JP2000223177A - 気密端子およびそれを用いた電子部品 - Google Patents

気密端子およびそれを用いた電子部品

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JP2000223177A
JP2000223177A JP2135799A JP2135799A JP2000223177A JP 2000223177 A JP2000223177 A JP 2000223177A JP 2135799 A JP2135799 A JP 2135799A JP 2135799 A JP2135799 A JP 2135799A JP 2000223177 A JP2000223177 A JP 2000223177A
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metal cap
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welding
hole
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Akira Okuno
晃 奥野
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Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Renesas Semiconductor Manufacturing Co Ltd
Kansai Nippon Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抵抗溶接用フランジ部を有する金属外環に封
着ガラスを介してリードを気密に封着し、無電解めっき
層を形成し、前記抵抗溶接用フランジ部に金属キャップ
のフランジ部を抵抗溶接する気密端子において、抵抗溶
接時に前記無電解めっき層に亀裂が発生してリーク不良
を生じない気密端子を提供する。 【解決手段】 金属外環1の透孔2、2に封着ガラス
5、5を介してリード(6、6)を封着し、抵抗溶接用
プロジェクション(4)を有するフランジ部3に金属キ
ャップを抵抗溶接する気密端子Aにおいて、前記抵抗溶
接用プロジェクション4に厚さが2〜4μmの無電解N
iめっき層(12)を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属外環にガラス
を介してリードを気密に封着した気密端子に関する。本
発明はまた、金属外環にガラスを介してリードを気密に
封着した気密端子に水晶振動素子等の電子素子を保持し
金属キャップを溶接封止した電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】水晶振動子用の気密端子として、金属外
環にガラスを介してリードを気密に封着したものがあ
る。そのような気密端子は、水晶振動素子の形状により
各種のものがある。例えば、矩形状の水晶振動素子用の
気密端子としては、実開平1−19458に開示されて
いるものがある。その典型的なものについて、以下説明
する。図6は従来の気密端子の平面図で、図7の左半分
は図6の気密端子の正面図および右半分は長手方向の中
心線に沿う縦断面図である。図6および図7において、
21は低炭素鋼からなる長円状の金属外環で、長手方向
の中心線上の2カ所にリード封着用透孔22、22を有
し、外周の下端には金属キャップ溶接用のフランジ部2
3を有し、このフランジ部23には金属キャップ溶接用
のプロジェクション24を有する。前記金属外環21の
透孔22、22には、それぞれホウケイ酸ガラス等の封
着ガラス25、25を介して、コバール(鉄・ニッケル
・コバルト合金)製のリード26、26が気密に封着さ
れている。これらのリード26、26の上端には一体
に、水晶振動素子のホルダ部27、27が設けられてい
る。上記気密端子における前記ホルダ部27、27に
は、図6、図7に2点鎖線で示すように、矩形板状の水
晶振動素子28が水平状態に保持され、導電性接着材に
より電気的に接続されるとともに機械的に固着される。
図8は前記気密端子に被せられて抵抗溶接される金属キ
ャップ29を示し、図8の左半分は正面図で、右半分は
中心線に沿う縦断面図である。この金属キャップ29の
下端外周には、前記気密端子のフランジ部23への抵抗
溶接用フランジ部30を有する。そして、上記のよう
に、リード26、26の上端のホルダ部27、27に水
晶振動素子等の電子素子28を組み付けた気密端子の上
方から、図9に示すように金属キャップ29を被せ、そ
のフランジ部30を気密端子のフランジ部23に重ね合
わせて、抵抗溶接により両フランジ部23、30を固着
封止する。このとき、前記気密端子のフランジ部23に
設けた溶接用プロジェクション24に溶接電流が集中し
て流れ、それによって、この溶接用プロジェクション2
4が発熱・溶融して、両者の接合に役立つのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の構成の気密端子
においては、金属キャップ29の抵抗溶接に先立ち、図
10に示すように、金属外環21全体に下地めっき層3
1を施した後、その上に無電解Niめっき層32を形成
している。ところが、金属キャップ29の抵抗溶接後
に、リーク試験を行うと、この抵抗溶接部でリーク不良
を生じるものがあるという問題があった。本発明者は、
この原因を徹底的に追及した結果、無電解Niめっき層
32の厚さt4により、リーク不良の発生率が変動する
ことを突き止めた。本発明は、上記知見に基づいて、リ
ーク不良を発生しない気密端子を提供することを目的と
する。本発明はまた、上記の気密端子を用いて、リーク
不良の発生しない水晶振動子等の電子部品を提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、気密端子の金
属キャップ溶接用プロジェクション部に厚さが2〜4μ
mの無電解Niめっき層を設けたことを特徴とする気密
端子である。本発明はまた、金属キャップ溶接用プロジ
ェクション部に厚さが2〜4μmの無電解Niめっき層
を設けた気密端子に電子素子を組み付け、その上方から
金属キャップを被せて、金属キャップのフランジ部を気
密端子のフランジ部に抵抗溶接したことを特徴とする電
子部品である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
リード封着用透孔および金属キャップ固着用フランジ部
を有する金属外環と、前記リード封着用透孔にガラスを
介して気密に封着されたリードとを有する気密端子にお
いて、前記金属キャップ固着用フランジ部が2〜4μm
の無電解Niめっき層を具備することを特徴とする気密
端子である。
【0006】本発明の請求項2記載の発明は、リード封
着用透孔、金属キャップ固着用フランジ部およびこの金
属キャップ固着用フランジ部に溶接用プロジェクション
を有する金属外環と、前記リード封着用透孔にガラスを
介して気密に封着されたリードとを有する気密端子にお
いて、前記溶接用プロジェクションが2〜4μmの無電
解Niめっき層を具備することを特徴とする気密端子で
ある。
【0007】本発明の請求項3記載の発明は、リード封
着用透孔、金属キャップ固着用フランジ部およびこの金
属キャップ固着用フランジ部に溶接用プロジェクション
を有する金属外環と、前記リード封着用透孔にガラスを
介して気密に封着されたリードとを有する気密端子にお
いて、前記溶接用プロジェクションが下地めっき層の上
に2〜4μmの無電解Niめっき層を具備することを特
徴とする気密端子である。
【0008】本発明の請求項4記載の発明は、リード封
着用透孔、金属キャップ固着用フランジ部およびこの金
属キャップ固着用フランジ部に溶接用プロジェクション
を有する金属外環と、前記リード封着用透孔にガラスを
介して気密に封着されたリードと、このリードに電子素
子用ホルダ部を有する気密端子において、前記溶接用プ
ロジェクションが電解Niめっき層の上に2〜4μmの
無電解Niめっき層を具備することを特徴とする気密端
子である。
【0009】本発明の請求項5記載の発明は、リード封
着用透孔、金属キャップ固着用フランジ部およびこの金
属キャップ固着用フランジ部に溶接用プロジェクション
を有する金属外環と、前記リード封着用透孔にガラスを
介して気密に封着されたリードと、このリードに電子素
子用ホルダ部を有する気密端子において、前記溶接用プ
ロジェクションが1〜2μm電解Niめっき層の上に2
〜4μmの無電解Niめっき層を具備することを特徴と
する気密端子である。
【0010】本発明の請求項6記載の発明は、リード封
着用透孔、金属キャップ固着用フランジ部およびこの金
属キャップ固着用フランジ部に溶接用プロジェクション
を有する金属外環と、前記リード封着用透孔にガラスを
介して気密に封着されたリードと、このリードに電子素
子用ホルダ部を一体に有する気密端子において、前記溶
接用プロジェクションが電解Niめっき層の上に2〜4
μmの無電解Niめっき層を具備することを特徴とする
気密端子である。
【0011】本発明の請求項7記載の発明は、リード封
着用透孔、金属キャップ固着用フランジ部およびこの金
属キャップ固着用フランジ部に溶接用プロジェクション
を有する金属外環と、前記リード封着用透孔にガラスを
介して気密に封着されたリードと、このリードに電子素
子用ホルダ部を有し、前記溶接用プロジェクションが下
地めっき層の上に2〜4μmの無電解Niめっき層を具
備する気密端子における前記電子素子用ホルダ部に電子
素子を保持し、溶接用フランジ部を有する金属キャップ
を被せてその溶接用フランジ部を前記気密端子のフラン
ジ部に溶接したことを特徴とする電子部品である。
【0012】本発明の請求項8記載の発明は、リード封
着用透孔、金属キャップ固着用フランジ部およびこの金
属キャップ固着用フランジ部に溶接用プロジェクション
を有する金属外環と、前記リード封着用透孔にガラスを
介して気密に封着されたリードと、このリードに電子素
子用ホルダ部を一体に有し、前記溶接用プロジェクショ
ンが電解Niめっき層の上に2〜4μmの無電解Niめ
っき層を具備する気密端子における前記電子素子用ホル
ダ部に電子素子を保持し、溶接用フランジ部を有する金
属キャップを被せてその溶接用フランジ部を前記気密端
子のフランジ部に溶接したことを特徴とする電子部品で
ある。
【0013】
【実施例】本発明の実施例について、以下、図面を参照
して説明する。図1は本発明の第1実施例の気密端子A
を示す平面図、図2は図1の気密端子Aの正面図兼縦断
面図で、図2の左半分は正面図、右半分は縦断面図であ
る。図1および図2において、1は低炭素鋼からなる長
円状の金属外環で、長手方向の中心線上の2カ所にリー
ド封着用透孔2、2を有し、外周の下端には金属キャッ
プ溶接用のフランジ部3を有し、このフランジ部3には
金属キャップ溶接用のプロジェクション4を有する。前
記金属外環1の透孔2、2には、それぞれホウケイ酸ガ
ラス等の封着ガラス5、5を介して、コバール(鉄・ニ
ッケル・コバルト合金)製等のリード6、6が気密に封
着されている。これらのリード6、6の上端には一体
に、水晶振動素子のホルダ部7、7が設けられている。
上記気密端子Aにおける金属外環1の金属キャップ溶接
用プロジェクション部4を含むフランジ部3には、図3
に示すように、下地めっき層11、例えば厚さt1が1
〜5μmの電解Niめっき層の上に、厚さt2が2〜4
μmの無電解Niめっき層12が形成されている。前記
リード6、6の金属外環1の下面から突出する、いわゆ
る外方部分には、プリント基板等への組み付けのため
に、必要により厚さ2〜10μmのはんだ層(図示省
略)が形成される。そして、上記気密端子Aにおけるリ
ード6、6の上端に形成されたホルダ部7、7に、図1
および図2に2点鎖線で示すように、矩形板状の水晶振
動素子等の電子素子8を水平状態に保持し、導電性接着
材により電気的に接続するとともに、機械的に固着す
る。図4は前記気密端子Aに抵抗溶接される鉄製の金属
キャップで、その下端周辺に溶接用フランジ部10を有
し、全体に例えば厚さ1〜2μm程度の無電解Niめっ
き層(図示省略)が形成されている。そして、前記のリ
ード6、6の上端のホルダ部7、7に電子素子8を組み
付けて、上方から図5に示すように、前記金属キャップ
9を被せ、そのフランジ部10を気密端子Aのフランジ
部3に重ね合わせて、抵抗溶接により両フランジ部3、
10を溶接する。このとき、前記気密端子のフランジ部
3に設けた溶接用プロジェクション4に溶接電流が集中
して流れ、それによって、この溶接用プロジェクション
4が発熱・溶融して、両者の接合に役立つ。
【0014】上記の気密端子Aおよび金属キャップ9を
組合せて抵抗溶接した電子部品においては、100〜1
000個を一度にリーク試験にかけても、リーク不良発
生が全く認められなかった。下表に、無電解Niめっき
層12の厚さt2とリーク不良発生数および錆発生数の
関係について示す。
【表1】 上記の結果からも明らかなように、無電解Niめっき層
12の厚さt2が1μm以下では、リーク不良は発生し
ないけれども錆が発生し、一方、5μmを超えるとリー
ク不良が発生する。このため、本発明においては、無電
解Niめっき層12の厚さt2は2〜4μmに設定す
る。上記のように、無電解Niめっき層12の厚さt2
が5μm以上に厚くなるとリーク不良が発生する原因
は、リーク不良発生品の顕微鏡観察の結果、次のように
考えられる。すすなわち、無電解Niめっき層12は、
次亜リン酸の還元作用によって形成するため、無電解N
iめっき層12の中には、不可避的にPが1〜10wt
%程度含まれる。このPの含有によって、無電解Niめ
っき層12は、電解Niめっき層11に比較して、硬く
脆い性状を有し、かつ融点が高くなる。このため、気蜜
端子Aの溶接用フランジ部3と金属キャップ9のフラン
ジ部10との抵抗溶接時に、抵抗溶接用プロジェクショ
ン4が溶融する前に、その加圧荷重によって、前記無電
解Niめっき層12に亀裂が走り、この亀裂を介してリ
ーク不良が発生すると推論される。これに対して、上記
のように、無電解Niめっき層12の厚さt2を2〜4
μmに設定した場合は、無電解Niめっき層12の熱容
量が小さいため、抵抗溶接時に従来よりも溶融しやすく
なるため、この無電解Niめっき層12に亀裂が生じる
ことなく、溶接が可能になるためであると推論される。
なお、下地めっき層である電解Niめっき層11の厚さ
t1を種々変えて同様の実験を行ったが、電解Niめっ
き層11の厚さt1による特性の変化は認められなかっ
た。しかし、実用的な範囲として、1〜2μmに設定す
る。また、無電解Niめっき層12の上に、必要により
0.05〜2μmの仕上げAuめっき層を形成してもよ
い。
【0015】なお、上記実施例は特定の構成の気密端子
Aについて説明したが、本発明はこの構成の気密端子A
についてのみ適用するものではなく、各種構成の気密端
子および電子部品に適用できるものである。例えば、気
密端子としては、上記気密端子Aと外観上は同様である
が、金属外環1が低炭素鋼よりなり、封着ガラス5、5
がソーダバリウムガラスからなり、リード6、6がFe
−Ni合金からなる、いわゆる圧縮封止型(コンプレッ
ションシールタイプ)のものでもよいし、金属外環1が
コバールからなり、封着ガラス5、5がホウケイ酸ガラ
スからなり、リード6、6がコバールからなる、いわゆ
る整合封止型(マッチングシールタイプ)のものでもよ
い。
【0016】また、水晶振動素子等の電子素子のホルダ
部7、7としては、上記のように、矩形板状の電子素子
8を水平状態に保持するものばかりでなく、電子素子の
形状やカット方向等に応じて、各種形状のものに適用で
きる。例えば、矩形板状の電子素子を垂直状態に保持す
るものや、円板状の電子素子を垂直状態に保持するもの
にも適用できる。あるいは水晶発振子やSAWデバイス
素子等の各種電子素子用の気密端子にも適用でき、それ
に応じて、金属外環やホルダ部の形状も任意のものが採
用できる。
【0017】また、上記実施例においては、金属キャッ
プ9として、鉄製のものについて説明したが、洋白(C
u−Ni−Zn合金)製やキュプロニッケル(Ni10
〜30wt%、Cu90〜70wt%)製のものでもよ
い。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上のように、気密端子の金属
キャップ溶接用プロジェクション部に厚さが2〜4μm
の無電解Niめっき層を設けたことを特徴とする気密端
子であるから、金属キャップとの抵抗溶接時に亀裂が発
生せず、したがってリーク不良を発生しない気密端子が
提供できる。本発明はまた、金属キャップ溶接用プロジ
ェクション部に厚さが2〜4μmの無電解Niめっき層
を設けた気密端子に電子素子を組み付け、その上方から
金属キャップを被せて、金属キャップのフランジ部を気
密端子のフランジ部に抵抗溶接したことを特徴とする電
子部品であるから、前記抵抗溶接部からリーク不良がな
い信頼性の高い電子部品を提供できるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の気密端子Aの平面図
【図2】 図1の気密端子Aの正面図および縦断面図
【図3】 図1の気密端子Aの要部拡大縦断面図
【図4】 図1の気密端子Aに抵抗溶接される金属キャ
ップの正面図および縦断面図
【図5】 図1の気密端子Aと図4の金属キャップとの
抵抗溶接時の要部拡大縦断面図
【図6】 従来の気密端子の平面図
【図7】 図6の気密端子の正面図および縦断面図
【図8】 図6の気密端子に抵抗溶接される金属キャッ
プの正面図および縦断面図
【図9】 図6の気密端子と図8の金属キャップとの抵
抗溶接時の要部拡大縦断面図
【図10】 図6の気密端子の要部拡大縦断面図
【符号の説明】
1 金属外環 2、2 リード封着用透孔 3 金属キャップ溶接用フランジ部 4 金属キャップ溶接用プロジェクション部 5、5 封着ガラス 6、6 リード 7、7 ホルダ部 8 電子素子(水晶振動素子) 9 金属キャップ 10 抵抗溶接用フランジ部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リード封着用透孔および金属キャップ固着
    用フランジ部を有する金属外環と、前記リード封着用透
    孔にガラスを介して気密に封着されたリードとを有する
    気密端子において、前記金属キャップ固着用フランジ部
    が2〜4μmの無電解Niめっき層を具備することを特
    徴とする気密端子。
  2. 【請求項2】リード封着用透孔、金属キャップ固着用フ
    ランジ部およびこの金属キャップ固着用フランジ部に溶
    接用プロジェクションを有する金属外環と、前記リード
    封着用透孔にガラスを介して気密に封着されたリードと
    を有する気密端子において、前記溶接用プロジェクショ
    ンが2〜4μmの無電解Niめっき層を具備することを
    特徴とする気密端子。
  3. 【請求項3】リード封着用透孔、金属キャップ固着用フ
    ランジ部およびこの金属キャップ固着用フランジ部に溶
    接用プロジェクションを有する金属外環と、前記リード
    封着用透孔にガラスを介して気密に封着されたリードと
    を有する気密端子において、前記溶接用プロジェクショ
    ンが下地めっき層の上に2〜4μmの無電解Niめっき
    層を具備することを特徴とする気密端子。
  4. 【請求項4】リード封着用透孔、金属キャップ固着用フ
    ランジ部およびこの金属キャップ固着用フランジ部に溶
    接用プロジェクションを有する金属外環と、前記リード
    封着用透孔にガラスを介して気密に封着されたリード
    と、このリードに電子素子用ホルダ部を有する気密端子
    において、前記溶接用プロジェクションが電解Niめっ
    き層の上に2〜4μmの無電解Niめっき層を具備する
    ことを特徴とする気密端子。
  5. 【請求項5】リード封着用透孔、金属キャップ固着用フ
    ランジ部およびこの金属キャップ固着用フランジ部に溶
    接用プロジェクションを有する金属外環と、前記リード
    封着用透孔にガラスを介して気密に封着されたリード
    と、このリードに電子素子用ホルダ部を有する気密端子
    において、前記溶接用プロジェクションが1〜2μmの
    電解Niめっき層の上に2〜4μmの無電解Niめっき
    層を具備することを特徴とする気密端子。
  6. 【請求項6】リード封着用透孔、金属キャップ固着用フ
    ランジ部およびこの金属キャップ固着用フランジ部に溶
    接用プロジェクションを有する金属外環と、前記リード
    封着用透孔にガラスを介して気密に封着されたリード
    と、このリードに電子素子用ホルダ部を一体に有する気
    密端子において、前記溶接用プロジェクションが電解N
    iめっき層の上に2〜4μmの無電解Niめっき層を具
    備することを特徴とする気密端子。
  7. 【請求項7】リード封着用透孔、金属キャップ固着用フ
    ランジ部およびこの金属キャップ固着用フランジ部に溶
    接用プロジェクションを有する金属外環と、前記リード
    封着用透孔にガラスを介して気密に封着されたリード
    と、このリードに電子素子用ホルダ部を有し、前記溶接
    用プロジェクションが下地めっき層の上に2〜4μmの
    無電解Niめっき層を具備する気密端子における前記電
    子素子用ホルダ部に電子素子を保持し、溶接用フランジ
    部を有する金属キャップを被せてその溶接用フランジ部
    を前記気密端子のフランジ部に溶接したことを特徴とす
    る電子部品。
  8. 【請求項8】リード封着用透孔、金属キャップ固着用フ
    ランジ部およびこの金属キャップ固着用フランジ部に溶
    接用プロジェクションを有する金属外環と、前記リード
    封着用透孔にガラスを介して気密に封着されたリード
    と、このリードに電子素子用ホルダ部を一体に有し、前
    記溶接用プロジェクションが電解Niめっき層の上に2
    〜4μmの無電解Niめっき層を具備する気密端子にお
    ける前記電子素子用ホルダ部に電子素子を保持し、溶接
    用フランジ部を有する金属キャップを被せてその溶接用
    フランジ部を前記気密端子のフランジ部に溶接したこと
    を特徴とする電子部品。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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