JPH0978899A - ポップアウト型ロックハンドル装置の錠前ユニット取付構造 - Google Patents
ポップアウト型ロックハンドル装置の錠前ユニット取付構造Info
- Publication number
- JPH0978899A JPH0978899A JP25942395A JP25942395A JPH0978899A JP H0978899 A JPH0978899 A JP H0978899A JP 25942395 A JP25942395 A JP 25942395A JP 25942395 A JP25942395 A JP 25942395A JP H0978899 A JPH0978899 A JP H0978899A
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- JP
- Japan
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- lock
- lock unit
- handle
- peripheral
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 錠前ユニットの引張り外力による不正解錠に
対して強い、ポップアウト型ロックハンドル装置の錠前
ユニット取付構造を提供する。 【解決手段】 内周面に螺子切り加工して外周面に２個
の周溝１０を形成した大幅の固定リング１１を、錠前ユ
ニット９のシリンダ部９ａに固定リング１１の前面が錠
前ユニット９の頭部９ｂ後面に当接するまでねじ合わ
せ、該錠前ユニット９を固定リング１１の後面がハンド
ル軸部７ａ内周面中央部に凹に形成した位置決め段部１
２の前面に当接するまで嵌め込み、固定リング１１の周
溝１０と噛合する周突起１３を内面に形成した一対の脚
部１４とコ字形凹部１５とから成るＵ字形のリングロッ
ク１６を、ハンドル軸部７ａの側面に設けたロック孔１
７から直径方向に嵌挿して、周突起１３と周溝１０を噛
み合わせ、コ字型凹部１５の透孔１８から該凹部１５に
係合するハンドル軸部７ａの凸部１９の螺子孔２０に取
付ビス２１をねじ込んで、錠前ユニット９とハンドル７
を一体に固着する。
対して強い、ポップアウト型ロックハンドル装置の錠前
ユニット取付構造を提供する。 【解決手段】 内周面に螺子切り加工して外周面に２個
の周溝１０を形成した大幅の固定リング１１を、錠前ユ
ニット９のシリンダ部９ａに固定リング１１の前面が錠
前ユニット９の頭部９ｂ後面に当接するまでねじ合わ
せ、該錠前ユニット９を固定リング１１の後面がハンド
ル軸部７ａ内周面中央部に凹に形成した位置決め段部１
２の前面に当接するまで嵌め込み、固定リング１１の周
溝１０と噛合する周突起１３を内面に形成した一対の脚
部１４とコ字形凹部１５とから成るＵ字形のリングロッ
ク１６を、ハンドル軸部７ａの側面に設けたロック孔１
７から直径方向に嵌挿して、周突起１３と周溝１０を噛
み合わせ、コ字型凹部１５の透孔１８から該凹部１５に
係合するハンドル軸部７ａの凸部１９の螺子孔２０に取
付ビス２１をねじ込んで、錠前ユニット９とハンドル７
を一体に固着する。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】 本発明は自動販売機等の扉
に用いられるポップアウト型ロックハンドル装置におけ
る錠前ユニットの取付構造に関するものである。
に用いられるポップアウト型ロックハンドル装置におけ
る錠前ユニットの取付構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のポップアウト型ロックハンドル装
置の錠前取付構造は、実公平５−４６５９５号に開示す
るように、錠前ユニットのシリンダ部に外周面に１個の
周溝を形成した固定リングをねじ込み合わせ装着し、該
錠前ユニットをハンドル軸部に嵌め込み、ハンドル軸部
の側面の螺子孔から半径方向に取付ビスをねじ込み、取
付ビスの先端部を該周溝に係合させて錠前ユニットをハ
ンドルに固着している。
置の錠前取付構造は、実公平５−４６５９５号に開示す
るように、錠前ユニットのシリンダ部に外周面に１個の
周溝を形成した固定リングをねじ込み合わせ装着し、該
錠前ユニットをハンドル軸部に嵌め込み、ハンドル軸部
の側面の螺子孔から半径方向に取付ビスをねじ込み、取
付ビスの先端部を該周溝に係合させて錠前ユニットをハ
ンドルに固着している。
【０００３】最近の窃盗犯は錠前ユニットの前面部にタ
ッピングビスをねじ込み、該ビスを釘抜き等で引っ張る
ことによって錠前ユニットを引き抜く方法を編み出して
いる。前記した従来の錠前ユニット取付構造では、固定
リングの幅が小さいので必然的にシリンダ部と螺子山の
係合が弱く、また、ハンドル軸部に対して１個の周溝で
しか係合せず、引き抜き外力に対して弱いため、このよ
うな方法の不正解錠を完全に防ぐことができなかった。
ッピングビスをねじ込み、該ビスを釘抜き等で引っ張る
ことによって錠前ユニットを引き抜く方法を編み出して
いる。前記した従来の錠前ユニット取付構造では、固定
リングの幅が小さいので必然的にシリンダ部と螺子山の
係合が弱く、また、ハンドル軸部に対して１個の周溝で
しか係合せず、引き抜き外力に対して弱いため、このよ
うな方法の不正解錠を完全に防ぐことができなかった。
【０００４】更に錠前ユニットのシリンダ部の後端部で
は何にも保持されていないので錠前ユニットのハンドル
軸部への固着強度を更に弱くしていた。
は何にも保持されていないので錠前ユニットのハンドル
軸部への固着強度を更に弱くしていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、錠前ユニットの引張り外力による不正解錠に対
して強い、ポップアウト型ロックハンドル装置の錠前ユ
ニット取付構造を提供することである。
目的は、錠前ユニットの引張り外力による不正解錠に対
して強い、ポップアウト型ロックハンドル装置の錠前ユ
ニット取付構造を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明の錠前ユニット取付
構造は、扉１に固着されるケ−ス２の軸筒部２ａに内筒
３を回転可能かつ前後に移動不能に内筒３を装着し、内
筒３の後面に施錠部材６を連結し、内筒３内に回転不能
かつ前後に摺動可能にハンドル７のハンドル軸部７ａを
嵌挿してバネ８によって前進付勢たポップアウト型ロッ
クハンドル装置において、内周面に螺子切り加工して外
周面に２個の周溝１０を形成した大幅の固定リング１１
を、錠前ユニット９のシリンダ部９ａに固定リング１１
の前面が錠前ユニット９の頭部９ｂ後面に当接するまで
ねじ合わせ装着する。
照符号を用いて説明すると、本発明の錠前ユニット取付
構造は、扉１に固着されるケ−ス２の軸筒部２ａに内筒
３を回転可能かつ前後に移動不能に内筒３を装着し、内
筒３の後面に施錠部材６を連結し、内筒３内に回転不能
かつ前後に摺動可能にハンドル７のハンドル軸部７ａを
嵌挿してバネ８によって前進付勢たポップアウト型ロッ
クハンドル装置において、内周面に螺子切り加工して外
周面に２個の周溝１０を形成した大幅の固定リング１１
を、錠前ユニット９のシリンダ部９ａに固定リング１１
の前面が錠前ユニット９の頭部９ｂ後面に当接するまで
ねじ合わせ装着する。
【０００７】該錠前ユニット９を固定リング１１の後面
がハンドル軸部７ａ内周面中央部に凹に形成した位置決
め段部１２の前面に当接するまで嵌挿し、固定リング１
１の周溝１０と噛合する周突起１３を内面に形成した一
対の脚部１４とコ字形凹部１５とから成るＵ字形のリン
グロック１６を、ハンドル軸部７ａの側面に設けたロッ
ク孔１７から直径方向に嵌挿して、周突起１３と周溝１
０を噛み合わせ、コ字型凹部１５の透孔１８から該凹部
１５に係合するハンドル軸部７ａの凸部１９の螺子孔２
０に取付ビス２１をねじ込んで、錠前ユニット９とハン
ドル７を一体に固着する。
がハンドル軸部７ａ内周面中央部に凹に形成した位置決
め段部１２の前面に当接するまで嵌挿し、固定リング１
１の周溝１０と噛合する周突起１３を内面に形成した一
対の脚部１４とコ字形凹部１５とから成るＵ字形のリン
グロック１６を、ハンドル軸部７ａの側面に設けたロッ
ク孔１７から直径方向に嵌挿して、周突起１３と周溝１
０を噛み合わせ、コ字型凹部１５の透孔１８から該凹部
１５に係合するハンドル軸部７ａの凸部１９の螺子孔２
０に取付ビス２１をねじ込んで、錠前ユニット９とハン
ドル７を一体に固着する。
【０００８】固定リング１１と錠前ユニット９のシリン
ダ部９ａとの組立状態は、多数の螺子山が噛み合うこと
によって強固かつ安定に保たれる。錠前ユニット９とハ
ンドル軸部７ａとの組立状態は、リングロック１６の２
個の周突起１３と固定リング１１の２個の周溝１０との
密接な噛み合わせと、取付ビス２１によるリングロック
１６のハンドル軸部７ａへの締付けによって強固に保た
れる。これらによって錠前ユニット９は前方からの引き
抜きに耐える。ハンドル軸部７ａはロックハンドル装置
の施錠時にはケ−ス２の軸筒部２ａ内に収容されている
ため、取り付けビス２１を外してリングロック１６を固
定リング１１から抜き取ることはできない。
ダ部９ａとの組立状態は、多数の螺子山が噛み合うこと
によって強固かつ安定に保たれる。錠前ユニット９とハ
ンドル軸部７ａとの組立状態は、リングロック１６の２
個の周突起１３と固定リング１１の２個の周溝１０との
密接な噛み合わせと、取付ビス２１によるリングロック
１６のハンドル軸部７ａへの締付けによって強固に保た
れる。これらによって錠前ユニット９は前方からの引き
抜きに耐える。ハンドル軸部７ａはロックハンドル装置
の施錠時にはケ−ス２の軸筒部２ａ内に収容されている
ため、取り付けビス２１を外してリングロック１６を固
定リング１１から抜き取ることはできない。
【０００９】錠前ユニット９に固着された固定リング１
１及びリングロック１６はハンドル軸部７ａ内の位置決
め段部１２内に係合するので、錠前ユニット９は後方か
らも強固に保持され、固着の安定度を高めている。
１及びリングロック１６はハンドル軸部７ａ内の位置決
め段部１２内に係合するので、錠前ユニット９は後方か
らも強固に保持され、固着の安定度を高めている。
【００１０】
【発明の実施の形態】 図示の実施形態では、錠前ユニ
ット９のシリンダ部９ａの外周面は全長にわたって螺子
切り加工されている。リングロック１６の凹部１５の裏
側外面に突設したガイド突起２２は内筒３の軸方向開口
２３とケ−ス２の軸筒部２ａの軸方向溝２４に嵌挿さ
れ、適宜手段によってケース２に対するハンドル７の錠
止を解除したとき、ハンドル７が直進突出を案内する。
ット９のシリンダ部９ａの外周面は全長にわたって螺子
切り加工されている。リングロック１６の凹部１５の裏
側外面に突設したガイド突起２２は内筒３の軸方向開口
２３とケ−ス２の軸筒部２ａの軸方向溝２４に嵌挿さ
れ、適宜手段によってケース２に対するハンドル７の錠
止を解除したとき、ハンドル７が直進突出を案内する。
【００１１】
【発明の効果】 以上のように本発明の錠前ユニット
取付構造では、幅の大きい固定リング１１を錠前ユニッ
ト９のシリンダ部９ａにねじ合わせ装着し、固定リング
１１の外周面に２個の周溝１０を設け、該周溝１０に密
接に噛み合う２個の周突起１３を設けたリングロック１
６を固定リング１１に噛み合わせ、リングロック１６を
ハンドル軸部７ａに側方からビス止め固着し、更に固定
リング１１とリングロック１６を位置決め段部１２内に
係合させるので、錠前ユニット９をハンドル軸部７ａに
充分強固に取り付けることができ、引張り外力による不
正解錠を防ぐことができる。
取付構造では、幅の大きい固定リング１１を錠前ユニッ
ト９のシリンダ部９ａにねじ合わせ装着し、固定リング
１１の外周面に２個の周溝１０を設け、該周溝１０に密
接に噛み合う２個の周突起１３を設けたリングロック１
６を固定リング１１に噛み合わせ、リングロック１６を
ハンドル軸部７ａに側方からビス止め固着し、更に固定
リング１１とリングロック１６を位置決め段部１２内に
係合させるので、錠前ユニット９をハンドル軸部７ａに
充分強固に取り付けることができ、引張り外力による不
正解錠を防ぐことができる。
【図１】 本発明の一実施形態に係る錠前ユニット取付
構造を用いたポップアウト型ロックハンドル装置の正面
図であり、ハンドルはケース内に収容されてケースに錠
止された状態にある。
構造を用いたポップアウト型ロックハンドル装置の正面
図であり、ハンドルはケース内に収容されてケースに錠
止された状態にある。
【図２】 図１のＡ−Ａ線断面図である。
【図３】 図２のＢ−Ｂ線断面図である。
１ 扉 ２ ケ−ス ２ａ ケ−ス軸筒部 ３ 内筒 ６ 施錠部材 ７ ハンドル ７ａ ハンドル軸部 ８ バネ ９ 錠前ユニット ９ａ シリンダ部 ９ｂ 頭部 １０ 周溝 １１ 固定リング １２ 位置決め段部 １３ 周突起 １４ 脚部 １５ コ字形凹部 １６ リングロック １７ ロック孔 １８ 透孔 １９ 凸部 ２０ 螺子孔 ２１ 取付螺子 ２２ 突出部 ２３ 軸方向開口 ２４ 軸方向溝
Claims (1)
- 【請求項１】 扉１に固着されるケ−ス２の軸筒部２ａ
に内筒３を回転可能かつ前後に移動不能に装着し、内筒
３の後面に施錠部材６を連結し、内筒３内に回転不能か
つ前後に摺動可能にハンドル７のハンドル軸部７ａを嵌
挿してバネ８によって前進付勢したポップアウト型ロッ
クハンドル装置において、内周面に螺子切り加工して外
周面に２個の周溝１０を形成した大幅の固定リング１１
を、錠前ユニット９のシリンダ部９ａに固定リング１１
の前面が錠前ユニット９の頭部９ｂ後面に当接するまで
ねじ合わせ装着し、該錠前ユニット９を固定リング１１
の後面がハンドル軸部７ａ内周面中央部に凹に形成した
位置決め段部１２の前面に当接するまで嵌め込み、固定
リング１１の周溝１０と噛合する周突起１３を内面に形
成した一対の脚部１４とコ字形凹部１５とから成るＵ字
形のリングロック１６を、ハンドル軸部７ａの側面に設
けたロック孔１７から直径方向に嵌挿して、周突起１３
と周溝１０を噛み合わせ、コ字型凹部１５の透孔１８か
ら該凹部１５に係合するハンドル軸部７ａの凸部１９の
螺子孔２０に取付ビス２１をねじ込んで、錠前ユニット
９とハンドル７を一体に固着するポップアウト型ロック
ハンドル装置の錠前ユニット取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25942395A JP2704387B2 (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | ポップアウト型ロックハンドル装置の錠前ユニット取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25942395A JP2704387B2 (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | ポップアウト型ロックハンドル装置の錠前ユニット取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0978899A true JPH0978899A (ja) | 1997-03-25 |
| JP2704387B2 JP2704387B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=17333901
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25942395A Expired - Lifetime JP2704387B2 (ja) | 1995-09-12 | 1995-09-12 | ポップアウト型ロックハンドル装置の錠前ユニット取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2704387B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5732487B2 (ja) * | 2013-05-20 | 2015-06-10 | タキゲン製造株式会社 | ポップアウト型扉用ロックハンドル装置 |
| JP5982441B2 (ja) * | 2014-09-08 | 2016-08-31 | タキゲン製造株式会社 | 扉のポップアウト型ロックハンドル装置 |
| JP5982440B2 (ja) * | 2014-09-08 | 2016-08-31 | タキゲン製造株式会社 | 扉のポップアウト型ロックハンドル装置 |
-
1995
- 1995-09-12 JP JP25942395A patent/JP2704387B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2704387B2 (ja) | 1998-01-26 |
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Legal Events
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