JP2000219607A - 外用組成物 - Google Patents

外用組成物

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JP2000219607A
JP2000219607A JP11020489A JP2048999A JP2000219607A JP 2000219607 A JP2000219607 A JP 2000219607A JP 11020489 A JP11020489 A JP 11020489A JP 2048999 A JP2048999 A JP 2048999A JP 2000219607 A JP2000219607 A JP 2000219607A
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Eiichiro Yagi
栄一郎 八木
Masato Hatao
正人 畑尾
Ichiro Iwai
一郎 岩井
Haruhi Iwaki
はるひ 岩城
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Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】太陽の紫外線等による皮膚傷害から、人体を、
皮膚細胞自体において防御する上での、鍵成分となる可
能性のあるチオール化合物の、外用組成物における皮膚
傷害防御作用を飛躍的に向上させ、かつ、このチオール
化合物を、安定性よく、不快臭を発生させないで、外用
組成物中に含有させ得る手段を提供すること。 【解決手段】外用組成物中に、チオール化合物と共に、
亜鉛化合物を含有させることにより、太陽からの紫外線
等による皮膚傷害に対する皮膚細胞自体の抵抗性を相乗
的に向上させ得ること、さらに、外用組成物におけるチ
オール化合物の安定性を飛躍的に向上させて、チオール
化合物に対する光、熱、酸化等影響による分解や、不快
臭の発生を防止し得ることを見出した。すなわち、チオ
ール化合物及び亜鉛化合物を含有する外用組成物を提供
することにより、上記の課題を解決するに至った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚外用剤等とし
て用いることが可能な外用組成物に関する技術分野の発
明である。
【0002】
【従来の技術】現代社会においては、皮膚はさまざま
な、皮膚細胞に傷害を与える傷害要因、例えば、太陽か
らの紫外線の曝露による皮膚ストレス等にさらされてい
る。
【0003】この傷害要因として、代表的な、太陽から
の紫外線の曝露による、皮膚傷害について説明する。自
然の太陽光線は、紫外線、可視光線、赤外線等から構成
されているが、主としてこの中の紫外線が皮膚傷害を惹
き起こすことが知られている。すなわち、日焼けは、過
度の紫外線による急性の炎症反応であって、表皮細胞が
傷害を受け、日焼け細胞(サンバーンセル)を形成し、
あとに色素沈着を残すことも多い。さらに、紫外線によ
る慢性反応の結果、皮膚老化が促進し、前癌状態に至る
こともあるとされている。
【0004】現在、紫外線吸収剤や紫外線散乱剤を含有
する紫外線防御用の外用組成物(サンスクリーン)が、
上述の紫外線から生体を守るために、汎用されている。
太陽からの紫外線から、身体を防御する必要性は、昨今
のオゾン層の破壊等の現象と相まって、一層重要性を増
している。
【0005】このような現状から、太陽からの紫外線を
防御することを目的とした、より優れた手段を提供する
ことが望まれている。特に、従来のサンスクリーンの機
能は、太陽からの紫外線を、遮断したり吸収することに
より、皮膚細胞にまで到達するのを防ぐものであった
が、皮膚細胞自体から、太陽からの紫外線に対する抵抗
性を向上させて、上述したサンバーンセルの発生を十分
に防御する機能を有する外用剤は、未だに提供されてい
ない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】太陽からの紫外線等に
よる皮膚傷害から、身体を防御する新たな手段を提供す
るための、主要な手段の一つとして、上記紫外線等によ
る身体に対する悪影響を、特に、皮膚細胞自体において
除く機能を有する、皮膚防御における鍵となる成分を見
出し、この鍵成分を有効成分とする外用剤等を提供する
ことが挙げられる。
【0007】本発明者は、この鍵となり得る新たな成分
について、検討を行った結果、優れた抗酸化作用を有す
る、SH基をその分子内に有するチオール化合物を、こ
の鍵成分とすることにより、太陽からの紫外線等による
皮膚傷害を、皮膚細胞自体から防御し得る、新たな外用
剤を提供することが可能ではないかと考えた。
【0008】すなわち、本発明者は、チオール化合物を
含有する外用組成物を提供することにより、新たな、太
陽からの紫外線等による皮膚傷害を、皮膚細胞自体から
防御し得る手段を提供し得ることに想到した。
【0009】しかしながら、このチオール化合物を、そ
のまま外用組成物に含有させるだけでは、所望する皮膚
細胞自体における傷害防御作用は十分に発揮されないこ
とが分かった。
【0010】さらに、チオール化合物を、安定した状態
で外用組成物に含有させることは、チオール化合物が通
常の状態では、不安定な化合物であり、困難である。す
なわち、チオール化合物は、一般に、光、熱及び酸素等
による酸化作用等により、容易に変性し、チオール化合
物を含有する外用組成物は、チオール化合物による抗酸
化作用等の本来の機能を容易に喪失してしまう。そのた
め、チオール化合物が含有されている外用組成物を保管
する際には、例えば、冷所保管、高価な遮光容器を用い
た遮光保管、特に酸素透過性の低い密封性の高い容器等
を用いた気密・密封保管、さらには、用時調製等を行っ
て、チオール化合物の分解等を防ぐ必要を伴い、このよ
うな管理上の制限が、チオール化合物を含有する外用組
成物を汎用化する上での、大きな障害となっている。
【0011】また、チオール化合物自体が、一般的に、
不快臭を伴い、また、水溶液に溶かすことにより、硫黄
に由来する、かなりの悪臭が発生し、外用組成物におけ
る配合量においても、大きな制約がある。
【0012】そこで、本発明が解決すべき課題は、太陽
の紫外線等による皮膚傷害から、人体を、皮膚細胞自体
において防御する上での、鍵成分となる可能性のあるチ
オール化合物の、外用組成物における皮膚傷害防御作用
を飛躍的に向上させ、かつ、このチオール化合物を、安
定性よく、不快臭を発生させないで、外用組成物中に含
有させ得る手段を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この、さらなる課題の解
決を目指し、本発明者は、優れた皮膚傷害に対する抵抗
性を、皮膚細胞自体に付与することができる可能性を有
するチオール化合物を、外用組成物に、上述した不利益
を及ぼさないで含有させる手段について、鋭意検討を行
った。
【0014】その結果、本発明者は、外用組成物中に、
チオール化合物と共に、亜鉛化合物を含有させることに
より、驚くべきことに、太陽からの紫外線等による皮膚
傷害に対する皮膚細胞自体の抵抗性を相乗的に向上させ
得ることを見出した。
【0015】また、さらに驚くべきことには、上記のよ
うに、チオール化合物と亜鉛化合物とを、組み合わせて
外用組成物において配合させることにより、外用組成物
におけるチオール化合物の安定性を飛躍的に向上させ
て、チオール化合物に対する光、熱、酸化等影響による
分解や、不快臭の発生を防止し得ることを見出した。
【0016】すなわち、本発明者は、本願において、チ
オール化合物及び亜鉛化合物を含有する外用組成物(以
下、本発明外用組成物という)を提供する。本発明外用
組成物は、太陽からの紫外線等の皮膚傷害を惹起する
要因を、皮膚細胞自体において除くための皮膚傷害防止
用外用組成物、太陽からの紫外線による皮膚における
不利益を、一般的な手段も採り入れて除くための紫外線
防御用外用組成物又は皮膚細胞において有用な作用を
果たすメタロチオネインの産生を促進させるメタロチオ
ネイン産生促進用外用組成物として用いるのに、特に優
れている。
【0017】外用組成物によって、生体内のSH含有蛋
白であるメタロチオネインの産生が促進され、その結
果、生体内の酸化ストレスに対する抵抗性が向上して、
紫外線等による皮膚傷害を防御することが可能になった
と考えられる。
【0018】また、外用組成物の具体的な態様にかかわ
らず、本発明外用組成物は、含有されているチオール化
合物が安定化された外用組成物である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明外用組成物に含有させる、チオール
化合物は、その分子内に、SH基を有する化合物であれ
ば、特に限定されない。例えば、グルタチオン、アセチ
ル化グルタチオン、グルタチオン塩酸塩、グルタチオン
リン酸塩、グルタチオン硫酸塩等のグルタチオン又はそ
の誘導体;システイン、N−アセチルシステイン、塩酸
システイン、硫酸システイン、リン酸システイン等のシ
ステイン又はその誘導体;メルカプト酢酸、メルカプト
プロピオン酸、アンモニウムチオラクテート、モノエタ
ノールアミンチオラクテート等を、本発明外用組成物が
含有するチオール化合物として、例示することができ
る。
【0020】これらのチオール化合物は、外用組成物の
具体的な用途は、他の含有成分との兼ね合い等に応じ
て、適宜選択されて配合され得るが、一般に、使用性、
安全性、有効性の点から、アミノ酸系のチオール化合物
であるグルタチオン又はその誘導体(本明細書中、グル
タチオン類ともいう)、あるいはシステイン又はその誘
導体(本明細書中、システイン類ともいう)が好まし
く、特に、グルタチオン、N−アセチルシステインが、
本発明外用組成物において用いるチオール化合物とし
て、最も好ましい。
【0021】本発明外用組成物における、チオール化合
物の配合量は、本発明外用組成物の具体的な用途、剤
形、他の含有成分との兼ね合い等に応じて、適宜選択し
得るものであり、特に限定されるものではない。通常、
組成物全体に対して、0.001〜20.0重量%の範
囲で配合されることが好ましいが、同0.1重量%以上
配合されることが、特に好ましく、同1.0重量%以上
配合することが極めて好ましい。
【0022】本発明外用組成物においては、特定のチオ
ール化合物を1種のみ含有させることも可能であり、必
要に応じて、2種以上のチオール化合物を組み合わせて
含有させることも可能である。
【0023】本発明外用組成物に、上記のチオール化合
物と共に含有させる、亜鉛化合物は、少なくとも、その
分子内に、亜鉛原子を少なくとも1原子含む、安全性面
等から、外用組成物に含有させても支障ない化合物であ
れば、特に限定されず、例えば、グルコン酸亜鉛、塩基
性炭酸亜鉛、塩化亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸
亜鉛、パルミチン酸亜鉛、パラフェノールスルホン酸亜
鉛、ピリチオン亜鉛、ステアリン酸亜鉛、硫酸亜鉛、ウ
ンデシレン酸亜鉛、酢酸亜鉛、ロジン酸亜鉛、リシノー
ル酸亜鉛、ネオデカン酸亜鉛、酸化亜鉛等を、本発明外
用組成物において配合可能な亜鉛化合物として例示する
ことが可能である。
【0024】本発明外用組成物における、亜鉛化合物の
配合量は、本発明外用組成物の具体的な用途、剤形、他
の含有成分との兼ね合い等に応じて、適宜選択し得るも
のであり、特に限定されるものではない。通常、組成物
全体に対して、0.01〜20.0重量%が好ましく、
特に、同0.05〜10.0重量%が好ましい。この配
合量が、組成物全体に対して0.01重量%未満では、
本発明外用組成物において期待される、チオール化合物
の安定化向上が十分に見込めず、特に、本発明外用組成
物を、太陽からの紫外線防御を目的として用いる場合に
は、所望する紫外線防御効果が十分に発揮されず、好ま
しくない。逆に、組成物全体に対して、20.0重量%
を超えて配合すると、基剤の安定性に悪影響を与えてし
まう傾向が強くなり、好ましくない。
【0025】本発明外用組成物においては、特定の亜鉛
化合物を、1種のみ含有させることも可能であり、必要
に応じて、2種以上の亜鉛化合物を組み合わせて含有さ
せることも可能である。
【0026】このようにして、上述のチオール化合物と
亜鉛化合物とを、組み合わせて、外用組成物中に含有さ
せることにより、(1)本発明外用組成物を、太陽から
の紫外線等の皮膚傷害要因から、皮膚細胞自体において
身体を防御するための、「皮膚傷害防止用外用組成物」
として用いる場合には、所望する、皮膚傷害防止効果
を、両含有成分の存在により、相乗的に発揮させること
が可能になる。
【0027】すなわち、この皮膚傷害防止効果は、生体
自身が本来持つ、太陽からの紫外線等の皮膚傷害要因に
対する、皮膚細胞自体の防御作用を向上させることによ
り発揮され得る効果である。
【0028】つまり、生体は有害な紫外線に対して、生
体自身がそれを防御する機構を備えている。例えば、黒
化した皮膚に含有されるメラニンは、それ自身がフリー
ラジカル消去作用を持つことから有用な紫外線防御物質
である。また、皮膚中のウロカニン酸も紫外線吸収作用
を持つことから、紫外線に対して防御的に作用すると考
えられている。さらに生体の中にはスーパーオキサイド
ディスムターゼ(SOD)やカタラーゼ等の活性酸素消去
作用を有する酵素も含まれている。
【0029】本発明者は、抗酸化作用を有する、上述し
たチオール化合物と、生体における恒常性を維持する上
で、非常に重要な役割を担っているといわれているメタ
ロチオネインを誘導するといわれている亜鉛化合物とを
組み合わせて、外用組成物中に含有させることにより、
生体の紫外線に対する防御作用が飛躍的に向上すること
を見出したのである(本発明外用組成物を、メタロチオ
ネインの産生という側面から着目すると、本発明外用組
成物は、メタロチオネイン産生促進用組成物として用い
ることもできる)。通常、チオール化合物は、生体の酸
化傷害に対して早期に働き、メタロチオネインは、その
後に働くと考えられている。つまり、本発明外用組成物
は、太陽からの紫外線の作用による、皮膚における酸化
傷害を段階的に防御することが可能な、外用組成物であ
る。
【0030】また、(2)亜鉛化合物の作用により、本
来は不安定なチオール化合物の外用組成物における安定
性を、飛躍的に向上させることができる。これにより、
本発明外用組成物においては、従来のような、厳重な管
理、例えば、遮光容器、酸素透過性の低い容器、密封性
の高い容器等による管理を必要とせず、また、チオール
化合物を、目的に応じた配合量で含有させることが可能
である。言い換えれば、本発明外用組成物においては、
チオール化合物による抗酸化作用等の優れた作用を、厳
重な管理なしに、経時的に著しく失うことなく、さら
に、大量にチオール化合物を含有させても変臭も伴うこ
となく、用いることが可能になった。
【0031】つまり、本発明外用組成物は、含有させる
チオール化合物をどのような用途に用いる場合であって
も〔例えば、太陽からの紫外線からの身体の防御等の皮
膚における酸化傷害防止効果以外に、例えば、加齢に
よる皮膚老化防止や、大気中の微粒子(例えば、タバ
コの煙や排気ガス等)による皮膚ストレスの防止等に対
しても効果があるものと考えられる〕、チオール化合物
の外用組成物に対する安定性を飛躍的に向上させ、その
汎用性が大きく向上された外用組成物である。
【0032】また、本発明外用組成物を、特に、紫外線
防御という点に特化した、紫外線防御用外用組成物とし
て用いる場合には、例えば、紫外線吸収剤や紫外線遮断
剤等の紫外線遮蔽剤との組み合わせにより、太陽からの
紫外線に対する防御効果を飛躍的に向上させることが可
能になる。
【0033】紫外線吸収剤としては、例えば、パラアミ
ノ安息香酸(以下PABAと略す)、PABAモノグリセリンエ
ステル、N ,N −ジプロポキシPABAエチルエステル、N
,N−ジエトキシPABAエチルエステル、N ,N −ジメチ
ルPABAエチルエステル、N ,N −ジメチルPABAブチルエ
ステル等のパラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤;ホモメ
ンチル−N −アセチルアントラニレート等のアントラニ
ル酸系紫外線吸収剤;アミルサリシレート、メンチルサ
リシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリ
シレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレー
ト、p −イソプロパノールフェニルサリシレート等のサ
リチル酸系紫外線吸収剤;オクチルシンナメート、エチ
ル−4 −イソプロピルシンナメート、メチル−2,5 −
ジイソプロピルシンナメート、エチル−2 ,4 −ジイソ
プロピルシンナメート、メチル−2 ,4 −ジイソプロピ
ルシンナメート、プロピル−p −メトキシシンナメー
ト、イソプロピル−p −メトキシシンナメート、イソア
ミル−p −メトキシシンナメート、オクチル−p −メト
キシシンナメート(2 −エチルヘキシル−p −メトキシ
シンナメート)、2 −エトキシエチル−p −メトキシシ
ンナメート、シクロヘキシル−p −メトキシシンナメー
ト、エチル−α−シアノ−β−フェニルシンナメート、
2 −エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェニルシンナ
メート、グリセリルモノ−2 −エチルヘキサノイル−ジ
パラメトキシシンナメート、3 ,4 ,5 −トリメトキシ
桂皮酸3 −メチル−4 −〔メチルビス(トリメチルシロ
キシ)シリルコプチル等の桂皮酸系紫外線吸収剤;2 ,
4 −ジヒドロキシベンゾフェノン、2 ,2'−ジヒドロキ
シ−4 −メトキシベンゾフェノン、2 ,2'−ジヒドロキ
シ−4 ,4'−ジメトキシベンゾフェノン、2 ,2',4 ,
4'−テトラヒドロキシベンゾフェノン、2 −ヒドロキシ
−4 −メトキシベンゾフェノン、2 −ヒドロキシ−4 −
メトキシ−4'−メチルベンゾフェノン、2 −ヒドロキシ
−4 メトキシベンゾフェノン−5 −スルホン酸塩、4 −
フェニルベンゾフェノン、2 −エチルヘキシル−4'−フ
ェニル−ベンゾフェノン−2−カルボキシレート、ヒド
ロキシ−4 −n −オクトキシベンゾフェノン、4 −ヒド
ロキシ−3 −カルボキシベンゾフェノン等のベンゾフェ
ノン系紫外線吸収剤;3 −(4'−メチルベンジリデン)
−d ,1−カンファー、3 −ベンジリデン−d ,1−カ
ンファー、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチルエステ
ル、2 −フェニル−5 −メチルベンゾキサゾール、2 ,
2'−ヒドロキシ−5 −メチルフェニルベンゾトリアゾー
ル、2 −(2'−ヒドロキシ−5'−t −オクチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2 −(2'−ヒドロキシ−5'−
メチルフェニルベンゾトリアゾール、ジベンサラジン、
ジアニソイルメタン、4 −メトキシ−4'−t −ブチルジ
ベンゾイルメタン、5 −(3 ,3 −ジメチル−2 −ノル
ボルニリデン)−3 −ペンタン−2 −オン等の紫外線吸
収剤を挙げることができる。
【0034】また、紫外線遮断剤としては、例えば、二
酸化チタン等の、通常用いられる紫外線遮断能に優れた
粉末成分を挙げることができる。さらに、本発明外用組
成物においては、上記成分に加えて、さらに、抗酸化剤
を含有させると、チオール化合物の安定性が、さらに増
大する。このような抗酸化剤としては、例えば、BHT
(dibutylhydroxytoluene )、BHA(butylhydroxyan
isol)、没食子酸エステル類、NDGA(nordihydrogu
aiaretic acid )等が挙げられ、特に、BHT又はBH
Aが好ましい。
【0035】この抗酸化剤の、本発明外用組成物におけ
る配合量は、上述の必須成分、すなわち、チオール化合
物と酸化亜鉛の配合量や具体的な配合態様に応じて、適
宜選択することが可能であり、特に限定されるべきもの
ではないが、通常、組成物全量に対して、0.001〜
10.0重量%が好ましく、さらに好ましくは、同0.
01〜2.0重量%である。
【0036】本発明外用組成物中には、上記チオール化
合物及び亜鉛化合物以外に、薬効に係わる成分、例え
ば、保湿剤、美白剤、消炎剤、賦活剤、血行促進剤、亜
鉛化合物以外の抗脂漏剤、植物抽出液、各種ビタミン
等、その他、通常、外用組成物に配合可能な薬効に係わ
る成分を、本発明の効果を損なわない範囲で配合するこ
とができる。
【0037】本発明において、「外用組成物」とは、外
皮に適用される化粧料、医薬品、医薬部外品等を意味
し、その剤形は、水溶液系、可溶化系、乳化系、粉末
系、油液系、ゲル系、軟膏系、エアゾール系、水−油2
層系、水−油−粉末3層系等、幅広い剤形を採り得る。
例えば、基礎化粧品であれば、洗顔料、化粧水、乳液、
クリーム、ジェル、エッセンス(美溶液)、パック・マ
スク等の製品形態で、上記の多様な剤形により、利用可
能である。また、メーキャップ化粧品であれば、ファン
デーション等の製品形態に広く利用可能である。さら
に、医薬品又は医薬部外品であれば、各種の軟膏剤等の
製品形態で広く適用が可能である。本発明外用組成物
は、剤形及び製品形態が、何ら限定されるものではな
い。
【0038】本発明外用組成物には、上記の所望する剤
形及び製品形態に応じて、上記必須成分や任意の薬効に
係わる成分に加えて、通常、外用組成物に利用される公
知の基剤成分を、本発明の効果が損なわれない範囲で配
合して、常法により製造することができる。
【0039】例えば、アボガド油、ツバキ油、月見草
油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ
油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ
油、パシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ油、
アマニ油、サフラワー油、綿油、エノ油、大豆油、落花
生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、本キ
リ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、トリオクタ
ン酸グリセリン、リイソパルミチン酸グリセリン等の液
体油脂;カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化シ油、パーム
油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、牛骨
脂、モクロ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化ヒマ
シ油等の固体油脂;ミツロウ、カデリラロウ、綿ロウ、
カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、鯨ロウ
モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポックロウ、酢
酸ラノリン、液状ラノン、サトウキビロウ、ラノリン脂
肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、還ラノリン、
ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラックロウ、POE
ラノリンアルコールエーテル、POEラノリンアルコー
ルアセテート、POEコレステロールエーテル、ラノリ
ン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE水素添加ラノ
リンアルコールエーテル等のロウ類;流動パラフィン、
オゾケライト、スクワレン、リスタン、パラフィン、セ
レシン、スクワレン、ワセリン、マイクロクリスタンワ
ックス等の油分等の炭化水素油;ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン、ステアリン酸、ベヘン(ベヘニン)
酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステリン酸、ウンデ
シレン酸、トール酸、イソステアリン酸、リノール酸、
リノレン酸、エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサ
ヘキサエン酸(DHA)等の級脂肪酸;ラウリルアルコ
ール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ヘニ
ルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコ
ール、セトステアルアルコール等の直鎖アルコール、モ
ノステアリルグリセリンエーテル(バチアルコール)、
2−デシルテトラデシノール、ラノリンアルコール、コ
レステール、フィトステロール、ヘキシルドデカノー
ル、イソステアリルアルコールオクチルドデカノール等
の分枝鎖アルコール等の高級アルコール;ミリスチンイ
ソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチル
ドデシル、パルミチ酸イソプロピル、ステアリン酸ブチ
ル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミスチル、オレ
イン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳
酸セチル乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸
イソセチル、イソステアリン酸ソセチル、12−ヒドロ
キシステアリル酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキル
酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸
エステル、モノイソテアリン酸N−アルキルグリコー
ル、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジ
イソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセ
リン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリメチロールプロ
パン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、
テトラ−2−エチルヘキシル酸ペンタンエリスリトー
ル、トリ−2−エチルヘキシル酸グリセリン、トリイソ
ステアリン酸トリメチロールプロパン、セチル−2−エ
チルヘキサノエート、2−エチルヘキシルパルミテー
ト、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−2−ヘプチル
ウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエス
テル、オレイン酸オイル、セトステアリルアルコール、
アセトグリセライド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデ
シル、アジピン酸ジイソブチル、N−ラウロイル−L−
グルタミン酸−2−オクチルドデシルエステル、アジピ
ン酸ジ−2−ヘプチルウンデシル、エチルラウレート、
セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−
ヘキシルデシル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、ア
ジピン酸2−ヘキシルデシル、セバチン酸ジイソプロピ
ル、コハク酸2−エチルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブ
チル、酢酸アミル、クエン酸トリエチル等の合成エステ
ル油;ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシ
ロキサン,メチルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖
状ポリシロキサン、デカメチルポリシロキサン,ドデカ
メチルポリシロキサン,テトラメチルテトラハイドロジ
ェンポリシロキサンなどの環状ポリシロキサン、3次元
網目構造を形成しているシリコン樹脂、シリコンゴム等
のシリコン類;セッケン用素地、ラウリン酸ナトリウ
ム、パルミチン酸ナトリウム等の脂肪酸セッケン、ラウ
リル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸K等の高級アルキル
硫酸エステル塩、POEラウリル硫酸トリエタノールア
ミン、POEラウリル硫酸ナトリウム等のアルキルエー
テル硫酸エステル塩、ラウロイルサルコシンナトリウム
等のN−アシルサルコシン酸、N−ミリストイル−N−
メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリ
ッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム
等の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、POEオレイルエ
ーテルリン酸ナトリウム、POEステアリルエーテルリ
ン酸等のリン酸エステル塩、ジ−2−エチルヘキシルス
ルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノー
ルアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウ
ム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸
ナトリウム等のスルホコハク酸塩、リニアドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンス
ルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベンゼ
ンスルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、N−
ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステアロ
イルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル−L
−グルタミン酸モノナトリウム等のN−アシルグルタミ
ン酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等
の高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、ロート油等の硫
酸化油、POEアルキルエーテルカルボン酸、POEア
ルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α−オレフィンス
ルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級ア
ルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミ
ド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタノールアミドコ
ハク酸ナトリウム、N−パルミトイルアスパラギン酸ジ
トリエタノールアミン、カゼインナトリウム等のアニオ
ン系界面活性剤;塩化ステアリルトリメチルアンモニウ
ム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等のアルキル
トリメチルアンモニウム塩、塩化ジステアリルジメチル
アンモニウムジアルキルジルキルジメチルアンモニウム
塩、塩化ポリ( N,N' −ジメチル−3, 5−メチレン
ピペリジニウム) 、塩化セチルピリジニム等のアルキル
ピリジニウム塩、アルキル四級アンモニウム塩、アルキ
ルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルイソキノ
リニウム塩、ジアルキルモリホニウム塩、POEアルキ
ルアミン、アルキルアミン塩、ポリアミン脂肪酸誘導
体、アミルアルコール脂肪酸誘導体、塩化ベンザルコニ
ウム、塩化ベンゼトニウム等のカチオン系界面活性剤;
2−ウンデシル−N,N, N−( ヒドロキシエチルカル
ボキシメチル) −2−イミダゾリンナトリウム、2−コ
コイル−2−イミタゾリニウムヒドロキサイド−1−カ
ルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等の、イミダゾリン
系両性界面活性剤、2−ヘプタデシル−N−カルボキシ
メチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイ
ン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベ
タイン、アミドベタイン、スルホベタイン等のベタイン
系界面活性剤等の両性界面活性剤;ソルビタンモノオレ
エート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタン
モノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビ
タンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、
ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシ
ル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘ
キシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪
酸エステル類、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエル
カ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノス
テアリン酸グリセリン、α, α' −オレイン酸ピログル
タミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリン
ゴ酸等のグリセリンポリグリセリン脂肪酸類、モノステ
アリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコー
ル脂肪酸エステル類、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリン
アルキルエーテル、ポリオキシエチレン・メチルポリシ
ロキサン共重合体等の親油性非イオン界面活性剤;PO
Eソルビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノ
ステアレート、POE−ソルビタンモノオレート、PO
E−ソルビタンテトラオレエート等のPOEソルビタン
脂肪酸エステル類、POE−ソルビットモノラウレー
ト、POE−ソルビットモノオレエート、POE−ソル
ビットペンタオレエート、POE−ソルビットモノステ
アレート等のPOEソルビット脂肪酸エステル類、PO
E−グリセリンモノステアレート、POE−グリセリン
モノイソステアレート、POE−グリセリントリイソス
テアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エステル類、P
OEモノオレエート、POEジステアレート、POEモ
ノジオレエート、システアリン酸エチレングリコール等
のPOE脂肪酸エステル類、POEラウリルエーテル、
POEオレイルエーテル、POEステアリルエーテル、
POEベヘニルエーテル、POE2−オクチルドデシル
エーテル、POEコレスタノールエーテル等のPOEア
ルキルエーテル類、POEオクチルフェニルエーテル、
POEノニルフェニルエーテル、POEジノニルフェニ
ルエーテル等のPOEアルキルフェニルエーテル類、ブ
ルロニック等のプルアロニック型類、POE・POPセ
チルエーテル、POE・POP2−デシルテトラデシル
エーテル、POE・POPモノブチルエーテル、POE
・POP水添ラノリン、POE・POPグリセリンエー
テル等のPOE・POPアルキルエーテル類、テトロニ
ック等のテトラPOE・テトラPOPエチレンジアミン
縮合物類、POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油、PO
E硬化ヒマシ油モノイソステアレート、POE硬化ヒマ
シ油トリイソステアレート、POE硬化ヒマシ油モノピ
ログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、PO
E硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOEヒマシ油硬化ヒマ
シ油誘導体、POEソルビットミツロウ等のPOEミツ
ロウ・ラノリン誘導体、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミ
ド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂肪酸イソプロ
パノールアミド等のアルカノールアミド、POEプロピ
レングリコール脂肪酸エステル、POEアルキルアミ
ン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エステル、PO
Eノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、アルキルエ
トキシジメチルアミンオキシド、トリオレイルリン酸等
の親水性非イオン界面活性剤;メチルパラベン、エチル
パラベン、ブチルパラベン等の防腐剤;エデト酸ナトリ
ウム塩、EDTA等の金属イオン封鎖剤;アラアビアガ
ム,トラガカントガム,ガラクタン,グアガム,キャロ
ブガム,カラヤガム,カラギーナン,ペクチン,カンテ
ン,クインスシード(マルメロ),アルゲコロイド(カ
ッソウエキス),デンプン(コメ,トウモロコシ,バレ
イショ,コムギ),グリチルリチン酸等の植物系高分
子、キサンタンガム,デキストラン,サクシノグルカ
ン,ブルラン等の微生物系高分子、コラーゲン,カゼイ
ン,アルブミン,ゼラチン等の動物系高分子等の天然の
水溶性高分子;カルボキシメチル、デンプン、メチルヒ
ドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子メチル
セルロース、ニトロセルロース、エチルセルロース、メ
チルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチル
セルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリ
ウム(CMC)、結晶セルロース、セルロース末等のセ
ルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸
プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子
等の半合成の水溶性高分子;ポリビニルアルコール、ポ
リビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリドン、カル
ボキシビニルポリマー( カーボポール) 、アルキル変性
カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分子、ポリエ
チレングリコール2000、4000、6000等のポ
リオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレン共重合体共重合系高分子、ポリアクリル
酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポリアクリル
アミド等のアクリル系高分子、ポリエチレンイミン、カ
チオンポリマー等の合成の水溶性高分子;ベントナイ
ト、ケイ酸A1Mg(ビーガム) 、ラポナイト、ヘクト
ライト、無水ケイ酸等の無機の水溶性高分子;カゼイ
ン、デキストリン、ゼラチン、ペクチン酸ナトリウム、
メチルセルロース、CMC、ヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、PVA、PVM、
PVP、ポリアクリル酸ナトリウム、カルボキシビニル
ポリマー、ローカストビーンガム、グアーガム、タマリ
ントガム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロ
ース、キサンタンガム、ケイ酸アルミニウムマグネシウ
ム、ベントナイト、ヘクトライト等の増粘剤;絹雲母
(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、
黒雲母、リチア雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシ
ウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニム、ケイ酸バリ
ウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸
ストロチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、
シリカ、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウ
ム、焼セッコウ、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、
ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、亜鉛化合
物以外の金属石鹸(パルミチン酸カルシウム、ステアリ
ン酸アルミニウム)、窒化ホウ素等の無機粉末、ポリア
ミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、ポリエチレン粉末、ポ
リメタクリル酸メチル粉末、ポリスチレン粉末、スチレ
ンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ベンゾグアナミン
樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉末、セルロース粉末等
の有機粉末等の粉末成分;二酸化チタン等の亜鉛化合物
以外の無機白色顔料、酸化鉄(ベンガラ),チタン酸鉄
等の無機赤色系顔料,γ−酸化鉄等の無機褐色系顔料、
黄酸化鉄,黄土等の無機黄色系顔料黒酸化鉄、カーボン
ブラック,低次酸化チタン等の無機黒色系顔料、マンゴ
バイオレット,コバルトバイオレット等の無機紫色系顔
料、酸化クロム,水酸化クロム,チタン酸コバルト等の
無機緑色系顔料、群青,紺青等の無機青色系顔料、酸化
チタンコーテッドマイカ,酸化チタンコーテッドオキシ
塩化ビスマス,酸化チタンコーテッドタルク,着色酸化
チタンコーテッドマイカ,オキシ塩化ビスマス,魚鱗箔
等のパール顔料,アルミニウムパウダー,カッパーパウ
ダー等の亜鉛化合物以外の金属粉末顔料、赤色201
号,赤色202号,赤色204号,赤色205号,赤色
220号,赤色226号,赤色228号,赤色405
号,橙色203号,橙色204号,黄色205号,黄色
401号及び青色404号などの有機顔料、赤色3号,
赤色104号,赤色106号,赤色227号,赤色23
0号,赤色401号,赤色505号,橙色205号,黄
色4号,黄色5号,黄色202号,黄色203号,緑色
3号,青色1号などのジルコニウム、バリウム又はアル
ミニウムレーキ等の有機顔料、クロロフィル,β−カロ
チン等の天然色素等、チタンイエロー、カーサミン、紅
花赤等の色剤等;香料、水、アルコール等を適宜配合す
ることができる。本発明外用組成物の具体的な処方につ
いては、後述する実施例において記載する。
【0040】
【実施例】次に、本発明を、実施例によりさらに具体的
に説明する。ただし、本発明の技術的範囲が、以下の実
施例により限定されるものではない。なお、配合量につ
いては、特に断わらない限り、その成分が配合される対
象に対する重量%で表示する。
【0041】〔試験例〕本発明外用組成物が、本発明の
所期の効果を示すか否かを評価するために、以下の試験
を行った。 1.紫外線防御試験(サンバーンセル産生抑制試験) 男子健常人において、チオール化合物及び/又は亜鉛化
合物の混合物を背中に塗布し、サンバーンセル(日焼け
により傷害を受けた表皮細胞:ヘマトキシリン・エオジ
ン染色により、均質なエオシン好染の細胞質と空胞化及
びヘマトキシリン好染の濃縮した核を有する細胞とし
て、確認することができる)の産生抑制作用について検
討した。
【0042】すなわち、上記男子健常人の背中に、3日
間、常法により調製した、下記の「チオール化合物・各
種金属化合物混合のW/O 乳化組成物」を塗布した。この
W/O乳化組成物の最終塗布24時間後に、前記の男子健常
人の背中に、2×105 J/m2の紫外線(UVB+UVA )を照
射し、さらに24時間後に、この男子健常人の背中の皮膚
を採取して、組織切片標本を作製し、ヘマトキシリン・
エオジン染色を実施した。
【0043】このようにして作製した組織染色標本のサ
ンバーンセル数を数え、その数によって、サンバーンセ
ル産生抑制作用を、以下の4つに分類した。その結果
を、第1表に示す。
【0044】チオール化合物・各種金属化合物混合のW/
O 乳化組成物の処方 グリセリンモノステアレート 0.5重量% イソステアリン酸 3.0 流動パラフィン 15.0 チオール化合物(第1表記載) 1.0 各種金属化合物(第1表記載) 1.0 精製水 79.5 判定基準 1mm2 当りのサンバーンセル数(X) ×:多くのサンバーンセルが認められた 2 個<X △:中程度のサンバーンセルが認められた 1 個<X ≦2 個 ○:わずかなサンバーンセルが認められた 0 個<X ≦1 個 ◎:サンバーンセルが認められなかった 0 個
【0045】
【表1】 第 1 表 ------------------------------------------------------- チオール化合物 各種金属塩 判定結果 ------------------------------------------------------- 無 無 × ------------------------------------------------------- 無 酸化アルミニウム × ------------------------------------------------------- 無 塩化マグネシウム × ------------------------------------------------------- 無 硫酸第一鉄 × ------------------------------------------------------- 無 酸化チタン × ------------------------------------------------------- 無 グルコン酸亜鉛 △ ------------------------------------------------------- 無 塩基性炭酸亜鉛 △ ------------------------------------------------------- 無 ステアリン酸亜鉛 △ ------------------------------------------------------- 無 ウンデシレン酸亜鉛 △ ------------------------------------------------------- 無 酸化亜鉛 △ ------------------------------------------------------- 無 ミリスチン酸亜鉛 △ ------------------------------------------------------- 無 ラウリン酸亜鉛 △ ------------------------------------------------------- グルタチオン 無 △ ------------------------------------------------------- N-アセチルシステイン 無 △ ------------------------------------------------------- グルタチオン グルコン酸亜鉛 ◎ ------------------------------------------------------- グルタチオン 塩基性炭酸亜鉛 ◎ ------------------------------------------------------- グルタチオン ステアリン酸亜鉛 ◎ ------------------------------------------------------- グルタチオン ウンデシレン酸亜鉛 ◎ ------------------------------------------------------- グルタチオン 酸化亜鉛 ◎ ------------------------------------------------------- グルタチオン ミリスチン酸亜鉛 ◎ ------------------------------------------------------- N-アセチルシステイン ラウリン酸亜鉛 ◎ ------------------------------------------------------- N-アセチルシステイン グルコン酸亜鉛 ◎ ------------------------------------------------------- 第1表により、グルタチオンやN-アセチルシステイン等
のチオール化合物の投与がサンバーンセルの産生抑制作
用を有し、亜鉛化合物にもわずかにサンバーンセルの産
生抑制作用が認められることが明らかになった。
【0046】そして、亜鉛化合物とチオール化合物を組
み合わせて用いることにより、驚くべきことに、サンバ
ーンセル産生抑制作用として表される紫外線防御作用が
飛躍的に増大することが明らかになった。
【0047】2.チオール化合物安定化試験 チオール化合物であるグルタチオンの匂いの安定化につ
いて、各種金属の塩及び酸化物の粉末を、グルタチオン
と組み合わせて配合して匂いの変化を評価した。
【0048】すなわち、第2表に記載した各種金属粉末
を含む、以下の処方の粉末混合水溶液を50℃で2週間
放置し、上記各水溶液の匂いの変化を専門パネル3名が
官能評価し、以下の基準で判定した。その結果を併せ
て、第2表に示す。
【0049】判定基準 ◎:全く不快臭がない ○:ほとんど不快臭はない △:わずかに不快臭がある ×:不快臭がある金属塩化合物混合水溶液処方 精製水 98.0重量% グルタチオン 1.0 各種金属塩化合物(第2表記載) 1.0
【0050】
【表2】 第 2 表 ------------------------------------------------------- 各種金属粉末 評価結果 ------------------------------------------------------- コントロール(精製水99%とグルタチオン1%)× ------------------------------------------------------- 酸化アルミニウム × ------------------------------------------------------- 硫酸アルミニウム × ------------------------------------------------------- 塩化マグネシウム × ------------------------------------------------------- 硫酸マグネシウム × ------------------------------------------------------- 硝酸マグネシウム × ------------------------------------------------------- 硫酸第一鉄 × ------------------------------------------------------- 酸化チタン × ------------------------------------------------------- アルミナ処理酸化チタン × ------------------------------------------------------- 硫酸亜鉛 ◎ ------------------------------------------------------- 炭酸亜鉛 ○ ------------------------------------------------------- グルコン酸亜鉛 ◎ ------------------------------------------------------- 塩基性炭酸亜鉛 ◎ ------------------------------------------------------- 塩化亜鉛 ◎ ------------------------------------------------------- ラウリン酸亜鉛 ○ ------------------------------------------------------- パルミチン酸亜鉛 ○ ------------------------------------------------------- パラフェノールスルフォン酸亜鉛 ◎ ------------------------------------------------------- ウンデシレン酸亜鉛 ◎ ------------------------------------------------------- ステアリン酸亜鉛 ○ ------------------------------------------------------- 第2表から明らかなように、グルタチオンに、亜鉛塩化
合物を加えた粉末混合水溶液は、いずれも不快臭がなく
安定であった。
【0051】したがって、グルタチオンに亜鉛塩化合物
を加えると不快臭がなく安定な外用組成物を製造するこ
とが可能である。下記の第3表、第4表及び第5表に記
載された処方により、乳液を製造し、上述の「チオール
化合物安定化試験」を行った。その結果を併せて、各表
に示す。
【0052】
【表3】 第 3 表 ----------------------------------------------------------------------- 実 施 例 比較例 1 2 3 4 5 1 ----------------------------------------------------------------------- 流動パラフィン 30.0 30.0 30.0 30.0 30.0 30.0 2-エチルヘキサン酸セチル 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 ホホバ油 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 ポリオキシアルキレン変性オルガノ ポリシロキサン 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 グルコン酸亜鉛 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 − 有機変性ベントナイト 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1,3-ブチレングリコール 5.0 − 5.0 5.0 5.0 5.0 EDTA.3Na.2H2O 0.5 0.5 − 0.5 0.5 0.5 酢酸トコフェロール 1.0 1.0 1.0 − 1.0 1.0 メチルパラベン 0.5 0.5 0.5 0.5 − 0.5 グルタチオン 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 精製水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ----------------------------------------------------------------------- 匂い評価 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ × -----------------------------------------------------------------------
【0053】
【表4】 第 4 表 ----------------------------------------------------------------------- 実 施 例 比較例 6 7 8 9 10 2 ----------------------------------------------------------------------- 流動パラフィン 30.0 30.0 30.0 30.0 30.0 30.0 2-エチルヘキサン酸セチル 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 ホホバ油 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 ポリオキシアルキレン変性オルガノ ポリシロキサン 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 塩基性炭酸亜鉛 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 − 有機変性ベントナイト 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1,3-ブチレングリコール 5.0 − 5.0 5.0 5.0 5.0 EDTA.3Na.2H2O 0.5 0.5 − 0.5 0.5 0.5 酢酸トコフェロール 1.0 1.0 1.0 − 1.0 1.0 メチルパラベン 0.5 0.5 0.5 0.5 − 0.5 N-アセチルシステイン 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 精製水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ----------------------------------------------------------------------- 匂い評価 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ × -----------------------------------------------------------------------
【0054】
【表5】 第 5 表 ----------------------------------------------------------------------- 実 施 例 比較例 11 12 13 14 15 3 ----------------------------------------------------------------------- 流動パラフィン 30.0 30.0 30.0 30.0 30.0 30.0 2-エチルヘキサン酸セチル 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 ホホバ油 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 20.0 ポリオキシアルキレン変性オルガノ ポリシロキサン 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 1.0 塩化亜鉛 5.0 5.0 5.0 5.0 5.0 − 有機変性ベントナイト 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1.5 1,3-ブチレングリコール 5.0 − 5.0 5.0 5.0 5.0 EDTA.3Na.2H2O 0.5 0.5 − 0.5 0.5 0.5 酢酸トコフェロール 1.0 1.0 1.0 − 1.0 1.0 メチルパラベン 0.5 0.5 0.5 0.5 − 0.5 グルタチオン 5.0 5.0 − − − 5.0 N-アセチルシステイン − − 5.0 5.0 5.0 − 抗酸化剤 − 1.0 − − − 1.0 抗酸化剤 − − 1.0 − 1.0 − 精製水 残余 残余 残余 残余 残余 残余 ----------------------------------------------------------------------- 匂い評価 ○ ◎ ◎ ○ ◎ × ----------------------------------------------------------------------- 抗酸化剤:ジブチルハイドロキシトルエン 抗酸化剤:ブチルハイドロキシアニソール 第3表〜第5表に示した結果から明らかなように、チオ
ール化合物と亜鉛化合物とを組み合わせて配合した、各
実施例の外用組成物は、過酷な条件で経時的に放置して
も、チオール化合物の変質等に由来すると考えられる不
快臭は認められず、極めて安定であることが判明した。
また、処方中に抗酸化剤を加えた場合には、チオール化
合物を、特に高濃度に配合した場合であっても、優れた
安定化効果を有していた。
【0055】以下に、本発明外用組成物の一般的な処方
例を、実施例として示す。以下のいずれの処方例におい
ても、処方中におけるチオール化合物は、50℃で2ヶ
月間放置しても安定であり、配合したチオール化合物の
変性等による、不快臭の発生は認められず、本発明外用
組成物は、いかなる剤形においても、チオール化合物の
安定性が飛躍的に向上しており、本発明の所期の効果の
一つを十分に発揮し得ることが判明した。
【0056】また、以下のいずれの処方例においても、
上述の紫外線防御試験において、サンバーンセルの生成
抑制作用を示し、チオール化合物と亜鉛化合物とを組み
合わせることによって、極めて優れた紫外線防御作用が
発揮され得ることが明らかになった。
【0057】〔実施例16〕 粉末入りジェル 以下に示す処方のジェルを、水相を攪拌溶解させ、その
中にアルコール相を添加し攪拌することにより調製し
た。
【0058】 成分 配合量(重量%) A.水相 精製水 残 余 ポリエチレングリコール400 5.0 プロピレングリコール 5.0 グリチルリチン酸ジカリウム 0.1 ヒアルロン酸ナトリウム 0.05 カルボキシビニルポリマー 0.5 苛性カリ 0.2 ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム 0.1 グルタチオン 0.5 グルコン酸亜鉛 0.5 B.アルコール相 エタノール 10.0 POE(25)オクチルドデシルエーテル 0.5 パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 0.05 酢酸トコフェロール 0.1 メチルパラベン 0.1 香料 適 量 〔実施例17〕 乳液(1) 以下に示す処方の乳液を、油性成分を水相成分に添加し
ながら乳化機で乳化することにより調製した。
【0059】 成分 配合量(重量%) A.油相 ステアリン酸 2.0 セタノール 1.0 ワセリン 2.0 流動パラフィン 9.0 2−エチルヘキサン酸セチル 1.0 ホホバ油 1.0 スクワラン 2.0 テトラ-2- エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール 3.0 メチルフェニルポリシロキサン 2.0 月見草油 0.5 ジパラメトキシケイヒ酸モノ-2- エチルヘキサン酸グリセリル 1.5 POE(10)モノオレート 0.1 ブチルパラベン 0.2 香料 適 量 B.水相 プロピレングリコール 5.0 1,3−ブチレングリコール 2.0 アルブチン 5.0 カルボキシビニルポリマー 0.2 トリエタノールアミン 0.2 N−アセチルシステイン 3.0 硫酸亜鉛 1.0 亜硫酸水素ナトリウム 0.5 精製水 残 余 〔実施例18〕 乳液(2) 実施例17と同様にして、以下の処方の乳液を調製し
た。
【0060】 成分 配合量(重量%) A.油相 ステアリン酸 2.0 セタノール 1.0 ワセリン 2.0 流動パラフィン 9.0 2−エチルヘキサン酸セチル 1.0 ホホバ油 1.0 スクワラン 2.0 テトラ-2- エチルヘキサン酸ペンタエリスリトール 3.0 メチルフェニルポリシロキサン 2.0 月見草油 0.5 パラアミノ安息香酸 1.5 POE(10)モノオレート 0.1 ステアリン酸処理微粒子酸化亜鉛 5.0 (平均粒径0.02μm) ブチルパラベン 0.2 香料 適 量 B.水相 プロピレングリコール 5.0 1,3−ブチレングリコール 2.0 アルブチン 5.0 カルボキシビニルポリマー 0.2 トリエタノールアミン 0.2 N−アセチルシステイン 3.0 亜鉛華 5.0 精製水 残 余 〔実施例19〕 クリーム(1) 以下に示す処方のクリームを、油性成分を水相成分に添
加しながら乳化機で乳化することにより調製した。
【0061】 成分 配合量(重量%) A.油相 ステアリン酸 2.0 ステアリルアルコール 7.0 還元ラノリン 2.0 オリーブ油 1.0 トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン 3.0 オクチルドデカノール 5.0 POE(25)セチルエーテル 3.0 グリセリルモノステアレート 2.0 サリチル酸オクチル 0.5 2−ヒドロキシ4メトキシベンゾフェノン 0.5 塩基性炭酸亜鉛 5.0 プロピルパラベン 0.3 香料 適 量 B.水相 1,3−ブチレングリコール 6.0 ジプロピレングリコール 3.0 グリセリン 4.0 トラネキサム酸 2.0 リン酸−L−アスコルビン酸マグネシウム 0.1 パントテン酸 0.1 グルタチオン 2.0 精製水 残 余 〔実施例20〕 クリーム(2) 実施例19と同様にして、以下の処方のクリームを調製
した。
【0062】 成分 配合量(重量%) A.油相 ステアリン酸 2.0 ステアリルアルコール 7.0 還元ラノリン 2.0 オリーブ油 1.0 トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン 3.0 オクチルドデカノール 5.0 POE(25)セチルエーテル 3.0 グリセリルモノステアレート 2.0 パラジメチルアミノ安息香酸2-エチルヘキシル 0.5 パルミチン酸デキストリン処理酸化亜鉛 5.0 (平均粒径0.04μm) ラウリン酸亜鉛 2.5 プロピルパラベン 0.3 香料 適 量 B.水相 1,3−ブチレングリコール 6.0 ジプロピレングリコール 3.0 グリセリン 4.0 トラネキサム酸 2.0 リン酸−L−アスコルビン酸マグネシウム 0.1 パントテン酸 0.1 グルタチオン 2.0 精製水 残 余 〔実施例21〕 二層型化粧水(1) 以下に示す処方の二層型化粧水を、水相を攪拌分散し、
この中にアルコール相を添加することにより調製した。
【0063】 成分 配合量(重量%) A.水相 精製水 残 余 プロピレングリコール 4.0 アラントイン 0.2 食塩 0.1 ベントナイト 1.0 タルク 0.5 セルロース末 0.5 シリカ 1.0 ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム 0.1 グルタチオン 0.5 塩基性炭酸亜鉛 1.0 B.アルコール相 エタノール 15.0 メチルパラベン 0.1 メントール 0.05 POE(60) グルセリルモノイソステアレート 0.5 酢酸トコフェロール 0.01 香料 適 量 〔実施例22〕 二層型化粧水(2) 実施例21と同様にして、以下の処方の二層型化粧水を
調製した。
【0064】 成分 配合量(重量%) A.水相 精製水 残 余 プロピレングリコール 4.0 アラントイン 0.2 食塩 0.1 ベントナイト 1.0 タルク 0.5 セルロース末 0.5 シリカ 1.0 ヒドロキシメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム 0.1 グルタチオン 0.5 ミリスチン酸亜鉛 1.5 微粒子酸化亜鉛 1.0 (平均粒径0.02μm) B.アルコール相 エタノール 15.0 メチルパラベン 0.1 メントール 0.05 POE(60) グルセリルモノイソステアレート 0.5 酢酸トコフェロール 0.01 香料 適 量 〔実施例23〕 ピールオフ型パック(1) 以下に示す組成のピールオフ型パックを、水相を攪拌溶
解し、この中にアルコール相を添加することにより調製
した。
【0065】 成分 配合量(重量%) A.水相 精製水 残 余 ポリエチレングリコール1500 5.0 ポリビニルアルコール 13.0 プラセンタエキス 0.3 N−アセチルシステイン 0.5 クエン酸亜鉛 1.0 微粒子酸化亜鉛 1.0 (平均粒径0.1μm) B.アルコール相 エタノール 7.0 POE(20)オレイルアルコールエーテル 1.0 メチルパラベン 0.2 ミリスチン酸処理微粒子酸化亜鉛 1.0 香料 適 量 〔実施例24〕 ピールオフ型パック(2) 実施例23と同様にして、以下の処方のピールオフ型パ
ックを調製した。
【0066】 成分 配合量(重量%) A.水相 精製水 残 余 ポリエチレングリコール1500 5.0 ポリビニルアルコール 13.0 プラセンタエキス 0.3 N−アセチルシステイン 0.5 グルタチオン 5.0 パラフェノールスルホン酸亜鉛 1.0 ピリチオン亜鉛 0.5 ステアリン酸亜鉛 0.2 硫酸亜鉛 0.2 亜鉛華 1.0 微粒子酸化亜鉛 1.0 (平均粒径0.1μm) B.アルコール相 エタノール 7.0 POE(20)オレイルアルコールエーテル 1.0 メチルパラベン 0.2 ミリスチン酸処理微粒子酸化亜鉛 1.0 香料 適 量 〔実施例25〕 日焼け止めクリーム(1) 以下に示す処方の日焼け止めクリームを、油性成分を水
相成分に添加しながら乳化機で乳化することにより調製
した。
【0067】 成分 配合量(重量%) A.油相 オクチルメトキシシンナメート 5.0 デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0 メチルポリキサン 5.0 POE グリセロールトリイソステアリン酸エステル 1.5 有機変性粘度鉱物(ベントン38) 0.5 シリコーンレジン 5.0 ビタミンEアセテート 0.05 メチルパラベン 0.5 アルミナ処理酸化チタン 5.0 ピリチオン亜鉛 1.0 香料 適 量 B.水相 1,3−ブチレングリコール 5.0 グリセリン 5.0 EDTA・3Na−2H2 O 0.5 グルタチオン 1.0 精製水 残 余 〔実施例26〕 日焼け止めクリーム(2) 実施例25と同様にして、以下の処方の日焼け止めクリ
ームを調製した。
【0068】 成分 配合量(重量%) A.油相 オクチルメトキシシンナメート 5.0 デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0 メチルポリキサン 5.0 POE グリセロールトリイソステアリン酸エステル 1.5 有機変性粘度鉱物(ベントン38) 0.5 シリコーンレジン 5.0 ビタミンEアセテート 0.05 メチルパラベン 0.5 アルミナ処理酸化チタン 5.0 シリコーン処理酸化亜鉛 5.0 (平均粒径0.02μm、シリコーン処理は特公平1−54381号公報記載 の方法にて処理した。) ウンデシレン酸亜鉛 0.3 香料 適 量 B.水相 1,3−ブチレングリコール 5.0 グリセリン 5.0 EDTA・3Na−2H2 O 0.5 グルタチオン 1.0 精製水 残 余
【0069】
【発明の効果】本発明により、チオール化合物の、太陽
の紫外線等の皮膚傷害要因から、人体を防御する作用を
相乗的に向上させ、しかも、かかるチオール化合物を安
定性よく、かつ、不快臭を発生させないで、上記機能
を、外用組成物において発揮させる手段が提供される。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年2月8日(1999.2.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】例えば、アボガド油、ツバキ油、月見草
油、タートル油、マカデミアナッツ油、トウモロコシ
油、ミンク油、オリーブ油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ
油、パーシック油、小麦胚芽油、サザンカ油、ヒマシ
油、アマニ油、サフラワー油、綿油、エノ油、大豆油、
落花生油、茶実油、カヤ油、コメヌカ油、シナギリ油、
本キリ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリセリン、トリオ
クタン酸グリセリン、トリイソパルミチン酸グリセリン
等の液体油脂;カカオ脂、ヤシ油、馬脂、硬化ヤシ油、
パーム油、牛脂、羊脂、硬化牛脂、パーム核油、豚脂、
牛骨脂、モクロ核油、硬化油、牛脚脂、モクロウ、硬化
ヒマシ油等の固体油脂;ミツロウ、カンデリラロウ、綿
ロウ、カルナウバロウ、ベイベリーロウ、イボタロウ、
鯨ロウ、モンタンロウ、ヌカロウ、ラノリン、カポック
ロウ、酢酸ラノリン、液状ラノリン、サトウキビロウ、
ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、
ラノリン、ジョジョバロウ、硬質ラノリン、セラック
ロウ、POEラノリンアルコールエーテル、POEラノ
リンアルコールアセテート、POEコレステロールエー
テル、ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール、POE
水素添加ラノリンアルコールエーテル等のロウ類;流動
パラフィン、オゾケライト、スクワレン、プリスタン、
パラフィン、セレシン、スクワラン、ワセリン、マイク
ロクリスタンワックス等の油分等の炭化水素油;ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベ
ヘン(ベヘニン)酸、オレイン酸、12−ヒドロキシ
テアリン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリ
ン酸、リノール酸、リノレン酸、エイコサペンタエン酸
(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等の高級
肪酸;ラウリルアルコール、セチルアルコール、ステア
リルアルコール、ベヘニルアルコール、ミリスチルアル
コール、オレイルアルコール、セトステアリルアルコー
ル等の直鎖アルコール、モノステアリルグリセリンエー
テル(バチルアルコール)、2−デシルテトラデカノー
ル、ラノリンアルコール、コレステロール、フィトステ
ロール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコ
ール、オクチルドデカノール等の分枝鎖アルコール等の
高級アルコール;ミリスチン酸イソプロピル、オクタン
酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン
イソプロピル、ステアリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキ
シル、ミリスチン酸ミリスチル、オレイン酸デシル、ジ
メチルオクタン酸ヘキシルデシル、乳酸セチル、乳酸ミ
リスチル、酢酸ラノリン、ステアリン酸イソセチル、イ
ソステアリン酸イソセチル、12−ヒドロキシステア
ン酸コレステリル、ジ−2−エチルヘキシル酸エチレン
グリコール、ジペンタエリスリトール脂肪酸エステル、
モノイソテアリン酸n−アルキルグリコール、ジカプリ
ン酸ネオペンチルグリコール、リンゴ酸ジイソステアリ
ル、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−
2−エチルヘキシル酸トリメチロールプロパン、トリイ
ソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−
エチルヘキシル酸ペンタエリスリトール、トリ−2−エ
チルヘキシル酸グリセリン、トリイソステアリン酸トリ
メチロールプロパン、セチル−2−エチルヘキサノエー
ト、2−エチルヘキシルパルミテート、トリミリスチン
酸グリセリン、トリ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセ
ライド、ヒマシ油脂肪酸メチルエステル、オレイン酸
レイル、セトステアリルアルコール、アセトグリセライ
ド、パルミチン酸2−ヘプチルウンデシル、アジピン酸
ジイソブチル、N−ラウロイル−L−グルタミン酸−2
−オクチルドデシルエステル、アジピン酸ジ−2−ヘプ
チルウンデシル、エチルラウレート、セバシン酸ジ−2
−エチルヘキシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、
パルミチン酸2−ヘキシルデシル、アジピン酸2−ヘキ
シルデシル、セバシン酸ジイソプロピル、コハク酸2−
エチルヘキシル、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミ
ル、クエン酸トリエチル等の合成エステル油;ジメチル
ポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン,メチ
ルハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサ
ン、デカメチルポリシロキサン,ドデカメチルポリシロ
キサン,テトラメチルテトラハイドロジェンポリシロキ
サンなどの環状ポリシロキサン、3次元網目構造を形成
しているシリコーン樹脂、シリコーンゴム等のシリコー
類;セッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、パルミ
チン酸ナトリウム等の脂肪酸セッケン、ラウリル硫酸ナ
トリウム、ラウリル硫酸K等の高級アルキル硫酸エステ
ル塩、POEラウリルエーテル硫酸トリエタノールアミ
ン、POEラウリルエーテル硫酸ナトリウム等のアルキ
ルエーテル硫酸エステル塩、ラウロイルサルコシンナト
リウム等のN−アシルサルコシン、N−ミリストイル
−N−メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチル
タウリッドナトリウム、ラウリルメチルタウリッドナト
リウム等の高級脂肪酸アミドスルホン酸塩、POEオレ
イルエーテルリン酸ナトリウム、POEステアリルエー
テルリン酸等のリン酸エステル塩、ジ−2−エチルヘキ
シルスルホコハク酸ナトリウム、モノラウロイルモノエ
タノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナト
リウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハ
ク酸ナトリウム等のスルホコハク酸塩、リニアドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼ
ンスルホン酸トリエタノールアミン、リニアドデシルベ
ンゼンスルホン酸等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、
N−ラウロイルグルタミン酸モノナトリウム、N−ステ
アロイルグルタミン酸ジナトリウム、N−ミリストイル
−L−グルタミン酸モノナトリウム等のN−アシルグル
タミン酸塩、硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウ
ム等の高級脂肪酸エステル硫酸エステル塩、ロート油等
の硫酸化油、POEアルキルエーテルカルボン酸、PO
Eアルキルアリルエーテルカルボン酸塩、α−オレフィ
ンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二
級アルコール硫酸エステル塩、高級脂肪酸アルキロール
アミド硫酸エステル塩、ラウロイルモノエタノールアミ
ドコハク酸ナトリウム、N−パルミトイルアスパラギン
酸ジトリエタノールアミン、カゼインナトリウム等のア
ニオン系界面活性剤;塩化ステアリルトリメチルアンモ
ニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等のアル
キルトリメチルアンモニウム塩、塩化ジステアリルジメ
チルアンモニウム等のジアルキルジメチルアンモニウム
塩、塩化ポリ( N,N' −ジメチル−3, 5−メチレン
ピペリジニウム) 、塩化セチルピリジニム等のアルキル
ピリジニウム塩、アルキル四級アンモニウム塩、アルキ
ルジメチルベンジルアンモニウム塩、アルキルイソキノ
リニウム塩、ジアルキルモリホニウム塩、POEアルキ
ルアミン、アルキルアミン塩、ポリアミン脂肪酸誘導
体、アミルアルコール脂肪酸誘導体、塩化ベンザルコニ
ウム、塩化ベンゼトニウム等のカチオン系界面活性剤;
2−ウンデシル−N,N, N−( ヒドロキシエチルカル
ボキシメチル) −2−イミダゾリンナトリウム、2−コ
コイル−2−イミタゾリニウムヒドロキサイド−1−カ
ルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等のイミダゾリン系
両性界面活性剤、2−ヘプタデシル−N−カルボキシメ
チル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイ
ン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベ
タイン、アミドベタイン、スルホベタイン等のベタイン
系界面活性剤等の両性界面活性剤;ソルビタンモノオレ
エート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタン
モノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビ
タンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、
ソルビタントリオレエート、ペンタ−2−エチルヘキシ
ル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘ
キシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪
酸エステル類、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエル
カ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、モノス
テアリン酸グリセリン、α, α' −オレイン酸ピログル
タミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリン
ゴ酸等のグリセリン脂肪酸エステル類、モノステアリン
酸プロピレングリコール等のプロピレングリコール脂肪
酸エステル類、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキ
ルエーテル、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサ
ン共重合体等の親油性非イオン界面活性剤;POEソル
ビタンモノオレエート、POE−ソルビタンモノステア
レート、POE−ソルビタンテトラオレエート等のPO
Eソルビタン脂肪酸エステル類、POE−ソルビットモ
ノラウレート、POE−ソルビットモノオレエート、P
OE−ソルビットペンタオレエート、POE−ソルビッ
トモノステアレート等のPOEソルビット脂肪酸エステ
ル類、POE−グリセリンモノステアレート、POE−
グリセリンモノイソステアレート、POE−グリセリン
トリイソステアレート等のPOEグリセリン脂肪酸エス
テル類、POEモノオレエート、POEジステアレー
ト、POEモノジオレエート、ジステアリン酸エチレン
グリコール等のPOE脂肪酸エステル類、POEラウリ
ルエーテル、POEオレイルエーテル、POEステアリ
ルエーテル、POEベヘニルエーテル、POE2−オク
チルドデシルエーテル、POEコレスタノールエーテル
等のPOEアルキルエーテル類、POEオクチルフェニ
ルエーテル、POEノニルフェニルエーテル、POEジ
ノニルフェニルエーテル等のPOEアルキルフェニルエ
ーテル類、プルロニック等のプルロニック型類、POE
・POPセチルエーテル、POE・POP2−デシルテ
トラデシルエーテル、POE・POPモノブチルエーテ
ル、POE・POP水添ラノリン、POE・POPグリ
セリンエーテル等のPOE・POPアルキルエーテル
類、テトロニック等のテトラPOE・テトラPOPエチ
レンジアミン縮合物類、POEヒマシ油、POE硬化ヒ
マシ油、POE硬化ヒマシ油モノイソステアレート、P
OE硬化ヒマシ油トリイソステアレート、POE硬化ヒ
マシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエ
ステル、POE硬化ヒマシ油マレイン酸等のPOEヒマ
シ油硬化ヒマシ油誘導体、POEソルビットミツロウ等
のPOEミツロウ・ラノリン誘導体、ヤシ油脂肪酸ジエ
タノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、脂
肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールアミド、
POEプロピレングリコール脂肪酸エステル、POEア
ルキルアミン、POE脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸エス
テル、POEノニルフェニルホルムアルデヒド縮合物、
アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリオレイ
ルリン酸等の親水性非イオン界面活性剤;メチルパラベ
ン、エチルパラベン、ブチルパラベン等の防腐剤;エデ
ト酸ナトリウム塩、EDTA等の金属イオン封鎖剤;
ラビアガム,トラガカントガム,ガラクタン,グアガ
ム,キャロブガム,カラヤガム,カラギーナン,ペクチ
ン,カンテン,クインスシード(マルメロ),アルゲコ
ロイド(カッソウエキス),デンプン(コメ,トウモロ
コシ,バレイショ,コムギ),グリチルリチン酸等の植
物系高分子、キサンタンガム,デキストラン,サクシノ
グルカン,プルラン等の微生物系高分子、コラーゲン,
カゼイン,アルブミン,ゼラチン等の動物系高分子等の
天然の水溶性高分子;カルボキシメチル、デンプン、メ
チルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分
;メチルセルロース、ニトロセルロース、エチルセル
ロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒ
ドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロ
ースナトリウム(CMC)、結晶セルロース、セルロー
ス末等のセルロース系高分子、アルギン酸ナトリウム、
アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン
酸系高分子等の半合成の水溶性高分子;ポリビニルアル
コール、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルピロリ
ドン、カルボキシビニルポリマー( カーボポール) 、ア
ルキル変性カルボキシビニルポリマー等のビニル系高分
子、ポリエチレングリコール2000、4000、60
00等のポリオキシエチレン系高分子、ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレン共重合体共重合系高分子、ポ
リアクリル酸ナトリウム、ポリエチルアクリレート、ポ
リアクリルアミド等のアクリル系高分子、ポリエチレン
イミン、カチオンポリマー等の合成の水溶性高分子;ベ
ントナイト、ケイ酸AlMg(ビーガム) 、ラポナイ
ト、ヘクトライト、無水ケイ酸等の無機の水溶性高分
子;カゼイン、デキストリン、ゼラチン、ペクチン酸ナ
トリウム、メチルセルロース、CMC、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、PV
A、PVM、PVP、ポリアクリル酸ナトリウム、カル
ボキシビニルポリマー、ローカストビーンガム、グアー
ガム、タマリンドガム、ジアルキルジメチルアンモニウ
ム硫酸セルロース、キサンタンガム、ケイ酸アルミニウ
ムマグネシウム、ベントナイト、ヘクトライト等の増粘
剤;絹雲母(セリサイト)、白雲母、金雲母、合成雲
母、紅雲母、黒雲母、リチア雲母、バーミキュライト、
炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニ
ム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネ
シウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属
塩、マグネシウム、シリカ、ゼオライト、硫酸バリウ
ム、焼成硫酸カルシウム、焼セッコウ、リン酸カルシウ
ム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミッ
クパウダー、亜鉛化合物以外の金属石鹸(パルミチン酸
カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、窒化ホウ素
等の無機粉末、ポリアミド樹脂粉末(ナイロン粉末)、
ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル粉末、ポリ
スチレン粉末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉
末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリ四弗化エチレン粉
末、セルロース粉末等の有機粉末等の粉末成分;二酸化
チタン等の亜鉛化合物以外の無機白色顔料、酸化鉄(ベ
ンガラ),チタン酸鉄等の無機赤色系顔料,γ−酸化鉄
等の無機褐色系顔料、黄酸化鉄,黄土等の無機黄色系顔
、黒酸化鉄、カーボンブラック,低次酸化チタン等の
無機黒色系顔料、マンガンバイオレット,コバルトバイ
オレット等の無機紫色系顔料、酸化クロム,水酸化クロ
ム,チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料、群青,紺青
等の無機青色系顔料、酸化チタンコーテッドマイカ,酸
化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス,酸化チタンコ
ーテッドタルク,着色酸化チタンコーテッドマイカ,オ
キシ塩化ビスマス,魚鱗箔等のパール顔料,アルミニウ
ムパウダー,カッパーパウダー等の亜鉛化合物以外の金
属粉末顔料、赤色201号,赤色202号,赤色204
号,赤色205号,赤色220号,赤色226号,赤色
228号,赤色405号,橙色203号,橙色204
号,黄色205号,黄色401号及び青色404号など
の有機顔料、赤色3号,赤色104号,赤色106号,
赤色227号,赤色230号,赤色401号,赤色50
5号,橙色205号,黄色4号,黄色5号,黄色202
号,黄色203号,緑色3号,青色1号などのジルコニ
ウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料、
クロロフィル,β−カロチン等の天然色素等、チタンイ
エロー、カーサミン、紅花赤等の色剤等;香料、水、ア
ルコール等を適宜配合することができる。本発明外用組
成物の具体的な処方については、後述する実施例におい
て記載する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩井 一郎 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第1リサーチセンター内 (72)発明者 岩城 はるひ 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第1リサーチセンター内 Fターム(参考) 4C083 AA111 AA122 AB032 AB172 AB211 AB311 AB312 AB331 AB332 AB351 AB352 AB432 AB442 AC022 AC072 AC092 AC102 AC122 AC182 AC212 AC231 AC241 AC251 AC301 AC302 AC342 AC352 AC402 AC422 AC472 AC482 AC532 AC542 AC552 AC581 AC582 AC622 AC642 AC662 AC771 AC792 AC931 AD042 AD092 AD112 AD152 AD162 AD172 AD262 AD332 AD392 AD411 AD412 AD512 AD532 AD642 AD662 CC02 CC04 CC05 CC07 CC19 DD05 DD23 DD31 DD41 EE01 EE12 EE17 EE50 FF05

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チオール化合物及び亜鉛化合物を含有する
    外用組成物。
  2. 【請求項2】チオール化合物が、グルタチオン類又はシ
    ステイン類である、請求項1記載の外用組成物。
  3. 【請求項3】亜鉛化合物が、グルコン酸亜鉛、塩基性炭
    酸亜鉛、塩化亜鉛、ラウリン酸亜鉛、ミリスチン酸亜
    鉛、パルミチン酸亜鉛、パラフェノールスルホン酸亜
    鉛、ピリチオン酸亜鉛、ステアリン酸亜鉛、硫酸亜鉛、
    ウンデシレン酸亜鉛、酢酸亜鉛、ロジン酸亜鉛、リシノ
    ール酸亜鉛及びネオデカン酸亜鉛からなる群から選ばれ
    る1種又は2種以上の亜鉛化合物である、請求項1又は
    2記載の外用組成物。
  4. 【請求項4】亜鉛化合物が、酸化亜鉛である、請求項1
    又は2記載の外用組成物。
  5. 【請求項5】外用組成物が、皮膚傷害防止用外用組成物
    である、請求項1乃至4のいずれかの請求項記載の外用
    組成物。
  6. 【請求項6】皮膚傷害防止用外用組成物が防止する皮膚
    傷害が、紫外線曝露による皮膚傷害である、請求項5記
    載の外用組成物。
  7. 【請求項7】外用組成物が、紫外線防御用外用組成物で
    ある、請求項1乃至4のいずれかの請求項記載の外用組
    成物。
  8. 【請求項8】外用組成物が、メタロチオネイン産生促進
    用外用組成物である、請求項1乃至4のいずれかの請求
    項記載の外用組成物。
  9. 【請求項9】外用組成物が、含有されているチオール化
    合物が安定化されている外用組成物である、請求項1乃
    至8のいずれかの請求項記載の外用組成物。
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