JP2000225645A - 家具天板等の板部材の製造方法及び構造 - Google Patents

家具天板等の板部材の製造方法及び構造

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JP2000225645A
JP2000225645A JP9125799A JP9125799A JP2000225645A JP 2000225645 A JP2000225645 A JP 2000225645A JP 9125799 A JP9125799 A JP 9125799A JP 9125799 A JP9125799 A JP 9125799A JP 2000225645 A JP2000225645 A JP 2000225645A
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plate body
plate
edge
sheet
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JP9125799A
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Atsushi Fukuhara
敦志 福原
Hiroichi Matsumoto
博一 松本
Masataka Fujii
昌孝 藤井
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Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コーナー部を備えた天板の表面全体に、合成樹
脂製の表面シートを簡単にしかも美麗に貼着できるよう
にする。 【手段】熱可塑性合成樹脂からなる表面シート3を板本
体1′に重ね合わせ、表面シート3の素材の周縁をクラ
ンプ体36で真空テーブル32に押さえ固定し、表面シート
3の下方の領域を排気することにより、表面シート3
を、板本体1′の周縁部を包むように変形させる。その
際、板本体1′のコーナーエッジ25に横向き連通穴28と
下向き連通穴29とを設けることにより、真空吸着による
表面シート3の変形性と密着性とを確実ならしめる。ま
た、コーナーエッジ25の下面にリブ27等の表面積増大手
段を設けて、表面シート3の皺を吸収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属板や木、合板
等から成る板本体に合成樹脂製の表面シート(化粧シー
ト或いは化粧板とも言い換えてても良い)を貼着して成
る板部材の製造方法及び構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】机天板を始めとした家具天板や棚板など
の板部材はスチールや木、合板等を主材としているが、
傷の防止や美感等のため、メラミン樹脂等からなる合成
樹脂製の表面シート(化粧板)を貼着しているのが通常
である。そして、一般には、表面シートは板本体の上面
のみに貼着されており、板本体の側縁に合成樹脂製のエ
ッジ部材を沿設し、このエッジ部材により、前記ベース
板と化粧板との側縁をカバーするようにしている。
【0003】しかし、この構成では、表面シートの縁と
エッジ部材との間に微小な隙間ができて天板に一体感が
出ず、美観が良くないという不都合があった。この不都
合を解消するため、実開平5−23944号公報には、
天板を平面状基材と、その周囲に接着された凸湾曲面を
有する曲面基材とにより構成し、平面状基材の表面に先
着する合成樹脂製等の表面シートの周縁部を薄肉状に形
成し、この薄肉部を前記曲面基材の凸湾曲面に沿わせて
接着固定することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに、表面シートの周縁部だけを薄く形成するのは加工
が厄介である。また、表面シートは積層構造にすること
が一般的に行われているが、表面シートの周縁部だけを
薄肉に形成すると、薄肉部は層数が少なくなるため、耐
摩耗性や耐傷性が劣るなど、表面シートの機能が低下す
る虞があるという問題があった。
【0005】また、コーナー部に表面シートを巻き込む
と、表面シートがコーナー部の下面の箇所で皺になると
いう点も問題であった。
【0006】本発明は、これらの問題を解決することを
目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、板本体の表面
(上面)に、合成樹脂製の表面シートを、当該表面シー
トの周縁部で板本体の周縁部が包み込まれるようにして
貼着して成る板部材の製造方法と構造とに関する。
【0008】このうち製造方法は、請求項1に記載した
ように、板本体を、少なくともその周縁部全体がオーバ
ーハング状に露出する状態に台等で支持し、かつ、前記
表面シートの素材を前記板本体に上方から重なり得る状
態に配置して、表面シートを、その表面側の領域と裏面
側の領域とに空気が回り込まないように保持し、更に、
前記表面シートを軟化させて板本体に重ね合わせた状態
で、表面シートの裏側の領域に負圧を作用させると共
に、板本体における側部の側面と下面とのうち少なくと
もいずれか一方に開口した連通穴から前記表面シートを
真空吸着することにより、表面シートの周縁部を板本体
の周縁部に密着させる点に特徴を有する。
【0009】表面シートを軟化させる手段としては、当
該表面シートを熱可塑性樹脂製として、表面シートを加
熱するのが簡単で良い。また、表面シートは合成樹脂を
主体としておればよく、紙層等を含んでいても良い。な
お、本発明の方法では、表面シートの裏面か板本体の表
面に接着剤又は粘着剤層を予め設けておく(従って、貼
着とは接着と粘着との両方を含んでいる)。
【0010】板部材の構造に関する発明は請求項2及び
請求項3に記載されている。このうち請求項2の構造
は、前記板本体が、その大部分を構成するベース部材
と、ベース部材の側縁に固着したエッジ部材とから成っ
ており、前記エッジ部材の下面のうち前記ベース部材と
の隣接部に、エッジ部材の長手方向に沿って延びる切欠
き部を形成し、該切欠き部に前記表面シートの端縁を入
り込ませている。
【0011】また、請求項3に記載した構造は、板本体
のコーナー部の下面に、リブや溝等の表面積増大手段を
設けている点に特徴を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。本実施形態は、事務用机や会議用テ
ーブルなどの机類の天板に適用した例である。
【0013】≪第1実施形態(図1〜図4≫図1は天板
1の全体斜視図、図2(c)は図1のIIc−IIc視断面
図であり、天板1は板本体1と表面シート3とを備えて
いる。板本体1′は、平坦なベース部材2とその四周に
固着されたエッジ部材9とから成っており、エッジ部材
9は、図2(a)の分離図から容易に理解できるよう
に、当該エッジ部材9に突設したピン8の打ち込みによ
りベース部材2に固定されている。接着剤による接着や
嵌め込み等で固着しても良い。
【0014】エッジ部材9の上面と側面との連設部側及
び下面と側面との連設部は、それぞれ湾曲面の凸部9
a,9bになっている。さらに、エッジ部材9の下面側
のうち前記ベース部材2の側縁と隣接する箇所に、エッ
ジ部材9の長手方向に沿って延びる断面略V字状の切欠
き部9cが形成されている。換言すると、板本体1′の
縁部の下面に、エッジ部材9の全長にわたって延びる溝
が形成されている。なお、ベース部材2を切欠いて溝を
形成しても良いし、両方を切欠いて溝を形成しても良
い。ベース部材2の下面のうちエッジ部材9から離れ部
位に溝を形成しても良い。
【0015】表面シート3は、ベース部材2の表面(上
面)2aからエッジ部材9の下面まで覆うように、換言
するとエッジ部材9を包み込むような状態で広がってい
る。表面シート3は、後述する真空吸着を利用した方法
により、板本体1′に貼着固定されている。
【0016】ベース部材2は、本実施形態では集成材や
木材チップを圧縮成形したファイバーボードやインシュ
レーションボードからなる。他方、エッジ部材9は、前
記ピン8とその近傍(ベース部材2の側縁と隣接する箇
所)が硬質の合成樹脂で、エッジ部材9の周面(前記湾
曲面9a,9bの部位から切欠き部9cまで)の箇所は
やや軟質の合成樹脂材で構成された、いわゆる異材質成
形(二色成形)方法にて押出し成形されたものを用いて
いる。もちろん、単一材で形成してもよい。なお、ベー
ス部材2は金属板製であってもよいことは言うまでもな
い。
【0017】表面シート3は熱可塑性合成樹脂から成っ
ている。本実施形態の表面シート3は、図3に示すよう
に、第1〜第3の3つの層4a,4b,4cから成る基
材シート(フィルム)4と、該基材シート4の表面側に
設けた表面層(フイルム)5と、基材シート4の裏面側
に形成した粘着層6とにより構成されている。表面層5
は耐摩耗性の高い合成樹脂材料からなっている。
【0018】基材シート4は、第1層4a及び第3層4
cがランダムポリマーもしくはホモポリマー等からな
り、寸法安定性の高いポリプロピレン系樹脂フィルムか
ら成っている。第2層4b(第1層4aと第3層4cと
の間に介挿された層)は非結晶性であるアモルファスポ
リプロピレンフィルムからなっている。第2層4bは伸
縮性が高い層であり、該第2層4bを寸法安定性の高い
第1層4a及び第3層4cにてサンドイッチ状に挟むこ
とにより、後述する真空吸着を利用した成形性が高くな
る。
【0019】ポリオレフィン系樹脂は、熱可塑性エラス
トマーの一種であるポリオレフィン系ポリマーの結晶相
をいい、ポリエチレン樹脂(PE)及びポリプロピレン
樹脂(PP)等を含むが、本実施形態では、プロピレン
モノマーをベースとした結晶性のポリオレフィン樹脂を
使用している。表面シート5は、耐摩耗性の良いアイオ
ノマーフィルム又はEVOHフィルム( 厚さ80μ程度)
であり、その上に、耐傷性向上のためのポリエステルフ
ィルムコート、エポキシ樹脂のUVコートを施しても良
い。なお、本実施形態例では、表面シート3の全体とし
ての厚さが0.8mm程度である。
【0020】前記粘着層6は、第1層4aの前面にベタ
塗りするのではなく、ドット状に塗工したり、多数の平
行細線状等の拡散的パターンに塗工したりして、真空成
形方法にてベース部材2に合成樹脂シート3を接着する
に際して、粘着層6にいわゆる脱気通路が形成されるよ
うにしておくことにより、ベース部材2の表面と合成樹
脂シート3の裏面との間に気泡が残留しないように配慮
している。
【0021】なお、別の実施形態としては、前記基材シ
ート4における第3層4cの表面もしくは表面層5の裏
面に木目模様等の印刷層7を予め形成しておいても良い
し、耐熱性を向上させるために、第3層4cと表面層5
との間にアルミシート(或いはアルミ箔)を介挿してお
いても良い。さらに、他の実施形態として、基材シート
4を、第1層4aのみもしくは第1層4aと第2層4b
とからなるものとし、その表面に表面層5を張設した合
計2層〜3層の積層構造としても良い。
【0022】次に、図4に基づいて、真空整形装置10
を使用した製造方法(貼着方法)を説明する。真空成形
装置10は、図4(a)に示すように、上向きに開口し
たチェンバーボックス11を備えており、このチェンバ
ーボックス11の上端に、表面シート3の四周を掴持す
る枠状のクランプ体12を配置している。表面シート3
は、その粘着層6が下向きにした状態でクランプ枠12
に掴持されている。
【0023】チェンバーボックス11の内部に設けた昇
降台13上に、板本体1′を寝かせた状態で固定してい
る。板本体1′は、エッジ部材9がオーバーハング状に
露出した状態で昇降第13に載るように設定している。
昇降台13は、図示しない駆動手段(例えばエアシリン
ダ等)にて自在に昇降させることができる。
【0024】チェンバーボックス11には、真空ポンプ
等の真空発生源(図示せず)に接続された真空パイプ1
4と、圧縮空気発生機に連結した増圧パイプ15とを設
けており、それぞれにストッパー弁14a,15aが設
けられている。チェンバーボックス11に上方からぴっ
たり重なる蓋室16内には、加熱手段の一例として、赤
外線ランプ等のヒータ17が配置されている。
【0025】次に、工程を説明する。まず、図4(a)
に示すように、下降させた昇降台13に板本体1′をセ
ットしてから、クランプ枠12に表面シート3の四周を
装着する。これにより、表面シート3の表裏両側の領域
に空気が回り込まないようにくシールされ、チャンバー
ボックス11は密閉された状態になる。次いで、蓋室1
6にて表面シート3の上方を覆った状態で、ヒータ17
をONして表面シート3の全体を加熱する。この場合、
実施例における表面シート3の溶融温度よりやや低めの
105℃〜135℃程度に加熱する。
【0026】昇温につれて表面シート3が軟化し、表面
シート3はクランプ枠12の内側で垂れ下がるようにな
る(図4(a)の二点鎖線参照)。そこで、次に、増圧
パイプ15のストッパー弁15aを開き(減圧パイプ1
4のストッパー弁14aは閉止しておく)、圧縮空気を
チェンバーボックス11内に注入することにより、前記
軟化した表面シート3がほぼ水平状になるように保持さ
せる。
【0027】それから、図4(b)に示すように昇降台
13を上昇させて、板本体1′が表面シート3に接触す
る寸前で上昇を停止させる。次に、図4(b)に示すよ
うに、増圧パイプ15のストッパー弁15aを閉止し、
減圧パイプ14のストッパー弁14aを開いて、チェン
バーボックス11内の気圧を大気圧以下に減圧(真空)
にする。
【0028】これにより、ほぼ溶融状態に近い状態まで
軟化した表面シート3の中央部が板本体1′におけるベ
ース部材2の上面(平坦な表面2a)に密着するが、そ
のとき、粘着層6の脱気通路を介して空気がベース部材
2の四側方向に逃げ出し、平坦な表面2aに気泡が残ら
ないように接着できる。そして、図4(c)に示すよう
に、真空吸着作用により、表面シート3が、ベース部材
2の四周のエッジ部材9を包み込むように(巻き込むよ
うに)、板部材1′の裏面近傍まで入り込むように変形
しつつエッジ部材9に密着していき、これにより、表面
シート3が板本体1′に一体的に貼着される。
【0029】その後、チェンバーボックス11内の気圧
を大気圧状態に戻した後、蓋室16を除去し、クランプ
枠12から表面シート3の四周を取り外し、図2(c)
に示すように、エッジ部材9の凸湾曲した上下の凸部9
a,9bなどを含む周面に沿って軟質のローラ18で押
し付けて、表面シート3の皺を延ばしつつ、前記エッジ
部材9の四隅等の凸湾曲面に表面シート3を密着させ
る。次いで、後の工程(冷却後)で、周縁部シート3の
四周の余った部分を、前記切欠き部9の箇所に沿ってカ
ッター等にて切除してから、表面シート3の端部3aを
切欠き部9cの箇所に押し込み接着して、図2(c)の
状態にする。
【0030】以上の構成において、表面シート3の周端
部3aがエッジ部材9の切欠き部9に入り込んでいるた
め、作業者やユーザーがエッジ部材9の下面に指を掛け
ても表面シート3の端3aに指が引っ掛からず、このた
め、表面シート3が捲れる等の事故を無くすることがで
きる。また、搬送工程等において、他の物品が表面シー
ト3の端3aに引っ掛かって剥がれることもない。
【0031】また、表面シート3を軟化させて真空吸着
を利用して変形させることにより、表面シート3によっ
てエッジ部材9を被包するものであるため、表面シート
3が全体として等厚であっても、簡単な工程により、表
面シート3を、エッジ部材9の曲面に倣うように美麗に
曲げ形成することができる。
【0032】なお、表面シート3が汚れたら、これを剥
がして張り替えても良い。また、エッジ部材9に打痕が
付いた場合は、表面シート3を剥がした後、ベース板本
体2から不良のエッジ部材9のみを取り替えて、再度、
真空成形法にて表面シート3を張り替えるリサイクル使
用も可能となる。
【0033】≪第2実施形態(図5)≫図5は第2実施
形態を示しており、(a)は分離図、(b)は製造工程
の途中を示す図、(c)は製造後の断面図である。この
実施形態のエッジ部材19は、その内部に、長手方向に
延びる2つの中空穴20,21が形成されている(空と
を箇所は一つ又は3つ以上の複数でも良い)。この場
合、エッジ部材19の上部には前向きの凸部19aが形
成され、下部には下向きの凸部19bが形成されてい
て、両凸部19a,19bによって段が形成されてお
り、一方の中空穴20は上側の突出部19a内に設け、
他方の中空穴21は下向きの下向き凸部19b内に設け
ている。
【0034】そして、エッジ部材19の下面部のうち、
ベース部材2の側面に連設する部位に、当該エッジ部材
19の長手方向に沿って延びる断面略V字状の切欠き部
19cを形成している。さらに、下向きの凸部19b
に、前記中空穴21に連通する前向きの連通穴22と下
向きの連通穴23とを設けている。連通穴22,23
は、エッジ部材19の長手方向に沿って適当な間隔で複
数個ずつ形成している。なお、このエッジ部材19も、
ピン8及びその近傍を硬質の合成樹脂材とし、凸部19
b,19bは軟質の合成樹脂材にすることが好ましい。
エッジ部材19(9)は押し出し成形によって製造して
も良い。
【0035】本実施形態の天板1も、図4に示した真空
成形装置10を使用して表面シート3を板本体1′に貼
着することによって製造される。その場合、図4(c)
に示すようにチェンバーボックス11内の内部を減圧に
よって表面シート3をエッジ部材19の周面に密着させ
るに際して、下側の中空穴21の内部が下向き連通穴2
3から脱気されて、下部の中空穴21内が真空になるこ
とにより、前向きの連通穴22を介して表面シート3が
下部の凸部19bの側面方向に引き寄せられるため(図
5(b)の二点鎖線参照)、表面シート3をエッジ部材
19の裏面近傍まで巻き込むように密着させる効果が向
上する。
【0036】その後の工程にて、押圧用のローラ18に
て表面シート3をエッジ部材19の裏面にまで押し付け
ることにより、エッジ部材19の三次元の凸湾曲面に表
面シート3が皺なく密着させ、その後、図示しないカッ
タにて、表面シート3の素材の余分な部分を前記切欠き
部19cの箇所で切断除去し、当該切欠き部19cによ
る凹溝箇所に、表面シート3の端部3aを押し込んで入
り込ませる(図5(c)参照)。これにより、第1実施
形態と同様に、表面シート3の端3aの指や物が引っ掛
かることを無くすことができる。
【0037】そして、真空吸引用の連通穴22,23を
設けたことにより、表面シート3をエッジ部材10の表
面に引き寄せる機能が格段に向上するから、エッジ部材
19をその側面が二段凸湾曲となる複雑な断面形状に形
成した場合であっても、表面シート3をエッジ部材19
に確実に密着させることができ、その結果、エッジ部材
19のデザインの自由性を格段に向上できる。
【0038】≪実施形態の利点・変形例≫本発明の各実
施形態において、表面シート3を粘着剤(又は接着力の
弱い接着剤)で板本体1′に粘着(又は接着)すると、
真空成形法を利用して表面シート3を板本体1′に密着
させていることと、表面シート3を板本体1の下面まで
もぐり込ませて(巻き込ませて)いることと、表面シー
ト3の端3aを切欠き部9c,19cの箇所に入り込ま
せていることとの相乗作用により、運搬等や使用時にお
ける剥がれ事故を招来することなく、廃棄後に板本体
1′から表面シート3を剥がして分別する作業を容易に
なし得る利点がある。
【0039】また、前記基材シート4を、複数のポリオ
レフィンシートをその射出成形方向が互いに交叉するよ
うして積層した構造にすると、1枚のシートであれば縦
方向と横方向で伸縮性能が異なるが、縦横の伸縮性が均
一化される結果、寸法安定性も良好となると共に、引き
剥がし時に一方のみ裂けることがない利点がある。表面
シート3をポリオレフィン系樹脂製とするとは、焼却し
てもダイオキシンが発生しないため廃棄後の環境汚染の
問題がないと共に、資材のリサイクルに適している。
【0040】≪第3実施形態(図6〜図11≫図6〜図1
1では第3実施形態を示しており、図6は一部平面図、
図7は図6の VII-VII視断面図、図8(a)は図6のVI
IIa−VIIIa視断面図、図8(b)は図6のVIIIb−VI
IIb視断面図、図9〜図11は製造工程を示す図であ
る。
【0041】本実施形態では、板本体1′を構成するベ
ース部材2はスチール板等の金属板で製造されており、
その周縁部のうち四辺の箇所は、図8(b)に示すよう
に、折り返し片2bを備えた断面コ字状に折曲げ形成さ
れている(図9に示すように、ベース部材2の下面に
は、複数本の補強フレーム2cをスポット溶接等によっ
て固着している)。
【0042】そして、図6に示すように、ベース部材2
の4つのコーナー部は平面視直角状の切欠き切除されて
おり、このコーナー部の切除部24に、合成樹脂製(木
製でも良い)のコーナーエッジ25を脱落不能の状態に
強固に取付けている。コーナーエッジ25は平面視で円
弧状に湾曲し、かつ、図8(a)に示すように、水平方
向から見た状態でも円弧状に湾曲している。ベース部材
2のコーナー部にコーナーエッジ25を取付けているの
は、金属板製の板本体1′のコーナーエッジ25を平面
視及び側面視で湾曲した状態に曲げ加工することが困難
であるためである。
【0043】切除部24には、コーナーエッジ25に当
接する側板26が形成されている(側板26は、板本体
1′の表面部分を下向きに折り曲げることによって形成
されている。コーナーエッジ25を切除部24に強固に
取付ける手段は図では省略しているが、例えば、コーナ
ーエッジ25の側面に係合爪を設ける一方、切除部24
の側板26に、前記係合爪が嵌まり係合する係合穴を設
けるなどすれば良い。切除部24に係合突起を設けて、
コーナーエッジ25に係合穴を設けるなどしても良い。
また、ねじ止め等によって固定しても良い。
【0044】コーナーエッジ25の下面には、当該コー
ナーエッジ25の下面の表面積を増大させる表面積増大
手段の一例として、平面視で対角方向に延びる複数本の
リブ27を設けている。さらに、コーナーエッジ25に
は、平面視で対角方向に延びると共に両端を開口した横
向き連通穴28と、この横向き連通穴28に連通した状
態で下方に開口した下向き連通穴29とが形成されてい
る。横向き連通穴28はリブ27を避けた状態で複数本
並設されている。切除部24の側板26には、横向き連
通穴28と連通した逃がし穴30が空いている。
【0045】図では1本の横向き連通穴28に1本の下
向き連通穴29が連設されているが、1本の横向き連通
穴28に複数本の下向き連通穴29を連通させても良
い。なお、リブ27は放射状に延びる形状でも良いし、
また、対角方向と直交した方向に延びる状態などでも良
く、位置や平面形状、断面形状、個数等は必要に応じて
自由に変更できる。
【0046】表面シート3は、ベース部材2の折り返し
片2bの下面全体及びコーナーエッジ25の下面全体を
覆う状態で板本体1′に貼り付けられている。コーナー
エッジ25の下面にリブ27が形成されているため、表
面シート3の周縁部はリブ27を包むように変形してい
る。
【0047】次に、板本体1′に表面シート3を貼り付
けるための真空吸着式貼着装置31を、図9〜図11に
基づいてを説明する。図9は貼着装置31の全体を示す
概略断面図であり、貼着装置31は、中空状に形成され
た真空テーブル32と、その上方に配置されたヒータ1
7とを備えている。真空テーブル32には、真空ポンプ
等の真空源に接続された排気口33を設けている。真空
テーブル32の上面には、板本体1′を載せる載置台3
4を設けており、かつ、真空テーブル32の上板のうち
少なくとも載置台34の周囲の部位には、上下に開口し
た通気穴35が多数空けられている。なお、真空テーブ
ル32は図4のようなチャンバー11で囲う必要はな
い。
【0048】貼着装置31は、表面シート3の素材の周
囲を真空テーブル32の上面に押さえ固定するクランプ
体36を設けている。このクランプ体36は、エアシリ
ンダ等の昇降装置によって自在に昇降させることができ
る。なお、図10(b)に示すように、クランプ体36
で表面シート3の素材の縁をクランプして昇降させるこ
とができる構成としても良いし、真空テーブル32をエ
アシリンダ等で昇降させる構成でも良い。
【0049】次に、貼着工程を説明する。まず、表面シ
ート3の素材を板本体1′の上に重ね合わせ、その状態
でヒータ17で表面シート3を加熱軟化させる。する
と、表面シート3の素材の周囲が真空テーブル32の上
面に垂れ下がるので、図9及び図10に示すように、ク
ランプ体36を下降させて表面シート3の素材の周縁部
を押さえ固定することにより、表面シート3の表裏両側
の領域が表面シート連通状態となるようにシールする。
【0050】次いで、排気口33を開けて真空テーブル
32の内部の空気を排気する(減圧する)。すると、表
面シート3はその端部がクランプ体36で押さえ固定さ
れているため、真空テーブル32の各通気穴35からの
吸着作用により、表面シート3は外側の部位から順に真
空テーブル32の上面に吸着されていき、かつ、内側に
位置した通気穴35からの吸引作用により、図11に示
すように、表面シート3の素材の周縁部は、延び変形し
ながら載置台34の方向に向かって引き寄せられ、最終
的に図12のような状態になる。
【0051】この場合、コーナーエッジ25に横向き連
通穴28と下向き連通穴29とが開口しているため、表
面シート3はコーナーエッジ25の露出面の全体に強固
に密着する。表面シート3を冷却したあと、クランプ体
36によるクランプを解除してから、図12に一点鎖線
で示すように、表面シート3の余分な部分を、カッター
37で切除する。カッター37を、ベース部材2の折り
返し片2bの縁をガイドとして走らせると、表面シート
3の切除が容易である。
【0052】ところで、真空吸着による貼着に際して、
板本体1′の四辺の箇所では表面シート3は四辺と直交
した方向に延び変形するだけであるので、当該四辺の箇
所に皺が生じることは殆どない。しかし、板本体1′の
コーナー部の箇所では、表面シート3は、大きく引き延
ばされたものが狭い面積の箇所に折り込まれるような状
態になるため、コーナーエッジ25の下面がフラットで
あると、このコーナーエッジ25の下面の箇所に表面シ
ート3に皺がよる。このため、第1実施形態では、図1
(b)に示すように、ローラ18を用いてコーナー部の
皺を伸ばしていた。
【0053】これに対して本実施形態のようにコーナー
エッジ25の下面にリブ27を設けると、リブ27の存
在によってコーナーエッジ25の下面の表面積が増える
ため、いちいちローラ18を使用して皺を伸ばさなくて
も、単なる真空吸引だけの作用で、表面シート3をピン
と張った状態でコーナーエッジ25の下面に貼り付ける
ことができる。換言すると、リブ27によって表面シー
ト3の皺を吸収することができる。
【0054】従って、手間を掛けることなく、表面シー
ト3をコーナーエッジ25の下面に確実に密着させるこ
とができ、それだけ貼着強度を向上できる。なお、図1
2に一点鎖線の矢印で示すように、表面シート3の上の
領域に正圧を作用させて、圧空作用によって表面シート
3を板本体1′に押え付けても良い。
【0055】≪第4〜6実施形態(図13〜図15≫図13
は表面積増大手段の別例である第4実施形態である。こ
の実施形態では、板本体1′は木や合板等の中実部材で
全体が一体に形成されていて、エッジ部材は備えていな
い。そして、板本体1′におけるコーナー部38の下面
に、表面積増大手段の一例として、底面視で外周面方向
に延びる複数本の溝39を形成している。板本体1′に
は、平面視で各溝39と平行に延びる横向き連通穴28
と、溝39の箇所に開口した下向き連通穴29とが形成
されており、更に、これら各連通穴28,29は、表面
シート3の端よりも内側に配置した吸引穴40に連通し
ている。
【0056】図14に示す第5実施形態では、表面積増
大手段として、リブ27と溝39とを交互に形成してい
る。なお、コーナー部の下面箇所において、表面シート
3は端に行くほど大きく延びているから、内側(板本体
1′の中央部)に行くほどリブ27の高さを高くした
り、内側(板本体1′の中央部)に行くほど溝の深さを
深くする等すると、表面シート3の皺をより的確に吸収
できる。
【0057】図15は第6実施形態を示しており、
(a)は底面図、(b)(c)はそれぞれ異なる形態の
断面図、(d)は(a)のd−d視断面図である。この
実施形態では、中実素材からなる板本体1′のコーナー
部38の下面に、(b)に示すような突起41や(c)
に示すような凹所42を点在状に多数形成している。突
起41と凹所42を混在させても良い。凹所42を設け
る場合、これに下向き連通穴29を開口させるのが好ま
しい。
【0058】本実施形態や前記図13の実施形態のよう
に板本体1′を中実材で一体構造とする場合、(a)
(d)に示すように、板本体1′には、コーナー部38
のみでなく、それ以外の周縁部にも横向き連通穴28と
下向き連通穴29とを設けることが好ましい。また、
(d)に示すように、表面シート3の端を始末するため
の溝43を環状に形成することが好ましい。
【0059】≪第7〜8実施形態(図16〜図18≫図16
は、コーナーエッジ25の取付け手段の別例である第7
実施形態であり゛(a)は平面図、(b)は(a)のb
−b視断面図である。この実施形態では、板本体1′の
コーナー部38を上向きに切欠くことにより、コーナー
部38に底板2dを設けて、この底板2cでコーナーエ
ッジ25を支持し、更に、切除部24の側板26に係合
穴44を形成する一方、コーナーエッジ25の両側面
に、当該コーナーエッジ25を上方から切除部24に嵌
め込むことによって前記係合穴44に弾性に抗して嵌ま
り係合する爪45を設けている。
【0060】図17〜図18に示す第8実施形態ももコ
ーナーエッジ25の取付け構造の別例であり、図17は
分離平面図、図18はコーナーエッジ25を取付けた状
態での図17の XVIII-XVIII視断面図である。この実施
形態では、板本体1′のコーナー部を、底板2cの大部
分と上板2dの半分程度とを残した状態で切除し、上下
板2d,2cの間に、水平方向からコーナーエッジ25
を挿入するようにしている。そして、底板2cには係合
穴44を、コーナーエッジ25の下面には係合爪45を
それぞれ形成して、抜け防止を図っている。
【0061】これら両実施形態のようにコーナーエッジ
25に底板2cを残しておくと、コーナーエッジ25の
支持強度を格段に向上することができ、コーナー部に手
を掛けて天板1を持ち上げることも可能になる利点があ
る。
【0062】≪その他≫本発明は上記の実施形態の他に
も様々に具体化できる。例えば、表面シートを板本体の
周縁部に巻き込み変形させる手段としては、正圧を利用
した圧空成形法のみを利用しても良い。また、本発明
は、家具等の天板類や棚類に限らず、家具本体の上板や
側板など、他の板部材に広く適用できる。また、表面シ
ートは、本願出願人が特開平7−31513号公報に開
示したように、引き剥がしを容易にするため、紙や不織
布等からなる弱化層を設けておいても良い(但し、弱化
層も加熱等で軟化する必要がある)。
【0063】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明の方法によると、連通穴から真空吸引するこ
とにより、表面シートを強い力で板本体の側部に吸着す
ることができ、このため、板本体の周縁部の全体を表面
シートで覆った板部材を、容易にしかも美麗な状態に製
造できる。
【0064】また、請求項2のように構成すると、表面
シートの端が板本体の外面から突出しないため、板本体
の下面に作業者やユーザーが指を掛けても表面シートの
端部に指が引っ掛からず、このため、表面シートがめく
れやすくなることを防止できる。また、使用状態で表面
シートがめくれないことにより、板本体への表面シート
の接着強度を小さくすることができるため、使用状態で
の剥がれを防止した状態で、板部材を廃棄した後に表面
シートを板本体から分別することを容易に行える利点も
有する。
【0065】更に請求項3のように構成すると、請求項
4のように構成すると、表面積増大手段によって表面シ
ートの皺が吸収されるため、特別の手間をかけることな
く、表面シートを皺のない状態でコーナー部の下面に貼
着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る天板の斜視図である。
【図2】(a)は分離断面図、(b)は後加工を示す
図、(c)は図1のIIc−IIc 視拡大断面図である。
【図3】表面シートの拡大断面図である。
【図4】製造工程を示す図である。
【図5】第2実施形態を示す図である。
【図6】第3実施形態の平面図である。
【図7】図6の VII-VII視断面図である。
【図8】(a)は図6のVIIIa−VIIIa視断面図、
(b)は図6のVIIIb−VIIIb視断面図である。
【図9】製造装置及び製造工程を示す全体断面図であ
る。
【図10】(a)は工程途中の部分断面図、(b)は表面
シートのクランプ手段の別例を示す図である。
【図11】表面シートの変形状態を示す図である。
【図12】表面シートが延び変形し切った状態の図であ
る。
【図13】第4実施形態を示す図である。
【図14】第5実施形態を示す図である。
【図15】第6実施形態を示す図である。
【図16】第7実施形態を示す図である。
【図17】第8実施形態の分離平面図である。
【図18】製造後における図17の XVIII-XVIII視断面図
である。
【符号の説明】
1 板部材の一例としての家具用天板 2 ベース部材 3 表面シート 9,19 エッジ部材 9c,19c 切欠き部 11 チェンバーボックス 12,36 クランプ体 13 昇降台 14 真空パイプ 16 蓋室 17 ヒータ 20,21 空所 22,23,28 連通穴 27 リブ 31 貼着装置 32 真空テーブル 39 溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 昌孝 大阪市城東区今福東1丁目4番12号 株式 会社イトーキクレビオ内 Fターム(参考) 3B053 QA02 QA06 QC06 4F211 AC03 AD05 AD08 AD24 AG28 AH51 AM28 AM32 SA02 SA03 SC07 SD01 SD18 SD19 SH06 SH20 SJ01 SJ23 SJ29 SP01 SP02 SP17 SP21 TA03 TC09 TC22 TD11 TH02 TH06 TH20 TJ23 TJ30 TQ01 TQ07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板本体の表面(上面)に、合成樹脂製の表
    面シートを、当該表面シートの周縁部で板本体の周縁部
    が包み込まれるようにして貼着して成る板部材の製造方
    法であって、 前記板本体を、少なくともその周縁部全体がオーバーハ
    ング状に露出する状態に台等で支持し、かつ、前記表面
    シートの素材を前記板本体に上方から重なり得る状態に
    配置して、表面シートを、その表面側の領域と裏面側の
    領域とに空気が回り込まないように保持し、更に、前記
    表面シートを軟化させて板本体に重ね合わせた状態で、
    表面シートの裏側の領域に負圧を作用させると共に、板
    本体における側部の側面と下面とのうち少なくともいず
    れか一方に開口した連通穴から前記表面シートを真空吸
    着することにより、表面シートの周縁部を板本体の周縁
    部に密着させることを特徴とする家具天板等の板部材の
    製造方法。
  2. 【請求項2】板本体の表面(上面)に、合成樹脂製の表
    面シートを、真空吸着又は圧空押圧若しくは両方を使用
    した製造方法により、前記表面シートの周縁部で板本体
    の周縁部が包み込まれるようにして貼着して成る板部材
    であって、 前記板本体は、その大部分を構成するベース部材と、ベ
    ース部材の側縁に固着したエッジ部材とから成ってお
    り、前記エッジ部材の下面のうち前記ベース部材との隣
    接部に、エッジ部材の長手方向に沿って延びる切欠き部
    を形成し、該切欠き部に前記表面シートの端縁を入り込
    ませていることを特徴とする家具天板等の板部材の構
    造。
  3. 【請求項3】板本体の表面(上面)に、合成樹脂製の表
    面シートを、真空吸着又は圧空押圧若しくは両方を使用
    した製造方法により、前記表面シートの周縁部で板本体
    の周縁部が包み込まれるようにして貼着して成る板部材
    であって、 前記板本体のコーナー部の下面に、リブや溝等の表面積
    増大手段を設けていることを特徴とする家具天板等の板
    部材の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016068349A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 株式会社イノアックコーポレーション 車両内装部材およびその製造方法
JP2016182692A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 森六テクノロジー株式会社 表皮加飾成形品
KR101755834B1 (ko) * 2015-09-02 2017-07-07 현대자동차주식회사 Tom 공법을 응용한 원단 감싸기 공법
US20200001564A1 (en) * 2017-01-31 2020-01-02 Treves Products, Services & Innovation Trim panel for a motor vehicle
CN113382840A (zh) * 2020-01-07 2021-09-10 丰田铁工株式会社 带表层部件的制造装置以及制造方法

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