JP2000228904A - 苗植機の接地センサ - Google Patents

苗植機の接地センサ

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JP2000228904A
JP2000228904A JP11031616A JP3161699A JP2000228904A JP 2000228904 A JP2000228904 A JP 2000228904A JP 11031616 A JP11031616 A JP 11031616A JP 3161699 A JP3161699 A JP 3161699A JP 2000228904 A JP2000228904 A JP 2000228904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seedling
soil
sensor
planting
ground sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP11031616A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Ishida
石田  伊佐男
Eiichiro Kinoshita
木下  栄一郎
Kazuyuki Suzuki
主幸 鈴木
Shiro Katsuno
勝野  志郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 苗植機の車高制御のための接地センサによる
土壌面の高さ検出では、土壌面上の土塊や異物等の存在
による局部的な凹凸変化を検出し易く、制御のハンチン
グや苗植付深さが大きく変化することが多い。 【解決手段】 左右の車輪1間の苗植土壌面上に摺接し
て苗植装置2による苗植土壌面の高さを検出する接地セ
ンサ3の前側に、この接地センサ3の摺接面を均すブラ
シ4を設けてなる苗植機の接地センサの構成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、苗植機の接地セ
ンサに関する。接地センサは、苗植付土壌面を摺接し
て、土壌面の高さを検出しながら苗植付深さを一定に維
持するように制御するものである。野菜類の苗植機に利
用できる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】接地センサの土壌面の
摺接や、土壌面を被覆するマルチフィルム面上の摺接等
で、車高を変更して、苗植装置を昇降して苗植付深さを
一定に維持するように制御する形態では、接地センサの
土壌面の摺接状態によって苗植付深さが一定し難い。土
壌面局部的な凹凸部があると、接地センサの検出で制御
される苗植付深さも急変化して安定しない。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、左右の車輪
1間の苗植土壌面上に摺接して苗植装置2による苗植土
壌面の高さを検出する接地センサ3の前側に、この接地
センサ3の摺接面を均すブラシ4を設けてなる苗植機の
接地センサの構成とする。
【0004】
【発明の効果】車輪1の駆動で走行しながら苗植装置2
で土壌面に苗植付を行う。この土壌面上にはブラシ4が
摺接して掃き均らされる。この均された直後に接地セン
サ3が摺接して土壌面の高さを検出し、苗植装置2の高
さを一定に維持するように制御する。
【0005】このため、ブラシ4によって均らされる土
壌面には局部な土壌の塊りや異物等による凹凸部がな
く、土壌面の平均的な高さを検出することができ、正確
で安定した高さ制御及び苗植付深さを行わせることがで
きる。また、接地センサ3の前側にブラシ4を設ける構
成であるから、簡単な構成とすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】苗植機は、前部にエンジン5及び
ミッションケース6を配置し、後方にハンドル7を設け
た車体8の左右両側方に、左右一対の車輪1を設け、こ
れら車輪1の前方には補助輪9を設けて、車輪1の駆動
で走行できる。苗植装置2は、これら車輪1間の後部に
左右適宜の苗植付間隔にして一対に配置し、各々上側の
ターンテーブル10の苗カップ11から供給される苗B
を植付ホルダー12で受けて下方の土壌面Cに植付ける
ことができる。
【0007】前記左右の車輪1は、ミッションケース6
の左右両側部に張出するアクスルハウジング13と一体
の車輪伝動ケエース14の後端部に車軸15で軸装さ
れ、これらの内部の伝動機構を経て回転駆動される。各
アクスルハウジング13は、ミッションケース6に対し
て上下回動自在で、内端部のブラケット16と、ミッシ
ョンケース6に対して油圧力で伸縮される昇降用のシリ
ンダをピッチングシリンダ17として、このピッチング
シリンダ17後端の左右横方向のアーム18両端部との
間を、ピッチングロッド19,20で連結している。こ
のピッチングシリンダ17の伸縮で車輪伝動ケース14
が該アクスルハウジング13の回りに上下回動されて、
車高を変更できる構成としている。
【0008】このようなピッチングシリンダ17の伸縮
制御は、車体上方に突出のピッチングレバー21や、左
右の車輪1間で苗植装置2による苗植付位置の前側に設
けられる接地センサ3によって、油圧回路の切替弁23
の切替えで行われる。前記接地センサ3は、前部を横方
向のセンサ軸22の回りに上下回動自在に軸装されて、
ソリ板形態に構成され、左右一対の苗植装置2毎に対応
して設けられる。24は切替弁23の連動機構で、接地
センサ3と切替弁23との間を連結し、この連動機構2
4の途中にピッチングレバー21を手動操作可能に連動
している。25は苗植付深さの制御基準域を調節する植
付深調節レバーで、接地センサ3のセンサ軸22に対す
る取付角度を変更調節することによって行うことができ
る。
【0009】前記各接地センサ3の直前に車体8の一部
から取付けられて垂下するブラシ4が、土壌面Cを掃き
均すように摺接させて設けられる。又、接地センサ3の
摺接幅よりも若干広い幅に形成される。このブラシ4
は、単な毛ブラシ形態でもよく、ゴム板形態とするもよ
い。前記接地センサ3が土壌面Cや、マルチフィルムで
被覆されたフィルム上面を摺接して、土壌面の高さを検
出するときは、この前面がブラシ4によって掃き均らさ
れているために、土塊や異物が除去されて局部的な凹凸
部が少くなり、接地センサ3の摺接による検出を正確に
安定して行われる。
【0010】前記マルチフィルムで被覆された土壌面に
苗植を行う形態では、このマルチフィルムの上面に載せ
られている土壌やわら屑の如き異物等をブラシ4で掃き
除くもので、接地センサ3はマルチフィルム上面に摺接
しうる。前記左右一対のピッチングロッド19,20の
うち左側のピッチングロッド19には、ローリングシリ
ンダ26を有し、このローリングシリンダ26を車体8
の左右方向の傾斜を検出するローリングセンサによっ
て、油圧回路の切替弁を切替えることにより伸縮制御
し、車体8のローリング制御をして、左右の苗植装置2
の苗植付深さを一定に維持するように制御する。
【0011】前記苗植装置2は、前後2連の各ダブルク
ランク機構からなる前部リンクアーム27と後部リンク
アーム28との先端部間に、カラスロのように開閉軸2
9の回りに回動して前後に開閉する植付ホルダー12を
連結して、これらの前部リンクアーム27と後部リンク
アーム28との昇降駆動で、植付ホルダー12を平行姿
勢に維持して楕円形状の植付軌跡線Aに昇降させる。
【0012】前記植付ホルダー12は、常時はばね力で
閉鎖状態にあって、上死点部ではターンテーブル10の
一部の苗カップ11から落下される苗を受けることがで
き、この苗Bを受けた状態で下降して、直接又はマルチ
フィルム上面から土壌面Cに突き刺して植付穴Dを形成
する。この下死点部で苗カップ11がカムの作動で開閉
軸29の回りに前後に開いて上昇しながら、苗Bを植付
穴D内に残して植付姿勢とする。30は苗植装置2やタ
ーンテーブル10等を連動する伝動機構を有した苗植伝
動ケースである。
【0013】前記ターンテーブル10は、各苗植装置2
の上側に配置されて、円盤状の中心の上下方向のテーブ
ル軸31の回りに間欠的に回動される。ターンテーブル
10上外周部には、苗を苗床のまま収容する苗カップ1
1を一定間に載置し、この各苗カップ11が前記植付ホ
ルダー12の直上の苗落口32に位置されると、この苗
カップ11の底蓋が開かれて、苗カップ11内の苗を下
側で待つ植付ホルダー12内に落下供給する。
【0014】このような植付ホルダー12の昇降作動
と、ターンテーブル10の各苗カップ11毎の間欠的回
動とは、苗植伝動ケース30内の伝動機構によって一定
のタイミングのもとに関連連動される。又、ターンテー
ブル10の前側には補給用の補助苗載台33が設けら
れ、作業者が苗植機を運転して苗植を行いながら、この
補助苗載台33の苗を、ターンテーブル10上の空にな
った苗カップ11内に順次補給する。
【0015】39は培土輪で、各苗植装置2の後側部に
おいて左右一対に設けられ、前記植付ホルダー12で植
付けられた苗Bの両側に土壌を押寄せるようにして植付
穴Dを埋めて苗Bの植付姿勢を安定させるものである。
なお、図例では、苗植装置2を車体8の左側に偏位させ
た2条植形態として、同じ畝土壌面C上を往行程Eと複
行程Fとで苗植して4条植付を行うようにしている。
【0016】図3において、上例と異なる点は、前記接
地センサ3を、ソリ板形態に代えて中空部33を形成し
た合成樹脂製のフロート形態に構成したものである。フ
ロート接地センサ3の上面34に土壌や異物等のすくい
上げられるのを防止できる。35は接地センサ3の取付
ブラケットである。この底面36の中央部には前後方向
に沿ってV字状断面のキール条37を形成している。こ
のキール条37を畝土壌面Cに切込ませて推進させるこ
とによって、接地センサ3の摺動を安定させる。
【0017】なお、接地センサ3の上面3に土壌等を掬
い上げないようにするために、前端部を仮線で示すよう
にソリ上げ部38を高く形成するもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗植機の側面図と、その一部の拡大斜視図。
【図2】その一部の平面図と、苗植状態を示す土壌面部
の背面図。
【図3】一部別実施例を示す接地センサの斜視図と、そ
の正断面図。
【符号の説明】
1 車輪 2 苗植装置 3 接地センサ 4 ブラシ
フロントページの続き (72)発明者 勝野 志郎 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 2B060 AA08 AE03 CA12 CB05 CC05 DA04 DA05 DA07 EA06

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右の車輪1間の苗植土壌面上に摺接して
    苗植装置2による苗植土壌面の高さを検出する接地セン
    サ3の前側に、この接地センサ3の摺接面を均すブラシ
    4を設けてなる苗植機の接地センサ。
JP11031616A 1999-02-09 1999-02-09 苗植機の接地センサ Pending JP2000228904A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11031616A JP2000228904A (ja) 1999-02-09 1999-02-09 苗植機の接地センサ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009240265A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Sasaki Corporation ニンニク等の球根植え付け機
JP2013034426A (ja) * 2011-08-08 2013-02-21 Iseki & Co Ltd 移植機
JP2020202800A (ja) * 2019-06-18 2020-12-24 株式会社クボタ 移植機

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