JP2000217387A - 車両用ファンモ―タの起動方法及び車両用ファンモ―タの駆動装置 - Google Patents

車両用ファンモ―タの起動方法及び車両用ファンモ―タの駆動装置

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JP2000217387A
JP2000217387A JP11015841A JP1584199A JP2000217387A JP 2000217387 A JP2000217387 A JP 2000217387A JP 11015841 A JP11015841 A JP 11015841A JP 1584199 A JP1584199 A JP 1584199A JP 2000217387 A JP2000217387 A JP 2000217387A
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fan
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Kazuyoshi Horiuchi
和好 堀内
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用ファンが既に回転している場合には、
強制的にロータを回転させる同期運転を行うことなく、
モータをスムースにセンサレス運転に移行することので
きる車両用ファンモータの起動方法と車両用ファンモー
タの駆動装置を提供する。 【解決手段】 車両あるいは車両用空調装置の制御状態
からブロアファン2bが回転しているかどうかを判定
し、ブロアファン2bが回転していると判定した場合に
は、ブロアファンモータ10のステータ巻線12に発生
する誘起電圧を測定し、この誘起電圧の周波数が所定の
値K以上になった場合には上記モータ10をセンサレス
運転により起動させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブロアファンやラ
ジエータファン等を駆動させる車両用ファンモータの起
動方法とその駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ブロアファンやラジエータファン
等を駆動させる車両用ファンモータとしては、一般に直
流ブラシレスモータが用いられている。直流ブラシレス
モータには、ホール素子等の位置検出素子により回転子
(ロータ)の位置を検出し、この位置検出信号に基づい
て上記モータのステータ巻線に通電する電流を制御しモ
ータを駆動するものと、位置検出素子を持たず、ロータ
の回転によりステータ巻線に発生する誘導電圧からロー
タの位置を検出し、この位置検出信号に基づいてモータ
をセンサレス運転するものとがある。上記センサレスの
モータを起動させる場合には、周知のように、はじめに
ステータ巻線に予め決められた通電パターンに従った電
流を流し、ロータを回転させる同期運転を行った後、上
記ロータの回転による誘導電圧をステータ巻線で検出し
てロータの位置を検出し、この位置検出信号に基づいて
ステータ巻線への電流を切換えてセンサレス運転に移行
する起動方法が一般的である。ブロアファンやラジエー
タファンブ等の車両用ファンを駆動するファンモータが
センサレスのモータである場合には、ファンが停止して
いる状態ではステータ巻線に誘導電圧が発生していない
のでロータ位置を検出することができない。したがっ
て、センサレスのファンモータを起動させる場合には、
上述したように、はじめにロータを強制的に回転させ
(同期運転)、誘導電圧が検出可能となった時点で誘導
電圧検出運転(センサレス運転)に切換えるようにして
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両用
ファンでは、車両の運転時には走行風によって既にファ
ン、すなわちロータが回転し、車両用ファンモータのス
テータ巻線に誘導電圧が発生している場合がある。車両
用ファンでは上記ロータの回転方向は常にモータ駆動時
の回転方向と同一である。従来は、このような場合で
も、モータの起動時にはロータを強制的に回転させる同
期運転を行っていた。このようにロータが回転している
ときにロータを強制的に回転させた場合には、上記ロー
タを一旦固定させることになり、ロータが振動させ、脱
調を引き起こしたり、モータが異音を発生するなどの問
題点があった。また、車両では電源の瞬断が発生した時
などは、その直後にはモータがまだ誘導電圧を検出する
のに十分な速度で回転しており、上記モータを直ちに再
起動した場合にも上記と同様の問題が発生し、特に異音
の発生が顕著であった。
【0004】本発明は、従来の問題点に鑑みてなされた
もので、車両用ファンが既に回転している場合には、強
制的にロータを回転させる同期運転を行うことなく、モ
ータをスムースにセンサレス運転に移行することのでき
る車両用ファンモータの起動方法を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の車両用ファンモータの起動方法は、車両あるいは車両
用空調装置の制御状態から車両用ファンが回転している
かどうかを判定し、車両用ファンが回転していると判定
した場合には、車両用ファンモータのステータ巻線に発
生する誘起電圧を測定し、この誘起電圧の電圧値あるい
は周波数が所定の値以上になった場合には、上記モータ
をセンサレス運転により起動させるようにしたものであ
る。
【0006】請求項2に記載の車両用ファンモータの駆
動装置は、車両あるいは車両用空調装置の制御状態に基
づいて車両用ファンが回転しているかどうかを判定する
とともに、上記車両用ファンが回転している場合には、
上記モータのステータ巻線に発生する誘導電圧信号の周
波数が予め所定の値以上であるかどうかを判定する判定
回路を備え、上記車両用ファンが所定の回転速度以上で
回転している場合には、上記モータをセンサレス運転に
より起動させるようにしたものである。
【0007】請求項3に記載の車両用ファンモータの駆
動装置は、車両が走行中である場合には、車両用ファン
が回転していると判定するようにしたものである。
【0008】請求項4に記載の車両用ファンモータの駆
動装置は、送風スイッチが一旦オン・オフされた後、再
びオン状態となっている場合には、車両用ファンが回転
していると判定するようにしたものである。
【0009】請求項5に記載の車両用ファンモータの駆
動装置は、送風スイッチがオン状態で、イグニッション
キーが一旦オン・オフされた後、再びオン状態となって
いる場合には、車両用ファンが回転していると判定する
ようにしたものである。
【0010】請求項6に記載の車両用ファンモータの駆
動装置は、空調装置あるいはファン制御装置が一旦リセ
ットされた後、復帰した場合には、車両用ファンが回転
していると判定するようにしたものである。
【0011】請求項7に記載の車両用ファンモータの駆
動装置は、ファン回転中の電流の瞬断あるいは電圧低下
による瞬低により、空調装置あるいはファン制御装置を
リセットされた時には、車両用ファンが回転していると
判定するようにしたものである。
【0012】請求項8に記載の車両用ファンモータの駆
動装置は、ファン制御装置が保護機能動作により一旦停
止した後、復帰した場合には、車両用ファンが回転して
いると判定するようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づき説明する。図1は、本発明の実施の形
態に係わる車両用空調装置の構成の概要を示す図で、1
は制御装置、2はインテークドア2a,ブロアファン2
b,エバポレータ2c,ヒータ2d,ミックスドア2
e,上部吹出し口2f,下部吹出し口2g,吹出し口切
換ドア2hとを備えたエアダクト、3は空調空気の温度
や風量等の設定を行う設定パネル、4a〜4hは上記エ
アダクト2のインテークドア2aやミックスドア2eの
開度調整等を行う駆動装置である。設定パネル3には、
空調装置のオン・オフを行うA/Cスイッチ3a及びオ
フスイッチ3b,空調の自動運転スイッチ3c,空調空
気の吹出しモードスイッチ3a,風量設定スイッチ3
e,フロント吹出しスイッチ3f,内外気切換えスイッ
チ3gの各スイッチと、温度設定ダイヤル3hと、LE
D表示部3iとが設けられている。また、制御装置1
は、上記設定パネル3の内外気切換えスイッチ3gから
の切換え信号や温度設定ダイヤル3h及び風量設定スイ
ッチ3eで設定された目標温度Ti及び目標風量Wi、更
には、図示しないフロントパネルの下方に設置された内
気温センサからの車室内温度Ti,車両のバンパー近傍
に設置された外気温センサからの外気温Ta,フロント
パネルの上部に設置された日射センサからの日射量Ts
等に応じて、エアダクト2のインテークドア2aやミッ
クスドア2eの開度あるいはブロアファン2bの駆動電
圧等を制御する制御信号を各駆動装置4a〜4hに出力
する。
【0014】本実施の形態においては、上記ブロアファ
ン2bを駆動するモータとして、図2の模式図に示すよ
うに、位置検出素子を持たず、ロータ11の回転により
ステータ巻線12に発生する誘導電圧からロータ11の
位置を検出し、この位置検出信号に基づいてモータをセ
ンサレス運転するセンサレスの直流ブラシレスモータ1
0を用いている。図3は、ブロアファン2bの駆動装置
4bの構成を示す図で、永久磁石回転子(ロータ)11
と、A相,B相,C相を構成するステータ巻線12A,
12B,12Cとを備えた直流ブラシレスモータ10
を、スイッチングトランジスタと転流ダイオードから成
るコミュテータ部13と直流電源14とを備えた駆動回
路15により駆動するものである。16はロータ11の
回転により各ステータ巻線12A,12B,12Cに誘
起される誘導電圧信号からロータ11の回転位置を検出
し位置検出信号(センサレス信号)ZA〜ZCを出力する
位置検出回路で、17は上記位置検出回路16からのセ
ンサレス信号ZA〜ZCに基づいて直流ブラシレスモータ
10をセンサレス運転するための転流制御信号AU〜CL
を出力する駆動信号発生部18と、直流ブラシレスモー
タ10を同期運転によって起動し加速するための同期信
号SSを出力する同期信号発生部19と、上記コミュテ
ータ部13の各スイッチングトランジスタのベースに与
える制御信号を切換える制御信号切換部20と、車両用
空調装置の制御装置1から送られてくる車両あるは車両
用空調装置の制御状態に基づいてブロアファンが回転し
ているかどうかを判定するとともに、ブロアファンが回
転している場合には、上記位置検出回路16を介して入
力される各ステータ巻線12A,12B,12Cに誘起
される誘導電圧信号の周波数が予め所定の値K以上であ
るかどうかを判定し、その判定結果を上記制御信号切換
部20に出力する判定回路とを備えた制御回路である。
なお、上記判定に使用する車両の制御状態としては、イ
グニッションキーの状態や車両の走行状態等があり、車
両用空調装置の制御状態としては送風スイッチのオン・
オフやインテークドア2aの状態等がある。
【0015】上記ブロアファン2bは、車室内あるいは
車室外の空気をエアダクト2内に取り込むため、インテ
ークドア2aの直後に設置されているので、上記モータ
10が駆動されていない場合でも、インテークドア2a
が外気導入状態である場合には、走行風によってブロア
ファン2bすなわちモータ10のロータ11が回転して
いる場合がある。このとき、上記ロータ11の回転によ
りモータ10のステータ巻線12に発生している誘導電
圧が大きければ、同期運転を行うことなく、上記誘導電
圧に基づいてロータ11の位置を検出し、モータ10を
センサレス運転することができる。
【0016】次に、上記直流ブラシレスモータ10の起
動方法について、図4のフローチャートに基づき説明す
る。ブロアファン2bのモータ10がオン状態になる
(ステップS1)と、ブロアファン2bの駆動装置4b
の判定回路21において、入力された車両あるいは車両
用空調装置の制御状態から、上記ブロアファン2bが既
に回転しているかどうかの判定を行う(ステップS
2)。ここで、車両あるいは車両用空調装置の制御状態
が、以下の(1)〜(3)の場合には、上記ブロアファ
ン2bが回転していると判定する。 (1) 車両が走行中で、かつインテークドア2aが外
気導入状態である。 (2) 送風スイッチが一旦オン・オフされた後、再び
オン状態となっている。 (3) 送風スイッチがオン状態で、イグニッションキ
ーが一旦オン・オフされた後、再びオン状態となっって
いる。 ステップS2でブロアファン2bが回転していると判定
された場合には、ブロアファンモータ10のステータ巻
線12に発生する誘起電圧を測定し、この誘起電圧の周
波数を検出し(ステップS3)、上記検出された周波数
と所定の値Kとを比較する(ステップS4)。上記検出
された周波数が上記所定の値K以上になった場合には、
判定回路21は制御信号切換部20に切換え信号を送
り、駆動信号発生部18からの制御信号を上記コミュテ
ータ部13の各スイッチングトランジスタのベースに与
えることにより、モータ10をセンサレス運転により起
動させる(ステップS5)。また、上記検出された周波
数が上記所定の値K未満である場合には、同期信号発生
部19からの制御信号を上記各スイッチングトランジス
タのベースに与えることにより、モータ10を同期運転
により起動させる(ステップS6)。また、上記ステッ
プS2でブロアファン2bが回転していないと判定され
た場合には、ステップS6に進み、ブロアファン2bの
駆動装置4bは、モータ10を同期運転により起動させ
る。
【0017】このように、本実施の形態では、車両ある
いは車両用空調装置の制御状態からブロアファン2bが
回転しているかどうかを判定し、ブロアファン2bが回
転していると判定した場合には、ブロアファンモータ1
0のステータ巻線12に発生する誘起電圧を測定し、こ
の誘起電圧の周波数が所定の値K以上になった場合には
上記モータ10をセンサレス運転により起動させるよう
にしたので、モータ10をスムースにセンサレス運転に
移行させることができる。また、ブロアファン2bが回
転していないと判定された場合、すなわちモータ10が
停止しているか低速で回転している場合のみ、モータ1
0を同期運転により起動させるようにしたので、上記ロ
ータを一旦固定させる動作をスムースに行うことがで
き、起動時の異音の発生を低減することができる。
【0018】なお、上記実施の形態では、ステータ巻線
12に発生する誘起電圧を測定し、この誘起電圧の周波
数が所定の値K以上になった場合に、モータ10をセン
サレス運転により起動させたが、上記誘起電圧の周波数
に代えて、誘起電圧の電圧値を測定し、上記電圧値が所
定の値Vk以上になった場合に、モータ10をセンサレ
ス運転により起動させようにしてもよい。また、車両あ
るいは車両用空調装置の制御状態が、以下の(4),
(5)の場合にも、上記ブロアファン2bが回転してい
ると判定するようにすれば、更に広い条件下でモータ1
0をスムースにセンサレス運転に移行させることができ
る。 (4) 空調装置あるいはファン制御装置の故障によ
り、ファン回転中の電流の瞬断あるいは電圧低下による
瞬低が起こり、空調装置あるいはファン制御装置が一旦
リセットされた後、復帰した場合。なお、上記故障とし
ては、空調装置から回転信号ラインのハーネス及びコネ
クタの接触不良や、電源ラインのハーネス及びコネクタ
の接触不良などがある。 (5) ファン制御装置が保護機能動作により一旦停止
した後、復帰した場合。
【0019】なお、上記例では、車両用ファンが車両用
空調装置のブロアファン2bである場合について説明し
たが、本発明が適用される車両用ファンはこれに限るも
のではない。例えば、ラジエータファンの場合にも、車
両の前部に設置されているので、運転時には走行風によ
って既にファンが回転しラジエータファンを駆動するモ
ータのステータ巻線に誘導電圧が発生するので、上記ブ
ロアファンモータ10と同様の方法でラジエータファン
モータを起動させることができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、車両あるいは車両用空調装置の制御状態
から車両用ファンが回転しているかどうかを判定し、上
記車両用ファンが回転していると判定した場合には、車
両用ファンモータのステータ巻線に発生する誘起電圧を
測定し、この誘起電圧の電圧値あるいは周波数が所定の
値以上になった場合には、上記モータをセンサレス運転
により起動させるようにしたので、車両用ファンモータ
をスムースにセンサレス運転に移行させることができ
る。
【0021】請求項2に記載の発明によれば、車両ある
いは車両用空調装置の制御状態に基づいて車両用ファン
が回転しているかどうかを判定するとともに、上記車両
用ファンが回転している場合には、上記誘導電圧信号の
周波数が予め所定の値以上であるかどうかを判定する判
定回路を備えたので、車両用ファンが所定の回転速度以
上で回転している場合には、上記車両用ファンモータを
確実にセンサレス運転により起動させることができる。
【0022】請求項3に記載の発明によれば、車両が走
行中である場合には、走行風により車両用ファンが回転
している確立が高いので、車両用ファンの回転判定を確
実に行うことができる。
【0023】請求項4に記載の発明によれば、送風スイ
ッチが一旦オン・オフされた後、再びオン状態となった
場合には、前回送風スイッチが一旦オン時における回転
の慣性のため車両用ファンが回転している確立が高いの
で、車両用ファンの回転判定を確実に行うことができ
る。
【0024】請求項5に記載の発明によれば、送風スイ
ッチがオン状態で、イグニッションキーが一旦オン・オ
フされた後、再びオン状態となった場合には、イグニッ
ションキーのオン時における回転の慣性のため車両用フ
ァンが回転している確立が高いので、車両用ファンの回
転判定を確実に行うことができる。
【0025】請求項6に記載の発明によれば、空調装置
あるいはファン制御装置が一旦リセットされた後、復帰
した場合には、リセット以前における回転の慣性のため
が回転している確立が高いので、車両用ファンの回転判
定を確実に行うことができる。
【0026】請求項7に記載の発明によれば、ファン回
転中の電流の瞬断あるいは電圧低下による瞬低により、
空調装置あるいはファン制御装置をリセットした時に
は、復帰時には車両用ファンが高速回転しているので、
この回転の慣性のため車両用ファンが回転している確立
が高いので、車両用ファンの回転判定を確実に行うこと
ができる。
【0027】請求項8に記載の発明によれば、ファン制
御装置が保護機能動作により一旦停止した後、復帰した
場合には、車両用ファンは高速回転していたので、この
回転の慣性のため車両用ファンが回転している確立が高
いので、車両用ファンの回転判定を確実に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係わる車両用空調装置
の概要を示す図である。
【図2】 センサレスの直流ブラシレスモータの模式図
である。
【図3】 直流ブラシレスモータの駆動回路の構成を示
す図である。
【図4】 本実施の形態に係わる車両用ブロアファンモ
ータの起動方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御装置、2 エアダクト、2a インテークド
ア、2b ブロアファン、2c エバポレータ、2d
ヒータ、2e ミックスドア、2f 上部吹出し口、2
g 下部吹出し口、2h 吹出し口切換ドア、3 設定
パネル、4a〜4h駆動装置、10 ブロアファンモー
タ、11 ロータ、12,12A,12B,12C ス
テータ巻線、13 コミュテータ部、14直流電源、1
5 駆動回路、16 位置検出回路、17 制御回路、
18 駆動信号発生部、19 同期信号発生部、20
制御信号切換部、21 判定回路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両あるいは車両用空調装置の制御状態
    から車両用ファンが回転しているかどうかを判定し、上
    記車両用ファンが回転していると判定した場合には、車
    両用ファンモータのステータ巻線に発生する誘起電圧を
    測定し、この誘起電圧の電圧値あるいは周波数が所定の
    値以上になった場合には、上記モータをセンサレス運転
    により起動させるようにしたことを特徴とする車両用フ
    ァンモータの起動方法。
  2. 【請求項2】 ロータの回転によりステータ巻線に発生
    する誘導電圧信号からロータの位置を検出し位置検出信
    号を出力する位置検出回路と、上記位置検出信号に基づ
    い車両用ファンモータを駆動するための転流制御信号を
    出力する駆動信号発生部とを備え、車両用ファンモータ
    をセンサレス運転する車両用ファンモータの駆動装置に
    おいて、車両あるいは車両用空調装置の制御状態に基づ
    いて車両用ファンが回転しているかどうかを判定すると
    ともに、上記車両用ファンが回転している場合には、上
    記誘導電圧信号の周波数が予め所定の値以上であるかど
    うかを判定する判定回路を備え、上記車両用ファンが所
    定の回転速度以上で回転している場合には、上記モータ
    をセンサレス運転により起動させるようにしたことを特
    徴とする車両用ファンモータの駆動装置。
  3. 【請求項3】 車両が走行中である場合には、車両用フ
    ァンが回転していると判定するようにしたことを特徴と
    する請求項2記載の車両用ファンモータの駆動装置。
  4. 【請求項4】 送風スイッチが一旦オン・オフされた
    後、再びオン状態となっている場合には、車両用ファン
    が回転していると判定するようにしたことを特徴とする
    請求項2記載の車両用ファンモータの駆動装置。
  5. 【請求項5】 送風スイッチがオン状態で、イグニッシ
    ョンキーが一旦オン・オフされた後、再びオン状態とな
    っている場合には、車両用ファンが回転していると判定
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載の車両用
    ファンモータの駆動装置。
  6. 【請求項6】 空調装置あるいはファン制御装置が一旦
    リセットされた後、復帰した場合には、車両用ファンが
    回転していると判定するようにしたことを特徴とする請
    求項2記載の車両用ファンモータの起動方法。
  7. 【請求項7】 上記リセットは、ファン回転中の電流の
    瞬断あるいは電圧低下による瞬低のため、空調装置ある
    いはファン制御装置をリセットしたものであることを特
    徴とする請求項2記載の車両用ファンモータの駆動装
    置。
  8. 【請求項8】 ファン制御装置が保護機能動作により一
    旦停止した後、復帰した場合には、車両用ファンが回転
    していると判定するようにしたことを特徴とする請求項
    2記載の車両用ファンモータの駆動装置。
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