JP2000225468A - 溶接ワイヤ充填ペイル - Google Patents

溶接ワイヤ充填ペイル

Info

Publication number
JP2000225468A
JP2000225468A JP11027817A JP2781799A JP2000225468A JP 2000225468 A JP2000225468 A JP 2000225468A JP 11027817 A JP11027817 A JP 11027817A JP 2781799 A JP2781799 A JP 2781799A JP 2000225468 A JP2000225468 A JP 2000225468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pail
wire
welding wire
clip
outer cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11027817A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoji Toki
洋司 土岐
Akio Kaminaka
明郎 上仲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Steel Co Ltd filed Critical Daido Steel Co Ltd
Priority to JP11027817A priority Critical patent/JP2000225468A/ja
Publication of JP2000225468A publication Critical patent/JP2000225468A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H49/00Unwinding or paying-out filamentary material; Supporting, storing or transporting packages from which filamentary material is to be withdrawn or paid-out
    • B65H49/02Methods or apparatus in which packages do not rotate
    • B65H49/04Package-supporting devices
    • B65H49/10Package-supporting devices for one operative package and one or more reserve packages
    • B65H49/12Package-supporting devices for one operative package and one or more reserve packages the reserve packages being mounted to permit manual or automatic transfer to operating position

Landscapes

  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内部に充填した溶接ワイヤの終端部を外筒の内
周面に容易で確実に固定でき、複数のペイル間に跨るワ
イヤ移行時に容易に取外せて、溶接ワイヤの連続送給を
安定して行える溶接ワイヤ充填ペイルを提供する。 【解決手段】同心円状に配置された内筒6及び外筒2
と、これらの間にループ状で且つ円筒状に積層して充填
した溶接ワイヤWを含み、このワイヤWの終端部W2を
ペイル1内の下層から外筒2の内周面に沿って螺旋状に
引上げ、且つ上記終端部W2を少なくとも1個所を曲げ
変形させたクリップ10により把持すると共に、クリッ
プ10を外筒2の内周面の上部に固定している、溶接ワ
イヤ充填ペイル1。上記クリップ10は略矩形の固定部
12とその下辺中央から垂下し且つ中間を上向きの折り
曲げて上記ワイヤWの終端部W2を把持する折り曲げ片
14を含み、これらの表面に薄い緩衝層16が、固定部
12の裏面に両面テープ18が各々設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長時間に渉る連続
した自動溶接に使用される所謂エンドレスパックと称さ
れ、複数のペイル内の各溶接ワイヤを接合し且つ連続的
に引出して使用するための溶接ワイヤ充填ペイルに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、複数のペイル内のワイヤを連続
して引出すための溶接ワイヤ充填ペイル60は、図6
(A)の垂直断面図に示すように、円筒形の容器たる外筒
62とその中心付近において外筒62の底部63から同
心に立設する内筒66との間に、一本の長い溶接ワイヤ
Wをループ状で且つ円筒状に積層して充填している。上
記溶接ワイヤWの始端部W1は内筒66に貫通してその
上部に係止されている。図6(B)にも示すように、溶接
ワイヤWの終端部W2は外筒62の内周面に止め具70
に係止され、且つ隣接する接着テープ68にて貼り付け
られている。このテープ68は、終端部W2の終端を固
定し且つその目印の役割も果たす。尚、蓋64を外して
溶接ワイヤWをその始端部W1から外部へ引出す際、ワ
イヤWがループ形状のまま上昇するのを防ぐため、ワイ
ヤWの上面にプラスチック等からなるリング形の押え板
80が載置され、上記始端部W1をその内周側で下方か
ら上方に挿通している。また、図6(B)に示すように、
溶接ワイヤWの終端部W2は、外筒2の内周面から押え
板80の底面下を中心寄りに通り、その内周側から引上
げたワイヤ部分W2′を外筒2の内周面に沿って略一周
させている。
【0003】図6(C)及び(D)に示すように、上記止め
具70は、矩形のベース72の表面に断面下向きのL形
状を呈する係止凸条74と平凸条78とを水平且つ平行
に突設し、係止凸条74の下側に係止溝76を形成した
一体の樹脂成形品であり、その裏面に外筒62の内周面
に固定するための両面テープ79を設けている。溶接ワ
イヤWの終端部W2は、凸条74,78間から挿入され、
係止溝76内に強制的に嵌入して係止される。この状態
で図示しない別のペイル内の溶接ワイヤWの始端部W1
と同心にしてパット溶接され、複数のペイル60間に跨
る一本の長尺な溶接ワイヤWとなる。これにより、所謂
溶接ロボットを用いて多数の溶接部における溶接作業を
長時間に渉り連続的に行うことが可能となる。
【0004】しかしながら、溶接ワイヤWの終端部W2
が上記止め具70の係止溝76から不用意に外れること
がある。特に、直径1.0mm未満の細径の溶接ワイヤWで
は外れ易くなる傾向がある。係る終端部W2の外れは、
ペイル60を移動や運搬する場合は勿論、そうでない場
合にも生じる。上記止め具70から外れた終端部W2
は、テープ68を外筒62から剥離させて自由端にな
り、ペイル60内を移動する。場合によっては、終端部
W2が下方のワイヤWともつれたり絡まり、或いは終端
部W2自体の行方が分からなくなることもある。このた
め、上述した別のペイル内の溶接ワイヤWの始端部W1
との接続作業が困難になり、複数のペイル間に跨る長尺
な溶接ワイヤWの連続送給が行えなくなるという問題が
あった。
【0005】
【発明が解決すべき課題】本発明は、以上に説明した従
来の技術における問題点を解決し、内筒と外筒の間に充
填した溶接ワイヤの終端部を外筒の内周面に容易且つ確
実に固定でき、しかも、複数のペイル間に跨る溶接ワイ
ヤの連続送給を容易且つ安定して行えるようにした溶接
ワイヤ充填ペイルを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、ペイル内の溶接ワイヤの終端部を容易に
曲げ変形するクリップを用いて外筒の内周面に固定する
ことに着想して成されたもののである。即ち、本発明の
溶接ワイヤ充填ペイルは、同心円状に配置された内筒及
び外筒と、これらの間にループ状で且つ円筒状に積層し
て充填された溶接ワイヤとを含むペイルであって、上記
溶接ワイヤにおける終端部をペイル内の下層から外筒の
内周面に沿って螺旋状に引上げ、且つ上記ワイヤの終端
部を少なくとも1個所を曲げ変形させたクリップにより
把持すると共に、このクリップを外筒の内周面の上部に
固定している、ことを特徴とする。
【0007】これによれば、溶接ワイヤの終端部を曲げ
変形するクリップで簡単且つ確実に外筒の内周面に固定
でき、しかも片手の指先のみで略ワンタッチ作業によっ
て迅速に行うことができる。また、複数のペイル間に跨
ってワイヤを連続引き出しする際、ワイヤ自体の引張り
力でクリップの曲げ変形を容易に緩和して該クリップか
ら容易に取り外せるので、次のペイル内のワイヤにスム
ースに移行することができる。従って、溶接ワイヤの終
端部が外れなくなり、複数のペイル間に跨る溶接ワイヤ
の連続送給を安定して確実に行うことも可能となる。
尚、上記クリップは、ワイヤの終端部に沿って複数個を
適宜間隔を置いて併用することもできる。また、前記溶
接ワイヤの終端部における前記クリップから更に終端寄
りの位置において、当該終端部を前記外筒の内周面に接
着テープで貼り付けた、溶接ワイヤ充填ペイルも含まれ
る。これによれば、ワイヤの終端部の固定が一層確実に
なる。尚、この形態では接着テープによる仮止めの後に
クリップによる固定を行ったり、又は逆に先にクリップ
で終端部を固定してからテープで接着することもでき
る。
【0008】更に、前記クリップが、金属薄板からなる
固定部とこの固定部の少なくとも下辺と上辺の何れか一
方から略垂直に延びた折り曲げ片とを含む、溶接ワイヤ
充填ペイルも含まれる。これによれば、指先1つで極め
て簡単に折り曲げ片を曲げることにより、ワイヤの終端
部を確実に把持して固定できると共に、ワイヤ自体の張
力でその終端部をクリップの折り曲げ片から容易に取り
外せるので、複数のペイル間に跨る溶接ワイヤの連続送
給を安定して行うことが可能となる。尚、折り曲げ片は
固定部の同じ辺から2本以上平行に延在させたり、やや
幅広としてその略中央に透孔を形成しても良い。また、
前記クリップが、少なくとも前記折り曲げ片の表面にス
ポンジ又はフェルト等からなる緩衝層を有し、この緩衝
層を介して前記ワイヤの終端部を把持している、溶接ワ
イヤ充填ペイルも含まれる。
【0009】これによれば、終端部のワイヤをその表面
を傷めることなく曲げ変形させた折り曲げ部により確実
に把持できると共に、複数のペイル間のワイヤ移行時に
ワイヤ自体の張力で曲げ変形を緩めて終端部をクリップ
から傷付けることなく外したり、或いはその軸方向に沿
って摺動して通過させることもできる。加えて、前記ク
リップが、前記金属薄板とその表面に貼り付けた前記緩
衝層と上記薄板の裏面に貼り付けた両面テープ等の接着
層とからなる3層の積層体を打抜くことにより、前記固
定部と折り曲げ片とが一体に成形されたものである、溶
接ワイヤ充填ペイルも含まれる。これによれば、クリッ
プを精度良く大量且つ安価に製作でき、ペイルのコスト
アップを防げると共に、上述した簡単な操作で溶接ワイ
ヤの終端部を確実に固定し、前記ワイヤ移行時に容易に
取り外すことにも寄与できる。尚、上記緩衝層は固定部
表面の一部分又は全面に形成されるようにしたり、上記
両面テープを固定部の裏面のみに設けることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下において本発明の実施に好適
な形態を図面と共に説明する。図1(A)は本発明による
溶接ワイヤ充填ペイル1の外観を示し、全体が円筒形を
呈する容器たる外筒2と蓋4を有する。図1(B)に示す
ように、ペイル1における外筒2とその中心付近におい
て外筒2の底部3から同心に立設する内筒6との間に、
一本の長い溶接ワイヤWをループ状で且つ円筒状に積層
して充填している。この溶接ワイヤWは、例えば直径
0.6〜1.0mmの軟鋼等からなる。係るワイヤWの始端
部W1は、内筒6の上部に内向きに貫通して係止され
る。一方、終端部W2は、その終端寄りの位置で外筒2
の内周面に接着テープ8により貼り付けられ、且つこれ
に隣接した位置でクリップ10によって固定されてい
る。接着テープ8は終端部W2の終端を固定し且つその
目印の役割も果たす。尚、蓋4を外して溶接ワイヤWを
その始端部W1から外部へ引出す際、ワイヤWがループ
形状のまま上昇するのを防ぐため、ワイヤWの上面に塩
化ビニル等の樹脂からなるリング状の押え板20が載置
されている。また、ワイヤWの上記始端部W1は、押え
板20の内周側を下方から上方に挿通している。
【0011】図1(C)に拡大して示すように、ペイル1
内の下層から外筒2の内周面に沿って螺旋状に引上げら
れた溶接ワイヤWの終端寄り部分W2′は、一旦押え具
20の底面下とワイヤW群上の間をやや中心方向に通
り、押え板20の内周側を通過して下方から上方に引上
げられる。引き続いて、外筒2の内周面に沿って略一周
して終端部W2となる。且つ、終端部W2は外筒2の内
周面に固定したクリップ10に把持され、その終端を接
着テープ8により外筒2の内周面に固定される。クリッ
プ10は、図1(D)及び(d)に示すように、水平方向に
長い略矩形の固定部12とその下辺の中央から下向きに
垂直に延びた幅細の折り曲げ片14とを有し、折り曲げ
片14の中間を上向きに略180度折り曲げた曲げ部1
5によって終端部W2を把持している。金属薄板からな
る固定部12と折り曲げ片14の表面全体には、スポン
ジやフェルト等からなる薄い緩衝層16が形成され、且
つ固定部12の裏面には両面テープ(接着層)18が設け
られている。因みに、固定部12のサイズは横20mm×
縦9mm、折り曲げ片14の幅は5mmで上下方向の長さは
24mmであり、且つこれらを形成する金属薄板の厚みは
約0.3mmであると共に、緩衝層16だけの厚みは約1
mmである。
【0012】上記クリップ10とテープ8による固定作
業は次のようにして行われる。ペイル1内に充填される
際にてワイヤWの当初の始端は、図1(B)と(C)中の終
端部W2であり、ペイル1内に溶接ワイヤWを充填する
に先立ち、終端部W2は予めペイル1内の下層から外筒
2の内周面に沿って螺旋状に引上げられる。そして、ペ
イル1内に溶接ワイヤWを充填した後で、一旦押え板2
0の底面に沿って中心寄りに移行し、押え板20の内周
側から上方に引き上げられて終端部W2となり、外筒2
の内周面の上部に位置している。先ず、クリップ10の
折り曲げ片14で終端部W2を把持し、且つ裏面の紙片
を剥した両面テープ18でクリップ10を外筒2の内周
面に固定する。次いで、終端部W2を接着テープ8で外
筒2の内周面に固定すると、図1(B),(C)に示したよう
に終端部W2が固定される。この状態で、ワイヤWは外
筒2と内筒6との間にループ状で且つ円筒状に積層して
充填されている。
【0013】これにより、溶接ワイヤWの終端部W2は
外筒2の内周面に簡単且つ確実に固定される。クリップ
10はその折り曲げ片14の曲げ具合に応じて終端部W
2を緊密に把持したり、或いはワイヤWをその軸方向に
スライド可能な状態にして把持することもできる。後者
の場合、テープ8による接着が特に有意義となる。尚、
先にクリップ10を外筒2の内周面に固定してから、折
り曲げ片14で終端部W2を把持した後、テープ8で接
着することもできる。或いは、先にテープ8で終端部W
2を外筒2の内周面に接着して仮止めの後、クリップ1
0の把持による固定を行うこともできる。また、クリッ
プ10で終端部W2を緊密に把持して固定した場合に
は、テープ8による接着を省略しても良い。
【0014】図2はクリップ10の製作工程に関する。
図2(A)〜(C)に示すように、先ず例えば軟鋼等の塑性
変形が容易な金属薄板11の表面全体にフェルト等の緩
衝層16を積層すると共に、追って固定部12となる位
置に沿って図示で水平方向に細長い両面テープ18を貼
り付けた積層体Sを製作する。次いで、積層体Sを図示
しないプレス装置のテーブル上に拘束し、積層体S内の
図2(A),(B)中で破線hで示した位置における一方の
側面に図示しないポンチを、他方の側面に該ポンチを受
け入れるダイをセットした後、上記破線hに沿って打抜
き加工を行う。
【0015】その結果、図2(D),(E)に示すように、
固定部12と折り曲げ片14を一体に有し、両者の表面
全体に緩衝層16を、固定部12の裏面に両面テープ1
8を積層したクリップ10を得ることができる。図2
(D)中の符号13は折り曲げ片14の基端部に形成した
半円形の切欠き部を示す。また、図2(F)は折り曲げ片
14の中間を上向きに折り曲げて形成した曲げ部15に
より前記ワイヤWの終端部W2を把持している状態を示
す。尚、上記緩衝層16は折り曲げ片14の表面全体又
はその中間部分のみとしたり、或いは折り曲げ片14の
表面全体と固定部12の表面の下辺寄り部分にのみ、又
は固定部12の表面全体に設けても良い。
【0016】図3は複数のペイル1,1′に跨って溶接
ワイヤWを引出す状態を示す。図示のように、各ペイル
1,1′の上方にはこれらに沿ってレール26が水平に
敷設され、コンジットチューブ28の一端を取付けたス
ライダ27が上記レール26に摺動可能に支持されてい
る。図3において、右側のペイル1は内部のワイヤWを
殆んど使い切りつつある状態であり、左側のペイル1′
は内部のワイヤWが未使用である。係る状態になる前
に、予め、テープ8を剥した後、ペイル1内におけるワ
イヤWの終端部W2とペイル1′内のワイヤWの始端部
W1とをパット溶接によって同心に接合する。この際、
ペイル1内のワイヤWの終端部W2はクリップ10にて
外筒2の図示の位置に固定されているので、上記接合を
確実に行うことができる。しかも、ペイル1内のワイヤ
Wの終端部W2を図示で左側に引っ張っても、終端部W
2はクリップ10の緩衝層16に接触しているで、その
表面を傷めずに容易にクリップ10を通過することがで
きる。
【0017】また、上記ペイル1の終端部W2とペイル
1′の始端部W1との接合部付近のワイヤWは、図3中
に示す断面略U形状の挟持体24に把持される。この挟
持体24はペイル1の外筒2の上端に取り付けられ、ペ
イル1からペイル1′への移行時における溶接ワイヤW
の自由移動を阻止し、捻れ等による所謂キンク等の小さ
なループ状の絡みやもつれ等が生じることを予防してい
る。そして、ペイル1内の溶接ワイヤWがなくなり始め
る際に、ワイヤW自体の張力によりその終端部W2が前
記曲げ部15を緩め且つクリップ10から容易且つ自然
に外れるので、予め挟持体24の拘束を解いておくと、
ペイル1内からペイル1′内のワイヤWにスムースに移
行する。これに伴って、コンジットチューブ28と共に
スライダ27を図示で左側の方向にレール26に沿って
摺動する。
【0018】これにより、各ペイル1,1′内のワイヤ
Wを連続して、コンジットチューブ28を介して図示し
ない溶接部や溶接ロボットに送給でき、全自動又は半自
動の溶接を連続的に行うことができ、溶接作業の能率を
高く安定化させ得る。尚、図3に示すように、左側のペ
イル1′内のワイヤWの終端部W2も同様にクリップ1
0に把持され且つテープ8で外筒2に接着されている。
従って、ペイル1′内のワイヤWに続いて更に別のペイ
ル内のワイヤWも、上記同様に連続して溶接部に送給す
ることができる。
【0019】図4は異なる形態のクリップに関し、図4
(a)に示すクリップ30は、略矩形の固定部32とその
下辺から延びる幅広の折り曲げ片34からなり、該折り
曲げ片34には透孔33が穿設されている。且つ、固定
部32と折り曲げ片34の表面には緩衝層36が、固定
部32の裏面に両面テープ38が設けられている。図4
(A)に示すように、上記折り曲げ片34の下部を上向き
に折り曲げ、形成される曲げ部35によりワイヤW(終
端部W2)を把持し、且つ両面テープ38により前記外
筒2の内周面に固定するものである。このクリップ30
によると、指先一つで曲げ部35を形成し且つ2個所で
ワイヤWを把持でき、且つペイル間のワイヤ移行時に曲
げ部35からワイヤWを容易に取り外すことができる。
【0020】また、図4(b)に示すクリップ40は、略
矩形の固定部42とその下辺から平行に延びる一対の折
り曲げ片44とからなり、固定部42と各折り曲げ片4
4の表面には緩衝層46が、固定部42の裏面に両面テ
ープ48が設けられている。図4(B)に示すように、上
記各折り曲げ片44の下部をそれぞれ上向きに折り曲
げ、形成される各曲げ部45によりワイヤWを把持し、
且つ両面テープ48にて前記外筒2の内周面に固定する
ものである。このクリップ40によっても、同じ指先で
各曲げ部45を形成し且つ2個所でワイヤWを把持する
ことが可能で、且つ各曲げ部45の曲げ具合がバラ付い
ても、何れか一方によりワイヤWを確実に把持できると
共に、ワイヤ移行時にワイヤWを容易に取り外すことが
できる。尚、クリップ40における各折り曲げ片44
は、固定部42に対し対称的に傾斜し且つ互いに接近し
て延びる形態とすることも可能である。
【0021】更に、図4(c)に示すクリップ50は、略
矩形の固定部52とその上辺及び下辺の中央から上下対
称に垂直に延びる一対の折り曲げ片54とからなり、固
定部52と各折り曲げ片54の表面には緩衝層56が、
固定部52の裏面のみに両面テープ58が設けられてい
る。このクリップ50によれば、例えば親指と人差し指
とで各折り曲げ部54を互いに重なり合うよう折り曲
げ、図示しないワイヤWを抱え込むようにして一層確実
に把持でき、且つ複数のペイル間のワイヤ移行時にワイ
ヤWの終端部W2を容易に取り外すことができる。尚、
クリップ50において、各折り曲げ片54は固定部52
の上下辺における互いにずれた位置から上下に延びた形
態としたり、或いは、この形態を含め固定部54に対し
同じ方向に同程度に傾斜して延びた形態とすることも可
能である。
【0022】図5は前記ペイル1,1′内に充填したワ
イヤWの上面に載置する前記押え板20の異なる形態に
関する。ペイル1内のワイヤWの各ループ部分は、ペイ
ル1の中心に対し平面視でその周囲を周回するようにし
て充填されている。前記リング状の押え板20では、ペ
イル1内の下層に位置するワイヤWを引出す際、ワイヤ
Wは押え板20の内周側の縁と内筒6との隙間内でその
円周方向に沿って略ジグザク状に移動する。この状態に
おいて、押え板20の内周縁とワイヤWとの摩擦によ
り、押え板20が跳ね上り内筒6から外れることがあ
る。押え板20がなくなると、ワイヤWはループ形状の
まま上昇するため、前述したキンク等のループ状の絡み
やもつれ等が生じ易くなる。この絡み等ができると、ワ
イヤWは前記コンジットチューブ28内を通過できず、
溶接作業を中断せざるを得なくなる。
【0023】図5(A)に平面を示す押え板20′は、ペ
イル1の外筒2寄りに位置する上記押え板20と、その
内周縁22から求心状で且つワイヤWの始端部W1の引
出し方向P(図示で反時計回り方向)に沿って傾斜し且つ
湾曲して突設する略三角形状を呈する複数のガイド片2
1とからなる。各ガイド片21は、長い曲線と短い曲線
とに挟まれた先細の先端部を内筒6の外周面に接触させ
ている。図5(B)に示すように、各ガイド片21はその
太い基端部同士が互いに連なったやや柔軟なポリエチレ
ン等からなる1枚の樹脂シートにより形成されている。
図示のように、このシートの基端部側を直角に折り曲
げ、且つ押え板20の外周面に貼り付けると共に、各ガ
イド片21の基端部寄りを押え板20の底面に貼り付け
ることにより、押え板20′を得ることができる。
【0024】係る押え板20′によれば、押え板20の
内周縁22と内筒6との隙間に、ワイヤWの引出し方向
Pに沿って傾斜した複数のガイド片21が連続して位置
する。このため、ペイル1内から引上げられるワイヤW
は、各ガイド片21の長い曲線の辺に沿って略径方向に
移動し且つ内筒6の外周面に沿う円周方向に沿って略ジ
グザク状に移動する動きを行う。即ち、ワイヤWを引上
げる際、ペイル1の径方向に沿う動きも容易になるの
で、ワイヤWをスムースに引上げることができる。従っ
て、前記クリップ10及び挟持体24の取扱いと共に、
押え板20′をワイヤWの上面に載置することにより、
複数のペイル1,1′内からの溶接ワイヤWの連続送給
を一層確実且つ安定して行うことが可能となる。
【0025】本発明は、以上において説明した各形態に
限定されるものではない。例えば、前記クリップ10等
の折り曲げ片14等を曲げて曲げ部15等を形成する位
置は、固定部12等寄り又は固定部12等との境目付近
としても良い。また、クリップ10等の少なくとも固定
部12等の裏面に設ける接着層は、通常の塗布するタイ
プの接着剤を使用しても良い。更に、同じペイル内にお
けるワイヤの終端部において、前記各クリップ10,3
0,40,50を使用する位置に応じて併用することも可
能である。尚、ペイル内に充填される溶接ワイヤの材質
には、低合金鋼等の各種の鋼は勿論、各種のアルミニウ
ム合金製のものも含まれる。
【0026】
【発明の効果】以上において説明した本発明の溶接ワイ
ヤ充填ペイルによれば、ペイル内における溶接ワイヤの
終端部をクリップで容易且つ確実に外筒の内周面に固定
でき、且つ片手の指先のみで略ワンタッチ作業によって
迅速に行える。しかも、複数のペイル間に跨るワイヤ移
行時に、溶接ワイヤの終端部をワイヤ自体の張力でクリ
ップから容易に取り外せるので、スムースな移行を可能
とすることができる。従って、ワイヤの終端部がペイル
の外筒の内周面から不用意に外れないと共に、複数のペ
イル間に跨る溶接ワイヤの連続送給を安定して行うこと
ができる。また、請求項5の溶接ワイヤ充填ペイルによ
れば、クリップを精度良く大量且つ安価に製作できるの
で、本ペイルのコストアップを防げると共に、上記の簡
単な操作で溶接ワイヤの終端部を確実に固定することに
も寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の溶接ワイヤ充填ペイルの外観斜
視図、(B)はその垂直断面図、(C)は(B)中の一点鎖線
部分Bの拡大斜視図、(D)は上記ペイルに用いる曲げ変
形させたクリップの正面図、(E)は(D)の側面図。
【図2】(A)乃至(E)はクリップの各製作工程を示す概
略図、(F)は得られたクリップを曲げ変形させた状態を
示す側面図。
【図3】複数の溶接ワイヤ充填ペイル内から溶接ワイヤ
を連続して引出す状態を示す概略図。
【図4】(a)〜(c)は異なる形態のクリップを示す斜視
図、(A)と(B)は(a)又は(b)のクリップを曲げ変形さ
せた状態を示す斜視図。
【図5】(A)は図1のペイル内に異なる形態の押え板を
用いた状態を示す平面図、(B)はその押え板の部分斜視
図。
【図6】(A)は従来の溶接ワイヤ充填ペイルを示す垂直
断面図、(B)は(A)中の一点鎖線部分Bの拡大斜視図、
(C)は上記ペイルに用いたクリップの斜視図、(D)はそ
の側面図。
【符号の説明】
1,1′…………………溶接ワイヤ充填ペイル 2…………………………外筒 6…………………………内筒 8…………………………接着テープ 10,30,40,50…クリップ 11………………………金属薄板 12,32,42,52…固定部 14,34,44,54…折り曲げ片 16,36,46,56…緩衝層 18,38,48,58…両面テープ(接着層) W…………………………溶接ワイヤ W2………………………終端部 S…………………………積層体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同心円状に配置された内筒及び外筒と、こ
    れらの間にループ状で且つ円筒状に積層して充填された
    溶接ワイヤとを含むペイルであって、 上記溶接ワイヤにおける終端部をペイル内の下層から外
    筒の内周面に沿って螺旋状に引上げ、且つ上記ワイヤの
    終端部を少なくとも1個所を曲げ変形させたクリップに
    より把持すると共に、このクリップを外筒の内周面の上
    部に固定している、ことを特徴とする溶接ワイヤ充填ペ
    イル。
  2. 【請求項2】前記溶接ワイヤの終端部における前記クリ
    ップから更に終端寄りの位置において、当該終端部を前
    記外筒の内周面に接着テープで貼り付けた、 ことを特徴とする請求項1に記載の溶接ワイヤ充填ペイ
    ル。
  3. 【請求項3】前記クリップが、金属薄板からなる固定部
    とこの固定部の少なくとも下辺と上辺の何れか一方から
    略垂直に延びた折り曲げ片とを含む、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の溶接ワイヤ充
    填ペイル。
  4. 【請求項4】前記クリップが、少なくとも前記折り曲げ
    片の表面にスポンジ又はフェルト等からなる緩衝層を有
    し、この緩衝層を介して前記ワイヤの終端部を把持して
    いる、ことを特徴とする請求項3に記載の溶接ワイヤ充
    填ペイル。
  5. 【請求項5】前記クリップが、前記金属薄板とその表面
    に貼り付けた前記緩衝層と上記薄板の裏面に貼り付けた
    両面テープ等の接着層とからなる3層の積層体を打抜く
    ことにより、前記固定部と折り曲げ片とが一体に成形さ
    れたものである、ことを特徴とする請求項4に記載の溶
    接ワイヤ充填ペイル。
JP11027817A 1999-02-04 1999-02-04 溶接ワイヤ充填ペイル Withdrawn JP2000225468A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11027817A JP2000225468A (ja) 1999-02-04 1999-02-04 溶接ワイヤ充填ペイル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11027817A JP2000225468A (ja) 1999-02-04 1999-02-04 溶接ワイヤ充填ペイル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000225468A true JP2000225468A (ja) 2000-08-15

Family

ID=12231527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11027817A Withdrawn JP2000225468A (ja) 1999-02-04 1999-02-04 溶接ワイヤ充填ペイル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000225468A (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1714930A2 (en) * 2005-04-21 2006-10-25 SIDERGAS Spa Cover for a welding wire container
JP2008149377A (ja) * 2006-12-13 2008-07-03 Kiswel Ltd 溶接ワイヤ用のペールパック
US7938352B2 (en) 2009-03-10 2011-05-10 Lincoln Global, Inc. Wire dispensing apparatus for packaged wire
USRE43352E1 (en) 1996-07-24 2012-05-08 Lincoln Global, Inc. Mechanism for braking the unwinding of a bundle of metallic wire housed in a drum
US8389901B1 (en) 2010-05-27 2013-03-05 Awds Technologies Srl Welding wire guiding liner
US8674263B2 (en) 2009-07-20 2014-03-18 Awds Technologies Srl Wire guiding liner, in particular a welding wire liner, with biasing means between articulated guiding bodies
US8882018B2 (en) 2011-12-19 2014-11-11 Sidergas Spa Retainer for welding wire container and welding wire container with retainer
CN107160010A (zh) * 2017-06-21 2017-09-15 杭州凯尔达机器人科技股份有限公司 自动焊接机器人的伺服送丝装置
US9950857B1 (en) 2016-10-17 2018-04-24 Sidergas Spa Welding wire container
US9975728B2 (en) 2015-09-10 2018-05-22 Sidergas Spa Wire container lid, wire container and wire feeding system
US10010962B1 (en) 2014-09-09 2018-07-03 Awds Technologies Srl Module and system for controlling and recording welding data, and welding wire feeder
US10343231B2 (en) 2014-05-28 2019-07-09 Awds Technologies Srl Wire feeding system
US10350696B2 (en) 2015-04-06 2019-07-16 Awds Technologies Srl Wire feed system and method of controlling feed of welding wire
US11174121B2 (en) 2020-01-20 2021-11-16 Awds Technologies Srl Device for imparting a torsional force onto a wire
US11278981B2 (en) 2020-01-20 2022-03-22 Awds Technologies Srl Device for imparting a torsional force onto a wire
WO2023214355A1 (en) * 2022-05-06 2023-11-09 Esab Ab Endless wire tab for welding wire containers

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE43352E1 (en) 1996-07-24 2012-05-08 Lincoln Global, Inc. Mechanism for braking the unwinding of a bundle of metallic wire housed in a drum
EP1714930A3 (en) * 2005-04-21 2007-08-08 SIDERGAS Spa Cover for a welding wire container
US7441657B2 (en) 2005-04-21 2008-10-28 Sidergas Spa Cover for a welding wire container
EP1714930A2 (en) * 2005-04-21 2006-10-25 SIDERGAS Spa Cover for a welding wire container
JP2008149377A (ja) * 2006-12-13 2008-07-03 Kiswel Ltd 溶接ワイヤ用のペールパック
US7938352B2 (en) 2009-03-10 2011-05-10 Lincoln Global, Inc. Wire dispensing apparatus for packaged wire
US8794561B2 (en) 2009-03-10 2014-08-05 Lincoln Global, Inc. Wire dispensing apparatus for packaged wire
US8674263B2 (en) 2009-07-20 2014-03-18 Awds Technologies Srl Wire guiding liner, in particular a welding wire liner, with biasing means between articulated guiding bodies
US8389901B1 (en) 2010-05-27 2013-03-05 Awds Technologies Srl Welding wire guiding liner
US8882018B2 (en) 2011-12-19 2014-11-11 Sidergas Spa Retainer for welding wire container and welding wire container with retainer
US10343231B2 (en) 2014-05-28 2019-07-09 Awds Technologies Srl Wire feeding system
US10010962B1 (en) 2014-09-09 2018-07-03 Awds Technologies Srl Module and system for controlling and recording welding data, and welding wire feeder
US10350696B2 (en) 2015-04-06 2019-07-16 Awds Technologies Srl Wire feed system and method of controlling feed of welding wire
US9975728B2 (en) 2015-09-10 2018-05-22 Sidergas Spa Wire container lid, wire container and wire feeding system
US9950857B1 (en) 2016-10-17 2018-04-24 Sidergas Spa Welding wire container
CN107160010A (zh) * 2017-06-21 2017-09-15 杭州凯尔达机器人科技股份有限公司 自动焊接机器人的伺服送丝装置
CN107160010B (zh) * 2017-06-21 2022-07-22 杭州凯尔达焊接机器人股份有限公司 自动焊接机器人的伺服送丝装置
US11174121B2 (en) 2020-01-20 2021-11-16 Awds Technologies Srl Device for imparting a torsional force onto a wire
US11278981B2 (en) 2020-01-20 2022-03-22 Awds Technologies Srl Device for imparting a torsional force onto a wire
WO2023214355A1 (en) * 2022-05-06 2023-11-09 Esab Ab Endless wire tab for welding wire containers

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000225468A (ja) 溶接ワイヤ充填ペイル
US6364567B1 (en) Tape connecting method, member, and tool
US5006385A (en) Strapping joint and method for forming same
JP5004749B2 (ja) 溶接ワイヤ用のペールパック
JP2018090290A (ja) 結束保護部材
JP2007027050A (ja) ワイヤーハーネス用シールドテープ、シールドワイヤーハーネス構造およびシールドワイヤーハーネスの製造方法
JP5038111B2 (ja) 包装容器用の切断刃及び包装容器
JP4530653B2 (ja) 溶接ワイヤ収納容器及び容器入り溶接ワイヤ
JP2005305458A (ja) ペイル容器内の溶接用ワイヤ
JP2005041458A (ja) 改善されたピラーアンカー及びその製造方法
JP2019106871A (ja) 第1のケーブルを第2のケーブルに接続する方法、ケーブル構成、および、第1のケーブルを第2のケーブルに接続するためのケーブル接続装置
JPH0646830Y2 (ja) 液体容器
EP1316522A2 (en) Spool gripper and method of handling a spool using the same
JP3151882U (ja) ペイル容器内の溶接用ワイヤ
CN105914964B (zh) 电机定子钢带上料机构
JP3277230B2 (ja) ペイル巻ワイヤの押圧装置
JP3833330B2 (ja) 溶接用ワイヤの押さえ板
JPH09156827A (ja) 溶接用ワイヤの取り出し部材
JP2017141094A (ja) リール巻ワイヤ及びその製造方法
JPS58192637A (ja) 易開口性蓋の製造方法と装置
JP3085133B2 (ja) 線状導体の布線ヘッド
JP3083025U (ja) 粘着用テープ体
JPH0216863Y2 (ja)
JPH0138128Y2 (ja)
JP2006007308A (ja) 溶接用ワイヤの装填物

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051227

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070206