JP2000224064A - デジタル音声放送の受信機 - Google Patents

デジタル音声放送の受信機

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JP2000224064A
JP2000224064A JP11019574A JP1957499A JP2000224064A JP 2000224064 A JP2000224064 A JP 2000224064A JP 11019574 A JP11019574 A JP 11019574A JP 1957499 A JP1957499 A JP 1957499A JP 2000224064 A JP2000224064 A JP 2000224064A
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digital audio
circuit
program
broadcast
dab
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JP11019574A
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Masashi Kimoto
雅士 木元
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DAB受信機において、リンク機能を利用す
るとき、音声の欠落を最小にする。 【解決手段】 DABの受信状態が悪化したとき、DA
B受信回路10において、それまで受信していたデジタ
ル音声の番組と同一内容の番組を、別のDABから検索
する。この検索の結果、別のDABがあったときには、
その別のDABの受信を行うとともに、スイッチ回路3
1から、DAB受信回路10から出力されるオーディオ
信号を取り出す。検索の結果、別のDABがなかったと
きには、FM受信回路20において、それまで受信して
いたデジタル音声の番組と同一内容の番組を受信すると
ともに、スイッチ回路31から、FM受信回路20から
出力されるオーディオ信号を取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル音声放
送の受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】ヨーロッパにおけるFM放送局の中に
は、RDSサービスを行っている放送局がある。このR
DSサービスは、本来のオーディオ信号にRDSデータ
と呼ばれるデジタルデータを付加して放送するものであ
る。そして、このRDSデータには、 PIコード ・・・ 放送局識別コード(プログラム識別コード) PSデータ ・・・ 放送局名を示す文字データ PTYコード ・・・ 番組の内容を示す識別コード AFリスト ・・・ 代替周波数のリスト などがある。
【0003】そして、このRDSデータにエラー訂正用
のエンコード処理が行われ、このエンコード処理の行わ
れたRDSデータにより、周波数が57kHz(これは、ス
テレオパイロット信号の周波数19kHzの3倍の値)のサ
ブキャリア信号が平衡変調され、その被変調信号が、主
信号であるステレオコンポジット信号に加算されて周波
数多重化され、この多重化信号によりメインキャリア信
号がFM変調されて送信される。
【0004】したがって、例えば、車で走行中にカーオ
ーディオで放送を聴いている場合に、その放送の受信状
態が悪化しても、AFリストを利用して受信周波数を切
り換えれば、受信中の番組を引き続き聴くことができ
る。また、据え置き型のFM受信機においても、例え
ば、PTYコードを利用することにより、好みの番組だ
けを自動的に選択して聴くことができる。
【0005】一方、デジタル音声放送としてDAB(E
ureka147規格にしたがったデジタル音声放送)
がある。このDABは、 伝送帯域幅:1.5MHz 変調方式 :OFDM オーディオ信号のデータ圧縮方式:MPEGオーディオ
のレイヤII を採用することにより、最大で64組のデジタルオーディ
オ信号やデジタルデータを同時に放送できるものであ
る。
【0006】このため、DABにおいては、番組の放送
は例えば図6に示すように階層構造とされている。すな
わち、DABは、上記のように、1つのチャンネルで1.
5MHzの伝送帯域を使用しているが、この伝送チャンネル
は「アンサンブル」と呼ばれ、このアンサンブルの中心
周波数に同調を取ることにより、そのアンサンブルが選
択される。
【0007】そして、このアンサンブルは、「サービ
ス」と呼ばれるグループに分割されている。図6の場合
には、4つのサービスに分割されている。そして、この
サービスは、さらにいくつかの「サービスコンポーネン
ト」に分割され、このサービスコンポーネントのそれぞ
れが、1つの番組を構成するデジタルオーディオ信号あ
るいはデジタルデータとされている。
【0008】この場合、サービスは、FM放送などにお
ける放送局の1つに対応するものであり、例えば、第1
のサービスの第1のサービスコンポーネントで第1会場
のサッカー(番組1A)を放送し、第2のサービスコン
ポーネントで第2会場のサッカー(番組1B)を放送
し、・・・のように使用される。
【0009】また、アンサンブルおよびサービスには、
「アンサンブルID」および「サービスID」と呼ばれ
る識別コードがそれぞれ与えられ、これらアンサンブル
IDおよびサービスIDのデータも送られてくる。さら
に、サービスコンポーネントには、サービスのそれぞれ
における通し番号が付けられ、その通し番号が送信され
ている。
【0010】したがって、DABの番組を聞く場合に
は、アンサンブル(周波数)を選択し、そのアンサンブ
ルに含まれる複数のサービスのうちの1つのサービス
(グループ)を選択し、さらに、その選択したサービス
の中から目的とするサービスコンポーネント(番組)を
選択することになる。
【0011】ところで、DABとFM放送とがサイマル
キャストを行う場合がある。つまり、DABとFM放送
とが、同一の地域で同一内容の番組を放送する場合があ
る。また、DABのあるアンサンブルと別のアンサンブ
ルとが、同一の地域で同一内容の番組を放送する場合も
ある。
【0012】そして、このような放送形態をより有効に
利用できるようにするため、DABおよびFM放送のR
DSサービスには、「DAB_DABリンク」あるいは
「DAB_FMリンク」などと呼ばれるリンク機能が用
意されている。
【0013】すなわち、DABでは、他のアンサンブル
におけるサービスのサービスIDを他局のデータとして
送信することが可能とされている。そして、DAB_D
ABリンクにおいては、例えば図7A、Bに示すよう
に、DABのあるアンサンブルのあるサービスと、別の
アンサンブルのあるサービスとが同一内容のとき、それ
らのサービスのサービスIDが互いに等しくされる。図
7A、Bの場合には、アンサンブルαのサービス2が、
アンサンブルβのサービス1と同一内容なので、それら
のサービスIDが互いに等しくされている。
【0014】また、DAB_FMリンクにおいては、例
えば図A、Cに示すように、DABのあるサービスと、
あるFM放送の番組とが同一内容のとき、そのサービス
のサービスIDが、そのFM放送におけるPIコードと
等しくされる。図7A、Cの場合には、アンサンブルα
のサービス1が、FM局Aと同一内容なので、サービス
1のサービスIDと、FM局AのPIコードとが互いに
等しくされている。
【0015】さらに、これらのリンク機能を充実させる
ため、DABおよびFM放送のRDSサービスでは、
「LSN」と呼ばれる識別子もそれぞれ送信され、サー
ビスとFM放送の番組とが同一内容のとき、それぞれの
LSNが互いに等しくされる。図7A〜Cの場合には、
アンサンブルαのサービス3と、アンサンブルβのサー
ビス2と、FM局Bの番組とが同一内容なので、アンサ
ンブルαのサービス3のLSNと、アンサンブルβのサ
ービス2のLSNと、FM局BのLSNとが互いに等し
くされている。
【0016】したがって、上記のリンク機能を利用すれ
ば、リスナは目的とする放送を適切に聴くことができ
る。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、DABお
よびFM放送におけるリンク機能を有効に活用すること
により、放送をより確実に受信できるようにするととも
に、より良好な音質で受信できるようにするものであ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、デジタル音声放送を受信するデジタル音声受信
回路と、FM放送を受信するFM受信回路と、上記デジ
タル音声受信回路から出力されるオーディオ信号と、上
記FM受信回路から出力されるオーディオ信号との一方
を選択して取り出すスイッチ回路とを有し、上記デジタ
ル音声受信回路により上記デジタル音声放送の番組を受
信するとともに、上記スイッチ回路から上記デジタル音
声受信回路から出力されるオーディオ信号を取り出して
いる場合に、上記デジタル音声放送の受信状態が悪化し
たとき、上記デジタル音声受信回路において、それまで
受信していたデジタル音声の番組と同一内容の番組であ
って、別のデジタル音声放送を検索し、この検索の結
果、上記別のデジタル音声放送があったときには、その
別のデジタル音声放送の受信を行うとともに、上記スイ
ッチ回路から、上記デジタル音声受信回路から出力され
るオーディオ信号を取り出し、上記検索の結果、上記別
のデジタル音声放送がなかったときには、上記FM受信
回路において、上記それまで受信していた上記デジタル
音声の番組と同一内容の番組を受信するとともに、上記
スイッチ回路から、上記FM受信回路から出力されるオ
ーディオ信号を取り出すようにしたデジタル音声放送の
受信機。
【0019】とするものである。したがって、より良好
な音質で番組が受信されるとともに、音声の欠落が少な
くされる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1において、符号10はDAB
の受信回路、符号20はFM放送の受信回路を示す。そ
して、DAB受信回路10においては、DABの放送波
信号がアンテナ11により受信され、この受信信号がチ
ューナ回路12に供給される。このチューナ回路12
は、PLLを有してスーパーヘテロダイン形式に構成さ
れ、そのPLLの可変分周回路の分周比Nを変更するこ
とにより、受信周波数を変更できるようにされている。
そして、このチューナ回路12からはDABのベースバ
ンド信号が取り出され、このベースバンド信号がA/D
コンバータ回路13に供給されてデジタル信号にA/D
変換される。
【0021】そして、このデジタル信号が直交復調回路
14に供給されて同相成分(実軸成分)および直交成分
(虚軸成分)のデータが復調され、これらデータがFF
T回路15において複素フーリエ変換されてシンボルご
とに周波数成分が出力され、その出力がビタビデコーダ
回路16に供給されてデインターリーブおよびエラー訂
正が行われるとともに、目的とするサービスコンポーネ
ント(番組)のデジタルオーディオデータが選択され
る。
【0022】続いて、この選択されたデータがオーディ
オデコーダ回路17に供給されてMPEGデータ伸長な
どのデコード処理が行われ、デコーダ回路17からは、
目的とするサービスコンポーネントのデジタルオーディ
オデータが取り出される。そして、この取り出されたデ
ジタルオーディオデータがD/Aコンバータ回路18に
供給されてオーディオ信号L、RにD/A変換され、こ
の信号L、Rがスイッチ回路31に供給される。
【0023】このスイッチ回路31は、DABの受信時
と、FM放送の受信時とで切り換えられるものである。
そして、DABの受信時には、D/Aコンバータ回路1
8からのオーディオ信号L、Rがスイッチ回路31を通
じて取り出され、この取り出された信号L、Rがアンプ
32L、32Rを通じてスピーカ33L、33Rに供給
される。したがって、今の場合、DABのサービスを聴
くことができる。
【0024】さらに、FM受信回路10においては、F
Mの放送波信号がアンテナ21により受信され、この受
信信号がチューナ回路22に供給される。このチューナ
回路22も、PLLを有してスーパーヘテロダイン形式
に構成され、そのPLLの可変分周回路の分周比Nを変
更することにより、受信周波数を変更できるようにされ
ている。そして、このチューナ回路22からは、ステレ
オコンポジット信号と、RDSデータによる被変調信号
との周波数多重化信号が取り出され、この多重化信号が
ステレオ復調回路23に供給されてオーディオ信号L、
Rが復調され、この信号L、Rがスイッチ回路31に供
給される。
【0025】そして、FM放送の受信時には、ステレオ
復調回路23からのオーディオ信号L、Rがスイッチ回
路31を通じて取り出され、この取り出された信号R、
Rがアンプ32L、32Rを通じてスピーカ33L、3
3Rに供給される。したがって、FM放送を聴くことが
できる。
【0026】また、このとき、復調回路22からの信号
がデコーダ回路24に供給されてRDSデータがデコー
ドされるとともに、エラー訂正されて取り出される。
【0027】さらに、システム制御用としてマイクロコ
ンピュータ41が設けられ、このマイクロコンピュータ
41からチューナ回路12にアンサンブル(受信周波
数)を選択するための周波数データとして、そのPLL
における可変分周回路の分周比Nのデータが供給され
る。また、マイクロコンピュータ41からチューナ回路
22に受信周波数を設定するための周波数データとし
て、そのPLLにおける可変分周回路の分周比Nのデー
タが供給される。
【0028】また、ビタビデコーダ回路16からサービ
スおよびサービスコンポーネントを識別あるいは特定す
るために必要なデータ、すなわち、サービスIDなどの
データが取り出され、このデータがマイクロコンピュー
タ41に供給される。そして、マイクロコンピュータ4
1からビタビデコーダ回路16に選択信号SSV、SSCが
供給され、信号SSVによりサービスが選択されるととも
に、その選択されたサービスの中から信号SSCにより目
的とするサービスコンポーネントのデジタルオーディオ
データが選択される。
【0029】さらに、DABの受信状態が悪化すると、
ビタビデコーダ回路16においてエラー訂正されるデー
タのエラーレイトが大きくなるので、この例において
は、このエラーレイトが規定値を越えたとき、受信状態
が悪化したとみなし、この受信状態の悪化を示す信号が
マイクロコンピュータ41に供給される。
【0030】また、デコーダ回路24から出力されるR
DSデータがマイクロコンピュータ41に供給される。
【0031】さらに、マイクロコンピュータ41には、
このマイクロコンピュータ41において実行されるプロ
グラムの一部として、例えば図2に示すような検索ルー
チン100が用意される。このルーチン100の詳細に
ついては、後述するが、図2においては、この発明に関
係する部分だけを抜粋して示す。
【0032】また、マイクロコンピュータ41からスイ
ッチ回路31にその制御信号が供給される。さらに、マ
イクロコンピュータ41には、例えばプッシュスイッチ
により構成された各種の操作キー44が接続されるとと
もに、各種の情報を表示する表示素子、例えばLCD4
5が接続される。
【0033】このような構成において、DABの任意の
アンサンブルのサービスを受信している場合には、マイ
クロコンピュータ41によりスイッチ回路31がDAB
受信回路10側に接続され、したがって、DAB受信回
路10から出力されるオーディオ信号L、Rが、スイッ
チ回路31およびアンプ32L、32Rを通じてスピー
カ33L、33Rに供給されている。
【0034】そして、この現在受信中のサービスの受信
状態が悪化してくると、これがビタビデコーダ回路16
からマイクロコンピュータ41に通知される。すると、
マイクロコンピュータ41において、ルーチン100が
実行され、DAB_DABリンク機能を利用して、ある
いはDAB_FMリンク機能を利用して、同一内容で受
信状態の良好なDABのサービスあるいはFM放送の番
組が受信される。
【0035】すなわち、DABの受信状態の悪化してき
たことがビタビデコーダ回路16からマイクロコンピュ
ータ41に通知されると、マイクロコンピュータ41の
処理がルーチン100のステップ101からスタート
し、次に、ステップ102において、現在受信中のサー
ビスと同一内容のサービスが、他のアンサンブルにより
放送されているかどうかが検索される。この場合、この
検索は、現在受信中のサービスのサービスIDおよびL
SNを順にキーワードとして使用し、ビタビデコーダ回
路16から他局のデータとして得られるサービスIDお
よびLSN(例えば、図7B)を検索することにより実
行される。
【0036】そして、この検索の結果が次のステップ1
03において判別され、現在受信中のサービスと同一内
容のサービスが他のアンサンブルにより放送されている
ときには(DAB_DABリンク機能を利用できるとき
には)、処理はステップ103からステップ111に進
む。
【0037】続いて、このステップ111において、チ
ューナ回路12のPLLにおける可変分周回路の分周比
Nが変更されることにより、その受信周波数が所定の周
波数だけ高い次の周波数に設定される。なお、このと
き、受信周波数が、DAB帯における最高周波数を越え
るときには、DAB帯の最低周波数とされる。
【0038】そして、次に、ステップ112において、
ステップ111により受信周波数が変更されたが、ルー
チン100の実行が開始されてから、受信周波数がDA
B帯を1周したかどうかが判別され、1周していないと
きには、処理はステップ112からステップ113に進
む。
【0039】続いて、ステップ113において、現在の
受信周波数で、それまで受信していたサービス(このル
ーチン100が実行されるようになるまで受信していた
サービス)と同一内容のサービスが得られるかどうかが
チェックされる。なお、このチェックも、それまで受信
していたサービスのサービスIDおよびLSNを順にキ
ーワードとして使用し、受信したアンサンブルに含まれ
るサービスIDあるいはLSNを検索することにより実
行される。
【0040】そして、それまで受信していたサービスと
同一内容のサービスが得られないときには、処理はステ
ップ113からステップ111に戻る。したがって、以
後、ステップ111〜113が繰り返されてDAB帯が
スキャンされ、それまで受信していたサービスと同一内
容のサービスが検索されていく。
【0041】そして、ある受信周波数のとき、それまで
受信していたサービスと同一内容のサービスの得られる
ことがわかると、これがステップ113において判別さ
れ、処理はステップ113からステップ114に進む。
そして、このステップ114においてそれまで受信して
いたサービスと同一内容のサービスを指定する選択信号
SSVと、そのサービスにおける例えば第1番目のサービ
スコンポーネントを指定する選択信号SSCとがビタビデ
コーダ回路16に供給されてサービスが選択されるとと
もに、サービスコンポーネントが選択される。そして、
その後、ステップ115によりルーチン100を終了す
る。
【0042】したがって、ステップ114が実行された
時点から、それまで受信していたアンサンブルとは別の
アンサンブルが受信されるとともに、それまで受信して
いたサービスと同一内容のサービスが受信されるように
なる。例えば、図7において、アンサンブルαのサービ
ス2を受信して選択している状態でルーチン100が実
行された場合には、ステップ111において、アンサン
ブルβが受信されるとともに、ステップ114におい
て、そのサービス1が選択される。
【0043】こうして、DABのあるアンサンブルのあ
るサービスを聴いているときに、その受信状態が悪化し
ても、DAB_DABリンク機能を利用することによ
り、同一内容のサービスが別のアンサンブルで放送され
ていれば、その別に放送されているアンサンブルのサー
ビスによりその内容を続けて聴くことができる。
【0044】一方、ステップ103において、現在受信
中のサービスと同一内容のサービスが他のアンサンブル
により放送されていないときには(DAB_DABリン
ク機能を利用できないときには)、処理はステップ10
3からステップ121に進む。
【0045】そして、このステップ121において、現
在受信中のサービスと同一内容の番組が、FM放送にお
いて放送されているかどうかが検索される。この場合、
この検索は、現在受信中のサービスのサービスIDおよ
びLSNを順にキーワードとして使用し、ビタビデコー
ダ回路16からFM局のデータとして得られるPIコー
ドおよびLSN(例えば、図7C)を検索することによ
り実行される。
【0046】続いて、この検索の結果が次のステップ1
22において判別され、現在受信中のサービスと同一内
容の番組がFM放送において放送されているときには
(DAB_FMリンク機能を利用できるときには)、処
理はステップ122からステップ131に進む。
【0047】そして、このステップ131において、チ
ューナ回路22のPLLにおける可変分周回路の分周比
Nが設定されることにより、その受信周波数がFM放送
帯における最低周波数に設定される。
【0048】次に、ステップ132において、現在のF
M受信周波数で、それまで受信していたDABのサービ
スと同一内容の番組を受信できるかどうかがチェックさ
れる。なお、このチェックは、それまで受信していたサ
ービスのサービスIDおよびLSNを順にキーワードと
して使用し、RDSデコーダ回路24から出力されるP
IコードあるいはLSNを検索することにより実行され
る。
【0049】そして、現在のFM受信周波数で、それま
で受信していたサービスと同一内容の番組を受信できな
いときには、処理はステップ132からステップ133
に進んで、チューナ回路22の受信周波数が所定の周波
数だけ高くされ、その後、処理はステップ132に戻
る。
【0050】したがって、以後、ステップ132〜13
4が繰り返されてFM放送帯がスキャンされ、それまで
受信していたDABのサービスと同一内容の番組のFM
放送が検索されていく。
【0051】そして、あるFM受信周波数のとき、それ
まで受信していたサービスと同一内容の番組が受信でき
るようになると、これがステップ132において判別さ
れ、処理はステップ132からステップ135に進む。
したがって、以後、チューナ回路22の受信周波数は、
ステップ134が最後に実行されたときの周波数に保持
されるとともに、その周波数で、それまで受信したサー
ビスと同一内容の番組の放送を受信できていることにな
る。
【0052】そこで、ステップ135において、スイッ
チ回路31がFM受信回路20側に接続され、その後、
処理はステップ115に進み、このルーチン100を終
了する。したがって、ステップ135の実行された時点
から、FM受信回路20からのオーディオ信号L、R
が、スイッチ回路31およびアンプ32L、32Rを通
じてスピーカ33L、33Rに供給される。
【0053】したがって、例えば図7において、アンサ
ンブルαのサービス1を受信している状態でルーチン1
00が実行された場合には、ステップ132において、
FM局Aが受信され、このFM局Aの番組を聴くことが
できるようになる。
【0054】こうして、ステップ121〜135によれ
ば、DAB_FMリンク機能を利用することにより、そ
れまで受信していたDABのサービスと同一内容の番組
がFM放送により放送されていれば、そのFM放送によ
りその内容を続けて聴くことができる。
【0055】なお、なんらかの理由により、ステップ1
11〜113が繰り返されたが、それまで受信していた
サービスと同一内容のサービスのアンサンブルを受信で
きないうちに、受信周波数がDAB帯を1周したときに
は、処理はステップ112からステップ121に進み、
DAB_FMリンク機能により同一内容の番組を聴くこ
とができるようになる。
【0056】また、ステップ122において、ステップ
121の検索結果を判別したとき、現在受信中のサービ
スと同一内容の番組がFM放送において放送されていな
いときには(DAB_FMリンク機能を利用できないと
きには)、処理はステップ122からステップ141に
進む。そして、ステップ141においては、例えば、L
CD45に、DABの受信状態が悪化したので、これ以
上、放送を正常に受信できないことが表示され、その
後、ステップ115によりルーチン100を終了する。
【0057】さらに、ステップ132〜134が繰り返
されたが、それまで受信していたサービスと同一内容の
FM放送の番組を受信できないうちに、受信周波数がF
M放送帯の最高周波数に達したときにも、処理はステッ
プ133からステップ141に進む。
【0058】以上のように、図1および図2のDAB・
FM受信機においては、DABの受信状態が悪化した場
合には、DAB_DABリンク機能を利用して番組を継
続して聴くことができるようにするとともに、DAB_
DABリンク機能を利用できないときには、DAB_F
Mリンク機能を利用して番組を継続して聴くことができ
るようにしている。したがって、より良好な音質で番組
を聴くことができるとともに、音声の欠落を少なくする
ことができる。
【0059】ところで、上述のルーチン100において
は、DAB_DABリンク機能を利用できないときに
は、DAB_FMリンク機能を利用するようにしている
が、DAB_DABリンク機能の利用できないことが判
明してから、ステップ121〜134によりFM放送を
検索しているので、FM放送の検索が終了するまでに時
間がかかってしまう。
【0060】図3および図4に示すルーチン200およ
びルーチン300は、そのような検索の時間がかからな
いようにした場合である。
【0061】このため、ルーチン300は、ルーチン1
00のステップ121〜134に対応する処理を、DA
Bのサービスが受信できている期間に実行しておく。す
なわち、いわゆる裏で実行しておく。また、ルーチン2
00は、DAB_FMリンク機能を利用するときに、ル
ーチン300の実行結果を使用することにより、直ちに
FM放送に切り換える。
【0062】すなわち、例えば、ユーザがDABのサー
ビスを新しく選択あるいは指定すると、そのための処理
がマイクロコンピュータ41により実行され、したがっ
て、以後、ユーザは、自分の選択あるいは指定したサー
ビスを聴くことができるようになる。
【0063】そして、マイクロコンピュータの処理は、
その選択あるいは指定のための処理に続いてルーチン3
00のステップ301からスタートし、次に、ステップ
121に進む。このステップ121からステップ134
までの処理は、ルーチン100のそれと同一とされてい
る。
【0064】したがって、ステップ121において、現
在受信中のサービスと同一内容の番組が、FM放送にお
いて放送されているかどうかが検索され、放送されてい
るときには、ステップ132〜134が繰り返されて現
在受信中のサービスと同一内容の番組を放送しているF
M局が検索される。
【0065】そして、この検索の結果、現在受信中のサ
ービスと同一内容の番組を放送しているFM局が検出さ
れたときには、処理はステップ132にからステップ3
41に進み、このステップ341において、検出フラグ
FFLGが“1”にセットされ、その後、ステップ343に
より、このルーチン300を終了する。なお、このと
き、チューナ回路22の受信周波数は、現在受信中のサ
ービスと同一内容の番組を放送しているFM局の周波数
となっている。
【0066】また、検索の結果、現在受信中のサービス
と同一内容の番組を放送しているFM局が検出されない
ときには、処理はステップ133にからステップ342
に進み、このステップ342において、検出フラグFFLG
が“0”にセットされ、その後、ステップ343によ
り、このルーチン300を終了する。
【0067】さらに、ステップ122において、ステッ
プ121の検索の結果が、現在受信中のサービスと同一
内容の番組がFM放送において放送されていないことを
示しているときには、処理はステップ122からステッ
プ342に進み、このステップ342において、検出フ
ラグFFLGが“0”にセットされ、その後、処理はステッ
プ343に進む。
【0068】したがって、ルーチン300によれば、D
ABのサービスを聴いている間に、そのサービスと同一
内容の番組のFM放送が検索されることになり、そのよ
うなFM放送があれば、FFLG=“1”とされるととも
に、チューナ回路22の受信周波数はそのFM放送の周
波数とされ、なければ、FFLG=“0”とされる。
【0069】そして、DABのサービスの受信状態が悪
化すると、マイクロコンピュータ41の処理がルーチン
200のステップ201からスタートし、次に、ステッ
プ102に進む。そして、ステップ102からステップ
115までは、ルーチン100のそれと同一とされてい
る。したがって、DAB_DABリンク機能を利用でき
るときには、そのリンク機能により、他のアンサンブル
で同一内容のサービスが受信されるようになる。
【0070】しかし、DAB_DABリンク機能を利用
できないときには、処理はステップ103あるいはステ
ップ112からステップ231に進み、このステップ2
31において、ルーチン300により設定されている検
出フラグFFLGがチェックされる。
【0071】そして、FFLG=“1”のときには、上記の
ように、ルーチン300により、それまで受信していた
サービスと同一内容の番組のFM放送が、チューナ回路
22により受信されているので、処理はステップ231
からステップ135に進み、スイッチ回路31がFM受
信回路20側に接続され、その後、処理はステップ11
5に進み、このルーチン200を終了する。
【0072】したがって、DAB_FMリンク機能によ
り、それまで受信していたサービスと同一内容の番組を
FM放送により聴くことができることになる。
【0073】なお、ステップ231において、FFLG=
“0”のときには、それまで受信していたサービスと同
一内容の番組のFM放送が放送されていないときなの
で、処理はステップ231からステップ141に進み、
例えば、LCD45に、DABの受信状態が悪化したの
で、これ以上、放送を正常に受信できないことが表示さ
れ、その後、ステップ115によりルーチン200を終
了する。
【0074】こうして、ルーチン200、300によれ
ば、DABの受信状態が悪化した場合には、DAB_D
ABリンク機能を利用して番組を継続して聴くことがで
き、DAB_DABリンク機能を利用できないときに
は、DAB_FMリンク機能を利用して番組を継続して
聴くことができる。
【0075】そして、この場合、DABのサービスを聴
いている間に、そのサービスと同一内容の番組のFM放
送が検索されて選局されているので、DABによるサー
ビスを受信できなくなってFM放送の番組に切り換わる
とき、直ちに切り換わることになり、音声の欠落を少な
くすることができる。
【0076】ところで、上述のルーチン100〜300
は、DABでは目的とするサービスを継続して受信でき
なくなったときには、DAB_FMリンク機能を利用す
ることにより、FM放送に切り換えて目的とする番組
(サービス)を継続して受信できるようにしているが、
図5に示すルーチン400においては、FM放送に切り
換えたのちはDABの受信状態をモニタし、目的とする
サービスをDABでも受信できるようになったときに
は、DABに切り換えるようにした場合である。
【0077】このため、例えば、ユーザがDABのサー
ビスを新しく選択あるいは指定すると、そのための処理
がマイクロコンピュータ41により実行されるが、その
後、ルーチン300が上述のように実行される。したが
って、現在受信中のDABのサービスと同一内容の番組
を放送しているFM放送がFM受信回路20により選局
されるとともに、FFLG=“1”とされ、あるいは選局で
きなくてFFLG=“0”とされる。
【0078】そして、DABのサービスの受信状態が悪
化すると、マイクロコンピュータ41の処理がルーチン
400のステップ401からスタートし、次にステップ
402において、ルーチン300により設定されている
検出フラグFFLGがチェックされる。
【0079】そして、FFLG=“1”のときには、上記の
ように、ルーチン300により、それまで受信していた
サービスと同一内容の番組のFM放送が、チューナ回路
22により受信されているので、処理はステップ402
からステップ403に進み、スイッチ回路31がFM受
信回路20側に接続される。したがって、この時点か
ら、それまで受信していたDABのサービスに代わっ
て、同一内容の番組をFM放送により聴くことができる
ようになる。
【0080】続いて、処理はステップ102に進むが、
このステップ102からステップ114までは、ルーチ
ン100のそれと同一とされている。したがって、DA
B_DABリンク機能により、DAB受信回路10は、
それまで受信していたサービスと同一内容のサービス
を、他のアンサンブルで受信するようになり、さらに、
そのサービスが選択される。ただし、このとき、スイッ
チ回路31は、FM受信回路20側に接続されたままで
ある。
【0081】そして、処理はステップ114に続いてス
テップ415に進み、このステップ415において、ス
イッチ回路31がDAB受信回路10側に接続され、そ
の後、ステップ416によりこのルーチン400を終了
する。したがって、ステップ415が実行された時点か
ら、再びDABのサービスを聴くことができるようにな
る。
【0082】なお、ステップ402において、FFLG=
“0”のときには、それまで受信していたサービスと同
一内容の番組のFM放送が放送されていないときなの
で、処理はステップ402からステップ102に進み、
FM受信に切り換えないで、DAB_DABリンク機能
により、他のアンサンブルによるサービスの受信が実行
される。
【0083】また、ステップ103において、それまで
受信していたサービスと同一内容のサービスが放送され
ていないとき、およびステップ112において、検索が
DAB帯を1周したとき、処理はステップ103あるい
は112からステップ416に進み、このルーチン40
0を終了する。したがって、これらのときには、FM放
送の受信状態が続行されることになる。
【0084】こうして、ルーチン200、400によれ
ば、DABのあるサービスを聴いているときに、その受
信状態が悪化すると、同一内容のFM放送にいったん切
り換えられ、同一内容のDABのサービスが検出される
と、そのサービスに切り換えられるので、音声が欠落す
ることがなく、しかも、より良好な音質でサービスを聴
くことができる。
【0085】なお、上述においては、例えば図7A、B
に示すように、アンサンブルαとアンサンブルβとにお
いて、一部のサービスが同一内容の場合であるが、例え
ば図8に示すように、アンサンブルγとアンサンブルδ
とにおいて、すべてのサービスが同一内容とされること
がある。そして、このようなときには、DAB_DAB
リンク機能の一部として、アンサンブルγにおいては、
アンサンブルδの周波数を示すデータも送信され、アン
サンブルδにおいては、アンサンブルγの周波数を示す
データも送信される。
【0086】したがって、このように同一内容のサービ
スを放送するときに、等しいサービスIDやLSNだけ
でなく、アンサンブルの周波数データも送信していると
きには、 他のアンサンブルの周波数データの示す周波数を受
信し、それまで受信していたサービスと同一内容のサー
ビスを受信できるかどうかを判別する。 の結果、受信できるときには、その周波数での受
信を続行する。 の結果、受信できないときには、ルーチン10
0、200あるいは400を実行する。 のようにすることもできる。
【0087】また、ルーチン300は、上記のように、
ユーザがDABのサービスを新しく選択あるいは指定し
たときに実行するだけでなく、その後、一定期間ごとに
実行することもできる。あるいは、DABの受信中はル
ーチン300を繰り返し実行しておき、ルーチン200
あるいは400が実行されたら、FFLG=“1”に設定さ
れた時点で、ルーチン300の実行をいったん終了する
こともできる。
【0088】
【発明の効果】この発明によれば、デジタル音声放送の
受信状態が悪化した場合には、デジタル音声放送間のリ
ンク機能を利用して番組を継続して聴くことができ、そ
のデジタル音声放送間のリンク機能を利用できないとき
には、デジタル音声放送とFM放送との間のリンク機能
を利用して番組を継続して聴くことができる。したがっ
て、より良好な音質で番組を聴くことができるととも
に、音声の欠落を少なくすることができる。
【0089】また、デジタル音声放送を受信している場
合に、裏でFM放送の番組を検索して選局しているの
で、デジタル音声放送による番組を受信できなくなって
FM放送の番組に切り換わるとき、音声の欠落する期間
を短縮することができる。
【0090】さらに、デジタル音声放送の番組を聴いて
いるときに、その受信状態が悪化すると、同一内容のF
M放送にいったん切り換えられ、その後、同一内容のデ
ジタル音声放送の番組が検出されると、その番組に切り
換えられるので、音声が欠落することがなく、しかも、
より良好な音質でサービスを聴くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明の一形態を示すフローチャートであ
る。
【図3】この発明の他の形態を示すフローチャートであ
る。
【図4】この発明の他の形態を示すフローチャートであ
る。
【図5】この発明の他の形態を示すフローチャートであ
る。
【図6】この発明を説明するための階層図である。
【図7】この発明を説明するための図である。
【図8】この発明を説明するための図である。
【符号の説明】
10…DAB受信回路、11…アンテナ、12…チュー
ナ回路、13…A/Dコンバータ回路、14…直交復調
回路、15…FFT回路、16…ビタビデコーダ回路、
17…オーディオデコーダ回路、18…D/Aコンバー
タ回路、20…FM受信回路、21…アンテナ、22…
チューナ回路、23…ステレオ復調回路、24…デコー
ダ回路、31…スイッチ回路、33Lおよび33R…ス
ピーカ、41…マイクロコンピュータ、44…操作キ
ー、45…LCD、100…検索ルーチン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル音声放送を受信するデジタル音声
    受信回路と、 FM放送を受信するFM受信回路と、 上記デジタル音声受信回路から出力されるオーディオ信
    号と、上記FM受信回路から出力されるオーディオ信号
    との一方を選択して取り出すスイッチ回路とを有し、 上記デジタル音声受信回路により上記デジタル音声放送
    の番組を受信するとともに、上記スイッチ回路から上記
    デジタル音声受信回路から出力されるオーディオ信号を
    取り出している場合に、上記デジタル音声放送の受信状
    態が悪化したとき、上記デジタル音声受信回路におい
    て、それまで受信していたデジタル音声の番組と同一内
    容の番組であって、別のデジタル音声放送を検索し、 この検索の結果、上記別のデジタル音声放送があったと
    きには、その別のデジタル音声放送の受信を行うととも
    に、上記スイッチ回路から、上記デジタル音声受信回路
    から出力されるオーディオ信号を取り出し、 上記検索の結果、上記別のデジタル音声放送がなかった
    ときには、上記FM受信回路において、上記それまで受
    信していた上記デジタル音声の番組と同一内容の番組を
    受信するとともに、上記スイッチ回路から、上記FM受
    信回路から出力されるオーディオ信号を取り出すように
    したデジタル音声放送の受信機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のデジタル音声放送の受信
    機において、 上記デジタル音声受信回路により上記デジタル音声放送
    の番組を受信するとともに、上記スイッチ回路から上記
    デジタル音声受信回路から出力されるオーディオ信号を
    取り出している期間に、上記FM受信回路において、こ
    のとき受信している上記デジタル音声の番組と同一内容
    の番組を検索して受信状態にしておき、 上記スイッチ回路から上記デジタル音声受信回路から出
    力されるオーディオ信号を取り出している場合に、上記
    デジタル音声放送の受信状態が悪化したとき、上記スイ
    ッチ回路を切り換えて上記FM受信回路から出力される
    オーディオ信号を取り出すようにしたデジタル音声放送
    の受信機。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のデジタル音声放送の受信
    機において、 上記デジタル音声受信回路により上記デジタル音声放送
    の番組を受信するとともに、上記スイッチ回路から上記
    デジタル音声受信回路から出力されるオーディオ信号を
    取り出している期間に、上記FM受信回路において、こ
    のとき受信している上記デジタル音声の番組と同一内容
    の番組を検索して受信状態にしておき、 上記スイッチ回路から上記デジタル音声受信回路から出
    力されるオーディオ信号を取り出している場合に、上記
    デジタル音声放送の受信状態が悪化したとき、上記スイ
    ッチ回路を切り換えて上記FM受信回路から出力される
    オーディオ信号を取り出し、 このFM受信回路から出力されるオーディオ信号を取り
    出している期間に、上記デジタル音声受信回路におい
    て、それまで受信していた上記デジタル音声の番組と同
    一内容の番組を検索して受信状態にし、 その後、上記スイッチ回路を切り換えて上記デジタル音
    声受信回路から出力されるオーディオ信号を取り出すよ
    うにしたデジタル音声放送の受信機。
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