JPH11146516A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH11146516A
JPH11146516A JP9302017A JP30201797A JPH11146516A JP H11146516 A JPH11146516 A JP H11146516A JP 9302017 A JP9302017 A JP 9302017A JP 30201797 A JP30201797 A JP 30201797A JP H11146516 A JPH11146516 A JP H11146516A
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JP
Japan
Prior art keywords
insulated switchgear
gas
pair
circuit breaker
gas insulated
Prior art date
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Pending
Application number
JP9302017A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuo Hakoi
信夫 箱井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP9302017A priority Critical patent/JPH11146516A/ja
Publication of JPH11146516A publication Critical patent/JPH11146516A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来のガス絶縁開閉装置は、引留め鉄構が大
型化し、支持碍子と引込線の増大と大幅な変電所の敷地
面積を必要とし、機器の点検通路の確保が困難で、事故
時の機器引出のための母線の停電が必要であった。 【解決手段】 平行に配置された一対のガス絶縁母線
1、2間に所定間隔で配置され、ガス絶縁母線1、2間
を結ぶように直列に接続された三台の遮断器3〜5の遮
断器間の各接続点から、それぞれガス絶縁母線1、2間
またはガス絶縁母線1、2の延長線間に導出された二組
のブッシング12、13を備え、送電線24、25の端
部に設けられた送電線引留め鉄構30のほぼ真下で二組
のブッシング12、13と送電線24、25とを接続す
るようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、送電線路が架空
線、主母線がガス絶縁母線で構成される変電設備の開閉
機器部分が1−1/2遮断器方式のガス絶縁開閉装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】送電線路が架空線、主母線がガス絶縁母
線で構成される変電設備の開閉機器部分が1−1/2遮
断器方式のガス絶縁開閉装置の構成としては、例えば特
公平6−38687号公報に示されたものがある。図7
は、この従来のガス絶縁開閉装置の構成を示す平面図で
あり、図8はその正面図である。図において、1、2は
ほぼ並行して配置された一対の3相一括形のガス絶縁母
線、3〜5は3相一括形のガス絶縁母線1、2の間に直
線的に配置された3台の1−1/2遮断器方式の縦形遮
断器である。
【0003】図8において、6〜11は断路器であり、
縦形遮断器3の両側に断路器6、7が、縦形遮断器4の
両側に断路器8、9が、縦形遮断器5の両側に断路器1
0、11が配置されて、それぞれ縦形遮断器に接続され
ている。12、13は縦形遮断器3、4間及び縦型遮断
器4、5間に各々断路器を介して接続されたそれぞれ一
組の線路側ブッシングである。20は引留め鉄構、21
は支持碍子、22、23は引込線、24、25は送電線
であり、線路側ブッシング12、13は、支持碍子21
によって電気的に絶縁されて引留め鉄構20で支持され
た引込線22、23等を介して送電線24、25へ各々
接続されている。
【0004】このように従来のガス絶縁開閉装置におい
ては、送電線24、25との接続は、ガス絶縁開閉装置
の外側で実施するという考え方から、引留め鉄構20
は、ガス絶縁開閉装置全体を包囲する広さを有してお
り、引留め鉄構20が大型化するのみでなく、支持碍子
21と引込線22、23の増大と大幅な変電所の敷地面
積が必要であった。また、1対のガス絶縁母線1、2
は、地上に直置きのため機器の点検通路およびガス絶縁
母線1、2間の機器の事故時の引出スペースが無く、機
器引出のためには母線の解体を行うか、あるいはレッカ
ー作業により母線の上部を乗越えて引出す必要があり、
母線の停電が必要であった。さらに、縦形遮断器3〜5
を用いるため、線路側ブッシング12、13の高さが高
くなり、引留め鉄構20の高さも高くする必要があり、
強度上不利であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のガス絶縁開閉装
置は前述のとおり、引留め鉄構20が大型化し、支持碍
子21と引込線22、23の増大と大幅な変電所の敷地
面積を必要とするものであり、また、機器の点検通路の
確保が困難であること、および事故時の機器引出のため
の母線の停電が必要であった。
【0006】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、引留め鉄構を小型化し、支持碍
子と引込線の削減と、変電所の敷地面積の縮小化を行う
ことができるガス絶縁開閉装置を得ることを第一の目的
としている。また、機器の点検通路の確保と事故時の機
器引出のための母線の停電を不要とするガス絶縁開閉装
置を得ることを第二の目的にしている。
【0007】また、ブッシングの高さを低くし、引留め
鉄構の高さを低く構成するガス絶縁開閉装置を得ること
を第三の目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるガス絶
縁開閉装置においては、並行して配置された一対の母
線、この一対の母線間に所定間隔で配置され、一対の母
線間を結ぶように直列に接続された三台の遮断器、この
遮断器間の各接続点からそれぞれ上記一対の母線間また
は母線の延長線間に引出された一対のブッシングを備
え、送電線の端部に設けられた送電線引留め鉄構のほぼ
真下に上記一対のブッシングを配置して送電線と接続し
たものである。また、遮断器の両側には、断路器が配置
され、遮断器は断路器を介して接続点または母線に接続
されているものである。
【0009】また、母線は、断路器より上方に位置する
ように配置されているものである。さらに、遮断器は、
縦形遮断器であるものである。また、遮断器は、水平形
遮断器であるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1によるガス絶縁開閉装置の構成を示す平
面図であり、図2はその正面図、図3はその単線結線図
である。実施の形態1は、1−1/2遮断器方式のガス
絶縁開閉装置の送電線引留め位置を、線路側ブッシング
12、13のほぼ真上にしたものである。図において、
1〜13、21〜25は上記従来装置と同一のものであ
り、その説明を省略する。30は縮小化された引留め鉄
構であり、一対のガス絶縁母線1、2の延長線間に垂直
部分が配置され、線路側ブッシング12、13の端子部
より引込線22、23をそれぞれ経由して送電線24、
25に線路側ブッシング12、13のほぼ真上で接続す
るよう、引込線22、23を支持碍子21にて電気的に
絶縁して支持している。
【0011】このように、線路側ブッシング12、13
のほぼ真上にて、ブッシング12、13と送電線24、
25とを各々接続することにより、引留め鉄構30の幅
を大幅に縮小でき、支持碍子21と引込線22、23の
削減と変電所の敷地面積の縮小化が実現できる。このよ
うに構成したことにより、従来のガス絶縁開閉装置より
変電所の変電機器の配置スペースの縮小化が可能とな
り、引留め鉄構を大幅に小形化できると共に支持碍子と
引込線の削減などにより、変電所を安価に構成できる。
【0012】実施の形態2.実施の形態2によるガス絶
縁開閉装置は、実施の形態1とほぼ同一の構成である
が、実施の形態1とは、一対のガス絶縁母線を各々の断
路器の上部に配置し、母線の下部に機器点検スペースと
機器引出スペースを確保した点が異なる。図4は、実施
の形態2によるガス絶縁開閉装置を示す正面図である。
図において、3〜13、21〜25、30は実施の形態
1と同一のものであり、その説明を省略する。1、2は
実施の形態1と同じガス絶縁母線であるが、断路器6、
11の上部に配置され、ガス絶縁母線1、2の下部スペ
ースを設けて、機器点検スペースと事故時等の機器引出
スペースとしている。
【0013】このように構成したことにより、従来のガ
ス絶縁開閉装置では、ガス絶縁母線1、2が地上に直置
きのため、事故時など機器引出のスペースが無く、機器
引出のためには、母線の解体を行うか、あるいはレッカ
ー作業により母線の上部を乗越えて引出す必要があり、
母線の停電が必要であったが、母線下部のスペースを利
用することにより機器点検と機器引出などが可能とな
り、事故復旧時の母線の停電が不要となる。
【0014】実施の形態3.実施の形態3によるガス絶
縁開閉装置は、実施の形態2とほぼ同一の構成である
が、3台直線的に配置された遮断器を、縦形から水平形
とし、2組の線路側ブッシングの高さを低くすることに
より、引留め鉄構の高さを低減した点が異なる。図5
は、実施の形態3によるガス絶縁開閉装置の構成を示す
平面図であり、図6はその正面図である。図において、
6〜13、21〜25、30は実施の形態2と同一のも
のであり、その説明を省略する。1、2は実施の形態2
と同様のガス絶縁母線であるが、相分離形で示してい
る。31〜33は水平形遮断器である。
【0015】このように構成したことにより、従来のガ
ス絶縁開閉装置では、縦形遮断器であったため、2組の
線路側ブッシングの高さが高くなることから、引留め鉄
構の高さも高くする必要があったが、水平形遮断器31
〜33を適用することにより、2組の線路側ブッシング
12、13の高さを低くすることができ、これにより引
留め鉄構30の高さも低くすることが可能となり、強度
的にも有効であることから変電所を安価に構成できる。
また、この図5、6は、ガス絶縁母線1、2を相分離形
で示しているが、3相一括形の場合でも同様の効果を奏
する。
【0016】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。並行し
て配置された一対の母線と、この母線間に所定間隔で配
置され、一対の母線間を結ぶように直列に接続された三
台の遮断器と、この遮断器間の各接続点からそれぞれ一
対の母線間または母線の延長線間に引出された一対のブ
ッシングを備え、送電線の端部に設けられた送電線引留
め鉄構のほぼ真下に一対のブッシングを配置して送電線
と接続したので、引留め鉄構を大幅に縮小化し支持碍子
と引込線の削減と変電所スペースの縮小化が可能であ
る。また、母線は、断路器より上方に位置するように配
置されているので、母線の下部に機器点検のスペースと
機器引出スペースを確保でき、事故時などに母線の停電
が不要となるなど、事故時の復旧性が向上する。
【0017】さらに、遮断器は、縦形遮断器であるの
で、ガス絶縁開閉装置の設置面積を小さくできる。ま
た、遮断器は、水平形遮断器であるので、ブッシングの
高さを低くすることにより引留め鉄構の高さを低減でき
ることから強度上も有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるガス絶縁開閉
装置の構成を示す平面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるガス絶縁開閉
装置の構成を示す正面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるガス絶縁開閉
装置の構成を示す単線結線図である。
【図4】 この発明の実施の形態2によるガス絶縁開閉
装置の構成を示す正面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3によるガス絶縁開閉
装置の構成を示す平面図である。
【図6】 この発明の実施の形態3によるガス絶縁開閉
装置の構成を示す正面図である。
【図7】 従来のガス絶縁開閉装置の構成を示す平面図
である。
【図8】 従来のガス絶縁開閉装置の構成を示す正面図
である。
【符号の説明】
1,2 ガス絶縁母線、3〜5,31〜33 遮断器、
6〜11 遮断器、 12,13 線路側ブッシング、
21 支持碍子、22,23 引込線、 24,25
送電線、 30 引留め鉄構。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 並行して配置された一対の母線、この一
    対の母線間に所定間隔で配置され、一対の母線間を結ぶ
    ように直列に接続された三台の遮断器、この遮断器間の
    各接続点からそれぞれ上記一対の母線間または母線の延
    長線間に引出された一対のブッシングを備え、送電線の
    端部に設けられた送電線引留め鉄構のほぼ真下に上記一
    対のブッシングを配置して送電線と接続したことを特徴
    とするガス絶縁開閉装置。
  2. 【請求項2】 遮断器の両側には、断路器が配置され、
    遮断器は断路器を介して接続点または母線に接続されて
    いることを特徴とする請求項1記載のガス絶縁開閉装
    置。
  3. 【請求項3】 母線は、断路器より上方に位置するよう
    に配置されていることを特徴とする請求項2記載のガス
    絶縁開閉装置。
  4. 【請求項4】 遮断器は、縦形遮断器であることを特徴
    とする請求項1〜請求項3のいずれか一項記載のガス絶
    縁開閉装置。
  5. 【請求項5】 遮断器は、水平形遮断器であることを特
    徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項記載のガス
    絶縁開閉装置。
JP9302017A 1997-11-04 1997-11-04 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH11146516A (ja)

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JP9302017A JPH11146516A (ja) 1997-11-04 1997-11-04 ガス絶縁開閉装置

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ID=17903902

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101260359B1 (ko) 2005-12-27 2013-05-07 가부시끼가이샤 히다치 세이사꾸쇼 가스절연 개폐장치
CN104821490A (zh) * 2015-05-22 2015-08-05 河北省电力勘测设计研究院 一种500kV HGIS配电装置布置结构
CN105958320A (zh) * 2016-05-27 2016-09-21 中国能源建设集团安徽省电力设计院有限公司 一种户外500千伏hgis配电装置结构

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CN105958320A (zh) * 2016-05-27 2016-09-21 中国能源建设集团安徽省电力设计院有限公司 一种户外500千伏hgis配电装置结构
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