JP2000226308A - 表皮細胞におけるラミニンの産生促進剤 - Google Patents

表皮細胞におけるラミニンの産生促進剤

Info

Publication number
JP2000226308A
JP2000226308A JP11052704A JP5270499A JP2000226308A JP 2000226308 A JP2000226308 A JP 2000226308A JP 11052704 A JP11052704 A JP 11052704A JP 5270499 A JP5270499 A JP 5270499A JP 2000226308 A JP2000226308 A JP 2000226308A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
laminin
compound
poe
oil
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11052704A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Amano
聡 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shiseido Co Ltd filed Critical Shiseido Co Ltd
Priority to JP11052704A priority Critical patent/JP2000226308A/ja
Publication of JP2000226308A publication Critical patent/JP2000226308A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cosmetics (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚賦活化能のある組成物の提供 【解決手段】 C14-22脂肪酸残基を有するリゾホスフ
ァチジルコリンまたはリゾホスファチジン酸を有効成分
とする表皮細胞におけるラミニン5の産生促進剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表皮細胞における
ラミニン5の産生促進剤または化粧品および皮膚科学分
野における皮膚賦活用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】化粧および皮膚科学分野では、皮膚に対
する日光の照射をはじめとする外的環境の影響や加齢に
よる損傷を軽減もしくは治癒すべく多種多様な手段が提
案され、また、試みられている。例えば、加齢に伴なう
皮膚の変化としては、しわの形成、硬化もしくは弾力性
の低下等が主なものとして挙げられている。
【0003】このような変化の原因として、表皮よりは
その下層を形成する真皮におけるコラーゲンやグリコサ
ミノグリカンからなる膠原線維や弾性線維の機能に主な
関心が向けられている。そして、このような変化を防止
もしくは修復する手段として、ヒドロキシカルボン酸類
の使用(例、特許第2533339号公報)、リゾリン
脂質の使用(特開平8−67621号公報または日本油
化学会誌第46巻第9号(1997)13〜19頁)が
提案されている。前者の公報には、コラーゲン線維減損
の防止により角質やしわを根絶しうることが示唆されて
いる。一方、後者の公報では、リゾリン脂質がヒト線維
芽細胞におけるグリコサミノグリカン(具体的には、ヒ
アルロン酸)の産生能を亢進することから、美肌効果を
奏することが示唆されている。なお、リゾリン脂質は皮
膚線維芽細胞におけるコラーゲン性タンパク質の合成に
ほとんど影響を及ぼさないことも示唆されている(上
記、日本油化学会誌、参照)。
【0004】ところで、1991年にバージェソン博士
にラミニン5が発見され(Rousselle ら J. Cell Biol.
114,567,1991)、さらにラミニン5に対
する自己免疫疾患(Fine ら J. Am. Acad. Dermatol.,
24,119,1991)、および遺伝的にラミニン5
を欠損する重篤な疾患の存在が発見された(Aberdamら、
Nat. Genet. 6,299,1994)。この疾患で
は、表皮と真皮の境界部位に水泡形成が観察され、ラミ
ニン5が両者の接着に必須の成分であることが明らかと
なった。ラミニンファミリーは各種細胞で合成されるこ
とが知られており、そのうち、ラミニン5は、表皮と真
皮の境界部位に位置する基底膜と呼ばれる各種糖蛋白、
プロテオグリカンより構成される構造体の主な構成成分
である。また、ラミニン5は、表皮細胞の接着を促進す
る活性を有し、表皮細胞を直接基底膜に結合させる働き
もしている(Rousselle ら J. Cell Biol. 114,5
67,1991)。さらに、上皮細胞はその細胞機能維
持において基底膜成分に接着することが重要であること
も知られている(Schmidhauser ら, Proc. Natn. Acad.
U.S.A., 87,9 118,1990)。このこと
は、表皮基底細胞がきちんと基底膜に結合、接着してい
ることが正常な皮膚機能発現に必須であることを示唆し
ている。すなわち、ラミニン5は正常な基底膜構造を維
持することによって皮膚の全体の構造維持に必須の役割
を担っていることが予測される。
【0005】一方、老人の皮膚では基底膜の重複(Lavk
er ら, J. Invest. Dermatol., 73,59,197
9)、基底膜の肥厚とその成分であるIV型コラーゲン
の減少(Vazquez, Maturitas, 25,209,199
6)が報告されており、基底膜の構造変化が老人におけ
る皮膚の機能低下の一因となっている可能性も考えられ
ている。したがって、皮膚のいずれかの細胞におけるラ
ミニン5の産生促進ができれば、基底膜構造の再構築を
誘導し、皮膚機能を改善する物質の同定および取得が期
待されていた。
【0006】
【発明の解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、基底膜構造の再構築に寄与すべく、表皮細胞にお
けるラミニン5の産生を促進しうる物質を提供すること
にある。さらに、本発明の目的は、かような物質を含有
し、かつ有意量のラミニン5を産生しうる皮膚賦活用組
成物を提供することにある。こうして、本発明の組成物
は、正常な皮膚の基底膜の構造変化に随伴する機能低下
を防止できるとともに、該機能の低下した皮膚の賦活化
を可能にするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく、表皮細胞においてラミニン5の産生を促
進しうる物質の探索を続けてきた。その結果、一定のリ
ゾリン脂質が表皮細胞におけるラミニン5の産生を有意
に促進することを、今ここに見い出した。
【0008】したがって上記目的は、本発明に従う、下
記式(I)
【0009】
【化3】 (上式中、Rは、場合によって不飽和二重結合を最高6
個まで有するC14-22脂肪酸残基を示し、Aは水素原子
または基−CH2CH2-(CH3)3を示し、そしてMは
水素原子またはアルカリ金属原子を示すが、Aが基−C
2CH2-(CH 3)3である場合には水素原子を示す)
で表される化合物またはそれらの2種以上の混合物を有
効成分とする表皮細胞におけるラミニン5の産生促進剤
の提供により達成できる。
【0010】かようなラミニン5の産生促進剤は、表皮
細胞におけるラミニン5の機能の一端を解明するための
ツールとして、またラミニン5の産生能の低下に伴う皮
膚の疾患の処置に使用できる。
【0011】また、化粧品の技術分野で上記化合物を使
用するものとして、もう一つの態様の本発明として、上
記式(I)で表される化合物またはそれらの2種以上の
混合物を表皮細胞におけるラミニン5の産生促進に十分
な濃度で含有する皮膚賦活用組成物、も提供される。
【0012】
【発明の具体的な記述】本発明で使用する上記式(I)
で表される化合物は、所謂、リゾリン脂質と総称される
化合物である。かような化合物は、広範な生物源から直
接もしくは間接的に得ることができるが、化学合成品で
あってもよい。
【0013】式(I)中のRは、C14-22脂肪酸残基
(アシル基)から選ばれるいずれかの基である。これら
のアシル基としては、具体的には、ミリスチン酸
(C14)、ペンタデカン酸(C15)、パルミチン酸(C
16)、マルガリン酸(C17)、ステアリン酸(C18)、
ノナデカン酸(C19)およびアラキジン酸(C20)ヘネ
イコサン酸(C21)、ベヘニン酸(C22)、の飽和脂肪
酸に由来する残基が挙げられる。これらのうち、好まし
いものとしては、特に生物源に豊富に存在するC14−、
16−、C18−、C20−およびC22−飽和脂肪酸に由来
する残基を挙げることができ、また、ラミニン5産生促
進活性の観点からは、C14−およびC16−飽和脂肪酸に
由来する残基を挙げることができる。
【0014】さらに、Rは、上記脂肪酸残基に最高6個
までの不飽和二重結合が存在するアシル基であることが
できる。かような脂肪酸残基における二重結合の存在す
る位置および数は、生物源から入手できるリン脂質もし
くはリゾリン脂質の脂肪酸残基に沿うものが好ましい
が、本発明の目的に反しない限り、何等制限されるもの
でない。これらのアシル基を形成する脂肪酸のうち、特
に好ましいものとしては、オレイン酸(C18:(Z)−
9−オクタデセン酸)、エライジン酸(C18:(E)−
9−オクタデセン酸)、リノール酸(C18:9,12−
オクタデカジエン酸)、α−リノレン酸(C18:9,1
2,15−オクタデカトリエン酸)、γ−リノレン酸
(C18:6,9,12−オクタデカトリエン酸)、5,8,
11−イコサトリエン酸(C20)、5,8,11,14−
エイコサテトラエン酸(C20)、4,8,12,15,19
−ドコサペンタエン酸および4,7,10,13,16,1
9−ドコサヘキサエン酸を挙げることができる。
【0015】式(I)中のAは、水素原子または基−C
2CH2+(CH3)3であることができるが、前者であ
る場合は、所謂、リゾホスファチジン酸であり、後者で
ある場合は、所謂、リゾホスファチジルコリンである。
リゾホスファチジン酸の場合は、式(I)中のMがアル
カリ金属を示す塩の形態であることができる。かような
アルカリ金属としては、カリウム、ナトリウムおよびリ
チウムを好ましいものとして挙げることができる。
【0016】本発明では、以上の式(I)で表される化
合物は、単独または2種以上が組み合わさった混合物と
して使用することができる。かような混合物としては、
上述の好ましいとして挙げたRを有する2種以上を組み
合わせて生成することができるが、生物源、特に大豆
(Glycine max Merril)の種子から得られるリン脂質
を、それ自体既知のホスホリパーゼA2で加水分解しリ
ゾリン脂質とした後、必要によりホスリパーゼDもしく
は化学的加水分解を行い、精製して得られるものをその
まま使用することもできる。かようなリゾホスファチジ
ルコリンの混合物としては、例えば、試薬リゾレシチン
(和光純薬株式会社)、協和リゾレシチン(岩瀬スコフ
ァ株式会社)、サンレシチンWL−25(太陽化学株式
会社)、Blendmax(Central Soya)、リピデュール(LI
PIDURE)NC−22(日本油脂株式会社)等をそのま
ま、必要によりさらに精製したものを使用することがで
きる。
【0017】以上のような市販のリゾリン脂質は、化粧
品をはじめとする各種製品の添加剤、特に乳化剤として
使用されており、また大豆由来のリゾリン脂質(または
リゾレシチン)はヒト皮膚線維芽細胞におけるヒアルロ
ン酸の産生を促進することも知られている(上述の特許
公報および日本油化学会誌、参照)。ところで、該日本
油化学会誌によれば、式(I)のAが−CH2CH2
+(CH3)3であり、RがC12の飽和脂肪酸残基である化
合物に相当するものは上記ヒアルロン酸の産生を促進す
るものの、RがC14以上の飽和脂肪酸残基である化合物
に相当するものは該産生を強く阻害することが示唆され
ている。
【0018】上記ヒアルロン酸の産生について標的とす
る細胞と、本発明が標的にする細胞は、細胞自体も異な
るが、式(I)で特定されるごとく、使用が意図されて
いる化合物自体も、その使用できる範囲およびその有効
濃度が必ずしも一致するものでない。
【0019】したがって、本発明によれば、上述した式
(I)で表される化合物またはそれらの2種以上の混合
物を、表皮細胞におけるラミニン5の産生促進に十分な
濃度で含有する皮膚賦活用組成物が、新たに提供され
る。かかる「皮膚賦活」とは、例えば、加齢等による基
底膜の構造変化に伴なう皮膚の機能低下、具体的には、
皮膚のしわ、硬化などを、改善することを意味する。
【0020】上記「ラミニン5の産生促進に十分な濃
度」は、使用する式(I)の化合物の種類や該組成物を
調製するのに使用されるその他の成分、または剤形、さ
らには施用時間によって変動しうる。したがって、一定
の組成物ごとに式(I)の化合物またはそれらの混合物
の最適濃度を選ぶ必要があるが、当該者であれば、本明
細書、殊に、後述する実施例を参照にし、必要があれば
小実験を行って該最適濃度を容易に決定できるであろ
う。
【0021】しかし、一般には、総組成物重量当り、
0.0001〜60重量%、好ましくは0.01〜60重
量%とすることができる。かような、本発明に従う皮膚
賦活用組成物を施用する際に、かりに上記従来技術(前
述の日本油化学会誌)で示唆されるようにヒアルロン酸
産生に阻害が生じる場合には、当該技術分野で既知の、
他のヒアルロン酸産生促進物質を併用することが有利で
あるかも知れない。
【0022】本発明の皮膚賦活用組成物は、水溶液、油
液、その他の溶液、乳液、クリーム、ゲル、懸濁液、マ
イクロカプセル、粉末、顆粒、カプセル、固形等の形態
をとり得る、それ自体既知の方法でこれらの形態に調製
した上で、ローション製剤、乳液剤、クリーム剤、軟膏
剤、硬膏剤、ハップ剤、エアゾール剤、注射剤、内服剤
(錠剤、散剤、顆粒剤、丸剤、シロップ剤、トローチ剤
等)、坐剤等として、身体に塗布、貼付、噴霧、注射、
飲用、挿入することができる。これらの製剤形の中で
も、ローション製剤、乳液剤、クリーム剤、軟膏剤、硬
膏剤、ハップ剤、エアゾール剤等の皮膚外用剤が、本発
明の組成物に適する製剤形であると考えられる。ここで
記す皮膚外用剤には、医薬品、医薬部外品、化粧料が含
まれ、以下同様の意味で用いることとする。
【0023】本発明の組成物には、それらを調製する際
に常用されている賦形剤、香料等をはじめ、油脂類、界
面活性剤、防腐剤、金属イオン封鎖剤、水溶性高分子、
増粘剤、粉末成分、紫外線防御剤、保湿剤、薬効成分、
酸化防止剤、pH調整剤、洗浄剤、乾燥剤、乳化剤等を
適宜配合できる。これら各種成分を本発明の皮膚賦活用
組成物に配合する場合には、本発明の所期の効果を損な
わない範囲内で行う必要がある。
【0024】前記油脂類としては、液体油脂、固体油
脂、ロウ類、炭化水素油、高級脂肪酸、高級アルコー
ル、合成エステル油、シリコーン類がある。
【0025】具体的には、液体油脂として、アボガド
油、ツバキ油、月見草油、タートル油、マカデミアナッ
ツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ
油、卵黄油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザ
ンカ油、ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、
エノ油、大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ
油、シナギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリ
グリセリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパル
ミチン酸グリセリン等が、固体油脂としては、カカオ
脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊
脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核
油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマシ油等、ロウ
類としては、ミツロウ、キャンデリラロウ、綿ロウ、カ
ルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、
モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢
酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン
脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリ
ン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、P
OEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアル
コールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラ
ノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加
ラノリンアルコールエーテル等、炭化水素油としては、
流動パラフィン、オゾケライト、スクワレン、プリスタ
ン、パラフィン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マ
イクロクリスタリンワックス等の油分が挙げられる。
【0026】高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘ
ン(ベヘニン)酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステ
アリン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン
酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸
(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げら
れる。
【0027】高級アルコールとしては、例えば、ラウリ
ルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコー
ル、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレ
イルアルコール、セトステアリルアルコール等の直鎖ア
ルコール、モノステアリルグリセリンエーテル(バチル
アルコール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリン
アルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキ
シルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチ
ルドデカノール等の分岐鎖アルコール等が挙げられる。
【0028】合成エステル油としては、ミリスチン酸イ
ソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチル
ドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブ
チル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、
オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシ
ル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステ
アリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、1
2−ヒドロキシステアリル酸コレステリル、ジ−2−エ
チルヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリ
トール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アル
キルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコー
ル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウン
デカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリ
メチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロ
ールプロパン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ペンタン
エリスリトール、トリ−2−エチルヘキシル酸グリセリ
ン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セ
チル2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパ
ルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−
ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メ
チルエステル、オレイン酸オイル、セトステアリルアル
コール、アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチ
ルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイ
ル−L−グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステ
ル、アジピン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラ
ウレート、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリス
チン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシル
デシル、アジピン酸2−ヘキシルデシル、セバチン酸ジ
イソプロピル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、酢酸アミル、クエン酸トリエチル等が
挙げられる。
【0029】シリコーン類としては、ジメチルポリシロ
キサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイド
ロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、デカ
メチルポリシロキサン、ドデカメチルポリシロキサン、
テトラメチルテトラハイドロジェンポリシロキサンなど
の環状ポリシロキサン、3次元網目構造を形成している
シリコーン樹脂、シリコーンゴム等が挙げられる。
【0030】本願発明で使用する式(I)の化合物は、
それら自体界面活性を示すので、通常、界面活性剤を使
用する必要はないが、組成物によって他のアニオン界面
活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオ
ン界面活性剤を併用してもよい。
【0031】かような、アニオン界面活性剤としては、
例えば、セッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、パル
ミチン酸ナトリウム等の脂肪酸セッケン、ラウリル硫酸
ナトリウム、ラウリル硫酸K等の高級アルキル硫酸エス
テル塩、POEラウリル硫酸トリエタノールアミン、P
OEラウリル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸
エステル塩、ラウロイルサルコシンナトリウム等のN−
アシルサルコシン酸、N−ミリストイル−N−メチルタ
ウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナト
リウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等の高級
脂肪酸アミドスルホン酸塩、POEオレイルエーテルリ
ン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン酸等の
リン酸エステル塩、ジ−2−エチルヘキシルスルホコハ
ク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミド
ポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリ
ルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム
等のスルホコハク酸塩、リニアドデシルベンゼンスルホ
ン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸ト
リエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン
酸等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、N−ラウロイル
グルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイルグルタ
ミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グルタミ
ン酸モノナトリウム等のN−アシルグルタミン酸塩、硬
化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高級脂肪
酸エステル硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸化油、P
OEアルキルエーテルカルボン酸、POEアルキルアリ
ルエーテルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸
塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール
硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エ
ステル塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナ
トリウム、N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタ
ノールアミン、カゼインナトリウム等が挙げられる。
【0032】カチオン界面活性剤としては、例えば、塩
化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルト
リメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニ
ウム塩、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアル
キルジメチルアンモニウム塩、塩化ポリ(N,N′−ジ
メチル−3,5−メチレンピペリジニウム)、塩化セチ
ルピリジニウム等のアルキルピリジニウム塩、アルキル
四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモ
ニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモ
リホニウム塩、POEアルキルアミン、アルキルアミン
塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸
誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等
が挙げられる。
【0033】両性界面活性剤としては、例えば、2−ウ
ンデシル−N,N,N−(ヒドロキシエチルカルボキシ
メチル)−2−イミダゾリンナトリウム、2−ココイル
−2−イミタゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキ
シエチロキシ2ナトリウム塩等のイミダゾリン系両性界
面活性剤、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメチル−
N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウ
リルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、
アミドベタイン、スルホベタイン等のベタイン系界面活
性剤等が挙げられる。
【0034】親油性非イオン界面活性剤としては、例え
ば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソス
テアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモ
ノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビ
タンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペ
ンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタ
ン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソル
ビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モノ綿実油脂
肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレ
イン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α,
α′−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノス
テアリン酸グリセリン、リンゴ酸等のグリセリンポリグ
リセリン脂肪酸類、モノステアリン酸プロピレングリコ
ール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類、硬化
ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、ポリオ
キシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体等が挙げ
られる。
【0035】親水性非イオン界面活性剤としては、例え
ば、POEソルビタンモノオレエート、POE−ソルビ
タンモノステアレート、POE−ソルビタンモノオレー
ト、POE−ソルビタンテトラオレエート等のPOEソ
ルビタン脂肪酸エステル類、POE−ソルビットモノラ
ウレート、POE−ソルビットモノオレエート、POE
−ソルビットペンタオレエート、POE−ソルビットモ
ノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸エステル
類、POE−グリセリンモノステアレート、POE−グ
リセリンモノイソステアレート、POE−グリセリント
リイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステ
ル類、POEモノオレエート、POEジステアレート、
POEモノジオレエート、システアリン酸エチレングリ
コール等のPOE脂肪酸エステル類、POEラウリルエ
ーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリルエ
ーテル、POEベヘニルエーテル、POE2−オクチル
ドデシルエーテル、POEコレスタノールエーテル等の
POEアルキルエーテル類、POEオクチルフェニルエ
ーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEジノニ
ルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテ
ル類、プルロニック等のプルアロニック型類、POE・
POPセチルエーテル、POE・POP2−デシルテト
ラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエーテ
ル、POE・POP水添ラノリン、POE・POPグリ
セリンエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル
類、テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチ
レンジアミン縮合物類、POEヒマシ油、POE硬化ヒ
マシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、P
OE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE硬化ヒ
マシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエ
ステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOEヒマ
シ油硬化ヒマシ油誘導体、POEソルビットミツロウ等
のPOEミツロウ・ラノリン誘導体、ヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂
肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールアミド、
POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、POEア
ルキルアミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エス
テル、POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、
アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリオレイ
ルリン酸等が挙げられる。
【0036】前記防腐剤としては、メチルパラベン、エ
チルパラベン、ブチルパラベン等が挙げられる。
【0037】前記金属イオン封鎖剤としては、エデト酸
ナトリウム塩、EDTA等が挙げられる。
【0038】前記水溶性高分子としては、天然の高分
子、半合成の高分子、合成の高分子、無機の高分子が挙
げられる。
【0039】天然の水溶性高分子としては、アラビアガ
ム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、キャロ
ブガム、カラヤガム、カラギーナン、タマリンドガム、
キサンタンガム、ペクチン、カンテン、クインスシード
(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デ
ンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、
グリチルリチン酸等の植物系高分子、キサンタンガム、
デキストラン、サクシノグルカン、プルラン等の微生物
系高分子、コラーゲン、カゼイン、アルブミン、ゼラチ
ン等の動物系高分子等が挙げられる。
【0040】半合成の水溶性高分子としては、デキスト
リン、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプ
ロピルデンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロー
ス、ニトロセルロース、エチルセルロース、メチルヒド
ロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロー
ス、硫酸セルロースジメチルジアルキル(12〜20)
アンモニウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボ
キシメチルセルロースナトリウム(CMC)、結晶セル
ロース、セルロース末等のセルロース系高分子、アルギ
ン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエス
テル等のアルギン酸系高分子等が挙げられる。
【0041】合成の水溶性高分子としては、ポリビニル
アルコール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピ
ロリドン、カルボキシビニルポリマー、アルキル変性カ
ルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子、ポリエチ
レングリコール2000、4000、6000等のポリ
オキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレン共重合体系高分子、ポリアクリル酸ナトリ
ウム、ポリエチレンアクリレート、ポリアクリルアミド
等のアクリル系高分子、ポリエチレンイミン、カチオン
ポリマー等が挙げられる。
【0042】無機の水溶性高分子としては、ベントナイ
ト、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ラポナイト、ヘ
クトライト、無水ケイ酸等が挙げられる。
【0043】前記粉末成分としては、タルク、カオリ
ン、雲母、絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合
成雲母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バーミキュライ
ト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミ
ニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マ
グネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金
属塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウ
ム、焼成硫酸カルシウム(焼セッコウ)、リン酸カルシ
ウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミ
ックパウダー、金属石鹸(ミリスチン酸亜鉛、パルミチ
ン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホ
ウ素等の無機粉末、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉
末)、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉
末、ポリスチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合
体樹脂粉末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エ
チレン粉末、セルロース粉末等の有機粉末、二酸化チタ
ン、酸化亜鉛等の無機白色顔料、酸化鉄(ベンガラ)、
チタン酸鉄等の無機赤色系顔料、γ−酸化鉄等の無機褐
色系顔料、黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化
鉄、カーボンブラック、低次酸化チタン等の無機黒色系
顔料、マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等の
無機紫色系顔料、酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸
コバルト等の無機緑色系顔料、群青、紺青等の無機青色
系顔料、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコー
テッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタル
ク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビス
マス、魚鱗箔等のパール顔料、アルミニウムパウダー、
カッパーパウダー等の金属粉末顔料、赤色201号、赤
色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220
号、赤色226号、赤色228号、赤色405号、橙色
203号、橙色204号、黄色205号、黄色401
号、青色404号、赤色3号、赤色104号、赤色10
6号、赤色227号、赤色230号、赤色401号、赤
色505号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色
202号、黄色203号、緑色3号、青色1号などのジ
ルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機
顔料、クロロフィル、β−カロチン等の天然色素等、チ
タンイエロー、カーサミン、紅花赤等の色剤、等が挙げ
られる。
【0044】前記紫外線防御剤としては、化学的に紫外
線を吸収する物質である「紫外線吸収剤」と、物理的作
用によって紫外線を散乱および反射させる物質である
「紫外線遮断剤」の両者を含む。
【0045】すなわち、長波長紫外線(UVA)吸収剤
として、メチルアントラニレート、ホモメンチル−N−
アセチルアントラニレート等のアントラニル酸系紫外線
吸収剤、例えば2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、
2,2−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、
2,2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフ
ェノン、2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノ
ン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−4′−メチルベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェ
ノン−5−スルホン塩酸、4−フェニルベンゾフェノ
ン、2−エチルヘキシル−4′−フェニル−ベンゾフェ
ノン−2−カルボキシレート、2−ヒドロキシ−4−n
−オクトキシベンゾフェノン、4−ヒドロキシ−3−カ
ルボキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸
収剤、例えば2,2′−ヒドロキシ−5−メチルフェニ
ルベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′
−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)ベンゾト
リアゾール等のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤、例
えばジアニソイルメタン、4−メトキシ−4′−t−ブ
チルジベンゾイルメタン等を挙げることができる。
【0046】これらの長波長紫外線吸収剤の中でも、4
−メトキシ−4′−tert−ブチルジベンゾイルメタ
ン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン誘導体、た
とえば2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−
5−スルホン酸塩は安全性及び有効性に優れた長波長紫
外線吸収剤であり、好ましいものである。
【0047】また、中波長紫外線(UVB)吸収剤とし
て、パラアミノ安息香酸(以下、PABAという。)、
PABAモノグリセリンエステル、N,N−ジプロポキ
シPABAエチルエステル、N,N−ジエトキシPAB
Aエチルエステル、N,N−ジメチルPABAエチルエ
ステル、N,N−ジメチルPABAブチルエステル、N,
N−ジメチルPABAアミルエステル等の安息香酸系紫
外線吸収剤、ジプロピレングリコールサリシレート、エ
チレングリコールサリシレート、ミリスチルサリシレー
ト、メチルサリシレート、アミルサリシレート、メンチ
ルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチル
サリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシ
レート、p−イソプロパノールフェニルサリシレート等
のサリチル酸系紫外線吸収剤、オクチルシンナメート、
エチル−4−イソプロピルシンナメート、メチル−2,
5−ジイソプロピルシンナメート、エチル−2,4−ジ
イソプロピルシンナメート、メチル−2,4−ジイソプ
ロピルシンナメート、プロピル−p−メトキシシンナメ
ート、イソプロピル−p−メトキシシンナメート、イソ
アミル−p−メトキシシンナメート、オクチル−p−メ
トキシシンナメート(2−エチルヘキシル−p−メトキ
シシンナメート)、2−エトキシエチル−p−メトキシ
シンナメート、シクロヘキシル−p−メトキシシンナメ
ート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメー
ト、2−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシ
ンナメート、グリセリルモノ−2−エチルヘキサノイル
−ジパラメトキシシンナメート、メトキシケイ皮酸オク
チル、3,4,5−トリメトキシケイ皮酸−3−メチル−
4−[メチルビス(トリメチルシロキシ)シリル]ブチ
ル、p−ジメトキシケイ皮酸モノエチルエステル等のケ
イ皮酸系紫外線吸収剤、3−(4′−メチルベンジリデ
ン)−d,1−カンファー、3−ベンジリデン−d、1
−カンファー、5−(3,3−ジメチル−2−ノルボル
ニリデン)−3−ペンチン−2−オン等のカンファー誘
導体、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチルエステル、2
−フェニル−5−メチルベンゾオキサゾール、ジベンザ
ラジン等を挙げることができる。
【0048】さらに、紫外線遮断剤として、酸化チタン
(TiO2)、タルク(MgSiO2)、カルミン(Fe
2)、ベントナイト、カオリン、酸化亜鉛(ZnO)
等を挙げることができる。
【0049】前記保湿剤としては、例えばポリエチレン
グリコール、プロピレングリコール、グリセリン、1,
3−ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、キシ
リトール、ソルビトール、マルチトール、コンドロイチ
ン硫酸、ヒアルロン酸、ムコイチン硫酸、カロニン酸、
アテロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシス
テアレート、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリ
ドンカルボン酸塩、短鎖可溶性コラーゲン、ジグリセリ
ン(EO)PO付加物、イザヨイバラ抽出物、セイヨウ
ノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等を挙げること
ができる。
【0050】前記薬効成分としては、アルブチン、ビタ
ミンCおよびその誘導体、コウジ酸胎盤抽出物、グルタ
チオン、ユキノシタ抽出物等の美白剤、グリチルリチン
酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導
体、ヒノキチオール、酸化亜鉛、アラントイン等の消炎
剤、ローヤルゼリー、感光素、コレステロール誘導体、
幼牛血液抽出物等の賦活剤、ノニル酸ワレニルアミド、
ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシ
エチルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリ
スチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、α
−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシト
ールヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリ
ジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セフ
ァランチン、γ−オリザノール等の血行促進剤:硫黄、
チアントール等の抗脂漏剤、多様な目的から、オクバク
抽出成分、オウレン抽出成分、シコン抽出成分、シャク
ヤク抽出成分、センブリ抽出成分、バーチ抽出成分、セ
ージ抽出成分、ビワ抽出成分、ニンジン抽出成分、アロ
エ抽出成分、ゼニアオイ抽出成分、アイリス抽出成分、
ブドウ抽出成分、ヨクイニン抽出成分、ヘチマ抽出成
分、ユリ抽出成分、サフラン抽出成分、センキュウ抽出
成分、ショウキョウ抽出成分、オトギリソウ抽出成分、
オノニス抽出成分、ローズマリー抽出成分、ニンニク抽
出成分、トウガラシ抽出成分、チンピ、トウキ等、レチ
ノール、酢酸レチノール等のビタミンA類、リボフラビ
ン、酪酸リボフラビン、フラビンアデニンヌクレオチド
等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩、ピリドキシ
ンジオクタノエート等のビタミンB2類、L−アスコル
ビン酸、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル、
L−アスコルビン酸−2−硫酸ナトリウム、L−アスコ
ルビン酸リン酸エステル、DL−α−トコフェロール−
L−アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリウム等のビ
タミンC類、パントテン酸カルシウム、D−パントテニ
ルアルコール、パントテニルエチルエーテル、アセチル
パントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類、エル
ゴカルシフェロール、コレカルシフェロール等のビタミ
ンD類、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ニコチン酸ベ
ンジル等のニコチン酸類、α−トコフェロール、酢酸ト
コフェロール、ニコチン酸DL−α−トコフェロール、
コハク酸DL−α−トコフェロール等のビタミンE類、
ビタミンP、ビオチン等のビタミン類、を挙げることが
できる。
【0051】なお、その薬剤成分に関しては、その配合
により本発明の所期の効果が損われない範囲で広く配合
することができる。
【0052】こうして調製された本発明の組成物は、ヒ
ト表皮細胞におけるラミニン5の産生を促進するので、
皮膚の、殊に基底膜の構造変化に伴う機能低下を防止
し、また、皮膚の賦活化を促進することができる。
【0053】
【実施例】以下、具体例を挙げて、本発明をさらに具体
的に説明する。 ラミニン5の産生能の測定試験: (1) 表皮角質細胞の培養 表皮角質細胞はヒト包皮より単離し、カルシウム濃度の
低い表皮細胞増殖培地(KGM)にて培養した。この培
地には牛脳下垂体抽出液とEGFを添加した。細胞は第
4代までKGMで培養後、トリプシ−EDTA処理によ
って接着細胞を浮遊させ、ろ過によって細胞のアグリゲ
ートを除き、均一な細胞懸濁液を得た。遠心分離によっ
て細胞を集め、DMEM−F12(2:1)−0.1%
BSAに8×104/mlとなるように再懸濁させた。
この細胞懸濁液を0.5ml、2倍濃度の薬剤を含む同
培地0.5mlに加えた。培養は24穴プレートを用い
て、37℃にて24時間行った。培養終了時に、培養上
清をエッペンドルフチューブに移し、15000rpm
5分間遠心分離し、上清を新たなチューブに移し、ラミ
ニン5の測定の日まで−20℃に保存した。細胞内と培
養プラスチック上に結合したラミニン5を可溶化するた
め、各種の界面活性剤を含むトリス塩酸緩衝液pH7.
4を各穴に添加し、一晩−20℃に保存した。翌日、超
音波処理を行い、再度凍結した。翌日、再度溶解後、1
5000rpm5分間遠心分離し、上清をチューブに移
し、ラミニン5の測定の日まで−20℃に保存した。 (2) サンドイッチELISA法によるラミニン5の
測定 培養上清、細胞層に存在するラミニン5はサンドイッチ
ELISA法にて測定した。96穴ELISAプレート
の固層にラミニン5のラミニンα3鎖に対するモノクロ
ーナル抗体、BM165、を結合させた。ラミニン5を
サンドイッチして測定するため、もう一種の抗体として
ラミニンβ3鎖に対するモノクローナル抗体である6F
12を予めビオチン化(b−6F12)して用いた。本
法では、機能を発揮しうるヘテロトリマー体(α3β3
γ2)のみを測定し、ヘテロダイマー(β3γ2)を検
出しない。b−6F12を含む3%ゼラチン・リン酸緩
衝溶液を予め入れておいた各穴に試料を添加する。試料
の穴内での最終希釈率は培養液が1/4、細胞層が1/
10とした。抗原抗体反応は37℃2時間行い、洗浄し
た後、アビヂンHRP(ホースラディシュパーオキシダ
ーゼ)溶液を添加し、更に、30分から1時間反応させ
た。洗浄後、HRPの基質であるABTS溶液を加え、
405nmの吸光度をELISAプレートリーダーを用
いて測定した。検量線は0〜40ng/mlの範囲で作
成した。
【0054】ラミニン5の産生量は、培地中に遊離され
た量と細胞層に残った量との総和をもって示した。 (3) 結果 結果を下記表Iに示す。
【0055】表Iに示すように、細胞を賦活化すること
が知られている牛胎児血清は、1、5%の濃度(比較)
にて対照群に比して明らかなラミニン5産生促進が観察
された。
【0056】
【表1】 表中:LPCはリゾホスファチジルコリンを意味し、C
12:0のように表示される「12」は式(I)のRの
炭素数を意味し、「0」は不飽和二重結合の数を意味す
る。その他も同様。
【0057】LPAはリゾホスファチジン酸を意味す
る。
【0058】なお、LPCの5μg/mlは、約10μ
Mに相当する。また、濃度5μg/mlのみのラミニン
5産生量を示しているものは、50μg/mlと高濃度
で使用した場合、阻害活性を示すことがある。 製剤例1:クリーム ポリオキシエチレン(20モル付加)セチルアルコールエーテル 1.0 メチルフェニルポリシロキサン(20cs) 2.0 流動パラフィン 3.0 2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 5.0 大豆リゾレシチン(試薬リゾレシチン:和光純薬社製) 0.2 プロピレングリコール 5.0 グリセリン 2.0 エチルアルコール 15.0 カルボキシビニルポリマー 0.3 ヒドロキシプロピルセルロース 0.1 2−アミノメチルプロパノール 0.1 防腐剤 適量 香料 適量 イオン交換水 適量 (製造方法)イオン交換水に、プロピレングリコール、
グリセリン、エチルアルコール、カルボキシビニルポリ
マー、ヒドロキシプロピルセルロース、2−アミノメチ
ルプロパノールを加え70℃に加熱調整する(水相)。
【0059】メチルフェニルポリシロキサン、流動パラ
フィン、ポリオキシエチレンセチルアルコールエーテ
ル、防腐剤、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェ
ノン、大豆リゾレシチン、香料を混合して70℃に調整
する(油相)。
【0060】油相に水相を徐々に添加して予備乳化し、
ホモミキサーを用いて乳化粒子を均一にした後、脱気、
冷却を行ってクリームを得た。 製剤例2:クリーム ポリオキシエチレン(20モル付加)セチルアルコールエーテル 1.0 メチルフェニルポリシロキサン(20cs) 2.0 流動パラフィン 3.0 2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 5.0 リゾホスファチジン酸(LPA−C18:1) 0.2 プロピレングリコール 5.0 グリセリン 2.0 エチルアルコール 15.0 カルボキシビニルポリマー 0.3 ヒドロキシプロピルセルロース 0.1 2−アミノメチルプロパノール 0.1 防腐剤 適量 香料 適量 イオン交換水 適量 (製造方法)イオン交換水に、プロピレングリコール、
グリセリン、エチルアルコール、カルボキシビニルポリ
マー、ヒドロキシプロピルセルロース、2−アミノメチ
ルプロパノールを加え70℃に加熱調整する(水相)。
【0061】メチルフェニルポリシロキサン、流動パラ
フィン、ポリオキシエチレンセチルアルコールエーテ
ル、防腐剤、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェ
ノン、リゾホスファチジン酸、香料を混合して70℃に
調整する(油相)。 製剤例3:乳液 重量% セチルアルコール 1.0 ミツロウ 0.5 ワセリン 2.0 スクワラン 6.0 ジメチルポリシロキサン 2.0 エチルアルコール 5.0 グリセリン 4.0 1,3−ブチレングリコール 4.0 大豆リゾレシチン(試薬リゾレシチン:和光純薬社製) 0.1 トラネキサム酸 1.0 ポリオキシエチレン(10)モノオレイン酸エステル 1.0 グリセロールモノステアリン酸エステル 1.0 クインスシード抽出液(5%水溶液) 20.0 防腐剤 適量 香料 適量 イオン交換水 適量 製法 イオン交換水にグリセリン、1,3−ブチレングリコー
ルを加えて混合し70℃に加熱調整する(水相)。セチ
ルアルコール、ミツロウ、ワセリン、スクワラン、ジメ
チルポリシロキサン、大豆リゾレシチン、トラネキサム
酸、ポリオキシエチレン(10)モノオレイン酸エステ
ル、グリセロールモノステアリン酸エステル、防腐剤を
混合物して70℃に加熱調整する(油相)。油相に水相
を加えて予備乳化を行ない、これにクインスシード抽出
液、エチルアルコールを加え撹拌し、ホモミキサーにて
乳化粒子を均一にした後、脱気、ろ過、冷却を行なって
乳液を得た。 製剤例4:乳液 重量% セチルアルコール 1.0 ミツロウ 0.5 ワセリン 2.0 スクワラン 6.0 ジメチルポリシロキサン 2.0 エチルアルコール 5.0 グリセリン 4.0 1,3−ブチレングコール 4.0 大豆リゾレシチン(LIPIDURE NC−22:日本油脂株式会社製) 0.1 トラネキサム酸 1.0 ポリオキシエチレン(10)モノオレイン酸エステル 1.0 グリセロールモノステアリン酸エステル 1.0 クインスシード抽出液(5%水溶液) 20.0 防腐剤 適量 香料 適量 イオン交換水 適量 製法 イオン交換水にグリセリン、1,3−ブチレングリコー
ルを加えて混合し70℃に加熱調整する(水相)。セチ
ルアルコール、ミツロウ、ワセリン、スクワラン、ジメ
チルポリシロキサン、大豆リゾレシチン、トラネキサム
酸、ポリオキシエチレン(10)モノオレイン酸エステ
ル、グリセロールモノステアリン酸エステル、防腐剤を
混合物して70℃に加熱調整する(油相)。油相に水相
を加えて予備乳化を行ない、これにクインスシード抽出
液、エチルアルコールを加え撹拌し、ホモミキサーにて
乳化粒子を均一にした後、脱気、ろ過、冷却を行なって
乳液を得た。
【0062】油相に水相を徐々に添加して予備乳化し、
ホモミキサーを用いて乳化粒子を均一にした後、脱気、
冷却を行ってクリームを得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA082 AA112 AC012 AC022 AC072 AC102 AC122 AC182 AC402 AC422 AC472 AC542 AC622 AC901 AC902 AD092 AD152 AD282 AD571 AD572 BB51 CC02 CC05 DD23 DD27 DD31 EE12 FF05 4C086 AA01 AA02 DA41 MA01 MA04 MA63 NA14 ZA89 ZC52

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記式(I) 【化1】 (上式中、Rは、場合によって不飽和二重結合を最高6
    個まで有するC14-22脂肪酸残基を示し、Aは水素原子
    または基−CH2CH2+(CH3)3を示し、そしてMは
    水素原子またはアルカリ金属原子を示すが、Aが基−C
    2CH2+(CH 3)3である場合には水素原子を示す)
    で表される化合物またはそれらの2種以上の混合物を有
    効成分とする表皮細胞におけるラミニン5の産生促進
    剤。
  2. 【請求項2】 有効成分が、式(I)におけるRが飽和
    14脂肪酸残基、飽和C16脂肪酸残基または1ないしは
    3個の不飽和二重結合を有するC18脂肪酸残基である化
    合物またはそれらの2種以上の混合物である請求項1記
    載の促進剤。
  3. 【請求項3】 有効成分が大豆リン脂質に由来する精製
    リゾホスファチジルコリンである請求項1記載の促進
    剤。
  4. 【請求項4】 下記式(I) 【化2】 (上式中、Rは、場合によって不飽和二重結合を最高6
    個まで有するC14-22脂肪酸残基を示し、Aは水素原子
    または基−CH2CH2+(CH3)3を示し、そしてMは
    水素原子またはアルカリ金属原子を示すが、Aが基−C
    2CH2+(CH 3)3である場合には水素原子を示す)
    で表される化合物またはそれらの2種以上の混合物を表
    皮細胞におけるラミニン5の産生促進に十分な濃度で含
    有する皮膚賦活用組成物。
JP11052704A 1998-12-04 1999-03-01 表皮細胞におけるラミニンの産生促進剤 Pending JP2000226308A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11052704A JP2000226308A (ja) 1998-12-04 1999-03-01 表皮細胞におけるラミニンの産生促進剤

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-345677 1998-12-04
JP34567798 1998-12-04
JP11052704A JP2000226308A (ja) 1998-12-04 1999-03-01 表皮細胞におけるラミニンの産生促進剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000226308A true JP2000226308A (ja) 2000-08-15

Family

ID=26393352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11052704A Pending JP2000226308A (ja) 1998-12-04 1999-03-01 表皮細胞におけるラミニンの産生促進剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000226308A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002138047A (ja) * 2000-10-30 2002-05-14 Fancl Corp 皮膚賦活用組成物
JP2003183121A (ja) * 2001-12-21 2003-07-03 Fancl Corp 皮膚基底膜賦活用組成物
JP2003226655A (ja) * 2002-01-31 2003-08-12 Fancl Corp ラミニン5産生促進剤およびインテグリンα6β4産生促進剤を含む組成物
WO2005077322A1 (ja) * 2004-02-18 2005-08-25 Kose Corporation 液状乳化化粧料
JP2009203190A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Kose Corp 細胞賦活剤及び老化防止用皮膚外用剤
EP2113245A2 (en) 2001-08-21 2009-11-04 Shiseido Company, Ltd. Substances capable of potentiating laminin 5 productivity in epidermal cells and their use
JP2014193823A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Kose Corp 化粧料

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002138047A (ja) * 2000-10-30 2002-05-14 Fancl Corp 皮膚賦活用組成物
EP2113245A2 (en) 2001-08-21 2009-11-04 Shiseido Company, Ltd. Substances capable of potentiating laminin 5 productivity in epidermal cells and their use
JP2003183121A (ja) * 2001-12-21 2003-07-03 Fancl Corp 皮膚基底膜賦活用組成物
JP2003226655A (ja) * 2002-01-31 2003-08-12 Fancl Corp ラミニン5産生促進剤およびインテグリンα6β4産生促進剤を含む組成物
WO2005077322A1 (ja) * 2004-02-18 2005-08-25 Kose Corporation 液状乳化化粧料
JPWO2005077322A1 (ja) * 2004-02-18 2007-10-18 株式会社コーセー 液状乳化化粧料
CN1917850B (zh) * 2004-02-18 2011-04-06 株式会社高丝 液态乳化化妆品
JP4904055B2 (ja) * 2004-02-18 2012-03-28 株式会社コーセー 液状乳化化粧料
KR101223302B1 (ko) * 2004-02-18 2013-01-16 코세 코퍼레이션 액상 유화 화장료
JP2009203190A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Kose Corp 細胞賦活剤及び老化防止用皮膚外用剤
JP2014193823A (ja) * 2013-03-28 2014-10-09 Kose Corp 化粧料

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4074043B2 (ja) 皮膚基底膜形成促進剤、人工皮膚形成促進剤及び人工皮膚の製造方法
JP4035170B2 (ja) しわ改善剤
WO2008041623A1 (fr) Préparation externe pour la peau et agent de nettoyage pour la peau
JP4876334B2 (ja) ヒアルロン酸産生能増強剤およびその用途
JPH11335231A (ja) 痩身用皮膚外用剤
JP3495217B2 (ja) コラーゲン産生促進剤
JP3519269B2 (ja) 皮膚外用剤
EP1066816B1 (en) Agents promoting laminin production in skin cells
JPH11335235A (ja) 抗老化剤
JP2000226308A (ja) 表皮細胞におけるラミニンの産生促進剤
JPH11343226A (ja) 皮膚賦活用組成物
JPH11286432A (ja) 皮膚賦活剤
JP3520149B2 (ja) 肌荒れ改善用皮膚外用剤
JP2009263252A (ja) 美白剤
JPH11130650A (ja) デスモソームの分解促進剤および角層剥離剤
JP2001019618A (ja) 美白剤及びこれを配合した皮膚外用剤
JPH09263511A (ja) 皮膚外用剤
JPH09249550A (ja) 皮膚外用剤
JP7037780B2 (ja) 美白剤
JP4717340B2 (ja) ラミニン5産生促進剤
JP4163862B2 (ja) 皮膚外用剤
JPH11335234A (ja) ヒアルロン酸合成促進剤および老化防止用皮膚外用剤
JPH1053516A (ja) 抗老化皮膚外用剤及びコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤
JP2005179243A (ja) パントテン酸もしくはその誘導体を有効成分とするラミニン5産生促進剤
JP2000128768A (ja) ボディーリンス

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030401