JPH0413924B2 - - Google Patents

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JPH0413924B2
JPH0413924B2 JP6257086A JP6257086A JPH0413924B2 JP H0413924 B2 JPH0413924 B2 JP H0413924B2 JP 6257086 A JP6257086 A JP 6257086A JP 6257086 A JP6257086 A JP 6257086A JP H0413924 B2 JPH0413924 B2 JP H0413924B2
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JP
Japan
Prior art keywords
disconnector
bus bar
busbar
division
circuit breaker
Prior art date
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Expired
Application number
JP6257086A
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English (en)
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JPS62221807A (ja
Inventor
Isamu Ishizaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62221807A publication Critical patent/JPS62221807A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は変電所における受電方式に係り、特
に、少なくとも2つの回線路とそれ以上のバンク
とを備えた受電方式に関するものである。
(従来の技術) 従来、例えば第7図に示すように、2つの回線
路1,2と、3つのバンク3,4,5とを備えた
変電所の受電方式においては、各バンク3〜5が
上母線6を介して回線路1,2にそれぞれ接続さ
れ、各回線路1,2には線路用断路器7、接地装
置8及び遮断器9がそれぞれ接続されるととも
に、各バンク3〜5には遮断器10及び変圧器1
1がそれぞれ接続されていた。
ところが、この受電方式では、変電所構内にて
母線事故が発生すると、復旧のためには変電所を
全停状態にする必要があり、電力供給に支障を来
たすことになる。そのために、電力の供給重要度
の高い変電所においては、第7図に鎖線で示すよ
うに、各バンク3〜5の接続端部間において上母
線6上に母線区分用断路器12をそれぞれ接続し
た受電方式も従来から採用されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、この従来の受電方式においては、母
線区分用断路器12を据付けるために特別のスペ
ースを必要とするため、既設の変電所にその断路
器12を付設することは極めて困難であるという
問題があつた。又、新設の変電所において母線区
分用断路器12を備えた場合においても、上部母
線6の保守点検に際して、母線区分用断路器12
及び線路用断路器7による停電切換を3回実施す
る必要があり操作が面倒であるとともに点検時間
が長くなる問題があつた。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) この発明は、前記のような問題点に着目してな
されたものであつて、2つの回線路に対し、それ
ぞれ電源側から需要側に向かつて、線路用断路
器、遮断器、母線区分用断路器、遮断器、変圧器
及びバンクを同一ライン上にその順で配置し、両
遮断器間に延びる接続電線を母線区分用断路器に
て支持するとともに、その上方にほぼ直交する方
向へ架設された上母線と前記接続電線とを母線区
分用断路器を介して開閉路可能に接続し、さら
に、前記上母線の途中に電源側から需要側に向か
つて、遮断器、変圧器及びバンクを接続してい
る。
(作用) 従つて、この発明の受電方式によれば、母線区
分用断路器のための特別の据付けスペースを必要
とせず、新設の変電所においては勿論のこと、既
設の変電所においても容易に実施することがで
き、しかも、上母線の保守点検に際しては、その
上母線両端の母線区分用断路器を開路させて、1
バンク1回の停電のみで容易に点検を行うことが
できる。
(実施例) 以下、この発明を具体化した受電方式の第1実
施例を、第1図〜第3図に従つて詳細に説明す
る。
さて、この実施例では変電所に複数の鉄塔13
a〜13hが立設され、それらの上端間には複数
のビーム14a〜14gが架設されるとともに、
その上部には架空地線15が張設されている。ビ
ーム14b,14fには三相よりなる2つの回線
器1,2が耐貼碍子16を介して張設されてい
る。
前記三相の各回線路1,2にそれぞれ対応し
て、ビーム14b,14fの下方には露出型の線
路用断路器7、線路側遮断器9及びバンク側遮断
器10が架台17〜19を介して配置され、各回
線路1,2に対し引込電線20及び接続電線21
を介して接続されている。又、前記両バンク側遮
断器10間には今1つのバンク側遮断器10が架
台19を介して配置されている。そして、各バン
ク側遮断器10からは三相よりなる3つのバンク
3〜5がそれぞれ延出され、第2図に示すように
変圧器11に接続されている。
前記回線路1,2及びバンク3〜5の延長方向
と直交する方向に延びるように、対向する各一対
のビーム14a,14c間、14c,14e間、
14e,14g間には、三相の上母線6が耐張碍
子22を介して張設され、ビーム14c,14e
の下方において接続線23により各相ごとに接続
されている。中央のバンク側遮断器10に対応し
て、上母線6の下方には母線支持碍子24が架台
25を介して配置され、バンク側遮断器10から
延長された接続電線26を支持して接続線26a
を介し上母線6に接続されている。
前記両回路線1,2に対応して、各一対の遮断
器9,10間には密閉型の母線区分用断路器12
が架台27を介して配置され、その上下中間部に
は両遮断器9,10間に延びる接続電線21が接
続支持されるとともに、上端には前記上母線6に
接続するための接続線28が延出されている。そ
して、この実施例では、線路用断路器7、線路側
遮断器9、母線区分用断路器12、バンク側遮断
器10及び変圧器11が、電源側から需要側に向
かつてその順で同一ライン上に位置するように配
列されている。
次に、前記密閉型の母線区分用断路器12の構
成の詳細を第3図に従つて説明すると、断路器1
2のケース31は架台27上に載置され、その内
部には操作軸32が回動可能に支持されている。
その操作軸32には切換レバー33が基端にて固
着され、操作軸32の回動に伴に切換レバー33
が第3図に鎖線及び実線で示す所定間隔をおいた
入・切の二位置C,Oに切換配置されるようにな
つている。
前記ケース31の上面には絶縁支持体としての
下部碍管34が取付フランジ35を介して立設固
定され、その上端面には下部端子板36が取付フ
ランジ37を介して取着されている。その下部端
子板36の上面には絶縁支持体としての上部碍管
38が取付フランジ39を介して立設固定され、
その上端面には上部端子板40が取付フランジ4
1を介して取着されている。そして、前記下部端
子板36には両遮断器9,10間の接続電線21
が接続されるとともに、上部端子板40には上母
線6に延びる接続線28が接続されている。
前記上部碍管38内の中心において下部端子板
36の上面にはリング状の下部接触子42が立設
固定されている。又、その下部接触子42と所定
間隔をおいて対向するように、上部端子板40の
下面にはリング状の上部接触子43が導管44を
介して垂下固定されている。前記ケース31の上
面中央には絶縁ロツド45が上下動可能に貫通支
持され、その下端には前記切換レバー33の先端
がピン46により長孔47を介して連結されて
る。絶縁ロツド45の上端には可動接触体48が
ピン49により固定され、常に下部接触子42に
嵌合して接触状態に保持されている。そして、前
記切換レバー33の切換回動に伴い絶縁ロツド4
5を介してこの可動接触体48が上下動され、上
部接触子43に対して接触離脱されるようになつ
ている。
そして、各架台27上に載置された三相分の断
路器12の操作軸32は連結ロツド等を介して互
いに連結され、図示しない操作装置により一体的
に回動されるようになつている。従つて、操作軸
32の回動に伴い、切換レバー33が第3図に鎖
線で示す入位置Cに切換回動されたときには、可
動接触体48がその上端において上部接触子43
に挟入接触して、三相分の電路が一括して閉路状
態になる。又、切換レバー33が同図に実線で示
す切位置Oに切換回動されたときには、可動接触
体48が上部接触子43から離脱して、三相分の
電路が一括して開路状態になる。
以上のようにこの実施例においては、母線区分
用断路器12が線路用断路器7、遮断器9,10
及び変圧器11と同一ライン上に配置され、両遮
断器9,10間の接続電線21が母線区分用断路
器12に支持されるとともに、上母線6と接続電
線21とが母線区分用断路器12を介して開閉路
可能に接続されているため、母線区分用断路器1
2のための特別の据付けスペースを必要とせず、
新設の変電所においては勿論のこと、既設の変電
所においても、この受電方式を容易に実施するこ
とができる。又、この実施例の受電方式を実施し
た変電所において、上母線6の保守点検を行う際
には、その両端の母線区分用断路器12を開路さ
せることにより、1バツク1回の停電のみで点検
作業を容易に行うことができる。
(別の実施例) 次に、この発明の別の実施例を第4図〜第6図
に従つて説明する。
まず、第4図に示す第2実施例においては、前
記第1実施例における鉄塔13d,13f及びビ
ーム14c,14d,14eが省略され、三相の
上母線6が両端のビーム14a,14g間に耐張
碍子22を介して連続状態で張設されている。従
つて、この第2実施例においては、前記第1実施
例と同様に母線区分用断路器12のための特別の
据付けスペースを必要とせず容易に実施できると
ともに、両母線区分用断路器12の開路により上
母線6の保守点検を容易に行うことができる他
に、鉄塔13、ビーム14及び耐張碍子22の使
用数が少なくなるとともに、上母線6用の接続線
23が不要になつて、第1実施例よりも構造を簡
略化することができる。
次に、第5図に示す第3実施例について説明す
ると、この第3実施例においては、前記第2実施
例と同様の鉄塔13とビーム14との枠組構成及
びビーム14に対する上母線6の張設構成が採用
されている外に、母線区分用断路器12の架台2
7が上母線6の延長方向に対し斜めに設置されて
いて、三相の各母線区分用断路器12が各上母線
6の直下部に配置されている。従つて、この第3
の実施例においては、前述した第2実施例の特徴
の外に、三相の各母線区分用断路器12上から各
上母線6に接続線28を真直ぐ延長させることが
できて、接続構成を簡素化することができる。
又、この第3実施例においては、中央のバンク
4に対応する三相分の母線支持碍子24も各上母
線6の直下部に配置され、それらの支持碍子24
上から各上母線6に向かつて接続線26aが真直
ぐ延長されていて、接続構成の簡素化が図られて
いる。
次に、第6図に示す第4実施例において説明す
ると、この第4実施例では、前記第3実施例にお
ける枠組構成から、鉄塔13b,13h及びビー
ム14a,14gがさらに省略されている。又、
斜めに配置された両側の母線区分用断路器12の
上端部間にはアルミパイプよりなる三相分の上母
線6が直接張設支持され、中間部において一対の
架台41上に立設された支持碍子42よりれぞれ
支持されている。さらに、この第4実施例におい
ては、線路用断路器7として、母線区分用断路器
12と同様の第3図に例示するような密閉型の断
路器が使用されている。
従つて、この第4実施例においては、前記第3
実施例の特徴の外に、枠組構成及び上母線の支持
構成を一層簡略化することができ、経済的効果が
大きいとともに、雪害の対策にもなる。又、この
第4実施例では、断路器7,12としてすべて密
閉型を使用しているため、変電所の安全信頼性を
向上させることもできる。
なお、この発明は前記各実施例に限定されるも
のではなく、例えば母線区分用断路器12として
露出型の直立一点切りあるいはパンタグラフ式の
断路器を使用する等、この発明の趣旨から逸脱し
ない範囲で各部の構成を任意に変更して具体化す
ることも可能である。
発明の効果 以上詳述したようにこの発明は、母線区分用断
路器のための特別の据付けスペースを必要とせ
ず、新設の変電所においては勿論のこと、既設の
変電所においても容易に実施することができ、し
かも、上母線の保守点検に際しては、その上母線
両端の母線区分用断路器を開路させて、1バンク
1回の停電のみで容易に点検を行うことができる
という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化した変電所における
受電方式の第1実施例を示す斜視図、第2図はそ
の配線回路図、第3図は密閉型の母線区分用断路
器を例示する断面図、第4図はこの発明の第2実
施例を示す受電方式の斜視図、第5図は同じく第
3実施例を示す斜視図、第6図は第4実施例を示
す斜視図、第7図は従来の受電方式を示す配線回
路図である。 1,2……回線路、3,4,5……バンク、6
……上母線、7……線路用断路器、9,10……
遮断器、11……変圧器、12……母線区分用断
路器、21……接続電線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 2つの回線路1,2に対し、それぞれ電源側
    から需要側に向かつて、線路用断路器7、遮断器
    9、母線区分用断路器12、遮断器10、変圧器
    11及びバンク3,5を同一ライン上にその順で
    配置し、両遮断器9,10間に延びる接続電線2
    1を母線区分用断路器12にて支持するととも
    に、その上方にほぼ直交する方向へ架設された上
    母線6と前記接続電線21とを母線区分用断路器
    12を介して開閉路可能に接続し、さらに、前記
    上母線6の途中に電源側から需要側に向かつて、
    遮断器10、変圧器11及びバンク4を接続した
    ことを特徴とする変電所における受電方式。
JP6257086A 1986-03-20 1986-03-20 変電所における受電方式 Granted JPS62221807A (ja)

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JPS62221807A JPS62221807A (ja) 1987-09-29
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JP2552794Y2 (ja) * 1990-07-20 1997-10-29 愛知電機株式会社 断路器
DK3650871T3 (da) 2018-11-08 2024-02-26 Nkt Hv Cables Ab Strømkabelmålesystem

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