JP2000233076A - 麻雀ゲーム装置 - Google Patents

麻雀ゲーム装置

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JP2000233076A
JP2000233076A JP11036667A JP3666799A JP2000233076A JP 2000233076 A JP2000233076 A JP 2000233076A JP 11036667 A JP11036667 A JP 11036667A JP 3666799 A JP3666799 A JP 3666799A JP 2000233076 A JP2000233076 A JP 2000233076A
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Mitsuo Nakatani
光雄 中谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 麻雀ゲームにおける視認性を確保しながら可
搬性を犠牲としない、携帯性を有する麻雀ゲーム装置を
提供する。 【解決手段】 プレーヤーごとにユニット化された専用
の操作部及び表示部を有する4個のユニット部と、ユニ
ット部を接続して制御管理する演算処理部とで構成され
る麻雀ゲーム装置であって、ユニット部が、プレーヤー
に面する一側面に存するプレーヤー自身の手牌を表示す
る側面表示部と、操作を指示する操作部と、プレーヤー
自身の捨て牌及び牌山の状況を表示する上面表示部とを
有し、側面表示部と操作部と上面表示部を一目で確認で
きるように、側面表示部と上面表示部との間に操作部を
有し、上面表示部が一定の俯角を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実際に牌を使わず
に麻雀を楽しめる麻雀ゲーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】我が国で根強い人気のある娯楽の一つと
して麻雀が挙げられる。麻雀は4人で行う必要があり、
運に左右されつつもその手順は各人各様であり、その高
いギャンブル性と高度な思考を要する巧緻性により、そ
の地位を不動のものとしていた。また、主としてサラリ
ーマンに普及しているのも、対人的要素が強く、そのゲ
ーム途上における会話内容をも楽しむという点が受け入
れられたものと考える。
【0003】しかし、我が国における住環境等を考慮す
ると、その長いゲーム時間と共に、牌をかきまぜる(洗
牌する)場合等の騒音は一種の環境問題ともなってい
る。特に、サラリーマンに普及したという関係上、ゲー
ム時間が深夜にわたることが多く、一般的な住宅地にお
いては、麻雀を近所に気兼ねなく楽しむ環境の確保は容
易ではない。
【0004】そこで、近年の電子技術の発展により、麻
雀卓を牌ともども電子化して麻雀ゲームを楽しむ麻雀ゲ
ーム機器が多数開発されている。これには、プレイヤー
が一人でコンピュータの演じる一人あるいは三人と対戦
する方式のもの、その他4人のプレーヤーが実際の麻雀
と同様に麻雀卓を囲むように対戦する方式のものがあ
る。また、麻雀を屋外等で自由に楽しむことを可能にす
べく、特開昭62−286491号公報においては、携
帯麻雀装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の麻雀ゲ
ーム機器においては、以下のような問題点があった。ま
ず、プレイヤーが一人でコンピュータの演じる一人ある
いは三人と対戦する方式のものについては、携帯性を有
するものも多々あるが、麻雀を行う上で楽しむ要素の一
つである臨場感に乏しく、人と対戦するという楽しみが
半減している。
【0006】一方、対人的要素を確保すべく、4人のプ
レーヤーが実際の麻雀と同様に麻雀卓を囲むように対戦
する方式のものにおいては、携帯性に乏しいという問題
点があった。たとえ、特開昭62−286491号公報
のように臨場感を損なわずに携帯性を持たせたとして
も、可搬性を高めるべく小さくすると視認性に問題が生
じ、逆に視認性を重視すると大きさが大きくなってしま
い可搬性の点で問題が残ってしまうというのが実状であ
る。
【0007】本発明は、上記問題点を解消すべく、麻雀
ゲームにおける視認性を確保しながら可搬性を犠牲とし
ない、携帯性を有する麻雀ゲーム装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にかかる麻雀ゲーム装置は、プレーヤーごとに
ユニット化された専用の操作部及び表示部を有する4個
のユニット部と、ユニット部を接続して制御管理する演
算処理部とで構成される麻雀ゲーム装置であって、ユニ
ット部が、プレーヤー自身の手牌を表示するプレーヤー
に面する一側面に存する側面表示部と、操作を指示する
操作部と、プレーヤー自身の捨て牌及び牌山の状況を表
示する上面表示部とを有し、側面表示部と操作部と上面
表示部を一目で確認できるように、側面表示部と上面表
示部との間に操作部を有し、上面表示部が一定の俯角を
有することを特徴とする。
【0009】かかる構成により、4個のユニット部に分
割していることから製造歩留まりの向上を図ることがで
き、製造品質の向上、ひいてはコストダウンを実現する
ことができる。また、プレーヤーは、視線を変えること
なく、一目で麻雀ゲーム進行に必要な情報を目視確認で
き、それに対する指示を出すことができる。
【0010】また、本発明にかかる麻雀ゲーム装置は、
上面表示部の俯角が0度よりも大きく、略20度以下で
あることが好ましい。略20度を超えるとプレーヤー自
身の視認性が悪くなってしまうからである。
【0011】また、本発明にかかる麻雀ゲーム装置は、
ユニット部が、プレーヤーに面する一側面に存する側面
表示部から離れるにつれて幅が短くなる形状を有し、4
個のユニット部を結合した場合に1個の麻雀卓を形成す
ることが好ましい。実際の麻雀を楽しむ場合と同様の臨
場感を演出できるようにするためである。
【0012】また、本発明にかかる麻雀ゲーム装置は、
ユニット部に記録カード挿入部を有することが好まし
い。プレーヤーごとの得点等を累積して記録しておくこ
とができるからである。
【0013】また、本発明にかかる麻雀ゲーム装置は、
ユニット部が取り外し可能であり、プレーヤーによる携
帯が可能であることが好ましい。プレーヤーによる携帯
性を確保することで、場所に制限されずに麻雀を楽しむ
ことができるからである。
【0014】また、本発明にかかる麻雀ゲーム装置は、
麻雀ゲーム開始時のルール設定を自由に行うことができ
ることが好ましい。開始時の持ち点はもちろん、その場
でのローカル・ルール等についても設定可能とすること
で、より実際の麻雀ゲームと同様の麻雀ゲームを楽しむ
ことができるからである。
【0015】また、本発明にかかる麻雀ゲーム装置は、
演算処理部が、プレーヤーの代替を行うことができるこ
とが好ましい。プレーヤーが4人そろわない場合であっ
ても、麻雀ゲームを楽しむことができるからである。
【0016】また、本発明にかかる麻雀ゲーム装置は、
演算処理部が、プレーヤーの麻雀ゲーム状況を監視し、
麻雀ゲーム手法を学習する機能を有することが好まし
い。プレーヤーの麻雀進行手順を順次学習することで、
プレーヤーの代替を行う場合により代行するプレーヤー
と類似した手順で麻雀ゲームを進行させることができる
からである。
【0017】また、本発明にかかる麻雀ゲーム装置は、
ユニット部と演算処理部とを外部接続手段によって結合
することが好ましい。ユニット部と演算処理部を分離す
ることで、ユニット部のさらなる軽量化を図ることがで
き、より可搬性を増すことができるからである。
【0018】また、本発明にかかる麻雀ゲーム装置は、
ユニット部が演算処理部を内蔵し、ユニット部同士を接
続できることが好ましい。ユニット部と演算処理部が一
体となることで、ユニット部のみを4個接続することで
麻雀ゲームを楽しむことができるからである。
【0019】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1にかかる麻雀ゲーム装置について、図面を
参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態1に
かかる麻雀ゲーム装置の構成図であり、図1(a)は平
面図、(b)は側面図、(c)は右側面図を示す。ま
た、図1において、1は麻雀台を、2はプレイヤー操作
・表示部ユニットを、3は上家(カミチャ)操作・表示
部ユニットを、4を対面(トイメン)操作・表示部ユニ
ットを、5を下家(シモチャ)操作・表示部ユニット
を、それぞれ示す。
【0020】図1において、麻雀台1は、4個の操作・
表示部ユニットを乗せることができる水平な板状のもの
であれば、特に限定されるものではない。また、屋外で
行う場合等については麻雀台1自体が不要となる場合も
あり得る。
【0021】また、プレーヤー操作・表示部ユニット2
と、他の操作・表示部ユニット3〜5は全く同一の構成
を有する。かかる4個の操作・表示部ユニットを接続す
ることで、麻雀ゲーム装置が形成される。なお、本実施
の形態1では、演算処理部は各操作・表示部ユニットに
内蔵しているため特に図示はしていない。しかし、演算
処理部の配置については特に限定されるものではなく、
外部にコンピュータを用意して、これと各操作・表示部
ユニットを接続する方法であっても良い。さらに、麻雀
台1に演算処理装置を内蔵して、各操作・表示部ユニッ
トを麻雀台1に接続することで麻雀ゲーム装置を形成す
るものでも良い。
【0022】このようにユニット化することにより、一
体として麻雀ゲーム装置を製造するよりも一体あたりの
部品点数が少なくて済み、製造歩留まりが向上すること
が期待できる。
【0023】次に、各操作・表示部ユニットの詳細につ
いて、図2を参照しながら説明する。図2は本発明の実
施の形態1にかかる操作・表示ユニットの構成図であ
り、図2(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は右
側面図をそれぞれ示す。図2において、6は操作部を、
7は側面表示部を、8は上面表示部を、それぞれ示す。
【0024】まず、操作部6は主操作部61と、手続選
択部62と、牌指示部63によって構成される。主操作
部61においては、まずゲームの開始や再開の指示を行
うことができる。また、サイコロの表示更新を指示する
ことができ、サイコロの目によって定まる「風」及び
「親」については主情報表示部84に表示することがで
きる。さらに、テンパイ(聴牌)時の役数や点数、累計
の持ち点等については付加情報表示部71へ表示するこ
とを指示することができる。
【0025】また、テンパイに至るまでの捨て牌選択ガ
イドや上がり牌の表示についても付加情報表示部71へ
表示することを指示することができ、これによって初心
者でも上級者と共に麻雀ゲームを楽しむことが可能とな
る。主操作部61の機能は、上記したものに限定される
ものではなく、例えば麻雀ゲーム開始時の持ち点等の変
更を含めたルール変更機能その他の付加機能を加えても
良い。
【0026】また、手続選択部62では、麻雀ゲームに
おけるプレーヤーの操作を指示することができる。すな
わち、ポン・チー・カン等の処理やリーチ・ロン・ツモ
等の指示を行う。
【0027】さらに、牌指示部63では、プレーヤーの
手牌の中から指定することが必要な場合、例えば捨て牌
の指示やチーの対象となる牌の指定を行うことができ
る。なお、捨て牌やチーを行った後は手牌表示部72に
おいて自動的に手牌が整列されて表示される。
【0028】次に、側面表示部7は、付加情報表示部7
1と手牌表示部72で構成される。付加情報表示部71
には、主操作部61で指定された指示に基づいて必要な
情報を表示する。例えば、現在の持ち点やホーラ(和
了)した(上がった)場合の持ち点変動情報の表示、さ
らにはテンパイ時の上がり牌の表示やガイドによる捨て
牌選択の指示等が表示される。
【0029】手牌表示部72には、プレーヤーの手牌が
表示される。一局ごとの開始時の配牌はランダムに配布
されるが、プレーヤーの手牌表示時に整列されて表示さ
れる。また、捨て牌やポン・チー・カンを行った場合等
にも自動的に整列表示される。
【0030】そして、上面表示部8は、処理牌表示部8
1と、牌山表示部82と、捨て牌表示部83と、主情報
表示部84で構成される。
【0031】処理牌表示部81は、ポン・チー・カン等
の処理を行った牌を表示する。これらの情報はポン・チ
ー・カン等の処理を行ったプレーヤーのみならず、他の
プレーヤーにとっても必要な情報であるので、他のプレ
ーヤーからも閲覧可能な上面表示部8に表示するように
したものである。
【0032】牌山表示部82は、牌を積もるための牌山
を表示する。通常の麻雀ゲームと同様の臨場感を演出す
るべく、グラフィカルに二段表示等することが好ましい
が、特にこれに限定されるものではなく、積もり牌の残
量やハイテイ(海底)牌がどれか等を目視確認できるよ
うな表示であれば良い。なお、牌山は4個の操作・表示
部ユニットで一つ構成されるものであるので、演算処理
装置によって、その表示が制御される。
【0033】捨て牌表示部83は、プレーヤーの捨て牌
を表示する。各プレーヤーの捨て牌は、次の捨て牌や処
理を決断するための最も重要な情報であるので、各プレ
ーヤーが互いに閲覧できるように上面表示部8に表示す
るようにしたものである。
【0034】主情報表示部84は、各プレーヤーに共通
の情報を表示する。例えば、サイコロの目や「親」の表
示、「風」の表示、リーチ棒やレンチャン(連荘)棒の
場における残存状況等を表示する。
【0035】また、図2(b)に示すように、操作・表
示部ユニットのプレーヤー側の一主面上に記録カード挿
入口91を設けている。記録カード挿入口91は、プレ
ーヤーの戦績やスコア、平均スコア等を記録する記録媒
体を挿入する開口である。記録カード自体は、記録媒体
であれば特に限定されるものではなく、磁気カードのほ
か、ICカードやフロッピ・ディスク等の簡易な記録媒
体であっても良い。
【0036】各操作・表示部ユニットの形状は、図2
(a)に示すように平面的には台形と長方形とを組み合
わせ、4個の操作・表示ユニットを組み合わせると正方
形に近い形状となるような形状が好ましい。4個の操作
・表示部ユニットを付き合わせて接合する場合に、互い
の操作・表示部ユニットがその邪魔にならないからであ
る。なお、平面形状は特にこれに限定されるものではな
く、各操作・表示部ユニットを付き合わせて接合できる
形状、例えば三角形等であっても何ら問題はない。
【0037】また、図2(c)の右側面図に示すよう
に、上面表示部は4個の操作・表示部ユニットを接合さ
せた場合の中央部に向かって俯角を有することが望まし
い。上面表示部8には各プレーヤーが共通に閲覧するべ
き重要な情報が表示されているからである。
【0038】ただし、かかる俯角はプレーヤーが自分の
操作・表示部ユニットの上面表示部8に表示されている
情報を視認できる範囲でとどめておく必要がある。プレ
ーヤーが自分の手牌等の表示を側面表示部で確認しなが
ら、捨て牌等の情報について自己の視線を変えずに確認
できるようにするためである。すなわち、プレーヤーは
自己の手牌の内容と自己の捨て牌、また他のプレーヤー
の捨て配等の情報を一目で確認することができ、それに
対する指示も特に視線を変えることなくできるようにす
るためである。
【0039】そのためには、上面表示部8には反射防止
膜を添付して、その視認性を高める工夫をすることも望
ましい。例えば、フッ化物であるフッ化マグネシウム
(MgF2 )やフッ化アルミニウム(AlF3 )等を用
いた反射防止膜で表面を覆うことで、乱反射を防止する
ことができ、上面表示部8の視認性を確保することが可
能となる。
【0040】当該上面表示部8の俯角を図3に示すよう
にαとすると、俯角αの範囲は概略0度<α≦20度で
あることが好ましい。かかる俯角であれば、プレーヤー
が視線を変えることなく捨て牌等の情報を確認できると
ともに、相手のプレーヤーの捨て牌等の情報も容易に確
認できるからである。
【0041】さらに、効果音出力部を設けることで、各
操作・表示部ユニットからゲーム進行にあわせて効果音
を出すことができることが好ましい。例えば、牌をかき
まぜる(洗牌する)際の「ジャラジャラ」という音や捨
て牌をする際に麻雀卓へ打ち込む「トン」という音等で
ある。電子音であるから、当然音量の調節が可能であ
り、周囲の環境等に応じて音量の増減が可能となる。ま
た、ヘッドホン等の利用によって、外部へ音が漏れない
ようにすることも可能である。したがって、臨場感を損
なうことなく麻雀ゲームを楽しむことが可能となる。
【0042】以上のように本実施の形態1によれば、麻
雀ゲーム装置をユニット化することにより、製造歩留ま
りが向上し、品質の向上を図ることができるとともに、
プレーヤーは麻雀ゲームに必要な情報の入手とそれに伴
うゲーム指示を、特に視線を変えることなく行うことが
できる。したがって、より実際の麻雀に近い形で麻雀を
楽しむことが可能となる。
【0043】(実施の形態2)次に本発明の実施の形態
2について、図面を参照しながら説明する。図4は本発
明の実施の形態2にかかる麻雀ゲーム装置の1ユニット
をプレーヤーが面する一側面と反対側の方向から見た側
面図である。図4において、41は折り畳み式取っ手
を、42は取っ手収納用穴を、43は接続用コネクタ部
を、44は取っ手引き出し用穴を、それぞれ示す。
【0044】図4に示すように、麻雀ゲーム装置として
使用しない場合には、各操作・表示部ユニットは取り外
し可能である。取り外しは、各操作・表示部ユニットと
演算処理装置が一体となっている場合に限らず、各操作
・表示部ユニットと演算処理装置が独立している場合で
あっても可能である。その場合に持ち運びができるよう
に、各操作・表示部ユニットは折り畳み式取っ手41を
備えており、図4(b)に示すようにプレーヤーの持ち
運びが可能である。一方、図4(a)に示すように、麻
雀ゲーム装置として使用する時には、4個の操作・表示
部ユニットが確実に結合できるように取っ手収納用穴4
2に格納される。なお、使用時に取っ手を引き出しやす
くするために、取っ手引き出し用穴44を設けている。
【0045】また、各操作・表示部ユニットは、各々接
続用コネクタ部43を有している。各操作・表示部ユニ
ットと演算処理装置が一体となっている場合には、結合
用アダプタを各操作・表示部ユニットの間に噛ませて、
相互の操作・表示部ユニット間を結合する。例えば、図
5に示すような両端に結合用キャップを備えた結合用ア
ダプタ51等を用いて、まずユニットを2個ずつ結合し
て2組の結合ユニットを形成し、かかる2組の結合ユニ
ットを2つ組み合わせることで、4個で一体となった麻
雀ゲーム装置が形成される。かかる構成とすることで、
4個の操作・表示部ユニットを結合することができる。
【0046】なお、各操作・表示部ユニット間の結合方
法は、特にこれに限定されるものではなく、図6に示す
ような4個の操作・表示部ユニットを相互接続できる構
造の接続ケーブル52によるものでも良いし、無線や赤
外線等により結合する方法でも良い。
【0047】例えば、図7においては、接続ケーブル5
2を用いて接続できるユニットの構成図を示す。図7
(a)において、接続用コネクタ部43は、プレーヤー
に面する一側面の反対側に位置する側面上に配置されて
おり、4個のユニットを集めた場合の中央部に接続ケー
ブル52を配置することで、4個のユニット各々とケー
ブルを接続して1個の麻雀ゲーム装置を形成することが
できる。
【0048】また、この場合には、持ち運び用の折り畳
み式取っ手41の形状も図7(b)、(c)に示すよう
な形状となり、麻雀ゲーム装置として使用する場合に
は、ユニットの底面部に格納される。
【0049】以上のように本実施の形態2によれば、各
操作・表示部ユニットを単体で取り外し、持ち運ぶこと
ができるので、場所を問わずにどこでも麻雀ゲームを楽
しむことが可能となる。
【0050】(実施の形態3)次に本発明の実施の形態
3について、図面を参照しながら説明する。図8は本発
明の実施の形態3にかかる麻雀ゲーム装置の接続構成図
である。図8において、10は外部に位置する演算処理
装置を、112から115は操作・表示部ユニット2か
ら5と演算処理装置10を繋ぐ通信ケーブルを、それぞ
れ示す。
【0051】図8は、演算処理装置を各操作・表示部ユ
ニットに内蔵するのではなく、各操作・表示部ユニット
とは独立して配置する構成を示す。かかる構成では、い
つでもどこでも麻雀を楽しむということはできないが、
演算処理装置10を各操作・表示部ユニットへ含まない
ために軽量化が図れ、可搬性に優れるという特徴があ
る。
【0052】さらに、演算処理装置10の処理能力は、
より処理能力の高い演算処理装置10に繋ぐことにより
自由に高めることが可能であるので、図9に示すように
1台の高性能な演算処理装置10に4個の操作・表示部
ユニットを一組として、複数の組の操作・表示部ユニッ
トを接続することもできる。
【0053】この場合、高性能な演算処理装置10に接
続されたすべての組について同一のルール設定で麻雀ゲ
ームを楽しむこともできるし、各組ごとに異なったルー
ル設定で麻雀ゲームを楽しむこともできる。前者は、麻
雀の競技会等で活用することができ、後者は麻雀遊技場
等において活用することができる。
【0054】また、高性能な演算処理能力を活用して、
様々な付加的機能を追加することも可能である。例え
ば、ニューロン制御による自己学習型の仮想対戦相手を
準備しておいたり、プレーヤーの麻雀レベル判定機能を
設けて、レベルに応じたアドバイスを実現できる機能等
が考えられる。
【0055】以上のように本実施の形態3によれば、各
操作・表示部ユニットのさらなる軽量化が図れることか
ら可搬性に優れるだけでなく、高性能の演算処理装置を
用いることができることから、様々な付加機能を追加す
ることが容易となる。
【0056】
【発明の効果】以上のように本発明にかかる麻雀ゲーム
装置によれば、装置自体をユニット化することにより、
製造歩留まりが向上し、品質の向上を図ることができる
とともに、プレーヤーは麻雀ゲームに必要な情報の入手
とそれに伴うゲーム指示を、特に視線を変えることなく
行うことができる。
【0057】また、本発明にかかる麻雀ゲーム装置によ
れば、各操作・表示部ユニットを単体で取り外し、持ち
運ぶことができるので、場所を問わずにどこでも麻雀ゲ
ームを楽しむことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかる麻雀ゲーム装
置の構成図
【図2】 本発明の実施の形態1にかかる麻雀ゲーム装
置における操作・表示部ユニット部の構成図
【図3】 本発明の実施の形態1にかかる麻雀ゲーム装
置における操作・表示部ユニット部の右側面図
【図4】 本発明の実施の形態2にかかる麻雀ゲーム装
置における側面図
【図5】 操作・表示部ユニット接続用アダプタの斜視
【図6】 操作・表示部ユニット接続用通信ケーブルの
斜視図
【図7】 本発明の一実施例にかかる麻雀ゲーム装置に
おける側面図
【図8】 本発明の実施の形態3にかかる麻雀ゲーム装
置の概略構成図
【図9】 本発明の他の実施例にかかる麻雀ゲーム装置
の概略構成図
【符号の説明】
1 麻雀台 2 プレイヤー操作・表示部ユニット 3 上家操作・表示部ユニット 4 対面操作・表示部ユニット 5 下家操作・表示部ユニット 6 操作部 7 側面表示部 8 上面表示部 10 外部に位置する演算処理装置 41 折り畳み式取っ手 42 取っ手収納用穴 43 接続用コネクタ部 44 取っ手引き出し用穴 51 結合用アダプタ 52 接続ケーブル 61 主操作部 62 手続選択部 63 牌指示部 71 付加情報表示部 72 手牌表示部 81 処理牌表示部 82 牌山表示部 83 捨て牌表示部 84 主情報表示部 112、113、114、115 通信ケーブル

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレーヤーごとにユニット化された専用
    の操作部及び表示部を有する4個のユニット部と、 前記ユニット部を接続して制御管理する演算処理部とで
    構成される麻雀ゲーム装置であって、 前記ユニット部が、前記プレーヤーに面する一側面に存
    する前記プレーヤー自身の手牌を表示する側面表示部
    と、操作を指示する操作部と、前記プレーヤー自身の捨
    て牌及び牌山の状況を表示する上面表示部とを有し、 前記側面表示部と前記操作部と前記上面表示部を一目で
    確認できるように、前記側面表示部と前記上面表示部と
    の間に前記操作部を有し、前記上面表示部が一定の俯角
    を有することを特徴とする麻雀ゲーム装置。
  2. 【請求項2】 前記俯角が0度よりも大きく、略20度
    以下である請求項1記載の麻雀ゲーム装置。
  3. 【請求項3】 前記ユニット部が、プレーヤーに面する
    一側面に存する前記側面表示部から離れるにつれて幅が
    短くなる形状を有し、4個の前記ユニット部を結合した
    場合に1個の麻雀卓を形成する請求項1記載の麻雀ゲー
    ム装置。
  4. 【請求項4】 前記ユニット部に記録カード挿入部を有
    する請求項1記載の麻雀ゲーム装置。
  5. 【請求項5】 前記ユニット部が取り外し可能であり、
    プレーヤーによる携帯が可能である請求項1記載の麻雀
    ゲーム装置。
  6. 【請求項6】 麻雀ゲーム開始時のルール設定を自由に
    行うことができる請求項1記載の麻雀ゲーム装置。
  7. 【請求項7】 前記演算処理部が、プレーヤーの代替を
    行うことができる請求項1記載の麻雀ゲーム装置。
  8. 【請求項8】 前記演算処理部が、プレーヤーの麻雀ゲ
    ーム状況を監視し、麻雀ゲーム手法を学習する機能を有
    する請求項1記載の麻雀ゲーム装置。
  9. 【請求項9】 前記ユニット部と前記演算処理部とを外
    部接続手段によって結合する請求項1記載の麻雀ゲーム
    装置。
  10. 【請求項10】 前記ユニット部が前記演算処理部を内
    蔵し、前記ユニット部同士を接続できる請求項1記載の
    麻雀ゲーム装置。
JP11036667A 1999-02-16 1999-02-16 麻雀ゲーム装置 Withdrawn JP2000233076A (ja)

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