JP2595907Y2 - カートリッジ収納用ケース - Google Patents
カートリッジ収納用ケースInfo
- Publication number
- JP2595907Y2 JP2595907Y2 JP1992055950U JP5595092U JP2595907Y2 JP 2595907 Y2 JP2595907 Y2 JP 2595907Y2 JP 1992055950 U JP1992055950 U JP 1992055950U JP 5595092 U JP5595092 U JP 5595092U JP 2595907 Y2 JP2595907 Y2 JP 2595907Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cartridge
- case
- piece
- case body
- support piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Packaging For Recording Disks (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、ミニディスク若しくは
他のディスクを入れたディスクカートリッジ或いは磁気
テープなどのテープ類を巻装したテープカセット、特に
ＣＤやビデオカセットなどのテープカセットを収納運搬
するために用いられるカートリッジ収納用ケースに関す
るものである。
他のディスクを入れたディスクカートリッジ或いは磁気
テープなどのテープ類を巻装したテープカセット、特に
ＣＤやビデオカセットなどのテープカセットを収納運搬
するために用いられるカートリッジ収納用ケースに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ディスクカートリッジや磁気テ
ープカセットは、運搬，保管並びに販売上収納ケースに
入れられて取り扱われており、このケースとしてはカー
トリッジやカセットを収納する角形ケース本体に角形蓋
体を開閉自在に備えた透明ケースが多用されている。
ープカセットは、運搬，保管並びに販売上収納ケースに
入れられて取り扱われており、このケースとしてはカー
トリッジやカセットを収納する角形ケース本体に角形蓋
体を開閉自在に備えた透明ケースが多用されている。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】この従来用いられるケ
ースでは、カートリッジを保持する支持片が複数対向配
備され、該支持片を弾性的に変位させてカートリッジを
挟持できるようにケース本体に切目により一体成形され
ているため、カートリッジを保持したときに支持片が変
形してケース外側面より飛び出して引掛かりとなってカ
ートリッジを脱落させたり保管取扱上支障となるほか、
体裁不良となって問題があった。本考案では、これら従
来の欠点を排除しようとするもので、カートリッジの支
持片が弾性変形してもケース外側に飛び出ることなく安
全にカートリッジを保持収納でき、ケースを多数並列し
たときやその他運搬，携帯時などの取扱時に引掛かった
りするトラブルもないものである。
ースでは、カートリッジを保持する支持片が複数対向配
備され、該支持片を弾性的に変位させてカートリッジを
挟持できるようにケース本体に切目により一体成形され
ているため、カートリッジを保持したときに支持片が変
形してケース外側面より飛び出して引掛かりとなってカ
ートリッジを脱落させたり保管取扱上支障となるほか、
体裁不良となって問題があった。本考案では、これら従
来の欠点を排除しようとするもので、カートリッジの支
持片が弾性変形してもケース外側に飛び出ることなく安
全にカートリッジを保持収納でき、ケースを多数並列し
たときやその他運搬，携帯時などの取扱時に引掛かった
りするトラブルもないものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、カートリッジ
を収納しうるケース本体１に蓋体２を開閉自在に備え、
該ケース本体１に前記カートリッジを保持する支持片３
を複数対向配備したカートリッジ収納用ケースにおい
て、前記支持片３がケース本体１の底壁より立ち上げら
れ、カートリッジの角部を受けるＬ字形側片と底片とか
らなるカートリッジ受部４を形成し、かつ支持片３の周
囲に貫通した切目５を備えて、該支持片３がケース本体
１に弾性的に変位自在に一体成形され、該支持片３のケ
ース外側面に対面する端縁３１を前記カートリッジ受部
４の下方に突設し、ケース本体１の外側面に対して段差
をつけて配備したものである。
を収納しうるケース本体１に蓋体２を開閉自在に備え、
該ケース本体１に前記カートリッジを保持する支持片３
を複数対向配備したカートリッジ収納用ケースにおい
て、前記支持片３がケース本体１の底壁より立ち上げら
れ、カートリッジの角部を受けるＬ字形側片と底片とか
らなるカートリッジ受部４を形成し、かつ支持片３の周
囲に貫通した切目５を備えて、該支持片３がケース本体
１に弾性的に変位自在に一体成形され、該支持片３のケ
ース外側面に対面する端縁３１を前記カートリッジ受部
４の下方に突設し、ケース本体１の外側面に対して段差
をつけて配備したものである。
【０００５】
【作用】このカートリッジ収納用ケースでは、ケース本
体１の蓋体２を引き上げればカートリッジが取出せる
が、ケース内に収納されているカートリッジａはケース
本体１にある支持片３で弾性的に保持され、支持片３が
変形しても支持片３の端縁３1 がケース外側面から飛び
出ないで、取扱い時にトラブルを生ずることなく安全に
ケース本体１内にカートリッジａを収納保管し、運搬取
扱うことができる。
体１の蓋体２を引き上げればカートリッジが取出せる
が、ケース内に収納されているカートリッジａはケース
本体１にある支持片３で弾性的に保持され、支持片３が
変形しても支持片３の端縁３1 がケース外側面から飛び
出ないで、取扱い時にトラブルを生ずることなく安全に
ケース本体１内にカートリッジａを収納保管し、運搬取
扱うことができる。
【０００６】
【実施例】本考案の実施例を図１乃至図４で説明する
と、カートリッジａを収納しうるケース本体１にヒンジ
部ピン６の連結部をもって開閉自在に一体連結した蓋体
２を備え、前記ケース本体１と、蓋体２とを係止する凸
部、凹部の係合部７，７１をケース本体１と蓋体２との
側壁部の対向面に相対して設け、該ケース本体１に前記
カートリッジを保持する支持片３を複数対向配備したカ
ートリッジ収納用ケースにおいて、前記支持片３がケー
ス本体１の底壁から立ち上げられ（立ち上がり部）、カ
ートリッジの角部を受けるＬ字形側片と底片とからなる
カートリッジ受部４を備え、かつ、その周囲に貫通した
切目５によりケース本体１に弾性的に変位自在に一体成
形され、該支持片３のケース外側面に対面する端縁３１
を前記ケース本体１の外側面に対して段差をつけて配備
したものである。
と、カートリッジａを収納しうるケース本体１にヒンジ
部ピン６の連結部をもって開閉自在に一体連結した蓋体
２を備え、前記ケース本体１と、蓋体２とを係止する凸
部、凹部の係合部７，７１をケース本体１と蓋体２との
側壁部の対向面に相対して設け、該ケース本体１に前記
カートリッジを保持する支持片３を複数対向配備したカ
ートリッジ収納用ケースにおいて、前記支持片３がケー
ス本体１の底壁から立ち上げられ（立ち上がり部）、カ
ートリッジの角部を受けるＬ字形側片と底片とからなる
カートリッジ受部４を備え、かつ、その周囲に貫通した
切目５によりケース本体１に弾性的に変位自在に一体成
形され、該支持片３のケース外側面に対面する端縁３１
を前記ケース本体１の外側面に対して段差をつけて配備
したものである。
【０００７】前記支持片３としては、カートリッジの角
部を受けるＬ字形側片と底片とからなるカートリッジ受
部４を形成され、ケース本体１の内面に突出されて一体
成形され、その周囲にある前記切目５が略Ｕ字形にケー
ス本体壁を貫通して備えられ、弾性的に変形できるよう
になっている。
部を受けるＬ字形側片と底片とからなるカートリッジ受
部４を形成され、ケース本体１の内面に突出されて一体
成形され、その周囲にある前記切目５が略Ｕ字形にケー
ス本体壁を貫通して備えられ、弾性的に変形できるよう
になっている。
【０００８】
【考案の効果】本考案は、ケース本体にカートリッジを
保持する支持片を複数対向配備したカートリッジ収納用
ケースにおいて、前記支持片がケース本体の底壁より立
ち上げられ、カートリッジの角部を受けるＬ字形側片と
底片とからなるカートリッジ受部を形成し、かつ支持片
の周囲に貫通した切目を備えて、該支持片がケース本体
に弾性的に変位自在に一体成形され、該支持片のケース
外側面に対面する端縁をカートリッジ受部の下方に突設
し、前記ケース本体の外側面に対して段差をつけて配備
したことにより、カートリッジの支持片が弾性変形して
もケース外側に飛び出ることなく安全にカートリッジを
保持収納でき、ケースを多数並列したときや、その他運
搬，携帯時などの取扱時に引掛かったりするトラブルも
なく取扱えるし、支持片がケース本体の底壁より立ち上
げられ、カートリッジの角部を受けるＬ字形側片と底片
とからなるカートリッジ受部を形成し、かつ支持片の周
囲に貫通した切目を備えているので、支持片は弾性的変
位はするが立ち上がり部の上部と下部で曲げモーメント
を受けることとなり、曲げ剛性を向上することができ、
支持片の強度が補強向上されるし、カートリッジの収納
時でのガタ付きがなく長期使用でも安全性の高いケース
とし、取扱い操作性を著しく簡易良好にすることができ
る。
保持する支持片を複数対向配備したカートリッジ収納用
ケースにおいて、前記支持片がケース本体の底壁より立
ち上げられ、カートリッジの角部を受けるＬ字形側片と
底片とからなるカートリッジ受部を形成し、かつ支持片
の周囲に貫通した切目を備えて、該支持片がケース本体
に弾性的に変位自在に一体成形され、該支持片のケース
外側面に対面する端縁をカートリッジ受部の下方に突設
し、前記ケース本体の外側面に対して段差をつけて配備
したことにより、カートリッジの支持片が弾性変形して
もケース外側に飛び出ることなく安全にカートリッジを
保持収納でき、ケースを多数並列したときや、その他運
搬，携帯時などの取扱時に引掛かったりするトラブルも
なく取扱えるし、支持片がケース本体の底壁より立ち上
げられ、カートリッジの角部を受けるＬ字形側片と底片
とからなるカートリッジ受部を形成し、かつ支持片の周
囲に貫通した切目を備えているので、支持片は弾性的変
位はするが立ち上がり部の上部と下部で曲げモーメント
を受けることとなり、曲げ剛性を向上することができ、
支持片の強度が補強向上されるし、カートリッジの収納
時でのガタ付きがなく長期使用でも安全性の高いケース
とし、取扱い操作性を著しく簡易良好にすることができ
る。
【図１】本考案の実施例を示す蓋体を開けた展開状態の
斜視図である。
斜視図である。
【図２】図１の例のケース本体の平面図である。
【図３】図２の例の正面図である。
【図４】図２のＡ−Ａ線における拡大縦断面図で支持片
の作動状態を示し、Ａは作動前、Ｂは作動後である。
の作動状態を示し、Ａは作動前、Ｂは作動後である。
１ ケース本体 ２ 蓋体 ３ 支持片 ３1 端縁 ４ カートリッジ受部 ５ 切目 ６ ヒンジピン ７ 係合部 ７1 係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平４−3994（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−23785（ＪＰ，Ｕ) 実開 平３−15393（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B65D 85/575 B65D 85/57
Claims (1)
- 【請求項１】 カートリッジを収納しうるケース本体１
に蓋体２を開閉自在に備え、該ケース本体１に前記カー
トリッジを保持する支持片３を複数対向配備したカート
リッジ収納用ケースにおいて、前記支持片３がケース本
体１の底壁より立ち上げられ、カートリッジの角部を受
けるＬ字形側片と底片とからなるカートリッジ受部４を
形成し、かつ支持片３の周囲に貫通した切目５を備え
て、該支持片３がケース本体１に弾性的に変位自在に一
体成形され、該支持片３のケース外側面に対面する端縁
３１をカートリッジ受部４の下方に突設し、前記ケース
本体１の外側面に対して段差をつけて配備したことを特
徴とするカートリッジ収納用ケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992055950U JP2595907Y2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | カートリッジ収納用ケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992055950U JP2595907Y2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | カートリッジ収納用ケース |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0610190U JPH0610190U (ja) | 1994-02-08 |
| JP2595907Y2 true JP2595907Y2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=13013360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992055950U Expired - Lifetime JP2595907Y2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | カートリッジ収納用ケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2595907Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH066069Y2 (ja) * | 1987-07-28 | 1994-02-16 | アテネ株式会社 | フロツピ−デイスク用トレ− |
| JPH043994U (ja) * | 1990-04-26 | 1992-01-14 | ||
| JP3015393U (ja) * | 1995-03-03 | 1995-08-29 | 利喜男 横川 | 自動車のスリップ止め装置 |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP1992055950U patent/JP2595907Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0610190U (ja) | 1994-02-08 |
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| JPH0530709B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990216 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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