JP2000226743A - 撚り糸の製造プロセス、撚り糸、および繊維加工品 - Google Patents

撚り糸の製造プロセス、撚り糸、および繊維加工品

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    • D02G3/22Yarns or threads characterised by constructional features, e.g. blending, filament/fibre
    • D02G3/32Elastic yarns or threads ; Production of plied or cored yarns, one of which is elastic
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 繊維加工品に優れた着心地を与える撚り糸を
製造する。 【解決手段】 撚り糸から編地を作り、編地の編み目に
よって撚り糸(1)に与えられたカールを、該編地に処
理を施すことによってセットする。このセッティングの
工程の後に、撚り糸(1)をほどく。該撚り糸(1)
は、主糸(2)および弾性糸(3)からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撚り糸の製造プロ
セスと、該プロセスに従って製造される撚り糸と、該撚
り糸を含む繊維加工品とに関する。
【0002】
【従来の技術】繊維加工品の特性は、その繊維加工品を
作っている撚り糸の特性によってほぼ決まる。繊維加工
品が衣類である場合、非常に重要なのはその繊維加工品
の着心地である。衣類は、多種多様な撚り糸から製造さ
れ、撚り糸を製造するのに使用されるプロセスも多様で
ある。たとえば、撚り糸の製造プロセス中にかさ高加
工、特に空気によるかさ高加工を施して、撚り糸をある
程度かさ高にして比較的大きな容積をもたせることが知
られている。
【0003】撚り糸をかさ高にすることで、撚り糸の長
手方向に垂直な方向に、ある程度の弾性を持たせること
ができる。しかし、この弾性はあまり大きくはない。繊
維加工品が衣類であって、その衣類を着用している人に
よって部分的に比較的高い圧力が加えられるような衣類
である場合、そのような領域は伸縮性があって柔軟であ
ることが求められる。
【0004】たとえばEP 0 024 211 A1号か
ら、衣類、特に靴下に、足の裏の地面に付く領域に減衰
部分を設けて、たとえばスポーツ活動中の足の負荷を減
じることが知られている。この足の裏の領域は、テリー
織のタオル地のループ状であり、このループのために靴
の中に占めるスペースが大きくなっている。
【0005】
【発明の概要】以上を踏まえて、本発明の目的は、比較
的低コストで行なうことのできる、撚り糸の製造プロセ
スを提供することである。本発明の別の目的は、弾性の
レベルが強化された撚り糸を提供することである。本発
明のさらに別の目的は、着用特性が特に改善された繊維
加工品を提供することである。
【0006】これらの目的は、請求項1に記載の特徴を
有する撚り糸の製造プロセス、請求項32に記載の特徴
を有する撚り糸、および、請求項33に記載の特徴を有
する繊維加工品によって達成される。有利な展開例およ
び構成例が、それぞれの従属項の主題となっている。
【0007】驚くべきことに、まず編地を撚り糸で作
り、その編地の編み目によって撚り糸に対して与えられ
るカールまたは捲縮を、その編地に処理を施すことによ
り固定(セット)し、そのセッティングのステップの後
に撚り糸をほどく、という手順によって製造される撚り
糸が、その撚り糸で作った衣類の着心地を高めることが
できる、ということがわかった。このようにして製造さ
れる撚り糸は、その後さらに処理することができる。本
発明に従ったプロセスは、撚り糸の長手方向における弾
性が強化された撚り糸を製造することが可能な方法を示
している。このプロセスは、簡単な手段を使用して行な
うことができる。本発明に従ったプロセスはまた、種々
の構成の撚り糸を選択的に製造することを可能にする。
編地の構成およびその編地の編み目に従って、異なるカ
ールまたは捲縮を撚り糸に与えることができる。1つの
編地の中に種々の編み目を作ることによって、撚り糸が
部分部分で異なるカールを有するように、特に、ジグザ
グまたは曲がりくねった構成を有するようにすることも
可能である。
【0008】このプロセスの有利な実施例に従えば、ま
ず基礎となる主糸を、少なくとも1本の弾性糸と撚り合
せる。この手順には、撚り糸を異なる機能性を有する複
数の糸から作ることができる、という利点がある。主糸
には、撚り糸の外観を決定するカールが与えられる。
【0009】このプロセスの別の有利な実施例に従え
ば、弾性糸としてエラスタン(elastan)またはスパン
デックス(spandex)を、主糸と撚り合せることが提案
される。ここでエラスタンは、好ましくは、非常に伸縮
性に優れた化学ファイバーであり、これは、引張り力を
取除いた後にほぼ原型に戻る。エラスタンは、ポリウレ
タンセグメントを少なくとも85重量%含有する、高重
合体のファイバーである。この弾性糸はまた、合成ポリ
イソプレンの糸、または、1または複数のビニールモノ
マーが適宜付加され得る、1または複数のジエンの重合
によって製造される高重合体の糸、を含んでもよい。好
ましくは、この弾性糸は、dtex78/1PAが巻き
付けられた1デニールのdtex20を有するエラスタ
ンである。
【0010】このプロセスのさらに別の有利な実施例に
従えば、弾性糸をゴム、特に天然ゴムの糸とすることが
提案される。代替的に、二成分繊維、特にポリアミドと
ポリウレタンとの二成分繊維を、弾性糸とすることも提
案される。
【0011】このプロセスのまた別の有利な展開例に従
えば、少なくとも部分的に天然材料を有する主糸を、弾
性糸と撚り合せることが提案される。この主糸は、毛お
よび/または綿を含む主糸であると有利である。部分的
に毛および/または綿を含む主糸は、化学的な糸または
化学ファイバーの混合物を含むことも可能である。
【0012】このプロセスのさらに別の有利な展開例に
従えば、主糸と弾性糸とを1メートル当り最高600回
転の回転速度で撚り合せることが提案される。これによ
り、糸に対して十分な撚りの効果が与えられ、また、撚
り糸に最小程度のカールを確実に作ることができる。好
ましくは、主糸および弾性糸は、1メートル当り150
〜250回転の回転速度で撚り合せられる。好ましく
は、主糸および弾性糸は、1メートル当り約200回転
の回転速度で撚り合せられる。
【0013】この撚り合せ作業中に撚り糸が切れたり糸
が切れたりすることを確実に防ぐために、最高10gの
プレストレスをかけながら主糸と弾性糸とを撚り合せる
ことが提案される。好ましくは、主糸および弾性糸は、
2〜6g、特に3〜4g程度のプレストレスをかけなが
ら撚り合せられる。
【0014】このプロセスのまた別の有利な実施例に従
えば、テープ状または帯状の編地を作ることが提案され
る。帯状の編地とすることで、セッティング処理を施す
際の取り扱いが容易になる。
【0015】このプロセスのさらに別の有利な実施例に
従えば、実質的に筒状の編地を作ることが提案される。
筒状の編地を製造する作業は、たとえば丸編機によって
行なうことができる。
【0016】このプロセスのまた別の有利な展開例に従
えば、編地を、セッティング作業に先立って、少なくと
も1回のクリーニングおよび/または染料を除去もしく
は分離するステップにかけることが提案される。セッテ
ィング作業の前に編地をこのように予備処理すること
で、編地に含まれる撚り糸がセッティングのステップに
対して常に同じ特性を有するという利点がある。このプ
ロセスのさらに別の有利な展開例に従えば、セッティン
グ作業を化学セッティングによって行なうことが提案さ
れる。この目的のために、編地をセッティング剤で処理
することが提案される。このセッティング剤が主糸と反
応することで、主糸は、編地の編み目によって予め定め
られた構成に実質的にセットされる。セッティング剤
は、スルフィド、特に有機的に安定にされたスルフィド
を含む溶剤であると有利である。
【0017】セッティング剤による化学セッティング
は、クリーニング剤および/または染料を除去するもし
くは分離するための溶剤を付加して行なうことも可能で
あり、そうすれば、セッティング、クリーニングおよび
/または染料を除去する作業を1工程で行なうことがで
きる。この手順の利点は、プロセス中の工程数が減じら
れる点に見ることができる。
【0018】化学セッティングを行なった場合、セッテ
ィング作業の後に、編地に少なくとも1回のクリーニン
グおよび/または中和作業を施すことが望ましい。この
クリーニングおよび/または中和作業中、セッティング
剤およびおそらくはクリーニング剤および/または染料
除去剤が、編地から洗い流される。好ましくは、編地
は、その少なくとも1回のクリーニングおよび/または
中和作業、ならびにおそらくはすすぎ作業の後に、乾燥
される。この編地の乾燥は、好ましくは、最高120
℃、好ましくは110℃で行なわれる。
【0019】化学セッティングの効果をさらに増すため
には、セッティング剤で処理する前に編地に水蒸気処理
を施すことによって、ある程度の予備セッティングを行
なっておくことが提案される。この水蒸気処理は、好ま
しくは、最高100℃の温度で、特に100〜102℃
で行なわれる。驚くべきことに、この水蒸気処理は比較
的短期間の処理でよいことがわかっている。したがっ
て、編地は、最高20分間、好ましくは最高15分間、
水蒸気で処理される。
【0020】このプロセスのまた別の有利な展開例に従
えば、編地のセッティングを、編地を圧力下で水蒸気処
理することによって行なうことが提案される。この、物
理的セッティングと称されるセッティングは、セッティ
ングに化学溶剤を必要としないという利点を有する。セ
ッティングは好ましくは、最高120℃、好ましくは9
0℃で行なわれる。
【0021】さらに別の有利な展開例に従えば、水蒸気
処理を1バールの圧力で、特に大気圧より低い圧力で行
なうことが提案される。編地の処理は、いわゆるオート
クレーブにおいて行なうことができる。編地は、最高1
5分、好ましくは10分間、減圧下で水蒸気処理され得
る。
【0022】本発明の別の概念に従えば、請求項1から
31のいずれかに従って製造された部分を少なくとも1
部分有する、撚り糸が提供される。この撚り糸は非常に
伸縮性に優れ、引張り力を取除いた後に、ほぼ原型に戻
る。この撚り糸は、ジグザグまたは曲がりくねった外観
とすることが可能である。撚り糸の外観は、編地の編み
目の形状および、カールのセッティングによって実質的
に決定される。
【0023】本発明のまた別の概念に従えば、少なくと
も1つの編まれた領域を有する繊維加工品であって、そ
の編まれた領域が、請求項1から31のいずれかに従っ
て製造された部分を少なくとも1部分有する少なくとも
1本の撚り糸によって形成される、繊維加工品が提供さ
れる。請求項1から31のいずれかに従って製造された
部分を有している撚り糸によって編まれた該領域は、そ
の領域の長手方向に対して垂直方向に、弾性が強化され
ている。セッティング効果によって撚り糸にカールが設
けられていることによって、その領域を編む際にもカー
ルが保持され、その結果として、その編まれた領域には
撚り糸によってより大きな容積がもたらされ、その大き
な容積によって、減衰特性がもたらされる。
【0024】繊維加工品は、工学的な目的に使用される
繊維加工品で有り得るが、好ましくは、その少なくとも
1つの編まれた領域によってより高レベルの着心地が与
えられた衣類であって、好ましくはその衣類は靴下であ
る。この靴下という用語は、レッグウェアやメリヤス類
(hosiery)等と同義で使用される。これはまた、たと
えば、ストッキング、半靴下等を含み得る。
【0025】好ましくは、靴下の足の裏の地面に付く領
域は、少なくとも部分的に該撚り糸によって形成されて
いる。これにより、その地面に付く足の裏領域において
は、従来の靴下より実質的により厚い足の裏領域とせず
とも、より高い減衰効果がもたらされる。
【0026】この繊維加工品の別の有利な実施例に従え
ば、靴下に、それぞれ少なくとも部分的に該撚り糸で形
成される踵領域および/または爪先領域を設けることが
提案される。これにより、靴下の履き心地が向上する。
【0027】この繊維加工品のまた別の有利な実施例に
従えば、該少なくとも1つの領域を、それを通じて延び
る少なくとも1本の基礎となる撚り糸および、少なくと
も1本の撚り糸によって形成することが提案される。
【0028】撚り糸の製造プロセスを、例示の目的で1
実施例によって以下に説明する。dtex78/1PA
が巻き付けられたdtex20 Lycraを有する弾
性糸を、タイプNm 44/2 Wo−PAの主糸と撚
り合せる(80/20の同構造混合)。撚り合せ作業
は、Z方向で1メートル当り200回転で、また、3〜
4gのプレストレスをかけながら行なわれる。
【0029】このようにして製造された撚り糸を使用し
て、筒状またはホース状の編地を編む。この編む作業
は、針数312、直径10インチ(約25.4cm)の
小さな丸編機で行なわれる。
【0030】この編地はその後、セッティングにかけら
れる。まず、スチーマで、100℃から102℃の水蒸
気で15分間、編地を蒸す。その後、編地にセッティン
グ処理を施す。この目的のために、編地を、Chemische
Fabrik Tuebingen CHT R Beitlich GmbH製造のWoll
perman SAを50g/l、および、Bayer AG製
造のDiadavin NSEを0.3g/l含む、セ
ッティング剤で処理する。この処理作業は、Space
dye装置で実行される。セッティング作業に続いて、
編地を過酸化水素で中和する。その後、編地を2つのす
すぎ浴に通し、その後乾燥させる。編地の乾燥は、11
0℃で行なわれる。乾燥作業の後、編地をほどき、撚り
糸を巻いて管糸とするか、包装する。
【0031】このようにして得られた撚り糸は、曲がり
くねった形状であり、非常に弾性がある。
【0032】編地のセッティングは、化学セッティング
剤によってではなく、編地をオートクレーブ内で減圧に
さらすことによっても行なうことができる。編地は、オ
ートクレーブにおいて、90℃の水蒸気温度で10分間
処理され、その後冷まされる。この編地の撚り糸も、ほ
どくことができる。セッティングのステップにおけるこ
の作業手順によってもまた、撚り糸に実質的に曲がりく
ねった構造が与えられる。
【0033】
【詳細な説明】本発明のさらなる詳細および利点を、図
示した実施例によって説明する。
【0034】図1は、主糸2および弾性糸3によって形
成される撚り糸1を概略的に示す。主糸2および弾性糸
3は互いに撚り合せられる。主糸2は好ましくは、毛お
よび/または綿であるが、主糸2に化学ファイバー添加
剤を含むことも可能である。弾性糸3は好ましくは、エ
ラスタンである。弾性糸3および主糸2は撚り合せられ
るが、その撚り合せ作業は、1メートル当り約200回
転の回転速度で行なわれる。この撚り合せ作業は、よく
知られている撚り合せ用器具によって、2gから4gの
プレストレスをかけながら行なわれる。
【0035】図1に示す撚り糸を使用して、編地(図示
せず)を製造する。編地は、筒状もしくはホース状、ま
たは、テープ状もしくは帯状であってもよい。それらが
編地の好ましい実施例であるが、編地は別の形状を有し
てもよい。編地に処理を施して、編地の編み目によって
撚り糸1に与えられるカールをセットする。このセッテ
ィングのステップの後、撚り糸1をほどく。
【0036】図2は、まず編地に編まれてセッティング
処理が施された、撚り糸1の1部分を概略的に示す。図
2に示した撚り糸の部分はカールを有し、それは、例示
の実施例においては、撚り糸1の曲がりくねった形状の
構成に見られる。撚り糸1の外観は、編地の編み目をど
のように作るかによって決まる。編み目の形状に従っ
て、異なるカールが撚り糸1に与えられ得る。セッティ
ング作業後、撚り糸はカールを保持する。セッティング
は、化学セッティング剤によって行なうことができる。
好ましくは、このセッティング剤は、スルフィド、特に
有機的に安定にされたスルフィドを含有するセッティン
グ剤である。このセッティング剤には、クリーニング剤
および/または染料除去もしくは分離剤を付加すること
も可能である。主糸2は、セッティング剤によってセッ
トされ、それにより、撚り糸は、編地をほどく作業の後
に、図2に示すようなジグザグまたは曲がりくねった構
成となる。このようにして製造された撚り糸は、さらな
る用途へと提供され得る。
【0037】編地を特に部分的にセッティングすること
により、部分的にジグザグまたは曲がりくねった形状を
有する撚り糸1を製造することも可能である。
【0038】図3は、例示の目的で、靴下としての繊維
加工品を示す。他の繊維加工品または、少なくとも1つ
の編まれた領域を有する繊維部分を含む加工品において
は、該編まれた領域は、少なくともその1部分が請求項
1から31のいずれかに従って製造された、少なくとも
1本の撚り糸によって形成されている。
【0039】図3は、靴下4を正面から見た図である。
靴下は、足領域5および脚領域6を有する。足領域5の
前端領域は、強化された爪先領域7で形成されている。
爪先領域7に対向して形成された踵領域8もまた、例示
の実施例においては強化されている。爪先領域7と踵領
域8との間に、足の裏の地面に付く領域9が形成されて
おり、この足の裏領域9は、脚領域6および足領域5に
比べて強化されている。足の裏領域9の強化の程度は、
爪先領域7および踵領域8のそれぞれの強化の程度に対
応する。脚領域6の上方部分には、視覚的な模様10が
施される。これは脚領域6に編み込まれている。
【0040】足の裏領域9は、図2に示すような撚り糸
1によって形成される。それにより、より高度な弾性が
足の裏領域9に与えられ、靴下4が減衰特性を備えるよ
うになる。爪先領域7および踵領域8もまた、撚り糸1
で形成することができる。この場合、足の裏領域9、爪
先領域7および踵領域8に使用することのできる撚り糸
1は、異なる組成であり得る。したがって、該撚り糸に
は、異なる主糸および異なる弾性糸が含まれ得る。
【0041】図4および図5から、足の裏領域9が足の
裏面に実質的に対応する構成をしており、したがって、
靴下4の足領域5が人間工学にかなった構成とされてい
ることがわかる。
【0042】図4および図5は、好ましい実施例におけ
るそれぞれの爪先領域7が、その構造が爪先の構造に実
質的に対応する縁11を有することを示している。例示
の実施例においては、爪先領域7は実質的に台形であ
る。爪先領域7は、靴下を履いたときにそれぞれ左足お
よび右足の親指に当たる、縁部12を有する。この縁部
12は、図3および図4にそれぞれ破線で示される共通
の底辺13に対して、さらなる縁部14の傾斜よりも小
さい傾斜を有する。縁11は好ましくは継ぎ目がなく、
靴下を履いたときに継ぎ目による圧力がかからないよう
にしているため、従来の靴下に比べて、靴下の履き心地
は大いに改善されている。爪先領域7はまた、その領域
を通じて編まれていてもよい。
【0043】繊維加工品は、その全体が撚り糸1から形
成されてもよい。繊維加工品はまた、撚り糸1が部分的
に、主撚り糸に少なくとも1本の撚り糸を付加して編ま
れるようにされてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 弾性糸と撚り合せられる主糸を示す概略図で
ある。
【図2】 撚り糸の1実施例を示す図である。
【図3】 靴下の正面図である。
【図4】 図3に示した靴下の右足用の靴下を下から見
た図である。
【図5】 図3に示した靴下の左足用の靴下を下から見
た図である。
【符号の説明】
1 撚り糸、2 主糸、3 弾性糸、4 靴下、5 足
領域、6 脚領域、7爪先領域、8 踵領域、9 足の
裏領域、10 模様、11 縁、12 縁部、13 底
辺、14 縁部。

Claims (39)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撚り糸(1)の製造プロセスであって、
    撚り糸から編地を形成するステップと、前記編地に処理
    を施して該編地の編み目によって該撚り糸(1)に与え
    られたカールをセットするステップと、該セットするス
    テップの後に該撚り糸(1)をほどくステップとを含
    む、プロセス。
  2. 【請求項2】 最初に少なくとも1本の主糸(2)を少
    なくとも1本の弾性糸(3)と撚り合せる、請求項1に
    記載のプロセス。
  3. 【請求項3】 該少なくとも1本の弾性糸(3)として
    エラスタンを、該少なくとも1本の主糸(2)と撚り合
    せる、請求項2に記載のプロセス。
  4. 【請求項4】 該少なくとも1本の弾性糸(3)として
    ゴム糸を、該少なくとも1本の主糸(2)と撚り合せ
    る、請求項2に記載のプロセス。
  5. 【請求項5】 該少なくとも1本の弾性糸(3)として
    二成分繊維、特にポリアミドとポリウレタンとの二成分
    繊維を、該少なくとも1本の主糸(2)と撚り合せる、
    請求項2に記載のプロセス。
  6. 【請求項6】 該主糸(2)は、少なくとも部分的に天
    然材料を含む、請求項2から5のいずれかに記載のプロ
    セス。
  7. 【請求項7】 毛および/または綿を含む主糸(2)が
    撚られる、請求項5に記載のプロセス。
  8. 【請求項8】 該主糸(2)および該弾性糸(3)は、
    1メートル当り最高600回転の回転速度で撚り合せら
    れる、請求項2から7のいずれかに記載のプロセス。
  9. 【請求項9】 該主糸(2)および該弾性糸(3)は、
    1メートル当り150回転から250回転の回転速度で
    撚り合せられる、請求項8に記載のプロセス。
  10. 【請求項10】 該主糸(2)および該弾性糸(3)
    は、1メートル当り約200回転の回転速度で撚り合せ
    られる、請求項9に記載のプロセス。
  11. 【請求項11】 該主糸(2)および該弾性糸(3)
    は、最高10gのプレストレスをかけながら撚り合せら
    れる、請求項1から10のいずれかに記載のプロセス。
  12. 【請求項12】 該主糸(2)および該弾性糸(3)
    は、2gから6gのプレストレスをかけながら撚り合せ
    られる、請求項11に記載のプロセス。
  13. 【請求項13】 該主糸(2)および該弾性糸(3)
    は、3gから4gのプレストレスをかけながら撚り合せ
    られる、請求項11に記載のプロセス。
  14. 【請求項14】 実質的に帯状の編地が形成される、請
    求項1から13のいずれかに記載のプロセス。
  15. 【請求項15】 実質的に筒状の編地が形成される、請
    求項1から13のいずれかに記載のプロセス。
  16. 【請求項16】 該セッティング作業に先立って、該編
    地は少なくとも1回のクリーニングおよび/または染料
    を取除くステップにかけられる、請求項1から15のい
    ずれかに記載のプロセス。
  17. 【請求項17】 該セットするステップのために、該編
    地はセッティング剤で処理される、請求項1から16の
    いずれかに記載のプロセス。
  18. 【請求項18】 該編地は、スルフィド、特に有機的に
    安定にされたスルフィドを含むセッティング剤で処理さ
    れる、請求項17に記載のプロセス。
  19. 【請求項19】 該セッティング剤は、クリーニング剤
    および/または染料除去剤を含む、請求項18に記載の
    プロセス。
  20. 【請求項20】 該セッティング作業の後に、該編地は
    少なくとも1回のクリーニングおよび/または中和作業
    にかけられる、請求項17、18または19に記載のプ
    ロセス。
  21. 【請求項21】 該編地は、該少なくとも1回の中和処
    理の後にすすがれる、請求項20に記載のプロセス。
  22. 【請求項22】 該編地は、該少なくとも1回のクリー
    ニングおよび/または中和作業ならびにおそらくはすす
    ぎ作業の後に乾燥される、請求項20または21に記載
    のプロセス。
  23. 【請求項23】 該編地は、最高120℃、好ましくは
    110℃で乾燥される、請求項22に記載のプロセス。
  24. 【請求項24】 該セッティング剤による処理に先立っ
    て、該編地は水蒸気処理にかけられる、請求項17から
    23のいずれかに記載のプロセス。
  25. 【請求項25】 該水蒸気処理は、最高110℃の温度
    で行なわれる、請求項24に記載のプロセス。
  26. 【請求項26】 該水蒸気処理は、100℃から102
    ℃の温度で行なわれる、請求項25に記載のプロセス。
  27. 【請求項27】 該編地は、最高20分間、好ましくは
    最高15分間、水蒸気で処理される、請求項24、25
    または26に記載のプロセス。
  28. 【請求項28】 該セッティング作業のために、該編地
    は減圧下で水蒸気で処理される、請求項1から16のい
    ずれかに記載のプロセス。
  29. 【請求項29】 該水蒸気処理は、最高120℃、好ま
    しくは90℃の温度で行なわれる、請求項28に記載の
    プロセス。
  30. 【請求項30】 該水蒸気処理は、1バールの圧力で行
    なわれる、請求項28または29に記載のプロセス。
  31. 【請求項31】 該編地は、圧力下、好ましくは減圧下
    で、最高15分間、好ましくは10分間、水蒸気で処理
    される、請求項28、29または30に記載のプロセ
    ス。
  32. 【請求項32】 少なくともその1部分が請求項1から
    31のいずれかに従って製造される、撚り糸。
  33. 【請求項33】 編まれた領域を少なくとも1領域有す
    る繊維加工品であって、該領域は少なくともその1部分
    が請求項1から31のいずれかに従って製造された少な
    くとも1本の撚り糸(1)によって形成される、繊維加
    工品。
  34. 【請求項34】 該繊維加工品は衣類である、請求項3
    3に記載の繊維加工品。
  35. 【請求項35】 該繊維加工品は靴下(4)である、請
    求項34に記載の繊維加工品。
  36. 【請求項36】 該靴下(4)は、少なくとも部分的に
    少なくとも1本の撚り糸(1)によって形成された足の
    裏領域(9)を有する、請求項35に記載の繊維加工
    品。
  37. 【請求項37】 該靴下(4)は、少なくとも部分的に
    少なくとも1本の撚り糸(1)によって形成された踵領
    域(8)を有する、請求項35または36に記載の繊維
    加工品。
  38. 【請求項38】 該靴下(4)は、少なくとも部分的に
    少なくとも1本の撚り糸(1)によって形成された爪先
    領域(7)を有する、請求項35、36または37に記
    載の繊維加工品。
  39. 【請求項39】 該少なくとも1つの領域は、それを通
    じて延びる少なくとも1本の基礎となる撚り糸と、該少
    なくとも1本の撚り糸とによって形成される、請求項3
    3から38のいずれかに記載の繊維加工品。
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