JP2000220329A - ハンドルロック - Google Patents

ハンドルロック

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Publication number
JP2000220329A
JP2000220329A JP11024919A JP2491999A JP2000220329A JP 2000220329 A JP2000220329 A JP 2000220329A JP 11024919 A JP11024919 A JP 11024919A JP 2491999 A JP2491999 A JP 2491999A JP 2000220329 A JP2000220329 A JP 2000220329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
handle
locks
cylindrical part
cylinder
Prior art date
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Pending
Application number
JP11024919A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Minemura
俊雄 峯村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanpo Lock Co Ltd
Sanpou Lock Co Ltd
Original Assignee
Sanpo Lock Co Ltd
Sanpou Lock Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanpo Lock Co Ltd, Sanpou Lock Co Ltd filed Critical Sanpo Lock Co Ltd
Priority to JP11024919A priority Critical patent/JP2000220329A/ja
Publication of JP2000220329A publication Critical patent/JP2000220329A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、例えば、自動販売機の扉の施錠に
使用されるハンドルロックに係り、内部のシリンダー錠
が破壊されて抜け出てしまうのを防止するハンドルロッ
クを提供することが課題である。 【解決手段】 扉側に固定されるハンドルケース26
と、該ハンドルケースの筒部に同軸にして回動可能に内
装された筒状の内ケースボルトと、該内ケースボルトに
収納される錠前用筒部を有し、且つ、外方向に突出する
ように前記錠前用筒部の後端部がバネ付勢されたハンド
ル28と、該ハンドルの錠前用筒部10に同軸にして回
転自在に内包され、前記錠前用筒部の軸芯に直交する方
向に挿着される固定金具12に係止されて外方向への抜
け出しが阻止される錠前23とからなるハンドルロック
1において、前記錠前用筒部の前端部側であって該錠前
用筒部と錠前との間に、錠前の前方側からの破壊作用か
ら前記固定金具の破壊を防止する鍔部2aを有する飾り
座2が設けられているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動販売
機の扉の施錠に使用されるハンドルロックに係り、更に
詳しくは、ドリルやネジ等による破壊に対して、内部の
シリンダー錠が破壊されて抜け出てしまうのを防止する
ハンドルロックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ハンドルロックは、図5乃至図6
に示すように、自動販売機等の扉側に固定されるハンド
ルケース26と、該ハンドルケース26に回動可能に内
装された内ケースボルト27と、該内ケースボルト27
内に収納され、かつ外方向に突出するようにバネ付勢さ
れたハンドル28と、該ハンドル28の筒体(錠前用筒
部ともいう)10に装着された錠前23等とから構成さ
れている。
【0003】ハンドルロックの筒体10に形成されてい
る取付け穴11内に、前記錠前23が、該取付け穴11
の軸芯に直交する方向に差し込まれる固定金具12と該
固定金具12を筒体10に固定するビス13によって、
固定されている。
【0004】前記固定金具12は、図7に示すように、
全体が略U字状をしており、錠前23の両側面を挟む平
行部12a,12aと、ビス穴を有した天井部12bと
から構成されている。また、筒体10の取付け穴11
と、固定金具12の平行部12aが挿入される筒体軸芯
に直交する方向に設けられた挿入穴14とは一部におい
て連通している。
【0005】当該固定金具12が筒体10に固定される
ことで、錠前23の外周部において平行に切削された両
端部が前記固定金具12の平行部12aで押さえられ
る。また、当該平行部12aは、挿入穴14に対して略
隙間なく形成されているので、錠前23の内筒等を引き
抜こうとしても、この平行部12aが外側に変形して抜
けるという虞もない。
【0006】シリンダリング15は円筒形をしており、
図8に示すように、内周面に螺子15aが刻設されてい
る。また、シリンダリング15の後端部には、溝16と
リング溝17が形成されている。また、リング溝17に
は、リング19が装着され、このリング19は同時にカ
ム部材20の接合溝21とも遊嵌されて、カム部材20
をシリンダリング15に対して回動可能に保持する。
【0007】前記カム部材20に対向して一対の閂部材
18が筒体10に配設されており、カム部材20の回動
に伴って、該筒体10から突出・待避する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記固
定金具12は、ハンドル28の錠前23における取付け
穴11との隙間から無理矢理にドリル・ホールソー等を
挿入し、こじ開けて破壊されるおそれがある。この固定
金具12における平行部12aが破断されると、錠前2
3が外方向に引き抜かれやすくなってしまうという課題
がある。本発明に係るハンドルロックは、前記固定金具
12の破壊を防止して、上記課題を解消するために提案
されるものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るハンドルロ
ックの上記課題を解決するための要旨は、扉側に固定さ
れるハンドルケースと、該ハンドルケースの筒部に同軸
にして回動可能に内装された筒状の内ケースボルトと、
該内ケースボルトに収納される錠前用筒部を有し、且
つ、外方向に突出するように前記錠前用筒部の後端部が
バネ付勢されたハンドルと、該ハンドルの錠前用筒部に
同軸にして回転自在に内包され、前記錠前用筒部の軸芯
に直交する方向に挿着される固定金具に係止されて外方
向への抜け出しが阻止される錠前とからなるハンドルロ
ックにおいて、前記錠前用筒部の前端部側であって該錠
前用筒部と錠前との間に、錠前の前方側からの破壊作用
から前記固定金具の破壊を防止する鍔部を有する飾り座
が設けられていることである。
【0010】本発明に係るハンドルロックによれば、前
記飾り座が焼き入れされて硬質であって鍔部を有してい
ることで、錠前の前方から、例えば、ドリル・ホールソ
ー等でこじ開けようとしても、前記鍔部によってドリル
・ホールソーの侵入が防止され、固定金具における係止
部の破壊を免れることで、錠前が外部に取り出されるこ
とが防止されるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るハンドルロッ
クについて図面を参照して説明する。なお、発明の理解
容易のため従来例に対応する部分には従来例と同一符号
を付けて説明する。
【0012】本発明のハンドルロック1は、図1に示す
ように、錠前23とシリンダリング15とを組み立てる
際に、筒状の筒部2bとその前方側に鍔部2aを有した
飾り座2を形成して、前記錠前23とシリンダリング1
5との間に当該飾り座2を介在させてなるものである。
【0013】前記筒部2bは、前記錠前23を内包する
大きさで、鍔部2aの大きさは、図2に示すように、ハ
ンドル28の錠前用筒部10における軸芯に直交する方
向に設けられた挿入穴14に平行部12aが挿入された
固定金具12を、略全面カバーする程の大きさである。
【0014】また、この飾り座2は、全体が焼き入れ処
理されて硬質材となっている。図3に示すように、筒部
2bが円筒状であり、錠前23に嵌装させた状態では飾
り座2は軸心回りに回転自在であるが、図1に示すよう
に、飾り座2を錠前23に取り付けて更にシリンダリン
グ15及び丸ナット25aでアッセンブリしたものを、
図2に示すように、ハンドル28の取付け穴11に嵌装
させた時に、錠前用筒部10に外周面から中心軸に向け
て貫通させて設けた止めネジ用ネジ穴10a(図4参
照)に六角穴付き止めネジ3を締め込むことで、該止め
ネジ3の先端が筒部2b外面に当接して回転しないよう
にされる。
【0015】なお、飾り座2をハンドル28に押しつけ
ながら前記止めネジ3を締め込むことで、鍔部2aの裏
面とハンドル28の表面との隙間を極力無くすようにし
て、バールやドライバー等によるこじ開けを防止するも
のである。
【0016】更に、図2に示すように、錠前23に飾り
座2を嵌装させた状態で、該錠前23の表面が飾り座2
の表面より奥まって凹んでいる状態にされている。これ
によっても、バール等による破壊工作が困難となるよう
にされている。
【0017】このように、図3に示す飾り座2を形成し
て、図1乃至図2に示すように、錠前23とシリンダリ
ング15との間に当該飾り座2を介在させて、これらを
ハンドル28の取付け穴11に挿嵌させ、軸芯に直交す
る方向から固定金具12を挿入穴14に挿着して錠前用
筒部10に錠前23及びシリンダリング15を固定し、
更に、止めネジ3で飾り座2の前後方向(軸芯方向)の
ゆるみがないように締め付けることで、本発明のハンド
ルロック1が完成する。
【0018】前記飾り座2の鍔部2aにより、ハンドル
ロック1の錠前23の周辺部からドリル・ホールソー等
によって刃を内部に侵入させて固定金具12を直接的に
破壊することが困難となり、自動販売機などの扉の破壊
が防止されるものである。
【0019】なお、上記実施例は最良形態の一つを示し
たものであり、図示したものに限らず、例えば、飾り座
2を、錠前23の回りに回転自在にしてハンドル28の
取付け穴11に装着する、という他の実施例を提案出来
る。これにより、ドリル・ホールソー等を空転させて破
壊工作を免れるようにするものである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るハン
ドルロックは、扉側に固定されるハンドルケースと、該
ハンドルケースの筒部に同軸にして回動可能に内装され
た筒状の内ケースボルトと、該内ケースボルトに収納さ
れる錠前用筒部を有し、且つ、外方向に突出するように
前記錠前用筒部の後端部がバネ付勢されたハンドルと、
該ハンドルの錠前用筒部に同軸にして回転自在に内包さ
れ、前記錠前用筒部の軸芯に直交する方向に挿着される
固定金具に係止されて外方向への抜け出しが阻止される
錠前とからなるハンドルロックにおいて、前記錠前用筒
部の前端部側であって該錠前用筒部と錠前との間に、錠
前の前方側からの破壊作用から前記固定金具の破壊を防
止する鍔部を有する飾り座が設けられているので、固定
金具等の直接的な破壊が防止され錠前の抜け出しを防ぐ
ことが出来るという優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハンドルロックの錠前と飾り座と
シリンダリングとの組立状態を示す説明図である。
【図2】同本発明に係るハンドルロックの組立斜視図で
ある。
【図3】同本発明に係るハンドルロックにおける飾り座
の正面図(イ)と側面図(ロ)とである。
【図4】同本発明に係るハンドルロックのハンドルにお
ける止めネジ用ネジ穴が設けられていることを示す説明
図である。
【図5】従来例に係るハンドルロックの組立図である。
【図6】同従来例に係るハンドルロックの使用状態を示
す一部を切り欠いた側面図である。
【図7】同従来例に係るハンドルロックにおける固定金
具を示す正面図である。
【図8】従来例に係るハンドルロックのカム部材とシリ
ンダリングとの遊嵌状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 ハンドルロック、2 飾り座、3 止めネジ、10
筒体(錠前用筒部)、11 取付け穴、12 固定金
具、12a 平行部、12b 天井部、14 挿入穴、
15 シリンダリング、23 錠前、26 ハンドルケ
ース、28 ハンドル。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉側に固定されるハンドルケースと、 該ハンドルケースの筒部に同軸にして回動可能に内装さ
    れた筒状の内ケースボルトと、 該内ケースボルトに収納される錠前用筒部を有し、且
    つ、外方向に突出するように前記錠前用筒部の後端部が
    バネ付勢されたハンドルと、 該ハンドルの錠前用筒部に同軸にして回転自在に内包さ
    れ、前記錠前用筒部の軸芯に直交する方向に挿着される
    固定金具に係止されて外方向への抜け出しが阻止される
    錠前とからなるハンドルロックにおいて、 前記錠前用筒部の前端部側であって該錠前用筒部と錠前
    との間に、錠前の前方側からの破壊作用から前記固定金
    具の破壊を防止する鍔部を有する飾り座が設けられてい
    ること、 を特徴とするハンドルロック。
JP11024919A 1999-02-02 1999-02-02 ハンドルロック Pending JP2000220329A (ja)

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JP11024919A JP2000220329A (ja) 1999-02-02 1999-02-02 ハンドルロック

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20001206