JP2000229737A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2000229737A
JP2000229737A JP11032047A JP3204799A JP2000229737A JP 2000229737 A JP2000229737 A JP 2000229737A JP 11032047 A JP11032047 A JP 11032047A JP 3204799 A JP3204799 A JP 3204799A JP 2000229737 A JP2000229737 A JP 2000229737A
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shaft
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JP11032047A
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Hiroyuki Tanaka
博幸 田中
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給紙装置で使用される搬送ロール(シートを
搬送するロール)を、工具を使用せずに容易に交換でき
るようにすること。 【解決手段】 画像形成装置本体U1の内部に装着され
た装着位置および外部に移動した外部位置との間で移動
可能な給紙ユニット本体V1と、前記給紙ユニット本体
V1に着脱可能且つ回動軸60回りに回動可能に装着さ
れるロールユニットV2とにより構成した給紙装置であ
って、前記給紙ユニット本体V1に装着されたロールユ
ニットV2を前記回動軸回りに回動可能且つロールユニ
ットV2に支持された給紙ロールおよびピックアップロ
ールに回転力を伝達可能に構成した給紙装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成装置において、上下に重ね
て配置され複数の給紙トレイから画像記録用の用紙を取
り出して、転写領域(トナー像を用紙に転写する転写領
域)に向けて搬送する給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記給紙装置では、給紙トレイから用紙
を取り出す際に使用するピックアップロール、前記ピッ
クアップロールで取り出された用紙を1枚ずつ分離して
転写領域に向けて搬送する給紙ロールおよびリタードロ
ールにより構成されるさばきロール等の用紙搬送用のロ
ールが使用されている。画像形成装置で使用される従来
の搬送ロールは、部品装着作業や部品交換作業等を行う
場合、作業性が高いことが要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の搬送ロール支持
構造としては実開昭63−90646号公報、実開昭6
3−90647号公報等に記載されたものが知られてい
る。これらの公報記載の技術は、工具を使用した分解作
業が必要であった。このため、作業が面倒であり、作業
に時間がかかるという問題点があった。また、特開平5
−132164号公報、特開平7−206187号公報
等に記載の技術は、一般にKリングと呼ばれる形状の部
品を使用して搬送ロールを保持しているが、取り外した
部材(Kリング)が小さい単独部品であるため、紛失や
交換後の付け忘れが生じることがあった。
【0004】また、特開平4−75934号公報、特開
平5−286586号公報、特開平6−144605号
公報等に記載の技術は、ロール形状が半円または部分円
のものに限定された固定方法であり、一般性がない。図
21は前記ロール形状が半円または部分円のものの作用
説明図である。図21において、搬送力と同じ反力がロ
ールを固定部材から引き離す方向へかかるため、保持部
分の強度が必要であり、かつ、大きな搬送力が必要な場
合には使用に適さなかった。
【0005】また、特開平4−3753号公報、特開平
8−12102号公報記載の技術では、ロールを分割
し、嵌合させて使用している。この技術では分割部に段
差や隙間ができる。すなわち、ロール1回転中に、少な
くとも2か所以上の搬送できない部分または滑りの発生
する部分が生じる。
【0006】また、特開平9−183526号公報、特
開平7−228367号公報、特開平1−294131
号公報記載の技術は片持シャフトを使用している。図2
2は前記片持シャフトを使用する技術の説明図である。
図22において、片持シャフトでは、支持部を中心に部
品精度、負荷による変形等による偏心が発生し易く、回
転によるバタツキで、紙とロールとの接触状態が悪化
し、搬送不安定になる。最悪では用紙が搬送できなくな
る可能性がある。また、これらを改善する技術として、
特開平7−187437号公報記載の技術実が知られて
いる。この公報記載の技術は、固定のためのスプリング
がロール駆動の回転軸に負荷を与えるために、駆動効率
が悪化する等の問題点があった。
【0007】本発明は前述の事情および検討結果に鑑
み、下記(O01)の記載内容を課題とする。 (O01)給紙動作を確実に行い、且つメンテナンス作業
が容易な給紙装置を提供すること。
【0008】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、前述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0009】(第1発明)前記課題を解決するために、
第1発明の給紙装置は、次の要件(A01)〜(A03)を
備えたことを特徴とする、(A01)画像形成装置本体
(U1)の一側面に沿って画像記録用の用紙を上方に搬
送する用紙搬送路(SH1)が設けられ、前記一側面に
垂直な側面から画像形成装置本体の中のトレイ装着位置
と外部に引出されたトレイ引出位置との間で出入可能な
給紙トレイが設けられた前記画像形成装置本体に装着さ
れる給紙ユニットであって、前記給紙トレイに収容され
た用紙を取り出して前記用紙搬送路に搬送する給紙ユニ
ット、(A02)前記画像形成装置本体に支持されて前記
一側面を開閉する開閉カバーが閉鎖状態のときに前記カ
バー内面と給紙トレイとの間に配置された前記給紙ユニ
ット、(A03)前記開閉カバーが開放された状態におい
て、前記画像形成装置本体の内部に移動した給紙ユニッ
ト装着位置と前記一側面の外方に移動した外部位置との
間で移動可能に支持された前記給紙ユニット。
【0010】(第1発明の作用)前記構成を備えた第1
発明の給紙装置では、給紙ユニット(V)は、画像形成
装置本体(U1)の一側面に沿って画像記録用の用紙を
上方に搬送する用紙搬送路(SH1)が設けられ、前記
一側面に垂直な側面から画像形成装置本体(U1)の中
のトレイ装着位置と外部に引出されたトレイ引出位置と
の間で出入可能な給紙トレイ(TR1〜TR3)が設けら
れた前記画像形成装置本体(U1)に装着される。前記
給紙ユニット(V)は、前記給紙トレイ(TR1〜TR
3)に収容された用紙を取り出して前記用紙搬送路(S
H1)に搬送する。前記給紙ユニット(V)は、前記画
像形成装置本体(U1)に支持された前記一側面を開閉
する開閉カバー(KB)が閉鎖状態のときに前記開閉カ
バー(KB)内面と給紙トレイ(TR1〜TR3)との間
に配置される。前記開閉カバー(KB)が開放された状
態において、前記給紙ユニット(V)は、前記画像形成
装置本体(U1)の内部に移動した給紙ユニット装着位
置と前記一側面の外方に移動した外部位置との間で移動
可能に支持される。
【0011】したがって、第1発明では給紙トレイ(T
R1〜TR3)と給紙ユニット(V)とが別体に構成され
ているため、給紙ユニット(V)は給紙トレイ(TR1
〜TR3)の出入とは関係なく、給紙トレイ(TR1〜T
R3)の出入方向とは異なる方向に出入させることがで
きる。また、給紙トレイ(TR1〜TR3)は給紙ユニッ
ト(V)とは独立して画像形成装置本体(U1)に対し
て出入させることが可能である。したがって、本発明で
は給紙トレイ(TR1〜TR3)のみ外部に引き出す必要
があるときは給紙トレイ(TR1〜TR3)のみを引き出
すことができ、給紙ユニット(V)のみを外部位置に移
動させる必要があるとき(給紙ユニットでの紙詰まり発
生時、または給紙ユニットで使用されている搬送ロール
の交換等のメンテナンス作業時等)給紙ユニット(V)
のみを外部位置に移動させることができる。本発明は、
前記給紙ユニット(V)を外部位置に容易に移動させる
ことができるので、給紙ユニットに対する作業効率が向
上する。
【0012】(第2発明)前記課題を解決するために、
第2発明の給紙装置は、次の要件(B01),(B02)を
備えたことを特徴とする、(B01)画像形成装置本体
(U1)の内部に装着された装着位置および外部に移動
した外部位置との間で移動可能な給紙ユニット本体(V
1)であって、本体側接続ギヤ(37)と、前記本体側
接続ギヤ(37)を回転駆動するギヤ駆動装置と、ロー
ルユニット昇降軸(38)と、前記ロールユニット昇降
軸(38)の回転に連動する本体側昇降用係合部材(3
9)と、前記ロールユニット昇降軸(38)を駆動する
昇降用駆動装置とを有する前記給紙ユニット本体(V
1)、(B02)前記給紙ユニット本体(V1)に着脱可能
且つ回動軸(60)回りに回動可能に装着されるロール
ユニット(V2)であって、画像記録用の用紙を収容し
た給紙トレイ(TR1〜TR3)から前記用紙を取り出す
ピックアップロール(Rp)と、前記ピックアップロー
ル(Rp)により取り出された用紙を用紙搬送方向下流
側に向けて搬送する給紙ロール(Rk)と、前記給紙ユ
ニット本体(V1)に装着したときに前記本体側接続ギ
ヤ(37)に噛み合うロールユニット側接続ギヤ(6
7)と、前記ロールユニット側接続ギヤ(67)の回転
を前記ピックアップロール(Rp)および給紙ロール
(Rk)に伝達する伝達ギヤ列(73)と、前記本体側
昇降用係合部材(39)に係合して前記ロールユニット
昇降軸(38)の回転に応じて前記回動軸(60)回り
の回転力を伝達されるロールユニット側昇降用係合部材
(74)とを有する前記ロールユニット(V2)。
【0013】(第2発明の作用)前記構成を備えた第2
発明の給紙装置では、給紙ユニット本体は、画像形成装
置本体の内部に装着された装着位置および外部に移動し
た外部位置との間で移動可能である。前記給紙ユニット
本体(V1)は、本体側接続ギヤ(37)と、前記本体
側接続ギヤ(37)を回転駆動するギヤ駆動装置と、ロ
ールユニット昇降軸(38)と、前記ロールユニット昇
降軸(38)の回転に連動する本体側昇降用係合部材
(39)と、前記ロールユニット昇降軸(38)を駆動
する昇降用駆動装置とを有する。
【0014】ロールユニット(V2)は、前記給紙ユニ
ット本体(V1)に着脱可能且つ回動軸(60)回りに
回動可能に装着される。前記ロールユニット(V2)
は、画像記録用の用紙を収容した給紙トレイ(TR1〜
TR3)から前記用紙を取り出すピックアップロール
(Rp)と、前記ピックアップロール(Rp)により取り
出された用紙を用紙搬送方向下流側に向けて搬送する給
紙ロール(Rk)と、前記給紙ユニット本体(V1)に装
着したときに前記本体側接続ギヤ(37)に噛み合うロ
ールユニット側接続ギヤ(67)と、前記ロールユニッ
ト側接続ギヤ(67)の回転を前記ピックアップロール
(Rp)および給紙ロール(Rk)に伝達する伝達ギヤ列
(73)と、前記本体側昇降用係合部材(39)に係合
して前記ロールユニット昇降軸(38)の回転に応じて
前記回動軸(60)回りの回転力を伝達されるロールユ
ニット側昇降用係合部材874)とを有する。
【0015】したがって、前記ロールユニット(V2)
を給紙ユニット本体(V1)に装着した状態ではロール
ユニット(V2)を前記回動軸(60)回りに回動させ
ることができるので、ピックアップロール(Rp)を給
紙トレイ(TR1〜TR3)の用紙に接触させて給紙トレ
イ(TR1〜TR3)から用紙をピックアップすることが
可能となり、また、給紙ロール(Rk)を駆動してピッ
クアップした用紙を搬送することが可能となる。また、
給紙ユニット本体(V1)を、画像形成装置本体(U1)
の内部に装着された装着位置から外部位置に移動させた
状態で、前記ロールユニット(V2)を給紙ユニット本
体(V1)に対して着脱できるので、ロールユニット
(V2)の交換が容易である。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1発明の実施の形態1)第1
発明の実施の形態1の給紙装置は前記第1発明におい
て、次の要件(A04)を備えたことを特徴とする、(A
04)鉛直なヒンジ軸(16)回りに回動して、画像形成
装置本体(U1)の内部に装着された前記給紙ユニット
装着位置および外部に回動した前記外部位置との間で回
動可能な前記給紙ユニット(V)。
【0017】(第1発明の実施の形態1の作用)前記構
成を備えた第1発明の実施の形態1の給紙装置では、前
記給紙ユニット(V)は、鉛直なヒンジ軸(16)回り
に回動して、画像形成装置本体(U1)の内部に装着さ
れた前記給紙ユニット装着位置および外部に回動した前
記外部位置との間で回動可能である。このため、給紙ユ
ニット(V)に対する作業が必要な場合には、給紙ユニ
ット(V)を回動させることにより容易に外部位置に移
動させることができる。前記給紙ユニット(V)を回動
させる構成を採用した場合、スライド移動される場合の
スライドレールが不要となる。前記スライドレールは給
紙トレイ(TR1〜TR3)の出入方向に交差する位置に
配置しなければならないので、給紙トレイ(TR1〜T
R3)の出入の邪魔になる。このため、給紙トレイ(T
R1〜TR3)の用紙収容量が少なくなる。しかし、給紙
ユニット(V)を回動させる構成を採用した場合には、
前記スライドレールが無いため、給紙トレイ(TR1〜
TR3)の出入を妨害することがない。このため、給紙
トレイ(TR1〜TR3)の用紙収容量が多くなる。
【0018】(第1発明の実施の形態2)第1発明の実
施の形態2の給紙装置は前記第1発明または第1発明の
実施の形態1において、次の要件(A05)を備えたこと
を特徴とする、(A05)画像形成装置本体(U1)の内
部に装着された装着位置および外部に移動した外部位置
との間で移動可能な給紙ユニット本体(V1)と、前記
給紙ユニット本体(V1)に着脱可能且つ回動軸(6
0)回りに回動可能に装着されるロールユニット(V
2)であって、画像記録用の用紙を収容した給紙トレイ
(TR1〜TR3)から前記用紙を取り出すピックアップ
ロール(Rp)と、前記ピックアップロール(Rp)によ
り取り出された用紙を前記用紙搬送路(SH1)に搬送
する給紙ロール(Rk)とを有する前記ロールユニット
(V2)とを有する前記給紙ユニット(V)。
【0019】(第1発明の実施の形態2の作用)前記構
成を備えた第1発明の実施の形態1の給紙装置では、前
記給紙ユニット(V)は、給紙ユニット本体(V1)と
ロールユニット(V2)とを有する。給紙ユニット本体
(V1)は、画像形成装置本体(U1)の内部に装着され
た装着位置および外部に移動した外部位置との間で移動
可能である。ロールユニット(V2)は、前記画像記録
用の用紙を収容した給紙トレイ(TR1〜TR3)から前
記用紙を取り出すピックアップロール(Rp)と、前記
ピックアップロール(Rp)により取り出された用紙を
前記用紙搬送路(SH1)に搬送する給紙ロール(Rk)
とを有しており、前記給紙ユニット本体(V1)に着脱
可能且つ回動軸(60)回りに回動可能に装着される。
したがって、ロールユニット(V2)を給紙ユニット本
体(V1)から取り外すことによりロールユニット(V
2)の構成要素に対するメンテナンス作業を容易に行う
ことができる。また、ロールユニット(V2)の交換作
業も容易である。
【0020】(第1発明の実施の形態3)第1発明の実
施の形態3の給紙装置は前記第1発明の実施の形態2に
おいて、次の要件(A06),(A07)を備えたことを特
徴とする、(A06)内軸挿入孔(61a)を有する円筒
状の外軸(61)と、前記内軸挿入孔(61a)に回転
可能且つ出入可能に支持される内軸(62)とを有し、
軸方向の長さが伸縮可能な伸縮軸(60)であって常時
はコイルばね(63)によって前記長さが伸長した伸長
状態に保持され、伸縮軸(60)の両端を押えた時に前
記長さが収縮する前記伸縮軸(60)を有する前記ロー
ルユニット(V2)であって、前記伸縮軸(60)が前
記回動軸である前記ロールユニット(V2)、(A07)
前記伸縮軸(60)の収縮状態では前記伸縮軸(60)
の両端部が着脱可能且つ、装着状態において前記伸縮軸
(60)を伸長したときに前記両端部が離脱不能となる
一対の軸支持部材(23,23)を有する前記給紙ユニ
ット本体(V1)。
【0021】(第1発明の実施の形態3の作用)前記構
成を備えた第1発明の実施の形態3の給紙装置では、前
記ロールユニット(V2)は伸縮軸(60)を有してお
り、前記伸縮軸(60)がロールユニット(V2)の前
記回動軸である。前記伸縮軸(60)は、内軸挿入孔
(61a)を有する円筒状の外軸(61)と、前記内軸
挿入孔(61a)に回転可能且つ出入可能に支持される
内軸(62)とを有し、軸方向の長さが伸縮可能であ
る。前記伸縮軸(60)は、常時はコイルばね(63)
によって前記長さが伸長した伸長状態に保持され、伸縮
軸(60)の両端を押えた時に前記長さが収縮する。前
記給紙ユニット本体(V1)は、前記伸縮軸(60)の
収縮状態では前記伸縮軸(60)の両端部が着脱可能且
つ、装着状態において前記伸縮軸(60)を伸長したと
きに前記両端部が離脱不能となる一対の軸支持部材(2
3,23)を有する。したがって、ロールユニット(V
2)の伸縮軸(60)を収縮させた状態で、前記ロール
ユニット(V2)を給紙ユニット本体(V1)に対して着
脱することができ、装着した状態で伸縮軸(60)を伸
長させることにより、ロールユニット(V2)を給紙ユ
ニット本体(V1)に離脱不能に装着することができ
る。
【0022】(第1発明の実施の形態4)第1発明の実
施の形態4の給紙装置は前記第1発明または第1発明の
実施の形態1ないし3のいずれかにおいて、次の要件
(A08)を備えたことを特徴とする、(A08)内面に用
紙搬送部材(Ra)を支持する前記開閉カバー(KB)
が閉鎖状態のときに前記カバー内面の用紙搬送部材(R
a)との間に前記用紙搬送路(SH1)を形成する用紙搬
送路形成側面を有する前記給紙ユニット(V)。
【0023】(第1発明の実施の形態4の作用)前記構
成を備えた第1発明の実施の形態4の給紙装置では、前
記給紙ユニット(V)の用紙搬送路形成側面は、内面に
用紙搬送部材(Ra)を支持する前記開閉カバー(K
B)が閉鎖状態のときに前記カバー内面の用紙搬送部材
(Ra)との間に前記用紙搬送路(SH1)を形成する。
給紙ユニット(V)で取り出された用紙は前記用紙搬送
路(SH1)を搬送される。
【0024】(第1発明の実施の形態5)第1発明の実
施の形態5の給紙装置は前記第1発明または第1発明の
実施の形態1ないし3のいずれかにおいて、次の要件
(A09)を備えたことを特徴とする、(A09)上下に重
なる位置に配置された状態で使用される前記給紙ユニッ
ト(V)であって下側に配置された給紙ユニット(V)
から給紙された用紙を上側の給紙ユニット(V)に搬送
する用紙通路であって、前記用紙搬送路の一部を形成す
る前記用紙通路を有する前記給紙ユニット(V)。
【0025】(第1発明の実施の形態5の作用)前記構
成を備えた第1発明の実施の形態5の給紙装置では、上
下に重なる位置に配置された状態で使用される前記給紙
ユニット(V)は、用紙通路を有し、前記用紙通路は、
前記用紙搬送路(SH1)の一部を形成する。前記用紙
通路は、下側に配置された給紙ユニット(V)から給紙
された用紙を上側の給紙ユニット(V)に搬送する。
【0026】(第2発明の実施の形態1)第2発明の実
施の形態1の給紙装置は前記第2発明において、次の要
件(B03),(B04)を備えたことを特徴とする、(B
03)内軸挿入孔(61a)を有する円筒状の外軸(6
1)と、前記内軸挿入孔(61a)に回転可能且つ出入
可能に支持される内軸(62)とを有し、軸方向の長さ
が伸縮可能な伸縮軸(60)であって常時はコイルばね
(63)によって前記長さが伸長した伸長状態に保持さ
れ、伸縮軸(60)の両端を押えた時に前記長さが収縮
する前記伸縮軸(60)を有する前記ロールユニット
(V2)、(B04)前記伸縮軸(60)の収縮状態では
前記伸縮軸(60)の両端部が着脱可能且つ、装着状態
において前記伸縮軸(60)を伸長したときに前記両端
部が離脱不能となる一対の軸支持部材(23,23)を
有する前記給紙ユニット本体(V1)。
【0027】(第2発明の実施の形態1の作用)前記構
成を備えた第2発明の実施の形態1の給紙装置では、ロ
ールユニット(V2)は伸縮軸(60)を有し、前記伸
縮軸(60)は、内軸挿入孔(61a)を有する円筒状
の外軸(61)と、前記内軸挿入孔(61a)に回転可
能且つ出入可能に支持される内軸(62)とを有し、軸
方向の長さが伸縮可能である。前記伸縮軸(60)は、
常時はコイルばね(63)によって前記長さが伸長した
伸長状態に保持され、伸縮軸(60)の両端を押えた時
に前記長さが収縮する。前記給紙ユニット本体(V1)
の一対の軸支持部材(23,23)は、前記伸縮軸(6
0)の収縮状態では前記伸縮軸(60)の両端部(62
a1,62a1)が着脱可能且つ、装着状態において前記伸
縮軸(60)を伸長したときに前記両端部が離脱不能と
なる。したがって、ロールユニット(V2)を給紙ユニ
ット本体(V1)に対して容易に着脱することが可能で
ある。
【0028】(第2発明の実施の形態2)第2発明の実
施の形態2の給紙装置は前記第2発明または第2発明の
実施の形態1において、次の要件(B05)を備えたこと
を特徴とする、(B05)鉛直なヒンジ軸(16)回りに
回動して、画像形成装置本体(U1)の内部に装着され
た装着位置および外部に回動した外部位置との間で回動
可能な前記給紙ユニット本体(V1)。
【0029】(第2発明の実施の形態2の作用)前記構
成を備えた第2発明の実施の形態2の給紙装置では、前
記給紙ユニット本体(V1)は、鉛直なヒンジ軸(1
6)回りに回動して、画像形成装置本体(U1)の内部
に装着された装着位置および外部に回動した外部位置と
の間で回動可能である。したがって、前記給紙ユニット
本体(V1)を容易に外部位置移動させることができ
る。外部位置では前記ロールユニット(V2)の着脱が
容易となる。
【0030】(実施例1)次に図面を参照しながら、本
発明の実施の形態の例(すなわち、実施例)を説明する
が、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以後の説明の理解を容易にするために、図面にお
いて、前後方向をX軸方向、右左方向をY軸方向、上下
方向をZ軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−
Zで示す方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右
方、左方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左
側、上側、下側とする。また、図中、「○」の中に
「・」が記載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印
を意味し、「○」の中に「×」が記載されたものは紙面
の表から裏に向かう矢印を意味するものとする。
【0031】(実施例1)図1は本発明の給紙装置の実
施例1を備えた画像形成装置の斜視図である。図2は前
記図1の画像形成装置の左側面のカバーを開いた状態を
示す図である。図3は前記図1、図2の画像形成装置の
給紙ユニットを外部に回転移動させた状態を示す図であ
る。図4は同実施例1の正断面図である。図1〜図4に
おいて、画像形成装置Uは、画像形成装置本体U1およ
び画像形成装置本体U1の上面のプラテンガラスPG上
に置かれた自動原稿搬送装置U2を有している。また、
画像形成装置本体U1には前面(X側面)から給紙トレ
イTR1〜TR3が着脱できるように構成されている。ま
た、画像形成装置本体の左側面にはカバーKBが設けら
れており、カバーKBの内側面には給紙路(用紙搬送
路)SH1の構成要素が支持されている。図3に示すよ
うに、前記カバーKBを開いた状態では、給紙装置Vを
外方に回転させることができるように構成されている。
【0032】図4において、前記画像形成装置本体U1
は、UI(ユーザインタフェース)と、前記プラテンガ
ラスPGの下方に順次配置された画像読取部としてのI
IT(イメージインプットターミナル)および画像記録
用作動部としてのIOT(イメージアウトプットターミ
ナル)と、前記IITおよびIOT間に設けられたIP
S(イメージプロセッシングシステム)とを有してい
る。画像形成装置本体U1上面の透明なプラテンガラス
PGの下方に配置された原稿読取装置としてのIIT
は、露光光学系Aを有している。
【0033】プラテンガラスPG上に置かれた原稿(図
示せず)からの反射光をは、露光光学系Aにより、CC
D(固体撮像素子)に入射し、CCDによりR(赤)、
G(緑)、B(青)の電気信号に変換される。IPS
(イメージプロセッシングシステム)は、CCDから入
力される前記RGBの電気信号をK(黒)、Y(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の画像データに変
換して一時的に記憶し、前記画像データを所定のタイミ
ングで潜像形成用の画像データとしてレーザ駆動回路D
Lに出力する。前記レーザ駆動信号出力装置DLは、入
力された画像データに応じたレーザ駆動信号をROS
(潜像形成装置)に出力する。
【0034】感光体ドラムにより構成される像担持体P
Rは矢印Ya方向に回転しており、その表面は、帯電ロ
ールCRにより一様に帯電された後、潜像書込位置Q1
において前記ROS(潜像形成装置)のレーザビームL
により露光走査されて静電潜像が形成される。フルカラ
ー画像を形成する場合は、K(黒),Y(イエロー),
M(マゼンタ),C(シアン)の4色の画像に対応した
静電潜像が順次形成され、モノクロ画像の場合はK
(黒)画像に対応した静電潜像のみが形成される。前記
静電潜像が形成された像担持体PR表面は回転移動して
現像領域Q2、1次転写領域Q3を順次通過する。
【0035】前記現像領域Q2において前記静電潜像を
現像するロータリ式の現像装置Gは、回転軸GAと前記
回転軸GAの周囲に装着されたK(黒),Y(イエロ
ー),M(マゼンタ),C(シアン)の4色の現像器G
K,GY,GM,GCを有している。前記各色の現像器G
K,GY,GM,GCの中のいずれかの現像器が、前記現像
領域Q2を通過する静電潜像をトナー像に現像する。
【0036】前記像担持体PRの下方には中間転写ベル
トBが配置されている。中間転写ベルトBは、ベルト駆
動ロールRd、テンションロールRt、ウォーキングロー
ルRw、アイドラロール(フリーロール)Rfおよびバッ
クアップロールT2aを含む複数のベルト支持ロール(R
d,Rt,Rw,Rf,T2a)により回転移動可能に支持さ
れている。
【0037】フルカラー画像を形成する場合、潜像書込
位置Q1において第1色目の静電潜像が形成され、現像
領域Q2において1色目のトナー像Tnが形成される。こ
のトナー像Tnは、1次転写領域Q3を通過する際に、1
次転写ロールT1によって中間転写ベルトB上に静電的
に1次転写される。その後同様にして、第1色目のトナ
ー像Tnを担持した中間転写ベルトB上に、第2色目、
第3色目、第4色目のトナー像Tnが順次重ねて1次転
写され、最終的にフルカラーの多重トナー像が中間転写
ベルトB上に形成される。単色のモノカラー画像を形成
する場合には1個の現像器のみを使用し、単色トナー像
が中間転写ベルトB上に1次転写される。1次転写後、
像担持体PR表面は、残留トナーが像担持体クリーナC
Lpによりクリーニングされる。
【0038】前記バックアップロールT2aの下方には、
2次転写ロールT2bと、2次転写ロールクリーナCLr
とが配置されている。前記2次転写ロールT2bは、前記
中間転写ベルトBに接触する2次転写領域および中間転
写ベルトから離れた待機位置の間で移動可能である。前
記バックアップロールT2aにはコンタクトロールT2cが
当接しており、前記ロールT2a〜T2cにより2次転写器
T2が構成されている。なお、コントローラCにより制
御される電源回路Eは、前記コンタクトロールT2に、
現像装置Gでのトナーの帯電極性と同極性の2次転写電
圧を供給する。
【0039】給紙トレイTR1〜TR3に収容された用紙
Sは、搬送ロールRAが配置された給紙路SH1を通っ
て2次転写領域Q4に搬送される。すなわち、前記各ト
レイTR1〜TR4の用紙Sは、所定のタイミングでピッ
クアップロールRpにより取り出され、給紙ロールRkお
よびリタードロールRsにより構成されるさばきロール
(Rk+Rs)で1枚づつ分離されて、複数の搬送ロール
Raおよびシートガイド等を含む用紙搬送部材によりレ
ジロールRrに搬送される。前記レジロールRrに搬送さ
れた用紙Sは、前記1次転写された多重トナー像または
単色トナー像が2次転写領域Q4に移動するのにタイミ
ングを合わせて、2次転写領域Q4に搬送される。前記
2次転写領域Q4において前記2次転写器T2は、中間転
写ベルトB上のトナー像を用紙Sに静電的に2次転写す
る。2次転写後の中間転写ベルト(トナー像担持体)B
はベルトクリーナ(トナー像担持体クリーニング部材)
CLbにより残留トナーが除去される。また、前記2次
転写ロールT2bは2次転写ロールクリーナCLrにより
表面付着トナーが回収される。
【0040】前記2次転写ロールT2bおよびベルトクリ
ーナCLbは、中間転写ベルトBと離接(離隔および圧
接)自在に配設されており、カラー画像が形成される場
合には最終色の未定着トナー像が中間転写ベルトBに1
次転写されるまで、中間転写ベルトBから離隔してい
る。なお、前記2次転写ロールクリーナCLrは、前記
2次転写ロールT2bと一緒に離接移動を行う。トナー像
が2次転写された前記用紙Sは、定着領域Q5に搬送さ
れ、定着領域を通過する際に加熱ロールFhおよび加圧
ロールFpを有する定着装置Fにより加熱定着される。
【0041】定着装置Fの下流側に配置された切替ゲー
トGT1は、前記定着装置Fを通過した用紙Sの搬送方
向を排出トレイTRhまたは搬送ロールRAが配置され
た用紙反転路SH2のいずれかの方向に切り替える。両
面複写の場合には1面目のトナー像が転写された用紙S
は用紙反転路SH2で反転され、用紙循環路SH3を通っ
て前記2次転写領域Q4に再送され、2面目にトナー像
が転写される。
【0042】図4において、前記各給紙トレイTR1〜
TR3の左右(Y軸方向)にはそれぞれ、前後(X軸方
向すなわち、図1〜図4で紙面に垂直な方向)に延びる
レール1,2が配置されている。図5は図4の要部拡大
説明図で、給紙トレイTR1〜TR3の左端部の用紙取出
部の説明図である。図6は前記図5の要部をさらに拡大
した図である。図4〜図6において、各給紙トレイTR
1〜TR3の左右のレール1,2の下面下側にはそれぞれ
ローラ3(図5、図6参照)が回転自在に支持されてい
る。ローラ3の上部は、レール1,2の下面に形成され
た孔からレール1,2の上方に突出している。
【0043】図4〜図5において、前記各給紙トレイT
R1〜TR3の左右両側の下部にはそれぞれ、外方に膨出
する被ガイドレール4,5が前後に延びて設けられてお
り、前記被ガイドレール4,5は前記レール1,2下面
の前記ローラ3上面に支持されている。したがって、前
記各給紙トレイTR1〜TR3は、前記各レール1,2に
沿って前後方向(X軸方向)に出入可能に構成されてい
る。
【0044】図4〜図5から分かるように、前記各給紙
トレイTR1〜TR3の底板6の上面には、用紙が載置さ
れる用紙載置プレート7が収容されている。用紙載置プ
レート7は、その右端部が各給紙トレイTR1〜TR3の
内部底面に回転可能に支持されている。前記用紙載置プ
レート7上に載置された用紙が送り出されて搬送される
際、その用紙の搬送方向に沿った両側端は図5に示す用
紙側端位置決め部材8によってガイドされるように構成
されている。
【0045】図4において、各給紙トレイTR1〜TR3
の前記用紙の搬送方向の前端(図で右端)は用紙前端支
持壁9により支持され、用紙の搬送方向後端は用紙後端
支持壁11(図1右端参照)により支持されている。前
記用紙前端支持壁9には下部にレバー貫通孔9aが形成
されている。前記用紙前端支持壁9の外側には上昇用回
転軸12(図5、図6参照)が配置されている。この上
昇用回転軸12にはL字型の上昇レバー13の一端が固
着されている。前記一端が上昇用回転軸12に固着され
た上昇レバー13の他端は、前記レバー貫通孔9aを貫
通して前記用紙載置プレート7下面にスライド可能に当
接している。
【0046】前記上昇用回転軸12は後述の給紙装置V
の駆動装置のモータにより逆回転伝達用ワンウェイクラ
ッチを介して反時計方向に回転されたとき用紙上面位置
を適切な位置に保持するように構成されている。そし
て、用紙載置プレート7は、その上に用紙が載置されて
いない場合には、図5の上段の給紙トレイTR1に示す
ように上限位置まで持ち上げられるように構成されてい
る。前記各給紙トレイTR1〜TR3の左上には、給紙装
置V(図6参照)が配置されている。この給紙装置Vは
給紙ユニット本体V1と、前記給紙ユニット本体V1に対
して着脱可能なロールユニットV2およびリタードロー
ルとを有している。
【0047】図7は給紙装置の説明図で、図7Aは斜視
図、図7Bは図7Aのヒンジ軸16の説明図である。図
8は給紙装置Vの分解斜視図である。図9は前記図8の
矢印IXA−IXAから見た部分の説明図で、図9Aは着
脱自在なリタードロールを外した状態での図8の矢印I
XA−IXA線断面図、図9Bは前記図9Aの矢印IXB
−IXB線断面図、図9Cは前記図9Aの矢印IXC−I
XC線断面図である。図10は前記図8の矢印X−X断
面図(前記図9と同じ部分の断面図)で、着脱自在なリ
タードロールを装着した状態を示す図である。図11は
前記図8の矢印XIA−XIAから見た部分の説明図で、
図11Aは着脱自在なリタードロールを外した状態での
図8の矢印XIA−XIA線断面図、図11Bは前記図1
1AのXIB−XIB線断面図である。図12は給紙ユニ
ット本体の要部下面図である。
【0048】図7、図8において、前記給紙ユニット本
体V1は左側後端部にヒンジ軸16が形成されており、
画像形成装置本体U1のフレーム(図示せず)に鉛直軸
周りに回動可能(図3参照)に支持されている。図7B
において、ヒンジ軸16は、上下に隣接する円筒部16
a,16bの接触する端縁に所定の回転位置で嵌合する凸
部および凹部が形成されており、前記凸部および凹部が
嵌合する回転位置でユニット本体の停止位置が安定す
る。
【0049】図8において、給紙ユニット本体V1は、
ユニットフレーム17を有している。ユニットフレーム
17はフロントフレーム18、枠状のリアフレーム19
およびそれを連結する連結フレーム20等を有してい
る。前記連結フレーム20に金属プレートにより形成さ
れており、前後方向(X軸方向)の中央部にはロールユ
ニット装着孔21が形成されている。前記ロールユニッ
ト装着孔21の前後にはロールユニット着脱操作用孔2
2,22が形成されており、ロールユニット着脱操作用
孔22,22と前記ロールユニット装着孔21との間に
は、ロールユニット軸受溝(軸支持部材)23,23が
形成されている。前記ロールユニット軸受溝23,23
は、図7、図8から分かるように、金属プレートの一部
を下方に折り曲げて断面逆U字型とし、その部分に上方
から切欠いて形成される。
【0050】前記ロールユニット軸受溝23,23は軸
方向外端側の幅の狭い小径部分挿入溝23a(図9B参
照、後述の伸縮軸外端の小径部分が挿入される溝)と前
記小径部分挿入溝23aの軸方向中央側の小径部分挿入
溝23bおよび大径部分保持孔23cとを有している。前
記小径部分挿入溝23aおよび23bの幅は同じであり、
前記大径部分保持孔23cは前記小径部分挿入溝23a,
23bの幅よりも大きな直径の円形孔である。
【0051】前記枠状のリアフレーム19は、前記各給
紙トレイTR1〜TR3の用紙搬送方向に沿う側面(後側
面すなわち、−X側の側面)の外側(後側)に配置され
る。図9、図10において、前記連結フレーム20の左
端部が下方に折り曲げられて用紙ガイド27が形成さ
れ、その下方に配置された用紙ガイド28は、前記ユニ
ットフレーム17(フロントフレーム18、リアフレー
ム19および連結フレーム20)によって支持されてい
る。
【0052】図7、図8において、前記枠状のリアフレ
ーム19には駆動モータ31、ギヤ列32(一部のみ表
示)、ソレノイド33等を有する駆動装置(31〜3
3)が支持されている。なお、前記駆動モータ31と前
記ギヤ列32との間には正回転伝達用ワンウェイクラッ
チ(図示せず)が設けられており、駆動モータ31が正
回転したときのみギヤ列32が回転するようになってい
る。前記リアフレーム19および連結フレーム20によ
り回転伝達軸34(図12参照)が回転自在に支持され
ている。この回転伝達軸34は、前記駆動モータ31に
より前記ギヤ列32(図7、図8に一部表示)を介して
回転駆動されるように構成されている。この回転伝達軸
34の先端部には駆動力伝達ギヤ36(図12参照)が
装着されており、前記駆動力伝達ギヤ36は前記ロール
ユニット装着孔21内に配置されいている。前記駆動力
伝達ギヤ36にはアイドラギヤである本体側接続ギヤ3
7が噛み合っている。本体側接続ギヤ37は給紙ユニッ
ト本体V1にロールユニットV2が装着された時、前記ロ
ールユニット側接続ギヤ(後述)と噛み合って、前記ロ
ールユニットV2側に回転力を伝達するギヤである。
【0053】図12において、前記連結フレーム20に
は前後方向に延びるロールユニット昇降軸38が回転可
能に支持されており、ロールユニット昇降軸38の後端
(−X端)にはレバー(図示せず)が一体連結されてい
る。前記レバーは前記リアフレーム19に支持された前
記ソレノイド33のオン、オフにより一定角度範囲で回
動し、そのレバーの回動によりロールユニット昇降軸3
8が一定角度範囲で回動する。前記ロールユニット昇降
軸38の先端部には本体側昇降用係合部材39が装着さ
れており、本体側昇降用係合部材39は前記ロールユニ
ット装着孔21の後側部分(−X側部分)に配置されて
いる。本体側昇降用係合部材39にはU字型溝39aが
形成されている。前記本体側昇降用係合部材39はコイ
ルばね40により常時上方に回動する力を受けている
が、前記ソレノイド33がオンの状態では下方に回動す
るように構成されている。
【0054】図10〜図12において、前記金属プレー
ト製の連結フレーム20の下部にはリタードロール支持
部材41が水平軸周りに回動可能に支持されている。リ
タードロール支持部材41は、前後方向(X軸方向)に
離れた一対のリタードロール軸支持溝(軸支持部材)4
2,42を有している。前記リタードロール軸支持溝4
2,42は軸方向外端側の幅の狭い小径部分挿入溝42
aと前記小径部分挿入溝42aの軸方向中央側の小径部分
挿入溝42bおよび大径部分保持孔42cとを有してい
る。前記小径部分挿入溝42aおよび42bの幅は同じで
あり、前記大径部分保持孔42cは前記小径部分挿入溝
42a,42bの幅よりも大きな直径の円形孔である。
【0055】前記リタードロール支持部材41には、前
記一対のリタードロール軸支持溝42,42を結ぶ直線
に平行な摩擦ロール連結軸43が回転可能に支持されて
おり、摩擦ロール連結軸43の中間部にはギヤ43aが
装着されている。摩擦ロール連結軸43の後端部(−X
側端部)には回転側摩擦ロール(図示せず)が連結され
ており、その回転側摩擦ロールの外周には固定側摩擦ロ
ール44が配置されている。前記固定側摩擦ロール44
はリタードロール支持部材41に回転不能に支持されて
いる。摩擦ロール連結軸43が回転すると摩擦ロール連
結軸43の後端に連結された回転側摩擦ロール(図示せ
ず)と前記固定側摩擦ロール44との間に摩擦抵抗力が
発生する。前記リタードロール支持部材41はリターン
ばね45(図11参照)により常時上方に回動する力を
受けている。
【0056】前記連結フレーム20には、前記リタード
ロール支持部材41に隣接して、前記リタードロール支
持部材41の回動位置を制御する回動位置制御レバー4
6が鉛直軸47(図11、図12参照)の回りに回動可
能に支持されている。前記回動位置制御レバー46は、
前記給紙トレイTR1〜TR3が装着されていない場合、
前記鉛直軸47の周囲に配置されたコイルばね48(図
11参照)により一端部が前記リタードロール支持部材
41に当接して前記リタードロール支持部材41を下方
位置に回動させる。前記給紙トレイTR1〜TR3はそれ
ぞれ、画像形成装置本体U1に装着されると、前記回動
位置制御レバー46を、前記コイルばね48に抗して回
動させる。このとき、回動位置制御レバー46は前記リ
タードロール支持部材41から離れるので、リタードロ
ール支持部材41は、前記リターンばね45(図11参
照)により上方位置に回動する。したがって、前記リタ
ードロール支持部材41は給紙トレイTR1〜TR3が画
像形成装置本体に対して引き出されている場合は下方位
置に回動し、給紙トレイTR1〜TR3が装着されている
場合は上方位置に回動する。
【0057】前記連結フレーム20にはロールユニット
V2の揺動位置を検出するための揺動位置センサ49
(図11、図12参照)が支持されている。揺動位置セ
ンサ49は発光素子49aおよび受光素子49bにより構
成されている。前記符号17〜49で示されている要素
により前記給紙ユニット本体V1が構成されている。
【0058】図13はリタードロールユニットV3のリ
タードロール軸支持溝42,42への装着方法の説明図
である。図14はリタードロールユニットV3断面図で
ある。図12、図13において、リタードロールユニッ
トV3の軸は軸方向の長さが伸縮する伸縮軸50により
構成されている。図14において、伸縮軸50は、内軸
挿入孔51aを有する円筒状の外軸51と、前記内軸挿
入孔51aに両端から挿入された一対の内軸部材52a,
52aを有する内軸52と、前記内軸部材52a,52a
間に配置されたコイルばね53により構成されている。
前記内軸部材52aは、前記軸方向外端部を形成する小
径部分52a1と、前記小径部分52a1に接続する軸方向
中央側部分の円筒状外側面を有する大径部分52a2とを
有する。前記コイルばね53は、前記一対の内軸部材5
2aの前記大径部分52a2がそれぞれ前記内軸挿入孔5
1aの両端から挿入された状態で前記内軸部材52a,5
2aの間に配置される。
【0059】前記内軸部材52aの大径部分52a2は前
記コイルばね53に嵌合する突起を有しており、一対の
内軸部材52aの前記突起はコイルばね53により連結
されている。また、前記内軸挿入孔51aの中央部には
内径の小さなリング状突出部が形成されている。前記リ
ング状突出部51bにより前記コイルばね53で連結さ
れた一対の内軸部材52aは前記内軸挿入孔51aから抜
け落ちないように構成されている。前記符号51〜53
で示された要素により伸縮軸50が構成されている。前
記伸縮軸50の外軸51表面にはギヤ54およびリター
ドロールRsが設けられている。前記ギヤ54は前記摩
擦ロール連結軸43に装着されたギヤ43a(図18参
照)と噛み合うギヤである。
【0060】図13に示すように伸縮軸50は伸縮軸5
0を両端から押えた時に前記長さが収縮する。図13B
に示すように伸縮軸50が収縮した状態で、リタードロ
ール軸支持溝42,42に挿入し、その後前記伸縮軸5
0を伸長させると、図13C、図14に示すように、伸
縮軸50をリタードロール軸支持溝42,42に容易に
装着できる逆の作業により前記伸縮軸50を前記リター
ドロール軸支持溝42,42から容易に離脱させること
ができる。
【0061】図15はロールユニットV2の上面斜視図
で、前記図8に示すロールユニットV2の拡大図であ
る。図16はロールユニットV2の下面斜視図である。
図17は前記図15のXVII−XVII線断面図である。
図18は前記ロールユニットV2を前記給紙ユニット本
体V1に装着した時のギヤ列およびロール等の関連の説
明図である。
【0062】図15〜図18において、ロールユニット
V2の回動軸(給紙ユニット本体V1に支持されて回動す
るときの軸)は軸方向の長さが伸縮する伸縮軸60によ
り構成されている。伸縮軸60は前記伸縮軸50と同様
に構成されているので、詳細な説明は省略する。伸縮軸
60は、円筒状の外軸61と、前記内軸挿入孔61aに
両端から挿入された一対の内軸部材62a,62aを有す
る内軸62と、前記内軸部材62a,62a間に配置され
たコイルばね63により構成されている。前記内軸部材
62aは、前記軸方向外端部を形成する小径部分(伸縮
軸60の外端部)62a1と、前記小径部分62a1に接続
する軸方向中央側部分の円筒状外側面を有する大径部分
62a2とを有する。
【0063】伸縮軸60の内軸部材62aの大径部62a
2には金属製プレートにより構成された基板66が回転
可能に支持される。基板66の下面側において、前記伸
縮軸60の回転自在な外軸61にはロールユニット側接
続ギヤ67および給紙ロールRkが支持されている。前
記ロールユニット側接続ギヤ67は前記本体側接続ギヤ
37(図18参照)と噛み合うギヤである。また、基板
66には前記揺動位置センサ49の発光素子49aおよ
び受光素子49b間に配置される遮蔽部材68が設けら
れており、また、ピックアップロール軸69が回転可能
に支持されており、前記ピックアップロール軸69aに
はピックアップロールRpおよびギヤ72が固定されて
いる。前記ロールユニット側接続ギヤ67の回転は伝達
ギヤ列73を介して前記ギヤ72に伝達される。前記基
板66には軸により形成されたロールユニット側昇降用
係合部材74(図16参照)が設けられている。図18
に示すように、軸により形成されたロールユニット側昇
降用係合部材74は前記本体側係合部39のU字型溝3
9aに係合される。
【0064】前記ロールユニットV2は、前記ロールユ
ニット側昇降用係合部材74を前記本体側係合部39の
U字型溝39aに係合させるとともに、前記伸縮軸60
を前記ロールユニット軸受溝23,23に装着すること
により、給紙ユニット本体V1に装着できる。その着脱
操作は、前記リタードロールユニットV3をリタードロ
ール軸支持溝42,42に着脱する場合と同様である。
【0065】前記実施例1によれば、給紙装置で使用さ
れる搬送ロール(用紙を搬送するロール)を、工具を使
用せずに容易に交換することができる。また、給紙装置
で使用される搬送ロール(用紙を搬送するロール)の交
換作業時の部品の紛失や組付け忘れ、組付けミス等の発
生を防止することができる。また、給紙装置で使用され
るロールユニットV2およびリタードロール(搬送ロー
ル)Rsの交換作業を片手で行うことができる。
【0066】(実施例1の作用)前記実施例1の搬送ロ
ール支持構造は、給紙ロールRkおよびピックアップロ
ールRpを支持するロールユニットV2およびリタードロ
ールユニットV3を前記給紙ユニット本体V1に対して容
易に着脱することができる。したがって、ロールユニッ
トV2およびリタードロールユニットV3の交換を行うこ
とによって、給紙ロールRk、ピックアップロールRp、
およびリタードロールRsの交換を容易に行うことがで
きる。
【0067】(実施例2)図19は本発明の実施例2の
給紙装置を備えた画像形成装置の斜視図である。図20
は同実施例2の給紙装置の斜視図である。なお、この実
施例2の説明において、前記実施例1の構成要素に対応
する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明
を省略する。この実施例2は、下記の点で前記実施例1
と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に構
成されている。図19において、画像形成装置本体U1
のカバーKBが開いた状態において、給紙ユニットV
は、給紙トレイTR1〜TR3の引き出し方向とは垂直な
左側面(画像形成装置本体U1の側面)から引き出し可
能に構成されている。図20において給紙ユニット本体
V1の前後の側面(X軸方向端部の側面)にはスライド
レールLRが連結されており、給紙ユニット本体V1
は、左右方向にスライド移動可能に構成されている。し
たがって、給紙ユニット本体V1は、必要な時には図1
9に示すように、画像形成装置本体U1から外部に引き
出された外部位置に移動可能である。
【0068】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。(H01)用紙搬送路SH1
は、開閉カバーKB内面の用紙搬送部材(搬送ロールR
aおよびシートガイド等)と給紙ユニット(V)とによ
り形成する代わりに、給紙ユニット(V)内部に形成す
ることが可能である。
【0069】
【発明の効果】前述の本発明の給紙装置は、次の効果を
奏することができる。 (E01)給紙動作を確実に行い、且つメンテナンス作業
が容易な給紙装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の給紙装置の実施例1を備えた
画像形成装置の斜視図である。
【図2】 図2は前記図1の画像形成装置の左側面のカ
バーを開いた状態を示す図である。
【図3】 図3は前記図1、図2の画像形成装置の給紙
ユニットを外部に回転移動させた状態を示す図である。
【図4】 図4は同実施例1の正断面図である。
【図5】 図5は図4の要部拡大説明図で、給紙トレイ
TR1〜TR3の左端部の用紙取出部の説明図である。
【図6】 図6は前記図5の要部をさらに拡大した図で
ある。
【図7】 図7は給紙装置の説明図で、図7Aは斜視
図、図7Bは図7Aのヒンジ軸16の説明図である。
【図8】 図8は給紙装置Vの分解斜視図である。
【図9】 図9は前記図8の矢印IXA−IXAから見た
部分の説明図で、図9Aは着脱自在なリタードロールを
外した状態での図8の矢印IXA−IXA線断面図、図9
Bは前記図9Aの矢印IXB−IXB線断面図、図9Cは
前記図9Aの矢印IXC−IXC線断面図である。
【図10】 図10は前記図8の矢印X−X断面図(前
記図9と同じ部分の断面図)で、着脱自在なリタードロ
ールを装着した状態を示す図である。
【図11】 図11は前記図8の矢印XIA−XIAから
見た部分の説明図で、図11Aは着脱自在なリタードロ
ールを外した状態での図8の矢印XIA−XIA線断面
図、図11Bは前記図11AのXIB−XIB線断面図で
ある。
【図12】 図12は給紙ユニット本体の要部下面図で
ある。
【図13】 図13はリタードロールユニットV3のリ
タードロール軸支持溝42,42への装着方法の説明図
である。
【図14】 図14はリタードロールユニットV3断面
図である。
【図15】 図15はロールユニットV2の上面斜視図
で、前記図8に示すロールユニットV2の拡大図であ
る。
【図16】 図16はロールユニットV2の下面斜視図
である。
【図17】 図17は前記図15のXVII−XVII線断
面図である。
【図18】 図18は前記ロールユニットV2を前記給
紙ユニット本体V1に装着した時のギヤ列およびロール
等の関連の説明図である。
【図19】 図19は本発明の実施例2の給紙装置を備
えた画像形成装置の斜視図である。
【図20】 図20は同実施例2の給紙装置の斜視図で
ある。
【図21】 図21は前記ロール形状が半円または部分
円のものの作用説明図である。
【図22】 図22は前記片持シャフトを使用する技術
の説明図である。
【符号の説明】
Rp…ピックアップロール(搬送ロール)、Rk…給紙ロ
ール(搬送ロール)、Rs…リタードロール(搬送ロー
ル)、V…給紙ユニット、V1…給紙ユニット本体、V2
…ロールユニット、42,42;23,23;86,8
7;86′,87…軸支持部材、50,60,80…伸
縮軸、51a,61a,81a…内軸挿入孔、51,6
1,81…外軸、52,62,82…内軸、52a1…小
径部分、52a2…大径部分、53,63,83…コイル
ばね、61a…内軸挿入孔、62a…内軸部材、62a1…
小径部分、62a2…大径部分、81a…内軸挿入孔、8
1b,81c,91…被支持部、82a…小径部分、82b
…大径部分、86,86′,87,96,97…軸支持
部材、98,98′…弾性部材、
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年3月5日(1999.3.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、特開平9−183526号公報、特
開平7−228367号公報、特開平1−294131
号公報記載の技術は片持シャフトを使用している。図2
2は前記片持シャフトを使用する技術の説明図である。
図22において、片持シャフトでは、支持部を中心に部
品精度、負荷による変形等による偏心が発生し易く、回
転によるバタツキで、紙とロールとの接触状態が悪化
し、搬送不安定になる。最悪では用紙が搬送できなくな
る可能性がある。また、これらを改善する技術として、
特開平7−187437号公報記載の技術が知られてい
る。この公報記載の技術は、固定のためのスプリングが
ロール駆動の回転軸に負荷を与えるために、駆動効率が
悪化する等の問題点があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】(第1発明)前記課題を解決するために、
第1発明の給紙装置は、次の要件(A01)〜(A03)を
備えたことを特徴とする、(A01)画像形成装置本体
(U1)の一側面に沿って画像記録用の用紙(S)を上
方に搬送する用紙搬送路(SH1)が設けられ、前記一
側面に垂直な側面から画像形成装置本体(U1)の中の
トレイ装着位置と外部に引出されたトレイ引出位置との
間で出入可能な給紙トレイ(TR1〜TR3)が設けられ
た前記画像形成装置本体(U1)に装着される給紙ユニ
ットであって、前記給紙トレイ(TR1〜TR3)に収容
された用紙(S)を取り出して前記用紙搬送路(SH
1)に搬送する給紙ユニット(V)、(A02)前記画像
形成装置本体(U1)に支持されて前記一側面を開閉す
る開閉カバー(KB)が閉鎖状態のときに前記カバー
(KB)内面と給紙トレイ(TR1〜TR3)との間に配
置された前記給紙ユニット(V)、(A03)前記開閉カ
バー(KB)が開放された状態において、前記画像形成
装置本体(U1)の内部に移動した給紙ユニット装着位
置と前記一側面の外方に移動した外部位置との間で移動
可能に支持された前記給紙ユニット(V)。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】(第1発明の作用)前記構成を備えた第1
発明の給紙装置では、給紙ユニット(V)は、画像形成
装置本体(U1)の一側面に沿って画像記録用の用紙
(S)を上方に搬送する用紙搬送路(SH1)が設けら
れ、前記一側面に垂直な側面から画像形成装置本体(U
1)の中のトレイ装着位置と外部に引出されたトレイ引
出位置との間で出入可能な給紙トレイ(TR1〜TR3)
が設けられた前記画像形成装置本体(U1)に装着され
る。前記給紙ユニット(V)は、前記給紙トレイ(TR
1〜TR3)に収容された用紙(S)を取り出して前記用
紙搬送路(SH1)に搬送する。前記給紙ユニット
(V)は、前記画像形成装置本体(U1)に支持された
前記一側面を開閉する開閉カバー(KB)が閉鎖状態の
ときに前記開閉カバー(KB)内面と給紙トレイ(TR
1〜TR3)との間に配置される。前記開閉カバー(K
B)が開放された状態において、前記給紙ユニット
(V)は、前記画像形成装置本体(U1)の内部に移動
した給紙ユニット装着位置と前記一側面の外方に移動し
た外部位置との間で移動可能に支持される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】ロールユニット(V2)は、前記給紙ユニ
ット本体(V1)に着脱可能且つ回動軸(60)回りに
回動可能に装着される。前記ロールユニット(V2)
は、画像記録用の用紙を収容した給紙トレイ(TR1〜
TR3)から前記用紙を取り出すピックアップロール
(Rp)と、前記ピックアップロール(Rp)により取り
出された用紙を用紙搬送方向下流側に向けて搬送する給
紙ロール(Rk)と、前記給紙ユニット本体(V1)に装
着したときに前記本体側接続ギヤ(37)に噛み合うロ
ールユニット側接続ギヤ(67)と、前記ロールユニッ
ト側接続ギヤ(67)の回転を前記ピックアップロール
(Rp)および給紙ロール(Rk)に伝達する伝達ギヤ列
(73)と、前記本体側昇降用係合部材(39)に係合
して前記ロールユニット昇降軸(38)の回転に応じて
前記回動軸(60)回りの回転力を伝達されるロールユ
ニット側昇降用係合部材(74)とを有する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】(実施例1)図1は本発明の給紙装置の実
施例1を備えた画像形成装置の斜視図である。図2は前
記図1の画像形成装置の左側面のカバーを開いた状態を
示す図である。図3は前記図1、図2の画像形成装置の
給紙ユニットを外部に回転移動させた状態を示す図であ
る。図4は同実施例1の正断面図である。図1〜図4に
おいて、画像形成装置Uは、画像形成装置本体U1およ
び画像形成装置本体U1の上面のプラテンガラスPG上
に置かれた自動原稿搬送装置U2を有している。また、
画像形成装置本体U1には前面(X側面)から給紙トレ
イTR1〜TR3が着脱できるように構成されている。ま
た、画像形成装置本体U1の左側面にはカバーKBが設
けられており、カバーKBの内側面には給紙路(用紙搬
送路)SH1 の構成要素が支持されている。図3に示す
ように、前記カバーKBを開いた状態では、給紙装置V
を外方に回転させることができるように構成されてい
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】プラテンガラスPG上に置かれた原稿(図
示せず)からの反射光は、露光光学系Aにより、CCD
(固体撮像素子)に入射し、CCDによりR(赤)、G
(緑)、B(青)の電気信号に変換される。IPS(イ
メージプロセッシングシステム)は、CCDから入力さ
れる前記RGBの電気信号をK(黒)、Y(イエロ
ー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の画像データに変
換して一時的に記憶し、前記画像データを所定のタイミ
ングで潜像形成用の画像データとしてレーザ駆動回路D
Lに出力する。前記レーザ駆動信号出力装置DLは、入
力された画像データに応じたレーザ駆動信号をROS
(潜像形成装置)に出力する。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】前記バックアップロールT2aの下方には、
2次転写ロールT2bと、2次転写ロールクリーナCLr
とが配置されている。前記2次転写ロールT2bは、前記
中間転写ベルトBに接触する2次転写領域および中間転
写ベルトから離れた待機位置の間で移動可能である。前
記バックアップロールT2aにはコンタクトロールT2cが
当接しており、前記ロールT2a〜T2cにより2次転写器
T2が構成されている。なお、コントローラCにより制
御される電源回路Eは、前記コンタクトロールT2cに、
現像装置Gでのトナーの帯電極性と同極性の2次転写電
圧を供給する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】給紙トレイTR1〜TR3に収容された用紙
Sは、搬送ロールRaが配置された給紙路SH1を通って
2次転写領域Q4に搬送される。すなわち、前記各トレ
イTR1〜TR3の用紙Sは、所定のタイミングでピック
アップロールRpにより取り出され、給紙ロールRkおよ
びリタードロールRsにより構成されるさばきロール
(Rk+Rs)で1枚ずつ分離されて、複数の搬送ロール
Raおよびシートガイド等を含む用紙搬送部材によりレ
ジロールRrに搬送される。前記レジロールRrに搬送さ
れた用紙Sは、前記1次転写された多重トナー像または
単色トナー像が2次転写領域Q4に移動するのにタイミ
ングを合わせて、2次転写領域Q4に搬送される。前記
2次転写領域Q4において前記2次転写器T2は、中間転
写ベルトB上のトナー像を用紙Sに静電的に2次転写す
る。2次転写後の中間転写ベルト(トナー像担持体)B
はベルトクリーナ(トナー像担持体クリーニング部材)
CLbにより残留トナーが除去される。また、前記2次
転写ロールT2bは2次転写ロールクリーナCLrにより
表面付着トナーが回収される。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】定着装置Fの下流側に配置された切替ゲー
トGT1は、前記定着装置Fを通過した用紙Sの搬送方
向を排出トレイTRhまたは搬送ロールRaが配置された
用紙反転路SH2のいずれかの方向に切り替える。両面
複写の場合には1面目のトナー像が転写された用紙Sは
用紙反転路SH2で反転され、用紙循環路SH3を通って
前記2次転写領域Q4に再送され、2面目にトナー像が
転写される。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】図4において、各給紙トレイTR1〜TR3
の前記用紙の搬送方向の前端(図で左端)は用紙前端支
持壁9により支持され、用紙の搬送方向後端は用紙後端
支持壁11(図4右端参照)により支持されている。前
記用紙前端支持壁9には下部にレバー貫通孔9aが形成
されている。前記用紙前端支持壁9の外側には上昇用回
転軸12(図5、図6参照)が配置されている。この上
昇用回転軸12にはL字型の上昇レバー13の一端が固
着されている。前記一端が上昇用回転軸12に固着され
た上昇レバー13の他端は、前記レバー貫通孔9aを貫
通して前記用紙載置プレート7下面にスライド可能に当
接している。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】前記上昇用回転軸12は後述の給紙装置V
の駆動装置のモータにより逆回転伝達用ワンウェイクラ
ッチを介して反時計方向に回転されたとき用紙上面位置
を適切な位置に保持するように構成されている。そし
て、用紙載置プレート7は、その上に用紙が載置されて
いない場合には、図5の上段の給紙トレイTR1に示す
ように上限位置まで持ち上げられるように構成されてい
る。前記各給紙トレイTR1〜TR3の左上には、給紙装
置V(図6参照)が配置されている。この給紙装置Vは
給紙ユニット本体V1と、前記給紙ユニット本体V1に対
して着脱可能なロールユニットV2およびリタードロー
ルRsとを有している。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】図7は給紙装置の説明図で、図7Aは斜視
図、図7Bは図7Aのヒンジ軸16の説明図である。図
8は給紙装置Vの分解斜視図である。図9は前記図8の
矢印IXA−IXAから見た部分の説明図で、図9Aは着
脱自在なリタードロールを外した状態での図8のIXA
−IXA線断面図、図9Bは前記図9AのIXB−IXB
線断面図、図9Cは前記図9AのIXC−IXC線断面図
である。図10は前記図8のX−X線断面図(前記図9
と同じ部分の断面図)で、着脱自在なリタードロールを
装着した状態を示す図である。図11は前記図8の矢印
XIA−XIAから見た部分の説明図で、図11Aは着脱
自在なリタードロールを外した状態での図8のXIA−
XIA線断面図、図11Bは前記図11AのXIB−XI
B線断面図である。図12は給紙ユニット本体の要部下
面図である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】図7、図8において、給紙ユニット本体V
1は、ユニットフレーム17を有している。ユニットフ
レーム17はフロントフレーム18、枠状のリアフレー
ム19およびそれを連結する連結フレーム20等を有し
ている。前記連結フレーム20に金属プレートにより形
成されており、前後方向(X軸方向)の中央部にはロー
ルユニット装着孔21が形成されている。前記ロールユ
ニット装着孔21の前後にはロールユニット着脱操作用
孔22,22が形成されており、ロールユニット着脱操
作用孔22,22と前記ロールユニット装着孔21との
間には、ロールユニット軸受溝(軸支持部材)23,2
3が形成されている。前記ロールユニット軸受溝23,
23は、図7、図8から分かるように、金属プレートの
一部を下方に折り曲げて断面逆U字型とし、その部分に
上方から切欠いて形成される。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】図12において、前記連結フレーム20に
は前後方向に延びるロールユニット昇降軸38が回転可
能に支持されており、ロールユニット昇降軸38の後端
(−X端)にはレバー(図示せず)が一体連結されてい
る。前記レバーは前記リアフレーム19に支持された前
記ソレノイド33のオン、オフにより一定角度範囲で回
動し、そのレバーの回動によりロールユニット昇降軸3
8が一定角度範囲で回動する。前記ロールユニット昇降
軸38の先端部には本体側昇降用係合部材39が装着さ
れており、本体側昇降用係合部材39は前記ロールユニ
ット装着孔21の後側部分(−X側部分)に配置されて
いる。本体側昇降用係合部材39にはU字型溝39a
(図18参照)が形成されている。前記本体側昇降用係
合部材39はコイルばね40により常時上方に回動する
力を受けているが、前記ソレノイド33がオンの状態で
は下方に回動するように構成されている。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】前記連結フレーム20には、前記リタード
ロール支持部材41に隣接して、前記リタードロール支
持部材41の回動位置を制御する回動位置制御レバー4
6が鉛直軸47(図11、図12参照)の回りに回動可
能に支持されている。前記回動位置制御レバー46は、
前記給紙トレイTR1〜TR3が装着されていない場合、
前記鉛直軸47の周囲に配置されたコイルばね48(図
11参照)により一端部が前記リタードロール支持部材
41に当接して前記リタードロール支持部材41を下方
位置に回動させる。前記給紙トレイTR1〜TR3はそれ
ぞれ、画像形成装置本体U1に装着されると、前記回動
位置制御レバー46を、前記コイルばね48に抗して回
動させる。このとき、回動位置制御レバー46は前記リ
タードロール支持部材41から離れるので、リタードロ
ール支持部材41は、前記リターンばね45(図11参
照)により上方位置に回動する。したがって、前記リタ
ードロール支持部材41は給紙トレイTR1〜TR3が画
像形成装置本体U1に対して引き出されている場合は下
方位置に回動し、給紙トレイTR1〜TR3が装着されて
いる場合は上方位置に回動する。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】図13はリタードロールユニットV3のリ
タードロール軸支持溝42,42への装着方法の説明図
である。図14はリタードロールユニットV3断面図で
ある。図13、図14において、リタードロールユニッ
トV3の軸は軸方向の長さが伸縮する伸縮軸50により
構成されている。図14において、伸縮軸50は、内軸
挿入孔51aを有する円筒状の外軸51と、前記内軸挿
入孔51aに両端から挿入された一対の内軸部材52a,
52aを有する内軸52と、前記内軸部材52a,52a
間に配置されたコイルばね53により構成されている。
前記内軸部材52aは、前記軸方向外端部を形成する小
径部分52a1と、前記小径部分52a1に接続する軸方向
中央側部分の円筒状外側面を有する大径部分52a2とを
有する。前記コイルばね53は、前記一対の内軸部材5
2aの前記大径部分52a2がそれぞれ前記内軸挿入孔5
1aの両端から挿入された状態で前記内軸部材52a,5
2aの間に配置される。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】 図9は前記図8の矢印IXA−IXAから見た
部分の説明図で、図9Aは着脱自在なリタードロールを
外した状態での図8のIXA−IXA線断面図、図9Bは
前記図9AのIXB−IXB線断面図、図9Cは前記図9
AのIXC−IXC線断面図である。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】 図10は前記図8のX−X線断面図(前記
図9と同じ部分の断面図)で、着脱自在なリタードロー
ルを装着した状態を示す図である。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正内容】
【図11】 図11は前記図8の矢印XIA−XIAから
見た部分の説明図で、図11Aは着脱自在なリタードロ
ールを外した状態での図8のXIA−XIA線断面図、図
11Bは前記図11AのXIB−XIB線断面図である。
【手続補正20】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正21】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正22】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正23】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正24】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正25】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正26】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】
【手続補正27】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図20
【補正方法】変更
【補正内容】
【図20】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の要件を備えたことを特徴とする給紙
    装置、(A01)画像形成装置本体の一側面に沿って画像
    記録用の用紙を上方に搬送する用紙搬送路が設けられ、
    前記一側面に垂直な側面から画像形成装置本体の中のト
    レイ装着位置と外部に引出されたトレイ引出位置との間
    で出入可能な給紙トレイが設けられた前記画像形成装置
    本体に装着される給紙ユニットであって、前記給紙トレ
    イに収容された用紙を取り出して前記用紙搬送路に搬送
    する給紙ユニット、(A02)前記画像形成装置本体に支
    持されて前記一側面を開閉する開閉カバーが閉鎖状態の
    ときに前記カバー内面と給紙トレイとの間に配置された
    前記給紙ユニット、(A03)前記開閉カバーが開放され
    た状態において、前記画像形成装置本体の内部に移動し
    た給紙ユニット装着位置と前記一側面の外方に移動した
    外部位置との間で移動可能に支持された前記給紙ユニッ
    ト。
  2. 【請求項2】 次の要件を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の給紙装置、(A04)鉛直なヒンジ軸回りに回
    動して、画像形成装置本体の内部に装着された前記給紙
    ユニット装着位置および外部に回動した前記外部位置と
    の間で回動可能な前記給紙ユニット。
  3. 【請求項3】 次の要件を備えたことを特徴とする請求
    項1または2記載の給紙装置、(A05)画像形成装置本
    体の内部に装着された装着位置および外部に移動した外
    部位置との間で移動可能な給紙ユニット本体と、前記給
    紙ユニット本体に着脱可能且つ回動軸回りに回動可能に
    装着されるロールユニットであって、画像記録用の用紙
    を収容した給紙トレイから前記用紙を取り出すピックア
    ップロールと、前記ピックアップロールにより取り出さ
    れた用紙を前記用紙搬送路に搬送する給紙ロールとを有
    する前記ロールユニットとを有する前記給紙ユニット。
  4. 【請求項4】 次の要件を備えたことを特徴とする請求
    項3記載の給紙装置、(A06)内軸挿入孔を有する円筒
    状の外軸と、前記内軸挿入孔に回転可能且つ出入可能に
    支持される内軸とを有し、軸方向の長さが伸縮可能な伸
    縮軸であって常時はコイルばねによって前記長さが伸長
    した伸長状態に保持され、伸縮軸の両端を押えた時に前
    記長さが収縮する前記伸縮軸を有する前記ロールユニッ
    トであって、前記伸縮軸が前記回動軸である前記ロール
    ユニット、(A07)前記伸縮軸の収縮状態では前記伸縮
    軸の両端部が着脱可能且つ、装着状態において前記伸縮
    軸を伸長したときに前記両端部が離脱不能となる一対の
    軸支持部材を有する前記給紙ユニット本体。
  5. 【請求項5】 次の要件を備えたことを特徴とする給紙
    装置、(B01)画像形成装置本体の内部に装着された装
    着位置および外部に移動した外部位置との間で移動可能
    な給紙ユニット本体であって、本体側接続ギヤと、前記
    本体側接続ギヤを回転駆動するギヤ駆動装置と、ロール
    ユニット昇降軸と、前記ロールユニット昇降軸の回転に
    連動する本体側昇降用係合部材と、前記ロールユニット
    昇降軸を駆動する昇降用駆動装置とを有する前記給紙ユ
    ニット本体、(B02)前記給紙ユニット本体に着脱可能
    且つ回動軸回りに回動可能に装着されるロールユニット
    であって、画像記録用の用紙を収容した給紙トレイから
    前記用紙を取り出すピックアップロールと、前記ピック
    アップロールにより取り出された用紙を用紙搬送方向下
    流側に向けて搬送する給紙ロールと、前記給紙ユニット
    本体に装着したときに前記本体側接続ギヤに噛み合うロ
    ールユニット側接続ギヤと、前記ロールユニット側接続
    ギヤの回転を前記ピックアップロールおよび給紙ロール
    に伝達する伝達ギヤ列と、前記本体側昇降用係合部材に
    係合して前記ロールユニット昇降軸の回転に応じて前記
    回動軸回りの回転力を伝達されるロールユニット側昇降
    用係合部材とを有する前記ロールユニット。
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