JP2000101466A - デジタル音声放送の受信機 - Google Patents
デジタル音声放送の受信機Info
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- H04H60/35—Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users
- H04H60/38—Arrangements for identifying or recognising characteristics with a direct linkage to broadcast information or to broadcast space-time, e.g. for identifying broadcast stations or for identifying users for identifying broadcast time or space
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- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H2201/00—Aspects of broadcast communication
- H04H2201/10—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
- H04H2201/20—Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system digital audio broadcasting [DAB]
Abstract
(57)【要約】
【課題】 DAB受信機において、番組の選択を容易に
する。 【解決手段】 メモリ32に履歴テーブルを設ける。放
送を受信したとき、その受信周波数のデータと、文字列
のデータとを組にして履歴テーブルに登録する。所定の
キー操作をしたとき、履歴テーブルのデータにより、表
示素子に、放送局を示す文字列のリストを表示する。こ
の表示したリストにおける文字列の1つを選択したと
き、その文字列に対応する受信周波数のデータにより放
送を選択して受信する。
する。 【解決手段】 メモリ32に履歴テーブルを設ける。放
送を受信したとき、その受信周波数のデータと、文字列
のデータとを組にして履歴テーブルに登録する。所定の
キー操作をしたとき、履歴テーブルのデータにより、表
示素子に、放送局を示す文字列のリストを表示する。こ
の表示したリストにおける文字列の1つを選択したと
き、その文字列に対応する受信周波数のデータにより放
送を選択して受信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル音声放
送の受信機に関する。
送の受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル音声放送としてDAB(Eur
eka147規格にしたがったデジタル音声放送)があ
る。このDABは、伝送帯域幅は1.5 MHz、変調方式に
OFDM、オーディオ信号のデータ圧縮にMPEGオー
ディオのレイヤIIを採用することにより、最大で64組の
デジタルオーディオ信号やデジタルデータを同時に放送
するものである。
eka147規格にしたがったデジタル音声放送)があ
る。このDABは、伝送帯域幅は1.5 MHz、変調方式に
OFDM、オーディオ信号のデータ圧縮にMPEGオー
ディオのレイヤIIを採用することにより、最大で64組の
デジタルオーディオ信号やデジタルデータを同時に放送
するものである。
【0003】このため、DABにおいては、番組は例え
ば図5に示すように階層構造とされている。すなわち、
DABは、上記のように、1つのチャンネルで1.5 MHz
の伝送帯域を使用しているが、この伝送チャンネルは
「アンサンブル」と呼ばれ、このアンサンブルの中心周
波数に同調を取ることにより、そのアンサンブルが選択
される。
ば図5に示すように階層構造とされている。すなわち、
DABは、上記のように、1つのチャンネルで1.5 MHz
の伝送帯域を使用しているが、この伝送チャンネルは
「アンサンブル」と呼ばれ、このアンサンブルの中心周
波数に同調を取ることにより、そのアンサンブルが選択
される。
【0004】そして、このアンサンブルは、「サービ
ス」と呼ばれるグループに分割されている。図5の場合
には、4つのサービスに分割されている。そして、この
サービスは、さらにいくつかの「サービスコンポーネン
ト」に分割され、このサービスコンポーネントのそれぞ
れが、1つの番組を構成するデジタルオーディオ信号あ
るいはデジタルデータとされている。
ス」と呼ばれるグループに分割されている。図5の場合
には、4つのサービスに分割されている。そして、この
サービスは、さらにいくつかの「サービスコンポーネン
ト」に分割され、このサービスコンポーネントのそれぞ
れが、1つの番組を構成するデジタルオーディオ信号あ
るいはデジタルデータとされている。
【0005】この場合、サービスは、一般の放送局の1
つに対応するものであり、例えば、第1のサービスコン
ポーネントで第1会場のサッカーを放送し、第2のサー
ビスコンポーネントで第2会場のサッカーを放送し、・
・・のように使用される。
つに対応するものであり、例えば、第1のサービスコン
ポーネントで第1会場のサッカーを放送し、第2のサー
ビスコンポーネントで第2会場のサッカーを放送し、・
・・のように使用される。
【0006】また、アンサンブルおよびサービスには、
「アンサンブルラベル」および「サービスラベル」と呼
ばれる名前が与えられ、これらを示す文字列のデータも
同時に送信される。なお、サービスコンポーネントにつ
いては、ラベルの送信される場合と、送信されない場合
とがある。
「アンサンブルラベル」および「サービスラベル」と呼
ばれる名前が与えられ、これらを示す文字列のデータも
同時に送信される。なお、サービスコンポーネントにつ
いては、ラベルの送信される場合と、送信されない場合
とがある。
【0007】さらに、サービスには、識別用のサービス
IDが与えられ、そのサービスIDも同時に送信されて
いる。また、サービスコンポーネントには、サービスの
それぞれにおいて通し番号が付けられ、その通し番号が
送信されている。
IDが与えられ、そのサービスIDも同時に送信されて
いる。また、サービスコンポーネントには、サービスの
それぞれにおいて通し番号が付けられ、その通し番号が
送信されている。
【0008】したがって、DABの番組を聞く場合に
は、アンサンブル(周波数)を選択し、そのアンサンブ
ルにある複数のサービスのうちの1つをサービスIDに
より選択し、さらに、その選択したサービスの中から通
し番号により目的とするサービスコンポーネント(番
組)を選択するという過程が必要になる。
は、アンサンブル(周波数)を選択し、そのアンサンブ
ルにある複数のサービスのうちの1つをサービスIDに
より選択し、さらに、その選択したサービスの中から通
し番号により目的とするサービスコンポーネント(番
組)を選択するという過程が必要になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、放送を聞く
ために上記のような操作を行うのは、めんどうであり、
不便である。また、自動車を運転しながらDABを聞く
場合、そのような操作を行うのは、危険でもある。
ために上記のような操作を行うのは、めんどうであり、
不便である。また、自動車を運転しながらDABを聞く
場合、そのような操作を行うのは、危険でもある。
【0010】そこで、DAB受信機として、スキャンキ
ーを押すと、放送周波数帯をスキャンしてアンサンブル
を順番に選択するようにしたものがある。また、複数の
プリセットキーのうちの1つを押すと、その押されたキ
ーに登録されているアンサンブルを選択して受信するよ
うにしたDAB受信機もある。
ーを押すと、放送周波数帯をスキャンしてアンサンブル
を順番に選択するようにしたものがある。また、複数の
プリセットキーのうちの1つを押すと、その押されたキ
ーに登録されているアンサンブルを選択して受信するよ
うにしたDAB受信機もある。
【0011】しかし、スキャンキーによりアンサンブル
を選択する受信機の場合には、アンサンブルが選択され
るまで、待たなければならない。また、プリセットキー
によりアンサンブルを選択する受信機の場合には、プリ
セットキーにアンサンブルをあらかじめ登録しておく操
作が必要であり、手間がかかってしまう。
を選択する受信機の場合には、アンサンブルが選択され
るまで、待たなければならない。また、プリセットキー
によりアンサンブルを選択する受信機の場合には、プリ
セットキーにアンサンブルをあらかじめ登録しておく操
作が必要であり、手間がかかってしまう。
【0012】この発明は、これらの問題点を解決しよう
とするものである。
とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】このため、この発明にお
いては、複数の番組と、放送局を示す文字列のデータと
が、1つの伝送帯域により放送されるデジタル音声放送
の受信機において、表示素子と、履歴テーブルとを有
し、放送を受信したとき、その受信周波数のデータと、
上記文字列のデータとを組にして上記履歴テーブルに登
録し、所定のキー操作をしたとき、上記履歴テーブルの
データにより、上記表示素子に、上記放送局を示す文字
列のリストを表示し、この表示したリストにおける文字
列の1つを選択したとき、その文字列に対応する上記受
信周波数のデータにより上記放送を選択して受信するよ
うにしたデジタル音声放送の受信機とするものである。
したがって、過去に受信した放送の履歴のリストが用意
され、そのリストの中から放送を選択することになる。
いては、複数の番組と、放送局を示す文字列のデータと
が、1つの伝送帯域により放送されるデジタル音声放送
の受信機において、表示素子と、履歴テーブルとを有
し、放送を受信したとき、その受信周波数のデータと、
上記文字列のデータとを組にして上記履歴テーブルに登
録し、所定のキー操作をしたとき、上記履歴テーブルの
データにより、上記表示素子に、上記放送局を示す文字
列のリストを表示し、この表示したリストにおける文字
列の1つを選択したとき、その文字列に対応する上記受
信周波数のデータにより上記放送を選択して受信するよ
うにしたデジタル音声放送の受信機とするものである。
したがって、過去に受信した放送の履歴のリストが用意
され、そのリストの中から放送を選択することになる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1において、DABの放送波信
号がアンテナ11により受信され、この受信信号が、ス
ーパーヘテロダイン形式に構成されたチューナ回路12
に供給されて中間周波信号に変換され、この中間周波信
号がA/Dコンバータ回路13に供給されてデジタル信
号にA/D変換される。
号がアンテナ11により受信され、この受信信号が、ス
ーパーヘテロダイン形式に構成されたチューナ回路12
に供給されて中間周波信号に変換され、この中間周波信
号がA/Dコンバータ回路13に供給されてデジタル信
号にA/D変換される。
【0015】そして、このデジタル信号が直交復調回路
14に供給されて同相成分(実軸成分)および直交成分
(虚軸成分)のデータが復調され、これらデータがFF
T回路15において複素フーリエ変換されてシンボルご
とに周波数成分が出力され、その出力がビタビデコーダ
回路16に供給されてデインターリーブおよびエラー訂
正が行われるとともに、目的とする番組(サービスコン
ポーネント)のデジタルオーディオデータが選択され
る。
14に供給されて同相成分(実軸成分)および直交成分
(虚軸成分)のデータが復調され、これらデータがFF
T回路15において複素フーリエ変換されてシンボルご
とに周波数成分が出力され、その出力がビタビデコーダ
回路16に供給されてデインターリーブおよびエラー訂
正が行われるとともに、目的とする番組(サービスコン
ポーネント)のデジタルオーディオデータが選択され
る。
【0016】続いて、この選択されたデータがオーディ
オデコーダ回路17に供給されてMPEGデータ伸長な
どのデコード処理が行われ、デコーダ回路17からは、
目的とする番組のデジタルオーディオデータが取り出さ
れる。そして、この取り出されたデジタルオーディオデ
ータがD/Aコンバータ回路18に供給されてアナログ
オーディオ信号L、RにD/A変換され、この信号L、
Rがアンプ19L、19Rを通じてスピーカ21L、2
1Rに供給される。
オデコーダ回路17に供給されてMPEGデータ伸長な
どのデコード処理が行われ、デコーダ回路17からは、
目的とする番組のデジタルオーディオデータが取り出さ
れる。そして、この取り出されたデジタルオーディオデ
ータがD/Aコンバータ回路18に供給されてアナログ
オーディオ信号L、RにD/A変換され、この信号L、
Rがアンプ19L、19Rを通じてスピーカ21L、2
1Rに供給される。
【0017】また、システム制御用としてマイクロコン
ピュータ31が設けられる。そして、チューナ回路12
は、一般にPLLによりアンサンブル(受信周波数)の
選択を行うように構成されているので、マイクロコンピ
ュータ31からチューナ回路12にアンサンブルを選択
するための周波数データとして、そのPLLにおける可
変分周回路の分周比Nのデータが供給される。
ピュータ31が設けられる。そして、チューナ回路12
は、一般にPLLによりアンサンブル(受信周波数)の
選択を行うように構成されているので、マイクロコンピ
ュータ31からチューナ回路12にアンサンブルを選択
するための周波数データとして、そのPLLにおける可
変分周回路の分周比Nのデータが供給される。
【0018】さらに、マイクロコンピュータ31からビ
タビデコーダ回路16に選択信号SSV、SNOが供給さ
れ、信号SSVによりサービスが選択され、その選択され
たサービスの中から信号SNOにより目的とするサービス
コンポーネント(番組)のデジタルオーディオデータが
選択される。
タビデコーダ回路16に選択信号SSV、SNOが供給さ
れ、信号SSVによりサービスが選択され、その選択され
たサービスの中から信号SNOにより目的とするサービス
コンポーネント(番組)のデジタルオーディオデータが
選択される。
【0019】また、ビタビデコーダ回路16から番組を
識別あるいは特定するために必要なデータ、すなわち、
アンサンブルラベル、サービスラベルなどのデータが取
り出され、このデータがマイクロコンピュータ31に供
給される。
識別あるいは特定するために必要なデータ、すなわち、
アンサンブルラベル、サービスラベルなどのデータが取
り出され、このデータがマイクロコンピュータ31に供
給される。
【0020】さらに、マイクロコンピュータ31には、
このマイクロコンピュータ31において実行されるプロ
グラムの一部として、例えば図2に示すような選択ルー
チン100が用意され、後述するようにして番組(サー
ビスコンポーネント)を選択するようにされている。
このマイクロコンピュータ31において実行されるプロ
グラムの一部として、例えば図2に示すような選択ルー
チン100が用意され、後述するようにして番組(サー
ビスコンポーネント)を選択するようにされている。
【0021】また、マイクロコンピュータ31には、メ
モリ32が設けられる。このメモリ32は、例えばフラ
ッシュメモリとされ、あるいは、図示はしないが、電池
によりバックアップされたRAMとされ、すなわち、メ
モリ32は不揮発性メモリとされ、電源をオフにしたと
きでも、書き込まれたデータを保持できるようにされて
いる。
モリ32が設けられる。このメモリ32は、例えばフラ
ッシュメモリとされ、あるいは、図示はしないが、電池
によりバックアップされたRAMとされ、すなわち、メ
モリ32は不揮発性メモリとされ、電源をオフにしたと
きでも、書き込まれたデータを保持できるようにされて
いる。
【0022】そして、このメモリ32には、例えば図3
Aに示すように、過去に受信した番組の履歴を有する履
歴テーブルHTBLが設けられる。すなわち、このテーブル
HTBLは、番組(サービスコンポーネント)を受信したと
きのデータとして、チューナ回路12のPLLにおける
可変分周回路の分周比Nと、アンサンブルラベルと、サ
ービスIDと、サービスコンポーネントの通し番号と、
受信時刻とを1組とし、その複数組を保持するものであ
る。
Aに示すように、過去に受信した番組の履歴を有する履
歴テーブルHTBLが設けられる。すなわち、このテーブル
HTBLは、番組(サービスコンポーネント)を受信したと
きのデータとして、チューナ回路12のPLLにおける
可変分周回路の分周比Nと、アンサンブルラベルと、サ
ービスIDと、サービスコンポーネントの通し番号と、
受信時刻とを1組とし、その複数組を保持するものであ
る。
【0023】さらに、メモリ32には、ラストチャンネ
ルのデータ、すなわち、前回電源をオフにしたときに聴
いていた番組のデータとして、チューナ回路12のPL
Lにおける可変分周回路の分周比Nと、サービスID
と、サービスコンポーネントの通し番号とが記憶され
る。
ルのデータ、すなわち、前回電源をオフにしたときに聴
いていた番組のデータとして、チューナ回路12のPL
Lにおける可変分周回路の分周比Nと、サービスID
と、サービスコンポーネントの通し番号とが記憶され
る。
【0024】また、マイクロコンピュータ31には、現
在時刻を計時する時計回路33と、入力手段となる各種
の操作キー34と、各種の情報を表示する例えばLCD
35とが接続される。
在時刻を計時する時計回路33と、入力手段となる各種
の操作キー34と、各種の情報を表示する例えばLCD
35とが接続される。
【0025】このような構成において、受信機の電源を
オンにすると、マイクロコンピュータ31の処理がルー
チン100のステップ101からスタートし、次にステ
ップ102において、メモリ32からラストチャンネル
のデータが読み出され、前回電源をオフにするときに聴
いていた番組が選択される。
オンにすると、マイクロコンピュータ31の処理がルー
チン100のステップ101からスタートし、次にステ
ップ102において、メモリ32からラストチャンネル
のデータが読み出され、前回電源をオフにするときに聴
いていた番組が選択される。
【0026】すなわち、読み出されたデータのうち、分
周比Nがチューナ回路12のPLLの可変分周回路にセ
ットされて前回電源をオフにしたときに選択していたア
ンサンブルが選択され、次に読み出されたデータのうち
のサービスIDを示す選択信号SSVがビタビデコーダ回
路16に供給されてサービスが選択され、さらに、読み
出されたデータのうちのサービスコンポーネントの通し
番号を示す選択信号SNOがビタビデコーダ回路16に供
給されてサービスコンポーネントが選択される。こうし
て、前回電源をオフにしたときに聴いていた番組を聴く
ことができるようにされる。
周比Nがチューナ回路12のPLLの可変分周回路にセ
ットされて前回電源をオフにしたときに選択していたア
ンサンブルが選択され、次に読み出されたデータのうち
のサービスIDを示す選択信号SSVがビタビデコーダ回
路16に供給されてサービスが選択され、さらに、読み
出されたデータのうちのサービスコンポーネントの通し
番号を示す選択信号SNOがビタビデコーダ回路16に供
給されてサービスコンポーネントが選択される。こうし
て、前回電源をオフにしたときに聴いていた番組を聴く
ことができるようにされる。
【0027】続いて処理はステップ102からステップ
103に進み、このステップ103において、キー入力
待ちとなる。そして、このキー入力待ちに対して、任意
のキー操作を行うと、その操作されたキーに対応して以
下のような処理が実行される。
103に進み、このステップ103において、キー入力
待ちとなる。そして、このキー入力待ちに対して、任意
のキー操作を行うと、その操作されたキーに対応して以
下のような処理が実行される。
【0028】〔この発明を使用して番組の選択を行う場
合〕この場合には、ステップ103により、キー入力待
ちとなっているときに、キー34のうちのリストキーを
押す。すると、処理はステップ103からステップ11
1に進み、このステップ111において、ステップ10
3により入力されたキーがリストキーであるかどうかが
判別される。
合〕この場合には、ステップ103により、キー入力待
ちとなっているときに、キー34のうちのリストキーを
押す。すると、処理はステップ103からステップ11
1に進み、このステップ111において、ステップ10
3により入力されたキーがリストキーであるかどうかが
判別される。
【0029】そして、今の場合は、リストキーなので、
処理はステップ111からステップ121に進み、この
ステップ121において、例えば図3Bに示すように、
テーブルHTBLのデータが、各データの1組を単位として
アンサンブルラベルが正順となるようにソートされる。
処理はステップ111からステップ121に進み、この
ステップ121において、例えば図3Bに示すように、
テーブルHTBLのデータが、各データの1組を単位として
アンサンブルラベルが正順となるようにソートされる。
【0030】続いて、処理はステップ122に進み、テ
ーブルHTBLのアンサンブルラベルがLCD35に供給さ
れ、例えば図4Aに示すように、LCD35には、アン
サンブル名が正順に8局分だけ表示される。また、この
とき、第1番目のアンサンブル名がカーソル35Cを意
味する反転表示とされる(図4においては、作図の都合
で、反転表示によるカーソルを枠線により示す。以下同
様)。
ーブルHTBLのアンサンブルラベルがLCD35に供給さ
れ、例えば図4Aに示すように、LCD35には、アン
サンブル名が正順に8局分だけ表示される。また、この
とき、第1番目のアンサンブル名がカーソル35Cを意
味する反転表示とされる(図4においては、作図の都合
で、反転表示によるカーソルを枠線により示す。以下同
様)。
【0031】こうして、LCD35には、以前に受信し
たアンサンブルの名前がリスト形式で名前順に表示され
る。
たアンサンブルの名前がリスト形式で名前順に表示され
る。
【0032】次に処理はステップ123に進み、このス
テップ123において、その名前の表示されたアンサン
ブルの選択が可能とされる。すなわち、図4Aの表示状
態で、キー34のうちの下方向カーソルキーを押すと、
図4Bに示すように、カーソル35Cが第2番目のアン
サンブル名に移動し、さらに、下方向カーソルキーを押
すと、図4Cに示すように、カーソル35Cが第3番目
のアンサンブル名に移動する。
テップ123において、その名前の表示されたアンサン
ブルの選択が可能とされる。すなわち、図4Aの表示状
態で、キー34のうちの下方向カーソルキーを押すと、
図4Bに示すように、カーソル35Cが第2番目のアン
サンブル名に移動し、さらに、下方向カーソルキーを押
すと、図4Cに示すように、カーソル35Cが第3番目
のアンサンブル名に移動する。
【0033】こうして、下方向カーソルキーを1回押す
ごとに、カーソル35Cが1つずつ移動していく。な
お、アンサンブル名がLCD35の1画面に収まらない
ときには、カーソル35Cが最下行に達したとき、以
後、アンサンブルラベルがスクロールされる。また、キ
ー34のうちの上方向カーソルキーを押した場合には、
カーソル35Cは下方向カーソルキーを押した場合とは
逆方向に移動する。
ごとに、カーソル35Cが1つずつ移動していく。な
お、アンサンブル名がLCD35の1画面に収まらない
ときには、カーソル35Cが最下行に達したとき、以
後、アンサンブルラベルがスクロールされる。また、キ
ー34のうちの上方向カーソルキーを押した場合には、
カーソル35Cは下方向カーソルキーを押した場合とは
逆方向に移動する。
【0034】そして、図4Bに示すように、例えば第2
番目のアンサンブル名「アンサンブルB」にカーソル3
5Cが位置しているときに、キー34のうちの決定キー
を押すと、この「アンサンブルB」のアンサンブルが選
択されたことになり、処理はステップ124に進む。
番目のアンサンブル名「アンサンブルB」にカーソル3
5Cが位置しているときに、キー34のうちの決定キー
を押すと、この「アンサンブルB」のアンサンブルが選
択されたことになり、処理はステップ124に進む。
【0035】そして、このステップ124において、デ
ータテーブルHTBLを参照することにより、ステップ12
3により選択したアンサンブルラベルと組になっている
分周比Nが取り出され、この分周比Nがチューナ回路1
2のPLLの可変分周回路にセットされ、したがって、
以後、ステップ123により選択したアンサンブルラベ
ルのアンサンブルが受信される。例えば、ステップ12
3により「アンサンブルB」を選択したのであれば、こ
れと組になっている分周比Nは値N2 であるから、この
値N2 が可変分周回路にセットされ、そのアンサンブル
Bが受信される。
ータテーブルHTBLを参照することにより、ステップ12
3により選択したアンサンブルラベルと組になっている
分周比Nが取り出され、この分周比Nがチューナ回路1
2のPLLの可変分周回路にセットされ、したがって、
以後、ステップ123により選択したアンサンブルラベ
ルのアンサンブルが受信される。例えば、ステップ12
3により「アンサンブルB」を選択したのであれば、こ
れと組になっている分周比Nは値N2 であるから、この
値N2 が可変分周回路にセットされ、そのアンサンブル
Bが受信される。
【0036】続いて、処理はステップ125に進み、こ
のステップ125において、データテーブルHTBLを参照
することにより、ステップ123により選択したアンサ
ンブルラベルと組になっているサービスIDが取り出さ
れ、このサービスIDを示す選択信号SSVがビタビデコ
ーダ回路16に供給されて対応するサービスが選択され
る。例えば、ステップ123により「アンサンブルB」
を選択したのであれば、これと組になっているサービス
IDは値ID2 であるから、このサービスID(ID2
)を示す選択信号SSVがビタビデコーダ回路16に供
給されてサービスID(ID2 )のサービスが選択され
る。
のステップ125において、データテーブルHTBLを参照
することにより、ステップ123により選択したアンサ
ンブルラベルと組になっているサービスIDが取り出さ
れ、このサービスIDを示す選択信号SSVがビタビデコ
ーダ回路16に供給されて対応するサービスが選択され
る。例えば、ステップ123により「アンサンブルB」
を選択したのであれば、これと組になっているサービス
IDは値ID2 であるから、このサービスID(ID2
)を示す選択信号SSVがビタビデコーダ回路16に供
給されてサービスID(ID2 )のサービスが選択され
る。
【0037】さらに、処理はステップ126に進み、こ
のステップ126において、データテーブルHTBLを参照
することにより、ステップ123により選択したアンサ
ンブルラベルと組になっている通し番号が取り出され、
この通し番号を示す選択信号SNOがビタビデコーダ回路
16に供給されて対応する通し番号のサービスコンポー
ネントが選択される。例えば、ステップ123により
「アンサンブルB」を選択したのであれば、これと組に
なっている通し番号は値2であるから、この通し番号2
を示す選択信号SNOがビタビデコーダ回路16に供給さ
れてサービスID(ID2 )のサービスにおける第2番
目のサービスコンポーネントが選択される。
のステップ126において、データテーブルHTBLを参照
することにより、ステップ123により選択したアンサ
ンブルラベルと組になっている通し番号が取り出され、
この通し番号を示す選択信号SNOがビタビデコーダ回路
16に供給されて対応する通し番号のサービスコンポー
ネントが選択される。例えば、ステップ123により
「アンサンブルB」を選択したのであれば、これと組に
なっている通し番号は値2であるから、この通し番号2
を示す選択信号SNOがビタビデコーダ回路16に供給さ
れてサービスID(ID2 )のサービスにおける第2番
目のサービスコンポーネントが選択される。
【0038】なお、ステップ126において、該当する
番組が放送を終了している(サービスコンポーネントが
放送されなくなっている)ときには、同じサービスにお
ける通し番号が第1番目の番組が選択される。
番組が放送を終了している(サービスコンポーネントが
放送されなくなっている)ときには、同じサービスにお
ける通し番号が第1番目の番組が選択される。
【0039】したがって、このステップ126が実行さ
れた時点では、データテーブルHTBLに保存されている受
信履歴のうち、ステップ123により選択したアンサン
ブルにおけるサービスのサービスコンポーネント(番
組)が選択され、以後、その番組を聴くことができるこ
とになる。
れた時点では、データテーブルHTBLに保存されている受
信履歴のうち、ステップ123により選択したアンサン
ブルにおけるサービスのサービスコンポーネント(番
組)が選択され、以後、その番組を聴くことができるこ
とになる。
【0040】続いて、処理はステップ127に進み、こ
のステップ127において、テーブルHTBLのデータのう
ち、ステップ123により選択したアンサンブルラベル
と組になっている受信時刻が、時計回路33の示す現在
時刻により更新される。そして、次にステップ128に
おいて、現在受信中のチューナ回路12のPLLにおけ
る可変分周回路の分周比Nと、サービスIDと、サービ
スコンポーネントの通し番号とが、ラストチャンネルの
データとしてメモリ32に記憶される。なお、この記憶
されたデータは、次に電源をオフにしてオンにしたと
き、ステップ102により読み出されて使用される。
のステップ127において、テーブルHTBLのデータのう
ち、ステップ123により選択したアンサンブルラベル
と組になっている受信時刻が、時計回路33の示す現在
時刻により更新される。そして、次にステップ128に
おいて、現在受信中のチューナ回路12のPLLにおけ
る可変分周回路の分周比Nと、サービスIDと、サービ
スコンポーネントの通し番号とが、ラストチャンネルの
データとしてメモリ32に記憶される。なお、この記憶
されたデータは、次に電源をオフにしてオンにしたと
き、ステップ102により読み出されて使用される。
【0041】そして、その後、処理はステップ103に
戻り、再びキー入力待ちとなる。
戻り、再びキー入力待ちとなる。
【0042】したがって、ステップ103によりキー入
力となっている場合に、リストキーを押すと、LCD3
5に過去に受信したアンサンブルのリストが表示され、
その表示されたアンサンブルのリストの中から任意のア
ンサンブルを選択すると、そのアンサンブルの番組を聴
くことができるようになる。
力となっている場合に、リストキーを押すと、LCD3
5に過去に受信したアンサンブルのリストが表示され、
その表示されたアンサンブルのリストの中から任意のア
ンサンブルを選択すると、そのアンサンブルの番組を聴
くことができるようになる。
【0043】〔一般的な方法で番組の選択を行う場合〕
この場合には、ステップ103により、キー入力待ちと
なっているときに、キー34のうち、希望する選択方法
に対応キーを押す。
この場合には、ステップ103により、キー入力待ちと
なっているときに、キー34のうち、希望する選択方法
に対応キーを押す。
【0044】すると、処理はステップ103からステッ
プ111に進み、今の場合は、リストキーではないの
で、処理はステップ111からステップ112に進み、
このステップ112において、番組の選択に関係するキ
ーであるかどうかが判別され、今の場合、関係するキー
なので、処理はステップ112からステップ131に進
む。
プ111に進み、今の場合は、リストキーではないの
で、処理はステップ111からステップ112に進み、
このステップ112において、番組の選択に関係するキ
ーであるかどうかが判別され、今の場合、関係するキー
なので、処理はステップ112からステップ131に進
む。
【0045】そして、このステップ131において、ス
テップ103によりキー入力された番組の選択方法に対
応して、一般のDAB受信機と同様の方法により番組が
選択される。例えば、スキャンが行われたり、同じアン
サンブルの別の番組(サービスコンポーネント)が選択
されたりする。そして、その後、処理ははステップ13
2に進み、このステップ132において、テーブルHTBL
が更新される。
テップ103によりキー入力された番組の選択方法に対
応して、一般のDAB受信機と同様の方法により番組が
選択される。例えば、スキャンが行われたり、同じアン
サンブルの別の番組(サービスコンポーネント)が選択
されたりする。そして、その後、処理ははステップ13
2に進み、このステップ132において、テーブルHTBL
が更新される。
【0046】すなわち、テーブルHTBLのデータに、現在
受信中のチューナ回路12のPLLにおける可変分周回
路の分周比Nと、サービスIDと、サービスコンポーネ
ントの通し番号との組があれば、その受信時刻が、時計
回路33の示す現在時刻により更新される。また、テー
ブルHTBLのデータに、現在受信中のチューナ回路12の
PLLにおける可変分周回路の分周比Nと、サービスI
Dと、サービスコンポーネントの通し番号との組がなけ
れば、時計回路33の示す現在時刻と組とされてテーブ
ルHTBLに新規に登録される。なお、このとき、メモリ3
2の空き容量が不足するようであれば、受信時刻が最も
古いデータの組が削除される。
受信中のチューナ回路12のPLLにおける可変分周回
路の分周比Nと、サービスIDと、サービスコンポーネ
ントの通し番号との組があれば、その受信時刻が、時計
回路33の示す現在時刻により更新される。また、テー
ブルHTBLのデータに、現在受信中のチューナ回路12の
PLLにおける可変分周回路の分周比Nと、サービスI
Dと、サービスコンポーネントの通し番号との組がなけ
れば、時計回路33の示す現在時刻と組とされてテーブ
ルHTBLに新規に登録される。なお、このとき、メモリ3
2の空き容量が不足するようであれば、受信時刻が最も
古いデータの組が削除される。
【0047】そして、次に処理はステップ128に進ん
でメモリ32のラストチャンネルのデータが更新され、
その後、処理はステップ103に戻って再びキー入力待
ちとなる。
でメモリ32のラストチャンネルのデータが更新され、
その後、処理はステップ103に戻って再びキー入力待
ちとなる。
【0048】したがって、ステップ103によりキー入
力となっている場合に、リストキー以外で番組の選択の
ためのキー操作をすると、そのキー操作にしたがった番
組が選択され、その番組を聴くことができるようにな
る。
力となっている場合に、リストキー以外で番組の選択の
ためのキー操作をすると、そのキー操作にしたがった番
組が選択され、その番組を聴くことができるようにな
る。
【0049】〔その他の処理〕ステップ103において
キー入力待ちとなっている場合に、キー34のうち、希
望する処理に対応したキーを押すと、マイクロコンピュ
ータ31の処理はステップ103からステップ111お
よびステップ112を通じてステップ141に進み、目
的とする処理、例えばアンプ19L、19Rにおける信
号レベルを制御して音量を変更する処理が実行され、そ
の後、処理はステップ103に戻って再びキー入力待ち
となる。
キー入力待ちとなっている場合に、キー34のうち、希
望する処理に対応したキーを押すと、マイクロコンピュ
ータ31の処理はステップ103からステップ111お
よびステップ112を通じてステップ141に進み、目
的とする処理、例えばアンプ19L、19Rにおける信
号レベルを制御して音量を変更する処理が実行され、そ
の後、処理はステップ103に戻って再びキー入力待ち
となる。
【0050】図1の受信機によれば、LCD35に過去
に受信したアンサンブルのリストが表示され、その表示
されたアンサンブルの中から任意のアンサンブルを選択
して番組を聴くことができる。したがって、アンサンブ
ルを直ちに選択することができるとともに、アンサンブ
ルの選択が容易である。また、プリセット式の受信機の
場合のように、アンサンブルをあらかじめ登録しておく
必要がなく、手間がかからない。
に受信したアンサンブルのリストが表示され、その表示
されたアンサンブルの中から任意のアンサンブルを選択
して番組を聴くことができる。したがって、アンサンブ
ルを直ちに選択することができるとともに、アンサンブ
ルの選択が容易である。また、プリセット式の受信機の
場合のように、アンサンブルをあらかじめ登録しておく
必要がなく、手間がかからない。
【0051】なお、上述においては、ステップ121、
122により、テーブルHTBLのデータをアンサンブルラ
ベルの順番にソートして表示したが、N値の順番あるい
は受信時刻の順番にソートして周波数の低い順にあるい
は受信時刻の新しい順に表示することもできる。さら
に、アンサンブルの選択された回数をカウントし、その
カウント結果の多い順にソートして表示することもでき
る。
122により、テーブルHTBLのデータをアンサンブルラ
ベルの順番にソートして表示したが、N値の順番あるい
は受信時刻の順番にソートして周波数の低い順にあるい
は受信時刻の新しい順に表示することもできる。さら
に、アンサンブルの選択された回数をカウントし、その
カウント結果の多い順にソートして表示することもでき
る。
【0052】また、上述においては、アンサンブルのリ
ストを表示するときにテーブルHTBLのデータをステップ
121によりソートしたが、テーブルHTBLのデータが変
更されたときにソートを行っておくこともできる。さら
に、テーブルHTBLのデータをソートするときの項目をユ
ーザがあらかじめ選択しておくようにすることもでき
る。
ストを表示するときにテーブルHTBLのデータをステップ
121によりソートしたが、テーブルHTBLのデータが変
更されたときにソートを行っておくこともできる。さら
に、テーブルHTBLのデータをソートするときの項目をユ
ーザがあらかじめ選択しておくようにすることもでき
る。
【0053】また、DABにおいては、放送の行われて
いる他のアンサンブルの周波数情報が同時に送信されて
いるので、その周波数情報あるいは対応するアンサンブ
ルラベルをステップ122による表示に含ませることも
できる。そして、その場合、その周波数情報の示すアン
サンブルは、地理的条件や受信アンテナの状態などによ
り実際には受信できないこともあるので、その表示は、
識別用のマークを付けて表示する、表示色を変えて表示
する、あるいはテーブルHTBLのアンサンブルラベルと
は、グループ分けして表示するなどのように、テーブル
HTBLのデータによる表示とは、表示形態を違えることも
できる。
いる他のアンサンブルの周波数情報が同時に送信されて
いるので、その周波数情報あるいは対応するアンサンブ
ルラベルをステップ122による表示に含ませることも
できる。そして、その場合、その周波数情報の示すアン
サンブルは、地理的条件や受信アンテナの状態などによ
り実際には受信できないこともあるので、その表示は、
識別用のマークを付けて表示する、表示色を変えて表示
する、あるいはテーブルHTBLのアンサンブルラベルと
は、グループ分けして表示するなどのように、テーブル
HTBLのデータによる表示とは、表示形態を違えることも
できる。
【0054】さらに、ユーザの指示にしたがって、ある
いは自動的に処理することにより、現在の受信地におい
て受信できるすべての放送の周波数情報を取得し、その
周波数情報あるいはそのアンサンブルラベルをステップ
122による表示に含ませることもできる。そして、そ
の場合にも、実際に受信していないアンサンブルのアン
サンブルラベルについては、テーブルHTBLのデータによ
る表示とは、表示形態を違えることもできる。
いは自動的に処理することにより、現在の受信地におい
て受信できるすべての放送の周波数情報を取得し、その
周波数情報あるいはそのアンサンブルラベルをステップ
122による表示に含ませることもできる。そして、そ
の場合にも、実際に受信していないアンサンブルのアン
サンブルラベルについては、テーブルHTBLのデータによ
る表示とは、表示形態を違えることもできる。
【0055】また、実際には受信していないアンサンブ
ルのアンサンブルラベルをステップ122による表示に
含ませた場合に、そのアンサンブルを受信できたときに
は、そのアンサンブルラベルの表示形態を、テーブルHT
BLのデータによる表示に等しくすることもできる。
ルのアンサンブルラベルをステップ122による表示に
含ませた場合に、そのアンサンブルを受信できたときに
は、そのアンサンブルラベルの表示形態を、テーブルHT
BLのデータによる表示に等しくすることもできる。
【0056】さらに、テーブルHTBLにサービスラベルも
一緒に保存すれば、そのサービスラベルによっても上述
したアンサンブルラベルによる表示の場合と同様にして
表示を行うことができる。
一緒に保存すれば、そのサービスラベルによっても上述
したアンサンブルラベルによる表示の場合と同様にして
表示を行うことができる。
【0057】また、DABの場合、サービスには、プロ
グラムタイプと呼ばれ、音楽のジャンルを示す識別子が
ついているので、この識別子により表示をグループ分け
することもできる。さらに、サービスごとに言語が異な
る場合には、その言語を示す識別子がサービスごとに付
加されるので、言語ごとにグループ分けして表示するこ
ともできる。
グラムタイプと呼ばれ、音楽のジャンルを示す識別子が
ついているので、この識別子により表示をグループ分け
することもできる。さらに、サービスごとに言語が異な
る場合には、その言語を示す識別子がサービスごとに付
加されるので、言語ごとにグループ分けして表示するこ
ともできる。
【0058】さらに、テーブルHTBLの更新時に、サービ
スラベルの更新を行うこともでき、その場合には、識別
子によりフィルタ処理を行うことにより、希望するジャ
ンルの音楽や言語だけをサービスラベルのリストに選択
的に表示させることもできる。また、その場合、複数の
識別子をフィルタ処理に使用することができる。さら
に、フィルタ処理用のフィルタをユーザが設定するだけ
でなく、過去の受信履歴をもとにしてマイクロコンピュ
ータ31が設定するようにもできる。
スラベルの更新を行うこともでき、その場合には、識別
子によりフィルタ処理を行うことにより、希望するジャ
ンルの音楽や言語だけをサービスラベルのリストに選択
的に表示させることもできる。また、その場合、複数の
識別子をフィルタ処理に使用することができる。さら
に、フィルタ処理用のフィルタをユーザが設定するだけ
でなく、過去の受信履歴をもとにしてマイクロコンピュ
ータ31が設定するようにもできる。
【0059】
【発明の効果】この発明によれば、番組を直ちに選択す
ることができるとともに、その選択が容易である。ま
た、プリセット式の受信機の場合のように、アンサンブ
ルをあらかじめ登録しておく必要がなく、手間がかから
ない。
ることができるとともに、その選択が容易である。ま
た、プリセット式の受信機の場合のように、アンサンブ
ルをあらかじめ登録しておく必要がなく、手間がかから
ない。
【図1】この発明の一形態を示す系統図である。
【図2】この発明の一形態を示すフローチャートであ
る。
る。
【図3】この発明を説明するための図である。
【図4】この発明における表示例を示す図である。
【図5】この発明を説明するための階層図である。
11…アンテナ、12…チューナ回路、13…A/Dコ
ンバータ回路、14…直交復調回路、15…FFT回
路、16…ビタビデコーダ回路、17…オーディオデコ
ーダ回路、18…D/Aコンバータ回路、21Lおよび
21R…スピーカ、31…マイクロコンピュータ、32
…メモリ、33…時計回路、34…操作キー、35…L
CD、100…選択ルーチン
ンバータ回路、14…直交復調回路、15…FFT回
路、16…ビタビデコーダ回路、17…オーディオデコ
ーダ回路、18…D/Aコンバータ回路、21Lおよび
21R…スピーカ、31…マイクロコンピュータ、32
…メモリ、33…時計回路、34…操作キー、35…L
CD、100…選択ルーチン
Claims (10)
- 【請求項1】複数の番組と、放送局を示す文字列のデー
タとが、1つの伝送帯域により放送されるデジタル音声
放送の受信機において、 表示素子と、 履歴テーブルとを有し、 放送を受信したとき、その受信周波数のデータと、上記
文字列のデータとを組にして上記履歴テーブルに登録
し、 所定のキー操作をしたとき、上記履歴テーブルのデータ
により、上記表示素子に、上記放送局を示す文字列のリ
ストを表示し、 この表示したリストにおける文字列の1つを選択したと
き、その文字列に対応する上記受信周波数のデータによ
り上記放送を選択して受信するようにしたデジタル音声
放送の受信機。 - 【請求項2】請求項1に記載のデジタル音声放送の受信
機において、 上記表示素子に表示される文字列を、上記履歴テーブル
における上記放送の受信周波数の順番に表示するように
したデジタル音声放送の受信機。 - 【請求項3】請求項1に記載のデジタル音声放送の受信
機において、 上記表示素子に表示される文字列を、上記履歴テーブル
における上記文字列の順番に表示するようにしたデジタ
ル音声放送の受信機。 - 【請求項4】請求項1に記載のデジタル音声放送の受信
機において、 上記表示素子に表示される文字列を、ユーザの選択した
項目における順番に表示するようにしたデジタル音声放
送の受信機。 - 【請求項5】請求項1に記載のデジタル音声放送の受信
機において、 上記表示素子に上記文字列を表示するとき、受信可能な
放送局の情報と、過去に受信した放送局の情報と、上記
放送により送信されてきた他の周波数の情報とを、表示
形態を分けて同時に表示するようにしたデジタル音声放
送の受信機。 - 【請求項6】複数の番組がグループ分けされるととも
に、その複数の番組と、上記グループの名前を示すデー
タと、放送局を示す文字列のデータとが、1つの伝送帯
域により放送されるデジタル音声放送の受信機におい
て、 表示素子と、 履歴テーブルとを有し、 放送を受信したとき、その受信周波数のデータと、上記
文字列のデータと、上記グループの名前を示すデータと
を組にして上記履歴テーブルに登録し、 所定のキー操作をしたとき、上記履歴テーブルにおける
上記グループの名前のデータにより、上記表示素子に、
上記グループの名前のリストを表示し、 この表示したリストにおける名前の1つを選択したと
き、その名前に対応する上記受信周波数のデータにより
上記放送を選択して受信するようにしたデジタル音声放
送の受信機。 - 【請求項7】請求項6に記載のデジタル音声放送の受信
機において、 上記表示素子に表示されるグループの名前を、上記履歴
テーブルにおける上記放送の受信周波数の順番に表示す
るようにしたデジタル音声放送の受信機。 - 【請求項8】請求項6に記載のデジタル音声放送の受信
機において、 上記表示素子に表示されるグループの名前を、上記履歴
テーブルにおける上記グループの名前の順番に表示する
ようにしたデジタル音声放送の受信機。 - 【請求項9】請求項6に記載のデジタル音声放送の受信
機において、 上記表示素子に表示されるグループの名前を、上記番組
のタイプ別に表示するようにしたデジタル音声放送の受
信機。 - 【請求項10】請求項6に記載のデジタル音声放送の受
信機において、 上記表示素子に表示されるグループの名前を、ユーザの
選択した項目における順番に表示するようにしたデジタ
ル音声放送の受信機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26920098A JP2000101466A (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | デジタル音声放送の受信機 |
EP19990307499 EP0989695A2 (en) | 1998-09-24 | 1999-09-22 | Receiver for receiving Digital Audio Broadcast (DAB) programmes |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26920098A JP2000101466A (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | デジタル音声放送の受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000101466A true JP2000101466A (ja) | 2000-04-07 |
Family
ID=17469076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26920098A Pending JP2000101466A (ja) | 1998-09-24 | 1998-09-24 | デジタル音声放送の受信機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0989695A2 (ja) |
JP (1) | JP2000101466A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002344337A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-11-29 | Sony Corp | 受信機および受信方法 |
KR100716931B1 (ko) * | 2005-08-18 | 2007-05-14 | 가온미디어 주식회사 | Dab가 내장된 stb 시스템에서의 dab 정보디스플레이 장치 및 그 방법 |
US8355362B2 (en) | 2004-11-13 | 2013-01-15 | Lg Electronics Inc. | Channel management for mobile multimedia terminal |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19846865A1 (de) * | 1998-10-12 | 2000-04-13 | Bosch Gmbh Robert | Empfänger für digitalen Hörfunk |
JP4260328B2 (ja) * | 2000-03-01 | 2009-04-30 | クラリオン株式会社 | 放送受信装置 |
JP2002124885A (ja) * | 2000-10-16 | 2002-04-26 | Nec Microsystems Ltd | ディジタル放送ラジオ受信装置における放送番組の検索方法と放送番組検索プログラムを記録した記録媒体 |
EP1199824A1 (en) * | 2000-10-20 | 2002-04-24 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Digital audio/visual receiver with recordable memory |
JP2004134931A (ja) * | 2002-10-09 | 2004-04-30 | Kenwood Corp | Dab放送受信装置 |
KR100999768B1 (ko) * | 2003-09-17 | 2010-12-08 | 엘지전자 주식회사 | 디지털 멀티미디어 방송 수신기의 부가정보 저장 및이용방법 |
GB2409360A (en) | 2003-12-19 | 2005-06-22 | Nokia Corp | Selection of stations from a set of stations received by a br oadcast receiver |
KR100790146B1 (ko) * | 2005-10-13 | 2008-01-02 | 삼성전자주식회사 | 지상파 디지털 방송 시스템 및 그 방법 |
JP6929120B2 (ja) * | 2017-04-28 | 2021-09-01 | フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社 | 放送受信機及びリスト作成方法 |
-
1998
- 1998-09-24 JP JP26920098A patent/JP2000101466A/ja active Pending
-
1999
- 1999-09-22 EP EP19990307499 patent/EP0989695A2/en not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002344337A (ja) * | 2001-05-22 | 2002-11-29 | Sony Corp | 受信機および受信方法 |
US8355362B2 (en) | 2004-11-13 | 2013-01-15 | Lg Electronics Inc. | Channel management for mobile multimedia terminal |
KR100716931B1 (ko) * | 2005-08-18 | 2007-05-14 | 가온미디어 주식회사 | Dab가 내장된 stb 시스템에서의 dab 정보디스플레이 장치 및 그 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0989695A2 (en) | 2000-03-29 |
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