JP2000225229A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2000225229A
JP2000225229A JP11030980A JP3098099A JP2000225229A JP 2000225229 A JP2000225229 A JP 2000225229A JP 11030980 A JP11030980 A JP 11030980A JP 3098099 A JP3098099 A JP 3098099A JP 2000225229 A JP2000225229 A JP 2000225229A
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JP
Japan
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reels
effective line
combination
reel
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JP11030980A
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English (en)
Inventor
Kaisho So
開祥 宗
Kenichi Okumura
憲一 奥村
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MAKKUSUARAIDO KK
Original Assignee
MAKKUSUARAIDO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲーム展開が複雑で遊戯者の興味を魅くスロ
ットマシンを提供する。 【解決手段】 外周面に多数のシンボル1が表示され互
いに並設された4つのリール3と、これらのリール3を
回転駆動する回転駆動手段cと、リール3をそれぞれ独
立に停止させるストップボタン7を備えたリールストッ
プ手段dと、リール3の上中下段3箇所のシンボル1を
4つのリール3それぞれについて表示し、計12個のシ
ンボル1を表示する表示窓4と、リール停止時に表示窓
4に表示されるシンボル群の内から4つのリール3の内
の3つのリール3について、それぞれ1つずつシンボル
1を選択し、選択された3つのシンボル1を結ぶライン
を有効ラインと設定し、有効ラインに属するシンボル1
の組合わせによって、入賞か否かを判断するペイアウト
判断手段fとを備え、有効ラインを、左端のリール3a
のシンボル1とリール3b、3cのシンボル1を含む左
端側有効ラインと、右端のリール3dのシンボルとリー
ル3c、3bのシンボル1を含む右端側有効ラインとか
ら構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータを利用して電子的に統括制御されたスロットマシン
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】種々のゲーム機のなかでも、いわゆるス
ロットマシンは古くから愛好され、現在でも遊戯者がス
トップボタンを押すことによりリールを任意の位置に停
止しうるようにしたり、マイクロコンピュータを利用す
る等の工夫が加えられた様々なタイプのものが出回って
いる。
【0003】現在我が国において「パチスロ」と呼ばれ
て広く知られているスロットマシンは、図14にその外
観斜視図で示すように、外周面に多数のシンボル1が表
示され、互いに並設された3つのリール3a〜3cと、
メダル投入口5よりメダルが投入されるとスタートレバ
ー2の操作により前記リール3を高速で回転駆動する図
示しない回転駆動手段と、各リール3a〜3cの上中下
段3箇所のシンボル1を各リール3a〜3cそれぞれに
ついて表示し、計9個のシンボルを表示する表示窓4
と、リール3が停止した時点で表示窓4に表れた各リー
ル3a〜3cのシンボル1が決められた組合わせになっ
ていれば所定数のメダルを払出すメダル払出口6から主
構成されている。7はリール毎に設けられるストップボ
タンであり、遊戯者が任意に押すことによってリール3
をそれぞれ独立に停止させる。
【0004】更に上記スロットマシンは、メダル投入数
を検知するメダル数検知手段と、各リール3a〜3cの
上中下段3箇所のシンボル群の内から、それぞれ1つず
つシンボル1を選択し、選択された3つのシンボル1を
結ぶラインを有効ラインとし、、有効ラインに属するシ
ンボル1の組合わせによって、入賞か否かを判断するペ
イアウト判断手段と、有効ライン上において入賞の組合
わせになっていれば、ホッパー機構を作動させて所定数
のメダルを払出すメダル払出し手段とを内蔵している。
【0005】従来のスロットマシンにおけるペイアウト
判断の対象となる有効ラインの設定について、図15
(a)〜(c)を参照して以下具体的に説明する。
【0006】有効ラインは複数ラインあり、前記メダル
数検知手段で認識したメダル数が1のときは(a)で示
すように、中段のシンボルの組合わせからなる有効ライ
ン(1) のみである。
【0007】メダル数が2のときは(b)で示すよう
に、メダル数が1のときの有効ライン(1) に加え、上段
のシンボルの組合わせからなる有効ライン(2) と、下段
のシンボルの組合わせからなる有効ライン(3) からなる
計3つが有効ラインとなる。
【0008】メダル数が3のときは(c)で示すよう
に、メダル数が2のときの3つの有効ラインに加え、左
方より右方に向け順に上、中、下段のシンボルの組合わ
せからなる有効ライン(4) と、左方より右方に向け順に
下、中、上段のシンボルの組合わせからなる有効ライン
(5) からなる計5つが有効ラインとなる。。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
スロットマシンの構造では、3つのリールから選択され
た3つのシンボルで有効ラインを設定しているため、そ
の数は5つと少ない。また全てのリールを停止させない
と入賞が確定せず、最初のリールを停止させた時点で入
賞の期待がなくなってしまうこともあり、遊戯者が興味
を持続しながらゲームを展開するには充分でなく、単純
なゲームしか楽しむことができない。
【0010】そのため遊戯者の中にはより複雑で興味を
魅くスロットマシンを切望するものが多い。そこで本発
明は、このような遊戯者の要望に応えたスロットマシン
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
にスロットマシンに係る本発明は、外周面に多数のシン
ボルが表示され互いに並設された4つのリールと、これ
らのリールを回転駆動する回転駆動手段と、4つのリー
ルをそれぞれ独立に停止させるストップボタンを備えた
リールストップ手段と、各リールの上中下段3箇所のシ
ンボルを4つのリールそれぞれについて表示し、計12
個のシンボルを表示する表示窓と、リール停止時に表示
窓に表示されるシンボル群の内から4つのリールの内の
3つのリールについて、それぞれ1つずつシンボルを選
択し、選択された3つのシンボルを結ぶラインを有効ラ
インとし、有効ラインに属するシンボルの組合わせによ
って、入賞か否かを判断するペイアウト判断手段とを備
え、前記有効ラインは複数ラインあり、この複数ライン
は左端のリールのシンボルとこれに次々に隣接する2つ
のリールのシンボルを含む左端側有効ラインと、右端の
リールのシンボルとこれに次々に隣接する2つのリール
のシンボルを含む右端側有効ラインとからなることを特
徴とする。
【0012】本発明によれば、4つのリールに表示され
た計12個のシンボル群が表示窓に表示され、その内の
3つのリールで有効ラインを設定しているので、例えば
最後のリールを停止させる以前に、既に停止した3つの
リールで入賞か否かの判断ができる上、その3つのリー
ルで遊戯者に入賞が認識された後でも、更に次の入賞も
併せて狙えるという楽しみを持続させることも可能にな
る。
【0013】また、3つのリールを停止した時点で入賞
のシンボルが表われていない場合でも、最後のリールで
入賞する可能性が残されているので、最後のゲーム展開
まで遊戯者が興味を持続させながら複雑なゲームを楽し
むことができる。
【0014】また上記発明において、メダル投入数を認
識するメダル数認識手段を備え、メダル数が1のとき、
中段のシンボルの組合わせからなる左端側有効ライン
と、中段のシンボルの組合わせからなる右端側有効ライ
ンの2つのラインをペイアウト判断の対象となる有効ラ
インとし、メダル数が2のとき、メダル数が1のときの
2つの有効ラインに加え、上段のシンボルの組合わせか
らなる左端側有効ラインと、下段のシンボルの組合わせ
からなる左端側有効ラインと、上段のシンボルの組合わ
せからなる右端側有効ラインと、下段のシンボルの組合
わせからなる右端側有効ラインとの4つの有効ラインか
らなる計6つのラインをペイアウト判断の対象となる有
効ラインとし、メダル数が3のとき、メダル数が2のと
きの6つの有効ラインに加え、左方より右方に向け順に
上、中、下段のシンボルの組合わせからなる左端側有効
ラインと、左方より右方に向け順に下、中、上段のシン
ボルの組合わせからなる左端側有効ラインと、右方より
左方に向け順に上、中、下段のシンボルの組合わせから
なる右端側有効ラインと、右方より左方に向け順に下、
中、上段のシンボルの組合わせからなる右端側有効ライ
ンとの4つの有効ラインからなる計10のラインをペイ
アウト判断の対象となる有効ラインとするように構成す
ると好適である。
【0015】この構成によれば、有効ラインを従来の5
つから2倍の10に増やすことができるので、入賞ライ
ンの組合わせも多くなり、複雑なゲームを楽しむことが
できる。
【0016】また本発明において、ストップボタンを左
方あるいは右方から順次押動操作するときに、左端側有
効ラインで特別に設定した入賞が確定したとペイアウト
判断手段が判断した場合には押動操作されていない右端
のリールを、あるいは右端側有効ラインで特別に設定し
た入賞が確定したとペイアウト判断手段が判断した場合
には押動操作されていない左端のリールを、自動停止す
るように構成すると好適であり、遊戯者の無駄なボタン
操作を省き遊戯時間を短縮することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のスロットマシンの
実施形態について図1〜図13を参照しながら説明す
る。
【0018】本実施形態のスロットマシンは図1の外観
斜視図で示すように、外周面に多数のシンボル1が表示
され、互いに並設された4つのリール3a〜3d(総称
するときは3で示す。)と、メダル投入口5よりメダル
を投入してからスタートレバー2の操作により前記リー
ル3を高速で回転駆動する図示しないパルスモータ(回
転転駆動手段)と、各リール3a〜3dの各シンボル1
をそれぞれ上中下段の3箇所に3×4で計12個を表示
させる表示窓4と、リール3が停止した時点で表示窓4
に表れた各リール3a〜3dの各シンボル1が決められ
た組合わせになっていれば、ペイアウト判断手段の判断
および指令に基いて所定数のメダルを払出すメダル払出
口6から主構成されている。7はリール毎に設けられる
ストップボタンであり、遊戯者が任意に押すことによっ
てリール3a〜3dをそれぞれ独立に停止させる。
【0019】更に本実施形態のスロットマシンは、図2
のブロック図に示すように、メダル投入口5を通過する
メダル投入数を認識するメダル数認識手段aと、前記ス
タートレバー2の操作により各リール3a〜3dを回転
駆動させる回転駆動手段cと、前記ストップボタン7に
より各リール3a〜3dを任意停止するストップ手段d
と、有効ラインに属するシンボル1の組合わせによっ
て、入賞か否かを判断するペイアウト判断手段fと、ペ
イアウト判断手段fが入賞と判断すれば、ホッパー機構
を作動させて判断された入賞の種類に応じた所定数のメ
ダルをメダル払出口6に払出すメダル払出し手段gとを
内蔵している。
【0020】以下、このスロットマシンでゲームを行う
場合を、図1と図2を参照して具体的に説明する。
【0021】まず、遊戯者によってメダル投入口5から
メダルが投入されると、メダル数認識手段aにメダル投
入の信号が入力される。入力された信号によりメダル投
入数の認識が行われ、ペイアウト判断手段fは投入メダ
ルの数に応じた有効ラインを設定する。その有効ライン
をランプの点灯や点滅によって外部表示すると好適であ
る。尚、メダルの投入は、実際にメダル投入口5からの
投入メダルを検知するものに限らず、例えばプリペイド
カードなどでメダルに代わる数値を認識するもの等であ
ってもよい。
【0022】次に遊戯者が、スタートレバー2を押下げ
ると、回転駆動手段cにリール回転駆動開始の信号が入
力され、その入力信号によりリール3が回転駆動する。
スタートレバー2の押下げと同時にシンボルの抽選を行
うプログラムが作動し、入賞させるシンボルの選択を行
う。シンボルの抽選は、一般的に乱数を用いて行い入賞
に該当するシンボルの全ての抽選より外れたときが外れ
となる。
【0023】更にリール3が等速回転になると、遊戯者
によるストップボタン7の操作による任意停止が可能に
なる。
【0024】遊戯者がストップボタン7を押すと、スト
ップ手段dに信号が入力され、停止信号により停止位置
が検索され、そのストップボタン7に対応したリール3
が停止する。停止位置の検索は、前記シンボル1の抽選
で決定されたシンボルが有効ライン上に揃う位置まで、
リール3の回転が継続して行なわれる。そして、前記抽
選で決定されたシンボル1が組合わされた位置で各リー
ル3が停止する。
【0025】全リール3が停止した後に、ペイアウト判
断手段fによって、有効ライン上のシンボル1を認識
し、そのシンボル1の組合わせが入賞しているか否かを
判断し、そのシンボルの組合わせが入賞であるときは、
その入賞の種類に対応したメダルの払出し枚数を計算す
る。また、入賞している有効ラインおよびシンボル1を
ランプで点灯したり点滅することによって、外部表示し
て遊戯者に対して入賞を知らしめることができる。
【0026】最後に、メダル払出し手段gにより上述の
ように計算された払出し枚数のメダルを、ホッパー機構
を作動させて、メダル払出口6から払い出す。入賞でな
いときはメダルは払出されない。
【0027】次に、本実施形態における有効ラインの設
定について図3を参照して具体的に説明する。
【0028】有効ラインは複数ラインあり、この複数ラ
インは左端のリール(1列目)3aのシンボルとこれに
次々に隣接する2つのリール(2列目と3列目)3b、
3cのシンボルを含む左端側有効ラインと、右端のリー
ル(4列目)3dのシンボルとこれに次々に隣接する2
つのリール(3列目と2列目)3c、3bのシンボルを
含む右端側有効ラインとに大きく分けられる。
【0029】メダル数が1のとき、中段のシンボルの組
合わせからなる左端側有効ラインである第1有効ライン
と、中段のシンボルの組合わせからなる右端側有効ライ
ンである第2有効ラインとの2つのラインをペイアウト
判断の対象となる有効ラインとする(図3(a)参
照)。
【0030】メダル数が2のとき、メダル数が1のとき
の第1、第2有効ラインに加え、上段のシンボルの組合
わせからなる左端側有効ラインである第3有効ライン
と、下段のシンボルの組合わせからなる左端側有効ライ
ンである第4有効ラインと、上段のシンボルの組合わせ
からなる右端側有効ラインである第5有効ラインと、下
段の組合わせからなる右端側有効ラインである第6有効
ラインとの4つの有効ラインからなる計6つのラインを
ペイアウト判断の対象となる有効ラインとする(図3
(b)参照)。
【0031】メダル数が3のとき、メダル数が2のとき
の第1〜第6有効ラインに加え、左方より右方に向け順
に上、中、下段のシンボルの組合わせからなる左端側有
効ラインである第7有効ラインと、左方より右方に向け
順に下、中、上段のシンボルの組合わせからなる左端側
有効ラインである第8有効ラインと、右方より左方に向
け順に上、中、下段のシンボルの組合わせからなる右端
側有効ラインである第9有効ラインと、右方より左方に
向け順に下、中、上段のシンボルの組合わせからなる右
端側有効ラインである第10有効ラインとの4つの有効
ラインからなる計10のラインをペイアウト判断の対象
となる有効ラインとする(図3(c)参照)。
【0032】次に、実際に各リール3a〜3dが停止し
たときに、有効ライン上にどのシンボルが入賞シンボル
となって入賞ラインを構成するかを説明する。
【0033】図1において、例えばシンボル「プラム」
pが3つ隣接して有効ライン上に停止した場合、メダル
払出し手段により4枚のメダルを払出す。
【0034】また図1において、シンボル「セブン」s
(7の数字のシンボル)が3つ隣接して有効ライン上に
停止した場合大当たりとなり、メダル払出し手段により
15枚のメダルを払出すと共に、その次のゲームからあ
る一定の期間だけ、入賞する確率が高くなるように設定
している。従って、「セブン」sが3つ揃って有効ライ
ン上に停止して大当たり作動されている間は、メダルの
規定払出し枚数を上限としてより多くのメダルを獲得す
ることが可能になる。尚、上記「プラム」pや「セブ
ン」sによる入賞や大当たりの組合わせはこれに限定さ
れず、任意のものを組合わせることができる。
【0035】次に、本実施形態により実際にスロットマ
シンを操作した場合の実施例を具体的に4例挙げて説明
する。
【0036】まずメダルを1枚用いて操作した実施例1
を説明する。この実施例1では、図3(a)で示した有
効ラインである第1、第2有効ラインが入賞となる。
【0037】(実施例1−1)図4では、まず(a)で
示すように、左端から1列目、2列目のリール3a、3
bを停止させた時点で中段に「セブン」sが揃って大当
たりの可能性が発生する。更に(b)で示すように3列
目のリール3cを停止させて「セブン」sが揃った時点
で全てのリールを停止させる以前に大当たりが遊戯者に
認識される。このような最大の入賞があった場合等は、
最後のリール(今回では4列目のリール3d)を停止さ
せることは必ずしも必要でない。そこで、(c)におい
てはリール3dを遊戯者のストップボタン7の操作によ
って停止させることなく、装置に内蔵された強制停止回
路によって自動停止することも可能になる。勿論、前記
リール3dを遊戯者のストップボタン7の押動操作によ
り停止させてもよい。尚、全リール3a〜3d停止後、
ラインAのシンボルをランプにより点灯または点滅させ
て遊戯者に入賞を知らしめることも可能である。
【0038】(実施例1−2)図5では、まず(a)で
示すように、左端の1列目のリール3aを停止させた時
点では大当たりのシンボルである「セブン」sが全く表
されていないが、(b)の時点で2列目と3列目のリー
ル3b、3cを停止させたときに「セブン」sが揃うよ
うにして停止して大当たりの可能性が発生する。更に
(c)の時点で全てのリール3a〜3dを停止させた結
果、図3の第2有効ラインに相当するラインBで大当た
りの入賞が確定する。
【0039】(実施例1−3)図6では、まず(a)で
示すように、左端から1列目と2列目のリール3a、3
bを停止させた時点では、図3の第1有効ラインにシン
ボルである「プラム」pが入賞する可能性が発生してい
る。次に(b)で示すようにリールの中段に「プラム」
pが揃って停止したときは図3の第1有効ラインに相当
するラインCで入賞が確定していることを遊戯者が認識
できる。それと同時にラインDにも「プラム」pで入賞
する可能性が発生する。次に(c)で示すように4列目
のリール3dの中段に「プラム」pが停止すれば、図3
の第2有効ラインに相当するラインDでも入賞したこと
になり、ラインCとラインDの両方で4枚+4枚=8枚
のメダルが払出される。
【0040】次にメダルを2枚用いて操作した実施例2
を説明する。この実施例2では、図3(b)で示した第
1〜第6有効ラインが入賞となる。
【0041】(実施例2−1)図7では、まず(a)で
示すように、左端から2列目までのリール3a、3bを
停止させた時点で上段に「セブン」sが揃い、大当たり
の可能性が発生する。
【0042】次に(b)で示すように3列目のリール3
cを停止させた時点でラインEに「セブン」sが揃った
大当たりが遊戯者に認識される。このような最大の入賞
があった場合等は、最後のリール(今回では4列目のリ
ール3d)を停止させる必要は必ずしもない。そこで、
(c)においてはリール3dを遊戯者のストップボタン
7の操作によって停止させることなく、装置に内蔵され
た強制停止回路によって自動停止することも可能にな
る。尚、全リール3a〜3d停止後、ラインEのシンボ
ルをランプにより点灯または点滅させて遊戯者に入賞を
知らしめることも可能である。
【0043】(実施例2−2)図8では、まず(a)で
示すように、左端の1列目のリール3aを停止させた時
点では大当たりのシンボルが全く表示されていないが、
2列目のリール3bの中段に「プラム」pが出れば、図
3の第1有効ラインに「プラム」pで入賞する可能性が
ある。しかし(b)の時点で3列目のリール3cまで停
止させると、プラムpで入賞する可能性が無くなったも
のの、下段に「セブン」sが揃う可能性が発生する。更
に(c)の時点で全てのリール3a〜3dを停止させた
結果、「セブン」sが揃ったラインF(図3の第6有効
ラインに相当する)で入賞して大当たりとなる。
【0044】(実施例2−3)図9では、まず(a)で
示すように、左端から1列目と2列目のリール3a、3
bを停止させた時点では、上段に「プラム」pで入賞す
る可能性が発生している。次に(b)の時点でリール3
cの上段に「プラム」pが停止したときには、そのライ
ンG(図3の第3有効ラインに相当する。)で入賞が確
定したことを遊戯者が認識できる。それと同時に図3の
第5有効ラインにも「プラム」pの入賞可能性が発生す
る。次に(c)の時点で4列目上段のリール3dに「プ
ラム」pが停止すれば、そのラインH(図3の第5有効
ラインに相当する。)で入賞し、併せて第3有効ライ
ン、第5有効ラインで入賞したことになり、4枚+4枚
=8枚のメダルが払出される。
【0045】更にメダルを3枚用いて操作した実施例3
を説明する。この実施例3は、図3で示した第1〜第1
0有効ラインが入賞となる。
【0046】(実施例3−1)図10では、まず(a)
で示すように、左端から2列目までのリール3a、3b
を停止させた時点で、図3の第7有効ラインに大当たり
の可能性が発生する。
【0047】次に(b)で示すように3列目のリール3
cを停止させた時点で、ラインIが「セブン」sで大当
たりとなり、全てのリール3a〜3dを停止させる以前
に大当たりが遊戯者に認識される。このような最大の入
賞があった場合等は、(c)において最後のリール(今
回では4列目のリール3d)を停止させる必要が必ずし
もない。そこで、リール3dを遊戯者のストップボタン
7の操作によって停止させることなく、装置に内蔵され
た強制停止回路によって自動停止することも可能にな
る。尚、全リール3a〜3d停止後、ラインIのシンボ
ルをランプにより点灯または点滅させて遊戯者に入賞を
知らしめることも可能である。
【0048】(実施例3−2)図11では、まず(a)
で示すように、左端の1列目のリール3aを停止させた
時点では大当たりのシンボルが全く表示されていない
が、(b)の時点で2列目と3列目のリール3b、3c
を停止させたときには図3の第9有効ラインに大当たり
の可能性が発生する。更に(c)の時点で全てのリール
3a〜3dを停止させた結果、図3の第9有効ラインに
相当するラインJで入賞する。
【0049】(実施例3−3)図12では、まず(a)
で示すように、左端から1列目と2列目のリール3a、
3bを停止させた時点では、図3の第1有効ラインに
「プラム」pで入賞する可能性が発生している。次に
(b)で示すように3列目のリール3cを停止させた時
点で、中段に「プラム」pが停止したとき図3(a)の
第1有効ラインに「プラム」pが揃ったラインKで入賞
したことが遊戯者に予め認識される。更に図3の第10
有効ラインにも「プラム」pで入賞する可能性が発生す
る。そして(c)で示すようにリール3dの下段にプラ
ムpが停止すれば、最終的に図3の第1、第10有効ラ
イン相当するラインK、Lで入賞となり、4枚+4枚=
8枚のメダルが払出される。
【0050】最後に、ストップボタンの押し順を変えた
場合の実施例4を図12を用いて説明する。
【0051】(実施例4)本実施例では、図13(a)
で示すように、まず1列目のリール3aを停止させ、次
に4列目のリール3dを停止させ、更に、2列目のリー
ル3bを停止させた場合、次の3列目のリール3cに何
が停止するかで2つの大当たりの可能性が生じる。つま
り(b)のように上段に「セブン」sが停止した場合に
は、図3の第3有効ラインに相当するラインMで、また
(c)のように中段に「セブン」sが停止した場合に
は、図3の第10有効ラインに相当するラインNでそれ
ぞれ大当たりとなる可能性が生じる。本実施形態は4つ
のリール3から3つのリール3のシンボル1を結ぶ10
個の有効ラインの中から入賞ラインが決定されるので、
実施例4のようにリール3の停止順序を変えることによ
っても、複雑で遊戯者の興味を魅くゲーム展開を楽しむ
ことができる。
【0052】本実施形態で表示されるシンボルの総数
は、例えばシンボルを1つのリールに21個配列した場
合、21×21×21×21=194481となり、非
常に多くのシンボル(勿論シンボルの種類数は限定され
ている。)を表示できる。よって各リールに表示された
様々なシンボルの組合わせでゲームを楽しむことができ
る。これに対し3つのリールからなる従来のスロットマ
シンの場合は、21×21×21=9261と少数であ
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、4
つのリールから3つのリールについて、1つずつシンボ
ルを選択して有効ラインを設定するので、広範囲のシン
ボル表示の中から様々なシンボルの組合わせを楽しんだ
り、3つのリールを停止させてもまだ最後のリールの停
止位置次第で入賞する期待があったり、最後のリールを
停止させなくても入賞が確定したりする等、複雑なゲー
ム展開をして遊戯者の興味を魅くスロットマシンを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の外観を示す斜視図。
【図2】同実施形態に内蔵される制御手段を示すブロッ
ク図。
【図3】同実施形態における有効ラインを示す概略図。
【図4】同実施形態の実施例1−1の要部を示す正面
図。
【図5】同実施形態の実施例1−2の要部を示す正面
図。
【図6】同実施形態の実施例1−3の要部を示す正面
図。
【図7】同実施形態の実施例2−1の要部を示す正面
図。
【図8】同実施形態の実施例2−2の要部を示す正面
図。
【図9】同実施形態の実施例2−3の要部を示す正面
図。
【図10】同実施形態の実施例3−1の要部を示す正面
図。
【図11】同実施形態の実施例3−2の要部を示す正面
図。
【図12】同実施形態の実施例3−3の要部を示す正面
図。
【図13】同実施形態の実施例4の要部を示す正面図。
【図14】従来例の外観を示す斜視図。
【図15】従来例における有効ラインを示す概略図。
【符号の説明】
1 シンボル 3a〜3d リール 4 表示窓 7 ストップボタン a メダル数認識手段 c 回転駆動手段 d ストップ手段 f ペイアウト判断手段 A〜N 入賞ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥村 憲一 大阪市堺市常磐町3−27株式会社マックス アライド内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に多数のシンボルが表示され互い
    に並設された4つのリールと、 これらのリールを回転駆動する回転駆動手段と、 4つのリールをそれぞれ独立に停止させるストップボタ
    ンを備えたリールストップ手段と、 各リールの上中下段3箇所のシンボルを4つのリールそ
    れぞれについて表示し、計12個のシンボルを表示する
    表示窓と、 リール停止時に表示窓に表示されるシンボル群の内から
    4つのリールの内の3つのリールについて、それぞれ1
    つずつシンボルを選択し、選択された3つのシンボルを
    結ぶラインを有効ラインとし、有効ラインに属するシン
    ボルの組合わせによって、入賞か否かを判断するペイア
    ウト判断手段とを備え、 前記有効ラインは複数ラインあり、この複数ラインは左
    端のリールのシンボルとこれに次々に隣接する2つのリ
    ールのシンボルを含む左端側有効ラインと、右端のリー
    ルのシンボルとこれに次々に隣接する2つのリールのシ
    ンボルを含む右端側有効ラインとからなることを特徴と
    するスロットマシン。
  2. 【請求項2】 メダル投入数を認識するメダル数認識手
    段を備え、 メダル数が1のとき、中段のシンボルの組合わせからな
    る左端側有効ラインと、中段のシンボルの組合わせから
    なる右端側有効ラインの2つのラインをペイアウト判断
    の対象となる有効ラインとし、 メダル数が2のとき、メダル数が1のときの2つの有効
    ラインに加え、上段のシンボルの組合わせからなる左端
    側有効ラインと、下段のシンボルの組合わせからなる左
    端側有効ラインと、上段のシンボルの組合わせからなる
    右端側有効ラインと、下段のシンボルの組合わせからな
    る右端側有効ラインとの4つの有効ラインからなる計6
    つのラインをペイアウト判断の対象となる有効ラインと
    し、 メダル数が3のとき、メダル数が2のときの6つの有効
    ラインに加え、左方より右方に向け順に上、中、下段の
    シンボルの組合わせからなる左端側有効ラインと、左方
    より右方に向け順に下、中、上段のシンボルの組合わせ
    からなる左端側有効ラインと、右方より左方に向け順に
    上、中、下段のシンボルの組合わせからなる右端側有効
    ラインと、右方より左方に向け順に下、中、上段のシン
    ボルの組合わせからなる右端側有効ラインとの4つの有
    効ラインからなる計10のラインをペイアウト判断の対
    象となる有効ラインとした請求項1記載のスロットマシ
    ン。
  3. 【請求項3】 ストップボタンを左方あるいは右方から
    順次押動操作するときに、左端側有効ラインで特別に設
    定した入賞が確定したとペイアウト判断手段が判断した
    場合には押動操作されていない右端のリールを、あるい
    は右端側有効ラインで特別に設定した入賞が確定したと
    ペイアウト判断手段が判断した場合には押動操作されて
    いない左端のリールを、自動停止するようにした請求項
    1または2記載のスロットマシン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008067828A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Sophia Co Ltd スロットマシン
JP2013202170A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Daito Giken:Kk 遊技台

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