JP2000226029A - 飲料用金属缶 - Google Patents

飲料用金属缶

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JP2000226029A
JP2000226029A JP11025636A JP2563699A JP2000226029A JP 2000226029 A JP2000226029 A JP 2000226029A JP 11025636 A JP11025636 A JP 11025636A JP 2563699 A JP2563699 A JP 2563699A JP 2000226029 A JP2000226029 A JP 2000226029A
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JP
Japan
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top wall
tab
score line
straw
metal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11025636A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Tashiro
泰 田代
Nobuhiko Kimura
宣彦 木村
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Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Can Corp
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Publication date
Application filed by Showa Aluminum Can Corp filed Critical Showa Aluminum Can Corp
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)
  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 飲み口をあけてもタブや頂壁の一部が缶から
離れることがなく、かつ飲み口をあけるさいに要する力
の小さい飲料用金属缶を提供する。さらに、缶を傾けた
状態で飲み口をあけても内部の飲料のあふれにくい飲料
用金属缶を提供する。 【解決手段】 頂壁にストロー差し入れ口形成用略U字
状スコアライン2bを形成し、頂壁における略U字状ス
コアライン2bの屈曲部内側にタブ5を取り付ける。タ
ブ5を引くと略U字状スコアライン2bの内側部分が頂
壁から切り起こされてストロー差し入れ口2cがあく。
スコアライン2cを頂壁略中央部に形成するとよい。ネ
ック部2aを形成し、ネック部2aに、ストロー4を巻
き付けた状態でかつ取り外し自在に取り付てもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、清涼飲料水などの
飲料をいれる飲料用金属缶に関する。特に、頂壁に形成
されたストロー差し入れ口からストローを差し入れて内
部の飲料を飲む飲料用金属缶に関する。
【0002】なお、本明細書において「略U字状」とい
う用語は、U字状のみならず、V字状や円弧状などの形
状も含むものとする。
【0003】
【従来の技術】従来、この種飲料用金属缶において、飲
み口をあけるためにプルタブとよばれるものやステイオ
ンタブと呼ばれるものが用いられている。
【0004】プルタブとは、頂壁に無端状のスコアライ
ンが形成され、頂壁におけるスコアラインの内側に、タ
ブの一端部わずかに中央より部分を取り付けたものであ
る。
【0005】そして、タブの他端部を引き起こすことに
より、タブの一端部で缶のスコアラインの内側をわずか
に缶内部に押し込み、この後タブとともに頂壁の一部を
頂壁の他部からめくりとるように切り起こして飲み口を
あけるようにしたものである。すなわちタブと頂壁の一
部とが缶から離れるようにしたものである。
【0006】ステイオンタブは、缶から切り離されたタ
ブおよび頂壁の一部が捨てられて環境保全上問題になっ
たために導入されたものである。これは、タブの中央や
や一端より部分を缶の頂壁に取り付け、タブの頂壁への
固定部分より他端側の部分を引き起こすことによって、
タブにおける頂壁への固定部分より一端側の部分で缶の
頂壁の一部を缶内に押し入れて飲み口をあけるようにし
たものである。この場合、タブは缶から離れない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記プルタブにおいて
は、タブおよび缶の頂壁の一部が缶から離れるため、こ
れが道路などに捨てられることが有り、環境保全上好ま
しくないという問題がある。
【0008】一方、ステイオンタブにおいては、タブの
中央やや一端より部分を缶の頂壁に固定し、タブの固定
部分より他端側の部分を引き起こすことによって、タブ
における頂壁への固定部分より一端側の部分で缶の頂壁
を缶内部に押し込んで飲み口をあける必要がある。しか
し、飲み口として十分な大きさを確保するため、タブの
缶への固定部分と缶の一端部との間に十分な長さが必要
となる。このため、タブの一端とタブの缶への固定部分
との長さがプルタブに比して大きくなり、タブを引き起
こすさいに大きな力が必要になる。これは、特に幼児や
高齢者が缶に開口をあけるさいに問題となる。
【0009】また、ステイオンタブにおいては、飲み口
を頂壁中央にあけることが困難であるため、缶を傾けた
状態でタブを引いて飲み口をあけると内部の飲料があふ
れ出ることがあるという問題もある。
【0010】本発明の目的は、上記課題を解決した、飲
み口をあけてもタブや頂壁の一部が缶から離れることが
なく、かつ飲み口をあけるさいに要する力の小さい飲料
用金属缶を提供することにある。
【0011】さらに、缶を傾けた状態で飲み口をあけて
も内部の飲料のあふれにくい飲料用金属缶を提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の飲料用金属缶は、頂壁にストロー差し入れ
口形成用略U字状スコアラインが形成され、頂壁におけ
る略U字状スコアラインの屈曲部内側に、タブが取り付
けられ、タブを引くと略U字状スコアラインの内側部分
が頂壁から切り起こされてストロー差し入れ口があくよ
うになされていることを特徴とするものである。
【0013】上記金属缶において、略U字状スコアライ
ンが、頂壁略中央部に形成されている場合がある。
【0014】また、ネック部が形成され、ネック部に、
ストローが巻き付けられた状態でかつ取り外し自在に取
り付けられていることもある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1および図2を参照して
本発明の1実施形態の飲料用金属缶について説明する。
【0016】飲料用金属缶(1) は、金属缶本体(2) を備
えている。金属缶本体(2) にはネック部(2a)が形成され
ている。ネック部(2a)には、内部にストロー(4) が収め
られた、例えばポリ塩化ビニール製の袋(3) が、ストロ
ー(4) がネック部(2a)に巻き付くような状態でかつ取り
外し自在に張り付けられている。なお、袋(3) は、缶本
体(2) から、人力により容易にはがせる程度の力で張り
付けられている。
【0017】缶本体(2) の頂壁略中央部には、ストロー
差し入れ口形成用略U字状スコアライン(2b)が形成され
ている。この実施形態の金属缶においては、特に、スコ
アラインの屈曲部内側が缶本体(2) の頂壁略中央部に位
置するように形成されている。そして缶本体(2) の頂壁
における略U字状スコアラインの屈曲部内側に、タブ
(5) の一端側わずかに中央より部分がリベット(5b)によ
って取り付けられている。
【0018】このような構成を有する飲料用金属缶(1)
においては、タブ(5) を引き起こすと、図2に示したよ
うに、略U字状スコアライン(2b)の内側部分が缶本体
(2) の頂壁から切り起こされて、缶本体(2) の頂壁略中
央部にストロー差し入れ口(2c)があけられる。
【0019】そして、ネック部(2a)から袋(3) を取り外
し、この後、ストロー差し入れ口(2c)に、袋(3) から取
り出したストロー(4) を差し入れて缶本体(2) 内の飲料
を飲む。
【0020】この飲料用金属缶(1) は金属缶本体(2) 内
に飲料を入れるので、缶本体(2) 内の圧力が高くなる炭
酸飲料にも使用できる。また、飲み口としてストロー差
し入れ口(2c)があけられ、この差し入れ口(2c)はストロ
ー(4) を差し入れるのに十分な大きさ、最大で10mm程度
であればよいので、差し入れ口(2) の開口面積を、従来
の飲料用金属缶においてプルタブやステイオンタブによ
ってあけられる飲み口の開口面積より小さくすることが
できる。従ってストロー差し入れ口(2c)すなわち飲み口
をあけるのに要する力は小さくなる。このため、老人や
幼児でも容易に飲み口(ストロー差し入れ口(2c))をあ
けることができる。
【0021】
【発明の効果】上記飲料用金属缶においては、タブを引
いてストロー差し入れ口を開けた後も、頂壁の一部およ
びタブか缶から離れないので環境保全上問題になること
がない。
【0022】さらに、タブの形状はプルタブの場合と変
わりなく、ステイオンタブのように飲み口をあけるのに
要する力が大きくなることがない。そして、スコアライ
ンを缶の頂壁略中央部に形成し、ストロー差し入れ口が
缶の頂壁略中央部にあくようにすれば、缶を多少傾けた
状態で差し入れ口をあけても内部の飲料が缶からあふれ
出にくくなる。
【0023】缶にネック部が形成され、ネック部にスト
ローを巻き付けた状態でかつ取り外し自在に取り付けれ
ば、別途ストローを用意する必要がない。また、缶の胴
部の径に比して径の小さいネック部にストローが巻き付
けられているので、缶の保管、運搬の際にストローが邪
魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態の飲料用金属缶におけるス
トロー差し入れ口をあける前の要部の斜視図である。
【図2】同飲料用金属缶におけるストロー差し入れ口を
あけた後の要部の斜視図である。
【符号の説明】
(1) 飲料用金属缶 (2) 金属缶本体 (2a) ネック部 (2b) スコアライン (2c) ストロー差し入れ口 (4) ストロー (5) タブ
フロントページの続き Fターム(参考) 3E062 AA04 BA04 BB06 BB10 3E084 AA02 AA22 AB01 CA01 CB01 CB02 CB04 CC01 GB08 GB12 GB17 KA12 KA15 KB01 LA03 LA06 LB02 LD30 3E093 AA03 AA11 BB01 DD01 EE20

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頂壁にストロー差し入れ口形成用略U字
    状スコアラインが形成され、 頂壁における略U字状スコアラインの屈曲部内側にタブ
    が取り付けられ、 タブを引くと略U字状スコアラインの内側部分が頂壁か
    ら切り起こされてストロー差し入れ口があくようになさ
    れていることを特徴とする飲料用金属缶。
  2. 【請求項2】 スコアラインが、頂壁略中央部に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の飲料用金属
    缶。
  3. 【請求項3】 ネック部が形成され、 ネック部に、ストローが巻き付けられた状態でかつ取り
    外し自在に取り付けられていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の飲料用金属缶。
JP11025636A 1999-02-03 1999-02-03 飲料用金属缶 Withdrawn JP2000226029A (ja)

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Cited By (3)

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Effective date: 20060404