパネルとの少なくとも一方の絞りの深い部分は、
膨脹成形後のパネル構造体の板厚より膨脹成形前の板厚
を厚肉に形成しているため、膨脹成形後に本来のパネル
構造体の板厚にすることができ、略均一なパネル構造体
を得ることができる。
【0038】請求項15の発明では、請求項2、12〜
14の何れかの発明の効果に加え、膨脹成形する際に絞
りの深い部分において、パネルの接合フランジ部がスラ
イドすることができ、絞りの深い部分において延びをあ
る程度吸収することができ、ほぼ均一な板厚のパネル構
造体を得ることができる。
【0039】請求項16の発明では、請求項2,12〜
15の何れかの発明の効果に加え、流体によって内圧を
かけるとき、流体がすみずみにまで行き渡りやすく、大
型のパネル構造体でも正確な膨脹成形を行うことができ
る。また、相対的に強い中間部に複数の注入口を設ける
ことによって、相対的に剛性を高く形成した中間部をよ
り正確に膨脹成形することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る車体パネル構造を示すもので、パネル構造体としてル
ーフ構造体1と左側のボディサイド構造体3とを分解し
て示している。なお、右側のボディサイド構造体は図示
はしないが、左側のボディサイド構造体3と対称的に成
形するものである。
【0041】図1のように、前記ルーフ構造体1は、車
体前後方向に渡る上下のアウターパネル5とインナーパ
ネル7とからなり、閉断面構造に形成されている。この
ルーフ構造体1はフロントウインドウパネル9を支持す
るエアボックス部11,フロントピラー部13,ルーフ
部15,リヤウインドウパネル17を支持するルーフ部
15、リヤピラー部19、及びリヤパーシェル部21と
を含んで構成されている。
【0042】前記ルーフ部15は、左右のサイドルーフ
レール部23と、フロントルーフレール部25と,棒ル
ーフ部27と,リヤルーフレール部29とで構成されて
いる。
【0043】前記ボディサイド構造体3は、車体前後方
向に渡る左右のアウターパネル61とインナーパネル6
3とからなり、閉断面構造に形成されている。このボデ
ィサイド構造体3は、ドア開口部を形成するフロントピ
ラー部59,131,センターピラー部133,リヤピ
ラー部135,リヤフェンダー部137、サイドルーフ
レール部89,サイドシル部139を少なくとも含んで
形成され、フロントピラー部131の前部には図示しな
いフロントサスペンションやフロントフェンダーを支持
するフードリッジ部141が突設されている。
【0044】図2のように、前記ルーフ構造体1のアウ
ターパネル5とインナーパネル7とは、車体前後方向の
中間部、すなわち図2の斜線部の範囲で示すサイドルー
フレール部23の部分において、厚肉に形成されてい
る。すなわちアウターパネル5とインナーパネル7と
は、車体前後方向の中間部で相対的に剛性が高く、同前
後部で相対的に低く形成されている。
【0045】なお、アウターパネル5とインナーパネル
7とは、一方がサイドルーフレール部23の部分におい
て厚肉に形成され、車体前後方向の中間部で相対的に剛
性が高く、同前後部で相対的に低く形成することもでき
る。
【0046】前記ルーフ構造体1の車体前後方向の中間
部、本実施形態においては、サイドルーフレール部23
の前後方向中央部において、サイドルーフレール部23
の接合フランジ部間に注入口31を設けている。但し、
図2においては、注入口31の一部を切り取った後の孔
31aを示している。
【0047】図3〜図8は前記ルーフ構造体1の各部断
面を示している。図3は、図2のC−C線矢視における
エアボックス部11の断面図を示している。エアボック
ス部11は、閉断面部33と開断面部35とからなって
いる。閉断面部33は、アウターパネル5aの一方の縁
部の接合フランジ部37をインナーパネル7の縁部の接
合フランジ部39にレーザー溶接などの連続溶接によっ
て接合し、他方の縁部の接合フランジ部41をインナー
パネル7aの前後方向中間部に同様に連続溶接により接
合している。前記閉断面部33には、フロントウインド
ウパネル9の下縁部をうけるウインドウ受け部45が設
けられている。
【0048】前記開断面部35は、閉断面部33の前側
に配置され、上方に向いて開いており、ワイパーの格納
やエアコンの空気流入のために形成されている。開断面
部35の下面側にダッシュロアパネル47を接合する。
ただし、ダッシュロアパネル47は、閉断面部33側に
接合する構成にすることもできる。
【0049】図4は、図2のD−D線矢視におけるフロ
ントピラー部13の断面図を示している。フロントピラ
ー部13は、フロントピラー部アウターパネル5bの縁
部の接合フランジ部49,51をフロントピラー部イン
ナーパネル7bの縁部の接合フランジ部53,55にレ
ーザー溶接などの連続溶接によって閉断面に接合してい
る。前記フロントピラー部13のフロントピラー部イン
ナーパネル7bには、面合わせ用の接合面57が設けら
れ、該接合面57にフロントピラー13の閉断面内へ陥
没するへこみ部13aが設けられている。
【0050】59はパネル構造体相互を面合わせで結合
する場合の相手側パネル構造体である前記ボディサイド
構造体3のフロントピラー部を示している。ボディサイ
ド構造体3についての詳細は後述するが、該ボディサイ
ド構造体3もアウターパネル61とインナーパネル63
とからなり、フロントピラー部アウターパネル61aと
フロントピラー部インナーパネル63aとは、縁部の接
合フランジ部65,67,69,71がレーザー溶接な
どの連続溶接によって接合されている。
【0051】そして、ボディサイド構造体3の一方の接
合フランジ部67,71側に面合わせ用の接合面73が
形成され、前記ルーフ構造体1のフロントピラー部13
の接合面57に突当て接合されている。かかる場合、接
合フランジ部67,71がへこみ部13a内に収容さ
れ、フロントピラー部13,59間において、ルーフ構
造体1とボディサイド構造体3との位置決めに利用でき
るようになっている。
【0052】前記ルーフ構造体1のフロントピラー部1
3のフロントピラー部アウターパネル5bにはフロント
ウインドウパネル9を支持する保持部75が設けられて
いる。フロントピラー部13の車幅方向外側の接合フラ
ンジ部49,53はドア77に接触させる図示しないシ
ールラバーの保持部として利用することができる。
【0053】図5は、図2のE−E線矢視におけるサイ
ドルーフレール部23の断面図を示している。サイドル
ーフレール部23は、サイドルーフレール部アウターパ
ネル5cとサイドルーフレール部インナーパネル7cと
の接合フランジ部79,81,83,85とが突当てら
れてレーザー溶接などにより連続溶接され、閉断面に形
成されている。サイドルーフレール部23には、その下
面に面合わせ用の接合面87が設けられ、該接合面87
に閉断面内へ陥没するへこみ部23aが設けられてい
る。
【0054】前記ボディサイド構造体3のサイドルーフ
レール部89も、サイドルーフレール部アウターパネル
61b、サイドルーフレール部インナーパネル63bを
縁部の接合フランジ部91,93,95,97において
レーザ溶接などの連続溶接により閉断面に接合し、平坦
な接合面99をルーフ構造体1のサイドルーフレール部
23の接合面87に面合わせで接合している。ボディサ
イド構造体3のサイドルーフレール部89も、接合フラ
ンジ部93,97がへこみ部23a内に収容され、サイ
ドルーフレール部23,89間において、ルーフ構造体
1、ボディサイド構造体3の間の位置決めに利用されて
いる。
【0055】なお、ルーフ構造体1の接合フランジ部7
9,83はルーフパネル101の接合及びドア77に当
接させる図示しないシールラバーの支持部として構成し
ている。
【0056】図6は、図2のF−F線矢視におけるルー
フ構造体1のフロントルーフレール部25の断面図を示
している。フロントルーフレール部25は、フロントル
ーフレール部アウターパネル5dとフロントルーフレー
ル部インナーパネル7dとを接合フランジ部103,1
05,107,109においてレーザ溶接などの連続溶
接により接合し、閉断面構造に形成している。フロント
ルーフレール部25の接合フランジ部105,109は
ルーフパネル101の接合とフロントウインドウパネル
9の上縁部側の支持を行うものである。
【0057】図7は、図2のG−G線矢視における棒ル
ーフ部27の断面図である。棒ルーフ部27は、棒ルー
フ部アウターパネル5eと棒ルーフ部インナーパネル7
eとの縁部の接合フランジ部111,113,115,
117においてレーザ溶接などの連続溶接により接合
し、閉断面を形成している。
【0058】図8は、図2のH−H線矢視におけるルー
フ構造体1のリヤパーシェル部21の断面図を示してい
る。リヤパーシェル部21はリヤパーシェル部アウター
パネル5dとリヤパーシェル部インナーパネル7dとを
接合フランジ部119,121,123,125におい
てレーザ溶接などの連続溶接により接合し、閉断面に形
成している。
【0059】また、リヤパーシェル部21には、リヤパ
ーシェル部アウターパネル5dにリヤウインドウパネル
17の下縁部を支持する支持部127が設けられてい
る。リヤパーシェル部インナーパネル7dの接合フラン
ジ部125は、後方に延長され、図示しないウェザース
トリップ部の固定用フランジ129が設けられている。
固定用フランジ129に固定されるウェザーストリップ
部は、トランクリッド131を当接させてシールするも
のである。
【0060】図9のように、前記ボディサイド構造体3
のアウターパネル61とインナーパネル63とは、車体
前後方向の中間部、すなわち、図9の斜線部の範囲で示
すサイドルーフレール部89,サイドシル部139の部
分において厚肉に形成されている。すなわち、アウター
パネル61とインナーパネル63とは、車体前後方向の
中間部で相対的に剛性が高く、同前後部で相対的に低く
形成されている。
【0061】なお、アウターパネル61とインナーパネ
ル63とは、一方がサイドルーフレール部89,サイド
シール部139の部分において厚肉に形成され、車体前
後方向の中間部で相対的に剛性が高く、同前後部で相対
的に低く形成することもできる。
【0062】また、センターピラー部133の上部にお
いてサイドルーフレール部89の中央部には縁部の接合
フランジ部間において注入口143が設けられ、同下部
においてサイドシル部139の中央部に、縁部の接合フ
ランジ部間において注入口203が設けられ、該注入口
143,203はロケートピン状に突設されている。注
入口143,203の断面は前後方向に若干長くなった
六角形断面に形成され横回転方向にも位置決めし易いよ
うになっている。
【0063】図10は、図9のI−I線矢視におけるフ
ロントピラー部131の断面図を示している。フロント
ピラー部131はフロントピラー部アウターパネル61
aとフロントピラー部インナーパネル63aとを縁部の
接合フランジ部143,145,147,149におい
てレーザ溶接などの連続溶接により接合し、閉断面を形
成している。フロントピラー部インナーパネル63aに
は、電子ユニットなどの取付用の開口部151が設けら
れている。開口部151は、ボディサイド構造体3の膨
脹成形時(バルジ成形時)に成形している。フロントピ
ラー部アウターパネル61aには、ドア取付用の凸部1
53が設けられている。
【0064】図11は、図9のJ−J線矢視におけるセ
ンターピラー部133の上部における断面図を示してい
る。センターピラー部133の上部は、センターピラー
部上部アウターパネル61bとセンターピラー部上部イ
ンナーパネル63bとを接合フランジ部155,15
7,159,161において、レーザ溶接などの連続溶
接により接合し、閉断面に形成している。センターピラ
ー部上部インナーパネル63bにはシートベルト取付用
の凹部163が設けられている。
【0065】図12は、図9のK−K線矢視におけるセ
ンターピラー部133の下部における断面図を示してい
る。センターピラー部133の下部は、センターピラー
部下部アウターパネル61cとセンターピラー部下部イ
ンナーパネル63cと接合フランジ部165,167,
169,171においてレーザ溶接などの連続溶接によ
り接合し、閉断面を形成している。センターピラー部下
部インナーパネル63cにはシートベルトリトラクタの
取付用の開口部173が設けられている。この開口部1
73は、バルジ成形時に成形している。
【0066】図13は、図9のL−L線矢視におけるサ
イドシル部139の断面図を示している。サイドシル部
139は、サイドシル部アウターパネル61dとサイド
シル部インナーパネル63dとを接合フランジ部17
5,177,179,181においてレーザ溶接などの
連続溶接により接合し、閉断面に形成している。サイド
シル部139の下部と車室内側とには、平坦な接合面1
83,185が設けられ、アルミダイキャストによるフ
ロア構造体186のサイドシル部187の平坦な接合面
189,191に面合わせで接合されている。
【0067】前記接合フランジ部177,181は、接
合面183の車幅方向の中央に下方へ向けて突設されて
いるもので、該接合フランジ部177,181がフロア
構造体186側のサイドシル部187に設けられた接合
面189のスリット193に嵌合されている、したがっ
て、このスリット193と接合フランジ部177,18
1との嵌合によってボディサイド構造体3とフロア構造
体186との位置決めを行うことができる。199はシ
ルカバーであり、該シルカバー199は、ボディサイド
構造体3側のサイドシル部139とフロア構造体186
側のサイドシル部187とに接合されている。ボディサ
イド構造体3側のサイドシル部139は、ドア77に対
するシール面を構成している。
【0068】図14は、図9のM−M線矢視におけるサ
イドシル部139とセンターピラー部133との交差部
における断面図を示している。フロア構造体186側に
はサイドシル部187にロケート穴205が設けられて
いる。そして、前記ボディサイド構造体3側の注入口2
03がフロア構造体186側のロケート穴205に嵌合
し、ボディサイド構造体3とフロア構造体186との間
の仮組付け時の位置決めが行われている。これにより、
ボディサイド構造体3とフロア構造体186との間の組
付けに際し、治具を用いることなく位置決めて結合する
ことができ、車体組付けを容易にすることができる。
【0069】図15は、図9のN−N線矢視におけるリ
ヤフェンダー部137の断面図を示している。リヤフェ
ンダー部137は、リヤフェンダー部アウターパネル6
1dとリアフェンダー部インナーパネル63dとを接合
フランジ部207,209,211,213においてレ
ーザ溶接などの連続溶接により接合し、閉断面構造とし
ている。リヤフェンダー部アウターパネル61dの接合
フランジ部209は、延長されてフェンダー固定用フラ
ンジ215が設けられ、該フェンダー固定用フランジ2
15とリヤフェンダー部アウターパネル61dの上部と
にフェンダーパネル217が固定されている。リヤフェ
ンダー部137上部の接合フランジ部207,211は
トランクリッド219に当接してシール作用する図示し
ないウェザーストリップの固定用フランジとしている。
【0070】図16は、図9のO−O線矢視におけるリ
ヤピラー部135下部側の断面図を示している。リヤピ
ラー部135の下部側は、リヤピラー部下部アウターパ
ネル61eとリヤピラー部下部インナーパネル63eと
を接合フランジ部221,223,225,227にお
いてレーザ溶接などの連続溶接により接合して閉断面構
造としている。リヤピラー部アウターパネル61eの接
合フランジ部223にもリヤフェンダー部137の前記
固定用フランジ215が連続して設けられている。
【0071】したがって、リヤピラー部135において
は、リヤフェンダー部217が固定用フランジ215と
リヤピラー部アウターパネル61eの上部側とに接合さ
れている。また、リヤピラー部アウターパネル61e
は、リアドア229のシール面として機能するものであ
る。
【0072】次にルーフ構造体1とボディサイド構造体
3との結合構造の一部について、組立後の断面図を図1
7に、分解斜視図を図18に示している。前記ルーフ構
造体1のルーフ部15には棒ルーフ部27の端部でサイ
ドルーフレール部23の下面側に、ボディサイド構造体
3の前記注入口143に嵌合するロケート穴231が設
けられている。ロケート穴231の形状は前記注入口1
43に対応した六角形状に形成されている。また、ルー
フ構造体1の注入口31はルーフ構造体1成形後に図1
7の破線部分が切断され、図1,図2,図17,図18
にように、孔31a形状となっている。
【0073】そして、ルーフ構造体1とボディサイド構
造体3との仮組み付けに際し、ロケートピン状の注入口
143がルーフ構造体1のロケート穴231に嵌合し、
ルーフ構造体1とボディサイド構造体3との位置決めを
確実に行うことができる。また、前記注入口143とロ
ケート穴231との結合の前後部にはサイドルーフレー
ル15,89,フロントピラー13,61,リヤピラー
19,135にかけて、ボディサイド構造体3側に接合
フランジ部67,71,93,97が設けられ、ルーフ
構造体1側にへこみ部13a,23aが設けられ、両者
の嵌合によってボディサイド構造体3とルーフ構造体1
との位置決めをより確実に行うことができる。したがっ
て、治具を用いることなく位置決めを行うことができ、
組付け作業を容易化することができる。
【0074】図17のように、位置決めて仮組み付けさ
れると、ルーフ構造体1の注入口31の部分に形成され
た孔31aは、ボディサイド構造体3の注入口143に
よって塞がれ、孔31aの周囲をボディサイド構造体3
の注入口143にレーザ溶接などの連続溶接によって、
接合することにより結合することができる。なお、孔3
1aの部分は、図5の断面に示すように、ルーフパネル
143によって覆われるため、外観の見栄えに影響はし
ない。
【0075】また、ボディサイド構造体3とルーフ構造
体1との接合は、その他各接触している面を接着や部材
の稜線部233のレーザ溶接などによって行なうことが
できる。
【0076】図19は、パネル構造体としてのフロア構
造体235の斜視図を示し、前記アルミダイキャストに
よるフロア構造体186に代えるものである。フロア構
造体235は、ダッシュクロスメンバ部237、フロア
クロスメンバ部239,241、リヤシートクロスメン
バ部243、サイドシル部245を少なくとも有して構
成されている。
【0077】このフロア構造体235は、車体前後方向
に渡る上下のアウターパネル247とインナーパネル2
49とからなり、両パネル247,249の少なくとも
一方、本実施形態では双方が車体前後方向の中間部で相
対的に剛性が高く、前後部で相対的に低く形成されてい
る。すなわちフロア構造体235のサイドシル部245
が図19の斜線部において、他の部分よりも厚肉に形成
されている。そして、前記中間部であるサイドシル24
5のほぼ中央部に、縁部の接合フランジ部間において注
入口251が設けられている。
【0078】図20は、図19のP−P線矢視における
ダッシュクロスメンバ部237の断面図を示している。
ダッシュクロスメンバ部237は、ダッシュクロスメン
バ部アウターパネル247aとダッシュクロスメンバ部
インナーパネル249aとの接合フランジ部253,2
55,257,259においてレーザ溶接などの連続溶
接によって接合され、閉断面構造に形成されている。接
合フランジ部253,257は、ダッシュロアパネル2
61の接合に用いることができる。ダッシュクロスメン
バ部237の前部のダッシュクロスメンバ部アウターパ
ネル247aにはフロントサイドメンバ263の結合用
の凸部265が設けられている。また、接合フランジ2
59,255はフロアパネル267の接合に使用するこ
とができる。
【0079】図21は、図19のQ−Q線矢視における
フロアクロスメンバ部239の断面図を示している。フ
ロアクロスメンバ部239は、フロアクロスメンバ部ア
ウターパネル247bとフロアクロスメンバ部インナー
パネル249bとを接合フランジ部269,271,2
73,275においてレーザ溶接などの連続溶接により
接合し、閉断面構造に形成している。また、接合フラン
ジ部269,273,271,275はフロアパネル2
67の接合に使用することができる。
【0080】図22は、図19のR−R線矢視における
リヤシートクロスメンバ部243の断面図を示してい
る。リヤシートクロスメンバ部243はリヤシートクロ
スメンバ部アウターパネル247cとリヤシートクロス
メンバ部インナーパネル249cとを接合フランジ部2
77,279,281,283においてレーザ溶接など
の連続溶接により接合し、閉断面構造に形成している。
また、接合フランジ部277,281はフロアパネル2
67の接合に、接合フランジ部283,279はリヤフ
ロアパネル285の接合に用いることができる。さら
に、リヤシートクロスメンバ243にはリヤシートクロ
スメンバ部アウターパネル247cにリヤサイドメンバ
287を結合する凹部289が設けられている。なお、
凹部289を凸部としてリヤサイドメンバ287を結合
する構造にすることもできる。
【0081】図23は、図19のS−S線矢視における
サイドシル部245の断面図を示している。サイドシル
部245はサイドシル部アウターパネル247dとサイ
ドシル部インナーパネル249dとを接合フランジ部2
91,293,295,297においてレーザ溶接など
の連続溶接により接合し、閉断面構造に形成している。
【0082】サイドシル部245には、サイドシル部イ
ンナーパネル249dに、相互に直交する接合面29
9,301が形成され、接合面299の車幅方向中央部
にへこみ部303が設けられている。そして、接合面2
99,301にボディサイド構造体3のサイドシル部1
39の接合面183,185が面合わせで結合され、サ
イドシル部139の接合フランジ部177,181がへ
こみ部303に収容され、ボディサイド構造体3とフロ
ア構造体235との間の位置決めを行うことができるよ
うになっている。したがって、治具を用いることなく車
体の組み付けを容易に行うことができる。
【0083】さらにボディサイド構造体3のサイドシル
部139に前後方向全域に渡り凸部139aを設け、フ
ロア構造体235のサイドシル部245の凸部245a
とを嵌合する構成にすることもできる。かかる凸部13
9a,245aの嵌合によって位置決め精度をさらに向
上させることができる。
【0084】図24は、図19のT−T線矢視における
サイドシル部245とフロアクロスメンバ部241との
交差部の断面図を示している。サイドシル部245には
ボディサイド構造体3のサイドシル部139の注入口2
03に対応するロケート穴305が設けられている。ロ
ケート穴305にボディサイド構造体3の注入口203
が嵌合することにより、ボディサイド構造体3とフロア
構造体235との位置決めをより確実に行うことができ
る。
【0085】次に、上記車体パネルの製造方法について
述べる。なお、パネル構造体としてのルーフ構造体1、
ボディサイド構造体3、及びフロア構造体235は基本
的には同一の方法で製造するため、ルーフ構造体1の製
造方法について説明し、他の製造方法については、特に
必要な個所を除いては、その説明は省略する。
【0086】該製造方法は、第1製造段階から第4製造
段階まで含んでおり、図25が第1製造段階、図26が
第2製造段階、図27が第3製造段階、図28から図3
1が第4製造段階を示している。
【0087】まず、第1製造段階では、ルーフ構造体1
を構成するアウターパネル5、インナーパネル7は車体
への入力を考慮し、車体前後方向の中間部のサイドルー
フレール23の部分に対応する部分307,309を厚
く形成し、レーザー溶接などによって接合した差厚ブラ
ンク材とし、厚肉にした部分307,309の中央付近
に注入口を構成する凹部311,313を形成する。
【0088】図26の第2製造段階では、第1製造段階
で形成したアウターパネル5,インナーパネル7を、ル
ーフ構造体1として各部が閉断面を形成するようにその
周囲をレーザ溶接機315などで連続溶接する。注入口
に対応する凹部311,313の部分はレーザ溶接がな
されず、注入口31として構成される。
【0089】図27の第3製造段階では、第2製造段階
で周囲を溶接したアウターパネル5及びインナーパネル
7をバルジ成型器のダイス型317、ポンチ型319内
にセットし、ポンチ型319を下降させ、ダイス型31
7にほぼ密着させることにより、3次元のルーフ構造体
のベース1aを形成する。
【0090】次に、第4製造段階の図28,図29は、
図1のA−A線矢視における断面に対応するもので、注
入口31付近の作用を説明するものである。まず図28
のように、型317,319内で注入口31に流体であ
る液体を高圧力で注入すると、図29のように厚肉の部
分307,309のサイドルーフレール部アウターパネ
ル5c、サイドルーフレール部インナーパネル7cが型
317,319に膨脹密着する。次に、棒ルーフ27,
サイドルーフレール部23の前後方向に液が流入し、棒
ルーフ部27では棒ルーフ部アウターパネル5e、棒ル
ーフ部インナーパネル7eが型317,319に膨脹密
着する。
【0091】また、図1のB−B線矢視における断面に
対応する図30,図31のようにサイドルーフレール部
23では、サイドルーフレール部アウターパネル5c、
サイドルーフレール部インナーパネル7cが型317,
319に膨脹密着する。
【0092】同じように、液体は型317,319間に
おいて、図32のように全体的に流れる。
【0093】この図32は、第4製造段階を示す全体の
平面図であり、サイドルーフレール部23を膨脹密着し
た液は前方側でフロントピラー部13を膨脹密着しなが
らエアボックス部11を膨脹密着し、さらにフロントピ
ラー部13への液はフロントルーフレール部25を膨脹
密着するように流れる。
【0094】また、後方側では、リヤピラー部19を膨
脹密着しながら、リヤパーシェル部21を膨脹密着し、
さらにリヤピラー部19への液はリヤルーフレール部2
9を膨脹密着するように流れる。
【0095】このように、厚肉の部分307,309の
サイドルーフレール部23中央付近に設けた注入口31
に液体を高圧力で注入することにより、液圧はルーフ構
造体1全体に流れ、各部を型に膨脹密着させ、パネル構
造体としてのルーフ構造体1を中空状に膨脹成形するこ
とができる。この時、ルーフ構造体1の前後方向の中間
部が厚肉に形成されて、相対的に強くなっているので、
前後方向に液圧が行き渡る時液圧低下を最小限に抑えな
がら、すみずみまで行き渡らせることができ、中空状の
ルーフ構造体1を確実に膨脹成形することができる。
【0096】また、注入口31を厚肉の部分に設けるた
め、注入口31そのものも大型化することができ、この
点からも液圧低下を押さえることができる。
【0097】さらに、サイドルーフレール部23の部分
は自動車のキャビンに対応し、強度が必要な部分である
から、車体の必要な剛性を確実に確保することができ、
重量の増大やコスト上昇を押さえることができる。
【0098】図33は、アウターパネルとインナーパネ
ルとの少なくとも一方の縁部に対し絞りの深い部分は、
縁部の連続溶接の前に予備プレスで成形するようにした
ものである。
【0099】すなわち、センターピラー部133のセン
ターピラー部アウターパネル61bは、縁部の接合フラ
ンジ部155,157に対して絞りの深い部分が存在
し、この深い絞りの部分を膨脹成形のみで成形すると、
局部的な材料延びが大きくなり、均一な板厚に成形しず
らくなる。
【0100】このため、センターピラー部アウターパネ
ル61bを予備プレスにて、最終形状に近いラフ形状に
成形する。こうすることによって、液体による内圧をか
け、ダイス型317、ポンチ型319内で中空状に膨脹
成形する際に、局部的な材料延びを抑え、略均一な板厚
に成形し易くなる。
【0101】この場合、ダイス型317の凸面317a
に対しては、隙間L1を相対的に大きく、同凹面317
bに対して隙間L2は小さく設定している。これによ
り、バルジ成形時の局部的な材料の延びをより一層抑え
ることができ、より均一な板厚で成形することができ
る。
【0102】図34は、アウターパネルとインナーパネ
ルとの少なくとも一方の縁部に対して絞りの深い部分
は、膨脹成形後のパネル構造体の板厚より膨脹成形前の
板厚を厚肉に形成したものである。すなわち、バルジ成
形時の深絞りによる延びで、成形後に製品板厚にするも
のである。
【0103】例えば、センターピラー部アウターパネル
61bの板厚を膨脹成形後の板厚より膨脹成形前の板厚
を厚肉に成形したものである。このことにより、板の延
び代が大きくなり、バルジ成形時の局部延びによる板厚
不均一をより確実に抑制することができる。
【0104】また、図34においては、成形型であるダ
イス型317及びポンチ型319の合わせ部321にク
リアランス部323が設けられ、パネルの縁部、例えば
図34では、センターピラー部アウターパネル61b、
センターピラー部インナーパネル63bの接合フランジ
部155,157,159,161がスライド可能なク
リアランス部323を設けている。
【0105】この場合、膨脹成形時に接合フランジ部1
55,157,159,161は、L3だけスライドす
るようになっているため、膨脹成形前において、アウタ
ーパネル61b及びインナーパネル63bの幅を両側の
スライド量L3を見込んだ分、大きめに成形する。こう
することによって、膨脹成形時に深絞りに対する延び代
を大きくすることができ、材料の局部延びを抑えること
ができ、より一層、板厚を均一に成形することができ
る。
【0106】図35は、注入口を、相対的に剛性を高く
した中間部の中央と両端とに複数設けた例を示したもの
である。すなわち、本実施形態においては、厚肉にして
相対的に強くした中間部、すなわちルーフサイドレール
部89とサイドシル部139とにその中央部の注入口1
43,203の他に前後両端部側に注入口325,32
7及び329,331を設けたものである。
【0107】こうすることにより、膨脹成形時に厚肉の
部分であるルーフサイドレール部89やサイドシル部1
39において液体による内圧が十分行き渡り、さらに
は、中央の注入口143,203から離れたところにあ
るフードリッジ部141、フロントピラー部59,13
1,リヤピラー部135,リアフェンダー部137など
にも液体による内圧が十分に行き渡り、大型部品であっ
ても、より確実に成形することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかり、ルーフ構造体と
ボディサイド構造体との斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかり、ルーフ構造体の
斜視図である。
【図3】図2のC−C線矢視断面図である。
【図4】図2のD−D線矢視断面図である。
【図5】図2のE−E線矢視断面図である。
【図6】図2のF−F線矢視断面図である。
【図7】図2のG−G線矢視断面図である。
【図8】図2のH−H線矢視断面図である。
【図9】一実施形態にかかるボディサイド構造体の斜視
図である。
【図10】図9のI−I線矢視断面図である。
【図11】図9のJ−J線矢視断面図である。
【図12】図9のK−K線矢視断面図である。
【図13】図9のL−L線矢視断面図である。
【図14】図9のM−M線矢視断面図である。
【図15】図9のN−N線矢視断面図である。
【図16】図9のO−O線矢視断面図である。
【図17】一実施形態にかかるルーフ構造体とボディサ
イド構造体との結合を示す断面図である。
【図18】一実施形態にかかるルーフ構造体とボディサ
イド構造体との結合を示す分解斜視図である。
【図19】一実施形態にかかり、フロア構造体の斜視図
である。
【図20】図19のP−P線矢視断面図である。
【図21】図19のQ−Q線矢視断面図である。
【図22】図19のR−R線矢視断面図である。
【図23】図19のS−S線矢視断面図である。
【図24】図19のT−T線矢視断面図である。
【図25】一実施形態にかかり、ルーフ構造体の製造方
法に関する第1製造段階を示す斜視図である。
【図26】ルーフ構造体の第2製造段階を示す斜視図で
ある。
【図27】ルーフ構造体の第3製造段階を示す断面図で
ある。
【図28】ルーフ構造体の第4製造段階にかかり、図1
のA−A矢視に対応した部分における断面図である。
【図29】第4製造段階において、図28と同一個所を
示し、内圧をかけた状態の断面図である。
【図30】第4製造段階にかかり、図1のB−B矢視に
対応した断面図である。
【図31】第4製造段階にかかり、図30と同一個所を
示し、内圧をかけた状態の断面図である。
【図32】ルーフ構造体の第4製造段階の液体の流れを
示す平面図である。
【図33】ボディサイド構造体の第4製造段階の他の例
にかかり、図9のJ−J矢視に対応した断面図である。
【図34】ボディサイド構造体の第4製造段階のさらに
他の例にかかり、図9のJ−J矢視に対応した断面図で
ある。
【図35】他の実施形態にかかり、ボディサイド構造体
の斜視図である。
【符号の説明】
5 アウターパネル 7,63 インナーパネル 31,143,203,251,325,327,32
9,331 注入口 23,89 ルーフサイドレール部(中間部) 139,245 サイドシル部(中間部) 1 ルーフ構造体(パネル構造体) 3 ボディサイド構造体(パネル構造体) 9 フロントウインドウパネル 11 エアボックス部 13,59,131 フロントピラー部 13a,23a,303 へこみ部 15 ルーフ部 17 リヤウインドウパネル 19,135 リヤピラー部 21 リヤパーシェル部 67,71,93,97,177,179 接合フラン
ジ部 133 センターピラー部(絞りの深い部分) 205,231 ロケート穴 237 ダッシュクロスメンバ部 239,241 フロアクロスメンバ部 243 リアシートクロスメンバ部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前後方向に渡るアウターパネルとイ
    ンナーパネルとからなり、両パネルの縁部の接合フラン
    ジ部相互を連続溶接し、注入口から流体による内圧をか
    けることにより成形型内で中空状のパネル構造体を膨脹
    成形する車体パネル構造であって、 前記両パネルの少なくとも一方は、車体前後方向の中間
    部で相対的に剛性が高く、同前後部で相対的に低く形成
    し、 前記注入口を、前記中間部に設けたことを特徴とする車
    体パネル構造。
  2. 【請求項2】 車体前後方向に渡るアウターパネルとイ
    ンナーパネルとからなり、両パネルの少なくとも一方
    は、車体前後方向の中間部で相対的に剛性が高く、同前
    後部で相対的に低く形成され、両パネルの縁部の接合フ
    ランジ部相互を連続溶接すると共に、該縁部間で前記中
    間部に設けた注入口から流体による内圧をかけることに
    より成形型内で中空状のパネル構造体を膨脹成形する車
    体パネル構造体の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の車体パネル構造であっ
    て、 前記パネル構造体は、フロントウインドウパネルを支持
    するエアボックス部、フロントピラー部、及びルーフ部
    と、リヤウインドウパネルを支持するルーフ部、リヤピ
    ラー部、及びリヤパーシェル部とを少なくとも含むルー
    フ構造体であることを特徴とする車体パネル構造。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の車体パネル構造であっ
    て、 前記パネル構造体は、ドア開口部を形成するフロントピ
    ラー部、センターピラー部、サイドルーフレール部、及
    びサイドシル部を少なくとも含むボディサイド構造体で
    あることを特徴とする車体パネル構造。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の車体パネル構造であっ
    て、 前記パネル構造体は、ダッシュクロスメンバ部、フロア
    クロスメンバ部、リヤシートクロスメンバ部、サイドシ
    ル部を少なくとも含むフロア構造体であることを特徴と
    する車体パネル構造。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の車体パネル構造であっ
    て、 前記パネル構造体は、フロントウインドウを支持するエ
    アボックス部、フロントピラー部、及びルーフ部と、リ
    ヤウインドウパネルを支持するルーフ部、リヤピラー
    部、リヤパーシェル部とを少なくとも含むルーフ構造
    体、及びドア開口部を形成するフロントピラー部、セン
    ターピラー部、サイドルーフレール部、サイドシル部を
    少なくとも含むボディサイド構造体であることを特徴と
    する車体パネル構造。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の車体パネル構造であっ
    て、 前記注入口を、位置決め用のロケートピン状に突設し、 前記パネル構造体に結合する相手側の車体パネルに、前
    記ロケートピン状の注入口に嵌合するロケート穴を設け
    たことを特徴とする車体パネル構造。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の車体パネル構造であっ
    て、 前記ルーフ構造体のルーフ部は、車幅方向に渡る棒ルー
    フ部を車体前後方向中間部に有し、 前記棒ルーフ部の端部で前記サイドルーフレール部の下
    面側に、前記ロケートピン状の注入口に嵌合するロケー
    ト穴を設けたことを特徴とする車体パネル構造。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の車体パネル構造であっ
    て、 前記パネル構造体の外面に、該パネル構造体の閉断面内
    に陥没形成され、パネル構造体相互を結合する場合に相
    手側パネル構造体外面の接合フランジ部を収容するへこ
    み部を設けたことを特徴とする車体パネル構造。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の車体パネル構造であっ
    て、 前記パネル構造体の一方は、フロントウインドウを支持
    するエアボックス部、フロントピラー部、及びルーフ部
    と、リヤウインドウを支持するルーフ部、リヤピラー
    部、及びリヤパーシェル部とを少なくとも含むルーフ構
    造体であり、 前記パネル構造体の他方は、ドア開口部を形成するフロ
    ントピラー部、センターピラー部、サイドルーフレール
    部、及びサイドシル部を少なくとも含むボディサイド構
    造体であり、 前記ルーフ構造体に、前記へこみ部を設け、該へこみ部
    に前記ボディサイド構造体の接合フランジ部を収容する
    ことを特徴とする車体パネル構造。
  11. 【請求項11】 請求項1,3〜10の何れかに記載の
    車体パネル構造であって、 前記注入口を、前記中間部の中央と両端とに複数設けた
    ことを特徴とする車体パネル構造。
  12. 【請求項12】 請求項2記載の車体パネル構造体の製
    造方法であって、 前記アウターパネルとインナーパネルとの少なくとも一
    方の接合フランジ部に対し絞りの深い部分は、前記連続
    溶接の前に予備プレスにて成形したことを特徴とする車
    体パネル構造体の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の車体パネル構造体の
    製造方法であって、 前記予備プレスによる成形形状は、前記成形型にセット
    したとき、該成形型の凸面に対しては隙間を相対的に大
    きく、同凹面に対しては同小さく設定したことを特徴と
    する車体パネル構造体の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項2,12,13の何れかに記載
    の車体パネル構造体の製造方法であって、 前記アウターパネルとインナーパネルとの少なくとも一
    方の接合フランジ部に対して絞りの深い部分は、前記膨
    脹成形後のパネル構造体の板厚より膨脹成形前の板厚を
    厚肉に形成したことを特徴とする車体パネル構造体の製
    造方法。
  15. 【請求項15】 請求項2,12〜14の何れかに記載
    の車体パネル構造体の製造方法であって、 前記成形型の絞りの深い部分は、該成形型の合わせ部に
    接合フランジ部がスライド可能なクリアランス部を設け
    たことを特徴とする車体パネル構造体の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項2,12〜15の何れかに記載
    の車体パネル構造体の製造方法であって、 前記注入口を、前記中間部の中央と両端とに複数設け、
    各注入口から内圧をかけることにより膨脹成形すること
    を特徴とする車体パネル構造体の製造方法。
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