JP2000221656A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000221656A
JP2000221656A JP11025541A JP2554199A JP2000221656A JP 2000221656 A JP2000221656 A JP 2000221656A JP 11025541 A JP11025541 A JP 11025541A JP 2554199 A JP2554199 A JP 2554199A JP 2000221656 A JP2000221656 A JP 2000221656A
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forming apparatus
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茂 田中
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篤博 土居
Toshiya Kojima
俊也 小島
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Hiroyuki Hirota
浩之 弘田
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/325Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用済の感光材料の処理を容易にし、また、
画像形成装置を小型化することを課題とする。 【解決手段】 感光材料18と受像紙66が巻き掛けら
れたヒートドラム64は停止することなく回動し、搬送
しながら感光材料18の画像を受像紙66へ熱転写させ
るため、画像が転写された受像紙66が画像形成装置1
0から排出されるまでの時間が短縮される。熱転写する
画像サイズに合わせてヒートドラム64の径を大きくす
る必要がなく、無端ベルトも不要なため、装置を小型化
できる。感光材料18をカットせずに、廃棄リール10
0に受け渡すことで、感光材料18自体が受像紙66に
一定の圧力を付与する無端ベルトの役割を果たす。ま
た、感光材料18は、シート状にカットされることな
く、廃棄リール100に巻き取られるので、使用済の感
光材料18の処理が容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光材料に露光さ
れた画像を受像材料に熱転写する画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】感光材料に露光された画像を受像材料に
熱転写する熱転写型の画像形成装置は、通常、マガジン
から感光材料を所定の長さ引き出してカットし、シート
状とされた感光材料を露光部に送るようになっている。
【0003】そして、露光部で画像が露光された感光材
料に水を塗布した後、受像材料と重ね合わせてヒートド
ラムに巻き掛け、無端ベルトで所定時間ヒートドラムに
押し付け、感光材料から受像材料へ画像を熱転写する。
【0004】しかし、この構成では、熱転写する画像サ
イズに合わせてヒートドラムの径を大きくする必要があ
り、これ伴い無端ベルトも長くする必要がある。このた
め、装置を小型化できない。
【0005】さらに、シート状にカットされ画像が転写
された使用済の感光材料を束ねて廃棄処分するのは手間
が掛かる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、使用済の感光材料の処理を容易にし、また、画像
形成装置を小型化することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、感光材料供給手段がロール状の感光材料を巻き出し
て露光部に送り出す。露光部で露光された感光材料は塗
布手段で溶媒を塗布され、ヒートドラムへ送られる。
【0008】一方、受像材料供給手段が、ロール状の受
像材料を巻き出し、所望のサイズにカットしてヒートド
ラムに巻き掛ける。これと同時に、重合手段が、溶媒が
塗布された感光材料をヒートドラム上で受像材料に重ね
合わせる。
【0009】そして、感光材料と受像材料が巻き掛けら
れたヒートドラムは停止することなく回動し、搬送しな
がら感光材料の画像を受像材料へ熱転写させる。このた
め、画像が転写された受像材料が画像形成装置から排出
されるまでの時間が短縮される。
【0010】さらに、従来のように、熱転写する画像サ
イズに合わせてヒートドラムの径を大きくする必要がな
く、無端ベルトも不要なため、装置を小型化できる。
【0011】また、感光材料をカットせずに、感光材料
供給手段から巻取手段に受け渡すことで、感光材料自体
が受像材料に一定の圧力を付与する無端ベルトの役割を
果たす。
【0012】さらに、受像材料に重ね合わせられた感光
材料は、シート状にカットされることなく、巻取手段に
巻き取られるので、使用済の感光材料の処理が容易とな
る。
【0013】請求項2に記載の発明では、重合手段が、
ヒートドラムとの間に感光材料と受像材料を挟んでヒー
トドラムの廻りを回動する貼り付けローラと、貼り付け
ローラの回動に伴って感光材料の後端側をヒートドラム
から引き離す引離手段と、を有している。
【0014】例えば、1枚だけ画像処理を行う場合を考
えて見ると、受像材料はシート状にカットされてヒート
ドラムに送られるので問題はないが、感光材料は、巻取
手段に巻き取られているため、感光材料供給手段まで連
続してつながっている。
【0015】このため、感光材料をそのまま送り出して
しまうと、受像材料に画像が転写された後、ヒートドラ
ムの回転に伴って、画像が露光されていない感光材料の
部位がヒートドラムに接することになり、この部分が次
の画像処理に使用できなくなる。
【0016】そこで、貼り付けローラが、ヒートドラム
との間に感光材料と受像材料を挟んでヒートドラムの廻
りを回動し、引離手段が貼り付けローラの移動に伴って
感光材料の後端側をヒートドラムから引き離す。
【0017】すなわち、シート状の受像材料の後端と感
光材料との重ね合わせ状態を貼り付けローラで維持しな
がら、引離手段が感光材料供給手段側の感光材料をヒー
トドラムから引き離すことで、露光されていない感光材
料がヒートドラムに触れないので、次の画像形成に使用
できる。
【0018】請求項3に記載の発明では、揺動手段が、
溶媒の塗布部が設けられた塗布ユニットを揺動可能に支
持している。そして、駆動手段が、塗布ユニットを回動
させながら塗布部を感光材料へ斜めに接地させ、次第に
塗布部の全面を感光材料に面接させることで、感光材料
の表面と塗布部との間に介在す空気が抜けるので、塗布
ムラがなくなる。
【0019】請求項4に記載の発明では、巻取手段が、
巻き芯と、巻き芯に対して傾倒可能に取付けられ巻き芯
との間に感光材料の端部を挟持する挟持部材と、巻き芯
から突設され感光材料を貫通する係止爪と、巻き芯の両
端に設けられ、少なくとも一方が着脱自在なフランジ
と、巻き芯に巻き取られた感光材料を巻き芯の軸方向へ
引き抜く際、係止爪を転倒させる解除手段と、で構成さ
れている。
【0020】この構成では、挟持部材を巻き芯側に傾倒
させて感光材料の端部を挟持するようになっている。ま
た、巻き芯から突設された係止爪で感光材料を貫通させ
る。これにより、巻き芯と挟持部材との間から感光材料
が抜け落ちることがない。
【0021】また、巻き芯の両端にはフランジが設けら
れており、使用済の感光材料を巻き取る際の蛇行を抑え
ている。このフランジの少なくとも一方は着脱自在とさ
れており、使用済の感光材料を全部巻き取った後、フラ
ンジを外すことで、ロール状の感光材料を巻き芯の軸方
向に引き抜くことができる。
【0022】このとき、解除手段が機能して、感光材料
を貫通した係止爪を転倒させるので、余り力を入れなく
てもロール状の感光材料を抜き取ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図1には、本形態に係る画像形成
装置10が示されている。
【0024】画像形成装置10のハウジング12の下方
に配置された感材マガジン14には、感光材料18を巻
き取った供給リール16がセットされている。この供給
リール16は、図示しない駆動手段により回転して感光
材料18を巻き出すようになっている。
【0025】また、感材マガジン14の上カバー19は
開閉可能とされており、上カバー19の自由端側には、
ニップローラ20が取付けられている。このニップロー
ラ20は、上カバー19を閉じたとき、本体側に取付け
られたニップローラ22とで感光材料18をニップし
て、ガイド板24を通じて、後述するプラテンロール2
6へ感光材料18を送り出す。
【0026】さらに、ガイド板24の引出口近辺には、
遮光部材28が設けられており、感光材料18のカブリ
を防止している。また、ニップローラ20、22と遮光
部材28との間には、バッファB2の有無を検出するセ
ンサ30が配設されており、感光材料18の送り出しの
タイミングを図るようになっている。なおバッファを形
成することで、感光材料18の送り速度が変動しない。
【0027】一方、ガイド板24を通過した感光材料1
8は、回動するプラテンロール26に巻き掛けられ、走
査ヘッド32によって、画像が露光される。
【0028】この走査ヘッド32には、画像信号が記憶
された制御部からの信号によって点灯するRGBの3枚
のLEDチップ(なお、LD等の光源でもよい)が配設
されている。LEDチップからの光は、複数枚のレンズ
と絞りで構成された集光レンズで集光され、感光材料1
8の上に画像を結像させる。このように、感光材料18
をプラテンロール26に巻き掛けて露光することで、感
光材料18の幅方向に皺等が発生せず、露光面の平面性
を確保できる。
【0029】また、走査ヘッド32の駆動は、感光材料
18のステップ駆動(プラテンロールと送りローラの駆
動)と同期が取られている。すなわち、感光材料18が
ステップ移動して停止した状態で、走査ヘッド32がシ
ャフト34、36に沿って、感光材料18の幅方向(主
走査方向)に移動する。さらに、感光材料18がステッ
プ移動して停止した状態で、往復の主走査が行われる。
【0030】次に、画像が露光された感光材料18は、
ニップローラ38で水塗布部へ送られる。この水塗布部
には、揺動可能に支持されたケーシング40が配置され
ている。このケーシング40は、図10に示すように、
上昇して180°回動できるようになっており、開口部
から塗布ユニット42を簡単に着脱できるようになって
いる。
【0031】この塗布ユニット42の塗布面には、水タ
ンク(図示省略)の水量に関わらず一定の水量が滲み出
すスポンジ44が装着されており、水滴が落ちたり、必
要以上の水が感光材料18に塗布されたりしない。
【0032】また、塗布ユニット42の上部は、ケーシ
ング40に揺動可能に支持されており、図11に示すよ
うに、下降しながらスポンジ44の角部を最初に感光材
料18に押し当て、図12に示すように、次第に全面を
押し付ける動作を行う。これによって、スポンジ44と
感光材料18との間に空気が混入することを防止でき
る。
【0033】一方、塗布ユニット42の下方には、スポ
ンジ44と対面して面ヒータ46が水平に設けられてお
り、この面ヒータ46の上を搬送される感光材料18に
スポンジ44で水が塗布される。また、面ヒータ46の
端部は、プラテンロール26に向かって斜め下方に屈曲
され感光材料18を角部で傷付けないようになってい
る。この面ヒータ46の上流側には、植毛の摩擦パッド
48が設けられており、面ヒータ46と感光材料18を
挟んで、ニップローラ38との間にバッファB3、B4
を形成する役割を果たす。
【0034】このバッファB3、B4は、バッファ検出
装置で検出される。このバッファ検出装置は、ピン50
に軸支されたレバー部52と、このレバー部52の先端
から折曲がって、フォトセンサ54を通過して延びるア
ーム部56とで構成されている。
【0035】ピン50には、捩りコイルばね(図示省
略)が装着されており、レバー部52を時計方向へ付勢
しており、図12に示すように、バッファが形成されて
いるときは、アーム部56の端部はフォトセンサ54か
ら離れている。そして、図14に示すように、バッファ
が小さくなるにつれ、感光材料18の裏面に押されて、
レバー部52が反時計方向へ回転し、アーム部56の端
部がフォトセンサ54を通過する構成である。
【0036】このような構成で、待機中(画像形成が行
われていない間)は、バッファB3、B4が形成されて
おらず、アーム部56の端部は、図14に示す位置にあ
る。ここで、頭出しをするために、感光材料18をプラ
テンロール26で送り出して図12に示すバァッファB
3を形成し、アーム部56の端部がフォトセンサ54か
ら離れた時点で送りを止める。
【0037】次に、感光材料18を送り出し、バァッフ
ァB3を小さくして図13に示すように、バァッファB
4を形成し、アーム部56の端部がフォトセンサ54を
通過した時点で止める。これより、後述する貼り付けロ
ーラ58(図1参照)とニップローラ38の間にある感
光材料18の長さが一定となり、次に露光される感光材
料18の頭出しが可能となる。
【0038】なお、面ヒータ46は約40℃に加熱され
ているが、感光材料18が触れても品質に問題なく、感
光材料18を引き戻して露光しても画質に影響はない。
【0039】一方、図1に示すように、回動自在に軸支
されたターンローラ60に案内され、感光材料18は、
貼り合わせローラ58、剥離ターンローラ62によっ
て、ハロゲンランプ又は赤外線ヒータ等が内蔵されたヒ
ートドラム64に、一定の圧力で巻き掛けられる。ここ
で、感光材料18は後述する受像紙66に上面から重ね
合わせられ、ヒートドラム64に巻き掛けられて加熱さ
れながら搬送され、画像を熱転写する。このように、貼
り合わせローラ58、剥離ターンローラ62で感光材料
18にテンションを付与することで、従来のように無端
ベルトが不要となり、さらに、回動するヒートドラム6
4によって、搬送されながら熱転写されるので、画像サ
イズに応じてヒートドラムの径を変える必要もない。
【0040】一方、ハウジング12の上方に配置された
受材マガジン68には、供給リール70に巻き取られた
受像紙66がセットされている。この受像紙66は、ニ
ップローラ72で引き出され、所定の長さにカッタ74
で切断された後、搬送ローラ76及びガイド板78に案
内され、先端部が頭出しローラ80で待機し、貼り合わ
せローラ58で位置合わせされて、感光材料18と重ね
合わせられるようになっている。
【0041】次に、熱転写現像部の詳細を説明する。
【0042】図15に示すように、ヒートドラム64の
両端部には、扇状の回動アーム82が半径方向に張り出
している。この回動アーム82の中心部は、ヒートドラ
ム64の軸部に回動可能に支持されている。この回動ア
ーム82は、図示しない駆動機構により、後述するタイ
ミングで回動するようになっている。
【0043】一方、回動アーム82には、ヒートドラム
64の同心円上に沿って引離ローラ84、86、88が
回転自在に支持されており、図15に示すように、回動
アーム82が待機位置にいるときは、受像紙66は、引
離ローラ84、86の間を通ってヒートドラム64に巻
き掛けられる。
【0044】また、ヒートドラム64の廻りには、ヒー
トドラム64と同心円上に円弧状のガイド溝90が形成
されている。このガイド溝90には、貼り付けローラ5
8の軸部が案内され、貼り付けローラ58が感光材料1
8と受像紙66を押え付けたまま、ヒートドラム64の
廻りを移動する。
【0045】なお、貼り付けローラ58は図示しない連
結部材により、回動アーム82に連結されており、回動
アーム82と一体となってガイド溝90に沿って移動す
る構成である。
【0046】次に、熱転写現像部の作用を説明する。
【0047】図15に示すように、連続プリントの途中
では、シート状にカットされた受像紙66の先端部が、
頭出しローラ80で一端待機して頭出しされ、ガイド板
92を通って水が塗布された感光材料18と、貼り付け
ローラ58とヒートドラム64のニップ位置で位置合わ
せされる。
【0048】次に、ヒートドラム64に受像紙66と感
光材料18とが、貼り付けローラ58と剥離ターンロー
ラ62で重ね合わされ、加熱搬送されながら、感光材料
18の画像が受像紙66へ熱転写される。
【0049】このように、連続プリントの場合は、貼り
付けローラ58及び回動アーム82は動くことなく停止
したままで、熱転写処理を行う。
【0050】ここで、連続プリントの終了時、或いは1
枚だけプリントされたような場合、感光材料18をその
まま送り出してしまうと、受像紙66に熱転写が実行さ
れるとき、ヒートドラム64の回転に伴って、画像が露
光されていない感光材料18の部位がヒートドラム64
に接することになり、この部分が次の画像処理に使用で
きなくなる。
【0051】そこで、図16に示すように、受像紙66
の後端がヒートドラム64に接すると、図17に示すよ
うに、回動アーム82と共に貼り付けローラ58が、ヒ
ートドラム64との間に感光材料18と受像紙66を挟
んでヒートドラム64の廻りを、ガイド溝90に沿って
ヒートドラム64と同じ回転速度で移動する。
【0052】このため、図18に示すように、回動アー
ム82に設けられた引離ローラ84、86、88が貼り
付けローラ58の移動に伴って感光材料18の後端側を
ヒートドラム64から引き離していく。
【0053】これにより、露光されていない感光材料1
8がヒートドラム64に触れないので、次の画像形成に
使用できる。
【0054】また、図19に示すように、貼り付けロー
ラ58がガイド溝90の端部に当たるまで移動すると、
重ね合わされた受像紙66と感光材料18は、剥離ター
ンローラ62の所で分離され、ヒートドラム64側にあ
る受像紙66は剥離爪(図示省略)で、ヒートドラム6
4から剥離される。そして、ヒートドラム64から剥離
された受像紙66は、搬送ローラ94及びガイド板96
に案内されて、受け皿98の上に至る(図1参照)。
【0055】なお、このとき、貼り付けローラ58のニ
ップ力が解除され、ニップローラ20、22が逆転し、
未使用の感光材料18が引き戻される。その後、回動ア
ーム82及び貼り付けローラ58は、図15の状態に復
帰して、次の熱転写指令を待つ。
【0056】また、画像を転写した使用済の感光材料1
8は、ニップローラ102、104で搬送され、廃棄リ
ール100に巻き取られる。このように、感光材料18
をカットせずに、供給リール16から廃棄リール100
に受け渡すことで、感光材料18自体が受像紙66に一
定の圧力を付与する無端ベルトとして機能する。さら
に、シート状にカットされずに、巻き取られるので、使
用済の感光材料18の処理が容易となる。
【0057】ここで、廃棄リール100の構造を説明す
る。
【0058】図20〜図22に示すように、外周面の一
部が挟み面108として軸方向に沿って平坦にカットさ
れた略円柱状の巻き芯106を備えている。この巻き芯
106の一端部には、小径の軸部112が形成されてい
る。この軸部112は、円板状のフランジ116に形成
された嵌合孔118に嵌合されている。
【0059】また、フランジ116の内側は、中心部か
ら半径方向へ(挟み面108から離れる方向)幅長の逃
げ溝120が形成されている。逃げ溝120の溝壁に
は、ピン122が突設されている。このピン122に
は、断面が三日月状の挟持部材124の一端が回動可能
に連結されている。
【0060】挟持部材124には、巻き芯106側へ傾
倒したとき、挟み面108との間に感光材料18を挟持
する押え面126が形成されている。なお、図20に示
すように、挟持部材124は、起立したときに、逃げ溝
120に嵌まり込んで直立するようになっており、感光
材料18を挟み面108にセットするときにジャマにな
らない。
【0061】また、押え面126の中央部には、長孔1
28が形成されている。この長孔128には、図22に
示すように、挟持部材124が巻き芯106側へ傾倒し
たとき、感光材料18を突き破る係止爪130が係合す
る。
【0062】係止爪130は、巻き芯106の内部に設
けられたピン132で、巻き芯106の軸方向へ(長孔
128の中を)揺動可能に支持されている。係止爪13
0の下端部には、一端がピン134に固定された引張ば
ね136が連結されており、ピン132を中心として、
係止爪130が反時計方向へ回転するように付勢してい
る。
【0063】この構成により、係止爪130は通常時
に、直立状態を維持すると共に、感光材料18が右方向
へ引っ張られると、長孔128へ倒れて感光材料18か
ら抜けるようになっている。
【0064】一方、挟持部材124は、長孔128より
自由端側が若干薄肉とされ、挟み面108との間に感光
材料18を挟持したとき、隙間が生じるように構成され
ている。また、挟持部材124の自由端部からは爪体1
38が突設されている。この爪体138は、挟持部材1
24が巻き芯106側へ傾倒したとき、後述するフラン
ジ114に形成されたガイド孔140に入り、隔壁部1
42を乗り越え、止め孔144へ入り込んで、挟持部材
124をロックする。
【0065】上述したフランジ114には、中央部に略
三角柱状のボス146が外側へ突設されている。このボ
ス146の内側には、巻き芯106の他端部から突設さ
れた円錐台状の軸部110が挿入される。
【0066】この軸部110の外周面には、螺旋状のカ
ム溝148が形成されている。このカム溝148には、
ボス146を軸部110に差し込んだとき、ボス146
の内側から突設されたロックピン150が入り込み、ボ
ス146の回転に伴いフランジ114がロック位置へ案
内される。
【0067】また、ボス146の周辺には、上述した扇
形状の止め孔144が形成されている。そして、ボス1
46を回転させたとき、止め孔144の孔壁が、挟持部
材124の爪体138をロックすることになる。
【0068】ここで、廃棄リール100の取り扱い方法
を説明する。
【0069】図20に示すように、挟持部材124を直
立させ、供給リール16から巻き出してきた感光材料1
8の先端部を係止爪130に押し付けて貫通させる。こ
れにより、感光材料18が巻き芯106から不用意に抜
け出すことがない。
【0070】次に、図21に示すように、挟持部材12
4を巻き芯106側へ傾倒させ、挟み面108と押え面
126との間に感光材料18を挟むと、係止爪130の
先端部が長孔128へ入り込む。
【0071】ここで、ロックピン150とカム溝148
を位置合わせして、時計方向にボス146を回しなが
ら、フランジ114を軸部110に取付ける。これによ
って、止め孔144の孔壁が、挟持部材124の爪体1
38を上側から押え付ける位置に移動して、フランジ1
14が軸部110に固定される。
【0072】一方、図23に示すように、廃棄リール1
00に巻き取られた使用済の感光材料18を巻き芯10
6及び挟持部材124から抜き取るには、先ず、ボス1
46を反時計方向(矢印A方向)へ回転させる。これに
より、ロックピン150がカム溝148に沿って抜け出
し、図24に示すように、軸部110からフランジ11
4を取り外すことができる。
【0073】ここで、ロール状となった使用済の感光材
料18を、巻き芯106及び挟持部材124の軸方向
(矢印B方向)へ引き抜けば、図22に示す係止爪13
0が矢印C方向へ倒れ、係止爪130が感光材料18か
ら離れ、力を入れなくても簡単に取り外すことができ
る。
【0074】次に、感光材料の交換手順を図3〜図9を
参照して説明する。
【0075】図3に示すように、感光材料18が供給リ
ール16から廃棄リール100に全て巻き取られたと
き、図4に示すように、画像形成装置10の上部本体1
0Aをヒンジ部152を中心として開放する。このと
き、エアダンパー154が働き、上部本体10Aを上方
へ押し上げるので、余り力を必要とせず、また上部本体
10Aの開放状態が維持される。そして、廃棄マガジン
156を開放して、廃棄リール100を取り出す。
【0076】次に、図5に示すように、廃棄リール10
0からロール状に巻き取られた感光材料18を抜き取る
のであるが、詳細は上述したのでここでは割愛する。
【0077】図6に示すように、使用済の感光材料18
を抜き取った廃棄リール100を廃棄マガジン156に
装填し、感材マガジン14の上カバー19を開いて、空
の供給リール16を取り出す。
【0078】次に、図7に示すように、感光材料18が
巻き取られた新しい供給リール16を感材マガジン14
に装填して上カバー19を閉じ、ニップローラ20、2
2で感光材料18をニップすると共に、遮光部材28で
遮光状態とする。このとき、感光材料18の先端部が感
材マガジン14から出る程度に引き出しておく。
【0079】次に、図8に示すように、感光材料18を
プラテンロール26に巻き掛けるようにして、先端部を
廃棄リール100の巻き芯106と挟持部材124との
間に固定する。
【0080】そして、図9に示すように、廃棄マガジン
156を閉じて廃棄リール100で感光材料18を所定
量巻き取る。これにより、感光材料18が、プラテンロ
ール26、面ヒータ46、ターンローラ60、剥離ター
ンローラ62、及びニップローラ104に架け渡され
る。
【0081】その後、図1及び図2に示すように、上部
本体10Aを閉じれば、感光材料18がニップローラ3
8とプラテンロール26に挟持され、また、ヒートドラ
ム64に巻き掛けられ、バッファを形成した後、画像形
成が可能となる。
【0082】なお、本形態では、供給リールを直接詰め
替えるようにしたが、外装包材から感材ロールを取り出
し、マガジンの中に入れ、蓋を閉めてロックし、感光材
料の先端が出るまで引き出した後、このマガジンを画像
形成装置に装填するようにしてもよい。
【0083】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、使用済の
感光材料の処理が容易となり、また、装置を小型化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態に係る画像形成装置の全体構成と取扱手
順を示す側面図である。
【図2】本形態に係る画像形成装置の全体構成と取扱手
順を示す側面図である。
【図3】本形態に係る画像形成装置の全体構成と取扱手
順を示す側面図である。
【図4】本形態に係る画像形成装置の全体構成と取扱手
順を示す側面図である。
【図5】本形態に係る画像形成装置の全体構成と取扱手
順を示す側面図である。
【図6】本形態に係る画像形成装置の全体構成と取扱手
順を示す側面図である。
【図7】本形態に係る画像形成装置の全体構成と取扱手
順を示す側面図である。
【図8】本形態に係る画像形成装置の全体構成と取扱手
順を示す側面図である。
【図9】本形態に係る画像形成装置の全体構成と取扱手
順を示す側面図である。
【図10】本形態に係る画像形成装置の水塗布部とその
動きを示す側面図である。
【図11】本形態に係る画像形成装置の水塗布部とその
動きを示す側面図である。
【図12】本形態に係る画像形成装置の水塗布部とその
動きを示す側面図である。
【図13】本形態に係る画像形成装置の水塗布部とその
動きを示す側面図である。
【図14】本形態に係る画像形成装置の水塗布部とその
動きを示す側面図である。
【図15】本形態に係る画像形成装置の熱現像部とその
動きを示す側面図である。
【図16】本形態に係る画像形成装置の熱現像部とその
動きを示す側面図である。
【図17】本形態に係る画像形成装置の熱現像部とその
動きを示す側面図である。
【図18】本形態に係る画像形成装置の熱現像部とその
動きを示す側面図である。
【図19】本形態に係る画像形成装置の熱現像部とその
動きを示す側面図である。
【図20】本形態に係る画像形成装置の廃棄リールを示
す斜視図である。
【図21】本形態に係る画像形成装置の廃棄リールを示
す斜視図である。
【図22】本形態に係る画像形成装置の廃棄リールを示
す断面図である。
【図23】本形態に係る画像形成装置の廃棄リールを示
す斜視図である。
【図24】本形態に係る画像形成装置の廃棄リールを示
す斜視図である。
【符号の説明】
16 供給リール(感光材料供給手段) 20 ニップローラ(感光材料供給手段) 22 ニップローラ(感光材料供給手段) 26 プラテンロール(露光部) 32 走査ヘッド(露光部) 42 塗布ユニット(塗布手段) 44 スポンジ(塗布手段) 58 貼り付けローラ(重合手段) 62 剥離ターンローラ(重合手段) 64 ヒートドラム 70 供給リール(受像材料供給手段) 76 搬送ローラ(受像材料供給手段) 82 回動アーム(引離手段) 84 引離ローラ(引離手段) 86 引離ローラ(引離手段) 88 引離ローラ(引離手段) 100 廃棄リール(巻取手段) 106 巻き芯 114 フランジ 124 挟持部材 130 係止爪 132 ピン(解除手段) 136 引張ばね(解除手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小島 俊也 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 (72)発明者 井上 浩志 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 (72)発明者 弘田 浩之 神奈川県足柄上郡開成町宮台798番地 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2H112 AA03 BA08 BA09 BA23 BA24 BA26 BC10 DA03 DA10 DA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するヒートドラムと、 ロール状の受像材料を巻き出し、所望のサイズにカット
    して前記ヒートドラムに巻き掛ける受像材料供給手段
    と、 ロール状の感光材料を巻き出して露光部に送り出す感光
    材料供給手段と、 前記露光部で露光された感光材料に溶媒を塗布する塗布
    手段と、 溶媒が塗布された感光材料を前記ヒートドラム上で前記
    受像材料と重ね合わせる重合手段と、 前記受像材料に重ね合わされた使用済の感光材料を巻き
    取る巻取手段と、 を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記重合手段が、前記ヒートドラムとの
    間に感光材料と受像材料を挟んでヒートドラムの廻りを
    回動する貼り付けローラと、前記貼り付けローラの回動
    に伴って前記感光材料の後端側を前記ヒートドラムから
    引き離す引離手段と、を有することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記塗布手段が、溶媒の塗布部が設けら
    れた塗布ユニットを揺動可能に支持する揺動手段と、前
    記塗布ユニットを回動させながら塗布部を感光材料へ斜
    めに接地させ、次第に塗布部の全面を感光材料に面接さ
    せる駆動手段と、を有することを特徴とする請求項1又
    は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記巻取手段が、巻き芯と、前記巻き芯
    に対して回動可能に取付けられ巻き芯との間に感光材料
    の端部を挟持する挟持部材と、前記巻き芯から突設され
    感光材料を貫通する係止爪と、前記巻き芯の両端に設け
    られ、少なくとも一方が着脱自在なフランジと、前記巻
    き芯に巻き取られた感光材料を巻き芯の軸方向へ引き抜
    く際、前記係止爪を転倒させる解除手段と、で構成され
    ていること特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記
    載の画像形成装置。
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