JP2000219049A - 自動車の燃料タンク支持構造 - Google Patents
自動車の燃料タンク支持構造Info
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車体フロアの下面側に燃料タンクを配設した
場合にも、所定の支持剛性を確保する。 【解決手段】 2本の燃料タンク14、16を燃料タン
クバンド48、66とバンド支持ブラケット42、60
を介して支持する燃料タンク支持フレーム20をリヤフ
ロアパネル12の下面側に取付けており、この燃料タン
ク支持フレーム20が、前後2本のクロスメンバ78、
80及び左右の補強パネル18に締結されている。この
結果、燃料タンク支持フレーム20に形成した補強部2
7によって、リヤフロアパネル12に略平行に配設され
た左右の補強パネル18が実質的に連結されている。
場合にも、所定の支持剛性を確保する。 【解決手段】 2本の燃料タンク14、16を燃料タン
クバンド48、66とバンド支持ブラケット42、60
を介して支持する燃料タンク支持フレーム20をリヤフ
ロアパネル12の下面側に取付けており、この燃料タン
ク支持フレーム20が、前後2本のクロスメンバ78、
80及び左右の補強パネル18に締結されている。この
結果、燃料タンク支持フレーム20に形成した補強部2
7によって、リヤフロアパネル12に略平行に配設され
た左右の補強パネル18が実質的に連結されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車の燃料タンク
支持構造に係り、特に、圧縮天然ガス等の気体燃料を使
用する自動車の燃料タンク支持構造に関する。
支持構造に係り、特に、圧縮天然ガス等の気体燃料を使
用する自動車の燃料タンク支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮天然ガス等の気体燃料を使用
する自動車の燃料タンク支持構造としては、例えば、特
開平7−186741号公報に示されるものがある。
する自動車の燃料タンク支持構造としては、例えば、特
開平7−186741号公報に示されるものがある。
【0003】図9に示される如く、この自動車の燃料タ
ンク支持構造では、燃料ガスを加圧して蓄える燃料タン
ク270を支持するタンク支持フレーム272を備えて
おり、タンク支持フレーム272を車体ボデーの左右の
リヤサイドフレーム274上のフロア276に固着する
と同時に、左右のリヤホイルハウス278のダンパース
トラット取り付け箇所280に固着することで、燃料タ
ンクの支持剛性及びリヤホイル廻りの剛性を向上させて
いる。
ンク支持構造では、燃料ガスを加圧して蓄える燃料タン
ク270を支持するタンク支持フレーム272を備えて
おり、タンク支持フレーム272を車体ボデーの左右の
リヤサイドフレーム274上のフロア276に固着する
と同時に、左右のリヤホイルハウス278のダンパース
トラット取り付け箇所280に固着することで、燃料タ
ンクの支持剛性及びリヤホイル廻りの剛性を向上させて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この自
動車の燃料タンク支持構造においては、燃料タンク27
0がトランクルーム282の内部に配設されるため、ト
ランクルーム282の内部スペースが少なくなる。これ
を改善するため、図9に二点鎖線で示されるように、燃
料タンク284をリヤフロア276の下面側に配設する
構成が考えらえれるが、この場合には、タンク支持フレ
ーム286を左右のリヤホイルハウス278のダンパー
ストラット取り付け箇所280に固着することができな
いため、燃料タンク284の支持剛性が低下する。
動車の燃料タンク支持構造においては、燃料タンク27
0がトランクルーム282の内部に配設されるため、ト
ランクルーム282の内部スペースが少なくなる。これ
を改善するため、図9に二点鎖線で示されるように、燃
料タンク284をリヤフロア276の下面側に配設する
構成が考えらえれるが、この場合には、タンク支持フレ
ーム286を左右のリヤホイルハウス278のダンパー
ストラット取り付け箇所280に固着することができな
いため、燃料タンク284の支持剛性が低下する。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、車体フロアの
下面側に燃料タンクを配設した場合にも、所定の支持剛
性を確保することができる自動車の燃料タンク支持構造
を得ることが目的である。
下面側に燃料タンクを配設した場合にも、所定の支持剛
性を確保することができる自動車の燃料タンク支持構造
を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
自動車の燃料タンク支持構造は、車体フロアの下面側
に、隣接する燃料タンクに対して上下方向にオフセット
した状態で配設された複数の燃料タンクと、前記車体フ
ロアの下面側に取付けられ、前記複数の燃料タンクを保
持する帯状部材を支持する燃料タンク取付部材と、前記
車体フロアの離間した部位に略平行に配設された車体剛
性保持部材と、前記燃料タンク取付部材に形成され、前
記車体剛性保持部材を実質的に連結する補強部と、を備
えたことを特徴とする。
自動車の燃料タンク支持構造は、車体フロアの下面側
に、隣接する燃料タンクに対して上下方向にオフセット
した状態で配設された複数の燃料タンクと、前記車体フ
ロアの下面側に取付けられ、前記複数の燃料タンクを保
持する帯状部材を支持する燃料タンク取付部材と、前記
車体フロアの離間した部位に略平行に配設された車体剛
性保持部材と、前記燃料タンク取付部材に形成され、前
記車体剛性保持部材を実質的に連結する補強部と、を備
えたことを特徴とする。
【0007】従って、複数の燃料タンクを保持する帯状
部材を支持すると共に、車体フロアの下面側に取付けら
れる燃料タンク取付部材に形成した補強部によって、車
体フロアの離間した部位に略平行に配設された車体剛性
保持部材を実質的に連結できる。この結果、補強部によ
って、燃料タンク取付部材の燃料タンク支持剛性が向上
すると共に車体の剛性も向上する。このため、車体フロ
アの下面側に燃料タンクを配設した場合にも、所定の支
持剛性を確保することができる。また、隣接する燃料タ
ンクを互いに上下方向にオフセットした状態で配設した
ため、平面視における燃料タンクの配設スペースを小さ
くできる。
部材を支持すると共に、車体フロアの下面側に取付けら
れる燃料タンク取付部材に形成した補強部によって、車
体フロアの離間した部位に略平行に配設された車体剛性
保持部材を実質的に連結できる。この結果、補強部によ
って、燃料タンク取付部材の燃料タンク支持剛性が向上
すると共に車体の剛性も向上する。このため、車体フロ
アの下面側に燃料タンクを配設した場合にも、所定の支
持剛性を確保することができる。また、隣接する燃料タ
ンクを互いに上下方向にオフセットした状態で配設した
ため、平面視における燃料タンクの配設スペースを小さ
くできる。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
自動車の燃料タンク支持構造において、前記補強部が、
前記燃料タンク取付部材に形成された隣接するタンク支
持部と、これらのタンク支持部の間に形成され、前記帯
状部材を支持する帯状部材取付部と、で形成され、前記
補強部の延設方向から見た断面形状がW字状であること
を特徴とする。
自動車の燃料タンク支持構造において、前記補強部が、
前記燃料タンク取付部材に形成された隣接するタンク支
持部と、これらのタンク支持部の間に形成され、前記帯
状部材を支持する帯状部材取付部と、で形成され、前記
補強部の延設方向から見た断面形状がW字状であること
を特徴とする。
【0009】従って、請求項1記載の内容に加えて、補
強部の断面形状がW字状であるため、帯状部材の固定部
を傾斜面に設定することで、固定部に水が溜まり難く、
固定部の腐食を低減できる。また、燃料タンク取付部材
に形成された隣接するタンク支持部と、これらのタンク
支持部の間に形成され、帯状部材を支持する帯状部材取
付部と、で形成された補強部の側断面形状がW字状であ
るため、帯状部材とタンク支持部とを燃料タンクの外周
部に殆ど隙間無く当接させることができるので、燃料タ
ンクの支持が確実になる。
強部の断面形状がW字状であるため、帯状部材の固定部
を傾斜面に設定することで、固定部に水が溜まり難く、
固定部の腐食を低減できる。また、燃料タンク取付部材
に形成された隣接するタンク支持部と、これらのタンク
支持部の間に形成され、帯状部材を支持する帯状部材取
付部と、で形成された補強部の側断面形状がW字状であ
るため、帯状部材とタンク支持部とを燃料タンクの外周
部に殆ど隙間無く当接させることができるので、燃料タ
ンクの支持が確実になる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の自動車の燃料タンク支持
構造の第1実施形態を図1〜図3に従って説明する。
構造の第1実施形態を図1〜図3に従って説明する。
【0011】なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢
印INは車幅内側方向を、矢印UPは車体上方方向を示
す。
印INは車幅内側方向を、矢印UPは車体上方方向を示
す。
【0012】図3に示される如く、本実施形態では自動
車車体10の車体フロアとしてのリヤフロアパネル12
の下面側に、圧縮天然ガス(CNG)を充填した燃料タ
ンク14、16が前後に2本配設されている。
車車体10の車体フロアとしてのリヤフロアパネル12
の下面側に、圧縮天然ガス(CNG)を充填した燃料タ
ンク14、16が前後に2本配設されている。
【0013】図4に示される如く、燃料タンク14、1
6は車幅方向に沿って並設されており、リヤフロアパネ
ル12の上面側には、車体前後方向に沿って車体剛性保
持部材としての左右一対の補強パネル18が配設されて
いる。また、燃料タンク14、16は、平面視矩形状の
燃料タンク取付部材としての燃料タンク支持フレーム2
0に支持されている。なお、符号22はリヤタイヤを示
しており、符号24は排気管を示している。
6は車幅方向に沿って並設されており、リヤフロアパネ
ル12の上面側には、車体前後方向に沿って車体剛性保
持部材としての左右一対の補強パネル18が配設されて
いる。また、燃料タンク14、16は、平面視矩形状の
燃料タンク取付部材としての燃料タンク支持フレーム2
0に支持されている。なお、符号22はリヤタイヤを示
しており、符号24は排気管を示している。
【0014】図2に示される如く、燃料タンク支持フレ
ーム20は、燃料タンク支持部26と、前側取付部28
及び後側取付部30によって構成されており、燃料タン
ク支持部26の前壁部26Aに、前側取付部28が溶着
されている。この前側取付部28の側断面形状は、開口
部を車体前方へ向けた略コ字状となっており、上壁部2
8Aには、車体への取付孔31が穿設されている。ま
た、前側取付部28の下壁部28Bには、燃料タンク取
付孔32が穿設されている。一方、燃料タンク支持部2
6の後部には接合部26Bが突出されており、これらの
接合部26Bに、後側取付部30が溶着されている。こ
の後側取付部30の側断面形状は、開口部を車体後方へ
向けたコ字状となっており、上壁部30Aには、車体へ
の取付孔36が穿設されている。また、後側取付部30
の下壁部30Bには、燃料タンク取付孔32が穿設され
ている。
ーム20は、燃料タンク支持部26と、前側取付部28
及び後側取付部30によって構成されており、燃料タン
ク支持部26の前壁部26Aに、前側取付部28が溶着
されている。この前側取付部28の側断面形状は、開口
部を車体前方へ向けた略コ字状となっており、上壁部2
8Aには、車体への取付孔31が穿設されている。ま
た、前側取付部28の下壁部28Bには、燃料タンク取
付孔32が穿設されている。一方、燃料タンク支持部2
6の後部には接合部26Bが突出されており、これらの
接合部26Bに、後側取付部30が溶着されている。こ
の後側取付部30の側断面形状は、開口部を車体後方へ
向けたコ字状となっており、上壁部30Aには、車体へ
の取付孔36が穿設されている。また、後側取付部30
の下壁部30Bには、燃料タンク取付孔32が穿設され
ている。
【0015】燃料タンク支持フレーム20における燃料
タンク支持部26の左右の両側壁部26C、26Dの上
端縁部及び後端縁部には、車幅方向外方へ向けてそれぞ
れフランジ26E、26Fが形成されており、フランジ
26E、26Fには、車体への取付孔40が前後方向に
所定の間隔を開けて3個穿設されている。また、燃料タ
ンク支持部26における下壁部26Gの前部は、前側燃
料タンク当接部26Hとなっており、燃料タンク支持部
26における下壁部26Gの後部は、後側燃料タンク当
接部26Jとなっている。さらに、下壁部26Gにおけ
る前側燃料タンク当接部26Hと後側燃料タンク当接部
26Jとの間は、バンド支持部26Kとなっている。
タンク支持部26の左右の両側壁部26C、26Dの上
端縁部及び後端縁部には、車幅方向外方へ向けてそれぞ
れフランジ26E、26Fが形成されており、フランジ
26E、26Fには、車体への取付孔40が前後方向に
所定の間隔を開けて3個穿設されている。また、燃料タ
ンク支持部26における下壁部26Gの前部は、前側燃
料タンク当接部26Hとなっており、燃料タンク支持部
26における下壁部26Gの後部は、後側燃料タンク当
接部26Jとなっている。さらに、下壁部26Gにおけ
る前側燃料タンク当接部26Hと後側燃料タンク当接部
26Jとの間は、バンド支持部26Kとなっている。
【0016】図1に示される如く、前側燃料タンク当接
部26H及び後側燃料タンク当接部26Jの側断面形状
は、上方に凸の円弧状となっており、バンド支持部26
Kの側断面形状は、上方に凸の山形状となっている。従
って、燃料タンク支持部26の前後方向中央部には、前
側燃料タンク当接部26H、後側燃料タンク当接部26
J及びバンド支持部26Kによって補強部27が車幅方
向に沿って形成されており、この補強部27の延設方
向、即ち、車幅方向から見た断面形状(側断面形状)が
W形状となっている。また、傾斜面となるバンド支持部
26Kの前壁部26Lには、バンド支持ブラケット42
の上部42Aが、ウエルドボルト44と、このウエルド
ボルト44に車体上方側から螺合されたナット46とに
よって取付けられている。
部26H及び後側燃料タンク当接部26Jの側断面形状
は、上方に凸の円弧状となっており、バンド支持部26
Kの側断面形状は、上方に凸の山形状となっている。従
って、燃料タンク支持部26の前後方向中央部には、前
側燃料タンク当接部26H、後側燃料タンク当接部26
J及びバンド支持部26Kによって補強部27が車幅方
向に沿って形成されており、この補強部27の延設方
向、即ち、車幅方向から見た断面形状(側断面形状)が
W形状となっている。また、傾斜面となるバンド支持部
26Kの前壁部26Lには、バンド支持ブラケット42
の上部42Aが、ウエルドボルト44と、このウエルド
ボルト44に車体上方側から螺合されたナット46とに
よって取付けられている。
【0017】バンド支持ブラケット42の上部42A
と、バンド支持部26Kの前壁部26Lとの間には、バ
ンド支持ブラケット42に固定された帯状部材としての
燃料タンクバンド48の一方の端部48Aが挟持されて
おり、燃料タンクバンド48の他方の端部48Bには、
バンド支持ブラケット50が取付けられている。また、
バンド支持ブラケット50の上壁部50Aが、燃料タン
ク支持フレーム20における前側取付部28の下壁部2
8Bに、燃料タンク取付孔32に挿通されたボルト52
と、ボルト52に螺合されたナット54、56とによっ
て取付けられている。なお、燃料タンク支持部26の前
側燃料タンク当接部26H及び燃料タンクバンド48
と、燃料タンク14との間には、緩衝材としてのゴムベ
ルト58が介在されている。なお、バンド支持ブラケッ
ト42、50、燃料タンクバンド48及びゴムベルト5
8は、車幅方向に所定距離離間した2ヵ所に配設されて
いる。
と、バンド支持部26Kの前壁部26Lとの間には、バ
ンド支持ブラケット42に固定された帯状部材としての
燃料タンクバンド48の一方の端部48Aが挟持されて
おり、燃料タンクバンド48の他方の端部48Bには、
バンド支持ブラケット50が取付けられている。また、
バンド支持ブラケット50の上壁部50Aが、燃料タン
ク支持フレーム20における前側取付部28の下壁部2
8Bに、燃料タンク取付孔32に挿通されたボルト52
と、ボルト52に螺合されたナット54、56とによっ
て取付けられている。なお、燃料タンク支持部26の前
側燃料タンク当接部26H及び燃料タンクバンド48
と、燃料タンク14との間には、緩衝材としてのゴムベ
ルト58が介在されている。なお、バンド支持ブラケッ
ト42、50、燃料タンクバンド48及びゴムベルト5
8は、車幅方向に所定距離離間した2ヵ所に配設されて
いる。
【0018】また、傾斜面となるバンド支持部26Kの
後壁部26Mには、バンド支持ブラケット60の上部6
0Aが、ウエルドナット62と、このウエルドナット6
2に車体下方側から螺合されたボルト64とによって取
付けられている。バンド支持ブラケット60の上部60
Aと、バンド支持部26Kの後壁部26Mとの間には、
バンド支持ブラケット60に固定された帯状部材として
の燃料タンクバンド66の一方の端部66Aが挟持され
ており、燃料タンクバンド66の他方の端部66Bに
は、バンド支持ブラケット68が取付けられている。ま
た、バンド支持ブラケット68の上壁部68Aが、燃料
タンク支持フレーム20における後側取付部30の下壁
部30Bに、燃料タンク取付孔32に挿通されたボルト
70と、ボルト70に螺合されたナット72、74とに
よって取付けられている。なお、燃料タンク支持部26
の後側燃料タンク当接部26J及び燃料タンクバンド6
6と、燃料タンク16との間には、緩衝材としてのゴム
ベルト76が介在されている。なお、バンド支持ブラケ
ット60、68、燃料タンクバンド66及びゴムベルト
76は、車幅方向に所定距離離間した2ヵ所に配設され
ており、バンド支持ブラケット60、68及び燃料タン
クバンド66の配設位置と、バンド支持ブラケット4
2、50及び燃料タンクバンド48の配設位置とは、車
幅方向にオフセットしており、互いに干渉しないように
なっている。
後壁部26Mには、バンド支持ブラケット60の上部6
0Aが、ウエルドナット62と、このウエルドナット6
2に車体下方側から螺合されたボルト64とによって取
付けられている。バンド支持ブラケット60の上部60
Aと、バンド支持部26Kの後壁部26Mとの間には、
バンド支持ブラケット60に固定された帯状部材として
の燃料タンクバンド66の一方の端部66Aが挟持され
ており、燃料タンクバンド66の他方の端部66Bに
は、バンド支持ブラケット68が取付けられている。ま
た、バンド支持ブラケット68の上壁部68Aが、燃料
タンク支持フレーム20における後側取付部30の下壁
部30Bに、燃料タンク取付孔32に挿通されたボルト
70と、ボルト70に螺合されたナット72、74とに
よって取付けられている。なお、燃料タンク支持部26
の後側燃料タンク当接部26J及び燃料タンクバンド6
6と、燃料タンク16との間には、緩衝材としてのゴム
ベルト76が介在されている。なお、バンド支持ブラケ
ット60、68、燃料タンクバンド66及びゴムベルト
76は、車幅方向に所定距離離間した2ヵ所に配設され
ており、バンド支持ブラケット60、68及び燃料タン
クバンド66の配設位置と、バンド支持ブラケット4
2、50及び燃料タンクバンド48の配設位置とは、車
幅方向にオフセットしており、互いに干渉しないように
なっている。
【0019】リヤフロアパネル12の下面側には、車幅
方向に沿って車体剛性保持部材としての前後2本のクロ
スメンバ78、80が配設されている。前側のクロスメ
ンバ78の車幅方向から見た断面形状は開口部を上方へ
向けたハット状とされており、前後のフランジ78A、
78Bがそれぞれリヤフロアパネル12の下面に溶着さ
れている。また、後側のクロスメンバ80の車幅方向か
ら見た断面形状は開口部を上方へ向けたハット状とされ
ており、前後のフランジ80A、80Bがそれぞれリヤ
フロアパネル12の下面に溶着されている。前側のクロ
スメンバ78の下壁部78Cには、前側取付部28の上
壁部28Aが取付孔31に挿通されたボルト82と、ボ
ルト82に螺合されたナット84とによって取付けられ
ており、後側のクロスメンバ80の下壁部80Cには、
後側取付部30の上壁部30Aが取付孔36に挿通され
たボルト86と、ボルト86に螺合されたナット88と
によって取付けられている。
方向に沿って車体剛性保持部材としての前後2本のクロ
スメンバ78、80が配設されている。前側のクロスメ
ンバ78の車幅方向から見た断面形状は開口部を上方へ
向けたハット状とされており、前後のフランジ78A、
78Bがそれぞれリヤフロアパネル12の下面に溶着さ
れている。また、後側のクロスメンバ80の車幅方向か
ら見た断面形状は開口部を上方へ向けたハット状とされ
ており、前後のフランジ80A、80Bがそれぞれリヤ
フロアパネル12の下面に溶着されている。前側のクロ
スメンバ78の下壁部78Cには、前側取付部28の上
壁部28Aが取付孔31に挿通されたボルト82と、ボ
ルト82に螺合されたナット84とによって取付けられ
ており、後側のクロスメンバ80の下壁部80Cには、
後側取付部30の上壁部30Aが取付孔36に挿通され
たボルト86と、ボルト86に螺合されたナット88と
によって取付けられている。
【0020】さらに、燃料タンク支持フレーム20にお
ける燃料タンク支持部26の左右のフランジ26E、2
6Fは、補強パネル18側から、補強パネル18とリヤ
フロアパネル12を貫通し、取付孔40を挿通したボル
ト90と、ボルト90に螺合するウエルドナット92と
によって、リヤフロアパネル12に取付けられている。
ける燃料タンク支持部26の左右のフランジ26E、2
6Fは、補強パネル18側から、補強パネル18とリヤ
フロアパネル12を貫通し、取付孔40を挿通したボル
ト90と、ボルト90に螺合するウエルドナット92と
によって、リヤフロアパネル12に取付けられている。
【0021】燃料タンク14、16の下方側は、アンダ
カバー94によって覆われている。アンダカバー94は
皿状とされており、前端部近傍に形成された取付部94
Aが、燃料タンクバンド48の前側下部に固定されたア
ンダカバー支持ブラケット96の下部96Aにスクリュ
ー98によって固定されている。また、アンダカバー9
4の後端部近傍に形成された取付部94Bは、燃料タン
クバンド66の後側下部に固定されたアンダカバー支持
ブラケット99の下部99Aにスクリュー100によっ
て固定されている。
カバー94によって覆われている。アンダカバー94は
皿状とされており、前端部近傍に形成された取付部94
Aが、燃料タンクバンド48の前側下部に固定されたア
ンダカバー支持ブラケット96の下部96Aにスクリュ
ー98によって固定されている。また、アンダカバー9
4の後端部近傍に形成された取付部94Bは、燃料タン
クバンド66の後側下部に固定されたアンダカバー支持
ブラケット99の下部99Aにスクリュー100によっ
て固定されている。
【0022】なお、前側の燃料タンク14に比べて後側
の燃料タンク16の配設位置が、若干車体上方へオフセ
ットしており、アンダカバー94の下面94Cは、後側
上方へ向かって傾斜している。
の燃料タンク16の配設位置が、若干車体上方へオフセ
ットしており、アンダカバー94の下面94Cは、後側
上方へ向かって傾斜している。
【0023】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0024】本実施形態では、2本の燃料タンク14、
16を燃料タンクバンド48、66とバンド支持ブラケ
ット42、60を介して支持する燃料タンク支持フレー
ム20をリヤフロアパネル12の下面側に取付けてお
り、この燃料タンク支持フレーム20が、前後2本のク
ロスメンバ78、80及び左右の補強パネル18に締結
されている。この結果、燃料タンク支持フレーム20に
形成した補強部27によって、リヤフロアパネル12に
略平行に配設された左右の補強パネル18を実質的に連
結できる。このため、燃料タンク支持フレーム20の燃
料タンク支持剛性が向上すると共に車体の剛性も向上す
る。従って、リヤフロアパネル12の下面側に燃料タン
ク14、16を配設した場合にも、所定の支持剛性を確
保することができる。
16を燃料タンクバンド48、66とバンド支持ブラケ
ット42、60を介して支持する燃料タンク支持フレー
ム20をリヤフロアパネル12の下面側に取付けてお
り、この燃料タンク支持フレーム20が、前後2本のク
ロスメンバ78、80及び左右の補強パネル18に締結
されている。この結果、燃料タンク支持フレーム20に
形成した補強部27によって、リヤフロアパネル12に
略平行に配設された左右の補強パネル18を実質的に連
結できる。このため、燃料タンク支持フレーム20の燃
料タンク支持剛性が向上すると共に車体の剛性も向上す
る。従って、リヤフロアパネル12の下面側に燃料タン
ク14、16を配設した場合にも、所定の支持剛性を確
保することができる。
【0025】なお、本実施形態では、燃料タンク支持フ
レーム20によって、前後2本のクロスメンバ78、8
0を連結した構成になっているため、この点において
も、車体の剛性を向上することができる。
レーム20によって、前後2本のクロスメンバ78、8
0を連結した構成になっているため、この点において
も、車体の剛性を向上することができる。
【0026】また、本実施形態では、燃料タンク支持フ
レーム20における補強部27の断面形状がW字状であ
るため、バンド支持ブラケット42、60の固定部を、
傾斜面となっている前壁部26Lと後壁部26Mに設定
できる。この結果、ウエルドボルト44、ナット46、
ウエルドナット62、ボルト64による固定部に水が溜
まり難く、固定部の腐食を低減できる。また、ボルト6
4を締結する際には、図1に矢印Aで示すように、斜め
前方下側からインパクトレンチにより締結できるため、
真下から締結する場合に比べて組付作業性が良い。な
お、ナット46は、図1に矢印Bで示すように、斜め前
方上側から締結する。
レーム20における補強部27の断面形状がW字状であ
るため、バンド支持ブラケット42、60の固定部を、
傾斜面となっている前壁部26Lと後壁部26Mに設定
できる。この結果、ウエルドボルト44、ナット46、
ウエルドナット62、ボルト64による固定部に水が溜
まり難く、固定部の腐食を低減できる。また、ボルト6
4を締結する際には、図1に矢印Aで示すように、斜め
前方下側からインパクトレンチにより締結できるため、
真下から締結する場合に比べて組付作業性が良い。な
お、ナット46は、図1に矢印Bで示すように、斜め前
方上側から締結する。
【0027】また、補強部27の側断面形状がW字状で
あるため、燃料タンク14、16の外周部に沿った、前
側燃料タンク当接部26Hと燃料タンクバンド48との
隙間S1(図1参照)及び、後側燃料タンク当接部26
Jと燃料タンクバンド66との隙間S2(図1参照)を
殆ど無くすことができる。即ち、燃料タンクバンド4
8、66と前側燃料タンク当接部26H、後側燃料タン
ク当接部26Jとを燃料タンク14、16の外周部に殆
ど隙間無く当接させることができるので、燃料タンク1
4、16の支持が確実になる。
あるため、燃料タンク14、16の外周部に沿った、前
側燃料タンク当接部26Hと燃料タンクバンド48との
隙間S1(図1参照)及び、後側燃料タンク当接部26
Jと燃料タンクバンド66との隙間S2(図1参照)を
殆ど無くすことができる。即ち、燃料タンクバンド4
8、66と前側燃料タンク当接部26H、後側燃料タン
ク当接部26Jとを燃料タンク14、16の外周部に殆
ど隙間無く当接させることができるので、燃料タンク1
4、16の支持が確実になる。
【0028】また、本実施形態では、前側の燃料タンク
14に比べて後側の燃料タンク16の配設位置が、若干
車体上方へオフセットしているため、2本の燃料タンク
14、16を同じ高さで前後に配設した場合に比べ、前
後方向の全長L(図1参照)を短くできる。この結果、
平面視における燃料タンク14、16の配設スペースを
小さくできる。言い換えれば、同じ格納スペースが有る
場合には、容量(直径)の大きい燃料タンクが搭載可能
となる。
14に比べて後側の燃料タンク16の配設位置が、若干
車体上方へオフセットしているため、2本の燃料タンク
14、16を同じ高さで前後に配設した場合に比べ、前
後方向の全長L(図1参照)を短くできる。この結果、
平面視における燃料タンク14、16の配設スペースを
小さくできる。言い換えれば、同じ格納スペースが有る
場合には、容量(直径)の大きい燃料タンクが搭載可能
となる。
【0029】また、本実施形態では、前側の燃料タンク
14に比べて後側の燃料タンク16の配設位置が、若干
車体上方へオフセットしており、アンダカバー94の下
面94Cが、後側上方へ向かって傾斜している。この結
果、アンダカバー94の下面94Cに沿って流れる空気
流(図3の矢印W)が、後側上方へ向かって整流される
ため、空気流Wによって生じる車体後部の渦W1が減少
し、車体の空力性能が向上する。
14に比べて後側の燃料タンク16の配設位置が、若干
車体上方へオフセットしており、アンダカバー94の下
面94Cが、後側上方へ向かって傾斜している。この結
果、アンダカバー94の下面94Cに沿って流れる空気
流(図3の矢印W)が、後側上方へ向かって整流される
ため、空気流Wによって生じる車体後部の渦W1が減少
し、車体の空力性能が向上する。
【0030】なお、本実施形態では、燃料タンク支持部
26の前後方向中央部に、前側燃料タンク当接部26
H、後側燃料タンク当接部26J及びバンド支持部26
Kによって補強部27を形成したが、これに代えて、図
5に示される如く、燃料タンク支持部26の前後方向中
央部に形成した、側断面直線状のバンド支持部26Kの
上側に、開口部を上方へ向けた側断面ハット形状の補強
ブラケット103を配設して補強部27を形成した構成
としても良い。
26の前後方向中央部に、前側燃料タンク当接部26
H、後側燃料タンク当接部26J及びバンド支持部26
Kによって補強部27を形成したが、これに代えて、図
5に示される如く、燃料タンク支持部26の前後方向中
央部に形成した、側断面直線状のバンド支持部26Kの
上側に、開口部を上方へ向けた側断面ハット形状の補強
ブラケット103を配設して補強部27を形成した構成
としても良い。
【0031】次に、本発明の自動車の燃料タンク支持構
造の第2実施形態を図6及び図7に従って説明する。
造の第2実施形態を図6及び図7に従って説明する。
【0032】なお、第1実施形態と同一部材については
同一符号を付してその説明を省略する。
同一符号を付してその説明を省略する。
【0033】図6に示される如く、本実施形態では、リ
ヤフロアパネル12の下面側に3本の燃料タンク10
4、106、108が車体前後方向に沿って配設されて
おり、中央の燃料タンク106が左右の燃料タンク10
4、108に対して上方へ若干オフセットしている。ま
た、リヤフロアパネル12の下面側には、車体前後方向
に沿って車体剛性保持部材としての左右一対のリヤサイ
ドメンバ110、112が溶着されている。なお、燃料
タンク104、106、108は、燃料タンク支持フレ
ーム120に支持されている。燃料タンク支持フレーム
120は、燃料タンク支持部126と、左側取付部12
8及び右側取付部130によって構成されており、燃料
タンク支持部126の左壁部126Aに、左側取付部1
28が溶着されている。この左側取付部128の断面形
状は、開口部を車幅方向外側へ向けた略コ字状となって
おり、上壁部128Aには、車体への取付孔131が穿
設されている。また、左側取付部128の下壁部128
Bには、燃料タンク取付孔132が穿設されている。一
方、燃料タンク支持部126の右壁部126Bに、右側
取付部130が溶着されている。この右側取付部130
の断面形状は、開口部を車幅方向外側へ向けた略コ字状
となっており、上壁部130Aには、車体への取付孔1
36が穿設されている。また、右側取付部130の下壁
部130Bには、燃料タンク取付孔138が穿設されて
いる。
ヤフロアパネル12の下面側に3本の燃料タンク10
4、106、108が車体前後方向に沿って配設されて
おり、中央の燃料タンク106が左右の燃料タンク10
4、108に対して上方へ若干オフセットしている。ま
た、リヤフロアパネル12の下面側には、車体前後方向
に沿って車体剛性保持部材としての左右一対のリヤサイ
ドメンバ110、112が溶着されている。なお、燃料
タンク104、106、108は、燃料タンク支持フレ
ーム120に支持されている。燃料タンク支持フレーム
120は、燃料タンク支持部126と、左側取付部12
8及び右側取付部130によって構成されており、燃料
タンク支持部126の左壁部126Aに、左側取付部1
28が溶着されている。この左側取付部128の断面形
状は、開口部を車幅方向外側へ向けた略コ字状となって
おり、上壁部128Aには、車体への取付孔131が穿
設されている。また、左側取付部128の下壁部128
Bには、燃料タンク取付孔132が穿設されている。一
方、燃料タンク支持部126の右壁部126Bに、右側
取付部130が溶着されている。この右側取付部130
の断面形状は、開口部を車幅方向外側へ向けた略コ字状
となっており、上壁部130Aには、車体への取付孔1
36が穿設されている。また、右側取付部130の下壁
部130Bには、燃料タンク取付孔138が穿設されて
いる。
【0034】図7に示される如く、燃料タンク支持フレ
ーム120における燃料タンク支持部126の前後の壁
部126C、126Dの前側と後側には、それぞれブラ
ケット126E、126Fが固定されており、これらの
ブラケット126E、126Fには、車体への取付孔1
40が車幅方向に所定の間隔を開けて複数個穿設されて
いる。
ーム120における燃料タンク支持部126の前後の壁
部126C、126Dの前側と後側には、それぞれブラ
ケット126E、126Fが固定されており、これらの
ブラケット126E、126Fには、車体への取付孔1
40が車幅方向に所定の間隔を開けて複数個穿設されて
いる。
【0035】図6に示される如く、燃料タンク支持部1
26における下壁部126Gの左部は、左側燃料タンク
当接部126Hとなっており、燃料タンク支持部126
における下壁部126Gの右部は、右側燃料タンク当接
部126Iとなっている。さらに、燃料タンク支持部1
26における下壁部126Gの左右方向中間部は、中央
燃料タンク当接部126Jとなっている。また、下壁部
126Gにおける左側燃料タンク当接部126Hと中央
燃料タンク当接部126Jとの間及び右側燃料タンク当
接部126Iと中央燃料タンク当接部126Jとの間
は、それぞれバンド支持部126Kとなっている。
26における下壁部126Gの左部は、左側燃料タンク
当接部126Hとなっており、燃料タンク支持部126
における下壁部126Gの右部は、右側燃料タンク当接
部126Iとなっている。さらに、燃料タンク支持部1
26における下壁部126Gの左右方向中間部は、中央
燃料タンク当接部126Jとなっている。また、下壁部
126Gにおける左側燃料タンク当接部126Hと中央
燃料タンク当接部126Jとの間及び右側燃料タンク当
接部126Iと中央燃料タンク当接部126Jとの間
は、それぞれバンド支持部126Kとなっている。
【0036】左側燃料タンク当接部126H、右側燃料
タンク当接部126I及び中央燃料タンク当接部126
Jの断面形状は、上方に凸の円弧状となっており、バン
ド支持部126Kの側断面形状は、上方に凸の山形状と
なっている。従って、燃料タンク支持部126の車幅方
向中間部には2本の補強部127が車体前後方向に沿っ
て形成されており、この補強部127の延設方向、即
ち、車体前後方向から見た断面形状がW形状となってい
る。
タンク当接部126I及び中央燃料タンク当接部126
Jの断面形状は、上方に凸の円弧状となっており、バン
ド支持部126Kの側断面形状は、上方に凸の山形状と
なっている。従って、燃料タンク支持部126の車幅方
向中間部には2本の補強部127が車体前後方向に沿っ
て形成されており、この補強部127の延設方向、即
ち、車体前後方向から見た断面形状がW形状となってい
る。
【0037】また、左右両側のバンド支持部126Kに
おいて、傾斜面となる車幅方向外壁部126Lには、バ
ンド支持ブラケット142の上部142Aが、それぞれ
ウエルドボルト144と、このウエルドボルト144に
車体上方側から螺合されたナット146とによって取付
けられている。
おいて、傾斜面となる車幅方向外壁部126Lには、バ
ンド支持ブラケット142の上部142Aが、それぞれ
ウエルドボルト144と、このウエルドボルト144に
車体上方側から螺合されたナット146とによって取付
けられている。
【0038】バンド支持ブラケット142には帯状部材
としての燃料タンクバンド148の一方の端部148A
が固定されており、燃料タンクバンド148の他方の端
部148Bには、バンド支持ブラケット150が取付け
られている。また、バンド支持ブラケット150の上壁
部150Aが、燃料タンク支持フレーム120における
左右両側取付部128、130の下壁部128B、13
0Bに、燃料タンク取付孔132,138に挿通された
ボルト152と、ボルト152に螺合されたナット15
4、156とによって取付けられている。
としての燃料タンクバンド148の一方の端部148A
が固定されており、燃料タンクバンド148の他方の端
部148Bには、バンド支持ブラケット150が取付け
られている。また、バンド支持ブラケット150の上壁
部150Aが、燃料タンク支持フレーム120における
左右両側取付部128、130の下壁部128B、13
0Bに、燃料タンク取付孔132,138に挿通された
ボルト152と、ボルト152に螺合されたナット15
4、156とによって取付けられている。
【0039】また、燃料タンク支持部126の左右両側
の燃料タンク当接部126H、126I及び燃料タンク
バンド148と、燃料タンク104、108との間に
は、緩衝材としてのゴムベルト158が介在されてい
る。なお、バンド支持ブラケット142、150、燃料
タンクバンド148及びゴムベルト158は、車体前後
方向に所定距離離間した2ヵ所に配設されている。
の燃料タンク当接部126H、126I及び燃料タンク
バンド148と、燃料タンク104、108との間に
は、緩衝材としてのゴムベルト158が介在されてい
る。なお、バンド支持ブラケット142、150、燃料
タンクバンド148及びゴムベルト158は、車体前後
方向に所定距離離間した2ヵ所に配設されている。
【0040】また、左右両側のバンド支持部126Kに
おいて、傾斜面となる車幅方向内壁部126Mには、バ
ンド支持ブラケット160の上部160Aが、ウエルド
ナット162と、このウエルドナット162に車体下方
側から螺合されたボルト164とによって取付けられて
いる。バンド支持ブラケット160の下部160Bに
は、帯状部材としての燃料タンクバンド166の両端部
166Aがそれぞれ固定されている。なお、燃料タンク
支持部26の中央燃料タンク当接部126J及び燃料タ
ンクバンド166と、燃料タンク106との間には、緩
衝材としてのゴムベルト176が介在されている。な
お、バンド支持ブラケット160、燃料タンクバンド1
66及びゴムベルト176は、車体前後方向に所定距離
離間した2ヵ所に配設されており、バンド支持ブラケッ
ト160及び燃料タンクバンド166の配設位置と、バ
ンド支持ブラケット142及び燃料タンクバンド148
の配設位置とは、車体前後方向にオフセットしており、
互いに干渉しないようになっている。
おいて、傾斜面となる車幅方向内壁部126Mには、バ
ンド支持ブラケット160の上部160Aが、ウエルド
ナット162と、このウエルドナット162に車体下方
側から螺合されたボルト164とによって取付けられて
いる。バンド支持ブラケット160の下部160Bに
は、帯状部材としての燃料タンクバンド166の両端部
166Aがそれぞれ固定されている。なお、燃料タンク
支持部26の中央燃料タンク当接部126J及び燃料タ
ンクバンド166と、燃料タンク106との間には、緩
衝材としてのゴムベルト176が介在されている。な
お、バンド支持ブラケット160、燃料タンクバンド1
66及びゴムベルト176は、車体前後方向に所定距離
離間した2ヵ所に配設されており、バンド支持ブラケッ
ト160及び燃料タンクバンド166の配設位置と、バ
ンド支持ブラケット142及び燃料タンクバンド148
の配設位置とは、車体前後方向にオフセットしており、
互いに干渉しないようになっている。
【0041】左右一対のリヤサイドメンバ110、11
2の車体前後方向から見た断面形状は開口部を上方へ向
けたハット状とされており、左右のフランジ110A、
112A、110B、112B、がそれぞれリヤフロア
パネル12の下面に溶着されている。リヤサイドメンバ
110、112の下壁部110C、112Cには、燃料
タンク支持フレーム120の取付孔131、136に挿
通されたボルト182と、ボルト182に螺合されたナ
ット184とによって取付けられている。
2の車体前後方向から見た断面形状は開口部を上方へ向
けたハット状とされており、左右のフランジ110A、
112A、110B、112B、がそれぞれリヤフロア
パネル12の下面に溶着されている。リヤサイドメンバ
110、112の下壁部110C、112Cには、燃料
タンク支持フレーム120の取付孔131、136に挿
通されたボルト182と、ボルト182に螺合されたナ
ット184とによって取付けられている。
【0042】図7に示される如く、燃料タンク支持フレ
ーム120における燃料タンク支持部126のブラケッ
ト126E、126Fは、下方側から取付孔140を挿
通したボルト191と、ボルト191螺合するウエルド
ナット193とによって、前後2本のクロスメンバ7
8、80に取付けられている。
ーム120における燃料タンク支持部126のブラケッ
ト126E、126Fは、下方側から取付孔140を挿
通したボルト191と、ボルト191螺合するウエルド
ナット193とによって、前後2本のクロスメンバ7
8、80に取付けられている。
【0043】図6に示される如く、燃料タンク104、
106、108の下方側は、アンダカバー194によっ
て覆われている。アンダカバー194は皿状とされてお
り、左右両端部近傍に形成された取付部194Aが、左
右の燃料タンクバンド148の車幅方向外側下部に固定
されたアンダカバー支持ブラケット196の下部196
Aにスクリュー198によって固定されている。
106、108の下方側は、アンダカバー194によっ
て覆われている。アンダカバー194は皿状とされてお
り、左右両端部近傍に形成された取付部194Aが、左
右の燃料タンクバンド148の車幅方向外側下部に固定
されたアンダカバー支持ブラケット196の下部196
Aにスクリュー198によって固定されている。
【0044】図7に示される如く、各燃料タンク10
4、106、108は前側104A、106A、108
Aに比べて後側104B、106B、108Bが、若干
車体上方に配設されており、アンダカバー194の下面
194Bは、後側上方へ向かって傾斜している。
4、106、108は前側104A、106A、108
Aに比べて後側104B、106B、108Bが、若干
車体上方に配設されており、アンダカバー194の下面
194Bは、後側上方へ向かって傾斜している。
【0045】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0046】本実施形態では、3本の燃料タンク10
4、106、108を燃料タンクバンド148、166
とバンド支持ブラケット142、150、160を介し
て支持する燃料タンク支持フレーム120をリヤフロア
パネル12の下面側に取付けており、この燃料タンク支
持フレーム120が、左右一対のリヤサイドメンバ11
0、112及び前後2本のクロスメンバ78、80に締
結されている。この結果、燃料タンク支持フレーム12
0に形成した補強部127によって、前後2本のクロス
メンバ78、80を実質的に連結できる。このため、燃
料タンク支持フレーム120の燃料タンク支持剛性が向
上すると共に車体の剛性も向上する。従って、リヤフロ
アパネル12の下面側に燃料タンク104、106、1
08を配設した場合にも、所定の支持剛性を確保するこ
とができる。
4、106、108を燃料タンクバンド148、166
とバンド支持ブラケット142、150、160を介し
て支持する燃料タンク支持フレーム120をリヤフロア
パネル12の下面側に取付けており、この燃料タンク支
持フレーム120が、左右一対のリヤサイドメンバ11
0、112及び前後2本のクロスメンバ78、80に締
結されている。この結果、燃料タンク支持フレーム12
0に形成した補強部127によって、前後2本のクロス
メンバ78、80を実質的に連結できる。このため、燃
料タンク支持フレーム120の燃料タンク支持剛性が向
上すると共に車体の剛性も向上する。従って、リヤフロ
アパネル12の下面側に燃料タンク104、106、1
08を配設した場合にも、所定の支持剛性を確保するこ
とができる。
【0047】また、本実施形態では、燃料タンク支持フ
レーム120における補強部127の断面形状がW字状
であるため、バンド支持ブラケット142、160の固
定部を、傾斜面となっている車幅方向外壁部126Lと
車幅方向内壁部126Mに設定できる。この結果、ウエ
ルドボルト144、ナット146、ウエルドナット16
2、ボルト164による固定部に水が溜まり難く、固定
部の腐食を低減できる。また、ボルト164を締結する
際には、図6に矢印Cで示すように、斜め外方下側から
インパクトレンチにより締結できるため、真下から締結
する場合に比べて組付作業性が良い。なお、ナット14
6は、図6に矢印Dで示すように、斜め外方上側から締
結する。
レーム120における補強部127の断面形状がW字状
であるため、バンド支持ブラケット142、160の固
定部を、傾斜面となっている車幅方向外壁部126Lと
車幅方向内壁部126Mに設定できる。この結果、ウエ
ルドボルト144、ナット146、ウエルドナット16
2、ボルト164による固定部に水が溜まり難く、固定
部の腐食を低減できる。また、ボルト164を締結する
際には、図6に矢印Cで示すように、斜め外方下側から
インパクトレンチにより締結できるため、真下から締結
する場合に比べて組付作業性が良い。なお、ナット14
6は、図6に矢印Dで示すように、斜め外方上側から締
結する。
【0048】また、補強部127の側断面形状がW字状
であるため、燃料タンク104、106、108の外周
部に沿った、各燃料タンク当接部126H、126I、
126Jと各燃料タンクバンド148、166との隙間
S3(図6参照)を殆ど無くすことができる。即ち、燃
料タンクバンド148、166と各燃料タンク当接部1
26H、126I、126Jとを燃料タンク104、1
06、108の外周部に殆ど隙間無く当接させることが
できるので、燃料タンク104、106、108の支持
が確実になる。
であるため、燃料タンク104、106、108の外周
部に沿った、各燃料タンク当接部126H、126I、
126Jと各燃料タンクバンド148、166との隙間
S3(図6参照)を殆ど無くすことができる。即ち、燃
料タンクバンド148、166と各燃料タンク当接部1
26H、126I、126Jとを燃料タンク104、1
06、108の外周部に殆ど隙間無く当接させることが
できるので、燃料タンク104、106、108の支持
が確実になる。
【0049】また、本実施形態では、3本の燃料タンク
104、106、108が車体前後方向に沿って配設さ
れており、中央の燃料タンク106が左右の燃料タンク
104、108に対して上方へ若干オフセットしている
ため、3本の燃料タンク104、106、108を同じ
高さで車幅方向に配設した場合に比べ、車幅方向の全長
M(図6参照)を短くできる。この結果、平面視におけ
る燃料タンク104、106、108の配設スペースを
小さくできる。言い換えれば、同じ幅の格納スペースが
有る場合には、容量(直径)の大きい燃料タンクが搭載
可能となる。
104、106、108が車体前後方向に沿って配設さ
れており、中央の燃料タンク106が左右の燃料タンク
104、108に対して上方へ若干オフセットしている
ため、3本の燃料タンク104、106、108を同じ
高さで車幅方向に配設した場合に比べ、車幅方向の全長
M(図6参照)を短くできる。この結果、平面視におけ
る燃料タンク104、106、108の配設スペースを
小さくできる。言い換えれば、同じ幅の格納スペースが
有る場合には、容量(直径)の大きい燃料タンクが搭載
可能となる。
【0050】また、本実施形態では、各燃料タンク10
4、106、108は前側104A、106A、108
Aに比べて後側104B、106B、108Bが、若干
車体上方に配設されており、アンダカバー194の下面
194Bは、後側上方へ向かって傾斜している。この結
果、アンダカバー194の下面194Bに沿って流れる
空気流(図7の矢印W)が、後側上方へ向かって整流さ
れるため、空気流Wによって生じる車体後部の渦が減少
し、車体の空力性能が向上する。
4、106、108は前側104A、106A、108
Aに比べて後側104B、106B、108Bが、若干
車体上方に配設されており、アンダカバー194の下面
194Bは、後側上方へ向かって傾斜している。この結
果、アンダカバー194の下面194Bに沿って流れる
空気流(図7の矢印W)が、後側上方へ向かって整流さ
れるため、空気流Wによって生じる車体後部の渦が減少
し、車体の空力性能が向上する。
【0051】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、第1実施形態では、図8(A)及び図8
(B)に示される如く、燃料タンク支持部26を左右に
分割した構成としても良い。また、第1実施形態では、
2本の燃料タンク14、16を支持する構成としたが、
これに代えて3本以上の燃料タンクを支持する構成とし
ても良い。また、第2実施形態では、3本の燃料タンク
104、106、108を支持する構成としたが、これ
に代えて2本または4本以上の燃料タンクを支持する構
成としても良い。
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、第1実施形態では、図8(A)及び図8
(B)に示される如く、燃料タンク支持部26を左右に
分割した構成としても良い。また、第1実施形態では、
2本の燃料タンク14、16を支持する構成としたが、
これに代えて3本以上の燃料タンクを支持する構成とし
ても良い。また、第2実施形態では、3本の燃料タンク
104、106、108を支持する構成としたが、これ
に代えて2本または4本以上の燃料タンクを支持する構
成としても良い。
【0052】また、上記各実施形態では、バンタイプの
自動車車体10におけるリヤフロアパネル12の下面側
に燃料タンクを配設した構成としたが、これに代えて、
セダンタイプ等の他のタイプの自動車車体におけるリヤ
フロアパネル12の下面側に燃料タンクを配設した構成
としても良い。また、リヤフロアパネル12に代えてフ
ロントフロアパネル等の他の車体フロアの下面側に燃料
タンクを配設した構成としても良い。
自動車車体10におけるリヤフロアパネル12の下面側
に燃料タンクを配設した構成としたが、これに代えて、
セダンタイプ等の他のタイプの自動車車体におけるリヤ
フロアパネル12の下面側に燃料タンクを配設した構成
としても良い。また、リヤフロアパネル12に代えてフ
ロントフロアパネル等の他の車体フロアの下面側に燃料
タンクを配設した構成としても良い。
【0053】また、上記各実施形態では、補強部27の
断面形状をW字状したが、W字状に代えて、他の形状と
しても良い。
断面形状をW字状したが、W字状に代えて、他の形状と
しても良い。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の自動車の燃料タ
ンク支持構造は、車体フロアの下面側に、隣接する燃料
タンクに対して上下方向にオフセットした状態で配設さ
れた複数の燃料タンクと、車体フロアの下面側に取付け
られ、複数の燃料タンクを保持する帯状部材を支持する
燃料タンク取付部材と、車体フロアの離間した部位に略
平行に配設された車体剛性保持部材と、燃料タンク取付
部材に形成され、車体剛性保持部材を実質的に連結する
補強部と、を備えたため、車体フロアの下面側に燃料タ
ンクを配設した場合にも、所定の支持剛性を確保するこ
とができるという優れた効果を有する。また、燃料タン
クの配設スペースを小さくできるという優れた効果を有
する。
ンク支持構造は、車体フロアの下面側に、隣接する燃料
タンクに対して上下方向にオフセットした状態で配設さ
れた複数の燃料タンクと、車体フロアの下面側に取付け
られ、複数の燃料タンクを保持する帯状部材を支持する
燃料タンク取付部材と、車体フロアの離間した部位に略
平行に配設された車体剛性保持部材と、燃料タンク取付
部材に形成され、車体剛性保持部材を実質的に連結する
補強部と、を備えたため、車体フロアの下面側に燃料タ
ンクを配設した場合にも、所定の支持剛性を確保するこ
とができるという優れた効果を有する。また、燃料タン
クの配設スペースを小さくできるという優れた効果を有
する。
【0055】請求項2記載の本発明は、請求項1記載の
自動車の燃料タンク支持構造において、補強部が、燃料
タンク取付部材に形成された隣接するタンク支持部と、
これらのタンク支持部の間に形成され、帯状部材を支持
する帯状部材取付部と、で形成され、補強部の延設方向
から見た断面形状がW字状であるため、請求項1記載の
効果に加えて、固定部の腐食を低減できると共にタンク
の支持が確実になるという優れた効果を有する。
自動車の燃料タンク支持構造において、補強部が、燃料
タンク取付部材に形成された隣接するタンク支持部と、
これらのタンク支持部の間に形成され、帯状部材を支持
する帯状部材取付部と、で形成され、補強部の延設方向
から見た断面形状がW字状であるため、請求項1記載の
効果に加えて、固定部の腐食を低減できると共にタンク
の支持が確実になるという優れた効果を有する。
【0056】
【図1】本発明の第1実施形態に係る自動車の燃料タン
ク支持構造を示す側断面図である。
ク支持構造を示す側断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係る自動車の燃料タン
ク支持構造を示す車体斜め後方から見た分解斜視図であ
る。
ク支持構造を示す車体斜め後方から見た分解斜視図であ
る。
【図3】本発明の第1実施形態に係る自動車の燃料タン
ク支持構造を適用した車体後部を示す概略側断面図であ
る。
ク支持構造を適用した車体後部を示す概略側断面図であ
る。
【図4】本発明の第1実施形態に係る自動車の燃料タン
ク支持構造を適用した車体後部を示す概略平面図であ
る。
ク支持構造を適用した車体後部を示す概略平面図であ
る。
【図5】本発明の第1実施形態の変形例に係る自動車の
燃料タンク支持構造を示す側断面図である。
燃料タンク支持構造を示す側断面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る自動車の燃料タン
ク支持構造を示す車体前後方向から見た断面図である。
ク支持構造を示す車体前後方向から見た断面図である。
【図7】図6の7−7線に沿った断面図である。
【図8】(A)は本発明の第1実施形態の変形例に係る
自動車の燃料タンク支持構造の燃料タンク支持部を示す
車体斜め後方から見た斜視図であり、(B)は本発明の
第1実施形態の変形例に係る自動車の燃料タンク支持構
造の燃料タンクバンドを示す車体斜め後方から見た斜視
図である。
自動車の燃料タンク支持構造の燃料タンク支持部を示す
車体斜め後方から見た斜視図であり、(B)は本発明の
第1実施形態の変形例に係る自動車の燃料タンク支持構
造の燃料タンクバンドを示す車体斜め後方から見た斜視
図である。
【図9】従来の実施形態に係る自動車の燃料タンク支持
構造を示す断面図である。
構造を示す断面図である。
10 自動車車体 12 リヤフロアパネル(車体フロア) 14 燃料タンク 16 燃料タンク 18 補強パネル(車体剛性保持部材) 20 タンク支持フレーム(燃料タンク取付部材) 26 タンク支持フレームのタンク支持部 27 タンク支持フレームの補強部 42 バンド支持ブラケット 48 タンクバンド 50 バンド支持ブラケット 60 バンド支持ブラケット 66 タンクバンド 68 バンド支持ブラケット 78 クロスメンバ(車体剛性保持部材) 80 クロスメンバ(車体剛性保持部材) 104 燃料タンク 106 燃料タンク 108 燃料タンク 110 リヤサイドメンバ(車体剛性保持部材) 112 リヤサイドメンバ(車体剛性保持部材) 120 タンク支持フレーム(燃料タンク取付部材) 126 タンク支持フレームのタンク支持部 127 タンク支持フレームの補強部 142 バンド支持ブラケット 148 タンクバンド 150 バンド支持ブラケット 160 バンド支持ブラケット 166 タンクバンド
Claims (2)
- 【請求項1】 車体フロアの下面側に、隣接する燃料タ
ンクに対して上下方向にオフセットした状態で配設され
た複数の燃料タンクと、 前記車体フロアの下面側に取付けられ、前記複数の燃料
タンクを保持する帯状部材を支持する燃料タンク取付部
材と、 前記車体フロアの離間した部位に略平行に配設された車
体剛性保持部材と、 前記燃料タンク取付部材に形成され、前記車体剛性保持
部材を実質的に連結する補強部と、 を備えたことを特徴とする自動車の燃料タンク支持構
造。 - 【請求項2】 前記補強部が、前記燃料タンク取付部材
に形成された隣接するタンク支持部と、これらのタンク
支持部の間に形成され、前記帯状部材を支持する帯状部
材取付部と、で形成され、前記補強部の延設方向から見
た断面形状がW字状であることを特徴とする請求項1記
載の自動車の燃料タンク支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983099A JP2000219049A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 自動車の燃料タンク支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983099A JP2000219049A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 自動車の燃料タンク支持構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000219049A true JP2000219049A (ja) | 2000-08-08 |
Family
ID=12010215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983099A Pending JP2000219049A (ja) | 1999-01-28 | 1999-01-28 | 自動車の燃料タンク支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000219049A (ja) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-01-28 JP JP1983099A patent/JP2000219049A/ja active Pending
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