JP2000219357A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000219357A
JP2000219357A JP11019159A JP1915999A JP2000219357A JP 2000219357 A JP2000219357 A JP 2000219357A JP 11019159 A JP11019159 A JP 11019159A JP 1915999 A JP1915999 A JP 1915999A JP 2000219357 A JP2000219357 A JP 2000219357A
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sheet
image forming
cam
roller
sheet storage
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JP11019159A
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Masayuki Fukuda
将之 福田
Soji Sugita
壮志 杉田
Masaaki Nishikawa
正章 西川
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートや部品の破損等のトラブルを発生する
ことなく紙詰まり処理を行うことのできる画像形成装置
を提供する。 【解決手段】 シート収納手段1を装置本体30に引き
出し可能に設けると共シート収納手段1に収納されたシ
ートPを搬送部材対4,5により画像形成部9,10に
搬送する。また離間圧接手段18,19,22により、
シート収納手段1の引き出し動作に連動して搬送部材対
4,5を離間させ、シート収納手段1の収納動作に連動
して離間している搬送部材対4,5を圧接させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関し、特にシート
を画像形成部に搬送する搬送路に配された搬送部材対の
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機、プリンタ、ファクシミリ
等の画像形成装置においては、カセットに収納されたシ
ートを給紙ローラによってピックアップした後、搬送路
に配された搬送ローラと搬送コロよりなる1つ又は複数
の搬送部材対により画像形成手段である感光ドラムと転
写ローラとのニップに搬送して画像形成し、この後排紙
トレイに搬送、排紙するという構成のものが一般的であ
る。
【0003】また、このような画像形成装置において、
シートの搬送は、画像形成手段や、いくつかの搬送手段
に次々受け渡されて行なわれることが普通であり、それ
ら搬送手段同士の間には、シートを次の搬送手段に案内
する搬送ガイドが設けられている。
【0004】図8は、このような従来の画像形成装置
の、シートが給紙されてから画像形成手段に搬送される
までの搬送路を示した概略構成図である。同図におい
て、101は給紙カセットであり、この給紙カセット1
01に収納されたシートPは、不図示のホストコンピュ
ータからのプリント信号により作動する給紙ローラ10
2と分離爪103によって1枚ずつ分離されながら給紙
される。
【0005】この後、シートPは、搬送ローラ104と
第1コロ105、第2ローラ106と第2コロ107が
配されている給紙反転路R1を通って表裏反転された
後、転写ガイド108に案内されて感光ドラム109と
転写ローラ110との圧接ニップ部へ搬送される。な
お、この搬送ローラ104と第1コロ105及び第2ロ
ーラ106と第2コロ107は、シートPを確実に搬送
することができるようそれぞれ所定の圧力で圧接してい
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の画像形成装置において、第2コロ107について
は本体上側から第2ローラ106との圧接を解除させる
ことができるように構成されているが、第1コロ105
については第1コロ105が本体内部に位置しているた
め圧接を解除することができない。
【0007】このため、例えばシートPが給紙反転路R
1で紙詰まりを起こした場合、このシートPを除去する
ためには、第1コロ105が搬送ローラ104に圧接し
たままの状態でシートPを引っ張り出さなければならな
い。
【0008】しかし、このようにシートPを加圧された
状態で引っ張り出した場合、ローラ表面やシート自体が
傷んだり、またシートPを引っ張り出すユーザーにも大
きな負担がかかる。なお、第1コロ105の圧接解除を
行うために本体外部に圧接解除装置を別途設けるように
してもよいが、このような圧接解除装置を設ける場合に
はスペースの確保や圧接解除工程を1つ増やさなければ
ならない。
【0009】そこで、本発明はこのような現状に鑑みて
なされたものであり、シートや部品の破損等のトラブル
を発生することなく紙詰まり処理を行うことのできる画
像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置本体に引
き出し可能に設けたシート収納手段と、前記装置本体に
設けられ、前記シート収納手段に収納されたシートを画
像形成部に搬送する搬送部材対とを備えた画像形成装置
において、前記シート収納手段の引き出し動作に連動し
て前記搬送部材対を離間させ、該シート収納手段の収納
動作に連動して前記離間した搬送部材対を圧接させる離
間圧接手段を備えたことを特徴とするものである。
【0011】また本発明は、前記離間圧接手段は、前記
搬送部材対のうちの一方の搬送部材を保持する揺動可能
な保持手段と、前記一方の搬送部材が他方の搬送部材に
圧接するよう前記保持手段を付勢する付勢手段と、前記
シート収納手段の引き出し動作に連動して前記保持手段
を押圧し、該保持手段を前記付勢手段の付勢力に抗して
一方の搬送部材が離間する方向に移動させた状態で維持
し、該シート収納手段の収納動作に連動して前記保持手
段への押圧を解除する押圧手段とを有することを特徴と
するものである。
【0012】また本発明は、前記押圧手段は、前記保持
手段を押圧するカムと、前記シート収納手段の引き出し
動作に連動して前記カムを前記保持手段を押圧する方向
に回転させ、該シート収納手段の収納動作に連動して前
記カムを前記保持手段の押圧を解除する方向に回転させ
るレバーとを備えていることを特徴とするものである。
【0013】また本発明は、前記シート収納装置には、
前記引き出し動作及び収納動作の際、それぞれ前記レバ
ーと当接し、該レバーを該シート収納装置の引き出し動
作及び収納動作に連動させる当接部が設けられているこ
とを特徴とするものである。
【0014】また本発明は、前記搬送部材対は、駆動力
により回転する搬送ローラと、該搬送ローラに圧接する
搬送コロとを有し、前記離間圧接手段は、前記搬送コロ
を保持して揺動自在なアームと、該アームを付勢して前
記搬送コロを前記搬送ローラに付勢する弾性部材と、前
記シート収納手段の前記装置本体からの引き出しに応じ
て前記弾性部材の付勢力に抗して前記アームを揺動させ
て前記搬送コロを前記搬送ローラから離間させるように
回転するカムと、前記搬送コロを前記搬送ローラから離
間させた状態で前記カムと該アームとを係止する係止手
段と、を有することを特徴とするものである。
【0015】また本発明は、前記係止手段は、前記アー
ムに設けられ、前記カムの端部を入り込ませて該カムを
係止するための溝を有し、前記弾性部材の付勢力では前
記カムの端部と前記溝との係止が解除されないように設
定したことを特徴とするものである。
【0016】また本発明は、前記シート収納手段の前記
装置本体からの引き出し動作時及び装置本体への収納動
作時に該シート収納手段に押されて回動するレバーを有
し、該レバーは、前記シート収納手段の前記装置本体か
らの引き出し動作時の回動によって前記係止手段により
前記アームと係止される位置まで前記カムを回転させ、
前記シート収納手段の前記装置本体への収納動作時の回
動によって前記係止手段により係止されているカムを回
転させることを特徴とするものである。
【0017】また本発明は、前記カムと前記レバーは同
一の回動軸に支持されており、該カムとレバーとは長穴
を介して互いに所定の角度相対変位可能に連結されてい
ることを特徴とするものである。
【0018】また本発明は、前記離間圧接手段により接
離される前記搬送部材対を前記シート収納手段から送り
出されたシートを反転して搬送する給紙反転路に配置し
たことを特徴とするものである。
【0019】また本発明のように、シート収納手段を装
置本体に引き出し可能に設けると共シート収納手段に収
納されたシートを搬送部材対により画像形成部に搬送す
る。また離間圧接手段により、シート収納手段の引き出
し動作に連動し搬送部材対を離間させ、シート収納手段
の収納動作に連動して離間している搬送部材対を圧接さ
せる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の第1の実施の形態に係る画
像形成装置の概略構成を示す図である。
【0022】同図において、30は画像形成装置本体
(以下、装置本体という)、1はシート収納手段である
給紙カセット、2は給紙ローラ、3は分離パッド、4は
搬送部材対を構成する搬送部材である第1搬送ローラ、
5は第1搬送ローラ4に後述する付勢手段の付勢力によ
り圧接し、搬送部材対を構成する搬送部材である第1コ
ロ、6は第2搬送ローラ、7は第2搬送ローラ6に不図
示の付勢手段の付勢力により圧接する第2コロである。
なお、第1搬送ローラ4及び第2搬送ローラ6には駆動
力が伝達され、これにより第1搬送ローラ4及び第2搬
送ローラ6は回転する。
【0023】また、8は転写前ガイド、8aは転写後ガ
イド、9Aは感光ドラム9を露光して感光ドラム表面に
電子情報に対応した潜像を形成する露光手段、10は感
光ドラム9に圧接し、不図示の現像手段により現像され
たトナー画像をシートに転写する転写ローラ、11は定
着前ガイド、12はシート上のトナー粒子を加熱して紙
面に定着させる定着ローラ、13は定着ローラ12にシ
ートPを押圧するための加圧ローラ、14は定着後のシ
ートPを搬送する定着搬送ローラ、15は本体上面にシ
ートPを送り出す排出ローラ、16は排出されたシート
Pを収容する排紙トレイである。
【0024】そして、この画像形成装置において、シー
トPに画像形成する場合は、まず給紙ローラ2と給紙パ
ッド3により、給紙カセット1に収納されているシート
Pを1枚づつ分離、給紙した後、搬送路Rに配された第
1搬送ローラ4と第1コロ5、第2搬送ローラ6と第2
コロ7、転写前ガイド8により画像形成部を構成する感
光ドラム9と転写ローラ10とのニップへ誘導する。
【0025】次に、この感光ドラム9と転写ローラ10
とのニップに到達したシートPに対して転写ローラ10
によりトナー画像を転写し、さらにトナー画像が転写さ
れたシートPを転写後ガイド8a及び定着前ガイド11
により定着ローラ12と加圧ローラ13とのニップへ誘
導する。この後、定着ローラ12と加圧ローラ13との
間でトナー粒子を定着させた後、シートPを定着搬送ロ
ーラ14及び排出ローラ15により排紙トレー16に排
出する。
【0026】一方、同図において、17は給紙カセット
1に設けられた当接部であるカセットリブ、18は一端
部に第1コロ5を回転自在に保持する保持手段である加
圧アームであり、この加圧アーム18は揺動軸20を支
点として装置本体30に揺動自在に保持されている。
【0027】また、19は第1コロ5を搬送ローラ4に
圧接させるため加圧アーム18の他端部を下方から押圧
する付勢手段(弾性部材)である加圧バネ、22は加圧
アーム18の上方に配されたカムである圧解除カムであ
り、この圧解除カム22は装置本体30に回転自在に保
持された回動軸21に固定されている。
【0028】ところで、この回動軸21には、図2に示
すように長穴形状のガイド穴23aが形成されている回
動部材23が固定されると共に、圧解除レバー24が回
動自在に保持されている。さらに、この回動部材23の
ガイド穴23aには同図に示すように、圧解除レバー2
4に突設されているボス25が挿通されている。そし
て、この長穴形状のガイド穴23aによって圧解除カム
22と圧解除レバー24とが所定の角度相対移動可能に
連絡されることになる。
【0029】なお、本実施の形態においては、回動部材
23と圧解除カム22とは一体となっている。また、加
圧アーム18と、加圧バネ19と、圧解除カム22と、
圧解除レバー24と、回動部材23とにより離間圧接手
段が構成されている。
【0030】ここで、この圧解除レバー24は、給紙カ
セット1を装置本体30に装着した状態では、同図に示
すように自重により垂れ下がるようになっており、さら
にこのように垂れ下がったときの圧解除レバー下端の位
置は、カセットリブ17の上端位置よりも下方となるよ
うになっている。
【0031】これにより、ジャム処理等により給紙カセ
ット1を引き出していくと、図3の(a)に示すように
カセットリブ17が圧解除レバー24に当接し、この
後、給紙カセット1をさらに矢印方向に引き出すと、こ
れに伴い圧解除レバー24は回動を始めるようになる。
【0032】ここで、このように圧解除レバー24が回
動を始めると、回動部材23のガイド穴23aに挿通さ
れたボス25がガイド穴23aの内壁面に当接して回動
部材23を押圧するようになり、これにより回動部材2
3と圧解除カム22とが回動軸21と一体に回動を始め
るようになる。
【0033】そして、さらに給紙カセット1を引き出し
ていくと、回動した圧解除カム22が加圧アーム18を
押し下げるようになり、これに伴い加圧アーム18が揺
動軸20を中心に揺動し、これにより第1コロ5が第1
搬送ローラ4から離れ、第1コロ5と第1搬送ローラ4
との圧接が解除される。
【0034】なお、加圧アーム18の上面には圧解除カ
ム22の先端を係止する係止手段としてのV溝18aが
形成されており、加圧アーム18が第1コロ5の圧接を
解除する位置(以下、圧解除位置という)まで揺動する
と、(b)に示すように圧解除カム22の先端がV溝1
8aに落ち込み、加圧アーム18がロックされるように
なっている。
【0035】そして、このように加圧アーム18をロッ
クすることにより、同図に示すように給紙カセット1が
さらに引き出されて圧解除レバー24にカセットリブ1
7の当接力が作用しなくなり、加圧バネ19のバネ力の
みが加圧アーム18に作用するようになっても、第1コ
ロ5が第1搬送ローラ4に圧接しない状態を保つことが
できる。
【0036】なお、長穴形状のガイド穴23aにより、
加圧アーム18、圧解除レバー24等の部材の寸法精度
がばらついても確実に圧解除カム22の先端をV溝18
aに係止させることができる。また、加圧バネ19のバ
ネ力では、圧解除カム22の係止は解除されないように
なっている。
【0037】一方、給紙カセット1を装置本体内部に収
納してゆくと、まず図4の(a)に示すようにそれまで
圧解除レバー24よりも外側に位置していたカセットリ
ブ17が、(b)に示すように圧解除レバー24に当接
し、さらに給紙カセット1を収納すると、カセットリブ
17は圧解除レバー24を押し始める。これに伴い圧解
除レバー24のボス25が回動部材23のガイド穴23
aの内側面を押すようになり、圧解除カム22にトルク
がかかり始める。
【0038】そして、さらに給紙カセット1を収納する
と、圧解除カム22にかかるトルクが所定値以上とな
り、これにより圧解除カム22によるロックが解除され
る。そして、このようにロックが解除されると、(c)
に示すように加圧アーム18には加圧バネ19からのバ
ネ力のみがかかるようになり、この加圧バネ19により
加圧アーム18は回動軸20を中心に半時計方向に回動
し、第1コロ5と搬送ローラ4とは圧接状態となる。
【0039】次に、このように構成された画像形成装置
のジャム処理動作について説明する。
【0040】ジャムが発生すると、まず給紙カセット1
を引き出す。ここで、給紙カセット1を引き出すと、図
3の(a)に示すようにカセットリブ17が圧解除レバ
ー24に当接し、この後、給紙カセット1をさらに矢印
方向に引き出すと、圧解除レバー24が回動を始める。
そして、このように圧解除レバー24が回動を始める
と、回動部材23のガイド穴23aに通したボス25が
回動部材23を押圧するようになり、これにより回動部
材23と圧解除カム22とが回動を始める。
【0041】またさらに給紙カセット1を引き出してい
くと、回動した圧解除カム22が加圧アーム18を押し
下げるようになり、これに伴い加圧アーム18が揺動
し、これにより第1コロ5と第1搬送ローラ4との圧接
が解除される。なお、加圧アーム18が圧解除位置まで
揺動すると、図3の(b)に示すように圧解除カム22
の先端がV溝18aに落ち込み、加圧アーム18がロッ
クされる。
【0042】そして、このように加圧アーム18をロッ
クすることにより、給紙カセット1を図5に示す位置ま
で引き出しても第1コロ5と第1搬送ローラ4との圧接
を解除した状態を保つことができるので、シートPには
ローラ圧がかからない。したがって、この状態でユーザ
ーが詰っているシートP1を引き出せば、シートP1及
び第1搬送ローラ表面を傷つけることなくシートP1を
引き出すことができる。
【0043】なお、このようにしてジャム処理が終わ
り、給紙カセット1を装置本体内部に収納してゆくと、
まず図4の(b)に示すようにカセットリブ17が圧解
除レバー24に当接し、さらに給紙カセット1を収納す
ると、カセットリブ17は圧解除レバー24を押し始め
る。
【0044】これに伴い圧解除レバー24のボス25が
回動部材23のガイド穴23aの内側面を押すようにな
り、圧解除カム22にトルクがかかり始め、さらに給紙
カセット1を収納すると、圧解除カム22にかかるトル
クが所定値以上となり、これにより圧解除カム22によ
るロックが解除される。
【0045】そして、このようにロックが解除されると
(c)に示すように、加圧アーム18には加圧バネ19
からのバネ力のみがかかるようになり、加圧アーム18
は回動軸20を中心に半時計方向に回動し、第1コロ5
と搬送ローラ4は圧接状態となる。これによりこの後、
画像形成動作が開始されると、図6に示すように搬送ロ
ーラ4の駆動力によってシートPは本体上方へと搬送さ
れていく。
【0046】このように、給紙カセット1を引き出せば
第1コロ5と第1搬送ローラ4との圧接を解除すること
ができ、また給紙カセット1を収納すれば第1コロ5と
第1搬送ローラ4とを圧接させることができる。また、
このように構成することにより、ユーザーに圧接、圧接
解除の作業負担をかけずに済むと共に、新たに部品を追
加することなく第1コロ5を分離することができ、コス
トを抑えることができる。
【0047】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0048】図7は本実施の形態に係る画像形成装置の
離間圧接手段の構成を説明する図であり、本実施の形態
においては、圧解除カム22と、回動部材23とを別体
とすると共に、圧解除レバー24はカセットリブ17の
通紙部分から外れた端部に設けるようにしている。
【0049】これにより、カセットリブ17の通紙部を
傷めることなく圧解除レバー24の操作を行うことがで
きる。また、圧解除レバー24も1個使用となるためコ
スト削減にもなる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、シ
ート収納手段の引き出し動作に連動して搬送部材対を離
間させることにより、部品破損等のトラブルを発生する
ことなく紙詰まり処理を行うことができる。また、シー
ト収納手段の収納動作に連動して離間している搬送部材
対を圧接させることにより、以後、搬送部材対による画
像形成部へのシートの搬送が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の概略構成を示す図。
【図2】上記画像形成装置の離間圧接手段の構成を説明
する図。
【図3】上記離間圧接手段の給紙カセットを引き出すと
きの動作を説明する図。
【図4】上記離間圧接手段の給紙カセットを収納すると
きの動作を説明する図。
【図5】上記画像形成装置の給紙カセットを引き出した
ときの状態を示す要部側面断面図。
【図6】上記画像形成装置の給紙カセットを収納したと
きの状態を示す要部側面断面図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る離間圧接手段
の正面図。
【図8】従来の画像形成装置の、シートが給紙されてか
ら画像形成手段に搬送されるまでの搬送路を示した概略
構成図。
【符号の説明】
1 給紙カセット 4 第1搬送ローラ 5 第1コロ 9 感光ドラム 10 転写ローラ 17 カセットリブ 18 加圧アーム 19 加圧バネ 22 圧解除カム 23 回動部材 23a ガイド穴 24 圧解除レバー 25 ボス 30 装置本体 P シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西川 正章 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H027 ED30 2H072 BA12 CA01 EA16 3F049 AA03 DA11 DA12 DB04 LA02 LA05 LA07 LB01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に引き出し可能に設けたシート
    収納手段と、前記装置本体に設けられ、前記シート収納
    手段に収納されたシートを画像形成部に搬送する搬送部
    材対とを備えた画像形成装置において、 前記シート収納手段の引き出し動作に連動して前記搬送
    部材対を離間させ、該シート収納手段の収納動作に連動
    して前記離間した搬送部材対を圧接させる離間圧接手段
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記離間圧接手段は、前記搬送部材対の
    うちの一方の搬送部材を保持する揺動可能な保持手段
    と、前記一方の搬送部材が他方の搬送部材に圧接するよ
    う前記保持手段を付勢する付勢手段と、前記シート収納
    手段の引き出し動作に連動して前記保持手段を押圧し、
    該保持手段を前記付勢手段の付勢力に抗して一方の搬送
    部材が離間する方向に移動させた状態で維持し、該シー
    ト収納手段の収納動作に連動して前記保持手段への押圧
    を解除する押圧手段とを有することを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧手段は、前記保持手段を押圧す
    るカムと、前記シート収納手段の引き出し動作に連動し
    て前記カムを前記保持手段を押圧する方向に回転させ、
    該シート収納手段の収納動作に連動して前記カムを前記
    保持手段の押圧を解除する方向に回転させるレバーとを
    備えていることを特徴とする請求項2記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記シート収納装置には、前記引き出し
    動作及び収納動作の際、それぞれ前記レバーと当接し、
    該レバーを該シート収納装置の引き出し動作及び収納動
    作に連動させる当接部が設けられていることを特徴とす
    る請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記搬送部材対は、駆動力により回転す
    る搬送ローラと、該搬送ローラに圧接する搬送コロとを
    有し、 前記離間圧接手段は、前記搬送コロを保持して揺動自在
    なアームと、該アームを付勢して前記搬送コロを前記搬
    送ローラに付勢する弾性部材と、前記シート収納手段の
    前記装置本体からの引き出しに応じて前記弾性部材の付
    勢力に抗して前記アームを揺動させて前記搬送コロを前
    記搬送ローラから離間させるように回転するカムと、前
    記搬送コロを前記搬送ローラから離間させた状態で前記
    カムと該アームとを係止する係止手段と、を有すること
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記係止手段は、前記アームに設けら
    れ、前記カムの端部を入り込ませて該カムを係止するた
    めの溝を有し、前記弾性部材の付勢力では前記カムの端
    部と前記溝との係止が解除されないように設定したこと
    を特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記シート収納手段の前記装置本体から
    の引き出し動作時及び装置本体への収納動作時に該シー
    ト収納手段に押されて回動するレバーを有し、該レバー
    は、前記シート収納手段の前記装置本体からの引き出し
    動作時の回動によって前記係止手段により前記アームと
    係止される位置まで前記カムを回転させ、前記シート収
    納手段の前記装置本体への収納動作時の回動によって前
    記係止手段により係止されているカムを回転させること
    を特徴とする請求項5及び6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記カムと前記レバーは同一の回動軸に
    支持されており、該カムとレバーとは長穴を介して互い
    に所定の角度相対変位可能に連結されていることを特徴
    とする請求項7記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記離間圧接手段により接離される前記
    搬送部材対を前記シート収納手段から送り出されたシー
    トを反転して搬送する給紙反転路に配置したことを特徴
    とする請求項1乃至8のいずれかに記載の画像形成装
    置。
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