JP3300746B2 - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

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JP3300746B2
JP3300746B2 JP33311496A JP33311496A JP3300746B2 JP 3300746 B2 JP3300746 B2 JP 3300746B2 JP 33311496 A JP33311496 A JP 33311496A JP 33311496 A JP33311496 A JP 33311496A JP 3300746 B2 JP3300746 B2 JP 3300746B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、振動波モーターを
有するレンズ鏡筒に関し、さらに詳しくはオートフォー
カス駆動とマニュアルフォーカス駆動とを切り換え操作
なしでフォーカスレンズを駆動させる伝達機構に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、振動波モーターを有するレン
ズ鏡筒のオートフォーカス駆動とマニュアルフォーカス
駆動とを切り換え操作なしでフォーカスレンズを駆動さ
せる伝達機構においては、特開平2−253214号公
報および特開平2−253217号公報に、オートフォ
ーカス機構とマニュアルフォーカス機構とを切替え無し
に作動させる方式として、フォーカスレンズ移動環に固
設された光軸に対して直交する放射方向の回転軸を中心
として回動可能なローラーを有し、該ローラーを振動波
モーターの駆動部であるローターとマニュアルフォーカ
ス操作リングとの間で光軸方向に加圧挟持させることに
より、該ローターと該マニュアルフォーカス操作リング
のどちらを駆動させても該ローラーを回動させてフォー
カスレンズ移動環を作動させる伝達機構が開示されてい
る。
【0003】また、特開平2−253210号公報に、
フォーカスレンズ移動環を回転させる回転環部材の周辺
部に転動自在の多数の球状転動体を振動波モーターの駆
動部であるローターとマニュアルフォーカス操作リング
との間で加圧挟持させることにより、該ローターと該マ
ニュアルフォーカス操作リングのどちらを駆動させても
該ローラーを回動させてフォーカスレンズ移動環を作動
させる伝達機構が開示されている。
【0004】前述のような振動波モーターのローターが
ローラーまたは球状転動体を介してフォーカスレンズ移
動環を駆動させる伝達機構は、振動波モーターによりフ
ォーカスレンズ移動環を駆動させる時にマニュアルフォ
ーカス操作リングを床として該ローラーまたは該球状転
動体が周方向に回動するため、該ローターまたは該球状
転動体と該フォーカスレンズ移動環との減速比は基本的
に2:1となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特開平2−25321
4号公報および特開平2−253217号公報に開示さ
れている伝達機構は、ローターとマニュアルフォーカス
操作リングにより加圧挟持しているローラーに段付きロ
ーラーを用いて、該ローターと該マニュアルフォーカス
操作リングの圧接部に径差をつけて加圧挟持することに
より、減速比を変化させることができるが、減速比を大
きくしようとすると段付きローラーの径差を広げなけれ
ばならず、結果としてローラーを大きくしなければなら
ず機構全体の大型化を招く。
【0006】特開平2−253210号公報に開示され
ている伝達機構は、球状転動体をローターとマニュアル
フォーカス操作リングにより加圧挟持しているため、減
速比を変化させることができない。
【0007】このように、振動波モーターを有するレン
ズ鏡筒のオートフォーカス駆動とマニュアルフォーカス
駆動とを切り換え操作なしでフォーカスレンズ移動環を
駆動させる伝達機構においては、該振動波モーターと該
フォーカスレンズ移動環との減速比を大きくすることは
困難であった。
【0008】「このため、フォーカスレンズ移動環の移
動量の大きいレンズ鏡筒や移動するフォーカスレンズ移
動環の重いレンズ鏡筒については、振動波モーターの駆
動トルクが不足した場合に救済することができず、より
トルクの大きい振動波モーターを使用する以外に方法が
無くコストを含め開発の大きな障害になっていた。」を
「このため、フォーカスレンズの移動量の大きいレンズ
鏡筒や移動するフォーカスレンズ移動環の重いレンズ鏡
筒については、振動波モーターの駆動トルクが不足した
場合に救済することができず、よりトルクの大きい振動
波モーターを使用する以外に方法が無くコストを含め開
発の大きな障害になっていた。」に補正致します。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明によるレンズ鏡筒は、該振動波モーターのロ
ーター部に光軸に直交する回転軸を固設し、該回転軸を
中心にして回転するギヤ付回転伝達部材をマニュアル操
作リングに加圧接触させ、該ギヤ付き回転伝達部材と該
フォーカスレンズ移動環を連動させる連動部を有する構
成とする。
【0010】上記のような構成にすることにより、オー
トフォーカス駆動とマニュアルフォーカス駆動とを切り
換え操作なしでフォーカスレンズ移動環を駆動させる目
的と振動波モーターからのフォーカスレンズ移動環の駆
動への減速比を変更可能にする目的を達成することがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のレンズ鏡筒において、振
動波モーターによりフォーカスレンズを移動させる場合
の駆動動作は、まず使用者がフォーカス作動スイッチを
操作することにより制御回路の作用によって振動波モー
ターのローターが光軸を中心にして回転する。ロータ
ー、ステーター、ステーターガイド、ギヤ付回転伝達部
材はバネによってマニュアルフォーカス操作リング側に
加圧されており、それによってギヤ付回転伝達部材がマ
ニュアルフォーカス操作リングと保持筒のフリクション
に抗しきれず光軸に直交する回転軸を中心に回動する。
このギヤ付回転伝達部材の回動により該ギヤ付回転伝達
部材のギヤ部とフォーカスレンズ移動環のギヤ部の連動
を介してフォーカスレンズ移動環とカム筒が光軸を中心
にして回転する。この回転によりレンズ鏡室が固定筒と
カム筒に切られたカムによって光軸方向にコロを介して
移動し合焦操作が可能になる。
【0012】「この時のローターとマニュアルフォーカ
ス操作リングとの減速比は、ギヤ付回転伝達部材のロー
ラー部の展開長対ギヤ付回転伝達部材のローラー部の展
開長からギヤ付回転伝達部材のギヤ部のPCD径の展開
長を引いた比となる。ちなみにローラー部の径とギヤ部
のPCD径の差が大きいとギヤ比は小さくなり差が小さ
くなるとギヤ比は大きくなる。」を「この時のローター
フォーカスレンズ移動環との減速比は、ギヤ付回転伝
達部材のローラー部の展開長対ギヤ付回転伝達部材のロ
ーラー部の展開長からギヤ付回転伝達部材のギヤ部のP
CD径の展開長を引いた比となる。ちなみにローラー部
の径とギヤ部のPCD径の差が大きいとギヤ比は小さく
なり差が小さくなるとギヤ比は大きくなる。」に補正致
します。
【0013】また、使用者が手動でマニュアルフォーカ
ス操作リングを回転させてフォーカスレンズ移動環を移
動させる場合の駆動動作は、マニュアルフォーカス操作
リングの回転によりギヤ付回転伝達部材が、振動波モー
ターのローターとステーターのフリクションに抗しきれ
ず振動波モーターのローターに固設された光軸に直交す
る回転軸を中心にして回転する。この回転によりギヤ付
回転伝達部材のギヤ部とフォーカスレンズ移動環のギヤ
部の連動を介してフォーカスレンズ移動環とカム筒が光
軸を中心にして回転する。この回転によりレンズ鏡室が
固定筒とカム筒に切られたカムによって光軸方向にコロ
を介して移動し合焦操作が可能になる。
【0014】この時のマニュアルフォーカス操作リング
とフォーカスレンズ移動環との減速比は、ギヤ付回転伝
達部材のローラー部の径とギヤ部のPCD径の比と等し
くなる。ちなみにローラー部の径とギヤ部のPCD径の
差が大きいとギヤ比は大きくなり差が小さくなるとギヤ
比は小さくなる。
【0015】以上のように本発明のレンズ鏡筒は、マニ
ュアルフォーカス操作リング、振動波モーターの双方か
ら切り換え操作なしで自在に選択し合焦操作をすること
が可能になり、しかもギヤ付回転伝達部材のローラー部
の径とギヤ部のPCD径の比を変えることにより減速比
を変化させることができる。
【0016】
【実施例】以下に本発明によるレンズ鏡筒の実施例を図
面を参照して説明する。
【0017】図1は本発明によるレンズ鏡筒の実施例を
示した断面図、図2はギヤ付き回転伝達部材付近の断面
図である。
【0018】図1および図2において、FLはフォーカ
スレンズ、Lは固定レンズ、1はギヤ付回転伝達部材、
1aはギヤ付回転伝達部材のローラー部、1bはギヤ付
回転伝達部材のギヤ部、2は固定筒、3はカム筒、3a
はカム筒溝、4はフォーカスレンズ移動環、4aはフォ
ーカスレンズ移動環の突部、4bはフォーカスレンズ移
動環のギヤ部、5および31はレンズ鏡室、10はフォ
ーカスレンズ移動環押さえ、11はマニュアルフォーカ
ス操作リング、13は保持筒、14および38はコロ、
16は回転軸、17はローター、18はステーター、1
9はバネ、20はバネベース、22はステーター止め、
23はステーターガイド、24はマウント、25は後部
筒、28は絞りハウジング、29は内部フード、32は
ダイヤフラムプレート、33はアパーチャープレート、
34は電歪素子、35は振動吸収体、36は摺動面潤滑
材である。
【0019】「図1および図2において、固定筒2は保
持筒13がビス締結されている。レンズ鏡室5は、固定
筒2の内径を固定筒2およびカム筒3のカム溝に添って
コロ38を介して摺動する。カム筒3は、固定筒2の外
径に規制された角度範囲内のみ回転するように嵌合さ
れ、振動波モーターのローター17側の端部にはフォー
カスレンズ移動環4と連動するためのカム筒溝3aがあ
りフォーカスレンズ移動環4の突部4aと接続してい
る。フォーカスレンズ移動環4は、保持筒13とフォー
カスレンズ移動環押さえ10によって回転可能な状態で
挟持されており、ギヤ付回転伝達部材1のギヤ部1bと
連動するギヤ部4bを設けてある。本実施例では4bに
クラウンギヤを使用している。マニュアルフォーカス操
作リング11は、保持筒13の外径に取り付けられてい
るコロ14によって360゜自在に回転できるように取
り付けられており、振動波モーターのローター17側の
端部はギヤ付回転伝達部材1のギヤ付き回転伝達部材1
のローラー部1aの回動面となっている。該回動面をロ
ーター17に固設されたレンズの光軸に直交する回転軸
16を中心にして該ギヤ付回転伝達部材1が回動す
る。」を「図1および図2において、固定筒2は保持筒
13がビス締結されている。レンズ鏡室5は、固定筒2
の内径を固定筒2およびカム筒3のカム溝に添ってコロ
38を介して摺動する。カム筒3は、固定筒2の外径に
規制された角度範囲内のみ回転するように嵌合され、振
動波モーターのローター17側の端部にはフォーカスレ
ンズ移動環4と連動するためのカム筒溝3aがありフォ
ーカスレンズ移動環4の突部4aと接続している。フォ
ーカスレンズ移動環4は、保持筒13とフォーカスレン
ズ移動環押さえ10によって回転可能な状態で挟持され
ており、ギヤ付回転伝達部材1のギヤ部1bと連動する
ギヤ部4bを設けてある。本実施例では4bにクラウン
ギヤを使用している。マニュアルフォーカス操作リング
11は、保持筒13の外径に取り付けられているコロ1
4によって360゜自在に回転できるように取り付けら
れており、振動波モーターのローター17側の端部
ヤ付回転伝達部材1のローラー部1aの回動面となって
いる。該回動面をローター17に固設されたレンズの光
軸に直交する回転軸16を中心にして該ギヤ付回転伝達
部材1が回動する。」に補正致します。
【0020】振動波モーターは、電歪素子34が接着さ
れた環状の振動部材であるステーター18、フェルトま
たはゴム等の振動を吸収するための材質からなる環状の
振動吸収体35、該振動吸収体35の一方の端面に接し
て配置された環状のステーターガイド23、該ステータ
ーガイド23をステーター18側へ押すためのバネ1
9、該バネ19の押さえとなるバネベース20、ステー
ター18の回転止めとなるステーター止め22、ステー
ター18の振動によって回転するローター17に摺動面
潤滑材36を接着したローター17等の諸部材によって
構成されている。
【0021】ローター17と回転軸16およびギヤ付回
転伝達部材1は、一体となってステーター18の発生す
る進行波振動波によって光軸を中心とした周方向に回転
する。この時バネベース20とマニュアルフォーカス操
作リング11に挟まれたステーターガイド23、振動吸
収体35、ステーター18、ローター17、回転軸1
6、ギヤ付回転伝達部材1は、バネ19によって加圧挟
持されている。このためギヤ付回転伝達部材1は、マニ
ュアルフォーカス操作リング11の振動波モーターのロ
ーター17側の端部に圧接され、該ローター17の回転
によりマニュアルフォーカス操作リング11の振動波モ
ーターのローター17側の端部を床面として回転軸16
を中心に回転しながら光軸を中心とした周方向に回転移
動する。このギヤ付回転伝達部材1の回動が、該ギヤ付
回転伝達部材1のギヤ部1b、フォーカスレンズ移動環
4のギヤ4b、突部4a、カム筒溝3aを介してカム筒
3を回転させ、該カム筒3と固定筒2に設けられたカム
溝によってレンズ鏡室5とともに固定されたフォーカス
レンズFLが光軸方向にコロ38を介して移動して合焦
が行われる。この時のローター17とフォーカスレンズ
移動環4との減速比は、ギヤ付回転伝達部材のローラー
部の展開長対ギヤ付回転伝達部材のローラー部の展開長
からギヤ付回転伝達部材のギヤ部のPCD径の展開長を
引いた比となる。ちなみにローラー部1aの径とギヤ部
1bのPCD径の差が大きいとギヤ比は小さくなり差が
小さくなるとギヤ比は大きくなる。
【0022】「一方、撮影者によるマニュアルフォーカ
ス操作リング11からの合焦動作は、該マニュアルフォ
ーカス操作リング11を手動で回転する時ギヤ付回転伝
達部材1のローラー部1aは、マニュアルフォーカス操
作リング11の振動波モーターのローター17側の端部
に圧接しており、ステーター18とローター17との間
の摩擦力より回転軸16とギヤ付回転伝達部材1との間
の摩擦力の方が小さいことからギヤ付回転伝達部材1が
回転軸16を中心にして単独で回転する。このギヤ付回
転伝達部材1の回動が、該ギヤ付回転伝達部材1のギヤ
部1b、フォーカスレンズ移動環4のギヤ4b、突部4
a、カム筒溝3aを介してカム筒3を回転させ、該カム
筒3と固定筒2に設けられたカム溝によってレンズ鏡室
5とともに固定されたフォーカスレンズFLが光軸方向
にコロ38を介して移動して合焦が行われる。この時の
マニュアルフォーカス操作リング11とフォーカスレン
ズ移動環4との減速比は、ギヤ付回転伝達部材1のロー
ラー部1aの径とギヤ部1bのPCD径の比と等しくな
る。ちなみにローラー部1aの径とギヤ部1bのPCD
径の差が大きいとギヤ比は大きくなり差が小さくなると
ギヤ比は小さくなる。」を「一方、撮影者によるマニュ
アルフォーカス操作リング11からの合焦動作は、該マ
ニュアルフォーカス操作リング11を手動で回転する時
ギヤ付回転伝達部材1のローラー部1aは、マニュアル
フォーカス操作リング11の振動波モーターのローター
17側の端部に圧接しており、ステーター18とロータ
ー17との間の摩擦力より回転軸16とギヤ付回転伝達
部材1との間の摩擦力の方が小さいことからギヤ付回転
伝達部材1が回転軸16を中心にして単独で回転する。
このギヤ付回転伝達部材1の回転が、該ギヤ付回転伝達
部材1のギヤ部1b、フォーカスレンズ移動環4のギヤ
4b、突部4a、カム筒溝3aを介してカム筒3を回転
させ、該カム筒3と固定筒2に設けられたカム溝によっ
てレンズ鏡室5とともに固定されたフォーカスレンズF
Lが光軸方向にコロ38を介して移動して合焦が行われ
る。この時のマニュアルフォーカス操作リング11とフ
ォーカスレンズ移動環4との減速比は、ギヤ付回転伝達
部材1のローラー部1aの径とギヤ部1bのPCD径の
比と等しくなる。ちなみにローラー部1aの径とギヤ部
1bのPCD径の差が大きいとギヤ比は大きくなり差が
小さくなるとギヤ比は小さくなる。」に補正致します。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、マ
ニュアルフォーカス操作リング、振動波モーターの双方
から自在に合焦操作をすることが可能であり、例えば振
動波モーターの出力を利用したオートフォーカス撮影を
行う場合でも即座にマニュアルフォーカス操作に移行す
ることができ撮影者の操作性を向上させることができ
る。さらに、設計上ギヤ付回転伝達部材のローラー部の
径とギヤ部のPCD径の比を変えることにより大きな減
速比を得ることができるため、レンズ構成上レンズの移
動量が大きいマクロレンズや移動するレンズが大きく重
くなってしまう大口径望遠レンズ等の作動トルクの大き
くなるレンズ移動環に対しても適切な減速比を得ること
が可能となる。
【0024】なお、ギヤ付回転伝達部材の回動を良好に
するためにギヤ付回転伝達部材内にベアリング等の玉軸
受けを設けてもよくまた、加圧するバネも板バネ、ウエ
ーブワッシャー等に変更しても問題がないことは言うま
でもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレンズ鏡筒の実施例を示した断面
図。
【図2】本発明によるギヤ付き回転伝達部材付近の断面
図。
【符号の説明】
1 ギヤ付回転伝達部材 2 固定筒 3 カム筒 4 フォーカスレンズ移動環 5 レンズ鏡室 10 フォーカスレンズ移動環押さえ 11 マニュアルフォーカス操作リング 13 保持筒 14 コロ 16 回転軸 17 ローター 18 ステーター 19 バネ 20 バネベース 22 ステーター止め 23 ステーターガイド 24 マウント 25 後部筒 28 絞りハウジング 29 内部フード 31 レンズ鏡室 32 ダイヤフラムプレート 33 アパーチャープレート 34 電歪素子 35 振動吸収体 36 摺動面潤滑材 38 コロ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズの光軸と同心に位置する振動波モ
    ーターを有するレンズ鏡筒において、該光軸に直交する
    回転軸を固設した該振動波モーターの駆動部材と、該回
    転軸を中心にして回転する径の異なるローラー部とギヤ
    部が2段に設けられているギヤ付回転伝達部材と、該ギ
    ヤ付き回転伝達部材のローラー部をマニュアル操作リン
    グに加圧接触させるための加圧手段と、該レンズ鏡筒の
    固定筒に対して回転可能なフォーカスレンズ移動環と、
    該ギヤ付き回転伝達部材のギヤ部と該フォーカスレンズ
    移動環を連動させる連動部を有することを特徴とするレ
    ンズ鏡筒。
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JP2000056203A (ja) * 1998-08-12 2000-02-25 Sigma Corp レンズ鏡筒
JP3495658B2 (ja) 1999-09-13 2004-02-09 ペンタックス株式会社 レンズ駆動制御装置
JP4710527B2 (ja) * 2005-10-03 2011-06-29 コニカミノルタオプト株式会社 駆動機構及び駆動機構を備えた装置

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