JP2000227534A - レンズ鏡筒および光学装置 - Google Patents

レンズ鏡筒および光学装置

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JP2000227534A
JP2000227534A JP11030318A JP3031899A JP2000227534A JP 2000227534 A JP2000227534 A JP 2000227534A JP 11030318 A JP11030318 A JP 11030318A JP 3031899 A JP3031899 A JP 3031899A JP 2000227534 A JP2000227534 A JP 2000227534A
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lens barrel
sheet
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孝司 渡邉
Masaaki Ishikawa
石川  正哲
Tatsuya Sato
佐藤  達也
Mitsuru Shinohara
篠原  充
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズ鏡筒の回転部の防塵・防滴構造にOリ
ングを用いると、回転部材の操作に大きな力が必要にな
る。 【解決手段】 本体部3eおよびこの本体部から光軸方
向に延出するように形成された円筒状の嵌合部3aを有
する外装部材3と、この外装部材の嵌合部に光軸回りで
回転可能に嵌合する円筒状の嵌合部4aを有する回転部
材4と、を備えたレンズ鏡筒において、上記両嵌合部の
近傍にて互いに対向する外装部材の本体部の光軸方向端
面と回転部材の光軸方向端面との間に、両嵌合部の隙間
を塞ぐためのシート状リング部材7を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本考案は、カメラ等の光学装
置に用いられるレンズ鏡筒に関し、さらに詳しくはレン
ズ鏡筒の防塵・防滴構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レンズ鏡筒に設けられる回転操作部等の
回転部分には、防塵・防滴構造が設けられることが多
い。そして従来の防塵・防滴構造は、一般には、ゴム製
のOリングをレンズ鏡筒の本体部材と回転部材との間に
挟み込んで水やゴミ等の浸入を防ぐ構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような防塵・防滴構造では、Oリングと回転部材との間
で大きな摩擦力が発生し、回転部材の操作に大きな力が
必要になる。このため、回転部材の操作がし難くなった
り、Oリング径の制約からスペースが有効に活用できな
かったりするなど不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本願第1の発明では、本体部およびこの本体部か
ら光軸方向に延出するように形成された円筒状の嵌合部
を有する外装部材と、この外装部材の嵌合部に光軸回り
で回転可能に嵌合する円筒状の嵌合部を有する回転部材
と、を備えたレンズ鏡筒において、上記両嵌合部の近傍
にて互いに対向する外装部材の本体部の光軸方向端面と
回転部材の光軸方向端面との間に、両嵌合部の隙間を塞
ぐためのシート状リング部材を配置している。
【0005】具体的には、外装部材における本体部と嵌
合部との間の部分に周溝を形成し、シート状リング部材
の周縁を上記周溝の底面に嵌合させるとともに、このシ
ート状リング部材の面を回転部材の光軸方向端面に当接
させる。
【0006】また、本願第2の発明では、円筒状の嵌合
部を有する外装部材と、本体部およびこの本体部から光
軸方向に延出するように形成されて外装部材の嵌合部に
光軸回りで回転可能に嵌合する円筒状の嵌合部を有する
回転部材と、を備えたレンズ鏡筒において、上記両嵌合
部の近傍にて互いに対向する回転部材の本体部の光軸方
向端面と外装部材の光軸方向端面との間に、両嵌合部の
隙間を塞ぐためのシート状リング部材を配置している。
【0007】具体的には、回転部材における本体部と嵌
合部との間の部分に周溝を形成し、シート状リング部材
の周縁を上記周溝の底面に嵌合させるとともに、シート
状リング部材の面を外装部材の光軸方向端面に当接させ
る。
【0008】これらのようにシート状リング部材を配置
することにより、外部から両嵌合部の間の隙間を通って
内部に水やゴミが侵入することを確実に防止できるとと
もに、シート状リング部材をプラスチックシートや塩化
ビニルシート等により形成することにより、摩擦の大き
なゴム製のOリングを用いる場合に比べて、回転部材の
滑りがよくなり、回転部材の操作力軽減を図ることが可
能になる。
【0009】さらに、上記嵌合部に油脂、シリコン等の
撥水材を塗布するようにしてもよく、この場合、上記シ
ート状リング部材によって両嵌合部間の隙間を通って撥
水材が外部に漏れ出すことを防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)第1図から図3
には、本発明の第1実施形態であるレンズ鏡筒を示して
いる。このレンズ鏡筒は、カメラ等の光学装置に取り付
けられ、又は一体的に設けられて使用される。
【0011】図1に示すように、レンズ鏡筒1は、撮影
光学系であり、物体側から第1群レンズI、第2群レン
ズII、第3群レンズIIIおよび第4群レンズIVを
有する。レンズ鏡筒1の後部には、光学装置と結合させ
るためのマウント部100が設けられており、このマウ
ント部100にはカメラと通信するための接点が設けら
れている。
【0012】レンズ鏡筒1の内部には、光学装置と通信
するための回路を構成した基板(図示せず)が内蔵され
ており、上記回路は光学装置からの信号を処理し、後述
する各アクチュエータ110,131を駆動制御する。
【0013】第2群レンズ(焦点調節装置)IIは、フ
ォーカシング群であり、光学装置からの信号により駆動
されたアクチュエータ100によって光軸方向に移動す
る。
【0014】第3群レンズIIIは、防振群である。レ
ンズ鏡筒1の内部は、互いに直交した方向の振れ(手振
れ等)を検出する2つの角速度センサー(図示せず)が
設けられており、これらセンサーからの信号は回路によ
って処理され、振れの量および方向に応じて第3群レン
ズIIIの傍らに配置した互いに直交した2つのアクチ
ュエータ120(一方は図示せず)が駆動される。これ
により、第3群レンズIIIは光軸に直交する方向に駆
動され、手振れ等による像振れが防止される。
【0015】第2群レンズIIと第3群レンズIIIと
の間には、光量を調節する絞りユニット130が配置さ
れている。光学装置からの信号を回路によって処理さ
れ、アクチュエータ131が駆動されることにより、絞
りユニット130が作動し、光束を遮蔽する。
【0016】前固定筒2aには、第1群レンズIが嵌合
する嵌合部と、これら第1群レンズIを嵌合部に固定す
るための押え環がねじ込まれるネジ部とが複数箇所形成
されている。この前固定筒2aは、後固定筒2bとネジ
によって固着される。
【0017】後固定筒2bには、カム筒141および移
動鏡筒142が内外径で嵌合している。カム筒141に
は、移動鏡筒142を光軸方向に移動させるためのカム
溝が複数形成され、移動鏡筒142には、このカム溝に
嵌合するカムフォロアー143が固着されている。
【0018】また、移動鏡筒142には、第2群レンズ
IIが嵌合し、この第2群レンズIIは押え環によって
移動鏡筒142に固定されている。この移動鏡筒142
は、アクチュエータ110又はマニュアルリング(操作
リング)4の駆動力によってカム筒141が回転するこ
とにより、光軸方向に移動し、ピントを調整する。
【0019】前固定筒2aの外側には、前側外装環3が
ネジによって固定されている。この前側外装環3には、
その本体部3eから光軸方向後方に延出するよう円筒状
に形成されて、マニュアルリング4の内径嵌合部4aと
クリアランスを持って略嵌合する嵌合部3aが設けられ
ている。また、図2に示すように、この嵌合部3aの後
端面3bは、マニュアルリング4の前側の端面4bに当
接して、マニュアルリング4の光軸方向前方への移動を
規制する。
【0020】一方、マニュアルリング4の後側に設けら
れた後側外装環9は固定筒2に固定され、マニュアルリ
ング4を前側外装環3とで光軸方向に挟み込んでいる。
【0021】マニュアルリング4には、その本体部4e
から光軸方向後方に延出するよう円筒状に形成されて、
後側外装環9の内径嵌合部9aにクリアランスを持って
略嵌合する嵌合部4cが設けられている。また、この嵌
合部4cの後端面4dは、後側外装環9の前側の端面9
bに当接する。これにより、マニュアルリング4の光軸
方向後方への移動が規制され、前述したマニュアルリン
グ4の光軸方向前方への移動規制と相まって、マニュア
ルリング4の光軸方向定位置での回転操作が可能とな
る。
【0022】各嵌合部3a,4a,4c,9aには、グ
リスやシリコンオイル等の撥水材が塗布されている。こ
れにより、各嵌合部間のクリアランスを通じた水の侵入
が防止されるとともに、マニュアルリング4の回転をス
ムーズにすることができる。なお、嵌合部3a,4cの
外周面には、油溝3c,4gが形成されている。
【0023】このような構成を有するレンズ鏡筒におい
て、本実施形態では、図3に詳しく示すように、まず前
側外装環3における本体部3eと嵌合部3aとの間の部
分に周溝3dを形成し、この周溝3dと、互いに対向す
る前側外装環3の本体部3eの後側の光軸方向端面3f
およびマニュアルリング4の前側の光軸方向端面4hと
により形成される空間部5には、ワッシャー(シート状
リング部材)7および波形ワッシャー(押圧用リング部
材)8が嵌め込まれている。
【0024】ここで、ワッシャー7の内周縁は、周溝3
dの底部に嵌合している。また、ワッシャー7の後面は
マニュアルリング4の前側の光軸方向端面4hに当接す
る。
【0025】ワッシャー8は、複数の山を有した波形に
形成されており、空間部5内への配置前の波部の高さは
空間部5の光軸方向寸法より若干大きい。このため、ワ
ッシャー7とワッシャー8とが空間部5に挿入され、マ
ニュアルリング4が取り付けられた時には、ワッシャー
8の山部の弾性変形により生じた弾性力によりワッシャ
ー7がマニュアルリング4の前側端面4hに押し付けら
れる。
【0026】一方、マニュアルリング4の本体部4eと
嵌合部4cとの間の部分にも周溝4fを形成し、この周
溝4fと、互いに対向するマニュアルリング4の本体部
4eの後側の光軸方向端面および後側外装環9の前側の
光軸方向端面とにより形成される空間部10には、ワッ
シャー(シート状リング部材)11および波形ワッシャ
ー(押圧用リング部材)12が嵌め込まれている。
【0027】ワッシャー11の内周縁は、周溝4fの底
部に嵌合している。また、ワッシャー11の後面は後側
外装環9の前側の光軸方向端面に当接する。
【0028】ワッシャー12は、複数の山を有した波形
に形成されており、空間部10内への配置前の波部の高
さは空間部10の光軸方向寸法より若干大きい。このた
め、ワッシャー11とワッシャー12とが空間部10に
挿入され、マニュアルリング4が取り付けられた時に
は、ワッシャー12の山部の弾性変形により生じた弾性
力によりワッシャー11が後側外装環9の前側端面に押
し付けられる。
【0029】ワッシャー7,8,11,12は、プラス
チックシートや塩化ビニルシートから形成されており、
ワッシャー8,12の波形状が押さえられて反発する弾
性力は、ワッシャー8,11をそれぞれマニュアルリン
グ4,後側外装環9に押さえつける程度の弱い力であ
る。
【0030】また、ワッシャー7,8,11,12は、
いずれも切り込みなどが無く、リング形状に形成されて
いる。
【0031】以上のように構成されたレンズ鏡筒によれ
ば、ワッシャー7,11および撥水材によって外部から
マニュアルリング4と各外装環3,9との嵌合部3a,
4a,4c,9aの間のクリアランスを通って内部に水
やゴミが侵入することを確実に防止できる。しかも、ワ
ッシャー7,11をプラスチックシートや塩化ビニルシ
ート等により形成しているので、摩擦の大きなゴム製の
Oリングを用いる場合に比べて、マニュアルリング4の
滑りがよくなり、マニュアルリング4の操作力軽減を図
ることができる。
【0032】さらに、上記嵌合部3a,4a,4c,9
aには撥水材が塗布されているが、ワッシャー7,11
によって撥水材が外部に漏れ出すことを防止できる。
【0033】(第2実施形態)図4および図5を用いて
本発明の第2実施形態であるレンズ鏡筒について説明す
る。なお、本実施形態のレンズ鏡筒21の基本的な構成
は第1実施形態のレンズ鏡筒と同様である。
【0034】前固定筒22aには、第1群レンズIが嵌
合する嵌合部と、これら第1群レンズIを嵌合部に固定
するための押え環がねじ込まれるネジ部とが複数箇所形
成されている。この前固定筒22aは、後固定筒22b
とネジによって固着される。
【0035】後固定筒22bには、カム筒241および
移動鏡筒242が内外径で嵌合している。カム筒241
には、移動鏡筒242を光軸方向に移動させるためのカ
ム溝が複数形成され、移動鏡筒242には、このカム溝
に嵌合するカムフォロアー243が固着されている。
【0036】また、移動鏡筒242には、第2群レンズ
IIが嵌合し、これら第2群レンズIIは押え環によっ
て移動鏡筒242に固定されている。この移動鏡筒24
2は、第1実施形態と同様に、アクチュエータ又はマニ
ュアルリング(操作リング)23の駆動力によってカム
筒241が回転することにより、光軸方向に移動し、ピ
ントを調整する。
【0037】前固定筒22aの外側には、前側外装環2
6がネジによって固定されている。この前側外装環26
には、その本体部26eから光軸方向後方に延出するよ
う円筒状に形成されて、マニュアルリング23の内径嵌
合部23aとクリアランスを持って略嵌合する嵌合部2
6aが設けられている。
【0038】一方、マニュアルリング23の後側に設け
られた後側外装環30は固定筒(図示せず)に固定さ
れ、マニュアルリング23を前側外装環26とで光軸方
向に挟み込んでいる。
【0039】マニュアルリング23には、その本体部2
3eから光軸方向後方に延出するよう円筒状に形成され
て、後側外装環30の内径嵌合部30aにクリアランス
を持って略嵌合する嵌合部23fが設けられている。
【0040】各嵌合部23a,26a,23f,30a
には、グリスやシリコンオイル等の撥水材が塗布されて
いる。これにより、各嵌合部間のクリアランスを通じた
水の侵入が防止されるとともに、マニュアルリング23
の回転をスムーズにすることができる。なお、嵌合部2
6a,23fの外周面には、油溝26d,23iが形成
されている。
【0041】後固定筒(固定部材)22bには、マニュ
アルリング23と嵌合する嵌合部22cが形成されてお
り、この嵌合部22cにはカムフォロアー24が嵌合す
る嵌合溝22dが加工されている。嵌合溝22dには、
カムフォロアー24が複数箇所ビスによって固定されて
いる。カムフォロアー24は、円周方向に均等分割され
た位置に3ヶ所から6ヶ所設けられている。
【0042】マニュアルリング23には、その内径部に
後固定筒22bと嵌合する嵌合部23aが形成されてお
り、この嵌合部23aには、カムフォロアー24が嵌合
する嵌合溝(案内溝)23bが加工されている。そし
て、カムフォロアー24を挿入する挿入穴23cが、マ
ニュアルリング23の外径側からカムフォロアー24が
取り付く場所と同じ数穴明け加工されている。このよう
な構造により、マニュアルリング23は、光軸方向定位
置にて回転操作可能となる。
【0043】マニュアルリング23の外径部には、操作
ゴム25が嵌め合わさる溝23dが形成されており、操
作ゴム25によってマニュアルリング23の挿入穴23
cが外観に露出するのを防いでいる。
【0044】このような構成を有するレンズ鏡筒におい
て、本実施形態では、図5に詳しく示すように、まず前
側外装環26における本体部26eと嵌合部26aとの
間の部分に周溝26dを形成し、この周溝26dと、互
いに対向する前側外装環26の本体部26eの後側の光
軸方向端面26gおよびマニュアルリング23の前側の
光軸方向端面23jとにより形成される空間部27に
は、ワッシャー(シート状リング部材)28および波形
ワッシャー(押圧用リング部材)29が嵌め込まれてい
る。
【0045】ここで、ワッシャー28の内周縁は、周溝
26dの底部に嵌合している。また、ワッシャー28の
後面はマニュアルリング23の前側の光軸方向端面23
jに当接する。
【0046】ワッシャー29は、複数の山を有した波形
に形成されており、空間部27内への配置前の波部の高
さは空間部27の光軸方向寸法より若干大きい。このた
め、ワッシャー28とワッシャー29とが空間部27に
挿入され、マニュアルリング23が取り付けられた時に
は、ワッシャー29の山部の弾性変形により生じた弾性
力によりワッシャー28がマニュアルリング23の前側
端面23jに押し付けられる。
【0047】一方、マニュアルリング23の本体部23
eと嵌合部23fとの間の部分にも周溝23gを形成
し、この周溝23gと、互いに対向するマニュアルリン
グ23の本体部23eの後側の光軸方向端面および後側
外装環30の前側の光軸方向端面とにより形成される空
間部31には、ワッシャー(シート状リング部材)32
および波形ワッシャー(押圧用リング部材)33が嵌め
込まれている。
【0048】ワッシャー32の内周縁は、周溝23gの
底部に嵌合している。また、ワッシャー32の後面は後
側外装環30の前側の光軸方向端面に当接する。
【0049】ワッシャー33は、複数の山を有した波形
に形成されており、空間部31内への配置前の波部の高
さは空間部31の光軸方向寸法より若干大きい。このた
め、ワッシャー32とワッシャー33とが空間部31に
挿入され、マニュアルリング23が取り付けられた時に
は、ワッシャー32の山部の弾性変形により生じた弾性
力によりワッシャー32が後側外装環30の前側端面に
押し付けられる。
【0050】ワッシャー28,29,32,33は、プ
ラスチックシートや塩化ビニルシートから形成されてお
り、ワッシャー29,33の波形状が押さえられて反発
する弾性力は、ワッシャー28,32をそれぞれマニュ
アルリング23,後側外装環30に押さえつける程度の
弱い力である。
【0051】また、ワッシャー28,29,32,33
は、いずれも切り込みなどが無く、リング形状に形成さ
れている。
【0052】以上のように構成されたレンズ鏡筒によれ
ば、ワッシャー28,32および撥水材によって外部か
らマニュアルリング23と各外装環26,30との嵌合
部23a,26a,23f,30aの間の隙間を通って
内部に水やゴミが侵入することを確実に防止できる。し
かも、ワッシャー28,32をプラスチックシートや塩
化ビニルシート等により形成しているので、摩擦の大き
なゴム製のOリングを用いる場合に比べて、マニュアル
リング23の滑りがよくなり、マニュアルリング23の
操作力軽減を図ることができる。
【0053】さらに、上記嵌合部23a,26a,23
f,30aには撥水材が塗布されているが、ワッシャー
28,32によって撥水材が外部に漏れ出すことを防止
できる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本願発明によれ
ば、外装部材と回転部材との嵌合部の隙間を塞ぐシート
状リング部材を配置することにより、外部から両嵌合部
の間の隙間を通って内部に水やゴミが侵入することを確
実に防止できる。しかも、シート状リング部材をプラス
チックシートや塩化ビニルシート等により形成すること
により、摩擦の大きなゴム製のOリングを用いる場合に
比べて、回転部材の滑りがよくなり、回転部材の操作力
軽減を図ることが可能になる。
【0055】さらに、上記嵌合部に油脂、シリコン等の
撥水材を塗布した場合でも、上記シート状リング部材に
よって両嵌合部間の隙間を通って撥水材が外部に漏れ出
すことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態であるレンズ鏡筒の断面
図。
【図2】上記レンズ鏡筒の主要部の断面図。
【図3】上記主要部の部分拡大図。
【図4】本発明の第2実施形態であるレンズ鏡筒の主要
部の断面図。
【図5】上記主要部の拡大図。
【符号の説明】
1,21 レンズ鏡筒 2,2a,2b,22a,22b 固定筒 3,26 前側外装環 4,23 マニュアルリング 9,30 後側外装環 7,8,11,12,28,29,32,33 ワッシ
ャー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 達也 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 篠原 充 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H044 AD03 BA01

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部およびこの本体部から光軸方向に
    延出するように形成された円筒状の嵌合部を有する外装
    部材と、この外装部材の嵌合部に光軸回りで回転可能に
    嵌合する円筒状の嵌合部を有する回転部材と、を備えた
    レンズ鏡筒において、 前記両嵌合部の近傍にて互いに対向する前記本体部の光
    軸方向端面と前記回転部材の光軸方向端面との間に、前
    記両嵌合部の隙間を塞ぐためのシート状リング部材を配
    置したことを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 前記外装部材における本体部と嵌合部と
    の間の部分に周溝を形成し、 前記シート状リング部材の周縁をこの周溝の底面に嵌合
    させるとともに、このシート状リング部材の面を前記回
    転部材の光軸方向端面に当接させたことを特徴とする請
    求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 【請求項3】 前記本体部の光軸方向端面と前記回転部
    材の光軸方向端面との間に、前記シート状リング部材を
    前記回転部材の光軸方向端面に押圧当接させる押圧用リ
    ング部材を配置したことを特徴とする請求項2に記載の
    レンズ鏡筒。
  4. 【請求項4】 前記押圧用リング部材が、波形のシート
    状リング部材であることを特徴とする請求項3に記載の
    レンズ鏡筒。
  5. 【請求項5】 円筒状の嵌合部を有する外装部材と、本
    体部およびこの本体部から光軸方向に延出するように形
    成されて前記外装部材の嵌合部に光軸回りで回転可能に
    嵌合する円筒状の嵌合部を有する回転部材と、を備えた
    レンズ鏡筒において、 前記両嵌合部の近傍にて互いに対向する前記本体部の光
    軸方向端面と前記外装部材の光軸方向端面との間に、前
    記両嵌合部の隙間を塞ぐためのシート状リング部材を配
    置したことを特徴とするレンズ鏡筒。
  6. 【請求項6】 前記回転部材における本体部と嵌合部と
    の間の部分に周溝を形成し、 前記シート状リング部材の周縁をこの周溝の底面に嵌合
    させるとともに、前記シート状リング部材の面を前記外
    装部材の光軸方向端面に当接させたことを特徴とする請
    求項5に記載のレンズ鏡筒。
  7. 【請求項7】 前記本体部の光軸方向端面と前記回転部
    材の光軸方向端面との間に、前記シート状リング部材を
    前記外装部材の光軸方向端面に押圧当接させる押圧用リ
    ング部材を配置したことを特徴とする請求項6に記載の
    レンズ鏡筒。
  8. 【請求項8】 前記押圧用リング部材が、波形のシート
    状リング部材であることを特徴とする請求項7に記載の
    レンズ鏡筒。
  9. 【請求項9】 本体部およびこの本体部から光軸方向に
    延出するように形成された円筒状の嵌合部を有する第1
    の外装部材と、この第1の外装部材の嵌合部に光軸回り
    で回転可能に嵌合する円筒状の第1の嵌合部を有する回
    転部材と、この回転部材の本体部における前記第1の嵌
    合部とは光軸方向反対側に光軸方向に延出するよう形成
    された円筒状の第2の嵌合部に、この第2の嵌合部が光
    軸回りで回転可能となるように嵌合する嵌合部を有する
    第2の外装部材と、を備えたレンズ鏡筒において、 前記第1の外装部材の嵌合部と前記回転部材の第1の嵌
    合部の近傍にて互いに対向する前記第1の外装部材の本
    体部の光軸方向端面と前記回転部材の光軸方向端面との
    間に、前記第1の外装部材の嵌合部と前記回転部材の第
    1の嵌合部の隙間を塞ぐためのシート状リング部材を配
    置し、 前記第2の外装部材の嵌合部と前記回転部材の第2の嵌
    合部の近傍にて互いに対向する前記第2の外装部材の光
    軸方向端面と前記回転部材の本体部の光軸方向端面との
    間に、前記第2の外装部材の嵌合部と前記回転部材の第
    2の嵌合部の隙間を塞ぐためのシート状リング部材を配
    置したことを特徴とするレンズ鏡筒。
  10. 【請求項10】 前記第1の外装部材における本体部と
    嵌合部との間の部分に周溝を形成し、前記シート状リン
    グ部材の周縁をこの周溝の底面に嵌合させるとともに、
    このシート状リング部材の面を前記回転部材の光軸方向
    端面に当接させ、 前記回転部材における本体部と第2の嵌合部との間の部
    分に周溝を形成し、前記シート状リング部材の周縁をこ
    の周溝の底面に嵌合させるとともに、前記シート状リン
    グ部材の面を前記第2の外装部材の光軸方向端面に当接
    させたことを特徴とする請求項9に記載のレンズ鏡筒。
  11. 【請求項11】 前記第1の外装部材の本体部の光軸方
    向端面と前記回転部材の光軸方向端面との間に、前記シ
    ート状リング部材を前記回転部材の光軸方向端面に押圧
    当接させる押圧用リング部材を配置し、 前記第2の外装部材の光軸方向端面と前記回転部材の本
    体部の光軸方向端面との間に、前記シート状リング部材
    を前記第2の外装部材の光軸方向端面に押圧当接させる
    押圧用リング部材を配置したことを特徴とする請求項1
    0に記載のレンズ鏡筒。
  12. 【請求項12】 前記押圧用リング部材が、波形のシー
    ト状リング部材であることを特徴とする請求項11に記
    載のレンズ鏡筒。
  13. 【請求項13】 前記シート状リング部材が、プラスチ
    ックシートであることを特徴とする請求項1から12の
    いずれかに記載のレンズ鏡筒。
  14. 【請求項14】 前記シート状リング部材が、塩化ビニ
    ルシートであることを特徴とする請求項1から12のい
    ずれかに記載のレンズ鏡筒。
  15. 【請求項15】 前記嵌合部に、油脂、シリコン等の撥
    水材を塗布したことを特徴とする請求項1から14のい
    ずれかに記載のレンズ鏡筒。
  16. 【請求項16】 前記外装部材と前記回転部材の光軸方
    向端面を互いに当接させて、前記回転部材の光軸方向移
    動を規制していることを特徴とする請求項1から15の
    いずれかに記載のレンズ鏡筒。
  17. 【請求項17】 前記回転部材に周方向に延びる案内溝
    を形成するとともに、前記回転部材の内径側に配置され
    た固定部材に、前記案内溝に嵌合して前記回転部材の光
    軸回りでの回転案内を行う案内部材を取り付けたことを
    特徴とする請求項1から16のいずれかに記載のレンズ
    鏡筒。
  18. 【請求項18】 前記回転部材に、この固定部材の外周
    面から前記案内溝につながって前記固定部材に対する前
    記案内部材の取り付けのための取付穴を形成したことを
    特徴とする請求項17に記載のレンズ鏡筒。
  19. 【請求項19】 前記回転部材が、前記外装部材内に配
    置された機構を駆動操作する操作リングであることを特
    徴とする請求項1から18のいずれかに記載のレンズ鏡
    筒。
  20. 【請求項20】 前記機構が、焦点調節機構であること
    を特徴とする請求項19に記載のレンズ鏡筒。
  21. 【請求項21】 前記機構が、焦点距離調節機構である
    ことを特徴とする請求項19に記載のレンズ鏡筒。
  22. 【請求項22】 請求項1から21のいずれかに記載の
    レンズ鏡筒を備えたことを特徴とする光学装置。
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