JP3086241U - 飲料用伸縮ストロー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】この考案は、直線状ストローの一部にスプリン
グ機能を付けた、飲料用ストローに関するものである。 【解決手段】中空状の管（１）の一部に螺旋状の成形部
（２）を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】 【考案の属する技術分野】

この考案は直線状ストローの管を螺旋構造等にして、スプリング機能をもたせた 飲料用ストローに関するものである。

【従来の技術】

現在、一般に市販されているストローには、曲がりくねった形状のものと直線形 状のものがある。 曲線状のストローは管の中に飲料水が通る時の色やデザインを楽しむものであっ た。（目的は視覚によるの楽しさ） 一方、直線状のストローには伸縮式があるが飲料水を飲むことのみが目的である 。 いずれのストローも栓付容器の中に入れた状態で栓を閉め、再び栓を開けた ときストローに手を加える事無く、飲料水を飲むことが出来なかったり、困難で あった。 本考案はストロー自身にスプリング機能をもたせ容器の中にいれたまま栓を締め 、また栓を開けたとき手を使わずストローの使用出来るように工夫したものであ る。

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、栓付容器の飲料水を一度で飲みきれず、ストローをさしたままキャッ プで蓋を閉め、また栓を開けたときに手を加える事無くストローの使用が出来る ようにしたものである。 従来のストローを栓付容器に用いた場合、ストローの長さが固定長で縮む機能が ないため、栓付容器にいれたまま蓋を閉められなかった。 ストローの一部にスプリング機能をもたせ、ストローの長手方向に加わる押圧力 で縮み、またストローに加わる押圧力が無くなれば元の状態になる構造とした。 このことによりストローを栓付容器から取出すことなく、キャップで押しながら 蓋を締めることが出来る。 また、栓付容器のキャップの蓋を開けるとストローのスプリング機能で手を使う ことなく、元通りに伸びて栓付容器の飲み口よりストローの先端が出る。

【課題を解決するための手段】 いまその解決手段を図面に追いながら説明すれば、 （イ）吸引部分の直線部を除き全ストロー長の一部または全部を螺旋形状にする 。 （ロ）螺旋形状の外形幅は使用する栓付容器の飲み口の直径より小さくする。 （ハ）ストローの全長は栓付容器の全長より長くする。

【考案の実施の形態】

本考案は以上のような構造であるから、飲料水メーカの栓付容器に実装された状 態、又は栓付容器の飲み口から当ストローを差込み利用する。飲料水が栓付容器 に残った状態で持運びする場合でも、当ストローが栓付容器に差込まれた状態の まま、ストローの先を押え付けながら蓋を閉めて飲料水がこぼれることなく、持 ち運びや保管が出来る。 栓付容器から別の容器に直接注ぐときなど、当ストローが不要な場合には取り外 すこともできる。 なお、本考案の実施に当たっては次の如きのことが出来る。 （イ）本ストローの螺旋状部を蛇行状にする。 （ハ）本ストローの螺旋状部を蛇腹状にする。 （ニ）ストローの形状を変えてスプリング効果を利用したストローにする。 （ホ）本考案のストローを栓付容器に固定して利用する方法などがある。

【考案の効果】

ストローを差込んだまま、栓付容器の蓋が出来、また蓋を外せばストローが現れ る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の正面図

【図２】本考案の螺旋状部を蛇行状した図

【図３】本考案の螺旋状部を蛇腹状した図

【符号の説明】

１は直線部 ２は螺旋状部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】直線状ストローの一部にスプリング機能を
   持たせたストロー