JPH1053516A - 抗老化皮膚外用剤及びコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤 - Google Patents
抗老化皮膚外用剤及びコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤Info
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- JPH1053516A JPH1053516A JP14595997A JP14595997A JPH1053516A JP H1053516 A JPH1053516 A JP H1053516A JP 14595997 A JP14595997 A JP 14595997A JP 14595997 A JP14595997 A JP 14595997A JP H1053516 A JPH1053516 A JP H1053516A
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- aging
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 主に真皮におけるコラーゲンの架橋を防止す
ることにより、美しい肌を保ち、さらには皮膚の老化を
防止する手段を確立すること。 【解決手段】下記式(I) NH2CH2CH2SH (I) で表されるシステアミンを含んでなる抗老化皮膚外用剤
乃至コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤を提供すること。
ることにより、美しい肌を保ち、さらには皮膚の老化を
防止する手段を確立すること。 【解決手段】下記式(I) NH2CH2CH2SH (I) で表されるシステアミンを含んでなる抗老化皮膚外用剤
乃至コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤を提供すること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚外用剤に関す
る技術分野に属し、より詳細には、皮膚の老化を防止す
る抗老化皮膚外用剤、及び主に真皮におけるコラーゲン
架橋を阻害して皮膚の弾力性を保ち、しわやたるみがで
きるのを防止するコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤に関
する発明である。
る技術分野に属し、より詳細には、皮膚の老化を防止す
る抗老化皮膚外用剤、及び主に真皮におけるコラーゲン
架橋を阻害して皮膚の弾力性を保ち、しわやたるみがで
きるのを防止するコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤に関
する発明である。
【0002】
【従来の技術】皮膚は老化に伴って、その厚さが薄くな
り、新陳代謝も低下することが知られている。このよう
な皮膚の老化の原因として、マクロ的に見れば加齢は重
要な因子であり、さらに乾燥、活性酸素等による酸化、
太陽光の紫外線による影響等も皮膚の老化に関わる直接
的な因子と考えられている。従来においても、このよう
な皮膚の老化を防止するために各種の手段が採られてい
る。
り、新陳代謝も低下することが知られている。このよう
な皮膚の老化の原因として、マクロ的に見れば加齢は重
要な因子であり、さらに乾燥、活性酸素等による酸化、
太陽光の紫外線による影響等も皮膚の老化に関わる直接
的な因子と考えられている。従来においても、このよう
な皮膚の老化を防止するために各種の手段が採られてい
る。
【0003】例えば、乾燥による皮膚の老化を防止す
るため各種の保湿剤を配合した皮膚外用剤、酸化によ
る皮膚の老化を防止するためにビタミンE等の抗酸化剤
を配合した皮膚外用剤、さらに紫外線による皮膚老化
を防止するための紫外線吸収剤を配合した皮膚外用剤等
が既に提供されている。しかしながら、これらの従来の
皮膚老化防止手段は、全て皮膚老化に結果として関連す
る因子に着目した手段であり、「対処療法的」な域を出
ることができず、十分な皮膚老化防止効果を得ることが
できないものであることは否めない。そこで、皮膚老化
を進行させる、より直接的な現象を食い止める「根本療
法的」な手段の確立が現在求められている。
るため各種の保湿剤を配合した皮膚外用剤、酸化によ
る皮膚の老化を防止するためにビタミンE等の抗酸化剤
を配合した皮膚外用剤、さらに紫外線による皮膚老化
を防止するための紫外線吸収剤を配合した皮膚外用剤等
が既に提供されている。しかしながら、これらの従来の
皮膚老化防止手段は、全て皮膚老化に結果として関連す
る因子に着目した手段であり、「対処療法的」な域を出
ることができず、十分な皮膚老化防止効果を得ることが
できないものであることは否めない。そこで、皮膚老化
を進行させる、より直接的な現象を食い止める「根本療
法的」な手段の確立が現在求められている。
【0004】
【課題を解決するための手段】皮膚の老化を進行させる
より直接的な現象として、主に真皮におけるコラーゲン
架橋(以下、コラーゲン架橋という)の増加が知られて
いる(Cutaneous Aging Edited by Albert M.Kligman a
nd Yoshio Takasu University of Tokyo Pres,263-274,
1988;Sugiyama T.,Fujimoto D.,Arai C. and Hasegawa
M.,Biomed Res8,349-351,1987)。
より直接的な現象として、主に真皮におけるコラーゲン
架橋(以下、コラーゲン架橋という)の増加が知られて
いる(Cutaneous Aging Edited by Albert M.Kligman a
nd Yoshio Takasu University of Tokyo Pres,263-274,
1988;Sugiyama T.,Fujimoto D.,Arai C. and Hasegawa
M.,Biomed Res8,349-351,1987)。
【0005】すなわち、上記した様々な皮膚老化因子、
特に紫外線(特に、真皮まで容易に到達する長波長紫外
線(UV−A))曝露に伴い(紫外線の曝露によるコラ
ーゲンの架橋については“Fujimori E.,FEBS Lett 235
(1-2),98-102,1988" に記載されており、紫外線の曝露
により細胞が障害されることについては“H.J.Danpurea
nd R.M.Tyrrell,Photochem Photobiol 23,171-177,197
6"に記載されている。)、真皮における主要な細胞であ
る繊維芽細胞の増殖活性やコラーゲン等の合成・分解機
能が低下して、このコラーゲン等のターンオーバー速度
も遅くなる。その結果、コラーゲン等が様々な修飾や変
性を受けることになり、皮膚中のコラーゲンの架橋が増
加すると推測される。このコラーゲン架橋が増加するに
つれて、皮膚の弾力がなくなり、しわやたるみも増加し
て、皮膚の老化が進行する。本発明は、このコラーゲン
架橋の進行や細胞障害を食い止める「根本療法的」手段
を確立して、皮膚の老化防止をはじめとして、種々の産
業界の要請に対応する抗老化皮膚外用剤及びコラーゲン
架橋防止用皮膚外用剤の提供をその課題とする。
特に紫外線(特に、真皮まで容易に到達する長波長紫外
線(UV−A))曝露に伴い(紫外線の曝露によるコラ
ーゲンの架橋については“Fujimori E.,FEBS Lett 235
(1-2),98-102,1988" に記載されており、紫外線の曝露
により細胞が障害されることについては“H.J.Danpurea
nd R.M.Tyrrell,Photochem Photobiol 23,171-177,197
6"に記載されている。)、真皮における主要な細胞であ
る繊維芽細胞の増殖活性やコラーゲン等の合成・分解機
能が低下して、このコラーゲン等のターンオーバー速度
も遅くなる。その結果、コラーゲン等が様々な修飾や変
性を受けることになり、皮膚中のコラーゲンの架橋が増
加すると推測される。このコラーゲン架橋が増加するに
つれて、皮膚の弾力がなくなり、しわやたるみも増加し
て、皮膚の老化が進行する。本発明は、このコラーゲン
架橋の進行や細胞障害を食い止める「根本療法的」手段
を確立して、皮膚の老化防止をはじめとして、種々の産
業界の要請に対応する抗老化皮膚外用剤及びコラーゲン
架橋防止用皮膚外用剤の提供をその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を鑑み鋭意検討を重ねた。その結果、特定のシステアミ
ンがコラーゲン架橋を抑制する効果を有し、この化合物
を有効成分として配合した皮膚外用剤を提供することこ
とにより、この課題を解決することが可能であることを
見出した。
を鑑み鋭意検討を重ねた。その結果、特定のシステアミ
ンがコラーゲン架橋を抑制する効果を有し、この化合物
を有効成分として配合した皮膚外用剤を提供することこ
とにより、この課題を解決することが可能であることを
見出した。
【0007】すなわち本願において本発明者は、下記式
(I) NH2CH2CH2SH (I) で表されるシステアミンを有効成分とする抗老化皮膚外
用剤、及びこのシステアミン(I)を有効成分とするコ
ラーゲン架橋防止用皮膚外用剤を提供する。
(I) NH2CH2CH2SH (I) で表されるシステアミンを有効成分とする抗老化皮膚外
用剤、及びこのシステアミン(I)を有効成分とするコ
ラーゲン架橋防止用皮膚外用剤を提供する。
【0008】
【発明の実施の態様】以下、本発明の実施の態様につい
て説明する。本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラー
ゲン架橋防止用皮膚外用剤中に配合されるシステアミン
(I)は、補酵素A(CoA)の分解中間生成物で、パ
ンテチナーゼの作用によりパンテテインからパントテン
酸と共に生成する物質であり、動植物において広く分布
する物質である。なお、生成したシステアミン(I)
は、システアミンジオキシゲナーゼによりヒポタウリン
に変換される。
て説明する。本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラー
ゲン架橋防止用皮膚外用剤中に配合されるシステアミン
(I)は、補酵素A(CoA)の分解中間生成物で、パ
ンテチナーゼの作用によりパンテテインからパントテン
酸と共に生成する物質であり、動植物において広く分布
する物質である。なお、生成したシステアミン(I)
は、システアミンジオキシゲナーゼによりヒポタウリン
に変換される。
【0009】よって、システアミン(I)は、通常公知
の方法により動物又は植物組織から抽出することが可能
であり、さらに同じく通常公知の方法により化学合成す
ることもできる。また、本発明においては、上記のよう
に通常公知の方法により別途化学合成等して得られるも
のの他に市販のシステアミン(I)を広く用いることが
できる。本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン
架橋防止用皮膚外用剤中に配合し得るシステアミン
(I)は、例えば和光純薬株式会社、東京化成工業株式
会社、シグマ(Sigma)社、アルドリッチ(Aldrich)社等
から販売されている。
の方法により動物又は植物組織から抽出することが可能
であり、さらに同じく通常公知の方法により化学合成す
ることもできる。また、本発明においては、上記のよう
に通常公知の方法により別途化学合成等して得られるも
のの他に市販のシステアミン(I)を広く用いることが
できる。本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン
架橋防止用皮膚外用剤中に配合し得るシステアミン
(I)は、例えば和光純薬株式会社、東京化成工業株式
会社、シグマ(Sigma)社、アルドリッチ(Aldrich)社等
から販売されている。
【0010】本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラー
ゲン架橋防止用皮膚外用剤中における、システアミン
(I)の配合量は、皮膚外用剤全体の0.0005重量
%以上、0.5重量%以下であり、好ましくは同0.0
01重量%以上、0.1重量%以下である。皮膚外用剤
全体の0.0005重量%未満の配合量では十分な抗皮
膚老化効果乃至コラーゲン架橋防止効果が発揮されず、
同0.5重量%を越えて配合しても配合量の増加に見合
った抗皮膚老化効果乃至コラーゲン架橋防止効果は見込
めない。
ゲン架橋防止用皮膚外用剤中における、システアミン
(I)の配合量は、皮膚外用剤全体の0.0005重量
%以上、0.5重量%以下であり、好ましくは同0.0
01重量%以上、0.1重量%以下である。皮膚外用剤
全体の0.0005重量%未満の配合量では十分な抗皮
膚老化効果乃至コラーゲン架橋防止効果が発揮されず、
同0.5重量%を越えて配合しても配合量の増加に見合
った抗皮膚老化効果乃至コラーゲン架橋防止効果は見込
めない。
【0011】このようにしてシステアミン(I)を配合
したコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤は、コラーゲン架
橋を防止することにより、皮膚の弾力を保ち、しわやた
るみができるのを防止することが可能になり、美しい肌
を維持することが可能になる。
したコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤は、コラーゲン架
橋を防止することにより、皮膚の弾力を保ち、しわやた
るみができるのを防止することが可能になり、美しい肌
を維持することが可能になる。
【0012】また、本発明抗老化皮膚外用剤において
は、コラーゲン架橋を抑制することにより、加齢,乾
燥,活性酸素等による酸化、太陽光の紫外線による影響
等による皮膚の老化の進行を皮膚の細胞外マトリクス全
般において抑制することが可能になる。
は、コラーゲン架橋を抑制することにより、加齢,乾
燥,活性酸素等による酸化、太陽光の紫外線による影響
等による皮膚の老化の進行を皮膚の細胞外マトリクス全
般において抑制することが可能になる。
【0013】以上、システアミン(I)を含有する本発
明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止用皮
膚外用剤は、上記のような所期の効果を発揮することが
十分可能である。しかしながら、必要に応じて他の薬効
成分の配合により、化粧品等の皮膚外用剤が一般的に奏
するであろう効果を付与する目的で、この他の薬効成分
を本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防
止用皮膚外用剤中に配合することは、その配合により本
発明の所期の効果を損なわない範囲で可能である。
明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止用皮
膚外用剤は、上記のような所期の効果を発揮することが
十分可能である。しかしながら、必要に応じて他の薬効
成分の配合により、化粧品等の皮膚外用剤が一般的に奏
するであろう効果を付与する目的で、この他の薬効成分
を本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防
止用皮膚外用剤中に配合することは、その配合により本
発明の所期の効果を損なわない範囲で可能である。
【0014】例えば、太陽光からの紫外線による悪影響
を除去する目的等により、紫外線吸収剤を本発明抗老化
皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤
中に配合することができる。例えば、メチルアントラニ
レート、ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート
等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;2, 4−ジヒドロ
キシベンゾフェノン、2, 2' −ジヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン、2, 2' −ジヒドロキシ−4,
4' −ジメトキシベンゾフェノン、2, 2',4, 4' −
テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4
−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メト
キシ−4' −メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−
4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−
フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4' −
フェニル−ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2
−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4
−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等のベン
ゾフェノン系紫外線吸収剤;2, 2’−ヒドロキシ−5
−メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−( 2' −ヒ
ドロキシ−5’−tert−オクチルフェニル) ベンゾトリ
アゾール、2−( 2' −ヒドロキシ−5’−メチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール系紫
外線吸収剤;ジアニソイルメタン、4−メトキシ−4'
−tert−ブチルジベンゾイルメタン(パルソールA)等
の長波長紫外線(UV−A)吸収剤を配合することがで
きる。
を除去する目的等により、紫外線吸収剤を本発明抗老化
皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤
中に配合することができる。例えば、メチルアントラニ
レート、ホモメンチル−N−アセチルアントラニレート
等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;2, 4−ジヒドロ
キシベンゾフェノン、2, 2' −ジヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン、2, 2' −ジヒドロキシ−4,
4' −ジメトキシベンゾフェノン、2, 2',4, 4' −
テトラヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4
−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メト
キシ−4' −メチルベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−
4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−
フェニルベンゾフェノン、2−エチルヘキシル−4' −
フェニル−ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、2
−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノン、4
−ヒドロキシ−3−カルボキシベンゾフェノン等のベン
ゾフェノン系紫外線吸収剤;2, 2’−ヒドロキシ−5
−メチルフェニルベンゾトリアゾール、2−( 2' −ヒ
ドロキシ−5’−tert−オクチルフェニル) ベンゾトリ
アゾール、2−( 2' −ヒドロキシ−5’−メチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール系紫
外線吸収剤;ジアニソイルメタン、4−メトキシ−4'
−tert−ブチルジベンゾイルメタン(パルソールA)等
の長波長紫外線(UV−A)吸収剤を配合することがで
きる。
【0015】また、パラアミノ安息香酸 (以下、PAB
Aという) 、PABAモノグリセリンエステル、N,N
−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエ
トキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPA
BAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチル
エステル、N,N−ジメチルPABAアミルエステル等
のパラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤;ジプロピレング
リコールサリシレート、エチレングリコールサリシレー
ト、ミリスチルサリシレート、メチルサリシレート、ア
ミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチ
ルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリ
シレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノー
ルフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収
剤;オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピル
シンナメート、メチル−2, 5−ジイソプロピルシンナ
メート、エチル−2, 4−ジイソプロピルシンナメー
ト、メチル−2, 4−ジイソプロピルシンナメート、プ
ロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p
−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシ
ンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート( 2
−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート) 、2−
エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘ
キシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シア
ノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−
α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモ
ノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメ
ート、メトキシケイ皮酸オクチル、3, 4, 5−トリメ
トキシケイ皮酸−3−メチル−4−[メチルビス(トリ
メチルシロキシ)シリル]ブチル、p−ジメトキシケイ
皮酸モノエチルエステル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤;
3−( 4’−メチルベンジリデン) −d, 1−カンファ
ー、3−ベンジリデン−d,1−カンファー、5−(3,
3−ジメチル−2−ノルボルニリデン) −3−ペンテ
ン−2−オン等のカンファー誘導体;ウロカニン酸、ウ
ロカニン酸エチルエステル、2−フェニル−5−メチル
ベンゾオキサゾール、ジベンザラジン等の中波長紫外線
(UV−B)吸収剤を配合することができる。
Aという) 、PABAモノグリセリンエステル、N,N
−ジプロポキシPABAエチルエステル、N,N−ジエ
トキシPABAエチルエステル、N,N−ジメチルPA
BAエチルエステル、N,N−ジメチルPABAブチル
エステル、N,N−ジメチルPABAアミルエステル等
のパラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤;ジプロピレング
リコールサリシレート、エチレングリコールサリシレー
ト、ミリスチルサリシレート、メチルサリシレート、ア
ミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチ
ルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリ
シレート、ベンジルサリシレート、p−イソプロパノー
ルフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収
剤;オクチルシンナメート、エチル−4−イソプロピル
シンナメート、メチル−2, 5−ジイソプロピルシンナ
メート、エチル−2, 4−ジイソプロピルシンナメー
ト、メチル−2, 4−ジイソプロピルシンナメート、プ
ロピル−p−メトキシシンナメート、イソプロピル−p
−メトキシシンナメート、イソアミル−p−メトキシシ
ンナメート、オクチル−p−メトキシシンナメート( 2
−エチルヘキシル−p−メトキシシンナメート) 、2−
エトキシエチル−p−メトキシシンナメート、シクロヘ
キシル−p−メトキシシンナメート、エチル−α−シア
ノ−β−フェニルシンナメート、2−エチルヘキシル−
α−シアノ−β−フェニルシンナメート、グリセリルモ
ノ−2−エチルヘキサノイル−ジパラメトキシシンナメ
ート、メトキシケイ皮酸オクチル、3, 4, 5−トリメ
トキシケイ皮酸−3−メチル−4−[メチルビス(トリ
メチルシロキシ)シリル]ブチル、p−ジメトキシケイ
皮酸モノエチルエステル等のケイ皮酸系紫外線吸収剤;
3−( 4’−メチルベンジリデン) −d, 1−カンファ
ー、3−ベンジリデン−d,1−カンファー、5−(3,
3−ジメチル−2−ノルボルニリデン) −3−ペンテ
ン−2−オン等のカンファー誘導体;ウロカニン酸、ウ
ロカニン酸エチルエステル、2−フェニル−5−メチル
ベンゾオキサゾール、ジベンザラジン等の中波長紫外線
(UV−B)吸収剤を配合することができる。
【0016】さらに、紫外線遮断剤として、酸化チタン
(TiO2 )、タルク(MgSiO2 )、カルミン(F
eO2 )、ベントナイト、カオリン、酸化亜鉛(Zn
O)等を配合することができる。
(TiO2 )、タルク(MgSiO2 )、カルミン(F
eO2 )、ベントナイト、カオリン、酸化亜鉛(Zn
O)等を配合することができる。
【0017】例えば、さらに保湿効果を付与することに
より、皮膚の乾燥による老化に対して万全を期する等の
目的で、例えばポリエチレングリコール、プロピレング
リコール、グルセリン、1, 3−ブチレングリコール、
ヘキシレングリコール、キシリトール、ソルビトール、
マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ム
コイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレス
テリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウ
ム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可
溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イ
ザヨイバラ抽出物、セイヨウノキギリソウ抽出物、メリ
ロート抽出物等の保湿剤を本発明抗老化皮膚外用剤及び
本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤中に配合するこ
とが可能である。
より、皮膚の乾燥による老化に対して万全を期する等の
目的で、例えばポリエチレングリコール、プロピレング
リコール、グルセリン、1, 3−ブチレングリコール、
ヘキシレングリコール、キシリトール、ソルビトール、
マルチトール、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸、ム
コイチン硫酸、カロニン酸、アテロコラーゲン、コレス
テリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウ
ム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、短鎖可
溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、イ
ザヨイバラ抽出物、セイヨウノキギリソウ抽出物、メリ
ロート抽出物等の保湿剤を本発明抗老化皮膚外用剤及び
本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤中に配合するこ
とが可能である。
【0018】美白効果を付与することは、紫外線による
皮膚への悪影響を緩和する等の目的で有用である。この
場合は、胎盤抽出物、グルタチオン、ユキノシタ抽出物
等の美白剤を本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラー
ゲン架橋防止用皮膚外用剤に配合することが可能であ
る。
皮膚への悪影響を緩和する等の目的で有用である。この
場合は、胎盤抽出物、グルタチオン、ユキノシタ抽出物
等の美白剤を本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラー
ゲン架橋防止用皮膚外用剤に配合することが可能であ
る。
【0019】消炎効果を付与することは、上記と同じく
紫外線による皮膚への悪影響を緩和する等の目的で有用
である。この場合は、グリチルリチン酸誘導体、グリチ
ルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオー
ル、酸化亜鉛、アラントイン等の消炎剤を本発明抗老化
皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤
に配合することが可能である。
紫外線による皮膚への悪影響を緩和する等の目的で有用
である。この場合は、グリチルリチン酸誘導体、グリチ
ルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオー
ル、酸化亜鉛、アラントイン等の消炎剤を本発明抗老化
皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤
に配合することが可能である。
【0020】同様に紫外線による皮膚への悪影響を緩和
し、さらに皮膚の老化を抑制する等の目的で、ローヤル
ゼリー、感光素301号、コレステロール誘導体、幼牛
血液抽出物等の賦活剤;ノニル酸ワレニルアミド、ニコ
チン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチ
ルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチ
ンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、α−ボ
ルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトール
ヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジ
ン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファ
ランチン、γ−オリザノール等の血行促進剤;硫黄、チ
アントール等の抗脂漏剤等を本発明抗老化皮膚外用剤及
び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤に配合するこ
とが可能である。
し、さらに皮膚の老化を抑制する等の目的で、ローヤル
ゼリー、感光素301号、コレステロール誘導体、幼牛
血液抽出物等の賦活剤;ノニル酸ワレニルアミド、ニコ
チン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチ
ルエステル、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチ
ンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、α−ボ
ルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトール
ヘキサニコチネート、シクランデレート、シンナリジ
ン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファ
ランチン、γ−オリザノール等の血行促進剤;硫黄、チ
アントール等の抗脂漏剤等を本発明抗老化皮膚外用剤及
び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤に配合するこ
とが可能である。
【0021】また、多様な目的から、オウバク抽出成
分、オウレン抽出成分、シコン抽出成分、シャクヤク抽
出成分、センブリ抽出成分、バーチ抽出成分、セージ抽
出成分、ビワ抽出成分、ニンジン抽出成分、アロエ抽出
成分、ゼニアオイ抽出成分、アイリス抽出成分、ブドウ
抽出成分、ヨクイニン抽出成分、ヘチマ抽出成分、ユリ
抽出成分、サフラン抽出成分、センキュウ抽出成分、シ
ョウキュウ抽出成分、オトギリソウ抽出成分、オノニス
抽出成分、ローズマリー抽出成分、ニンニク抽出成分、
トウガラシ抽出成分、チンピ、トウキ等の植物抽出物を
本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止
用皮膚外用剤中に配合することも可能である。
分、オウレン抽出成分、シコン抽出成分、シャクヤク抽
出成分、センブリ抽出成分、バーチ抽出成分、セージ抽
出成分、ビワ抽出成分、ニンジン抽出成分、アロエ抽出
成分、ゼニアオイ抽出成分、アイリス抽出成分、ブドウ
抽出成分、ヨクイニン抽出成分、ヘチマ抽出成分、ユリ
抽出成分、サフラン抽出成分、センキュウ抽出成分、シ
ョウキュウ抽出成分、オトギリソウ抽出成分、オノニス
抽出成分、ローズマリー抽出成分、ニンニク抽出成分、
トウガラシ抽出成分、チンピ、トウキ等の植物抽出物を
本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止
用皮膚外用剤中に配合することも可能である。
【0022】さらに、各々のビタミンが有する固有の効
果、例えば皮膚の老化の抑制効果を本発明コラーゲン架
橋防止用皮膚外用剤にさらに付与するために、ビタミン
A油、レチノール、酢酸レチノール等のビタミンA類;
リボフラビン、酪酸リボフラビン、フラビンアデニンヌ
クレオチド等のビタミンB2 類;ピリドキシン塩酸塩、
ピリドキシンジオクタノエート等のビタミンB6 類;L
−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸
エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸ナトリウム、
L−アスコルビン酸リン酸エステル、DL−α−トコフ
ェロール−L−アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリ
ウム等のビタミンC類;パントテン酸カルシウム、D−
パントテニルアルコール、パントテニルエチルエーテ
ル、アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテ
ン酸類;エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロー
ル等のビタミンD類;ニコチン酸、ニコチン酸アミド、
ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類;α−トコフェロ
ール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸DL−α−トコ
フェロール、コハク酸DL−α−トコフェロール等のビ
タミンE類;ビタミンP、ビオチン等のその他のビタミ
ン類を本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架
橋防止用皮膚外用剤中に配合することが可能である。
果、例えば皮膚の老化の抑制効果を本発明コラーゲン架
橋防止用皮膚外用剤にさらに付与するために、ビタミン
A油、レチノール、酢酸レチノール等のビタミンA類;
リボフラビン、酪酸リボフラビン、フラビンアデニンヌ
クレオチド等のビタミンB2 類;ピリドキシン塩酸塩、
ピリドキシンジオクタノエート等のビタミンB6 類;L
−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸
エステル、L−アスコルビン酸−2−硫酸ナトリウム、
L−アスコルビン酸リン酸エステル、DL−α−トコフ
ェロール−L−アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリ
ウム等のビタミンC類;パントテン酸カルシウム、D−
パントテニルアルコール、パントテニルエチルエーテ
ル、アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテ
ン酸類;エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロー
ル等のビタミンD類;ニコチン酸、ニコチン酸アミド、
ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類;α−トコフェロ
ール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸DL−α−トコ
フェロール、コハク酸DL−α−トコフェロール等のビ
タミンE類;ビタミンP、ビオチン等のその他のビタミ
ン類を本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架
橋防止用皮膚外用剤中に配合することが可能である。
【0023】なお、上に挙げた薬効成分に、本発明抗老
化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用
剤に配合可能な他の薬効成分が限定されるものではな
い。また、上に挙げた他の薬効成分に対応する薬効も、
上記に限定されるものではない。例えば、ビタミンC類
は美白成分として用いることができると共に、抗酸化助
剤としても用いることが可能である。さらに、上に挙げ
た他の薬効成分は、単独で本発明抗老化皮膚外用剤及び
本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤に配合すること
の他に、2種以上の上記薬効成分を、目的に応じ、適宜
組み合わせて配合することも可能である。
化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用
剤に配合可能な他の薬効成分が限定されるものではな
い。また、上に挙げた他の薬効成分に対応する薬効も、
上記に限定されるものではない。例えば、ビタミンC類
は美白成分として用いることができると共に、抗酸化助
剤としても用いることが可能である。さらに、上に挙げ
た他の薬効成分は、単独で本発明抗老化皮膚外用剤及び
本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤に配合すること
の他に、2種以上の上記薬効成分を、目的に応じ、適宜
組み合わせて配合することも可能である。
【0024】本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラー
ゲン架橋防止用皮膚外用剤は、外皮に適用される化粧
料、医薬品、医薬部外品等に広く適用することが可能で
あり、その剤形も水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末
系、油液系、ゲル系、軟膏系、エアゾール系、水−油2
層系、水−油−粉末3層系等、幅広い剤形を採り得る。
すなわち、基礎化粧品であれば、洗顔料,化粧水,乳
液,クリーム,ジェル,エッセンス(美容液),パック
・マスク等の形態に、上記の多様な剤形において広く適
用可能である。また、メーキャップ化粧品であれば、フ
ァンデーション等の形態に広く適用可能である。さら
に、医薬品又は医薬部外品であれば、各種の軟膏剤等の
形態に広く適用が可能である。そして、これらの剤形及
び形態に本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン
架橋防止用皮膚外用剤の採り得る形態が限定されるもの
ではない。
ゲン架橋防止用皮膚外用剤は、外皮に適用される化粧
料、医薬品、医薬部外品等に広く適用することが可能で
あり、その剤形も水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末
系、油液系、ゲル系、軟膏系、エアゾール系、水−油2
層系、水−油−粉末3層系等、幅広い剤形を採り得る。
すなわち、基礎化粧品であれば、洗顔料,化粧水,乳
液,クリーム,ジェル,エッセンス(美容液),パック
・マスク等の形態に、上記の多様な剤形において広く適
用可能である。また、メーキャップ化粧品であれば、フ
ァンデーション等の形態に広く適用可能である。さら
に、医薬品又は医薬部外品であれば、各種の軟膏剤等の
形態に広く適用が可能である。そして、これらの剤形及
び形態に本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラーゲン
架橋防止用皮膚外用剤の採り得る形態が限定されるもの
ではない。
【0025】本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラー
ゲン架橋防止用皮膚外用剤においては、上記の所望する
剤形及び形態に応じて通常公知の基剤成分を、その配合
により本発明の所期の効果が損なわれない範囲で広く配
合することができる。すなわち、アボガド油、ツバキ
油、月見草油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウ
モロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄
油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、
ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、
大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナ
ギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリ
ン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸
グリセリン等の液体油脂;カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬
化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核
油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モ
クロウ、硬化ヒマシ油等の固体油脂;
ゲン架橋防止用皮膚外用剤においては、上記の所望する
剤形及び形態に応じて通常公知の基剤成分を、その配合
により本発明の所期の効果が損なわれない範囲で広く配
合することができる。すなわち、アボガド油、ツバキ
油、月見草油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウ
モロコシ油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄
油、ゴマ油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、
ヒマシ油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、エノ油、
大豆油、落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナ
ギリ油、日本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリ
ン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸
グリセリン等の液体油脂;カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬
化ヤシ油、パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核
油、豚脂、牛骨脂、モクロウ核油、硬化油、牛脚脂、モ
クロウ、硬化ヒマシ油等の固体油脂;
【0026】ミツロウ、カンデリラロウ、綿ロウ、カル
ナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モ
ンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸
ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂
肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリ
ン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、P
OEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアル
コールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラ
ノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加
ラノリンアルコールエーテル等のロウ類;流動パラフィ
ン、オゾケライト、スクワレン、プリスタン、パラフィ
ン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリス
タリンワックス等の油分等の炭化水素油;ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン
(ベヘニン)酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステア
リン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン
酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸
(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等の高級脂
肪酸;ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステア
リルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアル
コール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコー
ル等の直鎖アルコール、モノステアリルグリセリンエー
テル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノー
ル、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステ
ロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコ
ール、オクチルドデカノール等の分枝鎖アルコール等の
高級アルコール;
ナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ、モ
ンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢酸
ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、ラノリン脂
肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還元ラノリ
ン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、P
OEラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアル
コールアセテート、POEコレステロールエーテル、ラ
ノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加
ラノリンアルコールエーテル等のロウ類;流動パラフィ
ン、オゾケライト、スクワレン、プリスタン、パラフィ
ン、セレシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリス
タリンワックス等の油分等の炭化水素油;ラウリン酸、
ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン
(ベヘニン)酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステア
リン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン
酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸
(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等の高級脂
肪酸;ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステア
リルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアル
コール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコー
ル等の直鎖アルコール、モノステアリルグリセリンエー
テル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデシノー
ル、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステ
ロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコ
ール、オクチルドデカノール等の分枝鎖アルコール等の
高級アルコール;
【0027】ミリスチン酸イソプロピル、オクタン酸セ
チル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イ
ソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシ
ル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメ
チルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリ
スチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソ
ステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリル
酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシル酸エチレング
リコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モ
ノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリ
ン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリ
ル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−
2−エチルヘキシル酸トリメチロールプロパン、トリイ
ソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−
エチルヘキシル酸ペンタンエリスリトール、トリー2−
エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソステアリン酸ト
リメチロールプロパン、セチル−2−エチルヘキサノエ
ート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチ
ン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリ
セライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸
オイル、セトステアリルアルコール、アセトグリセライ
ド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸
ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2
−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプ
チルウンデシル、エチルラウレート、セバチン酸ジ−2
−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、
パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキ
シルデシル、セバチン酸ジイソプロピル、コハク酸2−
エチルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミ
ル、クエン酸トリエチル等の合成エステル油;
チル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イ
ソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシ
ル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジメ
チルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミリ
スチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イソ
ステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステアリル
酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシル酸エチレング
リコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、モ
ノイソステアリン酸N−アルキルグリコール、ジカプリ
ン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリ
ル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−
2−エチルヘキシル酸トリメチロールプロパン、トリイ
ソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−
エチルヘキシル酸ペンタンエリスリトール、トリー2−
エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソステアリン酸ト
リメチロールプロパン、セチル−2−エチルヘキサノエ
ート、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチ
ン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリ
セライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸
オイル、セトステアリルアルコール、アセトグリセライ
ド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸
ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2
−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプ
チルウンデシル、エチルラウレート、セバチン酸ジ−2
−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、
パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキ
シルデシル、セバチン酸ジイソプロピル、コハク酸2−
エチルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミ
ル、クエン酸トリエチル等の合成エステル油;
【0028】ジメチルポリシロキサン、メチルフェニル
ポリシロキサン,メチルハイドロジェンポリシロキサン
等の鎖状ポリシロキサン、デカメチルポリシロキサン,
ドデカメチルポリシロキサン,テトラメチルテトラハイ
ドロジェンポリシロキサンなどの環状ポリシロキサン、
3次元網目構造を形成しているシリコーン樹脂、シリコ
ーンゴム等のシリコーン類;
ポリシロキサン,メチルハイドロジェンポリシロキサン
等の鎖状ポリシロキサン、デカメチルポリシロキサン,
ドデカメチルポリシロキサン,テトラメチルテトラハイ
ドロジェンポリシロキサンなどの環状ポリシロキサン、
3次元網目構造を形成しているシリコーン樹脂、シリコ
ーンゴム等のシリコーン類;
【0029】セッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、
パルミチン酸ナトリウム等の脂肪酸セッケン、ラウリル
硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸K等の高級アルキル硫酸
エステル塩、POEラウリル硫酸トリエタノールアミ
ン、POEラウリル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテ
ル硫酸エステル塩、ラウロイルサルコシンナトリウム等
のN−アシルサルコシン酸、N−ミリストイル−N−メ
チルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッ
ドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等
の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、POEオレイルエー
テルリン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン
酸等のリン酸エステル塩、ジ−2−エチルヘキシルスル
ホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノール
アミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、
ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナト
リウム等のスルホコハク酸塩、リニアドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホ
ン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンス
ルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、N−ラウ
ロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイル
グルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グ
ルタミン酸モノナトリウム等のN−アシルグルタミン酸
塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高
級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸化
油、POEアルキルエーテルカルボン酸、POEアルキ
ルアリルエーテルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホ
ン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコ
ール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫
酸エステル塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハク
酸ナトリウム、N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリ
エタノールアミン、カゼインナトリウム等のアニオン系
界面活性剤;
パルミチン酸ナトリウム等の脂肪酸セッケン、ラウリル
硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸K等の高級アルキル硫酸
エステル塩、POEラウリル硫酸トリエタノールアミ
ン、POEラウリル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテ
ル硫酸エステル塩、ラウロイルサルコシンナトリウム等
のN−アシルサルコシン酸、N−ミリストイル−N−メ
チルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッ
ドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等
の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、POEオレイルエー
テルリン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリン
酸等のリン酸エステル塩、ジ−2−エチルヘキシルスル
ホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノール
アミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、
ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナト
リウム等のスルホコハク酸塩、リニアドデシルベンゼン
スルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホ
ン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼンス
ルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、N−ラウ
ロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロイル
グルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L−グ
ルタミン酸モノナトリウム等のN−アシルグルタミン酸
塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高
級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸化
油、POEアルキルエーテルカルボン酸、POEアルキ
ルアリルエーテルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホ
ン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコ
ール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫
酸エステル塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハク
酸ナトリウム、N−パルミトイルアスパラギン酸ジトリ
エタノールアミン、カゼインナトリウム等のアニオン系
界面活性剤;
【0030】塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、
塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリ
メチルアンモニウム塩、塩化ジステアリルジメチルアン
モニウムジアルキルジルキルジメチルアンモニウム塩、
塩化ポリ( N,N' −ジメチル−3, 5−メチレンピペ
リジニウム)、塩化セチルピリジニム等のアルキルピリ
ジニウム塩、アルキル四級アンモニウム塩、アルキルジ
メチルベンジルアンモニウム塩、アルキルイソキノリニ
ウム塩、ジアルキルモリホニウム塩、POEアルキルア
ミン、アルキルアミン塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、ア
ミルアルコール脂肪酸誘導体、塩化ベンザルコニウム、
塩化ベンゼトニウム等のカチオン系界面活性剤;
塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリ
メチルアンモニウム塩、塩化ジステアリルジメチルアン
モニウムジアルキルジルキルジメチルアンモニウム塩、
塩化ポリ( N,N' −ジメチル−3, 5−メチレンピペ
リジニウム)、塩化セチルピリジニム等のアルキルピリ
ジニウム塩、アルキル四級アンモニウム塩、アルキルジ
メチルベンジルアンモニウム塩、アルキルイソキノリニ
ウム塩、ジアルキルモリホニウム塩、POEアルキルア
ミン、アルキルアミン塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、ア
ミルアルコール脂肪酸誘導体、塩化ベンザルコニウム、
塩化ベンゼトニウム等のカチオン系界面活性剤;
【0031】2−ウンデシル−N,N, N−( ヒドロキ
シエチルカルボキシメチル) −2−イミダゾリンナトリ
ウム、2−ココイル−2−イミタゾリニウムヒドロキサ
イド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等の、
イミダゾリン系両性界面活性剤、2−ヘプタデシル−N
−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリ
ニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイ
ン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイ
ン等のベタイン系界面活性剤等の両性界面活性剤;
シエチルカルボキシメチル) −2−イミダゾリンナトリ
ウム、2−ココイル−2−イミタゾリニウムヒドロキサ
イド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等の、
イミダゾリン系両性界面活性剤、2−ヘプタデシル−N
−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリ
ニウムベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイ
ン、アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイ
ン等のベタイン系界面活性剤等の両性界面活性剤;
【0032】ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモ
ノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソル
ビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレー
ト、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレ
エート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロール
ソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロ
ールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モノ
綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セ
スキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリ
ン、α, α' −オレイン酸ピログルタミン酸グリセリ
ン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリ
ンポリグリセリン脂肪酸類、モノステアリン酸プロピレ
ングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル
類、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合
体等の親油性非イオン界面活性剤;
ノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソル
ビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレー
ト、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレ
エート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロール
ソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロ
ールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モノ
綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セ
スキオレイン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリ
ン、α, α' −オレイン酸ピログルタミン酸グリセリ
ン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリ
ンポリグリセリン脂肪酸類、モノステアリン酸プロピレ
ングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル
類、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合
体等の親油性非イオン界面活性剤;
【0033】POEソルビタンモノオレエート、POE
−ソルビタンモノステアレート、POE−ソルビタンモ
ノオレート、POE−ソルビタンテトラオレエート等の
POEソルビタン脂肪酸エステル類、POE−ソルビッ
トモノラウレート、POE−ソルビットモノオレエー
ト、POE−ソルビットペンタオレエート、POE−ソ
ルビットモノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸
エステル類、POE−グリセリンモノステアレート、P
OE−グリセリンモノイソステアレート、POE−グリ
セリントリイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪
酸エステル類、POEモノオレエート、POEジステア
レート、POEモノジオレエート、システアリン酸エチ
レングリコール等のPOE脂肪酸エステル類、POEラ
ウリルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステ
アリルエーテル、POEベヘニルエーテル、POE2−
オクチルドデシルエーテル、POEコレスタノールエー
テル等のPOEアルキルエーテル類、POEオクチルフ
ェニルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、PO
Eジノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニ
ルエーテル類、ブルロニック等のプルアロニック型類、
POE・POPセチルエーテル、POE・POP2−デ
シルテトラデシルエーテル、POE・POPモノブチル
エーテル、POE・POP水添ラノリン、POE・PO
Pグリセリンエーテル等のPOE・POPアルキルエー
テル類、テトロニック等のテトラPOE・テトラPOP
エチレンジアミン縮合物類、POEヒマシ油、POE硬
化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレー
ト、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE
硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン
酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPO
Eヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体、POEソルビットミツ
ロウ等のPOEミツロウ・ラノリン誘導体、ヤシ油脂肪
酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミ
ド、脂肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールア
ミド、POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、P
OEアルキルアミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪
酸エステル、POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮
合物、アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリ
オレイルリン酸等の親水性非イオン界面活性剤;
−ソルビタンモノステアレート、POE−ソルビタンモ
ノオレート、POE−ソルビタンテトラオレエート等の
POEソルビタン脂肪酸エステル類、POE−ソルビッ
トモノラウレート、POE−ソルビットモノオレエー
ト、POE−ソルビットペンタオレエート、POE−ソ
ルビットモノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸
エステル類、POE−グリセリンモノステアレート、P
OE−グリセリンモノイソステアレート、POE−グリ
セリントリイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪
酸エステル類、POEモノオレエート、POEジステア
レート、POEモノジオレエート、システアリン酸エチ
レングリコール等のPOE脂肪酸エステル類、POEラ
ウリルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステ
アリルエーテル、POEベヘニルエーテル、POE2−
オクチルドデシルエーテル、POEコレスタノールエー
テル等のPOEアルキルエーテル類、POEオクチルフ
ェニルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、PO
Eジノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニ
ルエーテル類、ブルロニック等のプルアロニック型類、
POE・POPセチルエーテル、POE・POP2−デ
シルテトラデシルエーテル、POE・POPモノブチル
エーテル、POE・POP水添ラノリン、POE・PO
Pグリセリンエーテル等のPOE・POPアルキルエー
テル類、テトロニック等のテトラPOE・テトラPOP
エチレンジアミン縮合物類、POEヒマシ油、POE硬
化ヒマシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレー
ト、POE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE
硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン
酸ジエステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPO
Eヒマシ油硬化ヒマシ油誘導体、POEソルビットミツ
ロウ等のPOEミツロウ・ラノリン誘導体、ヤシ油脂肪
酸ジエタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミ
ド、脂肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールア
ミド、POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、P
OEアルキルアミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪
酸エステル、POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮
合物、アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリ
オレイルリン酸等の親水性非イオン界面活性剤;
【0034】メチルパラベン、エチルパラベン、ブチル
パラベン等の防腐剤;エデト酸ナトリウム塩等の金属イ
オン封鎖剤;アラアビアガム,トラガカントガム,ガラ
クタン,グアガム,キャロブガム,カラヤガム,カラギ
ーナン,ペクチン,カンテン,クインスシード(マルメ
ロ),アルゲコロイド(カッソウエキス),デンプン
(コメ,トウモロコシ,バレイショ,コムギ),グリチ
ルリチン酸等の植物系高分子、キサンタンガム,デキス
トラン,サクシノグルカン,ブルラン等の微生物系高分
子、コラーゲン,カゼイン,アルブミン,ゼラチン等の
動物系高分子等の天然の水溶性高分子;カルボキシメチ
ルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデ
ンプン系高分子メチルセルロース、ニトロセルロース、
エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナト
リウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム(CMC)、結晶セルロー
ス、セルロース末等のセルロース系高分子、アルギン酸
ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル
等のアルギン酸系高分子等の半合成の水溶性高分子;
パラベン等の防腐剤;エデト酸ナトリウム塩等の金属イ
オン封鎖剤;アラアビアガム,トラガカントガム,ガラ
クタン,グアガム,キャロブガム,カラヤガム,カラギ
ーナン,ペクチン,カンテン,クインスシード(マルメ
ロ),アルゲコロイド(カッソウエキス),デンプン
(コメ,トウモロコシ,バレイショ,コムギ),グリチ
ルリチン酸等の植物系高分子、キサンタンガム,デキス
トラン,サクシノグルカン,ブルラン等の微生物系高分
子、コラーゲン,カゼイン,アルブミン,ゼラチン等の
動物系高分子等の天然の水溶性高分子;カルボキシメチ
ルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデ
ンプン系高分子メチルセルロース、ニトロセルロース、
エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナト
リウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメ
チルセルロースナトリウム(CMC)、結晶セルロー
ス、セルロース末等のセルロース系高分子、アルギン酸
ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル
等のアルギン酸系高分子等の半合成の水溶性高分子;
【0035】ポリビニルアルコール、ポリビニルメチル
エーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポ
リマー( カーボポール等) 、アルキル変性カルボキシビ
ニルポリマー等のビニル系高分子、ポリエチレングリコ
ール2000、4000、6000等のポリオキシエチ
レン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ン共重合体共重合系高分子、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等の
アクリル系高分子、ポリエチレンイミン、カチオンポリ
マー等の合成の水溶性高分子;
エーテル、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポ
リマー( カーボポール等) 、アルキル変性カルボキシビ
ニルポリマー等のビニル系高分子、ポリエチレングリコ
ール2000、4000、6000等のポリオキシエチ
レン系高分子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレ
ン共重合体共重合系高分子、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリルアミド等の
アクリル系高分子、ポリエチレンイミン、カチオンポリ
マー等の合成の水溶性高分子;
【0036】ベントナイト、ケイ酸A1Mg(ビーガ
ム) 、ラポナイト、ヘクトライト、無水ケイ酸等の無機
の水溶性高分子;アラビアガム、カラギーナン、カラヤ
ガム、トラガカントガム、キャロブガム、クインスシー
ド(マルメロ)、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、
ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸ナトリウム、メチル
セルロース、エチルセルロース、CMC、ヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、PV
A、PVM、PVP、ポリアクリル酸ナトリウム、カル
ボキシビニルポリマー、ローカストビーンガム、グアー
ガム、タマリントガム、ジアルキルジメチルアンモニウ
ム硫酸セルロース、キサンタンガム、ケイ酸アルミニウ
ムマグネシウム、ベントナイト、ヘクトライト等の増粘
剤;
ム) 、ラポナイト、ヘクトライト、無水ケイ酸等の無機
の水溶性高分子;アラビアガム、カラギーナン、カラヤ
ガム、トラガカントガム、キャロブガム、クインスシー
ド(マルメロ)、カゼイン、デキストリン、ゼラチン、
ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸ナトリウム、メチル
セルロース、エチルセルロース、CMC、ヒドロキシエ
チルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、PV
A、PVM、PVP、ポリアクリル酸ナトリウム、カル
ボキシビニルポリマー、ローカストビーンガム、グアー
ガム、タマリントガム、ジアルキルジメチルアンモニウ
ム硫酸セルロース、キサンタンガム、ケイ酸アルミニウ
ムマグネシウム、ベントナイト、ヘクトライト等の増粘
剤;
【0037】タルク、カリオン、雲母、絹雲母(セリサ
イト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、
リチア雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭
酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、
ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロ
ンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリ
カ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム
(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、
ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸
(ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステア
リン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等の無機粉末、ポリ
アミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、
ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチ
レンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミ
ン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末
等の有機粉末等の粉末成分;
イト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、
リチア雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭
酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、
ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロ
ンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、シリ
カ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム
(焼セッコウ)、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、
ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、金属石鹸
(ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステア
リン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等の無機粉末、ポリ
アミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、
ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチ
レンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミ
ン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末
等の有機粉末等の粉末成分;
【0038】二酸化チタン,酸化亜鉛等の無機白色顔
料、酸化鉄(ベンガラ),チタン酸鉄等の無機赤色系顔
料,γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄,黄土等
の無機黄色系顔料黒酸化鉄、カーボンブラック,低次酸
化チタン等の無機黒色系顔料、マンゴバイオレット,コ
バルトバイオレット等の無機紫色系顔料、酸化クロム,
水酸化クロム,チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料、
群青,紺青等の無機青色系顔料、酸化チタンコーテッド
マイカ,酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス,酸
化チタンコーテッドタルク,着色酸化チタンコーテッド
マイカ,オキシ塩化ビスマス,魚鱗箔等のパール顔料,
アルミニウムパウダー,カッパーパウダー等の金属粉末
顔料、赤色201号,赤色202号,赤色204号,赤
色205号,赤色220号,赤色226号,赤色228
号,赤色405号,橙色203号,橙色204号,黄色
205号,黄色401号及び青色404号などの有機顔
料、赤色3号,赤色104号,赤色106号,赤色22
7号,赤色230号,赤色401号,赤色505号,橙
色205号,黄色4号,黄色5号,黄色202号,黄色
203号,緑色3号,青色1号などのジルコニウム、バ
リウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料、クロロフ
ィル,β−カロリン等の天然色素等、チタンイエロー、
カーサミン、紅花赤等の色剤等;さらに香料、水、アル
コール等を必要に応じて本発明抗老化皮膚外用剤及び本
発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤中に適宜配合する
ことができる。本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラ
ーゲン架橋防止用皮膚外用剤の具体的な処方について
は、後述する実施例において記載する。
料、酸化鉄(ベンガラ),チタン酸鉄等の無機赤色系顔
料,γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄,黄土等
の無機黄色系顔料黒酸化鉄、カーボンブラック,低次酸
化チタン等の無機黒色系顔料、マンゴバイオレット,コ
バルトバイオレット等の無機紫色系顔料、酸化クロム,
水酸化クロム,チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料、
群青,紺青等の無機青色系顔料、酸化チタンコーテッド
マイカ,酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス,酸
化チタンコーテッドタルク,着色酸化チタンコーテッド
マイカ,オキシ塩化ビスマス,魚鱗箔等のパール顔料,
アルミニウムパウダー,カッパーパウダー等の金属粉末
顔料、赤色201号,赤色202号,赤色204号,赤
色205号,赤色220号,赤色226号,赤色228
号,赤色405号,橙色203号,橙色204号,黄色
205号,黄色401号及び青色404号などの有機顔
料、赤色3号,赤色104号,赤色106号,赤色22
7号,赤色230号,赤色401号,赤色505号,橙
色205号,黄色4号,黄色5号,黄色202号,黄色
203号,緑色3号,青色1号などのジルコニウム、バ
リウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料、クロロフ
ィル,β−カロリン等の天然色素等、チタンイエロー、
カーサミン、紅花赤等の色剤等;さらに香料、水、アル
コール等を必要に応じて本発明抗老化皮膚外用剤及び本
発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤中に適宜配合する
ことができる。本発明抗老化皮膚外用剤及び本発明コラ
ーゲン架橋防止用皮膚外用剤の具体的な処方について
は、後述する実施例において記載する。
【0039】
【実施例】以下、実施例等により本発明をより具体的に
説明するが、本発明はこれらの実施例によりその技術的
範囲が限定的に解釈されるべきものではない。 〔試験例1〕 紫外線によるコラーゲンの架橋防止効果
の検討 コラーゲン(KOKEN)を最終濃度が1mg/ml となる
ようにpH7.4のリン酸緩衝液中に37℃に保つこと
により、コラーゲン線維を形成させ、その後7.5J/
cm2 のエネルギーの紫外線(TOSHIBA FL20S ・BLB ラン
プ: V-A 領域ピーク365 nm)をシャーレから16cmの位
置より、ロングパスフィルター(WG-335, Shott 製)
を介して行った。また、紫外線の照射量は、予めUV-RAD
IOMETER(Eisai &Torex 製)で紫外線強度を測定してお
き、その平均強度と照射時間から計算した。
説明するが、本発明はこれらの実施例によりその技術的
範囲が限定的に解釈されるべきものではない。 〔試験例1〕 紫外線によるコラーゲンの架橋防止効果
の検討 コラーゲン(KOKEN)を最終濃度が1mg/ml となる
ようにpH7.4のリン酸緩衝液中に37℃に保つこと
により、コラーゲン線維を形成させ、その後7.5J/
cm2 のエネルギーの紫外線(TOSHIBA FL20S ・BLB ラン
プ: V-A 領域ピーク365 nm)をシャーレから16cmの位
置より、ロングパスフィルター(WG-335, Shott 製)
を介して行った。また、紫外線の照射量は、予めUV-RAD
IOMETER(Eisai &Torex 製)で紫外線強度を測定してお
き、その平均強度と照射時間から計算した。
【0040】紫外線照射中に後述(第1表)する各種試
料をコラーゲンと共存させた。なお、実際に照射された
紫外線量はロングパスフィルター,プラスチックシャー
レによる吸収を考慮して計算した(UV−Aの減少率4
3%)。照射後のコラーゲンを電気泳動法とデンシトメ
ーター(島津デンシトメーターCS-9300PC)により照射さ
れたコラーゲンの割合を測定した。そして、次式からコ
ラーゲン架橋の抑制率を求めた。
料をコラーゲンと共存させた。なお、実際に照射された
紫外線量はロングパスフィルター,プラスチックシャー
レによる吸収を考慮して計算した(UV−Aの減少率4
3%)。照射後のコラーゲンを電気泳動法とデンシトメ
ーター(島津デンシトメーターCS-9300PC)により照射さ
れたコラーゲンの割合を測定した。そして、次式からコ
ラーゲン架橋の抑制率を求めた。
【0041】
【数1】
【0042】第1表にこのコラーゲン架橋の防止効果に
関する試験の結果を示す。
関する試験の結果を示す。
【表1】
【0043】この第1表から明らかなように、システア
ミン(I)には優れたコラーゲン架橋防止効果が認めら
れ、これを配合した本発明抗老化皮膚外用剤において
は、このコラーゲン架橋防止効果に基づく、上記した抗
老化効果を発揮することが可能であり、さらに本発明コ
ラーゲン架橋防止用皮膚外用剤においても、上記した直
接このコラーゲン架橋防止効果に基づく効果を発揮する
ことが可能であることが明確になった。
ミン(I)には優れたコラーゲン架橋防止効果が認めら
れ、これを配合した本発明抗老化皮膚外用剤において
は、このコラーゲン架橋防止効果に基づく、上記した抗
老化効果を発揮することが可能であり、さらに本発明コ
ラーゲン架橋防止用皮膚外用剤においても、上記した直
接このコラーゲン架橋防止効果に基づく効果を発揮する
ことが可能であることが明確になった。
【0044】また、システアミン(I)は抗老化皮膚外
用剤又はコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤全体の0.0
01重量%以上、0.1重量%以下配合するのが好適で
あり、同0.0005未満の配合量では満足な効果を得
ることができず、また同0.5重量%を越えて配合して
も配合量の増加に見合った効果の増強は見込めないこと
も明らかになった。
用剤又はコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤全体の0.0
01重量%以上、0.1重量%以下配合するのが好適で
あり、同0.0005未満の配合量では満足な効果を得
ることができず、また同0.5重量%を越えて配合して
も配合量の増加に見合った効果の増強は見込めないこと
も明らかになった。
【0045】以下に、種々の剤型の本発明抗老化皮膚外
用剤又は本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤の配合
例を実施例として説明する。なお、各本発明抗老化皮膚
外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤とも
優れたコラーゲン架橋防止効果を発揮した。
用剤又は本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤の配合
例を実施例として説明する。なお、各本発明抗老化皮膚
外用剤及び本発明コラーゲン架橋防止用皮膚外用剤とも
優れたコラーゲン架橋防止効果を発揮した。
【0039】 〔実施例46〕 化粧水 重量% システアミン(I) 0.05 酢酸トコフェロール 0.01 グリセリン 4.0 1,3−ブチレングリコール 4.0 エタノール 8.0 ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.5 メチルパラベン 0.2 クエン酸 0.05 クエン酸ソーダ 0.1 香料 0.05 精製水 残 余
【0047】<製法>精製水にシステアミン(I)、ク
エン酸、クエン酸ソーダ、グリセリン、1,3−ブチレ
ングリコールを溶解した。これとは別にエタノールにポ
リオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油,酢酸トコフェ
ロール,香料及びメチルパラベンを溶解し、これを前述
の精製水溶液に加えて可溶化し、濾過して所望する化粧
水を得た。
エン酸、クエン酸ソーダ、グリセリン、1,3−ブチレ
ングリコールを溶解した。これとは別にエタノールにポ
リオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油,酢酸トコフェ
ロール,香料及びメチルパラベンを溶解し、これを前述
の精製水溶液に加えて可溶化し、濾過して所望する化粧
水を得た。
【0048】 〔実施例11〕 クリーム 重量% セトステアリルアルコール 3.5 スクワラン 40.0 ミツロウ 3.0 還元ラノリン 5.0 エチルパラベン 0.3ホ゜リオキシエチレン (20)ソルヒ゛タンモノハ゜ルミチン 酸エステル 2.0 ステアリン酸モノグリセリド 2.0 N−ステアロイルグルタミン酸ナトリウム 0.5 2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン 0.5 メトキシケイ皮酸オクチル 1.0 酢酸レチノール 2.0 月見草油 0.05 香料 0.03 システアミン(I) 0.1 ポリエチレングリコール1500 5.0 精製水 残 余
【0049】<製法>セトステアリルアルコール,スク
ワラン,ミツロウ,還元ラノリン,エチルパラベン,ポ
リオキシエチレン(20)ソルビタンモノパルミチン酸
エステル,ステアリン酸モノグリセリド,N−ステアロ
イルグルタミン酸ナトリウム,2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン,メトキシケイ皮酸オクチル,酢
酸レチノール,月見草油及び香料を加熱溶解し(油
相)、精製水にシステアミン(I),ポリエチレングリ
コール1500を溶解し70℃に保った(水相)、この
水相に上記油相を攪拌しながら添加した。これにホモミ
キサー処理を施して乳化粒子を細かくした後、攪拌しな
がら急冷し、所望するクリームを得た。
ワラン,ミツロウ,還元ラノリン,エチルパラベン,ポ
リオキシエチレン(20)ソルビタンモノパルミチン酸
エステル,ステアリン酸モノグリセリド,N−ステアロ
イルグルタミン酸ナトリウム,2−ヒドロキシ−4−メ
トキシベンゾフェノン,メトキシケイ皮酸オクチル,酢
酸レチノール,月見草油及び香料を加熱溶解し(油
相)、精製水にシステアミン(I),ポリエチレングリ
コール1500を溶解し70℃に保った(水相)、この
水相に上記油相を攪拌しながら添加した。これにホモミ
キサー処理を施して乳化粒子を細かくした後、攪拌しな
がら急冷し、所望するクリームを得た。
【0050】 〔実施例12〕 乳液 重量% パラジメチルアミノ安息香酸−2−エチルヘキシル 0.1 ジパラメトキシケイ皮酸モノ−2−エチルヘキシル 0.2 ステアリン酸 1.5 セチルアルコール 0.5 ミツロウ 2.0ホ゜リオキシエチレン (10) モノオレイン酸エステル 2.0 L−アルギニン 0.3 L−グルタミン酸ソーダ 0.02 PCA−Na 0.05 システアミン(I) 0.01 グリセリン 3.0 エタノール 3.0 エチルパラベン 0.3 香料 0.03 カルボキシビニルポリマー 0.12 精製水 残 余
【0051】<製法>精製水にシステアミン(I),L
−アルギニン,L−グルタミン酸ソーダ,PCA−N
a,プロピレングリコール,グリセリン,エタノール及
びカルボキシビニルポリマーを加えて加熱溶解して70
℃に保った(水相)。他方、他の成分を混合し、加熱溶
解して70℃に保った(油相)。上記水相にこの油相を
加えて予備乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化し
た。その後、攪拌しながら急冷して、所望する乳液を得
た。
−アルギニン,L−グルタミン酸ソーダ,PCA−N
a,プロピレングリコール,グリセリン,エタノール及
びカルボキシビニルポリマーを加えて加熱溶解して70
℃に保った(水相)。他方、他の成分を混合し、加熱溶
解して70℃に保った(油相)。上記水相にこの油相を
加えて予備乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化し
た。その後、攪拌しながら急冷して、所望する乳液を得
た。
【0052】 〔実施例13〕 フォームマスク 重量% システアミン(I) 0.05 ステアリン酸 1.0 ベヘニン酸 1.0 自己乳化型モノステアリン酸グリセリン 1.5 モノステアリン酸ポリオキシエチレン(5)グリセリン 2.5 バチルアルコール 1.5 香料 0.05 グリセリン 5.0 1,3−ブチレングリコール 5.0 ポリエチレングリコール1500 3.0 メチルパラベン 0.1 水酸化カリウム 0.15 精製水 残 余 液化石油ガス 6.0 ジメチルエーテル 2.0
【0053】<製法>精製水にシステアミン(I)、グ
リセリン、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレン
グリコール1500、メチルパラベン及び水酸化カリウ
ムを加え70℃に加熱溶解した。次いで、これを均一に
混合したものを容器に充填した。最後に液化石油ガス及
びジメチルエーテルを噴射剤として加え、所望するフォ
ームマスクを得た。
リセリン、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレン
グリコール1500、メチルパラベン及び水酸化カリウ
ムを加え70℃に加熱溶解した。次いで、これを均一に
混合したものを容器に充填した。最後に液化石油ガス及
びジメチルエーテルを噴射剤として加え、所望するフォ
ームマスクを得た。
【0054】 〔実施例14〕 軟膏 重量% システアミン(I) 0.1 パラジメチルアミノ安息香酸オクチル 4.0 ブチルメトキシベンゾイルメタン 0.5 酢酸トコフェロール 0.5 パルミチン酸レチノール 1.0 ステアリルアルコール 18.0 モクロウ 20.0 ポリオキシエチレン(10)モノオレイン酸エステル 0.25 グリセリンモノステアリン酸エステル 0.3 ワセリン 32.0 精製水 残 余
【0055】<製法>精製水にシステアミン(I)を溶
解して70℃に保った(水相)。また、その他の成分を
70℃で混合溶解した(油相)。上記水相にこの油相を
加え、ホモミキサーで均一に乳化し、その後冷却して所
望する軟膏を得た。
解して70℃に保った(水相)。また、その他の成分を
70℃で混合溶解した(油相)。上記水相にこの油相を
加え、ホモミキサーで均一に乳化し、その後冷却して所
望する軟膏を得た。
【0056】
【発明の効果】本発明により、優れた抗老化効果を有す
る抗老化皮膚外用剤、及び優れたコラーゲン架橋防止効
果を有するコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤が提供され
る。
る抗老化皮膚外用剤、及び優れたコラーゲン架橋防止効
果を有するコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤が提供され
る。
Claims (2)
- 【請求項1】下記式(I) NH2CH2CH2SH (I) で表されるシステアミンを含んでなる抗老化皮膚外用
剤。 - 【請求項2】下記式(I) NH2CH2CH2SH (I) で表されるシステアミンを有効成分とするコラーゲン架
橋防止用皮膚外用剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14595997A JPH1053516A (ja) | 1996-05-20 | 1997-05-20 | 抗老化皮膚外用剤及びコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-149916 | 1996-05-20 | ||
JP14991696 | 1996-05-20 | ||
JP14595997A JPH1053516A (ja) | 1996-05-20 | 1997-05-20 | 抗老化皮膚外用剤及びコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1053516A true JPH1053516A (ja) | 1998-02-24 |
Family
ID=26476928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14595997A Withdrawn JPH1053516A (ja) | 1996-05-20 | 1997-05-20 | 抗老化皮膚外用剤及びコラーゲン架橋防止用皮膚外用剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1053516A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1274418A1 (en) * | 2000-04-14 | 2003-01-15 | Niadyne Corporation | Methods of use of penicillamines for the treatment of conditions resulting from dna damage |
JP2003503348A (ja) * | 1999-06-25 | 2003-01-28 | アビセナ グループ, インク. | 皮膚の保存のためのクレアチンおよびクレアチン化合物の使用 |
ITMI20090779A1 (it) * | 2009-05-08 | 2010-11-08 | Vitrupharm Srl | Composizioni nutrizionali a base di resveratrolo cisteina o suoi derivati o metaboliti e astaxantina |
FR3026299A1 (fr) * | 2014-09-30 | 2016-04-01 | Oreal | Procede cosmetique pour attenuer les rides |
-
1997
- 1997-05-20 JP JP14595997A patent/JPH1053516A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003503348A (ja) * | 1999-06-25 | 2003-01-28 | アビセナ グループ, インク. | 皮膚の保存のためのクレアチンおよびクレアチン化合物の使用 |
JP2012012409A (ja) * | 1999-06-25 | 2012-01-19 | Enerdermics Inc | 皮膚の保存のためのクレアチンおよびクレアチン化合物の使用 |
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EP1274418A4 (en) * | 2000-04-14 | 2005-02-09 | Niadyne Corp | USE OF PENICILLAMINES FOR THE TREATMENT OF STATES RESULTING FROM DNA DEGRADATION |
ITMI20090779A1 (it) * | 2009-05-08 | 2010-11-08 | Vitrupharm Srl | Composizioni nutrizionali a base di resveratrolo cisteina o suoi derivati o metaboliti e astaxantina |
FR3026299A1 (fr) * | 2014-09-30 | 2016-04-01 | Oreal | Procede cosmetique pour attenuer les rides |
WO2016050788A1 (en) * | 2014-09-30 | 2016-04-07 | L'oreal | Cosmetic process for attenuating wrinkles |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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