JP2000219396A - 排紙装置 - Google Patents

排紙装置

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JP2000219396A
JP2000219396A JP11022820A JP2282099A JP2000219396A JP 2000219396 A JP2000219396 A JP 2000219396A JP 11022820 A JP11022820 A JP 11022820A JP 2282099 A JP2282099 A JP 2282099A JP 2000219396 A JP2000219396 A JP 2000219396A
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discharge
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Yozo Michiki
要造 道木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排出用紙にくせがついていても、常に用紙積
載台の許容枚数まで積載することができ、満杯になった
ときはその旨を通知するようにする。 【解決手段】 排紙装置50は、画像形成装置からガイ
ド板51の間を矢印E方向に用紙62が搬送されてくる
と、排紙検知部52で用紙62の排出を検知して、排紙
コロ54,56によって排紙トレイ58に排出され、ス
タックされる。排紙トレイ58にスタックされた積載用
紙60は、順次積み重ねられるていくが、アーム付回転
体10の回転体12を用紙の排出タイミングに合わせて
反時計周りに回転させることにより、常に排紙トレイ上
に積載された積載用紙60の最上部にアーム16を載せ
て押さえておくことができ、満杯になったら満杯検知部
64で検知することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排紙装置に係り、
より詳しくは、プリンタ、ファクシミリまたは複写機等
の画像形成装置などの用紙排出口から排出された用紙を
積載する用紙積載台を備えた排紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタ、ファクシミリまた
は複写機等の画像形成装置などでは、画像が形成された
記録用紙(以下、単に用紙という)を用紙積載台に排出
してスタックさせる排紙装置が内蔵あるいは併設されて
いた。この種の排紙装置では、排出された画像形成済み
の用紙に折り皺やカールなどのくせが付いている場合、
用紙積載台上で排出用紙が浮いた状態で順次積載される
ため、本来ならば用紙積載台に積載可能な用紙枚数しか
排出していないにも関わらず、排出された用紙が排出口
を塞いでしまい、スムーズに排出できなくなったり、既
積載用紙を新たに排出されてきた用紙が押し出して用紙
積載台から落ちたりするなどの不具合があった。そこ
で、例えば特開平6−211408号公報に開示されて
いる「紙葉類積載装置」などでは、用紙積載台に排出さ
れた用紙を上から押さえるストッパを設けて、カールし
た用紙などが用紙積載台上で膨らむのを防止すると共
に、そのストッパに変位量を検出するセンサを設けるこ
とにより、満杯検知を行っていた。また、特開平4−2
3764号公報に開示されている「シート状媒体の積み
重ね保持機構」などでは、複数のクランプアームがガイ
ド部内を回転しながら排出された用紙の後端部をクラン
プするものであるが、発明の目的が長尺のスタッカを不
要にするという点で異なっている上、満杯検知等の機能
を有していなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな排紙装置にあっては、例えば特開平6−21140
8号公報に記載された技術にあっては、排出され積載さ
れた用紙上面をストッパが常時上から押さえるように構
成されているため、用紙の排出時や用紙の取り出し時に
このストッパが邪魔になってしまうという問題があっ
た。本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、排出
される用紙についたカールや折り皺等のくせの有無に関
わらず、常に用紙積載台の許容枚数まで積載することが
できると共に、満杯になった場合はその旨を通知するこ
とができる排紙装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、用紙排出口から排出された用紙を積載する用紙積載
台を有する排紙装置において、前記用紙積載台に隣接し
て配置され、前記用紙積載台上に順次排出され積載され
る用紙の上面を回転位置に応じて出没しながら回転する
アームにより順次押さえ付けるアーム付回転体を備えて
いる。この発明によれば、アーム付回転体を用紙積載台
に隣接して配置し、用紙積載台上に排出され積載される
用紙の上面を回転位置に応じて伸縮しながら回転するア
ームで順次押さえ付けるようにしたため、次々に積載さ
れていく用紙を常に上から押さえ付けることが可能とな
り、排出用紙にくせが付いているか否かに関わらず積載
枚数に応じた厚さで用紙積載台上に載置されるので、常
に満杯まで積載することができる。請求項2に記載の発
明は、請求項1に記載の排紙装置において、前記アーム
付回転体は、所定の速度で回転可能な回転体と、前記回
転体の周面から回転中心方向に向かって出没可能に支持
されたアームと、前記アームに取り付けられた従動ピン
と、前記従動ピンと係合し、前記回転体の回転角度に応
じて前記アームを前記回転体から出し入れするように制
御するカム溝と、を備えていることを特徴とする。この
発明によれば、アーム付回転体は、回転体と、アーム
と、従動ピンと、カム溝などによって構成されており、
カム溝に従動ピンが係合した状態で回転体が回転する
と、カム溝の形状に合わせて回転体に対してアームが摺
動し、回転角度に応じてアームを出入りさせることによ
り、積載用紙や周囲の造作に対して邪魔にならずに、常
に積載用紙の上からアームにより押圧力を加えることが
できる。請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の排
紙装置において、前記アーム付回転体は、前記回転体の
基準位置を検知する基準位置検知手段をさらに備えてい
るものである。この発明によれば、基準位置検知手段を
さらに備えているため、回転体の基準位置を中心とし
て、容易に駆動制御することができる。
【0005】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれか一項に記載の排紙装置において、前記用紙排出
口から前記用紙積載台に用紙を排出する排出手段と、用
紙の排出タイミングを検知する用紙検知手段と、経過時
間を計測するタイマーと、前記アーム付回転体を回転駆
動する駆動手段と、排紙動作を制御する制御手段と、を
備え、前記用紙検知手段により用紙が排出されたことを
検知してから前記タイマーが一定時間の経過を計時した
後、前記駆動手段により前記アーム付回転体を回転駆動
するように制御手段で制御することを特徴とする。この
発明によれば、排出手段により用紙排出口から用紙積載
台に用紙を排出し、用紙検知手段により用紙が排出され
たことを検知してタイマーにより一定時間が経過した
後、駆動手段によりアーム付回転体を回転駆動するよう
に制御手段で制御するようにしたため、排出される用紙
のタイミングに合わせてアーム付回転体を駆動制御する
ことができる。請求項5に記載の発明は、請求項4に記
載の排紙装置において、前記用紙積載台上に積載された
用紙が満杯になったことを検知する満杯検知手段と、前
記用紙積載台が満杯になったことを表示する表示手段
と、をさらに備え、前記満杯検知手段により前記用紙積
載台上の用紙が満杯になったことを検知すると、前記制
御手段は前記排出手段を停止させ、前記表示手段に満杯
である旨を表示するように制御するものである。この発
明によれば、満杯検知手段により用紙積載台に積載され
た用紙が満杯になったことを検知すると、用紙積載台が
満杯になったことを表示手段に表示させるため、ユーザ
がこれを見て画像形成動作を中止したり、また、満杯表
示とともに画像形成装置を自動停止させることもでき
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1は、本実施の形態の
排紙装置に用いられるアーム付回転体10の構造を説明
する組み立て斜視図である。図1に示すアーム付回転体
10は、円盤状の回転体12と、細幅板状のアーム16
とで構成されており、回転体12の片側側面にはアーム
16が嵌合して摺動可能な溝14が直径方向全長に亙っ
て形成されている。そして、アーム16の一端部寄りの
位置には所要長の長円穴18が形成されており、長円穴
18内に遊嵌した固定ピン22のネジ部を回転体12の
溝14の中心部(回転体の中心部)に形成したネジ穴に
螺着することにより、長円穴18のストローク分だけア
ーム16を溝14内に沿って摺動させることができる。
また、アーム16の他面適所には従動ピン20が突設さ
れていて、隣接するガイド板24側に形成したカム溝2
6に従動ピン20を遊嵌係合させた状態で回転体12を
回転させると、従動ピン20がカム溝26に沿って移動
するため、回転体12の回転角度に応じてアーム16を
径方向へ出没させることができる。なお、カム溝26
は、ガイド板24の平坦な端面に形成した略三角形状の
溝であり、中心部には突部26aが突出している。
【0007】図2は、図1のアーム付回転体10を回転
駆動させる駆動手段としての回転体駆動部30の一例を
示した斜視図である。図2に示した回転体駆動部30
は、ステッピングモータ31、プーリ32、36、ベル
ト34、及び回転軸38などにより構成されている。ス
テッピングモータ31の矢印A方向への回転力は、プー
リ32を介してベルト34に伝えられ、ベルト34がプ
ーリ36を矢印B方向に回転させ、プーリ36と一体の
回転軸38を回転させることにより回転体12を矢印C
方向に回転させる。このように、回転体12をその中心
を中心として回転駆動させると、図1に示した従動ピン
20がカム溝26に沿って移動することにより、アーム
16が図2の矢印D方向に出入りしながら回転体12と
共に回転するようになる。また、図2に示した回転軸3
8には、遮光板40が取り付けられていて、回転軸38
が一回転する度にフォトインタラプタ42で検知する機
構を採用している。この機構は、回転体12の基準位置
を検知する基準位置検知手段であって、後述するアーム
付回転体位置検知部42である。
【0008】図3は、本実施の形態における排紙装置5
0の概略構成を示す図であり、図3の排紙装置50は、
アーム付回転体10、ガイド板51、用紙検知手段とし
ての排紙検知部52、排出手段としての排紙コロ54,
56、用紙積載台としての排紙トレイ58、満杯検知手
段としての満杯検知部64などにより構成されている。
排紙検知部52は、排紙コロ54,56の上流側のガイ
ド板51に取り付けられていて、搬送される用紙の通過
の有無を検知するものであり、用紙62の先端がここに
さしかかると排紙検知部52がONになり、用紙62の
後端が抜けると排紙検知部がOFFとなる。排紙コロ5
4,56は、不図示の用紙排出口から用紙を排出するも
ので、後述する排出コロ駆動部66(図3)によって駆
動される。満杯検知部64は、排紙トレイ58に積載さ
れる用紙の容量(枚数)が満杯になったことを検知する
ものである。図3には満杯検知部64を詳細に図示して
いないが、ここでは、用紙の積載量に合わせて上下に回
動するフィラーを使い、そのフィラーの動作量の変化を
フォトインタラプタで検知する機構を採用している。勿
論、これ以外に、上記した排紙検知部52などを使って
排紙枚数をカウントし、排紙枚数が所定枚数になったら
満杯とするもの、あるいは、本発明のアーム付回転体1
0が1枚排紙される毎に1回転することを利用して、図
2のフォトインタラプタ42で排紙枚数をカウントし、
排紙枚数が所定枚数になったら満杯とするものなどで兼
用しても良い。そこで、図3に示す排紙装置50では、
不図示の画像形成装置からガイド板51の間を矢印E方
向に用紙62が搬送されてくると、排紙検知部52で用
紙62の排出を検知して、排紙コロ54,56によって
排紙トレイ58に排出され、スタックされる。排紙トレ
イ58にスタックされた積載用紙60は、順次積み重ね
られていくが、本発明のアーム付回転体10の回転体1
2を用紙の排出タイミングに合わせて回転させることに
より、常に積載用紙60の最上部にアーム16を載せて
押さえておくことができる。
【0009】図4は、図3の排紙装置50の構成部をま
とめたブロック構成図であり、図4の中で図3に図示さ
れていない排紙装置50の構成としては、駆動手段とし
ての回転体駆動部30、排紙コロ54,56を駆動する
排紙コロ駆動部66、満杯表示などを表示する表示手段
としての表示部68、及び排紙装置50全体を制御する
制御手段としての制御部70などがある。この制御部7
0には、タイマーを内蔵しており、ある時点からの経過
時間を計測することができる。なお、制御部70は、こ
こでは画像形成装置72の制御部と兼用している。次
に、動作について説明する。図5は、アーム付回転体の
アームの動きを説明する図1の白抜矢印X方向から見た
透視図である。図5のカム溝26は、不図示のガイド板
側に形成されているもので固定されている。回転体12
が矢印F方向に回転すると、それに伴って従動ピン20
がカム溝26に沿って移動するため、アーム16が矢印
D方向に摺動する。
【0010】図6(a)〜(d)は、回転体12をそれ
ぞれ90°ずつ回転させた場合のアーム16の出入り状
態を示した図である。図6(a)は、アーム付回転体の
アーム16が排紙トレイに積載された積載用紙60の最
上部に置かれている状態で新たな排出用紙62が排出さ
れてきた場合を示しており、回転体12を反時計廻りの
矢印G方向に回転させることにより、従動ピン20がカ
ム溝26に沿って移動し、アーム16が矢印H方向に待
避する。このようにアーム16を待避させることによ
り、積載用紙60の最上部からアーム16を抜くことが
できる。なお、本実施の形態では、アーム付回転体の図
6(a)の位置を基準位置と称している。図6(b)
は、(a)の位置から更に90°回転した状態であり、
回転体12の内部にアーム16が収納された状態で矢印
I方向に回転を続ける。図6(c)は、(b)の位置更
にから90°回転した状態であり、ここでも回転体12
の内部にアーム16が収納された状態で矢印J方向に回
転を続けるが、カム溝26の形状によって従動ピン20
が徐々に矢印K方向に押し出される。図6(d)は、
(c)の位置から更に90°回転した状態であり、ここ
では回転体12からアーム16が突出した状態になって
いて、その状態で矢印L方向に回転を続けることによ
り、積載用紙60の最上部をアーム16で押さえること
ができる。このため、排出用紙の後端部(右端部)がカ
ールしていたり、折り皺などのくせが付いていても、排
紙トレイ上で膨らんで、用紙排出口を塞いだり、積載さ
れている用紙を押し出したりするのを防ぐことができ
る。
【0011】図7は、本実施の形態の排紙装置50によ
る一連の排紙動作を説明するフローチャートである。ま
ず、制御部70は、アーム付回転体位置検知部42によ
りアーム付回転体が基準位置にあるか否かを検出する
(ステップS1)。アーム付回転体が基準位置にある場
合は良いが、基準位置に無い場合は、回転体駆動部30
により回転体12を基準位置まで移動させる(ステップ
S2)。次に、制御部70は、画像形成装置72を作動
させると共に(ステップS3)、排紙コロ54,56を
排紙コロ駆動部66により作動させる(ステップS
4)。画像形成装置72によって画像形成済みの用紙が
図3の矢印E方向から搬送され、用紙の先端が排紙検知
部52にかかるとONし(ステップS5)、用紙の後端
が抜けるとOFFになる(ステップS6)。制御部70
は、内蔵しているタイマーにより排紙検知部52がOF
Fになってから所定時間(ここでは、T1 秒とする)が
経過したか否かをみていて(ステップS7)、T1 秒が
経過するとアーム付回転体10を回転体駆動部30によ
り回転を開始させる(ステップS8)。この時間T1
は、排紙検知部52が用紙を検知しなくなってから、そ
の用紙が完全に排紙トレイ58上へ排紙されるまでの時
間である。アーム付回転体10の回転駆動は、上記図6
(a)〜(d)で説明したように1回転した時点でOF
Fされる(ステップS9及び10)。このようにして、
新たに排紙された用紙についても、アーム付回転体のア
ームが1回転して上から押さえ付けるため、カールや折
り皺などのくせの付いた用紙でも、用紙排出口を塞いだ
り膨らんだりすることを防止することができる。
【0012】次いで、制御部70は、排紙検知部52に
より用紙の搬送を監視していて、次の用紙が搬送されて
くると、上記したステップS5〜S10と同様の動作を
ステップS11〜S16で行うようにする。そして、制
御部70は、ステップS17で満杯検知部64により、
排紙トレイ58上の用紙が予め設定した厚さまで積載さ
れたか、あるいは、所定の枚数を処理したかなどにより
満杯検知が行われる。その結果、排紙トレイ58が満杯
でなければステップS11に戻って上記動作が繰り返し
行われる。また、制御部70は、満杯検知部64によっ
て満杯が検知されると、画像形成装置72に対して画像
形成動作を停止させ、排紙検知部52がOFFになるま
で待って(ステップS19)、OFFになってから所定
時間(T1 秒)が経過した後(ステップS20)、排紙
コロ54,56を停止させ(ステップS21)、表示部
68に排紙トレイ58が満杯状態であることを表示する
(ステップS22)。以上述べたように、本実施の形態
の排紙装置によれば、用紙が排紙トレイに排出される度
にアーム付回転体が1回転して、新たな用紙が排出され
る時点では常に積載用紙の最上部をアームで押さえ付け
ているため、カール等の変形した用紙が積載されていた
としても、積載した用紙が用紙排出口を塞いだり、積載
用紙を押し出したりするのを防止すると共に、常に排紙
トレイが満杯になるまで用紙の排出を続けることができ
る。また、排紙トレイが満杯状態になった場合でも、自
動的にこれを検知して表示部に満杯状態を知らせる表示
が行われるため、ユーザにとって便利である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、画像形成装置本体から用紙積載台上に用
紙を次々に排出して積載する際に、既に積載されている
用紙を常に上から押さえ付けることが可能なため、くせ
の付いている用紙が排出され積載された場合に用紙排出
口を塞いだり、新たに排出される用紙が既積載用紙を押
し出して落としたりすることを防ぐことができる。ま
た、排出用紙にくせが付いているか否かに関わらず積載
枚数に応じた厚さで用紙積載台上に載置することができ
るので、常に排紙トレイが満杯になるまで積載すること
ができる。請求項2に記載の発明によれば、アーム付回
転体を回転させた場合のアームの動きは積載用紙や周囲
の造作に対して邪魔になることがなく、常に積載用紙の
上から押圧力を加えることができる。請求項3に記載の
発明によれば、回転体の基準位置を中心として、容易に
駆動制御を行うことができる。請求項4に記載の発明に
よれば、排出される用紙のタイミングに合わせてアーム
付回転体を適切に駆動制御することができる。請求項5
に記載の発明によれば、ユーザが表示部に表示された満
杯表示を見て画像形成動作を中止したり、また、満杯表
示とともに自動停止させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の排紙装置に用いられるアーム付
回転体の構造を説明する組み立て斜視図である。
【図2】図1のアーム付回転体を回転駆動させる駆動手
段としての回転体駆動部の一例を示した斜視図である。
【図3】本実施の形態における排紙装置の概略構成を示
す図である。
【図4】図3の排紙装置の構成部をまとめたブロック構
成図である。
【図5】アーム付回転体のアームの動きを説明する図1
の白抜矢印X方向から見た透視図である。
【図6】回転体をそれぞれ90°ずつ回転させた場合の
アームの出入り状態を示した図である。
【図7】本実施の形態の排紙装置による一連の排紙動作
を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
10 アーム付回転体、12 回転体、16 アーム、
14 溝、18 長円穴、22 固定ピン、30 回転
体駆動部、31 ステッピングモータ、32,36 プ
ーリ、34 ベルト、38 回転軸、40 遮光板、4
2 フォトインタラプタ、50 排紙装置、51 ガイ
ド板、52 排紙検知部、54,56排紙コロ、58
排紙トレイ、64 満杯検知部、66 排出コロ駆動
部、70制御部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙排出口から排出された用紙を積載す
    る用紙積載台を有する排紙装置において、 前記用紙積載台に隣接して配置され、前記用紙積載台上
    に順次排出され積載される用紙の上面を回転位置に応じ
    て出没しながら回転するアームにより順次押さえ付ける
    アーム付回転体を備えていることを特徴とする排紙装
    置。
  2. 【請求項2】 前記アーム付回転体は、 所定の速度で回転可能な回転体と、 前記回転体の周面から回転中心方向に向かって出没可能
    に支持されたアームと、 前記アームに取り付けられた従動ピンと、 前記従動ピンと係合し、前記回転体の回転角度に応じて
    前記アームを前記回転体から出し入れするように制御す
    るカム溝と、 を備えていることを特徴とする請求項1に記載の排紙装
    置。
  3. 【請求項3】 前記回転体の基準位置を検知する基準位
    置検知手段をさらに備えていることを特徴とする請求項
    2に記載の排紙装置。
  4. 【請求項4】 前記用紙排出口から前記用紙積載台に用
    紙を排出する排出手段と、 用紙の排出タイミングを検知する用紙検知手段と、 経過時間を計測するタイマーと、 前記アーム付回転体を回転駆動する駆動手段と、 排紙動作を制御する制御手段と、を備え、 前記用紙検知手段により用紙が排出されたことを検知し
    てから前記タイマーが一定時間の経過を計時した後、前
    記駆動手段により前記アーム付回転体を回転駆動するよ
    うに制御手段で制御することを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか一項に記載の排紙装置。
  5. 【請求項5】 前記用紙積載台上に積載された用紙が満
    杯になったことを検知する満杯検知手段と、前記用紙積
    載台が満杯になったことを表示する表示手段と、をさら
    に備え、 前記満杯検知手段により前記用紙積載台上の用紙が満杯
    になったことを検知すると、前記制御手段は前記排出手
    段を停止させ、前記表示手段に満杯である旨を表示する
    ように制御することを特徴とする請求項4に記載の排紙
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008044773A1 (fr) * 2006-10-12 2008-04-17 Max Co., Ltd. Dispositif de traitement de feuilles
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