JP2000220063A - 伏目処理方法 - Google Patents

伏目処理方法

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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、編地の編み終わり箇所となる衿首部
や裾ゴム部等の伸びが必要とされる箇所の解れ止め処理
に適した横編機による伏目処理方法を提供することを目
的とする。 【構成】伏目処理の際に形成される編目ループを一方の
ニードルベッド上の編針により形成し、且つ形成される
編目ループを編糸に対し、弾性糸を下糸としてプレーテ
ィング編成した後、伏目処理がなされる編目ループと、
これに隣接する最終コースの編目ループとが互いに対峙
するようにニードルベッド上の編針に係止させ、編糸お
よび弾性糸を伏目処理がさなれる向きに供給して編目ル
ープを形成し、次にこの形成した編目ループと、これに
隣接する最終コースの編目ループを重ね合わせ、しかる
後、編糸および弾性糸を伏目処理がなされる向きと逆向
きに移動して続いて伏目処理がなされる編目ループを通
過させるようにし、以降これを繰り返し行うようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は横編機を使用して編
成される編地の最終コースの編目ループを伏せ目編成に
より解れ止め処理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】横編機で編成された編地の最終コースの
編目ループを伏せ目編成して解れ止め処理を施すこと
で、編成完了後にの縫製作業を簡略化する伏せ目処理方
法が種々検討されている。セーター等のニット衣類の前
身頃部を編成する場合を例に挙げると、裾ゴム部分から
編み始め胴体部分を経て肩方向へと編進められ、最終的
に衿首部分を形成して編み終わる。あるいはこれとは逆
に衿首など肩部分から編み始め裾部分を編み終わりとし
て編成される。編み終わりとなる衿首部あるいは裾部分
は、例えば1×1リブのようにゴム編み組織等の伸縮性
に優れた編組織により編成される場合が多い。
【0003】しかしながら伏せ目処理では、形成される
編目ループは隣接する最終コースの編目ループに順次重
ねられていくため、伏せ目処理を施した編地終端部分
は、伏せ目の際に形成された編目ループが編地ウエール
の配列方向(編み幅方向)に連続するチェインステッチ
状となるので伸縮性に乏しくなる。これはリブ編み部分
の伸縮性を殺ぐ原因となる。またこのように伏目処理さ
れた編地は、着用の際に無理に引き伸ばされ該箇所が破
断する等の虞もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 本発明は上記した従
来の伏せ目処理方法が抱えていた問題に鑑み、編地の編
み終わり箇所となる衿首部や裾ゴム部等の伸びが必要と
される箇所の解れ止め処理に適した横編機による伏目処
理方法を提供することを目的とする。
【0005】また、横編機上での編成がし易く、且つ高
品位な仕上がりの伏目処理方法を提供することを目的と
する。
【0006】
【発明の構成と作用効果】本発明では、少なくとも前後
一対のニードルベッドを有し、その何れか一方または双
方のニードルベッドが左右にラッキング可能な横編機を
使用し、編地を編成し、編地終端部となる最終コースの
編目ループに編糸を供給して編目ループを形成し、該形
成された編目ループを隣接する最終コースの編目ループ
と重ね合わせ、少なくとも該重ね合う編目ループを係止
する編針に編糸を供給して続く編目ループを形成する編
成を最終コースの一端側から他端側に向かって繰り返し
行うことで編地の最終コースを伏目処理方法において、
伏目処理の際に形成される編目ループを一方のニードル
ベッド上の編針により形成し、且つ形成される編目ルー
プは弾性糸が前記編糸に対し、下糸となるようにプレー
ティング編成するとともに以下のステップを含むことを
特徴とする; a)伏目処理がなされる編目ループと、該編目ループに
隣接する編地の最終コースの編目ループとが互いに対峙
するように前後のニードルベッド上の編針に係止させる
ステップ、 b)前記伏目処理がなされる編目ループを係止する編針
に編糸および弾性糸を伏目処理がさなれる向きに供給し
て編目ループを形成するステップ、 c)ステップbで形成した編目ループと、これに隣接す
る編地の最終コースの編目ループを重ね合わせるステッ
プ、 d)編糸および弾性糸を伏目処理がなされる向きと逆向
きに移動して続く伏目処理がなされる編目ループを通過
させるステップ、 e)上記a〜dのステップを繰り返して伏目処理を行
う。
【0007】これによれば伏目処理の際に形成される編
目ループを編地の表側となるニードルベッドの針で形成
される。そしてその際に弾性糸を下糸としてプレーティ
ング編成されるので伏目処理された編地の終端部は伸縮
性に富むだけでなく、下糸としてプレーティングされた
弾性糸は編地の裏に隠れるので仕上がりの美しい編地と
なる。
【0008】また、伏目処理と並行して抜き糸による編
成が行われ、前記ステップbに続いてステップbで形成
された編目ループの外側に位置し、編目ループを係止し
ない編針に抜き糸をフックさせるとともにステップbで
形成された編目ループを越える位置まで移動させるステ
ップ、前記ステップdで編糸および弾性糸を移動させる
際に抜き糸も同様に移動させるステップ、を含む。
【0009】これによれば抜き糸は伏目処理される編目
ループを係止する針の外側の針にフックされた後、この
編目ループの前を横切って給糸口へ延びる。この状態で
前記ステップbで形成した編目ループと、これに隣接す
る編地の最終コースの編目ループが目移しにより重ね合
わせられることで抜き糸の渡り糸部分が編目ループと交
絡する。このため編目ループが針から解放されても抜き
糸で編地が吊り下げられた状態となるので伏目処理され
た編地部分の自重で伏目の際に形成される編目ループが
引き伸ばされることがない。更に抜き糸の給糸口に延び
る渡り糸部分に編目ループを交絡させるようにしたので
編地の自重やテンションに応じて抜き糸が給糸口から引
き出され、その分、編地が引き下げられることとなり、
これが伏目の際の編目ループの形成の程良いテンション
を与え、その編目ループの形成を容易にさせる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の伏せ目処理方法につ
いての実施例を図面とともに以下詳細に説明する。実施
例の編成に使用する横編機(不図示)は、前後一対のニ
ードルベッドを有し、後ベッドが左右ラッキング可能に
構成される。キャリッジは効率的な編成を行うため先
行、中行、後行カムロックからなる3カムシステム機の
例とするが、特にこれに限定されるものでない。図1は
編成される編地1を示し、編地1は矢印方向に下から上
に向かって編成され、編み終わり側にリブ編み3を行っ
た後、終端部分に伏目処理5が施される。図2〜図4は
本実施例の伏せ目処理方法の編成ステップを示し、図に
おいてアルファベット大文字A〜Oは前ベッドの針を、
アルファベット小文字a〜oは後ベッドの針をそれぞれ
示し、また図中に示した左右方向の矢印はキャリッジの
進行方向を、上下方向の矢印はループの目移し方向を示
す。図5は図2〜図4の編成ステップにより伏目処理さ
れる編地の編成途中のループ構造図を模試的に示したも
のである。なお説明の便宜上編成で使用する針数は実際
の針数よりも少なくするとともに編成ステップ図におい
て針に係止される編目ループの内、黒く塗り潰して表し
たものは現コースにおいて編目ループが形成されるもの
を示し、白抜きで示したものは置き目を示す。また編目
ループの内、ヤーンフィーダ15で形成されるものをサ
ークルで、ヤーンフィーダ21で形成されるものをボッ
クスで示した。
【0011】ステップSは編地1の終わり側に設けたリ
ブ編み(1×1リブ)3の最終コース10の編成が終了
した時点のニードルベッド上の各針の編目ループの係止
状態を示し、前ベッドの1本置きの針A,C,E,G,
I,K,Mと、後ベッドの針b,d,f,h,j,l,
nにリブ編みの最終コース10の編目ループが係止され
る。ステップ1は、続く伏目処理を行うために上記した
状態にある編目ループの移し分けのステップで、前ベッ
ドの針A,C,E,G,I,K,Mに係止された編目ル
ープを対向する後ベッドの針a,c,e,g,i,k,
mへ移す。同時に伏目処理の開始側となる後ベッドの針
nに係止される編地右側端の編目ループ13を前ベッド
の針Nへ移す。
【0012】ステップ2から伏せ目処理の編成が開始さ
れるが、本実施例では伏目処理の編目ループは、リブ編
み編成に使用された編糸と同色の編糸(地糸)と、これ
に加えてゴム糸等の弾性糸によるプレーティング編成
(添え編み)により形成される。15はフィーダの先端
に2つの給糸口を備えたプレーティング用のヤーンフィ
ーダを示し、上糸に地糸17、下糸にゴム糸19がセッ
トされている。このプレーティング用のヤーンフィーダ
に代えて地糸用、ゴム糸用のそれぞれのヤーンフィーダ
を準備して地糸がゴム糸よりも先行するようにヤーンフ
ィーダを移動させて針に給糸させてもよい。また、21
は抜き糸用のヤーンフィーダを示し、ナイロン糸などの
強度があって滑りのよい編糸がセットされている。
【0013】本実施例では伏目処理の編成の際に抜き糸
による編成も併せて行われる。伏目処理の進行に伴い、
針に係止される編目ループの数は減少し、これら編目ル
ープに編地の自重が及ぶ。ここで開示される抜き糸編成
は、編地の自重で形成される編目ループが引き伸ばされ
ることなく伏目部の編目ループの大きさを均一にする目
的で使用されるだけでなく伏目の際に形成される編目ル
ープの形成を容易にする目的で使用される。
【0014】まずステップ2において、先行システムで
ヤーンフィーダ15を移動させ地糸17とゴム糸19を
前ベッドの針N,Mに給糸する。これにより針Nには後
ニットされたリブ編みの最終コースの編目ループ13に
続く編目ループ23が形成され、編目ループを係止しな
い針Mには編糸がフックされる。中行システムではヤー
ンフィーダ21により抜き糸26を前ベッドの編目ルー
プを係止しない針Oに供給しフックするとともに抜き糸
26が編目ループ23と後ベッドの針mに係止される編
目ループ27の間を横切って針Lを越える位置まで移動
させる。後行システムでは、先行システムで形成した編
目ループ23とフックした編目ループ25を後ベッドの
針m,nへ移す。この編目ループ25を後ベッドの針m
へ移して編目ループ27に重ねることで抜き糸26の渡
り糸部分26aを両編目ループ25,27間に挟む。
【0015】次にステップ3では、後ベッドを1針分左
へラッキングした状態とし、先行システムで後ベッドの
針m,nに預けた編目ループ25,27と23を前ベッ
ドの針L,Mに移した後、次の後行システムでは編目形
成を行うことなく単にヤーンフィーダ15,21を針
L,Mを越えて右側へ移動する。以上の編成で編地1の
ウエールが1本減少したことになる。
【0016】次にステップ4においては、先行システム
で地糸17とゴム糸19を前ベッドの針M,Lに給糸
し、編目ループ29、31を形成し、中行システムでは
抜き糸26を前ベッドの編目ループを係止しない針Nに
供給しフックさせる。そして後行システムでは、先行シ
ステムで形成した編目ループ29、31を後ベッドの針
l,mへ移す。このとき針lに形成される重ね目ループ
(31,33)で抜き糸26の渡り糸部分26bを拘束
する。
【0017】次にステップ5において、後ベッドを1針
分左へラッキングさせ、先行システムで後ベッドの針
l,mに係止する編目ループ31,33と29を前ベッ
ドの針K,Lに移した後、後行システムでヤーンフィー
ダ15、21を針Lを越える位置まで移動させる。これ
により編地1のウエールが更に1本減少する。以下ステ
ップ4、5と同様な編成を残る編地部分に対して繰り返
し行い編地1のウエールを減少させていき、針Cまでの
伏目処理が施される(途中省略)。この状態では前ベッ
ドの針E〜Oの各針に抜き糸26がフックされた状態と
なっている。
【0018】ステップ6〜14は伏目処理編成の後半部
分の編成を示す。ステップ6で先行システムでヤーンフ
ィーダ15を使用し地糸17とゴム糸19を前ベッドの
針C,Bに給糸して編目ループ41、43を形成し、続
く中行システムではヤーンフィーダ21を使用して抜き
糸26を前ベッドの編目ループを係止しない針Dに供給
しフックさせる。そして後行システムでは、先行システ
ムで形成した編目ループ41、43を後ベッドの針b,
cへ移す。これにより上記と同様に後針床の針bに形成
される重ね目ループ43,45で抜き糸26の渡り糸部
分26nを拘束する。
【0019】次にステップ7で後ベッドを1針分左へラ
ッキングさせ、先行システムで後ベッドの針b,cに係
止する編目ループ43,45と41を前ベッドの針A,
Bに移し、その後、後行システムで給糸口15,21を
針Bを越える位置まで移動させる。
【0020】ステップ8では、先行システムで後ベッド
の針aに係止されるリブ編みの最終コース10の編目ル
ープ14を前ベッドの針Aに移した後、中行システムで
ヤーンフィーダ15を使って前ベッドの針B,Aに給糸
して編目ループ47、49を形成する。後行システムで
は抜き糸26を針Cへ給糸してフックさせる。ステップ
8が終わった状態では、編地1の最終コース10のほと
んどが伏目処理により針から解放され、前ベッドの針
A,Bに編地側端の2つの編目ループ49、47が残さ
れるだけとなっている。一方、前ベッドの針C〜Oには
それぞれ抜き糸26がフックされた状態で、針から解放
された編地1の編目ループが抜き糸26の渡り糸部分2
6a,26b,26c…、で吊り下げられた状態となっ
ている。
【0021】ステップ9では、前ベッドの針Bに係止さ
れる編目ループ47を対向する後ベッドの針bに移し、
次のステップ10で後ベッドをラッキングしてこの編目
ループ47を前ベッドの針Aへ移して編目ループ49と
重ねる。続くステップ11、12でこの重ね目ループに
続く編目ループ51、53が形成される。
【0022】ステップ13、14では、抜き糸用のヤー
ンフィーダ21により前ベッドの針C〜Oに対して給糸
して1往復の編目コース55、57を編成する。次のス
テップ15、16では、ヤーンフィーダ15に切り換え
て針Aと針C〜Oに給糸して1往復の捨て編みコース5
9、61を編成するとともにステップ16bの後行シス
テムにおいてヤーンフィーダを伴うことなく針Aと針C
〜Oの進退動作をさせて前ベッドの針Aと針C〜Oに係
止した編目ループを針から払い落として編地編成を終了
する。この捨て編みコース59,61は針Aに対しての
み行うようにしてもよい。このように伏目処理の編成に
続けてステップ13〜16のヤーンフィーダ15,21
によるコース編成を追加することで編機から払い落とさ
れた編地は、抜き糸部分を編地から容易に引き抜くこと
ができるとともに抜き糸を引き抜いた後、捨て編み部分
を引っ張ることで編目ループ53の捨て編みコース59
に続く部分が引き出されて結び目を形成してランバック
を容易な方法で確実に防ぐことができる。
【0023】次に本発明の伏目処理編成の変形例を図6
に示す。先の実施例では伏目処理の際に形成される編目
ループは前ベッドの隣接する2つの針を使って形成さ
れ、また抜き糸は前ベッドの針でフックされた。この変
形例は、伏目の際に形成される編目ループは前ベッドの
1つの針でのみ形成される点と抜き糸が後ベッドの針で
フックされる点で先の実施例と異なる以外は同じであ
り、使用するヤーンフィーダやカムシステムも同じもの
を使用する。ステップSで終端部のリブ編み編成が行わ
れた後、伏目処理のための移し分けがステップ1、2で
行われ、後ベッドの針nに係止していたリブ編みの最終
コースの編目ループが前ベッドの針Mに係止される以外
は全て後ベッドの針へ係止される。
【0024】ステップ3で先行システムで針Mに編目ル
ープを形成し、続く中行システムで後ベッドの針nに抜
き糸をフックさせる。そして後行システムで針Mに係止
する編目ループを後ベッドの針mに移して抜き糸を編目
ループでくるむ。続くステップ4では先行システムで後
ベッドをラッキングして針mに係止する編目ループを前
ベッドの針Lへ移すとともに後行システムで各ヤーンフ
ィーダを右側へ移動させる。上記ステップ3とステップ
4により編地のウエールは1本減少する。これを基本編
成として残る編地終端部に対して繰り返し行うことで伏
目処理を終える。
【0025】なお上記の実施例では2枚ベッド横編機に
よる方法を示したが、これに限定されるものではなく、
例えば4枚ベッド横編機でも実施できるなど本発明の趣
旨を逸脱しない範囲で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】伏目処理が施された編地を示す図である。
【図2】本発明の伏目処理の実施例に係る編成ステップ
の前半部分を示した図である。
【図3】図2に続く伏目処理の編成ステップを示した図
である。
【図4】図3に続く伏目処理の編成ステップを示した図
である。
【図5】伏目処理される編地の処理途中のループ構成図
を示した図である。
【図6】本発明の伏目処理の変形例に係る編成ステップ
を示した図である。
【符号の説明】
1…編地、3…リブ編み部分、5…伏目処理部分、15
…プレーティング用ヤーンフィーダ、17…地糸、19
…ゴム糸、21…抜き糸用ヤーンフィーダ、26…抜き
糸、26a,26b,26c…抜き糸渡り糸部分

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前後一対のニードルベッドを
    有し、その何れか一方または双方のニードルベッドが左
    右にラッキング可能な横編機を使用し、編地を編成し、
    編地終端部となる最終コースの編目ループに編糸を供給
    して編目ループを形成し、該形成された編目ループを隣
    接する最終コースの編目ループと重ね合わせ、少なくと
    も該重ね合う編目ループを係止する編針に編糸を供給し
    て続く編目ループを形成する編成を最終コースの一端側
    から他端側に向かって繰り返し行うことで編地の最終コ
    ースを伏目処理方法において、伏目処理の際に形成され
    る編目ループを一方のニードルベッド上の編針により形
    成し、且つ形成される編目ループは弾性糸が前記編糸に
    対し、下糸となるようにプレーティング編成するととも
    に以下のステップを含むことを特徴とする; a)伏目処理がなされる編目ループと、該編目ループに
    隣接する編地の最終コースの編目ループとが互いに対峙
    するように前後のニードルベッド上の編針に係止させる
    ステップ、 b)前記伏目処理がなされる編目ループを係止する編針
    に編糸および弾性糸を伏目処理がさなれる向きに供給し
    て編目ループを形成するステップ、 c)ステップbで形成した編目ループと、これに隣接す
    る編地の最終コースの編目ループを重ね合わせるステッ
    プ、 d)編糸および弾性糸を伏目処理がなされる向きと逆向
    きに移動して続く伏目処理がなされる編目ループを通過
    させるステップ、 e)上記a〜dのステップを繰り返して伏目処理を行
    う。
  2. 【請求項2】 伏目処理と並行して抜き糸による編成が
    行われ、前記ステップbに続いてステップbで形成され
    た編目ループの外側に位置し、編目ループを係止しない
    編針に抜き糸をフックさせるとともにステップbで形成
    された編目ループを越える位置まで移動させるステッ
    プ、 前記ステップdで編糸および弾性糸を移動させる際に抜
    き糸も同様に移動させるステップ、を含むことを特徴と
    する請求項1に記載の伏目処理方法。
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