JP2000222200A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2000222200A
JP2000222200A JP11257776A JP25777699A JP2000222200A JP 2000222200 A JP2000222200 A JP 2000222200A JP 11257776 A JP11257776 A JP 11257776A JP 25777699 A JP25777699 A JP 25777699A JP 2000222200 A JP2000222200 A JP 2000222200A
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカードとフラッシュROMからのプログ
ラムを簡単に切り換えられ、ICカードをダウンロード
用及びオプションプログラム用として共用することを課
題とする。 【解決手段】 フラッシュROM14に第1のプログラ
ムが格納され、ICカード9に第2のプログラムが格納
される。ICカード9はICカードコネクタにより着脱
可能に接続される。CPU10は、フラッシュROM1
4とICカード9とのアドレスが論理的に配置されたメ
モリマップに基づいて、第1のプログラム及び前記第2
のプログラムのいずれか一方を実行する。メモリマップ
におけるフラッシュROM14のアドレスとICカード
9のアドレスとを入れ換えることにより、第1のプログ
ラムと第2のプログラムのいずれか一方が選択されCP
U10に供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器に係わり、
特にメモリに格納された制御プログラムにより動作し、
且つICカ−ドのような着脱可能なメモリ手段からプロ
グラムをダウンロードする機能を有する画像形成装置等
の電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル複写機やレーザプリンタ
等の画像形成装置の動作は、プログラムにより制御され
る。したがって、従来の画像形成装置には、プログラム
が格納されたROMが設けられ、このプグラムを実行す
ることにより各部の動作の制御が行われている。
【0003】しかし、バグ等の不具合により制御するプ
ログラムに変更の必要が生じた場合には、プログラムが
格納されたROMを交換する作業を行わなければならな
かった。このROM交換作業はROMが交換できるレベ
ルまで装置を分解しなければならなかった。特に、装置
が完成品である場合には、その交換作業に多大な労力と
長時間が費やされるという問題があった。
【0004】上述のようなROM交換作業時間を軽減す
るため、フラッシュROMにプログラムを保持し、プロ
グラムの変更の必要が生じた場合には、外部装置例えば
ホストコンピュ−タから新規プログラムを供給してフラ
ッシュROMに書込むことが行われている。特開平8−
77040号公報は、ホストコンピュ−タによるフラッ
シュメモリの書き換え制御を開示している。この書き換
え制御によれば、コンピュ−タ通信によってフラッシュ
ROMのプログラムデ−タを書き換える場合、画像形成
装置が動作中か中間状態か異常状態かをチェックして、
ダウンロ−ドに適した状態のときにダウンロ−ドを実行
し、画像形成装置の暴走を回避する。
【0005】近年では、ICカード等の外部記憶装置を
画像形成装置に接続し、ICカードのプログラムをフラ
ッシュROMにダウンロードすることによりプログラム
の更新又は書き換えを行う方法も採られるようになり、
プログラム更新作業時間は大幅に短縮されている。この
場合、ICカードを装置に接続することによって、メモ
リマップにおいてフラッシュROMとICカードとのア
ドレスの入れ換えが行われる。これにより、ICカード
に格納されたプログラムに基づいて装置が起動され、フ
ラッシュROMへのプログラムのダウンロードが行われ
る。
【0006】このようなプログラムのダウンロードを行
うために、特開平10−145571号公報は、プログ
ラムの変更によりICカードからフラッシュROMへと
プログラムの書込みが行われる際、間違ったプログラム
の書き込みを防止することや不揮発性メモリに格納され
ているデータ等が破壊されることを防止することが開示
されている。不揮発性メモリに格納されるデータは、装
置の電源が切られても保持しておくべきデータであり、
装置の動作条件に関するデータが含まれる。また、例え
ば、装置がレンタルの複写機であった場合は、課金情報
を得るための情報、例えばコピー枚数の情報等が不揮発
性メモリに格納される。
【0007】また、画像形成装置におけるIC力一ドの
今後の利用方法として、例えばフラシュROMに格納さ
れた本体プログラムにデータテーブルを追加する処理の
ように、オプションプログラム用として利用する方法も
考えられる。この場合、ICカードを接続して装置を作
動することにより、ユーザは標準仕様以外の機能を利用
することが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のような構成を有
する画像形成装置は、ICカードに格納されたプログラ
ムのダウンロード処理において、電源がONされてから
OFFされるまでの間、たとえ目的のプロブラムのダウ
ンロードが終了していても、本体装置はICカードに格
納されたプログラムにより動作することになる。
【0009】通常、ICカードの接続部(コネクタ)
は、作業性を重視するために簡単に抜き差しができるよ
うな場所に設けられる。したがって、電源ONのまま不
用意にICカードを抜いてしまったり、事故で抜けてし
まったというような場合、本体装置で現在稼働中のプロ
グラムが動作しなくなることが考えられる。このような
場合、本体装置が誤動作したり、本体装置の部品が誤動
作により損傷を受けるというようなことが考えられる。
【0010】さらに、従来はICカードは主にダウンロ
ード専用であったため、本体装置にICカードを接続す
ることによリ、メモリマップ上に登録されたデバイスと
してフラッシュROMとICカードとのアドレスの入れ
換えを行い、ICカードのプログラムによリ本体装置を
立ち上げればよかった。しかしながら、上述のようにオ
プションプログラム用として使用する場合には、ICカ
ードの接続が検知されることによって、自動的にICカ
ード上のプログラムで本体装置を動作させてしまうこと
になる。この場合、ICカードに格納されているプログ
ラムが選択されるために、本体装置のフラッシュROM
に格納されたプログラムで動作させることができなくな
る。すなわち、ICカードをオプションプログラム用と
して利用することができなくなる。したがって、ICカ
ードをオプションプログラム用とて利用する場合には、
特別な操作を行うことによって、本体装置のフラッシュ
ROMから起動させるようにすることが必要であった。
このような、特別な操作はユーザにとって使い勝手が悪
いという問題があった。
【0011】ところで、画像形成装置の場合、装置固有
の設定値や顧客情報等のユーザー固有データは不揮発性
メモリに保存される。装置又はメイン制御基板を交換す
る時には、不揮発性メモリを載せ替えることにより情報
の引継を行い、再設定等を不要にすることが一般的に行
われている。プログラムのダウンロードのために本体装
置をICカードのプログラムにより起動した場合に、I
Cカードの不完全接続によるプログラム暴走等の誤動作
で不揮発性メモリに格納されていたユーザー固有データ
を書き換えてしまうといった問題が生じる可能性があっ
た。
【0012】本発明は上述の問題点に鑑みなされたもの
であり、ICカードのような着脱可能な記憶媒体とフラ
ッシュROMのような書き換え可能な記憶部からのプロ
グラムの読み込みを簡単な操作で切り換えることができ
る電子機器を提供することを目的とする。また、ダウン
ロード終了後にはICカードが抜けてもプログラムが暴
走することのない電子機器を提供することを目的とす
る。
【0013】さらに、ICカードをダウンロード用にも
オプションプログラム用としても使用することができる
電子機器を提供することを目的とする。また、ICカー
ドからプログラムをダウンロードしている間に、不意に
ICカードが外れてしまった場合でも、本体装置の不揮
発性メモリに保存されたデータが書き換えられたり、消
失したりすることを防止できる電子機器を提供すること
を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、プログラムに基づいて動
作する電子機器であって、第1のプログラムが格納され
た記憶手段と、第2のプログラムが格納された記憶媒体
を接続するための接続手段と、少なくとも前記記憶手段
と前記記憶媒体とのアドレスが論理的に配置されたメモ
リマップに基づいて、前記第1のプログラム及び前記第
2のプログラムのいずれか一方を実行することにより前
記電子機器の動作を制御する制御手段と、前記メモリマ
ップにおける前記記憶手段のアドレスと前記記憶媒体の
アドレスとを入れ換えることにより、前記第1のプログ
ラムと前記第2のプログラムのいずれか一方を選択的に
読み出して前記制御手段に供給する入れ換え手段とより
なる構成とする。
【0015】上述の構成によれば、ICカード等の記憶
媒体を用いてプログラムのダウンロードを行う場合、ダ
ウンロード終了後にICカードとCPU等の制御手段の
メモリマップのアドレスを入れ換えて本体装置の記憶部
のプログラム動作に切リ換えることにより、ICカード
が抜けてしまっても、本体装置は正常に動作を続けるこ
とができる。
【0016】また、請求項2に記載の発明は請求項1記
載の電子機器であって、前記記憶媒体が前記接続手段に
接続されているか否かを検知する検知手段と、前記第2
のプログラムのダウンロードの指示を入力するためのス
イッチとを更に有し、前記入れ換え手段は、前記電子機
器の電源が投入されたときに、前記記憶媒体の接続が検
知され且つ前記スイッチが所定の状態にあるときに、前
記メモリマップにおける前記記憶手段のアドレスと前記
記憶媒体のアドレスとを入れ換える構成とする。
【0017】これにより、記憶媒体の接続信号とスイッ
チ操作後の電源投入の操作により読み込むプログラムを
第1のプログラムから第2のプログラムに切リ換えるこ
とで、記憶媒体をダウンロード用としてもオプションプ
ログラム用としても使用できる。よって、ユーザにとっ
て使い勝手が改善される。また、請求項3に記載の発明
は、請求項2記載の電子機器であって、前記電子機器の
電源が投入されたときに、前記記憶媒体が接続されてい
ないことが検知され且つ前記スイッチが所定の状態にあ
るときに、エラーメッセージを出力するエラーメッセー
ジ出力手段を更に有する構成である。
【0018】これにより、記憶媒体の未接続信号とスイ
ッチ操作後の電源投入においては、ICカードが未接続
の状態でダウンロード操作が行われたことをユーザに伝
え、記憶媒体の接続を促すことができる。また、請求項
4に記載の発明は、請求項2又は3記載の電子機器であ
って、前記電子機器の電源が切られているときに保存さ
れるべきデータを格納する不揮発性メモリと、前記電子
機器の電源が投入されたときに、前記記憶媒体が接続さ
れていないことが検知され且つ前記スイッチが所定の状
態にあるときに、前記不揮発性メモリに対するアクセス
を禁止する第1のアクセス禁止手段とを更に有する構成
である。
【0019】これにより、ICカードが未接続の状態で
ダウンロードの操作が行われたとき、不用意な不揮発性
メモリヘのアクセスが防止され、不揮発性メモリに保存
されているデータを保護することができる。また、請求
項5記載の発明は、請求項4記載の電子機器であって、
前記記録媒体からの前記第2のプログラムの読み出しが
開始され後に前記検知手段が前記記憶媒体が接続されて
いないことを検知したときに、前記不揮発性メモリに対
するアクセスを禁止する第2のアクセス禁止手段を更に
有する構成とする。
【0020】これにより、スイッチの操作があって電源
がONになったときには記憶媒体が接続されており、記
憶媒体の第2のプログラムよりブートを開始した後、例
えば抜き出しか接触不良によって記憶媒体接続されてい
ない状態になると、第2の禁止手段は不揮発性メモリの
読み書きを禁止する。したがって、不揮発性メモリに保
存されているデータの破壊が回避される。
【0021】また、請求項6に記載の発明は、請求項4
記載の電子機器であって、前記記録媒体からの前記第2
のプログラムの読み出しが開始され後に前記検知手段が
前記記憶媒体が接続されていないことを検知したとき
に、前記不揮発性メモリに対する書き込みのみを禁止す
る書き込み禁止手段を更に有する構成とする。
【0022】これにより、スイッチの操作があって電源
がONになったときには記憶媒体が接続されており、記
憶媒体の第2のプログラムよりブートを開始した後、例
えば抜き出しか接触不良によって記憶媒体接続されてい
ない状態になると、書き込み禁止手段は不揮発性メモリ
への書き込みのみを禁止するので、不揮発性メモリに保
存されているデータはダウンロードにも利用でき、しか
も、不揮発性メモリに保存されたデータの破壊が回避さ
れる。
【0023】本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付
の図面を参照した以下の説明により一層明らかになるで
あろう。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明にお
ける実施の形態を詳細に説明する。 (実施の形態1)図1 は本発明の実施の形態1 による画
像形成装置の一例であるデジタル複写機の概略構成を示
すブロック図である。図1において、デジタル複写機
(画像形成装置)1は、本体制御基板2、読取制御部
3、書込制御部4、電子写真プロセス部5、表示部6、
特定スイッチ(SW)7、及び電源部8よりなる。電源
部8には電源スイッチ(SW)8−1が接続されてい
る。ICカード9は本体制御基板2に接続される。デジ
タル複写機1の読取制御部3によって読み取られた画像
信号は、本体制御基板2を経由して書込制御部4に送ら
れる。書込制御部4は、供給された画像信号に従って電
子写真プロセス部5を制御する。電子写真プロセス部
で、静電潜像等の画像形成処理が行われ、その後一連の
電子写真プロセスが行われ記録用紙上に画像が形成され
る。
【0025】図2は本実施の形態1におけるデジタル複
写機の本体制御基板の構成を示すブロック図である。こ
こで、図1において説明した構成部品と同じ部品には同
一の符号を付す。図2に示すように、本体制御基板2
は、CPU10、アドレスデコーダ11、セットIC1
2、NVRAM〈不揮発性メモリ)13、フラッシュR
OM14、ICカード接続検知手段15及びICカード
コネクタ16を有する。特定スイッチ7を含む表示部6
はアドレスデコーダ11に接続される。また、ICカー
ド9はICカードコネクタ16に離脱可能に接続され
る。
【0026】図3(a)はデジタル複写機1が通常モー
ドにおいて動作するときのメモリマップを示し、図3
(b)はアドレス入れ替えモードにおいて動作するとき
のメモリマップ示す。図4は特定スイッチ7のON/O
FF信号について示す図であり、図5はアドレスデコー
ダ11の回路図である。また、図6は図5に示した回路
のタイミングチャートである。
【0027】以下に本実施の形態1によるデジタル複写
機の動作について説明する。まず、図1の電源スイッチ
8−1がONとされることによって、本体制御基板2も
含めたデジタル複写機1の各部に電源が供給される。そ
して、図2に示す本体制御基板2のリセットIC12か
ら出力されるリセット信号(XRESET)が、リセッ
ト中を表す「L」レベルからリセット解除を表す「H」
レベルになると、CPU10はリセットベクタのアドレ
スを出力する。CPU10より出力されたアドレスはア
ドレスデコーダ11によってデコードされ、図3のメモ
リマップに基づいて各デバイスヘのチップセレクト信号
(XCS)がアクティブとなる。
【0028】アドレスデコーダ11は、図5に示すよう
に4to16アドレスデコーダ( 以下、アドレスデコー
ダという)であり、A23〜A20のアドレス入力に従
って各アドレスごとにチップセレクト信号が出力され
る。まず、図5に示す回路において、通常モード時の動
作を図3に示すタイミングチャートを参照しながら説明
する。通常モード時は、特定スイッチ7がOFF状態
(XSW−ON=「H」)のとき電源がONとされるの
で、バッファ(BUFF1)の出力は「H」となる。リ
セットの期間中(XRESET=「L」)、AND2の
出力は「H」となり、AND3の出力は「L」となるの
で、フリップフロップ(FF1)はクリアされる。した
がって、FF1の/Q出力は「H」となり、その後リセ
ット信号(XRESET)が「L」から「H」となった
時点でFF1の/Q出力が「H」に固定される。その結
果、FF1の/Q出力が「H」となるので、AND5と
AND7の出力が「H」に固定される。また、AND4
とAND6の出力はアドレスデコーダ11の出力によっ
て変化する。
【0029】このように、図3(a)に示す通常モード
に示したメモリマップに従って、各デバイスヘチップセ
レクト信号が出力されることになる。例えば、リセット
ベクタのアドレスが「0x000000」の場合には、
フラッシュROMへのチップセレクト信号がアクティブ
となり、フラッシュROMからプログラムが読み出され
る。CPU10はこのプログラムを基に動作を開始し、
その後は一連の制御プログラムに従って本体装置が制御
される。
【0030】次に、アドレス入れ換えモード時の動作に
ついて、図7に示すタイミングチャートを用いて説明す
る。アドレス入れ換えモード時は、特定スイッチ7がO
Nの状態(XSW−ON=「L」)のときに電源がON
となるので、BUFF1の出力は「L」となる。リセッ
トの期間中(XRESET=「L」)、AND2の出力
は「L」となり、AND3の出力は「H」となるのでF
F1がプリセットされる。したがって、FF1の/Q出
力は「L」となり、リセット信号(XRESET)が
「L」から「H」となった時点でFF1の/Q出力が
「L」に固定される。
【0031】FF1の/Q出力が「L」となると、AN
D4とAND6の出力が「H」となる。また、AND5
とAND7の出力はアドレスデコーダ11の出力によっ
て変化する。このとき、AND5とAND7とを介した
アドレスデコーダ11からの出力がフラッシュROM1
4とICカード9へのチップセレクト信号において、上
述の通常モード時と入れ代わって接続されることになる
ので、図3(b)に示すアドレス入れ換えモードのメモ
リマップに従って各デバイスヘチップセレクト信号が出
力される。
【0032】以上の図6及び図7のタイミングチャート
により説明した「通常モード」と「アドレス入れ換えモ
ード」において、XRESETが「L」から「H」とな
った時点でFF1の/Q出力を固定しているので、動作
中のメモリマップの「通常モード」と「アドレス入れ換
え」の切り換えについては触れていない。しかしなが
ら、本実施の形態1では、図5に示すようにFF1のD
入力へのデータアクセス(DATA)によりFF1の/
Q出力を任意に切り換えることができる。これにより、
図7の「アドレス入れ換えモード」で起動し、ダウンロ
ード終了後にプログラムによりFF1のD入力にアクセ
スして、FF1の/Q出力を「H」とすることにより
「通常モード」に切り換えて、フラッシュROM14に
格納された一連の制御プログラムを動作させることが可
能となる。よって、ダウンロード終了後はICカード9
に格納されているプログラムは使用しないことになり、
ICカード9を論理的に切り離すことができる この動作を図8に示すフローチャートに基づき説明す
る。新たなプログラムのダウンロードを行うために、画
像形成装置1の特定スイッチ7を押しながら電源スイッ
チ8−1をONとする(ステップ1)。画像形成装置1
は上述のアドレスデコーダ11における「アドレス入れ
換えモード」にて起動される(ステップ2)。続いて、
選択されたデバイスであるICカード9カードから読み
出されたプログラムによリダウンロードの指示がなされ
(ステップ3)、ダウンロードの処理が行われる(ステ
ップ4)。つぎに、ダウンロードの処理が終了したかた
否かが判定される(ステップ5)。ダウンロードの処理
が終了したと判定されると、図5に示すFF1のD入力
へ「L」を入力することにより/Q出力を「H」とする
(ステップ6)。これにより、上述した「通常モード」
のデバイスが選択され(ステップ7)、フラッシュRO
M14からのプログラムにより動作することができる。
【0033】(実施の形態2)図9は本発明の実施の形
態2によるアドレスデコーダの回路図である。図10は
ICカード接続検知回路を示す図である。図9に示すよ
うに、特定スイッチ7のON信号(XSW−ON)と図
10に示すICカードの接続信号(XカードON)とを
AND1に入力することによって、ICカードの接続が
検知される。また、このとき特定スイッチ7がONの状
態で電源スイッチ8−1がONとされたときに(表1)
に示すように「アドレス入れ換えモード」を設定するこ
とができる
【0034】
【表1】
【0035】(表1)においてFF1の/Q出力が
「H」のときは「通常モード」が設定され、/Q出力が
「L」のときは「アドレス入れ換えモード」が設定され
る。次に、本実施の形態2における「通常モード」での
動作を図11に示すタイミングチャートを参照しながら
説明する。「通常モード」時は、ICカード未接続(X
カードON=「H」)又は特定スイッチ7がOFF状態
(XSW−ON=「H」)のときに電源がONとされる
ので、AND1の出力は「H」となり、図6と同様に画
像形成装置は「通常モード」で起動される。上述の条件
以外にも、XカードON=「H」且つXSW−ON=
「L」、又はXカードON=「L」且つXSW−ON=
「H」の場合にも「通常モード」が設定される。
【0036】次に、「アドレス入れ換えモード」時の動
作を図12に示すタイミングチャートを参照しながら説
明する。「アドレス入れ換えモード」時は、ICカード
接続が検知され(XカードON=「L」)、且つ特定ス
イッチ7がON状態(XSW−ON=「L」)のときに
電源がONとされるので、AND1の出力は「L」とな
り、図7と同様に画像形成装置は「アドレス入れ換えモ
ード」により起動される。
【0037】以上説明したように本実施の形態2は、上
述の実施の形態1における図5 に示すBUFF1に代え
て図9に示すようにAND1を設け、その入力として特
定スイッチ7のON信号(XSW−ON)=とICカー
ドの接続信号(XカードON)を加えて構成したもので
ある。このように、本実施の形態2は、「通常モード」
と「アドレス入れ換えモード」の切リ換えを行う際に、
ICカードの接続状態を確認するものである。また、前
記「通常モード」と「アドレス入れ換えモード」の動作
においては、上述の実施の形態1と同様であるため、そ
の重複する説明は省略する。
【0038】以上のことから、ICカードの接続確認を
行うことによって特定スイッチ7をON状態で電源スイ
ッチ8−1をONとする操作により、ICカードからの
プログラムによりダウンロード処理を行うことができ
る。また、上述のように特定スイッチをOFF状態とし
て電源スイッチをONとすることで、画像形成装置をフ
ラッシュROM14からのプログラムで動作させてIC
カードをオプションプログラム用として用いることがで
きる。
【0039】(実施の形態3)図13は本発明の実施の
形態3におけるアドレスデコーダの回路図である。本実
施の形態3は、実施の形態2を示す図9にICカード接
続エラーを出力する回路を設けたものである。本実施の
形態3のICカード接続エラーを出力する動作を図14
に示すタイミングチャートを参照しながら説明する。ま
た、その他の動作については、実施の形態1及び2にお
いて説明したものと同様であるため省略する。
【0040】図14のタイミングチャートに示すよう
に、特定スイッチ7がON状態(XSW−ON=
「L」)で電源ONとなったときに、ICカードが非接
続状態(XカードON=「H」)であった場合は、AN
D11の出力は「L」となる。リセット(XRESET
=「L」)の期問中、AND12の出力は「L」とな
り、AND13の出力は「H」となるのでFF11がプ
リセットされる。そして、FF11のQ出力は「H」と
なり、/Q出力は「L」となり、XRESETが「L」
から「H」となった時点でFF1のQ出力が固定され
る。この時は、図11に示すタイミングチャートと同様
に「通常モード」で立ち上がるので、フラッシュROMよ
リ起動したプログラムによりFF11のQ出力の状態を
チェックを行う。FF11のQ出力が「H」の場合はカ
ード接続エラーとしてエラーメッセージを出力し、適正
なICカードの接続をユーザに促す。前記エラーメッセ
ージを出力するXカードONとXSWONの関係を(表
2)に示す。
【0041】
【表2】
【0042】ここで、FF11のQ出力が「H」という
ことはICカード接続エラーを意味する。この動作を図
15に示すフローチャートに基づき説明する。本体装置
の電源投入時において、ユーザがICカードからプログ
ラムを読み込むことを意図しているものと仮定する。そ
して、ユーザが、ICカードが接続されてない状態(X
カードON=「H」)で特定スイッチ7を押しながら
(XSW−ON=「L」)電源スイッチ8−1をONと
したとする(ステップ10)。実施の形態2で説明した
ように、ICカード9が接続状態であり特定スイッチ7
がON状態で電源スイッチ8−1がONされたときのみ
ICカードからプログラムが読み出される。したがっ
て、この状態では「通常モード」に従って、フラッシュ
ROM14のプログラムが起動される(ステップ1
1)。さらに、起動したプログラムによりFF11のQ
出力を確認してQ出力が「H」であるかが判定される
(ステップ12)。ステップ12において、Q=「H」
と判定されると、ICカード9が未接続であることが確
認される。したがって、ユーザの意図するICカード9
からのプログラムの読み込みができないため、エラーメ
ッセージを表示する(ステップ13)。また、ステップ
12において、Q=「L」のときは「通常モード」での
処理が要求されていると判断して、「通常モード」での
処理を行う(ステップ14)。
【0043】上述のように、本実施の形態3において
は、実施の形態2の動作においてICカード9が挿入さ
れていないにもかかわらずダウンロードの操作を行った
場合に、エラーメッセージを表示してユーザに知らせる
ことができる。 (実施の形態4)図16は本発明の実施の形態4による
アドレスデコーダの回路図である。本実施の形態4は、
実施の形態3を示す図13のFF11のQ出力であるI
Cカード接続エラーの出力を、本体装置の設定情報等の
ユーザデータが格納されているNVRAM13を選択す
るチップセレクト信号の制御に用いる構成としたもので
ある。図16において、特定スイッチがON状態で電源
ONとなったときに、I Cカードが非接続状態であった
場合は、実施の形態3を示す図13及び図14と同様に
してFF11のQ出力( ICカード接続エラー) は
「H」となる。この時、AND14の出力は「H」に固
定されるため、NVRAM13へのチップセレクト信号
は出力されない。したがって、NVRAM13へのアク
セスが禁止されるので、大切な設定情報等のユーザデー
タを破壊することがなくなる。
【0044】〈実施の形態5)図17は、本発明の実施
の形態5による画像形成装置の概要構成を示すブロック
図である。図17において、図1に示した構成部品と同
じ部品には同じ参照符号を付し、その説明は省略する。
図17に示した画像形成装置100は、スキャナ,プリ
ンタ,ファクシミリおよび複写モ−ドの各モ−ドで画像
処理をすることができるデジタル複写機であり、複写モ
−ドの場合は、読み取り制御部3によって読み取られた
画像信号がメイン制御基板60を経由して書き込み制御
部4に送られる。書き込み制御部4に送られた画像信号
に従って電子写真プロセス部5の感光体体上に静電潜像
が形成され、その後は一連の電子写真プロセスによって
画像形成が実行される。
【0045】図18に、メイン制御基板60の構成を示
す。図18において、図2に示した構成部品と同じ部品
には同じ参照符号を付し、その説明は省略する。図18
に示すNVRAM13は、不揮発性メモリである。図1
7に示す電源スイッチ8−1のONによってメイン制御
基板60も含めた画像形成装置100全体に電源が供給
される。画像形成装置100の各部に所定電圧が加わっ
た後に、リセットIC12がリセット信号を発生する。
すなわち、リセット信号ラインを、リセット中を表す低
(GND)レベル「L」からリセット解除を表す高レベ
ル(5V)「H」とする。リセット信号が与えられる回
路は、この「L」から「H」への立上り点で、リセット
(初期化)される。
【0046】リセット(「L」から「H」への立上り)
で、CPU10は、ブートデバイス選択信号をブ−トセ
レクタ62に出力し、ブートプログラムを読み出す。ブ
−トセレクタ62が、「特定スイッチのON状態」およ
び「ICカードの接続状態」に対応して、デバイス選択
信号を、ICカ−ド9又はフラッシュROM14を指定
するものに定める。ここでフラッシュROM14もしく
はICカード9よりブートプログラムが読み出されるこ
とによってCPU10は一連の制御プログラムを実行す
る。
【0047】図19はブ−トセレクタ62の回路図であ
り、図20はブ−トセレクタ62の入出力信号のタイム
チャートである。ブ−トセレクタ62には、リセット信
号(リセットICの出力信号)、特定スイッチON信号
(特定スイッチ7の出力信号)、ICカ−ド接続検知信
号(ブ−トセレクタ62の出力信号)およびブ−ト開始
タイミングを表わすブ−トデバイス選択信号(CPU1
0が発生する信号)が供給される。
【0048】リセット信号が発生したとき、すなわち、
リセット信号ラインの電位が「L」から「H」に立上っ
たときに、特定スイッチ7が開(ブ−ト指定なし;特定
SWON信号が「H」)であるか又はICカ−ド9が接
続されていない(ICカ−ド接続検知信号が「H」)と
きは、ノアゲ−ト621およびナンドゲ−ト623を介
して、Dフリップフロップ624がリセット(クリア)
される。したがて、Dフリップフロップ624の/Q出
力(ICカ−ドブ−ト信号)が、非アクティブ(指示な
し)の高レベル「H」となる。これにより、特定スイッ
チ7が開又はICカ−ド9が接続されていないときに、
装置電源がONとされたときには、ICカ−ド9はブ−
ト用デバイスとして指定されない。
【0049】特定スイッチ7が閉じられており且つIC
カ−ド9が接続されているときに装置電源がONになっ
たときには、リセット信号の「L」から「H」への立上
り時点で、ナンドゲ−ト622の出力が「L」から
「H」に立上る。これにより、Dフリップフロップ62
4がセットされてそのQ出力がHになって、/Q出力で
あるICカ−ドブ−ト信号がアクティプ(指示あり)の
低レベル「L」となる。
【0050】CPU10が与えるブ−トデバイス選択信
号が、ブ−ト指示タイミングであることを表わす低レベ
ル「L」の期間に、フリップフロップ624がセットさ
れていた場合、すなわちICカ−ドよりのブ−トが指定
されていた場合には、ナンドゲ−ト626の出力信号で
あるICカ−ド選択信号がアクティブの低レベル「L」
となる。したがって、ブ−トセレクタ62はICカ−ド
9を指定する。すなわち、ICカードコネクタ16にI
Cカ−ド9が接続され、特定スイッチ7が閉操作され、
しかも電源ON(これによって各部に定電圧が加わった
後のリセット信号のLからHへの立上り)になったとき
に、ICカ−ド9に格納されたプログラムによるブ−ト
が指定される。
【0051】CPU10が与えるブ−トデバイス選択信
号が、ブ−ト指示タイミングであることを表わす低レベ
ル「L」の期間に、フリップフロップ624がリセット
(クリア)されていた場合、すなわちICカ−ド9より
のブ−トが指定されていない場合には、ナンドゲ−ト6
25の出力信号であるフラッシュROM選択信号がアク
ティブの低レベル「L」となる。これにより、ブ−トセ
レクタ62はフラッシュROM14をブートデバイスと
して指定する。すなわち、ICカードコネクタ16にI
Cカ−ド9が接続されていないか、又は、特定スイッチ
7が開であるときは、電源がON(これによって各部に
定電圧が加わった後のリセット信号のLからHへの立上
り)になったときに、フラッシュROM14に格納され
たプログラムによるブ−トが指定される。
【0052】以上に説明したブ−トセレクタ62の入力
信号と出力信号の関係は、図20の(a)〜(d)に示
されている。図20(a)は特定スイッチ7がON状態
でICカード9が接続されている場合の信号の変化を示
し、図20(b)は特定スイッチ7がOFF状態でIC
カード9が接続されている場合の信号の変化を示し、図
20(c)は特定スイッチ7がON状態でICカード9
が接続されいない場合の信号の変化を示し、図20
(d)は特定スイッチ7がOFF状態でICカード9が
接続されいない場合の信号の変化を示す。
【0053】CPU10が与えるブ−トデバイス選択信
号ならびに上述のICカ−ドブ−ト信号およびICカ−
ド接続検知信号が、NVRAM読み,書き禁止回路68
に供給される。図21は禁止回路68の回路図であり、
図22は禁止回路68の入出力信号のタイムチャートで
ある。禁止回路68において、ICカ−ドブ−ト信号が
「L」(ICカ−ド9よりのブ−トを指定)かつICカ
−ド接続検知信号が「L」(カ−ド接続有り)のとき、
アンドゲ−ト681の出力が「L」となり、インバ−タ
682の出力が「H」となる。したがって、オアゲ−ト
684を介して「H」がナンドゲ−ト685の一入力端
に供給される。これにより、デバイス選択信号がブ−ト
指示タイミングであることを表わす「L」の間、インバ
−タ683の出力が「H」となってナンドゲ−ト685
のもう1つの入力端に供給される。これにより、ナンド
ゲ−ト685の出力が、アクティブ(NVRAMへの読
み(リ−ド)/書き(ライト)アクセス可)の「L」と
なる(図22の(c))。
【0054】ICカ−ドブ−ト信号が「H」(ICカ−
ド9よりのブ−トは指定されない)でICカ−ド9の接
続なし(ICカ−ド接続検知信号が「H」)のときに
は、もともとICカ−ド9の接続がないのでICカ−ド
9よりのブ−トは指定されない。この場合は、アンドゲ
−ト681の出力が「H」でオアゲ−ト682を介して
ナンドゲ−ト685の一入力端に「H」が供給される。
したがって、デバイス選択信号がブ−ト指示タイミング
であることを表わす「L」の間、インバ−タ683の出
力が「H」となってナンドゲ−ト685のもう1つの入
力端に供給される。これにより、ナンドゲ−ト685の
出力がアクティブ(NVRAMへの読み(リ−ド)/書
き(ライト)アクセス可)の「L」となる(図22
(b))。
【0055】一方、ICカ−ドブ−ト信号が「L」(I
Cカ−ド9よりのブ−トを指定)でICカ−ド9の接続
なし(ICカ−ド接続検知信号が「H」)のときには、
ICカ−ド9を接続してICカ−ド9よりのブ−トを指
定したが、その後ICカ−ド9が非接続となった場合で
ある。この場合は、アンドゲ−ト681の出力が「L」
となり、インバ−タ682の出力が「L」となって、オ
アゲ−ト684の出力がLに留まる。したがって、デバ
イス選択信号がブ−ト指示タイミングであることを表わ
す「L」の間、インバ−タ683の出力が「H」となっ
てナンドゲ−ト685のもう1つの入力端に供給されて
も、ナンドゲ−ト685の出力は非アクティブ(NVR
AMへの読み(リ−ド)/書き(ライト)アクセス不
可)の「H」となる(図22(a))。
【0056】以上のように、ブートセレクタ62により
ICカード9でブートを指定している(ICカードブー
ト信号=「L」)にもかかわらず、ICカード接続検知
手段15がICカードの非接続(ICカード接続検知信
号=「H」)を検出した場合、ICカード9でブートし
ているにもかかわらずICカードが抜けてしまっている
ことが考えられる。この場合、プログラムの暴走等の誤
動作でNVRAM13に保存されているデータが書き換
えられてしまう恐れがある。よって、このような時はC
PU10が、NVRAM13の読み書きを許可するデバ
イス選択信号を出力しても、NVRAM13に供給され
るはNVRAM選択信号は「H」のままとしてNVRA
M13への読み込み/書き込みを禁止する。
【0057】ICカード9からブートし(ICカードブ
ート信号=「L」)、ICカード9接続を継続して検知
している(ICカード接続検知信号=「L」)時は、C
PU10が、NVRAM13の読み書きを許可するデバ
イス選択信号を出力すると、禁止回路68が、それに同
期して実質上同一のNVRAM13の読み書きを許可す
るNVRAM選択信号をNVRAM13に出力するの
で、NVRAM13への読み書きが可能となる。フラッ
シュROM14でブートした場合は、デバイス選択信号
入力に応じてNVRAM13の読み書きを許可するNV
RAM選択信号が出力されるので、NVRAM13への
読み書きが可能となる。
【0058】〈実施の形態6)図23は、本発明の実施
の形態6によるメイン制御基板の構成を示すブロック図
である。図23において、図18に示した構成部品と同
じ部品には同じ符号を付し、その説明は省略する。実施
の形態6では、ブ−ト時のNVRAM13への、選択的
なアクセス禁止を、書込み(ライト)のみに限定してい
る。図24は実施の形態6で採用したNVRAM書込み
禁止回路69の回路図であり、図25はNVRAM書込
み禁止回路69の入出力信号のタイミングチャートであ
る。この書込み禁止回路69の回路構成は、実施野形態
5のNVRAM読み,書き禁止回路68と同一である
が、CPU10が出力するNVRAM書込信号(書込タ
イミング信号)を制御して、ICカ−ド9よりのブ−ト
が指定されているにもかかわらず、ICカ−ド9が非接
続のときにはNVRAM書込信号を、禁止を指示するレ
ベルに留める。すなわち、ICカ−ド9の接続ありで特
定スイッチ7が閉のときに電源ON(リセット信号の
「L」から「H」への立上り)になって、ブ−トセレク
タ62がICカ−ドブ−ト信号をアクティブ「L」にす
る。それにもかかわらず、CPU61がデバイス書込信
号をNVRAM67の書込許可レベルL(選択)にした
ときには、ICカ−ド9が非接続であると、図25
(a)に示すように、NVRAM13への信号は書込禁
止の「H」のままとする。
【0059】実施の形態6の上記構成および動作を除く
他部は、上述の実施野形態5と同一である。この実施の
形態6では、ICカ−ド9によるブ−トを開始したがI
Cカ−ド9が非接続になったときには、禁止回路69が
NVRAM13への書込みのみを禁止する。すなわち、
ブートセレクタ62が、ICカード9よりのブ−トを指
定している(ICカードブート信号=「L」)にもかか
わらず、ICカード接続検知器15がICカード9の非
接続(ICカード接続検知信号=「H」)を検出した場
合、ICカード9でブートしているにもかかわらずIC
カードが抜けてしまっていることが考えられる。このよ
うな場合、プログラムの暴走等の誤動作によりNVRA
M13に保存されているデータが書き換えられてしまう
虞れがある。よって、このような時はCPU10がデバ
イス書込信号をNVRAM13の書込許可レベル「L」
にしても、NVRAM選択信号出力=「H」のままと
し、NVRAM13への書き込みを禁止する。NVRA
M13への書き込みのみを禁止するので、ダウンロード
時もNVRAM13に保存されているユーザー固有デー
タを利用できる。
【0060】ICカードからブートし(ICカードブー
ト信号=「L」)、ICカードの接続が検知されている
(ICカード接続検知信号=「L」)時は、CPU61
がデバイス書込信号をNVRAM13の書込許可レベル
Lにしたのに応じてNVRAM書込み信号をNVRAM
13に出力するので、NVRAM13への書き込みが可
能となる。フラッシュROM14でブートした場合は、
CPU10が出力するデバイス書込信号が実質上そのま
ま出力されるので、NVRAM13への書き込みが可能
となる。
【0061】なお、上述の実施の形態5および実施の形
態6のいずれにおいても、特定スイッチ7を開にしたま
ま電源ONにすると、ICカ−ド9がICカードコネク
タ16に接続されていても、ブ−トセレクタ62は、I
Cカ−ド9によるブ−トは選択しない。したがって、オ
プションプログラム用、装置が生成するデ−タの格納用
又は画像デ−タ投入用等、ブ−トにかかわりのないデ−
タを格納したICカ−ドをコネクタ16に接続すること
により、装置の機能拡張又は補助を行なうことができ
る。すなわち、ICカードをダウンロード用としても、
オプションプログラム用としても使用でき、なおかつ、
ICカードでダウンロードする場合にNVRAM13に
保存されているユ−ザ−関連デ−タが保護されるので、
装置が誤動作してもユ−ザ−に機能的ならびに時間的損
失を与えることがない。
【0062】なお、上述の各実施の形態では、画像形成
装置(デジタル複写機)を例として説明したが、本発明
は画像形成装置に限定されるものではない。すなわち、
本発明は、マイクロプロセッサ等でプログラムを実行す
ることにより動作が制御される電子機器であれば適用可
能である。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ICカードを用いてプログラムのダウンロードを行う場
合、ダウンロード終了後に本体装置のフラッシュROM
のプログラムの動作に切り換えることができる。したが
って、電源ONのままでICカードを抜いてしまった
り、事故で抜けてしまった場合においても、本体装置の
誤動作を防止することができ、本体装置の各部が誤動作
により損傷を受けることを防止することができる。
【0064】また、特定スイッチとICカードの接続信
号とを用いることにより、ICカードをダウンロード用
としてもオプションプログラム用としても使用すること
が可能となる。これにより、ユーザにとって使い勝手を
良くすることができる。また、ICカードが挿入されて
いないにもかかわらずダウンロードの操作を行っている
ことをユーザに伝え、適正なICカードのセットを促す
ことができる。
【0065】また、ICカードが挿入されていないにも
かかわらずダウンロードの操作を行うという誤った操作
をしても、不揮発性メモリヘの不用意なアクセスを防
ぎ、設定情報等のユーザデータの破壊を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1によるデジタル複写機の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1によるデジタル複写機の本体制御
基板の構成を示すブロック図である。
【図3】(a)は実施の形態1における「通常モード」
のメモリマップを示し、(b)はアドレス入れ換えモー
ドのメモリマップを示す図である。
【図4】実施の形態1における特定スイッチのON信号
を説明するための図である。
【図5】実施の形態1におけるアドレスデコーダの回路
図である。
【図6】図5に示した回路の「通常モード」における信
号のタイミングチャートである。
【図7】図5に示した回路の「アドレス入れ換えモー
ド」における信号のタイミングチャートである。
【図8】「アドレス切り換えモード」から「通常モー
ド」への切り換え動作のフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態2におけるアドレスデコー
ダの回路図である。
【図10】実施の形態2におけるICカード接続検知手
段の信号を説明するための図である。
【図11】図9に示した回路の「通常モード」における
信号のタイミングチャートである。
【図12】図9に示した回路の「アドレス入れ換えモー
ド」における信号のタイミングチャートである。
【図13】本発明の実施の形態3におけるアドレスデコ
ーダの回路図である。
【図14】図13に示した回路のカード接続エラー時の
信号のタイミングチャートである。
【図15】実施の形態3におけるカード接続エラー時の
動作を示すフローチャートである。
【図16】本発明の実施の形態4におけるアドレスデコ
ーダの回路図である。
【図17】本発明の実施の形態5による画像形成装置の
構成を示すブロック図である。
【図18】図17に示すメイン制御基板の構成を示すブ
ロック図である。
【図19】図18に示すブ−トセレクタの回路図であ
る。
【図20】図19に示すブ−トセレクタの入出力信号の
変化を示すタイムチャ−トである。
【図21】図18に示す読み,書き禁止回路の回路図で
ある。
【図22】図21に示す読み,書き禁止回路の入出力信
号の変化を示すタイムチャ−トである。
【図23】本発明の実施の形態6による制御基板の構成
を示すブロック図である。
【図24】図23に示す書込み禁止回路の回路図であ
る。
【図25】図24に示す書込み禁止回路の入出力信号の
変化を示すタイムチャ−トである。
【符号の説明】
1 デジタル複写機( 画像形成装置) 2 本体制御基板 3 読取制御部 4 書込制御部 5 電子写真プロセス部 6 表示部 7 特定スイツチ 8 電源部 8−1 電源スイッチ 9 ICカード 10 CPU 11 アドレスデコーダ 12 リセットIC 13 NVRAM(不揮発性メモリ) 14 フラッシュROM 15 ICカード接続検知手段 16 ICカードコネクタ 68,69 NVRAM読み,書き禁止回路 621 ノアゲ−ト 624 Dフリップフロップ 681 アンドゲ−ト 682,683 インバ−タ 684 オアゲ−ト

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムに基づいて動作する電子機器
    であって、 第1のプログラムが格納された記憶手段と、 第2のプログラムが格納された記憶媒体を接続するため
    の接続手段と、 少なくとも前記記憶手段と前記記憶媒体とのアドレスが
    論理的に配置されたメモリマップに基づいて、前記第1
    のプログラム及び前記第2のプログラムのいずれか一方
    を実行することにより前記電子機器の動作を制御する制
    御手段と、 前記メモリマップにおける前記記憶手段のアドレスと前
    記記憶媒体のアドレスとを入れ換えることにより、前記
    第1のプログラムと前記第2のプログラムのいずれか一
    方を選択的に読み出して前記制御手段に供給する入れ換
    え手段とよりなることを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電子機器であって、 前記記憶媒体が前記接続手段に接続されているか否かを
    検知する検知手段と、 前記第2のプログラムのダウンロードの指示を入力する
    ためのスイッチとを更に有し、 前記入れ換え手段は、前記電子機器の電源が投入された
    ときに、前記記憶媒体の接続が検知され且つ前記スイッ
    チが所定の状態にあるときに、前記メモリマップにおけ
    る前記記憶手段のアドレスと前記記憶媒体のアドレスと
    を入れ換えることを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電子機器であって、 前記電子機器の電源が投入されたときに、前記記憶媒体
    が接続されていないことが検知され且つ前記スイッチが
    所定の状態にあるときに、エラーメッセージを出力する
    エラーメッセージ出力手段を更に有することを特徴とす
    る電子機器。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の電子機器であっ
    て、 前記電子機器の電源が切られているときに保存されるべ
    きデータを格納する不揮発性メモリと、 前記電子機器の電源が投入されたときに、前記記憶媒体
    が接続されていないことが検知され且つ前記スイッチが
    所定の状態にあるときに、前記不揮発性メモリに対する
    アクセスを禁止する第1のアクセス禁止手段とを更に有
    することを特徴とする電子機器。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の電子機器であって、 前記記録媒体からの前記第2のプログラムの読み出しが
    開始され後に前記検知手段が前記記憶媒体が接続されて
    いないことを検知したときに、前記不揮発性メモリに対
    するアクセスを禁止する第2のアクセス禁止手段を更に
    有することを特徴とする電子機器。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の電子機器であって、 前記記録媒体からの前記第2のプログラムの読み出しが
    開始され後に前記検知手段が前記記憶媒体が接続されて
    いないことを検知したときに、前記不揮発性メモリに対
    する書き込みのみを禁止する書き込み禁止手段を更に有
    することを特徴とする電子機器。
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