JP2000218577A - ロボット制御装置 - Google Patents

ロボット制御装置

Info

Publication number
JP2000218577A
JP2000218577A JP11018218A JP1821899A JP2000218577A JP 2000218577 A JP2000218577 A JP 2000218577A JP 11018218 A JP11018218 A JP 11018218A JP 1821899 A JP1821899 A JP 1821899A JP 2000218577 A JP2000218577 A JP 2000218577A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command value
speed
robot
output
correction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11018218A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3659045B2 (ja
Inventor
Tomohiro Miyazaki
友宏 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP01821899A priority Critical patent/JP3659045B2/ja
Publication of JP2000218577A publication Critical patent/JP2000218577A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3659045B2 publication Critical patent/JP3659045B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 産業用ロボットの制御装置において、コンプ
ライアンス制御を力センサを用いずに実現する。安全性
が高く、指令値への高精度追従が可能な方式を実現す
る。 【解決手段】 外力によるロボットの変位を検出し、該
検出した変位量とその時間微分に基づいてサーボアンプ
に与える位置指令値を補正することにより、コンプライ
アンス制御を実現する。また、位置指令値の時間微分を
フィードフォワードする。 各軸サーボアンプの制御ゲ
インを変更する必要がないので、通常のサーボアンプと
同等の異常検知を行うことができ、安全性が向上する。
また、フィードフォワードにより、指令値への追従特性
が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は産業用等に広く使用
されているロボットの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は一般的なロボット制御装置を示す
ブロック図である。図において、1は各関節の位置指令
値を生成する位置指令値生成手段、101はロボットの
第1関節の位置を制御する第1関節位置サーボ手段、1
02はロボットの第2関節の位置を制御する第2関節位
置サーボ手段、103はロボットの第3関節の位置を制
御する第3関節位置サーボ手段である。また、5はロボ
ットの関節を駆動するモータ、6はモータの位置を検出
する位置検出器、7は位置検出器6で検出された位置を
微分して関節速度を出力する速度検出器である。さら
に、2は関節位置サーボの位置フィードバックループに
おける位置ゲインKp、3、4はそれぞれ、関節速度フ
ィードバックループにおける速度ゲインKv、および積
分器で、Kiは積分ゲインである。また、8は異常検知
手段である。
【0003】図6では第1関節サーボ手段101の構成
のみを詳しく描いているが、第2関節サーボ手段10
2、第3関節サーボ手段103も同様に構成されてい
る。また、図6では、3個の関節から構成されるロボッ
トの例を示しているが、関節の個数が3個以外ロボット
の場合は関節位置サーボ手段の個数が関節の数に対応し
て変化するだけで、同様に構成される。図6以外の図に
おいても同様である。
【0004】次に、図6に示した制御装置の作用を第1
関節を例に説明する。指令値生成手段1で生成された第
1関節位置指令値は第1関節位置サーボ手段101に入
力される。この位置指令値と位置検出器6で検出された
第1関節の現在位置との差が位置誤差となり、これに位
置ゲイン2を乗ずることにより速度指令値を求める。こ
の速度指令値と速度検出器7で検出された関節速度との
差が速度偏差となる。この速度偏差に速度ゲインKvを
乗じた値と、これを積分器4で積分し、積分ゲインKi
を乗じた値とを加算することによりトルク指令を求め、
該トルク指令によりモータ5を駆動する。
【0005】また、通常の関節位置サーボ手段では、安
全性を高めるため、いくつかの異常検知手段が設けられ
ている。8の異常検知手段はその一つを示したものであ
り、指令値と実際のモータ位置との位置誤差が設定値よ
りも大きくなった場合には関節位置サーボ手段101に
何らかの異常が発生したものと判断して、ロボットを緊
急停止させるなどの処置を取るようになっている。
【0006】従来のロボット制御装置は上記のように構
成され、指令値生成手段1で生成された位置指令値に精
度よく追従するように、ロボットの各関節位置を制御し
ている。一般に、位置制御ゲインKp、および、速度制
御ゲインKvを大きく設定する程、高速・高精度の制御
が実現できることから、ロボット制御装置においても、
Kp、Kvを出来るだけ大きく設定することにより、指
令値に高速・高精度に追従する制御を実現している。
【0007】しかし、このような制御ではロボットが何
らかの原因で外部の物体に接触した場合などには作業を
続行することが不可能となる場合がある。これは、接触
している物体が障害物となり、ロボットが指令された位
置に到達できないにもかかわらず、制御装置は、この物
体に抗して、ロボットを指令された位置に移動させよう
とするためである。そのため、過大なモータトルクが発
生し、ロボットやワークの破損、または、ロボットの異
常停止を招くことになる。特に、嵌め合い作業などで
は、ロボットが把持している部品と外部に固定されたワ
ークとが接触することが前提となっているため、ワーク
の位置が少しでもずれていると作業が出来なくなる。
【0008】このような不都合を回避するため、たとえ
ば、特開昭63−139678に開示されているような
コンプライアンス制御が用いられる。この先行技術に示
されたコンプライアンス制御は、力センサを用いてロボ
ットの先端に作用する外力を検出し、検出した外力に基
づいてロボットの動作を制御するものである。これによ
り、ロボットが外部の物体に接触した場合でも、接触力
を検出しながらロボットを制御するので、過大なモータ
トルクを発生することなく、柔軟な制御を達成すること
ができる。しかし、この先行技術では構造が複雑で高価
な力センサを必要とすると言う問題点があった。
【0009】他の先行技術は、たとえば、特開平6−3
32538号公報に開示されている。この先行技術で
は、力センサを用いずにコンプライアンス制御と同等の
機能を実現している。図7は特開平6−332538号
公報に開示された従来技術によるコンプライアンス制御
方法を示すブロック図である。図7は第1関節の関節位
置サーボ手段のみを示したものであり、図6と同一、ま
たは相当部分には同一の番号を付して示している。
【0010】この制御方法では、ロボットの各関節を駆
動する関節位置サーボ手段のゲインを変更可能とし、必
要に応じて、位置ゲインKp、および、速度ゲインKv
を小さく設定することにより、過大なモータトルクの発
生を防止するものである。位置ゲインKpを小さくする
と、位置偏差に該ゲインKpが乗じられて得られる速度
指令値も通常の制御時よりも小さな値となる。これにと
もない、該速度指令とモータ速度との差である速度偏差
も通常時よりも小さくなり、さらに速度ゲインKvも小
さな値に設定されているので、速度偏差に速度ゲインK
vを乗じた値も小さくなる。また、速度制御ループの積
分器の出力は小さな値にクランプされて出力されるよう
になっており、このため、トルク指令は大きな値となる
ことはなく、過大なモータトルクが発生することがなく
なる。
【0011】これにより、ロボットが外部の障害物に接
触して位置誤差が大きくなった場合でも、過大な力が作
用することがなくなり、ロボットやワークを破損するこ
となく作業を続行することが出来るようになる。また、
嵌め合い作業で、ワークの位置がずれているような場合
でも、ワークとロボットとの接触によって生じる外力に
よりロボットの各関節が受動的に変位させられ、ワーク
位置のずれに合わせてロボットの位置が補正されること
になる。これにより、嵌め合い作業を円滑に行うことが
できるようになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来技
術では、必要に応じて各関節の位置サーボ手段の位置ゲ
インKpと速度ゲインKvを小さな値に変更するように
構成されており、これにより、過大なモータトルクが発
生するのを防止している。また、ロボットに外部から力
が作用した場合には、この外力により各関節が受動的に
変位することにより、ワークの位置ずれを吸収するよう
に構成されていた。したがって、ロボットに大きな外力
が作用する場合には、各関節のサーボ系に与えられる指
令値と実際のモータ位置との偏差が大きくなるが、これ
は、該制御方法が正常に作用しているためである。図6
に示した通常のロボット制御装置では、安全性を高める
ため、上記のように指令値と実際のモータ位置との偏差
が大きくなった場合にはサーボ制御装置に何らかの異常
があるものと判断している。一方、図7に示した制御方
法では、サーボ制御手段が正常に作用している場合にも
上記のように大きな偏差が出ることがあるため、この異
常検知が出来なくなり、安全性が低下すると言う問題が
あった。
【0013】また、図6に示した通常のロボット制御装
置では、与えられた位置指令値に高速・高精度に追従す
る制御を実現するため、位置ゲインKp、および、速度
ゲインKvを出来るだけ大きな値に設定していた。とこ
ろが、図7に示す制御方法では、位置ゲインKpと速度
ゲインKvを小さな値に変更するため、指令値への追従
が高精度には出来なくなると言う問題点があった。
【0014】本発明は、図7に示した先行技術の問題点
を解決するためになされたものであり、図7で実現され
ていたコンプライアンス制御機能を、安全性を犠牲にす
ることなく実現し、同時に指令値への高精度な追従を可
能とするロボット制御装置を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の第1および第3
の構成によるロボット制御装置は、ロボットに外力が作
用したとき、外力によるロボットの変位を検知し、該検
知された変位に基づいてロボットの位置指令値を補正
し、該補正された位置指令値を関節位置サーボ手段にサ
ーボ指令値として与えるものである。
【0016】また、発明の第2および第4の構成による
ロボット制御装置は、第1および第3の構成によるロボ
ット制御装置に加えて、指令値生成手段で生成された位
置指令値の時間微分をフィードフォワード項として、サ
ーボ指令値に加算するように構成したものである。
【0017】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1であるロボット制御装置を示すブロック図で
あり、図6と同一または相当部分には同じ番号を付して
示している。図において、201は第1関節の指令値補
正手段であり、以下のように構成される。すなわち、1
1は位置指令値生成手段1で生成された位置指令値と位
置検出器6で検出されたモータ位置との差を計算する位
置誤差計算手段、12は上記位置誤差計算手段11の出
力と任意の値に設定された位置ゲイン補正係数Kcpと
の積を計算する補正量計算手段、13は上記補正量計算
手段12の出力に上記各関節の現在位置を加算する加算
手段、14は位置検出器6で検出されたモータ位置を微
分することにより関節速度を計算する速度検出手段、1
5は上記関節速度に任意に設定された速度ゲイン補正係
数Kcvを乗ずる速度ゲイン補正手段、16は上記速度
ゲイン補正手段15の出力と上記加算手段13の出力と
を加算して補正指令値を計算する補正指令値計算手段で
ある。上記補正指令値計算手段16の出力は各関節のサ
ーボ指令値として第1関節位置サーボ手段101に入力
される。また、202は第2関節の指令値補正手段、2
03は第3関節の指令値補正手段であり、上記第1関節
の指令値補正手段201と同様に構成されている。
【0018】図1に示した制御装置の作用を説明するた
めに、該ブロック図を等価変換する。 Kcp=K1*K2 Kcv=(1−K2)/Kp とおいて、第1関節の指令値補正手段201と関節位置
サーボ手段101の部分を等価変換すると図2に示すブ
ロック図となる。図2において、K1*Kpを新たに位
置ゲインKpと見なし、K2*Kvを新たに速度ゲイン
Kvと見なすと、図2のブロック図と図7に示した従来
技術によるブロック図とは同じものとなる。しかも、図
2に示す実施の形態では上式のK1、K2を適当に設定
することにより、図7の従来技術と同様に位置ゲインと
速度ゲインを自由に変更できるようになっている。つま
り、図1に示した制御方式では、位置ゲイン補正係数K
cpと速度ゲイン補正係数Kcvを変更することによ
り、関節サーボ手段に含まれる位置ゲインKpと速度ゲ
インKvを変更することなく、図7に示した制御方式と
全く同じコンプライアンス制御を果たすことができる。
【0019】図1に示す制御方式では、関節位置サーボ
手段に与えるサーボ指令値を補正することにより、コン
プライアンス制御を実現しており、関節位置サーボ手段
に含まれる位置ゲインKpと速度ゲインKvは変更して
いない。したがって、関節位置サーボ手段は通常の制御
手段と同様に、与えられたサーボ指令に対して高速・高
精度にモータを追従させるように制御しており、サーボ
指令と実際のモータ位置との差である位置誤差が、従来
技術によるコンプライアンス制御方法のように大きくな
ることはない。これにより、位置誤差が大きくなった場
合は、関節位置サーボ手段に何らかの異常があるものと
判断することができ、図6に示した通常のサーボ制御手
段と同様の異常検知を行うことができるようになる。
【0020】実施の形態2.図3は本発明の実施の形態
2であるロボット制御装置を示すブロック図であり、図
1と同一または相当部分には同じ番号を付して示してい
る。図において、17は位置指令値の時間微分を求める
微分手段であり、18は上記位置指令値の時間微分に速
度フィードフォワード係数Kfを乗ずる速度フィードフ
ォワード手段である。
【0021】図3において、 Kcp=K1*K2 Kcv=(1−K2)/Kp Kf=K2/Kp とおいて、図1と同様に等価変換すると図4に示すブロ
ック図が得られる。これは、図7に示す従来技術に指令
速度のフィードフォワードを付加したものと等価とな
る。コンプライアンス制御を実現するために位置ゲイン
Kp、速度ゲインKvを小さく設定すると関節位置指令
値に高精度に追従できなくなるが、本発明では、指令値
速度のフィードフォワードを付加することにより、指令
値への追従特性を改善することができ、モータ位置を指
令値へ高精度に追従させることができるようになる。
【0022】なお、この実施の形態では、フィードフォ
ワード係数Kfを、Kf=K2/Kpとしているが、こ
の値に限るものではなく、ロボットの動きを見ながら調
整することで、より良い性能を得ることができるように
なる。
【0023】実施の形態3.図5は本発明の実施の形態
3であるロボット制御装置を示すブロック図であり、図
3と同一または相当部分には同じ番号を付して示してい
る。図において、22は各関節の位置検出器6で検出さ
れたモータ位置を直交座標系におけるロボットの位置に
変換する座標変換手段である。
【0024】301は直交座標における指令値補正手段
であり、以下のように構成される。すなわち、11は位
置指令値生成手段1で生成された直交系位置指令値と座
標変換手段22で求めたロボット位置との差を計算する
位置誤差計算手段、12は上記位置誤差計算手段11の
出力と任意の値に設定された位置ゲイン補正行列Kcp
との積を計算する補正量計算手段、13は上記補正量計
算手段12の出力に上記直交座標系におけるロボットの
位置を加算する加算手段、14は上記直交座標系におけ
るロボットの位置を微分することにより直交座標系にお
けるロボットの速度を計算する速度検出手段、15は上
記直交座標系におけるロボットの速度に任意に設定され
た速度ゲイン補正行列Kcvを乗ずる速度ゲイン補正手
段、16は上記速度ゲイン補正手段15の出力と上記加
算手段13の出力とを加算して直交座標系における補正
指令値を計算する補正指令値計算手段である。また、2
1は直交座標系における補正指令値を関節座標系に変換
する逆変換手段であり、上記補正指令値計算手段16の
出力は逆変換手段により、各関節のサーボ指令値に変換
され、第1関節位置サーボ手段101〜103に入力さ
れる。
【0025】101、102、103はそれぞれ、第1
関節、第2関節、第3関節の関節位置サーボ手段であ
り、図1における101、102、103と同じもので
ある。また、上記の位置ゲイン補正行列Kcp、およ
び、速度ゲイン補正行列Kcvは直交座標系の各軸方向
の柔らかさを指定するパラメータを要素とする対角行列
である。
【0026】図5に示す実施の形態3は、図3に示す実
施の形態2を直交座標系における表現に書き直したもの
であり、図3とほぼ同様に作用し、コンプライアンス制
御を実現すると同時に、指令値へも高精度に追従する制
御を実現することができる。
【0027】本発明の第1および第2の構成によるロボ
ット制御装置は、駆動部の座標系例えば関節座標系にお
いてコンプライアンス制御を実現するものであり、各関
節のサーボ制御の柔らかさを調整するものである。これ
に対して、実施の形態3に示す本発明の第3および第4
によるロボット制御装置は直交座標系でコンプライアン
ス制御を実現するものであり、直交座標系の各軸方向の
柔らかさを独立に調整することができる。たとえば、嵌
め合い作業では、挿入方向には剛性を高く設定し、挿入
方向と直交する方向には剛性を低く設定して柔らかい制
御をするのが良いと言われている。第3および第4の構
成によるロボッット制御装置はこのような機能を実現す
るものであり、位置ゲイン補正行列Kcp、および、速
度ゲイン補正行列Kcvの値を変更することにより、直
交座標系の各軸方向の柔らかさを任意に設定することが
できる。
【0028】以上の説明は駆動部がロボットの関節であ
る場合について説明したが、本発明はこれに限らずロボ
ットの手、手首など他の駆動部も対象となり得る。
【0029】
【発明の効果】本発明の第1および第3の構成によるロ
ボット制御装置によれば、駆動部位置サーボ手段の位置
ゲインKpと速度ゲインKvを変更することなく、該駆
動部位置サーボ手段に与えるサーボ指令値を補正するこ
とによりコンプライアンス制御を実現しているので、通
常のサーボ手段と同様の異常検知を行うことができ、安
全性の高い制御装置を得ることができる。
【0030】また、本発明の第2および第4の構成によ
るロボット制御装置によれば、指令速度のフィードフォ
ワードを付加することにより、コンプライアンス制御と
指令値への高精度な追従とを同時に実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1であるロボット制御装
置を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1であるロボット制御装
置の作用を説明するためのブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態2であるロボット制御装
置を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態2であるロボット制御装
置の作用を説明するためのブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態3であるロボット制御装
置を示すブロック図である。
【図6】 一般的なロボット制御装置を示すブロック図
である。
【図7】 従来技術によるコンプライアンス制御方法を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 位置指令値生成手段、2 位置ゲイン、3 速度ゲ
イン、4 積分器、5モータ、6 位置検出器、7 速
度検出器、8 異常検知手段、11 位置誤差計算手
段、12 補正量計算手段、13 加算手段、14 速
度検出手段、15 速度ゲイン補正手段、16 補正指
令値計算手段、17 微分手段、18速度フィードフォ
ワード手段、21 逆変換装置、22 座標変換装置、
101第1関節位置サーボ手段、102 第2関節位置
サーボ手段、103 第3関節位置サーボ手段、201
第1関節の指令値補正手段、202 第2関節の指令
値補正手段、203 第3関節の指令値補正手段、30
1 指令値補正手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G05D 3/12 306 G05B 19/18 J Fターム(参考) 3F059 FB30 FC03 5H004 GA05 GB16 HA07 HB07 HB08 JA03 JA12 JA22 JB08 KA65 KB02 KB03 KB04 KB13 KB32 KB39 LA18 MA19 5H269 AB33 BB03 CC09 GG01 GG06 NN02 5H303 AA10 BB03 BB15 CC02 EE03 FF03 JJ02 KK18 KK28 LL05 MM05 9A001 GG16 HH19

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられたサーボ指令値に追従するよう
    にロボットの各駆動部の位置を制御する駆動部位置サー
    ボ手段を備え、該駆動部位置サーボ手段は駆動部位置フ
    ィードバックループと駆動部速度フィードバックループ
    とを備えて構成されるロボット制御装置において、上記
    ロボットの各駆動部の位置指令値と該各駆動部の現在位
    置との差を計算する位置誤差計算手段と、上記位置誤差
    計算手段の出力と任意の値に設定された位置ゲイン補正
    係数との積を計算する補正量計算手段と、上記補正量計
    算手段の出力に上記各駆動部の現在位置を加算する加算
    手段と、上記ロボットの各駆動部の速度に任意に設定さ
    れた速度ゲイン補正係数を乗ずる速度ゲイン補正手段
    と、上記速度ゲイン補正手段の出力と上記加算手段の出
    力とを加算して補正指令値を計算する補正指令値計算手
    段とを備え、上記補正指令値計算手段の出力を各関節の
    サーボ指令値として上記駆動部位置サーボ手段に入力す
    ることを特徴とするロボット制御装置。
  2. 【請求項2】 各駆動部の位置指令値の時間微分に速度
    フィードフォワード係数を乗ずる速度フィードフォワー
    ド手段を付加し、上記補正指令値計算手段において、上
    記加算手段の出力と上記速度ゲイン補正手段の出力と上
    記速度フィードフォワード手段の出力とを加算して補正
    指令値を計算することを特徴とするロボット制御手段を
    備えたことを特徴とする請求項1記載のロボット制御装
    置。
  3. 【請求項3】与えられたサーボ指令値に追従するように
    ロボットの各駆動部の位置を制御する駆動部位置サーボ
    手段を備え、該駆動部位置サーボ手段は駆動部位置フィ
    ードバック手段と駆動部速度フィードバック手段とを備
    えて構成されるロボット制御装置において、任意に設定
    された直交座標系におけるロボットの現在位置を計算す
    る座標変換手段と、上記直交座標系におけるロボットの
    移動速度を計算する速度計算手段と、上記直交座標系を
    基準として与えられた直交位置指令値と上記ロボットの
    現在位置との差を計算する位置誤差計算手段と、上記位
    置誤差計算手段の出力と任意に設定された位置ゲイン補
    正係数との積を計算する補正量計算手段と、上記補正量
    計算手段の出力に上記ロボットの現在位置を加算する加
    算手段と、上記ロボットの移動速度に速度ゲイン補正係
    数を乗ずる速度ゲイン補正手段と、上記速度ゲイン補正
    手段の出力と上記加算手段の出力とを加算して補正指令
    値を計算する直交補正指令値計算手段と、上記直交補正
    指令値計算手段の出力を駆動部位置指令値に変換する逆
    変換手段とを備え、上記逆変換手段の出力を各駆動部の
    サーボ指令値として上記駆動部位置サーボ手段に入力す
    ることを特徴とするロボット制御装置。
  4. 【請求項4】 直交位置指令値の時間微分に速度フィー
    ドフォワード係数を乗ずる速度フィードフォワード手段
    と、上記加算手段の出力と上記速度ゲイン補正手段の出
    力と上記速度フィードフォワード手段の出力とを加算し
    て上記直交補正指令値を計算する直交補正指令値計算手
    段を備えたことを特徴とする請求項3記載のロボット制
    御装置。
JP01821899A 1999-01-27 1999-01-27 ロボット制御装置 Expired - Lifetime JP3659045B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01821899A JP3659045B2 (ja) 1999-01-27 1999-01-27 ロボット制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01821899A JP3659045B2 (ja) 1999-01-27 1999-01-27 ロボット制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000218577A true JP2000218577A (ja) 2000-08-08
JP3659045B2 JP3659045B2 (ja) 2005-06-15

Family

ID=11965516

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01821899A Expired - Lifetime JP3659045B2 (ja) 1999-01-27 1999-01-27 ロボット制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3659045B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009118689A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Okuma Corp モータの制御装置
JP2009538593A (ja) * 2006-05-26 2009-11-05 カーハーエス・アクチエンゲゼルシヤフト 制御駆動装置
JP2010152460A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Toyota Motor Corp 倒立型移動体及びその異常判断方法
WO2013065859A1 (en) * 2011-11-01 2013-05-10 Olympus Corporation Surgical support device
US20130184868A1 (en) * 2012-01-17 2013-07-18 Seiko Epson Corporation Robot controller, robot system, robot control method
EP2619867A4 (en) * 2010-12-16 2015-05-06 St Jude Medical Atrial Fibrill SYSTEM AND METHOD FOR THE AUTOMATIC DETECTION AND PREVENTING THE ROTATION OF A MOTOR
US9050721B2 (en) 2012-01-17 2015-06-09 Seiko Epson Corporation Robot controller, robot system, robot control method
US9073207B2 (en) 2012-12-17 2015-07-07 Hyundai Motor Company Method for improving sensitivity of robot
JP5791815B2 (ja) * 2013-03-07 2015-10-07 株式会社牧野フライス製作所 工作機械の送り軸制御方法および送り軸制御装置
CN110497409A (zh) * 2019-08-14 2019-11-26 深圳市烨嘉为技术有限公司 用于驱控一体化控制系统的无传感化主动柔顺控制模块
JP7382897B2 (ja) 2019-06-14 2023-11-17 三菱電機株式会社 ロボット制御装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6433602A (en) * 1987-07-30 1989-02-03 Kobe Steel Ltd Robot controller
JPH08227320A (ja) * 1995-02-21 1996-09-03 Fanuc Ltd 直交座標系上で柔らかさが調節可能なサーボ系
JPH09319425A (ja) * 1996-05-29 1997-12-12 Kobe Steel Ltd 部品の組立方法及び組立装置
JPH11231941A (ja) * 1998-02-10 1999-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 位置決め制御方法とその装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6433602A (en) * 1987-07-30 1989-02-03 Kobe Steel Ltd Robot controller
JPH08227320A (ja) * 1995-02-21 1996-09-03 Fanuc Ltd 直交座標系上で柔らかさが調節可能なサーボ系
JPH09319425A (ja) * 1996-05-29 1997-12-12 Kobe Steel Ltd 部品の組立方法及び組立装置
JPH11231941A (ja) * 1998-02-10 1999-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 位置決め制御方法とその装置

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8757358B2 (en) 2006-05-26 2014-06-24 Khs Gmbh Labeling machine for labeling containers, such as bottles, cans, and similar containers
JP2009538593A (ja) * 2006-05-26 2009-11-05 カーハーエス・アクチエンゲゼルシヤフト 制御駆動装置
JP2009118689A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Okuma Corp モータの制御装置
JP2010152460A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Toyota Motor Corp 倒立型移動体及びその異常判断方法
US9825455B2 (en) 2010-12-16 2017-11-21 St. Jude Medical, Atrial Fibrillation Division, Inc. System and method of automatic detection and prevention of motor runaway
EP2619867A4 (en) * 2010-12-16 2015-05-06 St Jude Medical Atrial Fibrill SYSTEM AND METHOD FOR THE AUTOMATIC DETECTION AND PREVENTING THE ROTATION OF A MOTOR
JP2013094452A (ja) * 2011-11-01 2013-05-20 Olympus Corp 手術支援装置
US9326824B2 (en) 2011-11-01 2016-05-03 Olympus Corporation Surgical support device
WO2013065859A1 (en) * 2011-11-01 2013-05-10 Olympus Corporation Surgical support device
US9020642B2 (en) * 2012-01-17 2015-04-28 Seiko Epson Corporation Robot controller, robot system, robot control method
US20130184868A1 (en) * 2012-01-17 2013-07-18 Seiko Epson Corporation Robot controller, robot system, robot control method
US9050721B2 (en) 2012-01-17 2015-06-09 Seiko Epson Corporation Robot controller, robot system, robot control method
US9517562B2 (en) 2012-01-17 2016-12-13 Seiko Epson Corporation Robot controller, robot system, robot control method
US9073207B2 (en) 2012-12-17 2015-07-07 Hyundai Motor Company Method for improving sensitivity of robot
JP5791815B2 (ja) * 2013-03-07 2015-10-07 株式会社牧野フライス製作所 工作機械の送り軸制御方法および送り軸制御装置
JP7382897B2 (ja) 2019-06-14 2023-11-17 三菱電機株式会社 ロボット制御装置
CN110497409A (zh) * 2019-08-14 2019-11-26 深圳市烨嘉为技术有限公司 用于驱控一体化控制系统的无传感化主动柔顺控制模块

Also Published As

Publication number Publication date
JP3659045B2 (ja) 2005-06-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7183739B2 (en) Synchronous control device
JP5327722B2 (ja) ロボットの負荷推定装置及び負荷推定方法
KR940003005B1 (ko) 동기형 교류 서보모터의 속도제어방법
EP1505463B1 (en) Position control device and position control method for machine tools
JP2004355632A (ja) スライディングモード制御器を有するモーションコントローラ
JP2000218577A (ja) ロボット制御装置
EP1023973B1 (en) Robot control method and device
JP4867105B2 (ja) 数値制御装置
JP4639417B2 (ja) ロボットの制御装置
JP2604929B2 (ja) ロボットの制御装置
JP3286842B2 (ja) ロボットの柔軟制御装置
JP2003216243A (ja) ロボットの制御装置
JP2008217410A (ja) アクチュエータ制御装置およびアクチュエータ制御方法
JPS60263206A (ja) マニピユレ−タの制御装置
JP5660482B2 (ja) 工作機械の送り駆動系の制御方法及び制御装置
JPH04271290A (ja) 駆動制御装置
JPH0285902A (ja) フィードフォワード制御装置
GB2146801A (en) Control of robots
JPH11345010A (ja) ロボットの制御装置
JP4513071B2 (ja) ロボットの制御装置
JP2008217405A (ja) アクチュエータ制御装置およびアクチュエータ制御方法
WO2018142868A1 (ja) 位置制御装置及び方法
JP2003047269A (ja) サーボ制御装置
JP3308656B2 (ja) サーボモータの制御方法
JPH07314363A (ja) 多関節マニピュレータの運動制御方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080325

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090325

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100325

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100325

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110325

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110325

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120325

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130325

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130325

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140325

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term