JPH08265926A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH08265926A
JPH08265926A JP7067685A JP6768595A JPH08265926A JP H08265926 A JPH08265926 A JP H08265926A JP 7067685 A JP7067685 A JP 7067685A JP 6768595 A JP6768595 A JP 6768595A JP H08265926 A JPH08265926 A JP H08265926A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit breaker
busbar
bus
disconnector
insulated switchgear
Prior art date
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Pending
Application number
JP7067685A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Kunii
雄二 国井
Yasutaka Shimizu
康隆 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH08265926A publication Critical patent/JPH08265926A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】主母線長さを短縮し、設置スペースの縮小化を
図ると共に、経済性を向上させたガス絶縁開閉装置を提
供すること。 【構成】二つの母線断路器と直線形の遮断器を主母線に
対して直角方向でかつ同一直線上に配置し、母線断路器
と遮断器を連結する接続母線の一方は遮断器及び母線断
路器と同一軸線上、その他方は遮断器の真上を通るよう
に配置すると共に、遮断器上部の接続母線の接続に直線
形の圧力均衡形ベローズを用いている。したがって、主
母線部の長さを縮小化でき、かつ上部接続母線の高さを
低くできるので、全体の母線長を短縮できるため、ガス
絶縁開閉装置全体を小形化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス絶縁開閉装置に係
り、特にUHV等の基幹系統に用いられるガス絶縁開閉
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、UHV送電は、長距離大
容量送電,基幹外輪系統等の大電力送電に伴う系統安定
度,系統短絡電流の増大等の技術的諸課題を解決すると
共に、送電線ルート数の削減,送電ロスの低減等が図れ
る効果的な送電方式として、我国を初め世界各国で開
発,実用化が進められてきた。
【0003】このような基幹系統を構成するガス絶縁開
閉装置において、電力系統の安定度を向上させるため二
重母線方式が採用されており、系統における広範囲な事
故を防ぐため母線連結回線を設けている。
【0004】従来の母線連結回線の配置構成を図7及び
図8を参照して説明する。図に示すように、第1の主母
線2と第2の主母線3は単相形で互いに平行に配置され
ており、回線引き出し部である第1の母線断路器4と第
2の母線断路器5は各相とも同一機器を使用し、千鳥状
に配置されている。
【0005】また主母線2及び主母線3に対して直角方
向に配置されたL形遮断器6の一方の口出しは、L形遮
断器6と同一軸線上で、計器用変流器7,接続母線8,
ベローズ12を介して第2の母線遮断器5に接続されて
いる。これに対して遮断器6の他方の口出しは、接続母
線9の長さを短くするためL形遮断器6の軸に対して直
角方向に引き出され、着脱母線13,計器用変流器7,
接続母線9,ベローズ12を介して第1の母線断路器4
と接続されている。つまり、遮断器6から引き出された
接続母線8,9は、共に遮断器6と第1の母線断路器4
と第2の母線断路器5の口出しと同一高さの平面上に配
置されている。
【0006】このような構成とするため、母線連絡回線
で使用する遮断器6は、送電線回線14及び変圧器回線
15で使用する直線形遮断器1とは異なった構造のもの
が用いられている。
【0007】また、UHV送電のような大容量系統とな
ると、機器が大形化し、接続母線8,9が長くなるた
め、通電及び周囲温度の変化による熱伸縮を吸収するこ
とが必要となる。そのため、ベローズ12は、組立て,
分解時の作業用及び寸法調整用であると共に熱伸縮吸収
機能を備えたものが使用されている。
【0008】ところで、熱伸縮を吸収するために、ベロ
ーズ12のスタッドをフリーにすると、タンク径に比例
したガス圧力による推力が接続母線軸方向に発生する。
そのため、UHV送電のように機器が大形化してくる
と、ガス圧力の推力を支持するために、遮断器6,第1
の母線断路器4,第2の母線断路器5,接続母線13の
基礎及び架台を強固なものとする必要があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来形の母線連絡回線の配置構成では、次のよう
な問題があった。すなわち、母線断路器が千鳥配置とな
るため、母線連絡回線部の主母線が長くなることから設
置スペースが大きくなり、ガス絶縁開閉装置全体の大形
化を招いていた。また、熱伸縮吸収機能を持ったベロー
ズが遮断器の両口出しに必要となり、さらに、ガス圧力
により推力を支持するために基礎及び架台を強固にする
必要があり、そのため経済性を悪化させるという問題が
あった。
【0010】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、その目的は主母線長さを短縮し、設置スペ
ースの縮小化を図ると共に、経済性を向上させたガス絶
縁開閉装置を提供することにある。また、本発明の他の
目的は、現地における組立て作業性の改善により高品質
なガス絶縁開閉装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、二つの母線断路器と直線形の
遮断器を主母線に対して直角方向でかつ同一直線上に配
置し、前記母線断路器と前記遮断器を連結する接続母線
の一方は前記遮断器及び母線断路器と同一軸線上、その
他方は前記遮断器の真上を通るように配置すると共に、
前記遮断器上部の接続母線の接続に直線形の圧力均衡形
ベローズを用いたことを特徴とする。
【0012】本発明の請求項2は、請求項1記載のガス
絶縁開閉装置において、前記圧力均衡形ベローズのフラ
ンジと前記遮断器のフランジが同一平面上となるように
配置すると共に、前記遮断器上部の接続母線を当該遮断
器と一体の組立ユニットとしたことを特徴とするガス。
【0013】本発明の請求項3は、請求項1記載のガス
絶縁開閉装置において、前記圧力均衡形ベローズとして
T形圧力均衡形ベローズを用い、前記T形圧力均衡形ベ
ローズを前記遮断器上部の接続母線の母線断路器側端部
に配置し、前記遮断器上部の接続母線を当該遮断器で支
持したことを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明によると、二つの母線断路器と遮断器が
同一軸上に配置されるため、母線連絡回線部の主母線長
さを従来と比較して短縮することができる。また、主母
線と遮断器との距離を最短としているので、下側の接続
母線は熱伸縮を考慮する必要がなく、さらに上部の接続
母線のみ外せば遮断器の引き出しが可能であるので、着
脱母線及びベローズを削減することができる。
【0015】また、上部接続母線には、熱伸縮吸収用,
組立て分解用,寸法調整用を兼ねた圧力均衡形ベローズ
を配置しているので、ガス圧力により発生する推力を軽
減できるため、基礎及び架台類を簡素なものとすること
ができる。
【0016】さらに、上部接続母線のベローズフランジ
面が、遮断器側の母線断路器のフランジ面と上下同一平
面上となるように構成し、遮断器と遮断器の上部接続母
線を一体のユニットすることにより、上下接続母線を同
時にドッキングすることが可能となり、現地組立て作業
効率及び品質を向上することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の平面図、図2はその側面
図、図3は本実施例の単線結線図である。
【0018】図に示すように、第1の母線断路器4,第
2の母線断路器5,直線形の遮断器1は、第1の主母線
2及び第2の主母線3に対して直角方向でかつ同一直線
方向に配置されている。遮断器1の一方の口出しは、計
器用変圧器7を介して直接第1の母線断路器4と接続さ
れており、遮断器1の他方の口出しは、計器用変圧器7
を介して水平方向に引き出された後、接続母線16aに
より上方へ立ち上げられ、遮断器1の真上に配置された
接続母線16b、圧力均衡形ベローズ10を介して接続
母線17に接続され、第2の母線断路器5の手前で接続
母線17より再び第2の母線断路器5の口出し高さまで
下されて水平に接続されている。
【0019】このように、送電線回線14や変圧器回線
15と同一形状の遮断器1と、第1の母線断路器4,第
2の母線断路器5を同一軸上に配置することにより、母
線連絡回線部の主母線長さを従来に比べ約1/2に短縮
できる。
【0020】上記圧力均衡形ベローズ10は、フランジ
の外径が接続母線16b及び接続母線17のフランジ外
径よりも大きく、第1の母線断路器4及び第2の母線断
路器5や遮断器1との干渉を避けるため、第1の母線断
路器4と遮断器1の間に配置し、上部接続母線16b及
び接続母線17の高さLを低くして母線長を短縮すると
共に、耐震性能を向上させることができる。また18は
接続母線、19は母線連絡回線、20は避雷器であるま
た、本実施例のように、圧力均衡形ベローズ10を接続
母線16bと接続母線17の間に配置することにより、
接続母線16b及び接続母線17の熱伸縮は、バランス
良く分配されるため、接続母線16b及び接続母線17
の移動量が小さくでき、母線とフランジの接合面や内部
導体の接続部に発生する荷重を押さえることができる。
【0021】さらに、圧力均衡形ベローズ10の採用に
より、ガス圧力により発生する推力及び熱伸縮により接
続母線16b及び接続母線17に発生する荷重を低減す
ることができる。接続母線16a及び接続母線16bを
水平方向に引き外すだけで遮断器1の引き出しが可能で
あるため、従来必要とされた着脱母線13(図7参照)
を不要とすることができる。
【0022】図4は本発明の他の実施例の側面図であ
る。同図に示すように、本実施例では上記図1の実施例
における圧力均衡形ベローズ10を、そのフランジ面が
遮断器1の母線断路器4側のフランジ面と同一平面上に
なるように配置し、計器用変圧器7,遮断器1,接続母
線16bを一体の組立ユニットして輸送できるように構
成したものである。
【0023】このように構成すると、図5に示すよう
に、ガス絶縁開閉装置を組立ユニットとして輸送でき
る。すなわち、接続母線16a部分と、計器用変圧器
7,遮断器1,接続母線16b部分の組立ユニットとし
て輸送できる。したがって、現地では輸送した組立ユニ
ットを接合して組立てできるので、現地での組立て作業
を削減でき、また、上下2ヶ所のドッキングが同時に行
えると共に、芯出し寸法調整を行うことができる。
【0024】図6は本発明のさらに他の実施例の側面図
である。同図に示すように、本実施例では、上部接続母
線の端部にT形の圧力均衡形ベローズ11を配置した点
が図1の実施例と異なる。このような構成にすると、ベ
ローズ11のフランジ径が接続母線16bのフランジ径
と同じ大きさとなるため、接続母線16bの高さLを上
記実施例よりも低くすることができるため、母線長の短
縮,耐震性能の向上を図ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
母線連絡回線を構成する機器を全て同一軸上に配置する
ため、主母線部の長さを縮小化できると共に、上部接続
母線の中央付近に圧力均衡形ベローズを配置するか、ま
たは端部にL形の圧力均衡形ベローズを配置することに
より、上部接続母線の高さを低くでき、全体の母線長を
短縮できるため、ガス絶縁開閉装置全体を小形化するこ
とができ、また耐震性能の向上を図ることができる。
【0026】また、本発明によると、従来のような組
立,分解用の着脱装置,ベローズが不要となると共に、
圧力均衡形ベローズの適用によりガス圧力による推力を
押さえ、基礎や架台類を簡素しているため、建設を含め
た設備全体のコストを低減することができる。
【0027】さらに、本発明によると、遮断器と上部接
続母線を一体ユニットとして輸送,組立が可能となり、
また上下同一平面上のドッキングが同時に行うことがで
き、作業効率の向上及び品質向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス絶縁開閉装置の一実施例の平面
図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1の単線結線図。
【図4】本発明のガス絶縁開閉装置の他の実施例の側面
図。
【図5】図4のガス絶縁開閉装置の組立ユニットを説明
するための側面図。
【図6】本発明のガス絶縁開閉装置のさらに他の実施例
の側面図。
【図7】従来のガス絶縁開閉装置の平面図。
【図8】図7の側面図。
【符号の説明】
1…直線形遮断器、2…第1の主母線、3…第2の主母
線、4…第1の母線断路器、5…第2の母線断路器、6
…L形遮断器、7…計器用変流器、8…接続母線、9…
接続母線、10…圧力均衡形ベローズ、11…L形圧力
均衡形ベローズ、12…ベローズ、13…接続母線、1
4…送電線回線、15…変圧器回線、16a…接続母
線、16b…接続母線、17…接続母線、18…接続母
線、19…母線連絡回線、20…避雷器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの母線断路器と直線形の遮断器を主
    母線に対して直角方向でかつ同一直線上に配置し、前記
    母線断路器と前記遮断器を連結する接続母線の一方は前
    記遮断器及び母線断路器と同一軸線上、その他方は前記
    遮断器の真上を通るように配置すると共に、前記遮断器
    上部の接続母線の接続に直線形の圧力均衡形ベローズを
    用いたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のガス絶縁開閉装置におい
    て、前記圧力均衡形ベローズのフランジと前記遮断器の
    フランジが同一平面上となるように配置すると共に、前
    記遮断器上部の接続母線を当該遮断器と一体の組立ユニ
    ットとしたことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のガス絶縁開閉装置におい
    て、前記圧力均衡形ベローズとしてT形圧力均衡形ベロ
    ーズを用い、前記T形圧力均衡形ベローズを前記遮断器
    上部の接続母線の母線断路器側端部に配置し、前記遮断
    器上部の接続母線を当該遮断器で支持したことを特徴と
    するガス絶縁開閉装置。
JP7067685A 1995-03-27 1995-03-27 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH08265926A (ja)

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JP7067685A JPH08265926A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 ガス絶縁開閉装置

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JP7067685A JPH08265926A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 ガス絶縁開閉装置

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JPH08265926A true JPH08265926A (ja) 1996-10-11

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ID=13352102

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JP7067685A Pending JPH08265926A (ja) 1995-03-27 1995-03-27 ガス絶縁開閉装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6134101A (en) * 1998-02-06 2000-10-17 Asea Brown Boveri Ag Gas-insulated, metal-enclosed switchgear assembly
KR100869006B1 (ko) * 2006-03-27 2008-11-17 가부시끼가이샤 도시바 가스 절연 개폐 장치

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