JP2000227127A - ダンパスプリングを有するクラッチ - Google Patents

ダンパスプリングを有するクラッチ

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    • F16D13/22Friction clutches with axially-movable clutching members
    • F16D13/38Friction clutches with axially-movable clutching members with flat clutching surfaces, e.g. discs
    • F16D13/52Clutches with multiple lamellae ; Clutches in which three or more axially moveable members are fixed alternately to the shafts to be coupled and are pressed from one side towards an axially-located member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/129Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダンパスプリングの共振を抑制するための摩
擦トルクが、フリクションスプリングによる小さな押圧
力で得られるダンパスプリングを有するクラッチを提供
すること。 【解決手段】 ドリブンギヤ3およびクラッチ部材5
が、従動軸9に対して同軸にかつ回転自在に配置され、
ドリブンギヤ3のトルクをクラッチ部材5に伝達する複
数のダンパスプリング4が、ドリブンギヤ3とクラッチ
部材5との間に周方向に間隔を置いて配置され、クラッ
チ部材5に対してドリブンギヤ3を軸方向に押圧して接
触させ両者の摺接面22に生じる摩擦力によりダンパス
プリング4の共振を抑制するフリクションスプリング2
0が設けられたクラッチ1において、フリクションスプ
リング20および摺接面22が、ダンパスプリング4よ
り外側に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本出願発明は、特に自動2輪
車などの車両の動力伝達装置を構成するダンパスプリン
グを有するクラッチに関し、さらに詳細にはそのダンパ
スプリングの共振を抑制するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、自動2輪車の動力伝達
装置を構成するダンパスプリングを有するクラッチであ
って、ダンパスプリングの共振を抑制するための構造を
備えたものが、例えば実開平4−30337号公報の第
9図に記載されている。
【0003】この公報に記載されたダンパスプリングを
有するクラッチは、内燃機関が搭載された自動2輪車の
動力伝達装置に用いられる多板摩擦クラッチである。該
クラッチは、内燃機関のクランク軸のトルクが伝達され
るプライマリドリブンギヤ、摩擦板とクラッチセンタと
を介して変速機のメインシャフトと断続可能なクラッチ
アウタおよびプライマリドリブンギヤとクラッチアウタ
との間に周方向に間隔を置いて配置された複数のダンパ
スプリングを備えている。
【0004】さらに、このクラッチは、クランク軸のト
ルク変動に基づいて生じるダンパスプリングの共振を抑
制するための皿バネからなるフリクションスプリングを
備えている。このフリクションスプリングは、クラッチ
サイドプレートとプライマリドリブンギヤとの間にあっ
て、周方向に配置されたダンパスプリングより内側に位
置しており、クラッチアウタに対してプライマリドリブ
ンギヤを軸方向に押圧して接触させている。そして、プ
ライマリドリブンギヤとクラッチアウタおよびカムリン
グとの摺接面は、ダンパスプリングより内側に位置して
いる。
【0005】このような多板摩擦クラッチにおいて、プ
ライマリドリブンギヤに伝達されたクランク軸のトルク
は、ダンパスプリングを介してクラッチアウタに伝達さ
れて、さらにクラッチ接続時には、摩擦板からクラッチ
センタを経てメインシャフトに伝達される。また、ダン
パスプリングは、プライマリドリブンギヤとクラッチア
ウタとの間で伸縮し得るようになっているので、クラッ
チ接続時などに発生する急激なトルク変化がクラッチア
ウタに伝達されないようにする緩衝機能を有する。これ
らの作用は、公知の多板摩擦クラッチのそれと同じであ
る。
【0006】そして、クランク軸のトルク変動は、ダン
パスプリングの伸縮をもたらすことになるが、このトル
ク変動の振動数が、ダンパスプリングの固有振動数と一
致すると、ダンパスプリングが共振する。しかしなが
ら、フリクションスプリングの押圧力に基づいて前記摺
接面に生じる摩擦力による摩擦トルクが、クラッチアウ
タに対するプライマリドリブンギヤの回転を妨げるよう
に作用するので、その共振が抑制されるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように、ダンパス
プリングの共振を抑制するためには、摺接面に生じる摩
擦力と、プライマリドリブンギヤの回転中心線であるメ
インシャフトの軸心線から摩擦力の作用点までの距離と
により定まる所要の大きさの摩擦トルクが必要である。
ことろが、前記従来技術のように、摺接面がダンパスプ
リングより内側に位置するものでは、メインシャフトの
軸心線から摺接面までの距離が比較的短いため、前述の
所要の大きさの摩擦トルクを得るためには、フリクショ
ンスプリングのバネ力による押圧力を大きくして、摺接
面に生じる摩擦力を大きくしなければならなかった。し
かしながら、押圧力を大きくすると、プライマリドリブ
ンギヤとクラッチアウタとの摺接面に大きな押圧力が作
用することになるため、両者の摺接面での、その押圧力
による摩耗の発生を抑制するために、両者に耐摩耗性の
表面処理を施すなどの必要があり、工数が多くなって、
コストが高くなる難点があった。
【0008】本出願発明は、このような事情に鑑みてな
されたものであって、ダンパスプリングの共振を抑制す
るための摩擦トルクが、フリクションスプリングによる
小さな押圧力で得られるダンパスプリングを有するクラ
ッチを提供すること課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および効果】本出願の請求
項1記載の発明は、駆動軸のトルクが伝達されるドリブ
ンギヤおよび従動軸と断続可能なクラッチ部材が、前記
従動軸に対して同軸にかつ回転自在に配置され、伸縮に
より前記ドリブンギヤと前記クラッチ部材との間の相対
回転を許容しかつ前記ドリブンギヤのトルクを前記クラ
ッチ部材に伝達する複数のダンパスプリングが、前記ド
リブンギヤと前記クラッチ部材との間に周方向に間隔を
置いて配置され、前記クラッチ部材または前記クラッチ
部材と一体化された部材に対して前記ドリブンギヤを軸
方向に押圧して接触させ両者の摺接面に生じる摩擦力に
より前記ダンパスプリングの共振を抑制するフリクショ
ンスプリングが設けられたダンパスプリングを有するク
ラッチにおいて、前記フリクションスプリングおよび前
記摺接面が、前記ダンパスプリングより外側に位置する
ダンパスプリングを有するクラッチである。
【0010】このような請求項1記載の発明によれば、
周方向に配置されたダンパスプリングより外側に位置す
るフリクションスプリングが、ドリブンギヤをクラッチ
部材またはクラッチ部材と一体化された部材に対して軸
方向に押圧して接触させ、その接触により形成される摺
接面が、ダンパスプリングより外側に位置することか
ら、摩擦力の生じる摺接面は、ダンパスプリングより外
側に位置していて、ダンパスプリングより内側に位置す
る従来技術における摺接面に比べて、従動軸の軸心線か
らの距離が大きい位置にある。そのため、ダンパスプリ
ングの共振を抑制する所要の摩擦トルクを得るための摩
擦力は、従来技術のそれより小さくてよく、したがって
フリクションスプリングによるバネ力も小さくてよい。
このことにより、摺接面でのクラッチ部材またはクラッ
チ部材と一体化された部材に対するドリブンギヤの押圧
力も小さくなるので、摺接面での摩耗の発生が抑制さ
れ、耐久性が向上する。また、摩耗の発生が抑制される
ため、摺接面に耐摩耗性の表面処理を施す必要もないの
で、工数が減少し、コストを低減できる。
【0011】また、摺接面がダンパスプリングより外側
に位置することから、摺接面の面積を従来技術における
摺接面の面積より大きくすることが可能であるので、ド
リブンギヤの径およびクラッチ部材またはクラッチ部材
と一体化された部材の径を大きくすることなく、クラッ
チ部材またはクラッチ部材と一体化された部材に作用す
るドリブンギヤの押圧力に基づく圧力を小さくすること
ができ、この点でも、摺接面での摩耗の発生が抑制され
る。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本出願発明の一実施形態を図
1を参照して説明する。図1は、本出願発明のダンパス
プリングを有するクラッチが適用された多板摩擦クラッ
チ1の断面図である。多板摩擦クラッチ1は、頭上カム
軸式V型2気筒内燃機関が搭載される自動2輪車の動力
伝達装置に組み込まれている。そして、この動力伝達装
置では、内燃機関のクランク軸のトルクが、多板摩擦ク
ラッチ1、常時噛み合い式歯車変速機および駆動チェー
ンを介して後輪に伝達される。
【0013】この多板摩擦クラッチ1は、従来公知の多
板摩擦クラッチと同様の以下の構成要素を備えている。
駆動軸である内燃機関のクランク軸にスプライン嵌合さ
れたプライマリドライブギヤ2と噛み合うドリブンギヤ
であるプライマリドリブンギヤ3は、従動軸である前記
歯車変速機のメインシャフト9に対して同軸にかつ回転
自在に支持されている。クラッチ部材である有底円筒状
のクラッチアウタ5は、プライマリドリブンギヤ3にダ
ンパスプリング4を介して連結されていて、メインシャ
フト9に対して同軸かつ回転自在となっている。クラッ
チセンタ8は、メインシャフト9にスプライン嵌合され
て、メインシャフト9と一体的に回転するようになって
いる。
【0014】複数のクラッチディスク6は、クラッチア
ウタ5の円筒部5aにおいて周方向に間隔を置いて形成
された軸方向に延びる複数の切欠き5cに挿入される爪
をその外周に有している。一方、複数のクラッチプレー
ト7は、クラッチセンタ8の外周に軸方向に摺動可能に
スプライン嵌合されていて、クラッチディスク6と交互
に重ね合わされている。クラッチディスク6およびクラ
ッチプレート7はそれぞれ摩擦板を構成している。
【0015】プレッシャプレート10は、メインシャフ
ト9に形成された中空部に同軸に配置されていて、油圧
により軸方向に移動させられるリフタロッド11の先端
部に回動自在に取り付けられている。さらに、プレッシ
ャプレート10は、クラッチスプリング12のバネ力に
より、クラッチディスク6およびクラッチプレート7を
常時押圧していて、このときのクラッチディスク6およ
びクラッチプレート7間の摩擦により、クラッチ1は接
続状態となっている。そして、クラッチスプリング12
のバネ力に抗して、油圧によりリフタロッド11ととも
にクラッチプレート7を軸方向に移動させて、クラッチ
ディスク6およびクラッチプレート7に対するクラッチ
スプリング12のバネ力を解除することにより、両者の
間に隙間が形成されて、クラッチ1は断状態となる。
【0016】このような多板摩擦クラッチ1における、
クランク軸のトルクの伝達態様は、次のとおりである。
プライマリドライブギヤ2からプライマリドリブンギヤ
3に伝達されたクランク軸のトルクは、ダンパスプリン
グ4を介してクラッチアウタ5に伝達される。クラッチ
1が接続状態にあるときは、クラッチアウタ5のトルク
が、摩擦板であるクラッチディスク6およびクラッチプ
レート7を介してクラッチセンタ8に伝達され、さらに
メインシャフト9に伝達される。一方、クラッチ1が断
状態にあるときは、クラッチディスク6とクラッチプレ
ート7との間に隙間があるため、この部分でトルクの伝
達が遮断される。このようにして、クラッチアウタ5
は、メインシャフト9と断続可能となっている。そし
て、ダンパスプリング4は、プライマリドリブンギヤ3
とクラッチアウタ5との間で伸縮し得るようになってい
るので、断状態にあるクラッチ1が接続されるときなど
に発生する急激なトルク変化がクラッチアウタ5に伝達
されないようにしている。
【0017】次に、多板摩擦クラッチ1のプライマリド
リブンギヤ3およびクラッチアウタ5について詳述す
る。メインシャフト9の外周には、円筒状のクラッチア
ウタガイド13が嵌合されている。そして、プライマリ
ドリブンギヤ3は、このクラッチアウタガイド13の外
周に装着されたニードルベアリング14のアウタレース
の外周に嵌合するボス部3aと、プライマリドライブギ
ヤ2の歯と噛み合う歯が形成されたギヤ部3bと、ボス
部3aとギヤ部3bとの間に形成された平板部3cとを
有している。なお、ボス部3aのクラッチアウタ5側の
端面は、クラッチセンタ8の端面に当接しているスラス
トワッシャ15に当接することにより、一方ボス部3a
のメインシャフト9の変速ギヤ装着側の端面は、ボス部
3aとの係合部を介してプライマリドリブンギヤ3と一
体的に回転する補機駆動用ドライブスプロケット16と
当接することにより、プライマリドリブンギヤ3の軸方
向の移動が阻止されている。
【0018】平板部3cには、メインシャフト9の軸心
線を中心線とした円周上で、周方向に間隔を置いて、6
個の略長方形形状の第1貫通孔3dおよび3個の長円形
状の第2貫通孔3eがそれぞれ形成されている。それら
第1および第2貫通孔3d,3eは、2個の第2貫通孔
3eの間に2個の第1貫通孔3dが設けられる配列関係
となるように周方向に並んでいる。
【0019】各第1貫通孔3dにはコイルスプリングか
らなるダンパスプリング4が、該ダンパスプリング4の
両端部がバネ受けを介して第1貫通孔3dの周方向の両
端部を押圧するように、縮設された状態で挿入されてい
る。一方、各第2貫通孔3eには、後述するリベット2
1が挿入された円筒状のスリーブ17が貫通している。
第2貫通孔3eの径は、スリーブ17の外径より大きく
されていて、両者の間に周方向の隙間が形成されるた
め、この隙間の範囲内でプラマリドリブンギヤ3とクラ
ッチアウタ5とが相対回転ができるようになっている。
【0020】一方、有底円筒状のクラッチアウタ5は、
メインシャフト9と同軸の円筒状の円筒部5aと、その
底部にあたるプライマリドリブンギヤ3側の側壁部5b
とを有している。側壁部5bの中心部に形成された貫通
孔に、プライマリドリブンギヤ3のボス部3aの外周が
嵌合しているため、クラッチアウタ5は、プライマリド
リブンギヤ3と共に、メインシャフト9の軸心線を中心
として回転自在である。
【0021】側壁部5bのプライマリドリブンギヤ3側
には、ダンパスプリング4を収容する6個の凹部5d
が、プライマリドリブンギヤ3の第1貫通孔3dに対応
して、周方向に間隔を置いて形成されている。また、側
壁部5bには、プライマリドリブンギヤ3の第2貫通孔
3eを貫通するリベット21のための3個のリベット孔
5eが、第2貫通孔3eに対応して、周方向に間隔を置
いて形成されている。
【0022】さらに、クラッチアウタ5のプライマリド
リブンギヤ3側には、プライマリドリブンギヤ3の平板
部3cの側面の大きさに対応する環状のクラッチアウタ
サイドプレート18が配置されている。このクラッチア
ウタサイドプレート18は、クラッチアウタ5の側壁部
5bのダンパスプリング4を収容する凹部5dに対応し
て、6個の凹部18dが形成され、さらに該側壁部5b
のリベット孔5eに対応して、スリーブ17が貫通する
大きさの3個の貫通孔18eが形成されている。凹部1
8dは、板金にダンパスプリング4の径および長さに対
応させて、H字状の切り込みを入れて、ダンパスプリン
グ4の外周に略沿う形状に湾曲させたものであり、図1
の18fは、ダンパスプリング4の軸方向に沿うように
入れた切り込みの側部が前述の湾曲を加工されてできた
開口である。クラッチアウタサイドプレート18の材料
は、クラッチアウタ5を形成している材料とは異なる、
適度の摩擦係数および耐摩耗性を有する材料を使用でき
ることができる。
【0023】そして、クラッチアウタサイドプレート1
8は、凹部18dがクラッチアウタ5の凹部5dに嵌
り、貫通孔18eがリベット孔5eと同心に位置し、か
つ中心孔にボス部3aの外周が嵌合した状態で、側壁部
5bに載置されている。したがって、クラッチアウタサ
イドプレート18は、クラッチアウタ5と一体的に回転
する部材であるところから、クラッチアウタ5と一体化
された部材に相当する。
【0024】なお、ボス部3aには、ボス部3aと側壁
部5bとの嵌合部分をはじめ、プライマリドリブンギヤ
3、クラッチアウタ5およびクラッチアウタサイドプレ
ート18の各接触部分に潤滑油を供給するための油孔3
fが、ニードルベアリング14のアウタレースに設けら
れた油孔と連通するように形成されている。また、クラ
ッチアウタサイドプレート18の凹部18dの底部に形
成された開口18fを通じて、クラッチアウタ5とクラ
ッチアウタサイドプレート18との接触部に潤滑油が供
給されている。
【0025】プライマリドリブンギヤ3の平板部3cの
クラッチアウタ5が位置する側とは反対側には、ダンパ
スプリング4を安定して保持するために、プライマリド
リブンギヤ3の平板部3cの側面の大きさに対応する環
状のクラッチサイドプレート19が配置されている。そ
して、クラッチサイドプレート19の中心孔に、プライ
マリドリブンギヤ3のボス部3aが嵌合している。この
クラッチサイドプレート19には、プライマリドリブン
ギヤ3の第1貫通孔3dに対応して、ダンパスプリング
4を収容する6個の凹部19dが、またクラッチアウタ
5の側壁部5bのリベット孔5eに対応して、3個のリ
ベット孔19eが、それぞれ周方向に間隔を置いて形成
されている。
【0026】ところで、このクラッチサイドプレート1
9とプライマリドリブンギヤ3の平板部3cとの間に
は、周方向に配置されているダンパスプリング4より外
側に位置して、皿バネからなるフリクションスプリング
20が設けられている。そして、クラッチアウタ5およ
びクラッチサイドプレート19が、リベット21が挿入
されるスリーブ17を介して、リベット21により一体
に固着される際、このフリクションスプリング20がク
ラッチサイドプレート19の外周縁付近の周面により押
圧されて、そのバネ力が、プライマリドリブンギヤ3
を、クラッチアウタ5の側壁部5bに向けて軸方向に押
圧するように作用する。なお、クラッチアウタ5および
クラッチサイドプレート19は、リベット21により一
体化されるため、クラッチサイドプレート19は、クラ
ッチアウタ5と一体的に回転する部材であるところか
ら、クラッチアウタ5と一体化された部材に相当する。
【0027】このフリクションスプリング20のバネ力
により、プライマリドリブンギヤ3の平板部3cは、ク
ラッチアウタ5に載置されたクラッチアウタサイドプレ
ート18に対して押圧され、両者は、ダンパスプリング
4より外側の位置であって、しかも平板部3cに対する
フリクションスプリング20の取り付け位置に対向した
位置で接触し、その接触した部分に環状の摺接面22が
形成される。そのため、第2貫通孔3eの周縁とスリー
ブ17外周との間に形成されている周方向の隙間の範囲
で、プライマリドリブンギヤ3とクラッチアウタ5とが
相対回転しようとすると、この摺接面22にフリクショ
ンスプリング20のバネ力に基づく押圧力に応じた摩擦
力が生じ、その相対回転を妨げる摩擦トルクが生じる。
【0028】この摩擦力は、摩擦トルクがダンパスプリ
ング4の共振を抑制するための所要の大きさとなるよう
に、実験等により設定されるものであって、この点では
前記従来技術と同様である。そして、所要の摩擦トルク
が前記従来技術と同じである場合、この実施形態では、
摩擦力の生じる摺接面22は、ダンパスプリング4より
外側に位置していて、ダンパスプリング4より内側に位
置する前記従来技術における摺接面(この従来技術の摺
接面の摩擦係数は、この実施形態のそれと同一としてあ
る)に比べて、メインシャフト9の軸心線からの距離が
大きい位置にあるため、その所要の摩擦トルクを得るた
めの摩擦力は、従来技術のそれより小さくてよく、した
がってフリクションスプリング20によるバネ力も小さ
くてよい。このことにより、摺接面22でのクラッチア
ウタサイドプレート18に対するプライマリドリブンギ
ヤ3の押圧力も小さくなるので、摺接面22での摩耗の
発生が抑制され、耐久性が向上する。
【0029】また、環状の摺接面22がダンパスプリン
グ4より外側に位置することから、摺接面22の面積を
従来技術における摺接面の面積より大きくすることが可
能であるので、クラッチアウタサイドプレート18に作
用するプライマリドリブンギヤ3の押圧力に基づく圧力
を小さくすることができるので、摺接面22での摩擦の
発生が抑制される。
【0030】なお、摩擦力の調整は、フリクションスプ
リング20のバネ力を調整したり、摺接面22の摩擦係
数を調整することにより、行うことができる。そして、
フリクションスプリング20のバネ力の調整は、バネの
バネ常数の調整やスリーブ17の長さの調整により可能
である。また、摺接面22の摩擦係数の調整は、プライ
マリドリブンギヤ3やクラッチアウタサイドプレート1
8の材料の変更、潤滑の程度、表面処理等により可能で
ある。
【0031】また、プライマリドリブンギヤ3とクラッ
チアウタ5との間で相対回転が生じる際、フリクション
スプリング20は、プライマリドリブンギヤ3およびク
ラッチサイドプレート19との摩擦係数の関係で、プラ
イマリドリブンギヤ3と一緒に回転するため、フリクシ
ョンスプリング20とクラッチサイドプレート19との
接触部分でも摩擦力が生じ、この摩擦力による摩擦トル
クが発生するが、該接触部分での摩擦係数は、摺接面2
2における摩擦係数に比べて小さくされている。そのた
め、ダンパスプリング4の共振を抑制するための摩擦ト
ルクの主要部分は、摺接面22での摩擦力による摩擦ト
ルクが占めているため、この共振抑制作用は、摺接面2
2での摩擦力による摩擦トルクに依存している。
【0032】このように構成された多板摩擦クラッチ1
において、フリクションスプリング20による、ダンパ
スプリング4の共振抑制作用について説明する。クラン
ク軸に生じるトルク変動の振動数が、ダンパスプリング
4の固有振動数に一致すると、ダンパスプリング4が共
振して、第2貫通孔3eの周縁とスリーブ17外周との
間に形成されている周方向の隙間の範囲で、プライマリ
ドリブンギヤ3がクラッチアウタ5に対して大きく回転
しようとする。そのとき、摺接面22にフリクションス
プリング20のバネ力に基づく押圧力に応じた摩擦力が
生じる。そして、この摩擦力による摩擦トルクは、プラ
イマリドリブンギヤ3のクラッチアウタ5に対する回転
を妨げるように作用するため、ダンパスプリング4の共
振が抑制される。
【0033】前記実施形態は、以上のように構成されて
いるので、次の効果を奏する。周方向に配置されたダン
パスプリング4より外側に位置するフリクションスプリ
ング20が、プライマリドリブンギヤ3をアウタサイド
プレートに対して軸方向に押圧して接触させ、その接触
により形成される環状の摺接面22が、ダンパスプリン
グ4より外側に位置することから、摩擦力の生じる摺接
面22は、ダンパスプリング4より外側に位置してい
て、ダンパスプリング4より内側に位置する従来技術に
おける摺接面に比べて、メインシャフト9の軸心線から
の距離が大きい位置にある。そのため、ダンパスプリン
グ4の共振を抑制する所要の摩擦トルクを得るための摩
擦力は、従来技術のそれより小さくてよく、したがって
フリクションスプリング20によるバネ力も小さくてよ
い。このことにより、摺接面22でのクラッチアウタサ
イドプレート18に対するプライマリドリブンギヤ3の
押圧力も小さくなるので、摺接面22での摩耗の発生が
抑制され、耐久性が向上する。また、摩耗の発生が抑制
されるため、摺接面に耐摩耗性の表面処理を施す必要も
ないので、工数が減少し、コストを低減できる。
【0034】また、環状の摺接面22がダンパスプリン
グ4より外側に位置することから、摺接面22の面積を
従来技術における摺接面の面積より大きくすることが可
能であるので、プライマリドリブンギヤ3の径およびク
ラッチアウタ5の径を大きくすることなく、クラッチア
ウタサイドプレート18に作用するプライマリドリブン
ギヤ3の押圧力に基づく圧力を小さくすることができ、
この点でも、摺接面22での摩耗の発生が抑制される。
【0035】フリクションスプリング20のバネ力によ
り、ダンパスプリング4より外側で、プライマリドリブ
ンギヤ3とクラッチアウタ5とが、クラッチアウタサイ
ドプレート18を介して相互に押し付け合う状態で一体
となっているため、ダンパスプリング4を安定して保持
でき、ダンパスプリング4の作動が安定する。
【0036】クラッチアウタ5に載置されるクラッチア
ウタサイドプレート18を設けたことにより、ダンパス
プリング4との接触によるクラッチアウタ5の摩耗が防
止でき、またプライマリドリブンギヤ3の押圧による摺
接面22でのクラッチアウタ5の摩耗を防止できる。ま
た、クラッチアウタサイドプレート18が、プライマリ
ドリブンギヤ3との摺接面22を形成していることを考
慮して、クラッチアウタサイドプレート18の材料は、
クラッチアウタ5を形成している材料とは異なる、適度
の摩擦係数および耐摩耗性を有する材料を使用できるこ
とができるので、摩耗の発生抑制効果の向上を図ること
ができる。
【0037】前記実施形態では、クラッチアウタサイド
プレート18が設けられていたが、このプレートを省く
こともできる。
【0038】前記実施形態では、フリクションスプリン
グ20を、クラッチサイドプレート19とプライマリド
リブンギヤ3との間に設けたが、クラッチアウタサイド
プレート18とプライマリドリブンギヤ3との間に設け
て、そのバネ力によりプライマリドリブンギヤ3をクラ
ッチサイドプレート19に向けて押圧するようにしても
よい。この場合にも、クラッチアウタサイドプレート1
8を省くことができ、そのときは、フリクションスプリ
ング20は、クラッチアウタ5とプライマリドリブンギ
ヤ3との間に設けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本出願発明の一実施形態であるダンパ
スプリングを有する多板摩擦クラッチの断面図である。
【符号の説明】
1…多板摩擦クラッチ、2…プライマリドライブギヤ、
3…プライマリドリブンギヤ、3a…ボス部、3b…ギ
ヤ部、3c…平板部、3d…第1貫通孔、3e…第2貫
通孔、3f…油孔、4…、5…クラッチアウタ、5a…
円筒部、5b…側壁部、5c…切欠き、5d…凹部、5
e…リベット孔、6…クラッチディスク、7…クラッチ
プレート、8…クラッチセンタ、9…メインシャフト、
10…プレッシャプレート、11…リフタロッド、12
…クラッチスプリング、13…クラッチアウタガイド、
14…ニードルベアリング、15…スラストワッシャ、
16…ドライブスプロケット、17…スリーブ、18…
クラッチアウタサイドプレート、18d…凹部、18e
…貫通孔、19…クラッチサイドプレート、19d…凹
部、19e…リベット孔、20…フリクションスプリン
グ、21…リベット、22…摺接面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸のトルクが伝達されるドリブンギ
    ヤおよび従動軸と断続可能なクラッチ部材が、前記従動
    軸に対して同軸にかつ回転自在に配置され、伸縮により
    前記ドリブンギヤと前記クラッチ部材との間の相対回転
    を許容しかつ前記ドリブンギヤのトルクを前記クラッチ
    部材に伝達する複数のダンパスプリングが、前記ドリブ
    ンギヤと前記クラッチ部材との間に周方向に間隔を置い
    て配置され、前記クラッチ部材または前記クラッチ部材
    と一体化された部材に対して前記ドリブンギヤを軸方向
    に押圧して接触させ両者の摺接面に生じる摩擦力により
    前記ダンパスプリングの共振を抑制するフリクションス
    プリングが設けられたダンパスプリングを有するクラッ
    チにおいて、前記フリクションスプリングおよび前記摺
    接面が、前記ダンパスプリングより外側に位置すること
    を特徴とするダンパスプリングを有するクラッチ。
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