JP2006103782A - 容器蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】 保形性を有しない合成樹脂からなる容器蓋であっても、プルタブを容器蓋から離脱させることなく、飲み口又は注ぎ口となる開口を大きく保持することができ、飲用しやすい容器蓋を提供すること。
【解決手段】 閉塞部2の周囲の一部を非破断状態に保持すると共にその他の部分を破断して、飲み口又は注ぎ口となる開口9を形成することが可能な、合成樹脂製の容器蓋であって、閉塞部2の奥部に設けられたプルタブ3と、閉塞部2の周囲に設けられた外縁破断予定部4及び外縁折返予定部5と、閉塞部2の奥側から延設され、外縁破断予定部4と協働して所定長さの延長部8を形成可能な中央破断予定部6と、閉塞部2の奥部であって、延長部8の形成予定部に設けられた、閉塞部2の開口状態を保持するための係止部7とを備えた容器蓋1である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プルタブを引き上げることによって、閉塞部の周囲を破断し、飲み口又は注ぎ口となる開口を形成することが可能な合成樹脂製の容器蓋に関する。
従来より、ジュースやビール等の飲料用容器としては、いわゆるプルトップ式の缶が用いられている。このプルトップ式缶は、以前は、プルタブが容器(本体)から離脱するタイプであり、このプルタブの散乱を防止するために、このプルタブを容器に係止することができる係止片を備えたプルトップ式缶が提案されていた(例えば、特許文献1及び2参照。)。その後、これらプルトップ式缶は改良され、プルタブが容器から離脱しないタイプのものが現在主流となっている(例えば、特許文献3参照。)。
実開平3−66829号公報 実開平3−72627号公報 特開2004−210318号公報
しかしながら、上記プルタブが容器から離脱しないタイプのプルトップ式缶を構成できるのは、プルタブが、金属からなって、閉塞部を押し込んでそのままの状態を保持して開口を維持することができる、いわゆる保形性を有するためである。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の課題は、保形性を有しない合成樹脂からなる容器蓋であっても、プルタブを容器蓋から離脱させることなく、飲み口又は注ぎ口となる開口を大きく保持することができ、飲用しやすい容器蓋を提供することにある。
本発明者らは、上記問題を解決すべく鋭意研究した結果、閉塞部に所定長さの延長部を形成可能な構成とすると共に、かかる延長部の形成予定部に係止部を設け、かかる延長部を利用して、より遠方に係止部を係止可能な構成とすることにより、保形性を有しない合成樹脂製の容器蓋であっても、タブ等の容器蓋の一部を容器蓋から離脱させることなく、飲み口となる開口を大きく保持することができることを見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、(1)閉塞部の周囲の一部を非破断状態に保持すると共にその他の部分を破断して、飲み口又は注ぎ口となる開口を形成することが可能な、合成樹脂製の容器蓋であって、前記閉塞部の奥部に設けられたプルタブと、前記閉塞部の周囲に設けられた外縁破断予定部及び外縁折返予定部と、前記閉塞部の奥側から延設され、前記外縁破断予定部と協働して所定長さの延長部を形成可能な中央破断予定部と、前記閉塞部の奥部であって、前記延長部の形成予定部に設けられた、前記閉塞部の開口状態を保持するための係止部とを備えたことを特徴とする容器蓋や、(2)係止部が、閉塞部の裏面側に設けられていることを特徴とする(1)に記載の容器蓋や、(3)係止部が、突起部であることを特徴とする(1)又は(2)に記載の容器蓋に関する。
また本発明は、(4)係止部を係止可能な被係止部を備えたことを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の容器蓋や、(5)中央破断予定部が外縁破断予定部に平行に設けられ、該外縁破断予定部と協働して所定長さの帯状延長部を形成可能なことを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の容器蓋や、(6)延長部の形成予定部に、ストロー挿入口を形成可能なストロー用折返予定部が設けられていることを特徴とする(1)〜(5)のいずれかに記載の容器蓋に関する。
さらに本発明は、(7) (1)〜(6)に記載の容器蓋と、容器本体とを備えたことを特徴とする包装用容器や、(8)容器本体がフランジを有し、該フランジに容器蓋の係止部を掛止して、該容器蓋の閉塞部の開口状態を保持可能なことを特徴とする(7)に記載の包装用容器や、(9)容器本体に液体内容物を充填し、該容器本体に(1)〜(6)のいずれかに記載の容器蓋をヒートシールして得られることを特徴とする容器入り飲料に関する。
本発明の容器蓋によれば、保形性を有しない合成樹脂からなる容器蓋であるにも拘わらず、プルタブを容器蓋から離脱させることなく、飲み口又は注ぎ口となる開口を大きく保持することができ、非常に飲用しやすい。
本発明の容器蓋としては、閉塞部の周囲の一部を非破断状態に保持すると共にその他の部分を破断して、飲み口又は注ぎ口となる開口を形成することが可能な、合成樹脂製の容器蓋であって、前記閉塞部の奥部に設けられたプルタブと、前記閉塞部の周囲に設けられた外縁破断予定部及び外縁折返予定部と、前記閉塞部の奥側から延設され、前記外縁破断予定部と協働して所定長さの延長部を形成可能な中央破断予定部と、前記閉塞部の奥部であって、前記延長部の形成予定部に設けられた、前記閉塞部の開口状態を保持するための係止部とを備えた容器蓋であれば特に制限されるものではなく、本発明の容器蓋によれば、保形性を有しない合成樹脂からなる容器蓋であるにも拘わらず、プルタブを容器蓋から離脱させることなく、飲み口又は注ぎ口となる開口を大きく保持することができ、非常に飲用しやすい。
前記閉塞部としては、その周囲が破断されることにより、飲み口又は注ぎ口となる開口を形成することができるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、蓋の中央部から手前側(口付側)にかけて設けられた、(手前側が下方になるように)平面視して、二等辺三角形、しずく形等の閉塞部を挙げることができる。前記プルタブとしては、閉塞部の奥部(口付側と反対側)、好ましくは奥部端部に設けられ、手で引き上げることにより閉塞部を開封できるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、リング状部材や、帯状部材等が挙げられる。
また、閉塞部の周囲に設けられた外縁破断予定部とは、上記プルタブを引き上げることにより破断される部分をいい、外縁折返予定部とは、上記プルタブを引き上げても非破断状態を保持する部分、すなわち容器蓋本体と連結した部分であり、それぞれ直線状、曲線状等特に制限されるものではなく、外縁折返予定部が設けられていることにより、閉塞部(プルタブ)が容器蓋本体から離脱することがない。かかる外縁折返予定部は、(手前側が下方になるように)平面視して、閉塞部の右上に直線状に形成されることが好ましい。右上に設けられることにより、右上に係止部を係止することができるので、右利きの者が、容易に開封(係止)することができる。かかる外縁破断予定部としては、例えば、容器蓋の表面側及び/又は裏面側に設けられた切り溝(薄肉部)を挙げることができる。また、外縁折返予定部としては、例えば、容器蓋の裏面に設けられた切り溝(薄肉部)を挙げることができる。なお、外縁破断予定部及び外縁折返予定部は、当業者であれば切り溝の深さや幅等の形状を適宜設定することにより容易に区別して形成することができる。
また、閉塞部の奥側から延設され、前記外縁破断予定部と協働して所定長さの延長部を形成可能な中央破断予定部とは、閉塞部の内部に設けられ、上記外縁破断予定部と同様に、プルタブを引き上げることにより破断される部分をいい、直線状、曲線状等特に制限されるものではなく、外縁破断予定部に平行に設けられ、帯状延長部を形成可能なことが好ましい。このように、延長部が形成されることにより、係止部を閉塞部の手前側からより遠方に導くことが可能となって、閉塞部を深く折り返した状態で保持でき、開口を大きく保持することができる。特に、上記のように、中央破断予定部を外縁破断予定部に平行に設けることにより、所望の長さを有した延長部を形成することができる。
前記係止部としては、閉塞部の奥部であって、前記延長部の形成予定部に設けられた、前記閉塞部の開口状態を保持することができるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、突起状、鉤状、リング状等の係止部が挙げられ、突起部(突起状の係止部)であることが成形容易であることから好ましい。この突起部は、閉塞部の表面側又は裏面側に設けることができるが、係止が容易な点、安全面、及び美観の面から、裏側に設けることが好ましい。なお、前記プルタブが係止部としての機能を有することも可能であり、この場合も本発明の範囲に含まれる。この係止部に対応した被係止部としては、容器蓋本体や容器本体に設けることができ、それぞれ係止部の形状に対応した形状とすることができ、例えば、突起状部材を挿入する挿入口や、鉤状部材やリング状部材を掛止する突起状部材や鉤状部材等が挙げられる。
係止部と被係止部の特に好ましい組み合わせとしては、係止部が延長部の形成予定部の裏面に設けられた突起部であって、被係止部が容器本体のフランジ(容器フランジ)であることが好ましく、このような構成であることにより、非常に製造が容易となる。すなわち、係止部は単純な形状であり、また、容器フランジは通常の容器本体の成形においても形成されるものであるので、特別に被係止部を形成する必要がない。
また、本発明の容器蓋においては、延長部の形成予定部に、ストロー挿入口を形成可能なストロー用折返予定部が設けられていることが好ましい。すなわち、プルタブを引き上げることによる外縁破断予定部及び中央破断予定部の破断の進行を一端止めて小孔を形成することができるように、延長部の奥部にストロー用折返予定部を設けることが好ましい。ストロー用折返予定部としては、外縁折返予定部と同様に、例えば、閉塞部の裏面側に設けられた切り溝(薄肉部)を挙げることができる。このストロー用折返予定部を設けることにより、ストロー用折返予定部まで外縁破断予定部及び中央破断予定部を破断し、形成された小孔にストローを挿入して飲用することもできるし、ストロー用折返予定部を越えてすべての外縁破断予定部及び中央破断予定部を破断して、そのまま口を付けて飲用することもできる。
また、本発明の包装用容器としては、上記説明した本発明の容器蓋と、容器本体とを備えていれば特に制限されるものではなく、容器本体としては、フランジを有しているものが好ましいが、それ以外の形状は特に制限されない。また、容器本体としては、合成樹脂製、金属製のものが挙げられ、金属製の場合には、容器蓋とのヒートシールが可能なように、容器蓋との接着部(フランジ部)には合成樹脂層(熱可塑性樹脂層)が設けられていることが好ましい。また、合成樹脂製の場合には、特に容器蓋と同一材質であることが、分別回収する必要がないので好ましい。なお、容器本体の容量としては、特に制限されるものではないが、例えば、150〜300ml程度のものが挙げられる。
さらに、本発明の容器入り飲料としては、容器本体に液体内容物を充填し、該容器本体に上記容器蓋をヒートシールして得られるものであれば特に制限されるものではなく、容器本体としては、上述の通りである。液体内容物としては、流動性があるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、ジュース、ヨーグルト等が挙げられる。
以下、図面を参照しつつ、実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明の技術的範囲はこれらの例示に限定されるものではない。
図1(A)は、本発明の一実施形態に係る容器蓋の平面図であり、(B)は(A)に示される容器蓋の正面図であり、(C)は(A)に示される容器蓋の中央縦断面図である。図2は、図1に示される容器蓋の閉塞部周辺の拡大図であり、(A)は表面側を示し、(B)は裏面側を示す。図3は、本発明の他の実施形態に係る容器蓋の閉塞部周辺を示す図であり、(A)は表面側を示し、(B)は裏面側を示す。図4〜図6は、図1に示される容器蓋を用いた包装用容器(容器入り飲料)の斜視図であり、閉状態から開状態への状態を示す図である。
図1(A)〜(C)に示すように、本発明の一実施形態に係る容器蓋1は、閉塞部2の奥部に設けられたプルタブ3と、閉塞部2の周囲に設けられた外縁破断予定部4及び外縁折返予定部5と、閉塞部2の内部にその奥側から延設された中央破断予定部6と、閉塞部2の奥部の裏面側に設けられた突起状の係止部7とを備えている。
容器蓋1は、例えば、直径が8cm程度のポリプロピレンからなる円盤状部材であって、その中央部から手前側(口付側)にかけて幅3.5cm程度の、飲み口又は注ぎ口となる開口9(図5及び図6参照。)を形成することができるしずく状の閉塞部2が設けられている。図2(A)及び(B)に示すように、閉塞部2には、その裏面側の周囲に、その7〜8割程度を占める曲線状に形成された切り溝である外縁破断予定部4が設けられており、その外縁破断予定部4は、図2(A)に示すように、表面側からみると、左奥端部から右中央部にかけて延設されている。また、閉塞部2の裏面側の周囲の上記外縁破断予定部4以外の部分には、直線状に形成された切り溝である外縁折返予定部5が設けられており、図2(A)に示すように、表面側からみると、閉塞部の右奧部に設けられている。なお、外縁破断予定部4及び外縁折返予定部5は、溝の深さ及び幅等の形状が異なっている。
また、閉塞部2の内部の裏面側には、外縁破断予定部4に平行に切り溝である中央破断予定部6が設けられており、外縁破断予定部4と協働して、例えば、長さ3〜5cm、幅3〜10mm程度の帯状延長部8を形成することができる。また、閉塞部2の表面側の奧部端部には、直径2cm程度のリング状のプルタブ3の連結部が固着されており、このプルタブ3を引き上げることにより、前記外縁破断予定部4及び中央破断予定部6を破断して閉塞部2を開口状態とする。さらに、閉塞部2の裏面側奥部であって、帯状延長部8の形成予定部には突起状の係止部7が設けられており、この係止部7を係止することにより、閉塞部2の開口状態を保持することを可能としている。
また、図3に示すように、容器蓋1は、ストローを挿入してストローで飲用できるよう構成することもできる。すなわち、本発明の他の実施例に係る容器蓋は、帯状延長部8の形成予定部の奥側から5〜10mm程度の位置に、外縁破断予定部4及び中央破断予定部6を連結するよう、外縁破断予定部4及び中央破断予定部6に垂直に設けられた、ストロー挿入口を形成可能なストロー用折返予定部10(裏面側に形成された切り溝)が設けられている。すなわち、プルタブ3を引き上げることによる外縁破断予定部4及び中央破断予定部6の破断の進行を、ストロー用折返予定部10で一端止めて、小孔を形成することができるようになっている。なお、ストロー用折返予定部10を越えてすべての外縁破断予定部4及び中央破断予定部6を破断することにより、ストローを使用することなく、そのまま口を付けて飲用することも可能である。
以下、上記容器蓋1を用いた包装用容器(容器入り飲料)11の開封方法について説明する。
まず、図4に示す閉塞状態から、プルタブ3を手前側に引き上げることにより、外縁破断予定部4及び中央破断予定部6を同時に破断すると共に、ひねりを加えて、すべての外縁破断予定部4を破断する(図5参照。)。ついで、図6に示すように、係止部7を容器本体12のフランジ13に掛止することにより、閉塞部2を開口状態に保持する。このとき、閉塞部2及び延長部8は、閉塞部2の裏面側及び延長部8の表面側がそれぞれ上方に向いた逆V字状となり、閉塞部2及び延長部8がお互い近づく方向の力が働く。また、かかる閉塞部2(延長部8)には、閉塞状態に戻ろうとする力が働いており、これらの力を有効に利用して、確実に容器本体12のフランジ13に掛止して、開口状態を確実に保持することができる。
(A)は、本発明の一実施形態に係る容器蓋の平面図であり、(B)は(A)に示される容器蓋の正面図であり、(C)は(A)に示される容器蓋の中央縦断面図である。 図1に示される容器蓋の閉塞部周辺の拡大図であり、(A)は表面側を示し、(B)は裏面側を示す。 本発明の他の実施形態に係る容器蓋の閉塞部周辺を示す図であり、(A)は表面側を示し、(B)は裏面側を示す。 図1に示される容器蓋を用いた包装用容器(容器入り飲料)の斜視図であり、閉状態を示す。 図1に示される容器蓋を用いた包装用容器(容器入り飲料)の斜視図であり、閉状態から開状態への中間の状態を示す。 図1に示される容器蓋を用いた包装用容器(容器入り飲料)の斜視図であり、開状態を示す。
符号の説明
1 容器蓋
2 閉塞部
3 プルタブ
4 外縁破断予定部
5 外縁折返予定部
6 中央破断予定部
7 係止部
8 帯状延長部
9 開口
10 ストロー用折返予定部
11 包装用容器(容器入り飲料)
12 容器本体
13 フランジ

Claims (9)

  1. 閉塞部の周囲の一部を非破断状態に保持すると共にその他の部分を破断して、飲み口又は注ぎ口となる開口を形成することが可能な、合成樹脂製の容器蓋であって、
    前記閉塞部の奥部に設けられたプルタブと、
    前記閉塞部の周囲に設けられた外縁破断予定部及び外縁折返予定部と、
    前記閉塞部の奥側から延設され、前記外縁破断予定部と協働して所定長さの延長部を形成可能な中央破断予定部と、
    前記閉塞部の奥部であって、前記延長部の形成予定部に設けられた、前記閉塞部の開口状態を保持するための係止部とを備えたことを特徴とする容器蓋。
  2. 係止部が、閉塞部の裏面側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の容器蓋。
  3. 係止部が、突起部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の容器蓋。
  4. 係止部を係止可能な被係止部を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の容器蓋。
  5. 中央破断予定部が外縁破断予定部に平行に設けられ、該外縁破断予定部と協働して所定長さの帯状延長部を形成可能なことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の容器蓋。
  6. 延長部の形成予定部に、ストロー挿入口を形成可能なストロー用折返予定部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の容器蓋。
  7. 請求項1〜6に記載の容器蓋と、容器本体とを備えたことを特徴とする包装用容器。
  8. 容器本体がフランジを有し、該フランジに容器蓋の係止部を掛止して、該容器蓋の閉塞部の開口状態を保持可能なことを特徴とする請求項7に記載の包装用容器。
  9. 容器本体に液体内容物を充填し、該容器本体に請求項1〜6のいずれかに記載の容器蓋をヒートシールして得られることを特徴とする容器入り飲料。
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