JP2000228805A - ガス絶縁開閉装置の母線接続装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置の母線接続装置

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JP2000228805A
JP2000228805A JP11030371A JP3037199A JP2000228805A JP 2000228805 A JP2000228805 A JP 2000228805A JP 11030371 A JP11030371 A JP 11030371A JP 3037199 A JP3037199 A JP 3037199A JP 2000228805 A JP2000228805 A JP 2000228805A
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JP
Japan
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bus
unit
connection
flange
units
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JP11030371A
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English (en)
Inventor
Shinichi Hasegawa
伸一 長谷川
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続される両ユニットの母線の高さなどが異
なる場合に、両ユニットの間隔をより縮小化する。 【解決手段】 フランジ28,28′の位置がずれた両
側のユニット1,1′を接続するガス絶縁開閉装置の母
線接続装置において、ベローズ22の両端部にそれぞれ
接続された接続板23,23′と、一方の接続板23に
透設された,一方のユニット1のフランジ28の内側形
状とほぼ同形状の接続口26と、他方の接続板23′に
接続口26に対しずれた位置に透設された,他方のユニ
ット1′のフランジ28′の内側形状とほぼ同形状の接
続口26′とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】 【発明の属する技術分野】
【0001】本発明は、変電所等において、接続される
両ユニットのフランジの高さなどが異なる場合に適した
ガス絶縁開閉装置の母線接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の変電所におけるガス絶縁開閉装置
を、図5ないし図9を参照して説明する。1は複数個の
旧型の既設ユニットであり、基礎2上に間隔Lで左右方
向に並設されている。3はユニット1のベース4に設置
された操作器箱、5は操作器箱3に搭載された遮断器容
器であり、内部に遮断器,接地開閉器などが収納されて
いる。6は遮断器容器5の後部に接続された線路容器で
あり、内部に断路器,接地開閉器,ケーブルヘッドなど
が収納されている。7は線路容器6の支持架台であり、
内部にケーブル8が立ち上げられている。9,10は遮
断器容器5の前部に接続された上母線管路及び下母線管
路で、これらで複母線を構成している。
【0003】そして、既設ユニット1及び各部に′を付
し、増設される新型の増設ユニット1′を示す。この複
数個の増設ユニット1′は既設ユニット1に比し、ベー
ス4′,操作器箱3′,遮断器容器5′など殆ど全てが
小型であり、既設ユニット1のベース4の下面から下母
線管路10の中心までの長さA及び下母線管路10の中
心と上母線管路9の中心との長さBに比し、増設ユニッ
ト1′のそれらの長さA′,B′が短く、即ちA>
A′、B>B′になっている。
【0004】そして、増設ユニット1′の基礎は、既に
既設の基礎2に合わせて施行されており、既設ユニット
1の下,上母線管路10,9の高さA,A+Bと、増設
ユニット1′の下,上母線管路10′,9′の高さ
A′,A′+B′が異なるため、増設ユニット1′にか
さ上げ架台11を使用し、既設ユニット1に間隔Lをあ
けて基礎2上にかさ上げ架台11を設置し、その架台1
1に増設ユニット1′を搭載し、増設ユニット1′の下
母線管路10′の中心位置を、既設ユニット1の下母線
管路10の中心位置に合わせ、両下母線管路10,1
0′の母線の高さを合わせ、両下母線管路10,10′
間に短寸の水平管路12を設け、両下母線管路10,1
0′の母線を接続している。
【0005】さらに、既設ユニット1の上,下母線管路
9,10間の長さBに対し、増設ユニット1′の上,下
母線管路9′,10′間の長さB′が小さいため、両上
母線管路9,9′間に傾斜型の変換管路13を設け、両
上母線管路9,9′の母線を接続している。
【0006】図9はその変換管路13の詳細を示し、傾
斜した固定管14と伸縮管15とからなり、両端が両上
母線管路9,9′の絶縁スペーサ16に接続され、チュ
ーリップ型接触子17を備えた母線18が内装され、両
ユニット1,1′の母線を接続している。
【0007】また図10は、傾斜型の変換管路13に対
し、十字管19と伸縮管20からなる十字型の変換管路
21を両上母線管路9,9′間に設けている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記母線接続装
置の場合、変換管路13が固定管14と伸縮管15とか
らなり、十字型の変換管路21も十字管19と伸縮管2
0とからなるため、両ユニット1,1′の間隔を縮小す
るのに構造設計上制約があり、さらなる縮小化が困難で
あるという問題点がある。
【0009】本発明は、前記の点に留意し、接続される
両ユニットの母線即ちフランジの高さなどが異なる場合
に、両ユニットの間隔をより縮小化することができるガ
ス絶縁開閉装置の母線接続装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のガス絶縁開閉装置の母線接続装置は、ベロ
ーズの両端部にそれぞれ接続された接続板と、一方の前
記接続板に透設された,一方のユニットのフランジの内
側形状とほぼ同形状の接続口と、他方の前記接続板に前
記接続口に対しずれた位置に透設された,他方のユニッ
トのフランジの内側形状とほぼ同形状の接続口とを備え
たものである。
【0011】前記のように構成された本発明のガス絶縁
開閉装置の母線接続装置は、ベローズの両端部に接続さ
れた接続板に、一方の接続板には、一方のユニットのフ
ランジの内側形状とほぼ同形状の接続口を透設し、他方
の接続板には、前記接続口に対しずれた位置に、他方の
ユニットのフランジの内側形状とほぼ同形状の接続口を
透設しているため、接続される両ユニットのフランジを
それぞれ両接続板に直接接続することが可能となり、両
ユニットのフランジ,即ち母線の高さなどのずれを吸収
でき、従来に比し両ユニットの間隔をより縮小化するこ
とができ、かつ、構造が簡単で安価にすることができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の母線接続装置の実施の1
形態を図1を参照して説明する。22はベローズ、2
3,23′はベローズ22の両端部に直接接続された円
板状の接続板、24,24′は4個の接続片であり、接
続板23,23′の周縁に等間隔に突出して形成されて
いる。25,25′は接続片24,24′に透設された
挿通孔であり、左右の挿通孔25,25′にタイロッド
(図示せず)が挿通され、タイロッドの両端部がそれぞ
れ接続板23,23′の両側のナットにより緊締され
る。
【0013】26,26′はそれぞれ接続板23,2
3′に透設された接続口であり、一方の接続口26の中
心位置は、その接続板23の中心に対し上方へずれ、他
方の接続口26′の中心位置は、その接続板23′の中
心に対し下方へずれ、両接続口26,26′は接続され
るユニットのフランジの内側形状とほぼ同形状であり、
接続口26,26′の周縁部の接続板23,23′には
複数個のタップ穴27,27′が形成されている。
【0014】つぎに、前記母線接続装置により両ユニッ
トを接続した形態を、図2ないし図4を参照して説明す
る。図2において、図8と同一符号は同一もしくは相当
するものを示し、複母線の両ユニット1,1′の両上母
線管路9,9′間に、本発明の母線接続装置が適用され
ている。
【0015】そして、一方の接続板23の接続口26
は、一方のユニット1のフランジ28の内側形状とほぼ
同形状であり、接続板23が絶縁スペーサ29を介して
フランジ28に接続され、他方の接続板23′の接続口
26′は、他方のユニット1′のフランジ28′の内側
形状とほぼ同形状で、一方の接続口26とはずれた位
置、即ち他方のユニット1′のフランジ28′に適合し
た位置に透設され、他方の接続板23′が絶縁スペーサ
29′を介して他方のユニット1′のフランジ28′に
接続されている。
【0016】ここで、ベローズ22の内径は、両フラン
ジ28,28′の開口を包含する大きさであり、両接続
板23,23′の外径はベローズ22の外径より大き
く、かつ、両フランジ28,28′の外径を包含する大
きさである。
【0017】そして、図4に示すように、絶縁スペーサ
29′と接続板23′及びフランジ28′との接続面に
はOリング30′が設けられ、フランジ28′及び絶縁
スペーサ29′を貫通したボルト31′が、接続板2
3′のタップ穴27′に螺合し、フランジ28′に接続
板23′を絶縁スペーサ29′を介して接続している。
ボルト31′の代わりにスタッドを用いてもよい。な
お、32,32′は絶縁スペーサ29,29′に透設さ
れた母線の貫通孔である。
【0018】また、この母線接続装置を着脱するに際
し、ベローズ22の山数を増やせば伸縮量を増やすこと
ができ、ベローズ22を縮めて150mm程度の隙間を
設けるようにすることにより、内部の母線を着脱するこ
とができる。
【0019】なお、前記説明は、両ユニット1,1′の
フランジ28,28′の位置が上下に高さがずれた場合
であるが、左右,斜め等にずれた場合にも、本発明が適
用されるのは勿論である。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。ベ
ローズ22の両端部に接続された接続板23,23′
に、一方の接続板23には、一方のユニット1のフラン
ジ28の内側形状とほぼ同形状の接続口26を透設し、
他方の接続板23′には、前記接続口26に対しずれた
位置に、他方のユニット1′のフランジ28′の内側形
状とほぼ同形状の接続口26′を透設しているため、接
続される両ユニット1,1′のフランジ28,28′を
それぞれ両接続板23,23′に直接接続することが可
能となり、両ユニット1,1′のフランジ28,2
8′,即ち母線の高さなどのずれを吸収でき、従来に比
し両ユニット1,1′の間隔をより縮小化することがで
き、かつ、構造が簡単で安価にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A,B,Cは本発明の実施の1形態の切断正面
図,左側面図,右側面図である。
【図2】図1を適用したガス絶縁開閉装置の一部の正面
図である。
【図3】図2の一部の拡大断面図である。
【図4】図3の一部の拡大図である。
【図5】従来のガス絶縁開閉装置の正面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】A,Bは図5の左側面図,右側面図である。
【図8】図5の一部の拡大図である。
【図9】図8の一部の拡大断面図である。
【図10】他の従来例の一部の正面図である。
【符号の説明】
1,1′ ユニット 22 ベローズ 23,23′ 接続板 26,26′ 接続口 28,28′ フランジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジの位置がずれた両側のユニット
    を接続するガス絶縁開閉装置の母線接続装置において、 ベローズの両端部にそれぞれ接続された接続板と、 一方の前記接続板に透設された,一方のユニットのフラ
    ンジの内側形状とほぼ同形状の接続口と、 他方の前記接続板に前記接続口に対しずれた位置に透設
    された,他方のユニットのフランジの内側形状とほぼ同
    形状の接続口とを備えたことを特徴とするガス絶縁開閉
    装置の母線接続装置。
JP11030371A 1999-02-08 1999-02-08 ガス絶縁開閉装置の母線接続装置 Pending JP2000228805A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159210A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Japan Ae Power Systems Corp ガス絶縁装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007159210A (ja) * 2005-12-02 2007-06-21 Japan Ae Power Systems Corp ガス絶縁装置

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