JP2000226427A - 硬質発泡合成樹脂の製造方法、および、ヒドロキシ化合物混合物 - Google Patents
硬質発泡合成樹脂の製造方法、および、ヒドロキシ化合物混合物Info
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Abstract
得る。 【解決手段】OHV84以下、EO含量40重量%以上
のポリエーテルポリオールとアミン開始ポリエーテルポ
リオールと他のポリオールからなるポリオール中にポリ
マー微粒子が分散したポリマー分散ポリオール、ならび
に、アルキルフェノール骨格を有するポリエーテルモノ
またはポリオール、を含有するヒドロキシ化合物を使用
した水発泡による硬質発泡合成樹脂の製造方法。
Description
フォーム、硬質ウレタン変性ポリイソシアヌレートフォ
ーム、硬質ウレア変性ポリウレタンフォームなどの発泡
合成樹脂を、発泡剤として水のみを使用して製造する方
法に関する。
物とを触媒および発泡剤の存在下に反応させて発泡合成
樹脂を製造することは、広く行われている。得られる発
泡合成樹脂としては、例えばポリウレタンフォーム、ウ
レタン変性ポリイソシアヌレートフォーム、ウレア変性
ポリウレタンフォームなどがある。
としては、種々の化合物が知られているが、主にはトリ
クロロフルオロメタン(CFC−11)が使用されてき
た。また、通常CFC−11とともにさらに水が併用さ
れていた。さらに、フロス法などで発泡を行う場合に
は、これらとともにより低沸点の(常温常圧下で気体
の)ジクロロジフルオロメタン(CFC−12)が併用
されていた。
たCFC−11やCFC−12などの大気中できわめて
安定なクロロフルオロカーボンは、分解されないまま大
気層上空のオゾン層にまで達して、そこで紫外線などの
作用により分解され、その分解物がオゾン層を破壊する
のではないかと考えられるようになった。
カーボンを使用した場合にも、その一部が大気中に漏出
するため、その使用はオゾン層破壊の原因の一部になる
のではないかと危惧されている。
ら大気上空のオゾン層到達前に分解し、危険性が少ない
と考えられる、1,1−ジクロロ−2,2,2−トリフ
ルオロエタン(HCFC−123)や1,1−ジクロロ
−1−フルオロエタン(HCFC−141b)、クロロ
ジフルオロメタン(HCFC−22)等のヒドロクロロ
フルオロカーボンが発泡剤として提案され、使用が広ま
っている。しかしこれらのヒドロクロロフルオロカーボ
ンもオゾン破壊係数が0でないことを理由に、近い将来
規制されることが確定している。
し、オゾン層破壊のおそれのない化合物として、ヒドロ
クロロフルオロカーボンの代わりにヒドロフルオロカー
ボンや、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタンおよ
びこれらの化合物の異性体などの炭化水素がある。しか
し、ヒドロフルオロカーボンはオゾン破壊係数は0であ
るが、地球温暖化係数が比較的高いという問題点を有し
ている。また、炭化水素は燃焼性を有しているため安全
上の理由から厳重な防爆対策を行う必要があることが問
題となっている。
ガスを生成する水は、生成する炭酸ガスがオゾン層破壊
のおそれのないうえに、上記発泡剤が有しているような
問題も発生しないため非常に有効な発泡剤として考えら
れている。しかし水のみを発泡剤として使用する発泡合
成樹脂は、従来のCFC−11使用の発泡合成樹脂と比
較すると、物性の低下がみられる。特に、フォーム収縮
による常温での寸法安定性の劣化が顕著である。密度を
上げることにより、発泡合成樹脂の性能の維持を図るこ
とは可能であるが、その場合コストアップが避けられな
い。
途向けに硬質発泡合成樹脂の使用が増加傾向にある。そ
の際のフォームの難燃性能については、硬質ポリウレタ
ンフォームより難燃性の高い硬質ポリイソシアヌレート
フォームの使用も考えられうる。硬質ポリイソシアヌレ
ートフォーム、特に硬質ウレタン変性ポリイソシアヌレ
ートフォームのポリオール原料は、難燃性等の物性の点
から芳香族ポリエステルジオールを使用する場合が多い
ため、結果として架橋密度が低下し、硬質ポリウレタン
フォームよりもフォーム収縮が起こりやすい傾向にあっ
た。
分散ポリオールを高水酸基価のポリオールに添加し、硬
質ポリウレタンフォームを製造する方法が知られている
(特開昭57−25313)。
ルポリオールやポリエステルポリオールなどのポリオー
ル中に、重合性不飽和基を有するモノマーを重合して得
られるポリマー微粒子が分散した化合物であり、従来か
ら軟質または半硬質のポリウレタンフォームの原料とし
て使用され、これらポリウレタン組成物の物性を向上さ
せるために用いられてきた。ポリマー分散ポリオールを
高水酸基価のポリオールに添加し寸法安定性が良好な硬
質ポリウレタンフォームを製造する前記技術において
は、このポリマー微粒子が何らかの作用を及ぼしている
と考えられる。
は、重合性不飽和基を有しない飽和ポリオール中で、場
合によっては重合性不飽和基を有する不飽和ポリオール
の存在する条件下で重合性不飽和基を有するモノマーの
重合を行い、その後未反応分を除去するものが知られて
いる。ポリオールとしては各種のポリエーテルポリオー
ルやポリエステルポリオールが知られている。
は、軟質または半硬質のポリウレタンフォームの原料と
して使用されている低水酸基価(50mgKOH/g以
下)のポリマー分散ポリオールである。したがって、従
来の低水酸基価のポリマー分散ポリオールは水酸基価の
高い硬質ポリウレタンフォーム用ポリオールとの相溶性
に乏しく、併用すると低水酸基価のポリオールやポリマ
ー微粒子が分離し、またはポリオール混合物が増粘する
ため、従来の低水酸基価のポリマー分散ポリオールを硬
質ポリウレタンフォーム用原料として使用することは困
難であった。
有するモノマーを重合してポリマー分散ポリオールを合
成する際、ポリオールの水酸基価が高くなればなるほど
(ポリオールの分子量が低下するほど)ポリオールによ
る粒子安定化作用が減少し、重合時粒子が成長する過程
での粒子同士の凝集がきわめて起こりやすくなり凝集塊
が生成する。
986には高水酸基価のポリマー分散ポリオールに関す
る記載があるが、ここで提案されている方法では、寸法
安定性の改良も不充分であり、ポリマー微粒子の分散安
定性も充分ではなかった。従来のポリマーポリオールで
は分散性能が充分ではなく、プレミックスしたポリオー
ル組成物中のポリマー微粒子が、例えば40℃条件での
貯蔵安定試験を実施すると、分離する傾向があった。
ポリマー分散ポリオールを添加する場合は、ポリオール
システム中に硬質ポリウレタンフォーム用ポリオール、
水、ポリマー分散ポリオールと、相溶性の傾向が互いに
非常に異なるものが混在し、かつ、ヒドロクロロフルオ
ロカーボンやヒドロフルオロカーボン等の希釈効果を有
する発泡剤が添加されないため、ポリマーの分離傾向が
より大きくなる問題があった。
問題点を解決するものであり、硬質発泡合成樹脂用ポリ
オールとの相溶性に優れ、分散安定性が良好でしかも低
粘度の高水酸基価のポリマー分散ポリオール、および、
アルキルフェノール骨格を有するポリエーテルを用いる
ことにより、寸法安定性などの物性に優れた硬質発泡合
成樹脂を提供する下記の発明である。
アネートを整泡剤、触媒および発泡剤の存在下に反応さ
せて、硬質発泡合成樹脂を製造する方法において、
(1)発泡剤として水のみを使用すること、ならびに、
(2)ヒドロキシ化合物(V)が、下記ポリマー分散ポ
リオール(A)と下記ポリエーテル(U)との混合物、
または、下記ポリマー分散ポリオール(A)と下記ポリ
エーテル(U)と下記ポリオール(T)との混合物であ
って、かつ、ヒドロキシ化合物(V)全重量に対して
0.01重量%以上のポリマー微粒子を含有するヒドロ
キシ化合物であることを特徴とする硬質発泡合成樹脂の
製造方法。
よび水を必須成分とし、ポリイソシアネート化合物と反
応させて、硬質発泡合成樹脂を製造するためのヒドロキ
シ化合物混合物であって、ヒドロキシ化合物(V)が、
下記ポリマー分散ポリオール(A)と下記ポリエーテル
(U)との混合物、または、下記ポリマー分散ポリオー
ル(A)と下記ポリエーテル(U)と下記ポリオール
(T)との混合物であって、かつ、ヒドロキシ化合物
(V)全重量に対して0.01重量%以上のポリマー微
粒子を含有するヒドロキシ化合物であることを特徴とす
るヒドロキシ化合物混合物。
酸基価200〜800mgKOH/gのポリオール
(W)中に重合性不飽和基を有するモノマーを重合して
得られるポリマー微粒子が安定に分散したポリマー分散
ポリオールであり、該ポリオール(W)が、下記ポリエ
ーテルポリオール(X)5〜97重量%と下記アミン系
ポリオール(Y)3〜95重量%とからなる混合物、ま
たは、下記ポリエーテルポリオール(X)5〜97重量
%と下記アミン系ポリオール(Y)3〜95重量%と下
記ポリオール(Z)0重量%超92重量%以下とからな
る混合物であるポリマー分散ポリオール。 ポリエーテルポリオール(X):水酸基価84mgKO
H/g以下であってかつオキシエチレン基含量40重量
%以上のポリエーテルポリオール。 アミン系ポリオール(Y):アミン化合物に環状エーテ
ルを付加して得られる水酸基価250〜900mgKO
H/gのポリエーテルポリオール。 ポリオール(Z):ポリエーテルポリオール(X)、ア
ミン系ポリオール(Y)以外のポリオール。 ポリエーテル(U):アルキルフェノール骨格を有す
る、ポリエーテルモノオーまたはポリエーテルポリオー
ル。 ポリオール(T):ポリマー分散ポリオール(A)、ポ
リエーテル(U)以外のポリオール。
シ化合物(V)、ポリマー分散ポリオール(A)、の原
料として使用するポリオールについて説明する。このよ
うなポリオールとしては、ポリエーテルポリオール、ポ
リエステルポリオール、多価アルコール、末端に水酸基
を有する炭化水素系ポリマー等がある。
ール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、
ジプロピレングリコール、グリセリン、トリメチロール
プロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトール、シュ
ークロース、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、が挙げられる。
多価アルコール、多価フェノール等のポリヒドロキシ化
合物やアミン類などの開始剤にアルキレンオキシドなど
の環状エーテルを付加して得られるポリエーテルポリオ
ールがある。
びその環状エーテル付加物、それらの2種以上の混合物
が挙げられる。水、エチレングリコール、ジエチレング
リコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、ネオペンチルグリコール、3−メチル−1,5−
ペンタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,6−
ヘキサンジオール、グリセリン、トリメチロールプロパ
ン、1,2,6−ヘキサントリオール、ペンタエリスリ
トール、ジグリセリン、テトラメチロールシクロヘキサ
ン、メチルグルコシド、ソルビトール、マンニトール、
ズルシトール、シュークロース等の多価アルコール。ビ
スフェノールA、フェノール−ホルムアルデヒド初期縮
合物等の多価フェノール、フェノール−アルカノールア
ミン類−アルデヒド類のマンニッヒ反応により反応させ
て得られる反応物、ピペラジン、アニリン、モノエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミ
ン、イソプロパノールアミン、アミノエチルエタノール
アミン、アンモニア、N−アミノメチルピペラジン、N
−(2−アミノエチル)ピペラジン、エチレンジアミ
ン、プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、ト
リレンジアミン、キシリレンジアミン、ジフェニルメタ
ンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテト
ラミン等のアミン類。
内に1個の酸素原子を有する3〜6員環の環状エーテル
化合物があり、具体的には下記の化合物が挙げられる。
エチレンオキシド、プロピレンオキシド、イソブチレン
オキシド、1−ブチレンオキシド、2−ブチレンオキシ
ド、トリメチルエチレンオキシド、テトラメチルエチレ
ンオキシド、ブタジエンモノオキシド、スチレンオキシ
ド、α−メチルスチレンオキシド、エピクロロヒドリ
ン、エピフルオロヒドリン、エピブロモヒドリン、グリ
シドール、ブチルグリシジルエーテル、ヘキシルグリシ
ジルエーテル、フェニルグリシジルエーテル、2−クロ
ロエチルグリシジルエーテル、ο−クロロフェニルグリ
シジルエーテル、エチレングリコールジグリシジルエー
テル、ビスフェノールAジグリシジルエーテル、シクロ
ヘキセンオキシド、ジヒドロナフタレンオキシド、3,
4−エポキシ−1−ビニルシクロヘキセン等の3員環状
エーテル基を有する化合物;オキセタン、テトラヒドロ
フラン、テトラヒドロピラン等の4〜6員環状エーテル
基を有する化合物。
する化合物(モノエポキシド)であり、特に好ましい環
状エーテルは、炭素数2〜4のアルキレンオキシドであ
るエチレンオキシド、プロピレンオキシド、イソブチレ
ンオキシド、1−ブテンオキシド、2−ブテンオキシド
である。
き、その場合、それらを混合して反応させたり、順次反
応させたりできる。特に好ましい環状エーテルは炭素数
2〜4のアルキレンオキシド、特にプロピレンオキシ
ド、またはプロピレンオキシドとエチレンオキシドの組
み合わせである。
多価アルコールと多価カルボン酸との重縮合によって得
られるポリエステルポリオールがある。そのほか、ヒド
ロキシカルボン酸の重縮合、環状エステル(ラクトン)
の重合、ポリカルボン酸無水物への環状エーテルの重付
加、廃ポリエチレンテレフタレートのエステル交換反応
により得られるポリエステルポリオールなどがある。多
価アルコールとしては、ジオールが好ましく、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコ
ール、ジプロピレングリコールなどが挙げられる。多価
カルボン酸としてはジカルボン酸が好ましく、アジピン
酸、セバシン酸、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル
酸などが挙げられる。環状エステルとしてはカプロラク
トンなどが挙げられる。
外の活性水素化合物を少量併用してもよい。併用しうる
活性水素化合物としては、ポリアミンや2個以上のフェ
ノール性水酸基を有する化合物(例えば、フェノール樹
脂初期縮合物)などが挙げられる。
モノエタノールアミン、トルエンジアミン、ジフェニル
メタンジアミン等、がある。2個以上のフェノール性水
酸基を有する化合物としては、フェノール類をアルカリ
触媒の存在下で過剰のホルムアルデヒドと縮合結合させ
たレゾール型初期縮合物、このレゾール型初期縮合物を
合成する際に非水系で反応させたベンジリック型初期縮
合物、過剰のフェノール類を酸触媒の存在下でホルムア
ルデヒドと反応させたノボラック型初期縮合物などがあ
る。これらの初期縮合物の分子量は、200〜1000
0程度のものが好ましい。
るヒドロキシ化合物(V)は、ポリマー分散ポリオール
(A)とポリエーテル(U)との混合物、または、ポリ
マー分散ポリオール(A)とポリエーテル(U)とポリ
オール(T)の混合物であって、かつ、ヒドロキシ化合
物(V)全重量に対して0.01重量%以上のポリマー
微粒子を含有するヒドロキシ化合物である。
酸基価200〜800mgKOH/gのポリオール
(W)中に重合性不飽和基を有するモノマーを重合して
得られるポリマー微粒子が安定に分散したポリマー分散
ポリオールであり、該ポリオール(W)が、下記ポリエ
ーテルポリオール(X)5〜97重量%と下記アミン系
ポリオール(Y)3〜95重量%とからなる混合物、ま
たは、下記ポリエーテルポリオール(X)5〜97重量
%と下記アミン系ポリオール(Y)3〜95重量%と下
記ポリオール(Z)0重量%超92重量%以下とからな
る混合物であるポリマー分散ポリオール。
84mgKOH/g以下であってかつオキシエチレン基
含量40重量%以上のポリエーテルポリオール。 アミン系ポリオール(Y):アミン化合物に環状エーテ
ルを付加して得られる水酸基価250〜900mgKO
H/gのポリエーテルポリオール。 ポリオール(Z):ポリエーテルポリオール(X)、ア
ミン系ポリオール(Y)以外のポリオール。 ポリエーテル(U):アルキルフェノール骨格を有する
ポリエーテルモノオールまたはポリエーテルポリオー
ル。 ポリオール(T):ポリマー分散ポリオール(A)、ポ
リエーテル(U)以外のポリオール。
リマー微粒子は0.01重量%以上であることが必要で
ある。ポリマー微粒子の割合がこれより少ない場合、寸
法安定性に優れた硬質発泡合成樹脂は得られにくい。
0.05重量%以上であることが特に好ましい。また5
0重量%以下であることが好ましく、30重量%以下で
あることが特に好ましい。さらに好ましくは5重量%以
下、最も好ましくは2重量%未満である。
価は100〜500mgKOH/gであることが好まし
く、100〜450mgKOH/gであることが特に好
ましく、150〜350mgKOH/gであることが最
も好ましい。
ール(A)において使用されるポリオール(W)はポリ
エーテルポリオール(X)、アミン系ポリオール
(Y)、および、ポリオール(Z)からなるポリオール
混合物であることが特に好ましい。
ール(X)10〜60重量%、アミン系ポリオール
(Y)5〜35重量%、および、ポリオール(Z)10
〜85重量%の混合物であることがさらに好ましい。ポ
リエーテルポリオール(X)25〜50重量%、アミン
系ポリオール(Y)8〜25重量%およびポリオール
(Z)25〜67重量%の混合物であることが最も好ま
しい。
0〜800mgKOH/gであり、好ましくは250〜
750mgKOH/gである。ポリオール(W)の平均
の水酸基価がこの範囲より低い場合、製造したポリマー
分散ポリオールが高水酸基価の硬質発泡合成樹脂用ポリ
オールと相溶性に乏しく、併用するとポリオール(ポリ
マー微粒子)が分離または増粘するため、硬質発泡合成
樹脂用原料として使用することが困難になる。ポリマー
分散ポリオールの製造に用いられるポリオール(W)の
平均の水酸基価が高い場合、ポリマー微粒子が安定に分
散したポリマー分散ポリオールが得られにくい。以下
に、(X)、(Y)、(Z)について説明する。
におけるポリエーテルポリオール(X)は、上記「ポリ
オール」の項で説明したポリエーテルポリオールのう
ち、官能基数が3以上のものが好ましい。また、以下に
説明するポリエーテルポリオールであることが好まし
い。
使用し、エチレンオキシドまたはエチレンオキシドと他
の環状エーテルを付加して得られるものが好ましい。多
価アルコールとしてはグリセリン、トリメチロールプロ
パン、1,2,6−ヘキサントリオール等の3価のアル
コールが好ましい。エチレンオキシドと併用する他の環
状エーテルとしてはプロピレンオキシド、イソブチレン
オキシド、1−ブチレンオキシド、2−ブチレンオキシ
ドが好ましく、プロピレンオキシドが特に好ましい。
84mgKOH/g以下のポリエーテルポリオールであ
る。水酸基価が84mgKOH/gを超えた場合、ポリ
マー分散ポリオールにおける粒子の分散安定性が低下す
る。水酸基価67mgKOH/g以下のポリエーテルポ
リオールであることが好ましい。水酸基価60mgKO
H/g以下であることが特に好ましい。ポリエーテルポ
リオール(X)の水酸基価の下限は特にないが、5mg
KOH/g以上であることが好ましく、8mgKOH/
g以上であることがより好ましい。20mgKOH/g
以上であることが特に好ましく、30mgKOH/gで
あることが最も好ましい。
て、オキシエチレン基含量が40重量%以上であること
が必要である。オキシエチレン基含量がこれより低い場
合、ポリマー微粒子が安定に分散したポリマー分散ポリ
オールが得られにくい。オキシエチレン基含量が50重
量%以上であることが特に好ましい。オキシエチレン基
含量が55重量%以上であることが最も好ましい。オキ
シエチレン基含量の上限は約100重量%が好ましく、
より好ましくは90重量%である。
ポリオール(W)のうち5重量%〜97重量%である。
ポリエーテルポリオール(X)の量が5重量%より低い
場合、分散性のよいポリマー分散ポリオールは得られに
くい。10〜60重量%であることが好ましく、25〜
50重量%であることが特に好ましい。
リオール(Y)は上記「ポリオール」の項で説明したポ
リオールのうち、開始剤としてのアミン化合物に環状エ
ーテルを付加して得られる水酸基価250〜900mg
KOH/gのポリオールである。水酸基価300〜80
0mgKOH/gであることが好ましく、水酸基価35
0〜800mgKOH/gであることが特に好ましい。
物または飽和環状アミン化合物が好ましい。脂肪族アミ
ン化合物としてはエチレンジアミン、プロピレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、ジエチレントリアミン、
トリエチレンテトラミンなどが挙げられる。飽和環状ア
ミン化合物としてはN−アミノメチルピペラジン、N−
(2−アミノエチル)ピペラジンなどが挙げられる。
オール(W)のうち3重量%以上である。アミン系ポリ
オール(Y)の含量が3重量%より低い場合、ポリマー
分散ポリオールを用いて製造した硬質発泡合成樹脂の寸
法安定性向上効果が低い。上限は35重量%であること
が好ましい。35重量%より高いと低粘度で分散性のよ
いポリマー分散ポリオールは得られにくい。アミン系ポ
リオール(Y)の含量は5〜35重量%であることが好
ましく、8〜30重量%であることがさらに好ましく、
8〜25重量%であることが最も好ましい。
は、ポリエーテルポリオール(X)、アミン系ポリオー
ル(Y)以外に任意ポリオール(Z)を含有していても
よい。ポリオール(W)は、ポリエーテルポリオール
(X)、アミン系ポリオール(Y)、および、ポリオー
ル(Z)からなることが特に好ましい。ポリオール
(Z)としては、水酸基価200〜1000mgKOH
/gのものが好ましく、水酸基価400〜850mgK
OH/gのものが特に好ましい。
ル」の項で説明したポリオールのうち、ポリエーテルポ
リオール(X)とアミン系ポリオール(Y)以外のポリ
オールを使用できる。ポリオール(W)におけるポリオ
ール(Z)の含量は0〜92重量%である。10〜85
重量%であることが好ましく、25〜67重量%である
ことが特に好ましい。
法]ポリオール(W)を用いてポリマー分散ポリオール
(A)を製造する方法は例えば2通り挙げられる。第1
の方法は必要に応じて溶媒の存在下、ポリオール(W)
中重合性不飽和基を有するモノマーを重合させ直接粒子
を析出させる方法であり、第2の方法は必要に応じて粒
子を安定化させるグラフト化剤の存在下、溶媒中で重合
性不飽和基を有するモノマーを重合させ粒子を析出させ
た後、ポリオール(W)と溶媒を置換して安定な分散体
を得る方法である。本発明ではどちらの方法も採用で
き、第1の方法が特に好ましい。
るモノマーとしては、通常重合性二重結合を1個有する
モノマーが使用されるが、これに限られない。具体的な
モノマーとしては、アクリロニトリル、メタクリロニト
リル等のエチレン性不飽和ニトリル;アクリル酸、メタ
クリル酸またはそれらのアルキルエステル、アクリルア
ミド、メタクリルアミドなどのアクリル系モノマー;
2,4−ジシアノブテン−1などのシアノ基含有オレフ
ィン系モノマー;スチレン、α−メチルスチレン、ハロ
ゲン化スチレンなどのスチレン系モノマー;酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニルなどのカルボン酸ビニルエステ
ル系モノマー;イソプレン、ブタジエン、その他のジエ
ン系モノマー;マレイン酸ジエステル、イタコン酸ジエ
ステルなどの不飽和脂肪酸エステル類;塩化ビニル、臭
化ビニル、フッ化ビニルなどのハロゲン化ビニル;塩化
ビニリデン、臭化ビニリデン、フッ化ビニリデンなどの
ハロゲン化ビニリデン;メチルビニルエーテル、エチル
ビニルエーテル、イソプロピルビニルエーテルなどのア
ルキルビニルエーテル系モノマー;およびこれら以外の
オレフィン、ハロゲン化オレフィンなどがある。これら
モノマーは2種以上併用して用いてもよい。
90重量%と他のモノマー10〜95重量%の組み合わ
せであり、エチレン性不飽和ニトリルとスチレン系モノ
マーの組み合わせ、エチレン性不飽和ニトリルとカルボ
ン酸ビニルエステルモノマーの組み合わせ、の場合が、
粘度が低くかつ分散性がよいポリマー分散ポリオールを
得るために好ましい。アクリロニトリルとスチレンの組
み合わせ、および、アクリロニトリルと酢酸ビニルの組
み合わせが最も好ましい。
の場合、その割合はアクリロニトリル/スチレンが重量
比で90〜40/10〜60であることが好ましく、8
5〜60/15〜40が最も好ましい。
せの場合、その割合はアクリロニトリル/酢酸ビニルが
重量比で50〜10/50〜90重量%が好ましく、4
0〜15/60〜85が最も好ましい。
が、最終的に得られるポリマー分散ポリオールのポリマ
ー濃度が約1〜50重量%となる量であることが好まし
く、特に好ましくは2〜45重量%であり、最も好まし
くは5〜40重量%である。
は、通常遊離基を生成して重合を開始させるタイプの重
合開始剤が用いられる。具体的には例えば2,2’−ア
ゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、2,2’−ア
ゾビス(2−メチルブチロニトリル)、2,2’−アゾ
ビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、ジメチル=
2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)、ベ
ンゾイルペルオキシド、ジイソプロピルペルオキシジカ
ーボネート、アセチルペルオキシド、t−ブチルペルオ
キシド、過硫酸塩等がある。特にAIBN、2,2’−
アゾビス(2−メチルブチロニトリル)、2,2’−ア
ゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)、ジメチル
=2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)が
好ましい。
法には、反応器にポリオールの一部を仕込み、撹拌下、
この反応器に残りのポリオール、重合性不飽和基を有す
るモノマー、重合開始剤等の混合物を徐々にフィードし
て重合を行う半回分法と、ポリオール、重合性不飽和基
を有するモノマー、重合開始剤等の混合物を撹拌下反応
器に連続的にフィードし、同時に生成したポリマー組成
物を連続的に反応器から排出する連続法があり、本発明
はこのどちらの方法でも製造できる。
始剤の分解温度以上、通常は50〜150℃で行われる
ことが好ましく、80〜150℃で行われることがより
好ましく、100〜130℃で行われることが特に好ま
しい。
飽和ニトリルおよびカルボン酸ビニルエステルモノマー
の組み合わせの場合、モノマー重合時における粒子同士
の凝集が起こりにくく、従来のポリマー分散ポリオール
では製造が困難であった、下記の回分法でも製造でき
る。すなわち、反応器に、ポリオール(W)の全量、重
合性不飽和基を有するモノマーの全量、および遊離基重
合開始剤の全量を仕込んだ後昇温を開始し、反応を行う
回分法で製造できる。
温度以上、通常は50〜120℃で行われることが好ま
しく、55〜110℃で行われることがより好ましく、
60〜100℃で行われることが特に好ましい。
ど、モノマー重合時の粒子が成長する過程での粒子同士
の凝集が起こり凝集塊が生成しやすい。これを防ぐため
溶媒の存在下にポリマー分散ポリオールの製造を行うこ
ともできる。
ール、イソプロパノール、ブタノール、シクロヘキサノ
ール、ベンジルアルコール等のアルコール類;ペンタ
ン、ヘキサン、シクロヘキサン、ヘキセン等の脂肪族炭
化水素;ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭
化水素;アセトン、メチルエチルケトン、アセトフェノ
ン等のケトン類;酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル
類;イソプロピルエーテル、テトラヒドロフラン、ベン
ジルエチルエーテル、1,1−ジエトキシエタン、アニ
ソール、メチル−t−ブチルエーテル等のエーテル類;
クロロベンゼン、クロロホルム、1,1−ジクロロエタ
ン、1,2−ジクロロエタン、1,1,2−トリクロロ
トリフルオロエタン等のハロゲン化炭化水素;ニトロベ
ンゼン等のニトロ化合物;アセトニトリル、ベンゾニト
リル等のニトリル類;トリメチルアミン、トリエチルア
ミン、トリブチルアミン、N,N−ジメチルアニリン等
のアミン類;N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチ
ルピロリドン等のアミド類;ジメチルスルホキシド、ス
ルホラン等の硫黄化合物などがある。
して使用できる。重合性不飽和基を有するモノマーの重
合が終了した後、溶媒は除去される。溶媒除去は、通常
減圧加熱により行われる。しかし、常圧加熱または減圧
常温下に行うこともできる。この際、溶媒とともに未反
応モノマーも除去される。
安定に分散したポリマー分散ポリオールが得られるが、
使用するモノマーによっては安定な分散体が得にくいこ
とがある。さらに粒子の分散安定性を良くするために、
安定化剤またはグラフト化剤として、ポリエーテル鎖や
ポリエステル鎖を有する化合物であって、分子内に二重
結合を有する重合性化合物を使用できる。
しては、開始剤としてビニル基、アリル基、イソプロペ
ニル基等の二重結合含有基を有する活性水素化合物にア
ルキレンオキシドを反応させて得られた高分子量のポリ
オールまたはモノオール;ポリエーテルポリオールに無
水マレイン酸、無水イタコン酸、マレイン酸、フマル
酸、アクリル酸、メタクリル酸などの不飽和カルボン酸
またはその酸無水物を反応させた後、必要に応じてプロ
ピレンオキシド、エチレンオキシド等のアルキレンオキ
シドを付加して得られた高分子量のポリオールまたはモ
ノオール;2−ヒドロキシエチルアクリレート、ブテン
ジオール等の不飽和基含有アルコールと他のポリオール
とポリイソシアネートとの反応物;アリルグリシジルエ
ーテル等不飽和基含有エポキシ化合物とポリオールとの
反応物;などが挙げられる。これらの化合物は水酸基を
有することが好ましいがそれに限定されない。
は200〜800mgKOH/gであることが好まし
く、200〜750mgKOH/gであることがより好
ましく、250〜750mgKOH/gであることが特
に好ましい。ベースとして使用するポリオールに比較し
て、低くなるのが通常である。
ポリオール(A)は静置状態で1ケ月間以上、さらに好
ましくは2ケ月間以上、特には3ケ月間以上分離を起す
ことがないものが好ましいが、これに限定されない。本
発明のポリマー分散ポリオールがこのように分散安定性
に優れる理由としては、重合性不飽和基を有するモノマ
ーを重合して得られるポリマー微粒子の大きさが微細か
つ均一であるためと推定できる。
(U)は、アルキルフェノール骨格を有する、ポリエー
テルモノオールまたはポリエーテルポリオールである。
アルキルフェノールまたはアルキルフェノール誘導体を
開始剤として環状エーテルを付加して得られる、ポリエ
ーテルモノオールまたはポリエーテルポリオールが好ま
しい。
20、特に炭素数3〜10のアルキル基を有するアルキ
ルフェノールが好ましい。該アルキル基の具体例として
は、n−ブチル基、n−オクチル基、n−ノニル基など
が挙げられる。アルキルの位置は、オルト位、メタ位、
パラ位いずれでもよい。p−n−オクチルフェノール、
p−n−ノニルフェノールが特に好ましい。
アルキルフェノールとアルカノールアミン類とアルデヒ
ド類を反応させて得られるマンニッヒ化合物が挙げられ
る。
アセトアルデヒド、プロピオンアルデヒドなどがある。
ホルムアルデヒドが特に好ましい。アルデヒド類は上記
アルキルフェノール1モル対し1〜5モルが好ましく、
1〜3モルが特に好ましい。
カノールアミン、ジアルカノールアミンなどがある。ジ
アルカノールアミンが好ましく、ジエタノールアミンが
特に好ましい。アルカノールアミンの割合はアルデヒド
類対し、1〜5モルが好ましく、1〜3モルが特に好ま
しい。
アルカノールアミンは50〜150℃(好ましくは80
〜130℃)の温度に加熱することにより反応し、マン
ニッヒ化合物が得られる。
で説明したものが使用できる。特に好ましい環状エーテ
ルは、炭素数2〜4のアルキレンオキシドであるエチレ
ンオキシド、プロピレンオキシド、イソブチレンオキシ
ド、1−ブテンオキシド、2−ブテンオキシド、およ
び、これらの組合わせである。環状エーテルの付加量
は、アルキルフェノール1モルに対し、1〜15モルが
好ましく、1〜12モルがさらに好ましい。
ール(A)、ポリエーテル(U)以外のポリオールであ
ってヒドロキシ化合物(V)として使用できるポリオー
ル(T)としては、上記「ポリオール」の項で説明した
ようなポリエーテルポリオール、ポリエステルポリオー
ル、末端に水酸基を有する炭化水素系ポリマー等が挙げ
られる。また、フェノール、アルカノールアミン類、ア
ルデヒド類のマンニッヒ反応により反応させて得られる
反応物に環状エーテルを付加して得られるポリエーテル
ポリオールなども使用できる。また前記(W)、
(X)、(Y)、(Z)も使用できる。
的低分子量の化合物もヒドロキシ化合物(V)の一部と
して使用できる。例えば多価アルコール、アルカノール
アミン、糖類、ポリアミン、モノアミン、多価フェノー
ル類など、またはこれらに少量のアルキレンオキシドを
付加して得られる低分子量のポリエーテルポリオールが
ある。さらに、低分子量のポリエステル系ポリオールな
ども使用できる。
レングリコール、1,4−ブタンジオール、グリセリン
などの多価アルコール、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミンなどのアルカノールアミン、ヘキサメチレ
ンジアミン、4,4−ジアミノジフェニルメタンなどの
ポリアミン、および水酸基価が200mgKOH/g以
上のポリエーテル系ポリオール、ポリエステル系ポリオ
ールが用いられる。
ポリオール(A)0.1〜70重量%(より好ましくは
0.3〜40重量%)とポリエーテル(U)1〜99.
9重量%(より好ましくは3〜60重量%)との混合
物、または、ポリマー分散ポリオール(A)0.1〜7
0重量%(より好ましくは0.3〜40重量%)とポリ
エーテル(U)1〜99.9重量%(より好ましくは3
〜60重量%)とポリオール(T)0重量%超98.9
重量%(0重量%超96.7重量%)の混合物である、
ことが好ましい。
量%とポリエーテル(U)5〜40重量%とポリオール
(T)30〜93重量%の混合物である、ことが最も好
ましい。
ートフォームを製造する場合は、ポリエステルポリオー
ルを使用することが特に好ましい。ポリエステルポリオ
ールとしては、上記のポリエステルポリオールを使用す
ることができるが、多価アルコールと多価カルボン酸と
の重縮合によって得られるポリエステルポリオールが特
に好ましい。多価カルボン酸としてフタル酸、テレフタ
ル酸、イソフタル酸などの芳香族ジカルボン酸を使用す
るものが最も好ましい。ポリエステルポリオールの水酸
基価は100〜450mgKOH/gであることが好ま
しく、100〜350mgKOH/gであることが特に
好ましい。
ルポリオールの割合は20〜98.9重量%であること
が好ましく、50〜93重量%であることが好ましい。
または、該ポリエステルポリオール20〜50重量%と
ビスフェノールA、フェノール−ホルムアルデヒド初期
縮合物等の多価フェノールに環状エーテルを付加して得
られるポリエーテルポリオールや、フェノール、アルカ
ノールアミン類、アルデヒド類のマンニッヒ反応により
反応させて得られる反応物に環状エーテルを付加して得
られるポリエーテルポリオールの混合物を使用すること
が好ましい。
(V)およびポリイソシアネートを整泡剤、触媒および
発泡剤の存在下に反応させて硬質発泡合成樹脂の製造す
る方法である。硬質発泡合成樹脂としては、硬質ポリウ
レタンフォーム、硬質ウレタン変性イソシアヌレートフ
ォーム、硬質ウレア変性ポリウレタンフォームなどが挙
げられる。
シアネート基を平均して2個以上有する芳香族系、脂環
族系、または脂肪族系のポリイソシアネート、それら2
種類以上の混合物、およびそれらを変性して得られる変
性ポリイソシアネートがある。具体的には、例えば、ト
リレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシア
ネート、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート(通
称:クルードMDI)、キシリレンジイソシアネート、
イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシ
アネートなどのポリイソシアネートやそれらのプレポリ
マー型変性体、ヌレート変性体、ウレア変性体、カルボ
ジイミド変性体などがある。
製造する際用いられるものが使用でき、シリコーン系整
泡剤や含フッ素化合物整泡剤などがある。
造する際用いられるものが使用できる。トリエチレンジ
アミンなど第3級アミンなどのアミン系触媒、2−エチ
ルヘキサン酸鉛など有機鉛化合物や有機スズ化合物など
の有機金属化合物、4級アンモニウム塩触媒等が使用で
きる。また、硬質ウレタン変性ポリイソシアヌレートフ
ォームを製造する場合は、N,N’,N”−トリス(ジ
メチルアミノプロピル)ヘキサヒドロ−s−トリアジ
ン、酢酸カリウム、2−エチルヘキサン酸カリウム、4
級アンモニウム塩触媒等のイソシアヌレート変性化触媒
を使用できる。
その使用量はヒドロキシ化合物(V)100重量部に対
して0.01〜15重量部が好ましく、1〜10重量部
が特に好ましい。その他、例えば充填剤、安定剤、着色
剤、難燃剤などを任意に使用できる。
ドロキシ化合物(V)、整泡剤、触媒および発泡剤を必
須成分とする、硬質発泡合成樹脂を製造するためのヒド
ロキシ化合物混合物である。該ヒドロキシ化合物混合物
は、ポリイソシアネートと混合して反応させることによ
り硬質発泡合成樹脂を製造するための原料であり、いわ
ゆる「ポリオールシステム」と呼ばれるものである。
定性に優れる。そして、硬質発泡合成樹脂を製造するの
に必要な添加剤を加えたヒドロキシ化合物混合物も分散
安定性に優れる。該ヒドロキシ化合物混合物は静置状態
で2週間以上、さらには1ケ月間以上、特には3ケ月間
以上分離を起さないことが好ましい。
体的に説明するが、本発明はこれらにより限定されな
い。表中、ANはアクリロニトリル、Stはスチレン、
Vacは酢酸ビニル、MMAはメタクリル酸メチルを示
す。表中単位のない数字は重量部を表す。使用したヒド
ロキシ化合物a〜vは次のとおりである。
ルに対しエチレンオキシドを10モル付加して得られ
る、オキシエチレン基含量65重量%、水酸基価85m
gKOH/gのポリエーテルモノオール、 化合物b:p−n−ノニルフェノール1モルに対しエチ
レンオキシドを5モル付加して得られる水酸基価125
mgKOH/gのポリエーテルモノオール、 化合物c:p−n−ノニルフェノール1モルに対しプロ
ピレンオキシドを10モル付加して得られる水酸基価7
0mgKOH/gのポリエーテルモノオール。
モルに対しエチレンオキシドを10モル付加して得られ
る、水酸基価85mgKOH/gのポリエーテルモノオ
ール、 化合物e:p−n−ノニルフェノールとホルムアルデヒ
ドとジエタノールアミンとをマンニッヒ反応させて得ら
れる反応生成物にプロピレンオキシド、エチレンオキシ
ドをこの順で付加して得られる、オキシエチレン基含量
25重量%の水酸基価450mgKOH/gのポリエー
テルポリオール。
アミンの混合物にプロピレンオキシドを付加して得られ
る水酸基価300mgKOH/gのポリエーテルポリオ
ール、 化合物g:エチレンジアミンにプロピレンオキシドを付
加して得られる水酸基価300mgKOH/gのポリエ
ーテルポリオール、 化合物h:モノエタノールアミンにプロピレンオキシド
を付加して得られる水酸基価350mgKOH/gのポ
リエーテルポリオール。
ラジンにプロピレンオキシドを付加して得られる水酸基
価300mgKOH/gのポリエーテルポリオール、 化合物j:トリレンジアミンにエチレンオキシド、プロ
ピレンオキシド、エチレンオキシドをこの順で付加して
得られるオキシエチレン基含量25重量%の水酸基価3
50mgKOH/gのポリエーテルポリオール、 化合物k:ビスフェノールAにエチレンオキシドを付加
して得られる水酸基価280mgKOH/gのポリエー
テルポリオール。
0mgKOH/gのポリエステルポリオール。
ドを付加して得られる水酸基価450mgKOH/gの
ポリエーテルポリオール、 化合物n:グリセリンにプロピレンオキシドを付加して
得られる水酸基価650mgKOH/gのポリエーテル
ポリオール、 化合物t:グリセリンにプロピレンオキシドおよびエチ
レンオキシドをランダムに付加して得られる水酸基価5
0mgKOH/g、オキシエチレン基含有量25重量%
のポリエーテルポリオール。
ドおよびエチレンオキシドをランダムに付加して得られ
る水酸基価50mgKOH/g、オキシエチレン基含有
量55重量%のポリエーテルポリオール、 化合物q:グリセリンにプロピレンオキシドおよびエチ
レンオキシドをランダムに付加して得られる水酸基価5
0mgKOH/g、オキシエチレン基含有量75重量%
のポリエーテルポリオール、 化合物r:エチレンジアミンにプロピレンオキシドを付
加して得られる水酸基価760mgKOH/gのポリエ
ーテルポリオール。
オキシドを付加して得られる水酸基価500mgKOH
/gのポリエーテルポリオール、 化合物v:グリセリンにプロピレンオキシドとエチレン
オキシドをこの順で付加して得られる水酸基価56mg
KOH/g、オキシエチレン基含有量10重量%のポリ
エーテルポリオール。
ールの製造例を示す。
加圧反応槽に表1に示したヒドロキシ化合物の混合物の
うち70重量%を仕込み、120℃に保ちながら残りの
ヒドロキシ化合物の混合物、表1に示したモノマーおよ
びAIBNの混合物を撹拌しながら4時間かけて供給
し、全モノマー供給後同温度下で約0.5時間撹拌を続
けた。すべての例においてモノマーの反応率は90%以
上を示した。反応終了後、未反応モノマーを120℃、
0.1mmHgで2時間加熱減圧脱気にて除去し、ポリ
マー分散ポリオールである、化合物A、B、D、E、F
を製造した。それぞれの水酸基価(単位:mgKOH/
g)、25℃における粘度(単位:cP)および分散安
定性を表1に示す。
ずに製造したポリマー分散ポリオールである、化合物F
は、相分離を起こし、均一な分散体は得られず、粘度は
測定できなかった。
に示したヒドロキシ化合物、モノマーおよびAIBNを
全て仕込んだ後、撹拌しながら昇温を開始し、反応液を
80℃に保ちながら10時間反応させた。モノマーの反
応率は80%以上を示した。反応終了後、110℃、
0.1mmHgで2時間加熱減圧脱気して未反応モノマ
ーを除去し、ポリマー分散ポリオールである化合物Cを
製造した。水酸基価(単位:mgKOH/g)、25℃
における粘度(単位:cP)および分散安定性を表1に
示す。
2に示したヒドロキシ化合物計100重量部、発泡剤と
して水を7重量部、触媒としてジメチルシクロヘキシル
アミン(商品名:カオライザーNo.10、花王社製)
をハンド発泡時のゲルタイムが50秒になるのに必要な
重量部、シリコーン整泡剤(東レ・ダウコーニング・シ
リコーン社製、SH−193)1.5重量部、および、
難燃剤としてトリス(2−クロロプロピル)ホスフェー
ト(大八化学社製、TMCPP)を10重量部、を調合
し、ヒドロキシ化合物混合物を得た。
イソシアネートとしてポリメチレンポリフェニルイソシ
アネート(日本ポリウレタン社製、MR−200)を、
イソシアネートインデックス=110となるよう、液温
20℃で混合し、縦200mm×横200mm×高さ2
00mmの木製のボックス内に投入し、硬質ポリウレタ
ンフォームを発泡させた。
ソシアヌレートフォームの製造例)表3に示したヒドロ
キシ化合物計100重量部、発泡剤として水を7重量
部、触媒として、N,N’,N”−トリス(ジメチルア
ミノプロピル)ヘキサヒドロ−S−トリアジン(商品
名:ポリキャット41、エアプロダクト社製)と2−エ
チルヘキサン酸カリウム溶液(カリウム15%、商品名
プキャット15G、日本化学産業社製)の混合物をハン
ド発泡時のゲルタイムが50秒になるのに必要な重量
部、シリコーン整泡剤(東レ・ダウコーニング・シリコ
ーン社製、SH−193)1.5重量部、および、難燃
剤としてTMCPPを20重量部、を調合して、ヒドロ
キシ化合物混合物を得た。
イソシアネートとしてポリメチレンポリフェニルイソシ
アネート(日本ポリウレタン社製、MR−200)を用
い、イソシアネートインデックス=200となるよう、
液温20℃で混合し、縦200mm×横200mm×高
さ200mmの木製のボックス内に投入し、硬質ウレタ
ン変性ポリイソシアヌレートフォームを発泡させた。
コア密度(単位:kg/m3)、常温収縮度(単位:
%)、および、ヒドロキシ化合物混合物の貯蔵安定性を
表2〜3に示す。
泡方向に対して垂直方向の、寸法変化率を示す。ヒドロ
キシ化合物混合物の貯蔵安定性は、ヒドロキシ化合物混
合物を40℃で2ケ月放置した後の分離状態を観察する
ことにより評価した。分離せずに安定な場合を○、分離
した場合を×、とした。なお、表2中、例7〜17は実
施例、例18〜20は比較例であり、表3中、例21〜
31は実施例、例32〜34は比較例である。
て製造したポリマー分散ポリオールである化合物A、
B、Cを使用して得られた硬質ポリウレタンフォームお
よび硬質ウレタン変性ヌレートフォームはいずれも良好
な寸法安定性を示した。化合物A、B、Cを使用したヒ
ドロキシ化合物混合物は良好な貯蔵安定性を示した。一
方、化合物D、Eを用いたヒドロキシ化合物混合物は、
貯蔵安定性が不充分であった。
優れた硬質発泡合成樹脂を製造できる。また、本発明の
ヒドロキシ化合物混合物は分散安定性に優れるため、ポ
リオールシステムを長期間放置したとしても、問題なく
使用できる。
Claims (8)
- 【請求項1】ヒドロキシ化合物(V)およびポリイソシ
アネートを整泡剤、触媒および発泡剤の存在下に反応さ
せて、硬質発泡合成樹脂を製造する方法において、 (1)発泡剤として水のみを使用すること、ならびに、 (2)ヒドロキシ化合物(V)が、下記ポリマー分散ポ
リオール(A)と下記ポリエーテル(U)との混合物、
または、下記ポリマー分散ポリオール(A)と下記ポリ
エーテル(U)と下記ポリオール(T)との混合物であ
って、かつ、ヒドロキシ化合物(V)全重量に対して
0.01重量%以上のポリマー微粒子を含有するヒドロ
キシ化合物であることを特徴とする硬質発泡合成樹脂の
製造方法。 ポリマー分散ポリオール(A):平均の水酸基価200
〜800mgKOH/gのポリオール(W)中に重合性
不飽和基を有するモノマーを重合して得られるポリマー
微粒子が安定に分散したポリマー分散ポリオールであ
り、該ポリオール(W)が、下記ポリエーテルポリオー
ル(X)5〜97重量%と下記アミン系ポリオール
(Y)3〜95重量%とからなる混合物、または、下記
ポリエーテルポリオール(X)5〜97重量%と下記ア
ミン系ポリオール(Y)3〜95重量%と下記ポリオー
ル(Z)0重量%超92重量%以下とからなる混合物で
あるポリマー分散ポリオール。 ポリエーテルポリオール(X):水酸基価84mgKO
H/g以下であってかつオキシエチレン基含量40重量
%以上のポリエーテルポリオール。 アミン系ポリオール(Y):アミン化合物に環状エーテ
ルを付加して得られる水酸基価250〜900mgKO
H/gのポリエーテルポリオール。 ポリオール(Z):ポリエーテルポリオール(X)、ア
ミン系ポリオール(Y)以外のポリオール。 ポリエーテル(U):アルキルフェノール骨格を有す
る、ポリエーテルモノオーまたはポリエーテルポリオー
ル。 ポリオール(T):ポリマー分散ポリオール(A)、ポ
リエーテル(U)以外のポリオール。 - 【請求項2】ヒドロキシ化合物(V)が、ポリマー分散
ポリオール(A)0.1〜70重量%とポリエーテル
(U)30〜99.9重量%との混合物、または、前記
ポリマー分散ポリオール(A)0.1〜70重量%と前
記ポリエーテル(U)1〜99.9重量%と前記ポリオ
ール(T)0重量%超98.9重量%の混合物である、
請求項1に記載の製造方法。 - 【請求項3】ポリエーテル(U)が、炭素数1〜20の
アルキル基を有するアルキルフェノールまたは該アルキ
ルフェノールの誘導体に環状エーテルを付加して得られ
るポリエーテルモノオールまたはポリエーテルポリオー
ルである、請求項1または2に記載の製造方法。 - 【請求項4】ポリオール(T)が、ポリエーテルポリオ
ールおよび/またはポリエステルポリオールである、請
求項1、2または3に記載の製造方法。 - 【請求項5】ヒドロキシ化合物(V)、整泡剤、触媒お
よび水を必須成分とし、ポリイソシアネート化合物と反
応させて、硬質発泡合成樹脂を製造するためのヒドロキ
シ化合物混合物であって、 ヒドロキシ化合物(V)が、下記ポリマー分散ポリオー
ル(A)と下記ポリエーテル(U)との混合物、また
は、下記ポリマー分散ポリオール(A)と下記ポリエー
テル(U)と下記ポリオール(T)との混合物であっ
て、かつ、ヒドロキシ化合物(V)全重量に対して0.
01重量%以上のポリマー微粒子を含有するヒドロキシ
化合物であることを特徴とするヒドロキシ化合物混合
物。 ポリマー分散ポリオール(A):平均の水酸基価200
〜800mgKOH/gのポリオール(W)中に重合性
不飽和基を有するモノマーを重合して得られるポリマー
微粒子が安定に分散したポリマー分散ポリオールであ
り、該ポリオール(W)が、下記ポリエーテルポリオー
ル(X)5〜97重量%と下記アミン系ポリオール
(Y)3〜95重量%とからなる混合物、または、下記
ポリエーテルポリオール(X)5〜97重量%と下記ア
ミン系ポリオール(Y)3〜95重量%と下記ポリオー
ル(Z)0重量%超92重量%以下とからなる混合物で
あるポリマー分散ポリオール。 ポリエーテルポリオール(X):水酸基価84mgKO
H/g以下であってかつオキシエチレン基含量40重量
%以上のポリエーテルポリオール。 アミン系ポリオール(Y):アミン化合物に環状エーテ
ルを付加して得られる水酸基価250〜900mgKO
H/gのポリエーテルポリオール。 ポリオール(Z):ポリエーテルポリオール(X)、ア
ミン系ポリオール(Y)以外のポリオール。 ポリエーテル(U):アルキルフェノール骨格を有す
る、ポリエーテルモノオールまたはポリエーテルポリオ
ール。 ポリオール(T):ポリマー分散ポリオール(A)、ポ
リエーテル(U)以外のポリオール。 - 【請求項6】ヒドロキシ化合物(V)が、ポリマー分散
ポリオール(A)0.1〜70重量%とポリエーテル
(U)30〜99.9重量%との混合物、または、前記
ポリマー分散ポリオール(A)0.1〜70重量%と前
記ポリエーテル(U)1〜99.9重量%と前記ポリオ
ール(T)0重量%超98.9重量%の混合物である、
請求項5に記載の混合物。 - 【請求項7】ポリエーテル(U)が、炭素数1〜20の
アルキル基を有するアルキルフェノールまたは該アルキ
ルフェノールの誘導体に環状エーテルを付加して得られ
るポリエーテルモノオールまたはポリエーテルポリオー
ルである、請求項5または6に記載の混合物。 - 【請求項8】ポリオール(T)が、ポリエーテルポリオ
ールおよび/またはポリエステルポリオールである、請
求項5、6または7に記載の混合物。
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