JP2000229689A - インデックスカード及びそれと収納ケースの組み合わせ - Google Patents

インデックスカード及びそれと収納ケースの組み合わせ

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JP2000229689A
JP2000229689A JP11035510A JP3551099A JP2000229689A JP 2000229689 A JP2000229689 A JP 2000229689A JP 11035510 A JP11035510 A JP 11035510A JP 3551099 A JP3551099 A JP 3551099A JP 2000229689 A JP2000229689 A JP 2000229689A
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JP
Japan
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index card
lid
storage case
card
index
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JP11035510A
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English (en)
Inventor
Akio Momoi
昭夫 桃井
Takahiko Yoda
孝彦 依田
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体と蓋体とがそれらの端部で互いに枢着さ
れ多収納ケースの、前記蓋体の内面に沿って配置される
従来の断面L字状のインデックスカードは、蓋体内面の
抜け止め突起に係止する孔又は切り欠きを有するが、孔
の周辺で破れたりへたって確実な抜け止めが困難であ
る。 【解決手段】 インデックスカード33は収納ケース蓋
体3の傾斜部23に対応する位置で折り曲げられて段差
部39を形成し、この段差部が前記蓋体に設けられた突
起31と係合するようにしたことを特徴とする。好まし
くは前記インデックスカードは、段差部を形成するため
の2つの折り曲げ線38b、38cを有し、これらのう
ち一方の折り曲げ線の少なくとも一部分にミシン目を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテープカセットを収
納する収納ケースに収納されるインデックスカードとそ
れを収納した収納ケースに関し、特に薄型の収納ケース
に収納されるインデックスカードとそれを収納した収納
ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】薄型のテープカセットを収納するための
収納ケースの蓋体内面にL字形状のインデックスカード
を収納し、収納ケースの蓋体内面に設けた突部とインデ
ックスカードの切欠や孔によってインデックスカードが
抜け落ちるのを防止することが、実開平5−16693
号や実開平6−61786号に記載されている。これら
の公報に記載された技術は、インデックスカードの切り
欠きや孔が、前者ではテープカセットを引き出す方向の
後尾縁端部にあるために孔の周りの縁端部が細く外力で
ちぎれ易いのに対して、後者ではインデックスカードの
切り欠きや孔がテープカセットを引き出す方向の後尾縁
端部に無いために孔の周りが外力で比較的ちぎれにくい
点を除いては、実質的に同様な技術なので実開平6−6
1786号に記載された従来技術について簡単に説明す
る。
【0003】図1ないし図5は本発明が適用されるテー
プカセット収納ケースであるが、収納ケースの構造は従
来例と同様なのでこれらの図を借りて実開平6−617
86号に記載されたテープカセット収納ケースを説明す
る。図11は同公報に記載された抜け止め手段を有する
インデックスカードを示す。図1〜5において、収納ケ
ースは本体1と蓋体3とを、蓋体の一縁部の両端に設け
た孔7と本体1の両側壁9の端部に設けたピン5とを嵌
合させることにより互いに回動自在に枢着させてなる。
本体1の平坦壁の内面には一対のリール止め11が設け
てあり、又平坦壁の前縁13は挿入されるテープカセッ
ト15の前部厚肉部の邪魔にならないような位置にあ
る。なお、本体1の側壁9には小凹所が形成され、これ
が蓋体3の側壁に形成された小突起17と戻り止め係合
するようになっている。蓋体3の内面には、平坦部19
と、傾斜部23と、凹部21とがカセットの挿入方向に
順に連接して形成されている。又蓋体3の両側縁部には
側壁25がそれぞれ形成され、前縁部には前壁27が形
成されており、これらの両側壁25と前壁27は互いに
連接し、又これらの会合部にはカセット抑え部材29が
それぞれ形成されている。収納されるカセットの肉厚部
は両カセット抑え部材29の間に露出できる。図11を
参照するに、両側壁25に接して傾斜部23の両端部近
傍には抜け止め突起31が形成されている。突起31は
平坦部19の内面よりも上に突出しており、矢印で示し
たカセット挿入方向に向けて平坦部19から次第に高く
なる傾斜面を有し、その前端では凹部21から起立した
垂直面を有する。突起31の高さはインデックスカード
33(鎖線で示した)の厚さ以下にしてカセットの挿脱
時にカセットが引っかからないようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来技術には以下のような問題点がある。先ず、イン
デックスカードに切欠や孔が設けられているので、外観
が悪い。また、インデックスカードを収納ケースから取
り出すときにはインデックスカードの端部を持ち上げる
ようにして引き出せば問題ないのだが、誤ってインデッ
クスカードの端部を持ち上げずに引き出すと、切欠や孔
の周辺に裂け目ができたり破断してしまい抜け止めの機
能を果たさなくなってしまう欠点がある。更に、上記の
ようなミスをしなくても、繰り返しカセットを出し入れ
すると、カセットとの摩擦によってインデックスカード
の収納ケースの突起部との係合部(インデックスカード
の切欠や孔の近傍)がへたって丸くなり、抜け止めの効
果が低下してきてしまう問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで本発明では、上記
実開平6−61786号に記載されている収納ケースの
場合と同様に、蓋体の傾斜部の左右端部に突部を設けて
おき、インデックスカードは断面L字状となっていて、
収納ケースの突部に対応する位置にインデックスカード
の幅方向に沿って段差部を設けることを特徴とするイン
デックスカードにより従来の課題を解決する。
【0006】すなわち、本発明は、本体と蓋体とがそれ
らの端部で互いに枢着され、前記蓋体の内面が挿入方向
に順に平坦部と傾斜部とテープカセットの厚肉部を収容
する凹部とを有している前記収納ケースの、前記蓋体の
内面に沿って配置される断面L字状のインデックスカー
ドにおいて、前記インデックスカード33は収納ケース
蓋体の傾斜部23に対応する位置で折り曲げられて段差
部39を形成し、この段差部39が前記蓋体に設けられ
た突起31と係合するようにしたことを特徴とするイン
デックスカードを提供する。ここに好ましくはインデッ
クスカード33は、段差部39を形成するための2つの
折り曲げ線38B、38Cを有し、これらのうち一方の
折り曲げ線の少なくとも一部分にミシン目を設ける。又
本発明は、本体と蓋体とをそれらの端部で互いに枢着
し、前記蓋体の内面に沿って、断面L字状のインデック
スカードを沿わせ、前記蓋体の内面は挿入方向に順に平
坦部と傾斜部とテープカセットの厚肉部を収容する凹部
とを有しているインデックスカードと収納ケースの組み
合わせにおいて、上記特徴を有するインデックスカード
を組み合わせたインデックスカード・収納ケース組み合
わせ構造を提供する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図1〜
10を参照して詳しく説明する。図1は実施例のインデ
ックスカードを収納する収納ケースである。収納ケース
は本体1と透明な蓋体3とを、蓋の一縁部の両端に設け
た孔7と本体1の両側壁9に設けたピン5とを嵌合させ
ることにより、互いに回動自在に枢着してある。本体の
平坦壁の内面には一対のリール止め11が設けてあり、
また平坦壁の前縁13は挿入されるテープカセット15
(鎖線で示した)の前部厚肉部が邪魔にならないような位
置にある、尚閉鎖位置の戻り止めとして本体1の側壁9
には凹部(図示せず)が形成され、蓋体3の側壁には突起
17が形成され互いに係合するようになっている。
【0008】図2〜5は収納ケースの蓋体3の図であ
る。蓋体3は、平坦部19と、この平坦部19の前面側
の前壁27と、平坦部19と前壁27の両端をつなぐ側
壁25と、側壁25に設けられる収納したテープカセッ
トを抑える抑え部材29を有している。
【0009】平坦部19の前壁27側にはテープカセッ
ト15の厚肉部(ヘッドハウス部)32を収容可能なよう
に凹部21となっている。凹部21は傾斜部23を介し
て平坦部19と連結されている。傾斜部23の左右両端
部でカセットの出し入れの邪魔にならない位置にはイン
デックスカード33の抜け止め突起31が設けられる。
【0010】ここに収納されるインデックスカード33
を図10に示す。インデックスカード33には3本の折
り曲げ線38A、38B、38Cを有している。折り曲
げ線38Aは前部直立部37を形成するためのものであ
る。直立部37は前壁27の内面に位置し、カセットの
タイトル等を記入できる。折り曲げ線38B、38Cに
よって段差部39を形成する。
【0011】段差部39は収納ケースに収納された状態
で突起31と係合してインデックスカード33の抜け止
めを図っている。抜け止め突起31の前壁27側は垂直
面34となっていてインデックスカード33の抜け止め
効果を増している。一方突起31の反対面側は平坦部1
9の前縁に滑らかに連接する傾斜面32としインデック
スカードの挿入性を良好にしている。
【0012】図6、7はインデックスカード33を折り
曲げたものである。段差部39の高さHは、0.5〜1
mm程度が好ましい。蓋体3の凹部21と平坦部19の
厚みの差や、インデックスカードの加工性を考慮する
と、0.5mm未満は適当ではない。また、1mmを越
えると段差部39の強度が低下してしまう。すなわちイ
ンデックスカードを引き出し方向に引っ張った時に段差
部39が平坦になって、抜け止め効果が落ちてしまう。
【0013】上記のことから折り曲げ線38B、38C
の間隔は非常に狭く、加工性が悪くなることがあるの
で、インデックスカードの厚みによってはどちらか一方
の折り曲げ線に部分的にミシン目を入れて加工しやすく
してもよい。ミシン目を設ける範囲はその適宜決定すれ
ば良い。但し、両方の折り曲げ線にミシン目を入れると
加工性は上がるが、段差部が平坦になり易く抜け止め効
果が低下するので好ましくない。
【0014】
【発明の効果】本発明によると、インデックスカードに
切欠や孔がないので外観が良好である。更に、インデッ
クスカードには段差があるものの、収納ケースの斜面部
と一致しているので目立つことがない。又、抜け止めと
なる段差部はインデックスカードの全幅に設けられるの
で、耐久性に優れるし、誤った抜き出し方をしても段差
部が伸びるだけなので、ユーザーが折り曲げなおせば再
生させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のインデックスカードを収納する収納ケ
ースの断面図である。
【図2】本発明の収納ケース蓋体の平面図である。
【図3】本発明の収納ケース蓋体の正面図である。
【図4】本発明の収納ケース蓋体の側面図である。
【図5】図2のA−A断面図である。
【図6】本発明の折り曲げ済みインデックスカードの平
面図である。
【図7】本発明の折り曲げ済みインデックスカードの側
面図である。
【図8】収納ケース蓋体とインデックスカードの要部斜
視図である。
【図9】収納ケース蓋体とインデックスカードの要部拡
大断面図である。
【図10】インデックスカードの折り曲げ前の平面図で
ある。
【図11】従来のインデックスカードと収納ケースの構
造を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 3 蓋体 15 テープカセット 21 凹部 23 傾斜部 31 抜け止め突起 33 インデックスカード 37 前部直立部 38 折り曲げ線 39 段差部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と蓋体とがそれらの端部で互いに枢
    着され、前記蓋体の内面が挿入方向に順に平坦部と傾斜
    部とテープカセットの厚肉部を収容する凹部とを有して
    いる前記収納ケースの、前記蓋体の内面に沿って配置さ
    れる断面L字状のインデックスカードにおいて、前記イ
    ンデックスカードは収納ケース蓋体の傾斜部に対応する
    位置で折り曲げられて段差部を形成し、この段差部が前
    記蓋体に設けられた突起と係合するようにしたことを特
    徴とするインデックスカード。
  2. 【請求項2】 前記インデックスカードは、段差部を形
    成するための2つの折り曲げ線を有し、これらのうち一
    方の折り曲げ線の少なくとも一部分にミシン目を設けた
    ことを特徴とする請求項1のインデックスカード。
  3. 【請求項3】 本体と蓋体とをそれらの端部で互いに枢
    着し、前記蓋体の内面に沿って、断面L字状のインデッ
    クスカードを沿わせ、前記蓋体の内面は挿入方向に順に
    平坦部と傾斜部とテープカセットの厚肉部を収容する凹
    部とを有しているインデックスカードと収納ケースの組
    み合わせにおいて、前記インデックスカードは収納ケー
    ス蓋体の傾斜部に対応する位置で折り曲げられて段差部
    を形成し、この段差部が前記蓋体に設けられた突起と係
    合するようにしたことを特徴とする、インデックスカー
    ドと収納ケースの組み合わせ。
  4. 【請求項4】 前記インデックスカードは、段差部を形
    成するための2つの折り曲げ線を有し、これらのうち一
    方の折り曲げ線の少なくとも一部分にミシン目を設けた
    ことを特徴とする請求項3の組み合わせ。
JP11035510A 1999-02-15 1999-02-15 インデックスカード及びそれと収納ケースの組み合わせ Withdrawn JP2000229689A (ja)

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