JP2000231154A - 表示装置及び表示光学系部 - Google Patents
表示装置及び表示光学系部Info
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- H04N9/00—Details of colour television systems
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- H04N9/31—Projection devices for colour picture display, e.g. using electronic spatial light modulators [ESLM]
- H04N9/3141—Constructional details thereof
Abstract
414の冷却と塵埃付着時の除去及び光学機能部品の冷
却という課題を解決する。 【解決手段】直交以上の角度で複数の吹き出し口から風
を当ててライトバルブ素子414の冷却効率を上げる。
また、遠心ファン140の風の流路に分岐を設けて単一
のファンでライトバルブ素子414と光学機能部品であ
るインテグレータレンズB203などの複数箇所を冷却
する手段を設けた。さらには、光学ユニットから、投射
系ユニットを上方に取り外し可能として、メンテナンス
時の取り扱いを容易にする手段とした。
Description
ライトバルブ素子を使用して、スクリーン上に映像を投
影する、たとえば、液晶プロジェクタ装置や、液晶テレ
ビジョン、投写型ディスプレイ装置等の映像表示装置に
関するものである。
液晶パネルなどのライトバルブ素子で画素毎の濃淡に変
えて調節し、スクリーンなどに画像を拡大投射する液晶
プロジェクタ等の投写型の表示装置が知られている。
体の駆動素子と液晶等の光学機能材料とにより構成され
ており、いずれも正常に動作させるためには、所定の温
度(例えば60℃など)以下に保つ必要がある。一方、
光源から出た光は、最終的に投射される分以外は、ライ
トバルブ素子およびその周辺の光学素子等に吸収されて
熱となる。そのため、投影型の表示装置では、正常に動
作する範囲を越えて過熱しないようにライトバルブ素子
を冷却する必要がある。そして、このような冷却の重要
性は、最近の投射映像の高輝度化のための光源光の強度
の増加に伴い、ますます増加している。光源光の強度の
増加によって、ライトバルブ素子の発熱量も増加するか
らである。
には、高分子材料を用いたものなど、高温ではその性能
や機能に変化をきたすものがあり、これらも所定の温度
以下(たとえば150℃など)に保つ必要がある。上記
したような高輝度化に伴って、ライトバルブ素子以外の
光学機能部品に関しても冷却が必要となってきた。
系は、ライトバルブ素子の画像面に焦点を結ぶことにな
るため、ライトバルブ素子付近に付着する塵埃などの異
物はそのまま拡大投射されて影としてスクリーンなどに
映し出されることになるため、ライトバルブ素子付近の
塵埃の防止はもちろん塵埃が付着した後に除去できるな
どのメンテナンス性も重要な課題となっている。
術としては、たとえば特開平9−120046号公報に
記載されている技術が知られている。この技術では、液
晶ライトバルブの側面に風を供給し、液晶ライトバルブ
の発熱を冷却するというものである。このようにする
と、液晶ライトバルブ素子の発熱による温度上昇は冷却
により抑えることが可能である。しかしながら、この従
来技術では、片側からの風により、冷却風の入り口側の
温度が低くなり、出口側が高くなるなどの温度差ができ
てしまい、特に高輝度化時に充分な性能が得られないこ
とがある点、従来十分に認識されていなかった。また、
高輝度化に伴ってライトバルブ素子などの発熱全体が増
し、冷却能力が不足することがある点など、十分に認識
されていなかった。さらには、高輝度化にともなって、
ライトバルブ素子以外の光学機能部品の冷却が必要にな
ってくる点も十分認識されていなかった。
と特開平5−53200号公報に記載されている技術が
知られている。この技術では、ライトバルブ手段の冷却
に、圧力型の遠心タイプのシロッコファンを用いてい
る。このようにすると、比較的狭いダクト(風路)にお
いても風量を確保でき、効率よく冷却が可能である。こ
の、従来技術では、高輝度化にともなって、ライトバル
ブ手段以外の光学機能素子の冷却が必要になる点、従来
十分に認識されていなかった。
する技術としては、特開平7−152009号公報記載
の技術が知られている。この技術では、透過型のライト
バルブ素子である液晶パネルを密閉された空間内に置
き、密閉空間内の空気を 循環させて液晶パネルの発熱
を放熱し、さらに密閉空間外へ伝えるというものであ
る。このようにすると、塵埃の付着を防止することは可
能であるが、高輝度化に伴って、冷却能力が不足するこ
とがある点など、従来十分に認識されていなかった。
ついては、一旦密閉空間内に入ってしまうと、取り出す
のが困難である点、メンテナンス性について、従来十分
に認識されていなかった。
は、たとえば特開平7−311372号公報に記載され
ている技術が知られている。この技術では装置内がユニ
ットの組み合わせ構成となっており、それぞれが個別に
着脱可能となっている。このようにすると、各ユニット
毎のメンテナンスや交換が容易となる。しかしながら、
この従来技術では、メンテナンスの機会の多い投射レン
ズおよび液晶ライトバルブ素子部分を含むユニットは、
投射レンズの投射方向に着脱する構成となっており、実
際に着脱を行う場合には、光学系全体のユニットを解体
する必要がある点、従来十分に認識されていなかった。
046号公報および特開平5−53200号公報技術記
載の装置では、高輝度化に伴うライトバルブ素子の冷却
と、ライトバルブ素子付近の塵埃の処理について十分考
慮されておらず、前述した過熱によって正常動作しなく
なったり、スクリーン上に塵埃による影が生じてしまう
と除去が困難となることがある点、従来十分に考慮され
ていなかった。また、光学機能素子の冷却も同時に必要
である点も、十分に認識されていなかった。
の技術では、密閉空間内の空気を介して冷却を行うもの
であるため、あまり効率的な冷却は期待できず、光源光
の強度の増加によって加熱量が増加した場合などには、
充分にライトバルブ素子を冷却できない可能性がある。
そして、この場合には、映像表示装置を正常に動作させ
ることができなくなる点、従来十分に考慮されていなか
った。また、装置のメンテナンスついて困難となる点、
十分に考慮されていなかった。
では、ライトバルブ素子付近のメンテナンス時に、周辺
の部材を解体する必要があるなど、その取り扱いについ
て、十分に考慮されていなかった。
光学機能部品の効率的な冷却を行うことができ、さらに
はライトバルブ素子周りのメンテナンス性に優れる投射
型の表示装置を提供することを課題とする。
本発明が提供する映像表示装置の一例を示すならば、そ
れは、光源光を、ライトバルブ手段に入射し、ライトバ
ルブ素子で変調された光を投映する表示装置であって、
ライトバルブ手段の冷却に関しては、異なる複数角度の
冷却風をライトバルブ手段に当てて、乱流を発生させて
冷却を効率よく行うようにしている。また、ライトバル
ブ手段以外の光学機能部品の冷却としては、ダクト手段
の分岐により分流して、同じ圧力型の遠心型ファンを用
いてライトバルブ手段の冷却同時に行う手段としてい
る。また、投射手段を、光学系部から上方に離脱できる
構成とし、かつ投射手段と取り付け基準は光学系部の光
学部品と同一手段とし、着脱に伴う光学位置ずれの問題
を防止している。また、着脱時には、光学系部を解体す
ること無く、投射手段のみを単独で取り扱える構成とし
ている。
ブ手段の冷却は乱流により効率よく冷却することが可能
となる。また、高輝度化に伴って必要となる光学機能部
品の冷却もライトバルブ手段と兼用できる。さらには、
投射手段を光学系部から容易に離脱できて、メンテナン
スが容易となる。
ら、本発明の実施の形態について説明する。
目の一実施の形態の説明図である。
光学ユニット10の下側ユニットケース700から着脱
可能となっており、その着脱方向は、この図1での投射
レンズの投射方向に対して上方となっている。
いて本実施の形態に係る映像表示装置の概略構成につい
て説明しておく。
示した図である。映像表示装置1の内部には、光学ユニ
ットが収容されている。図示する映像表示装置1におい
て、投射系ユニット500の一部である投射レンズ手段
は映像表示装置の外装匡体の外部に露出しており、この
投射レンズ手段より、外部のスクリーンなどに映像が投
射される。また前方には吸気口110が、側面後方には
排気口111が設けられており、吸気口110から外気
を取り入れて装置内部を冷却後、暖まった空気を排気口
111から装置外部へ排出する。
遠隔操作受信部A117経由で外部からの操作信号によ
り行う。また、装置の移動時には、ハンドル122を使
用する。
側の外観を示している。
蓋114が設けてあり、この蓋を開けて光源を交換す
る。また、装置全体の設置角度を調整して投射する映像
の角度を調整する調整脚A112及び調整脚B115が
設けてある。これら2つの脚の高さを調整して、投射す
る映像の位置や傾きの微調整を行う。
118や入力端子B120より入力する。また、電源は
電源コネクタ119へ入力する。装置後方側にも遠隔操
作受信部B116が設けてあり、図2に示した受信部と
同様に動作する。
は、脚121が上記入力端子より高い位置に設けてあ
り、ハンドル122を持って、床面などに置いた場合
に、入力端子などが損傷を受けないようになっている。
状態の斜視図(a)と側面図(b)である。映像表示装
置1から投射された光束はスクリーン上に映像122と
して映る。このとき、映像表示装置1とスクリーン上の
映像との位置関係は、この図4においては投射系ユニッ
トの光軸123に対して投射光束の光軸124は上方を
向いており、投射レンズの光軸にいわゆるあおり角度が
設けてある。投射レンズの光軸に設けたあおり角度は、
机などの水平な台に装置を設置した状態で、上方のスク
リーンに映像を投射する場合に発生するキーストンひず
み(台形ひずみ)を防止するために設けてある。照明側
の光軸123に対して投射レンズを所定の量ずらし(あ
おり量126を設ける)て投射レンズ光軸125の位置
に配置すると、斜めに投射されるてできる映像が長方形
などのひずみのない形状となる。このあらかじめ設定さ
れている所定の光軸をずらすことをあおりと呼んでい
る。この図4の設定では、図面の上方にあおり量126
が設定されている。
全体を図4とは上下逆向きに設置することにより、天井
より下向きに、下側のスクリーンなどに映像を表示する
ことが可能となる。
構成を示す。
束は、まずインテグレータレンズA202、インテグレ
ータレンズB203及びコリメータレンズA401を透
過した後、反射ミラーA407で反射し、コリメータレ
ンズB301を透過してダイクロイックミラーB408
へと導かれる。ダイクロイックミラーB408では、2
色成分、たとえば赤色及びシアン色成分に分離し、赤色
成分を透過して反射ミラーDへ、シアン色成分を反射し
てダイクロイックミラーC409へとそれぞれ導く。ダ
イクロイックミラーC409では、入射したシアン色成
分をさらに2色成分、たとえば緑色成分と青色成分に分
離し、緑色成分を反射してコンデンサレンズG405
へ、青色成分を透過してリレーレンズA402へとそれ
ぞれ導く。このようにして、カラーの映像表現に必要な
複数色成分に分離する。
色成分を担当するライトバルブ手段へと進む。すなわ
ち、反射ミラーD412から反射した赤色の光束はコン
デンサレンズR404を経由してライトバルブ素子R4
13へと進む。コンデンサレンズG405に入射した緑
色の光束はライトバルブ素子G415へと進む。また、
リレーレンズA402に入射した青色成分の光束は、フ
ィルタ419、反射ミラーD410、リレーレンズB4
03、反射ミラーF411、コンデンサレンズB406
とすすみ、ライトバルブ素子B414へと進む。各色成
分のライトバルブ手段には、図示しない駆動回路手段に
より、画像が表示されており、上記のように各色成分の
入射光はライトバルブ手段により変調されて投射系ユニ
ット500へと進む。投射系ユニット500には、複数
の色成分の光束を合成する合成手段としてのプリズム手
段が設けてあり、最終的に変調された光束は投射レンズ
501により装置外部へと進む。
は、各色表示用のライトバルブ、413、414、41
5に表示された画像が映像として拡大投射されることに
なる。
00には、プリズム手段と投射レンズ手段との光軸をず
らすなどにより、所定のあおり量を設定してある。すな
わち、プリズム手段で合成された光束は、投射レンズ手
段により設定されたあおり量に見合う角度だけずれた方
向に投射される。
の、光学ユニットの構成を示す。図5に示した図では、
光学部品の配置を示したが、実際には、光学ユニット1
0を構成する下側ユニットケース700により各光学部
品は支持されている。
に支持された上で光学ユニット10に取り付けられてい
る。光源ユニット100は使用状況によって交換が必要
であり、光学ユニット10から着脱可能となっている。
取り込んで、光学ユニット10内のライトバルブ手段な
どの冷却が必要な部材へ風を送り冷却する。
0の下側を構成する下側ユニットケース700に取り付
けられている。すなわち、光学部品を支持している下側
ケース700に投射系ユニット500が取り付けられて
いる。
を構成する下側ユニットケース700に上側ユニットケ
ース701が取り付けられた状態を示す。
1カバー160と第2カバー161が取り付けられてい
て、ライトバルブ手段の上方に配置されている。
ジング151が設けられていて、さらにこの光源ハウジ
ング151には軸流ファン150が取り付けられてい
て、主に光学ユニット100付近の冷却を行っている。
納された状態を示す。説明のため、筐体の上部は切断し
て示している。
ニット10は、吸気口112から取り入れた外部の空気
を遠心冷却手段130により取り込み、主に光学ユニッ
ト10内部の冷却に使用する。冷却後の空気は、筐体内
部に放出される。一方、排気口111に面して軸流ファ
ン150が設けてあり、光源ユニット100付近を冷却
して暖まった空気を映像表示装置1外部へと排出する。
このとき、光源ユニット100付近に流れ込む空気は、
筐体内部にある空気であり、上記した光学ユニット10
内部の冷却に使用した空気が含まれる。このほか、図示
しない電源や信号処理などの電気回路部分を冷却した空
気もまとめて軸流ファン150が装置1外部へと排出す
る。
冷却温度、たとえば50度Cなどに比較して、光源ユニ
ット100に含まれる光源101の冷却温度、たとえば
600度Cのように遥かに高い。このため、いったん光
学ユニット10を冷却して温度上昇した空気、たとえば
外気温度20度Cであったものが25度Cに上昇したよ
うな空気であっても、光源101の冷却に使用しても問
題ない。
却を行っている。
ト500とは着脱可能となっていて、それらの位置合わ
せは、下側ユニットケース700に設けてある位置決め
突起A710位置決め突起B711位置決め突起C71
2の3つの突起に勘合して行う。投射系ユニット500
側には、位置決め穴510、位置決め長穴A511、位
置決め長穴B512が設けてあり、まず、位置決め穴5
10が下側ユニットケース700の位置決め突起A71
0と勘合する。さらに、位置決め長穴A511が位置決
め突起B711に、位置決め長穴B512が位置決め突
起C712にそれぞれ勘合して取り付け位置が確定され
る。
0に勘合させた後、固定ネジ713により、投射系ユニ
ット500と下側ユニット700とを固定する。
を別の角度からみた斜視図である。このように、下側ユ
ニット700から、直接着脱することができる。すなわ
ち、上側ユニットなどその他の構成部品を取り外すこと
無くライトバルブ手段を含む投射系ユニット500を取
り外し、ライトバルブ手段の清掃などのメンテナンスを
行うことができる。
し方向の矢印730の方向は、投射レンズ手段のあおり
量の設定方向と一致させると、取り外す距離が少なくて
済み、取り外し易い。
ある。また、図11は図10のダクト部分の接続詳細を
示す。
は、ダクトとしての導風部714があり、別体のガイド
部材717とで導風路が構成されている。遠心ファン1
40から出る風は、この導風路を経由してライトバルブ
手段などへ進む。導風部714の先には、分岐部があ
り、導風部B715が続いている。この導風部B715
に対しては、導風板716があり、この導風板716と
導風部B715の2つの部材によりダクトとしての導風
路が構成されている。枝別れした導風路の先には、コリ
メータレンズA301とインテグレータレンズB203
との形成する空間718があり、この空間718に上述
したダクト手段715が接続されている。この状態で遠
心ファン140を動作させると、遠心ファン140から
の風は、導風部714で分岐してライトバルブ手段41
4と枝分かれした導風部715などよりなる導風路に進
む。風はさらに進むとコリメータレンズA301とイン
テグレータレンズB203との形成する空間718へと
すすみ、光学機能部品であるコリメータレンズA301
とインテグレータレンズB203とを冷却して、光学ユ
ニット外部へぬける。
びその周辺部品のみならず、光学機能部品の冷却も可能
となる。
の方向を示す説明図である。遠心ファン140から送ら
れる風は、ダクトにより分割されて、さらに、ライトバ
ルブ手段に対しては、図12では側面の吹き出し口72
2および底面吹き出し口721のほぼ直交する2つの吹
き出し口から吹き付ける構成となっている。つまり、略
45度以上、略315度以下の範囲で複数の吹き出し口
からの風を吹き付ける構成である。このようにすると、
異なる角度の2つの風を当てることにより、ライトバル
ブ手段のほぼ中央付近では風の流れが乱流となり、熱交
換効率が増し、効果的に冷却することが可能となる。す
なわち、強制的に乱流を発生させて、冷却効率を増す。
このようにして、特に風量を増大させることなく冷却能
力を増大することができる。
いて説明を行ったが、実際にはライトバルブ手段と前後
して偏光手段を設ける場合が多い。偏光手段もライトバ
ルブ手段と同様に発熱してその冷却が必要な光学機能部
品である。偏光手段の冷却を行う場合にも、図12のラ
イトバルブ手段の位置に偏光手段を置いて冷却する場合
でも同様であることは、言うまでもない。さらに、ライ
トバルブ手段と偏光手段の両方を同時に冷却する場合で
も同様である。
一実施の形態によれば、高輝度化に伴う光学機能部品の
発熱量の増加という課題に対しては、冷却風を複数の角
度で当てて熱交換効率を増して冷却能力を増し、ライト
バルブ素子以外の光学機能部品もライトバルブ手段と同
じ冷却手段で冷却することにより解決できるという効果
がある。また、ライトバルブ手段付近のメンテナンス性
に関しては、投射系ユニット手段を光学ユニットから、
着脱可能とし、この時の着脱方向を投射レンズ手段のあ
おり量方向に設定したことにより、着脱が容易となり、
メンテナンス性に優れるという効果がある。
の形態の冷却状態を示す斜視図である。
向は、ライトバルブ手段の表裏すなわち光の入射面と出
射面とで対向する関係と設定している。すなわち、入射
面側の吹き出し口722の吹き出し方向724と出射面
側の吹き出し口721の吹き出し方向423とを対向さ
せている。このようにすると、従来のようにライトバル
ブ手段を冷却する風の方向が一方向の場合は風の吹き出
し口側の温度が低くなり、出口側の温度が相対的に高く
なることが無く、ライトバルブ手段の温度勾配を平均化
することが可能となる。また、温度勾配が平均化できる
ため、問題となるライトバルブ手段内での最高温度が押
さえられ、結果として冷却効率を増大することになる。
本発明による第2番目の一実施の形態によれば、ライト
バルブ手段付近の冷却効率を増すことができるという効
果がある。
の形態のダクトの分岐状態を示す説明図である。
4で分岐してライトバルブ手段414と枝分かれした導
風部715などよりなる導風路に進む。風はさらに進む
と別の枝分かれ部に達し一方はコリメータレンズA30
1とインテグレータレンズB203との形成する空間7
18へとすすむ。もう一方は光源101とインテグレー
タレンズA401との形成する空間780へと進む。空
間718では光学機能部品であるコリメータレンズA3
01とインテグレータレンズB203とが冷却される。
空間780では光源101の出射面側とインテグレータ
レンズA401とが冷却される。冷却後の風は、光学ユ
ニット外部へぬける。本発明による第3番目の一実施の
形態によれば、冷却が必要な複数の光学機能部品対を効
率よく冷却できるようになるという効果がある。
の形態の斜視図である。
およびプリズムユニットに一体となっているライトバル
ブ手段413、414、415のが光学ユニットから着
脱可能となっている構成である。
施の形態によれば、ライトバルブ手段の塵埃の付着など
の問題に対する清掃などのメンテナンスが容易となる効
果がある。
イトバルブ手段に液晶を用いた例で説明したが、他のラ
イトバルブ手段、たとえば微少鏡駆動方式、レーザーア
ドレス液晶方式など、入射光を変調して映像として投影
できるものであれば透過式・反射式ともに同様に実現可
能である。また、ライトバルブ手段を3枚使用するいわ
ゆる3板方式で説明を行ったが、2枚、あるいは1枚な
どのライトバルブ手段を用いる方式であっても同様の効
果を有することは言うまでもない。
正面からスクリーンに投射するものを例として使用した
が、背面側から投射するいわゆる背面投射型の装置とし
た場合でも、同様の効果がある。
装置を例に説明したが、固定型たとえば劇場などに固定
して使用する形態のもの、あるいは屋外に設置する建物
と一体となった形態のものであっても同様の効果がある
点は言うまでもない。
ルブ素子付近および光学機能部品の冷却と、ライトバル
ブ素子の塵埃除去が可能な投射型の表示装置を提供する
ことができるという効果がある。
説明図である。
示す斜視図である。
面側を示す斜視図である。
の、投射映像位置を示す断面図である。
の構成を示す斜視図である。
示す斜視図である。
示す斜視図である。
成を示す斜視図である。
説明図である。
ダクトの構成を示す斜視図である。
構成を示す断面図である。
部分の構成を示す斜視図である。
部分の構成を示す斜視図である。
ダクトの構成を示す断面図である。
の説明図である。
Claims (14)
- 【請求項1】照明手段と、ライトバルブ手段と、投射手
段とを有し、照明手段の光束を複数色に分離する分離手
段と、複数色の光を合成する合成手段とを備え、前記ラ
イトバルブ手段で変調した光を前記投射手段により投射
して映像として表示する表示光学系部であって、かつ前
記照明及び分離の光軸に対して投射手段の光軸が所定量
ずらしてある表示光学系部において、 前記投射手段の着脱方向を、投射手段の光軸のずらし方
向側に設けた構成としたことを特徴とする表示光学系
部。 - 【請求項2】照明手段と、ライトバルブ手段と、投射手
段とを有し、前記ライトバルブ手段で変調した光を前記
投射手段により投射して映像として表示する表示光学系
部であって、ライトバルブ手段に風を当てて冷却する冷
却手段を持つ表示光学系部において、 ライトバルブ手段の冷却風は、略45度以上、略315
度以下の角度範囲の関係にある複数の吹き出し口より当
てる構成としたことを特徴とする表示光学系部。 - 【請求項3】照明手段と、ライトバルブ手段と、光の偏
光手段、投射手段とを有し、前記ライトバルブ手段で変
調した光を前記投射手段により投射して映像として表示
する表示光学系部であって、前記偏光手段に風を当てて
冷却する冷却手段を持つ表示光学系部において、 偏光手段の冷却風は、略45度以上、略315度以下の
角度範囲の関係にある複数の吹き出し口より当てる構成
としたことを特徴とする表示光学系部。 - 【請求項4】照明手段と、ライトバルブ手段と、投射手
段とを有し、前記ライトバルブ手段で変調した光を前記
投射手段により投射して映像として表示する表示光学系
部であって、前記ライトバルブ手段に遠心型送風手段に
より風を当てて冷却する冷却手段を持つ表示光学系部に
おいて、 前記遠心型送風手段の冷却風を、導風路内の分岐により
分割し、少なくとも前記ライトバルブ手段及びレンズ手
段の複数の光学手段をに冷却風を供給して冷却する構成
としたことを特徴とする表示光学系部。 - 【請求項5】請求項4記載の表示光学系部であって、 冷却風は、導風路から所定の間隔を持つ光学手段対の間
に供給されることを特徴とする表示光学系部。 - 【請求項6】照明手段と、ライトバルブ手段と、投射手
段とを有し、前記ライトバルブ手段で変調した光を前記
投射手段により投射して映像として表示する表示光学系
部であって、ライトバルブ手段に風を当てて冷却する冷
却手段を持つ表示光学系部において、 ライトバルブ手段の冷却風は、ライトバルブ手段の光入
射面と出射面とで、冷却風の方向が略45度以上、略3
15度以下の範囲の関係にある構成としたことを特徴と
する表示光学系部。 - 【請求項7】照明手段と、ライトバルブ手段と、光の偏
光手段、投射手段とを有し、前記ライトバルブ手段で変
調した光を前記投射手段により投射して映像として表示
する表示光学系部であって、前記偏光手段に風を当てて
冷却する冷却手段を持つ表示光学系部において、 偏光手段の冷却風は、偏光手段の光の入射面と出射面と
で、冷却風の方向が略45度以上、略315度以下の範
囲の関係にある構成としたことを特徴とする表示光学系
部。 - 【請求項8】照明手段と、ライトバルブ手段と、投射手
段とを有し、照明手段の光束を複数色に分離する分離手
段と、複数色の光を合成する合成手段とを備え、前記ラ
イトバルブ手段で変調した光を前記投射手段により投射
して映像として表示する表示装置であって、かつ前記照
明及び分離の光軸に対して投射手段の光軸が所定量ずら
してある表示装置において、 前記投射手段の着脱方向を、投射手段の光軸のずらし方
向側に設けた構成としたことを特徴とする表示装置 - 【請求項9】照明手段と、ライトバルブ手段と、投射手
段とを有し、前記ライトバルブ手段で変調した光を前記
投射手段により投射して映像として表示する表示装置で
あって、ライトバルブ手段に風を当てて冷却する冷却手
段を持つ表示装置において、 ライトバルブ手段の冷却風は、略45度以上、略315
度以下の角度範囲の関係にある複数の吹き出し口より当
てる構成としたことを特徴とする表示装置。 - 【請求項10】照明手段と、ライトバルブ手段と、光の
偏光手段、投射手段とを有し、前記ライトバルブ手段で
変調した光を前記投射手段により投射して映像として表
示する表示装置であって、前記偏光手段に風を当てて冷
却する冷却手段を持つ表示装置において、 偏光手段の冷却風は、略45度以上、略315度以下の
角度範囲の関係にある複数の吹き出し口より当てる構成
としたことを特徴とする表示装置。 - 【請求項11】照明手段と、ライトバルブ手段と、投射
手段とを有し、前記ライトバルブ手段で変調した光を前
記投射手段により投射して映像として表示する表示装置
であって、前記ライトバルブ手段に遠心型送風手段によ
り風を当てて冷却する冷却手段を持つ表示装置におい
て、 前記遠心型送風手段の冷却風を、導風路内の分岐により
分割し、少なくとも前記ライトバルブ手段及びレンズ手
段の複数の光学手段をに冷却風を供給して冷却する構成
としたことを特徴とする表示装置。 - 【請求項12】請求項4記載の表示装置であって、 冷却風は、導風路から所定の間隔を持つ光学手段対の間
に供給されることを特徴とする表示装置。 - 【請求項13】照明手段と、ライトバルブ手段と、投射
手段とを有し、前記ライトバルブ手段で変調した光を前
記投射手段により投射して映像として表示する表示装置
であって、ライトバルブ手段に風を当てて冷却する冷却
手段を持つ表示装置において、 ライトバルブ手段の冷却風は、ライトバルブ手段の光入
射面と出射面とで、冷却風の方向が略45度以上、略3
15度以下の範囲の関係にある構成としたことを特徴と
する表示装置。 - 【請求項14】照明手段と、ライトバルブ手段と、光の
偏光手段、投射手段とを有し、前記ライトバルブ手段で
変調した光を前記投射手段により投射して映像として表
示する表示装置であって、前記偏光手段に風を当てて冷
却する冷却手段を持つ表示装置において、 偏光手段の冷却風は、偏光手段の光の入射面と出射面と
で、冷却風の方向が略45度以上、略315度以下の範
囲の関係にある構成としたことを特徴とする表示装置。
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