JP4259173B2 - 電動圧縮機の駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に空調装置に用いられる電動圧縮機の駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
駆動源をセンサレスDCブラシレスモータとした電動圧縮機搭載の車両用空調装置として、特許文献1のものが知られている。以下、その構成について説明する。
【0003】
図22において、101は送風ダクトであり、室内送風ファン102の作用により空気導入口103から空気を吸い込み、室内熱交換器104で熱交換した空気を空気吹き出し口105から車室内に吹き出す。室内熱交換器104は、センサレスDCブラシレスモータを駆動源とする電動圧縮機106、冷媒の流れを切替えて冷房と暖房を選択するための四方切替弁107、絞り装置108および室外ファン109の作用で車室外空気と熱交換する室外熱交換器110とともに冷凍サイクルを構成している。
【0004】
111は電動圧縮機106の駆動源であるセンサレスDCブラシレスモータを運転するインバータ装置であり、室内送風ファン102、四方切替弁107、および室外送風ファン109とともに、エアコンコントローラ112により動作が制御されている。エアコンコントローラ112は、室内送風ファン102のON/OFFと強弱を設定する室内送風ファンスイッチ113、冷房・暖房・運転OFFを選択するエアコンスイッチ114、温度調節スイッチ115および車両コントローラ(図示せず)との通信を行うための通信装置116と接続されている。
【0005】
この様な構成において、例えば、室内送風ファンスイッチ113で送風ON・弱と操作され、エアコンスイッチ114により冷房が指示されると、エアコンコントローラ112は、四方切替弁107を図23の実線状態に設定し、室内熱交換器104を蒸発器、室外熱交換器110を凝縮器としてそれぞれ作用させ、室外送風ファン109をONし、室内送風ファン102を弱に設定して運転する。
【0006】
また、温度調節スイッチ115に従い、室内熱交換器104の温度を、インバータ装置111を用いて電動圧縮機106の回転数を可変することにより調節する。エアコンスイッチ114により冷暖房OFFとされると、電動圧縮機106と室外送風ファン109はOFFとなる。また、室内送風ファンスイッチ113がOFFとされると室内送風ファン102はOFFとされ、電動圧縮機106と室外送風ファン109も冷凍サイクル保護のためOFFとされる。
【0007】
一方、車両コントローラ(図示せず)から、電力節減やバッテリー保護等の理由により冷暖房OFFの指令が通信装置116経由で受信されると、エアコンコントローラ112はエアコンスイッチ114による冷暖房OFFと同様の処置をする。インバータ装置111が120度通電方式の場合、磁界変化が60度間隔(通電が60度間隔)となる関係から、電動圧縮機106の駆動源であるセンサレスDCブラシレスモータはトルク変動が生じる特性を有している。
【0008】
図23に120度通電方式の回路例を示す。同図において121はバッテリーであり、122はバッテリー121に接続されたインバータ動作用スイッチング素子であり、123はインバータ動作用ダイオードである。また、124はモータの固定子巻線を示し、125はそのモータの磁石回転子を示す。さらに、126は電源電流を検出して消費電力の算出とスイッチング素子の保護等を行うための電流センサであり、127は固定子巻線124の電圧から磁石回転子125の位置検出を行うための位相シフト回路であり、128は同じく比較回路である。そして129は電流センサ126、比較回路128等からの信号に基づいてスイッチング素子122のON/OFFを制御する制御回路である。
【0009】
このような電動圧縮機を搭載した車両用空調装置においては、車両にかかる熱負荷の環境がルームエアコンと異なり、車室内空間の広さの割に窓面積が大きく、また日陰と陽当たりを頻繁に通過する関係もあって日射の影響を受けやすいこと等から、車室内の熱負荷の変動が頻繁であり、また圧縮機の運転、停止動作が、エアコンスイッチ114やファンスイッチ113、さらには温度調節スイッチ115の設定に伴う温度調節動作等に委ねられていることもあって、一般のルームエアコンに比較して圧縮機の運転、起動が頻繁に発生する環境にある。しかも、圧縮機の起動は、運転、停止が頻繁であることから、冷凍サイクルの高圧側と低圧側が十分にバランスされないまま行われることが多く、大きな残存圧力差(以下差圧と称す)が存在する状態での起動が、しかも頻繁に行われる。
【0010】
従って、特に車両用の圧縮機の駆動装置には、あらゆる作動状態を考慮した上で、しかも大きな差圧でも起動できるという性能(以下、差圧起動性能という)が必要とされる。具体的には、HFC134a冷媒においては、吐出圧力と吸入圧力の圧力差が、20(kg/cm2G)程度であっても起動することが求められている。これは、一般のルームエアコン用のさほど差圧起動を必要としない駆動装置の場合の数倍にも及ぶ値である。
【0011】
また、従来の電動圧縮機の駆動装置においても、起動時に印加電圧(デューティー比)をアップして、起動トルクを上げるという考え方のものがある(例えば、特許文献2参照)。この場合には起動電流も同時に増えてしまうので、電流保護の閾値もアップしている。
【0012】
【特許文献1】
特開平6−156055号公報(図1)
【特許文献2】
特開平10−47255号公報(請求項1)
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したように、差圧起動性能をアップするために、起動時の電圧やデューティー比、電流閾値のみをアップする方法では、同時に電流も大きく増加するため、ある程度の差圧(当社の実験によると8kg/cm2G)までは起動できても、冷凍サイクル内の高低圧差がそれ以上の差圧になると、やはり過電流保護が作動し、起動できないという課題があった。また、大きな負荷トルクのために、回転子が回転磁界に追従できなくなるという、いわゆる起動脱調現象に陥り、一旦この状態に陥ると位置検出が不安定になり、やはり起動できなくなるという課題があった。
【0014】
そして、もし起動できなければ、乗員は、冷凍サイクル内の差圧が充分に起動可能な範囲内に収まるまで待たされ、その間に冷房時においては室温が上昇し、不快な思いをすることとなる。特に、車両においては、窓が大きく、また日射の影響を受けやすいことから、車室内の熱負荷の変動が頻繁であり、不快感は一挙に増大する。
【0015】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、充分な差圧起動性能を有した電動圧縮機の駆動装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、直流電源と、三相結線された固定子巻線と回転子とを有するセンサレスDCブラシレスIPMモータと、モータにより駆動される圧縮機と、直流電源からの直流電圧をスイッチングすることにより、正弦波状の交流電流をモータへ出力するインバータ装置と、固定子巻線に流れる相電流を検出する電流センサとを備え、電流センサによって検出される相電流に基づき、回転子の回転に起因して固定子巻線発生する誘起電圧を演算し、起動時、最大トルクを得られるように、誘起電圧と相電流との位相差を制御し、起動完了後所定期間は、最大トルクとならないように制御するものである。
【0017】
上記構成によって、差圧起動時の不安定な(大きな差圧が残存し易い)条件下で、まず差圧起動に十分な起動トルクが発生するように最大トルクを得られる位相差に制御し、これによりモータのトルクを引き出して起動する。そして、その後の不安定なトルク変動等に対応するため、安定な運転状態になるように、最大トルクとならない位相差に制御する。これにより、充分な差圧起動性能が発揮でき、確実に圧縮機の起動が得られるようにしたものである。
【0018】
また、本発明は、起動開始から所定時間経過するか、もしくは、所定回転数に到達するかにより、起動完了と判定するものである。これにより、起動後において、位相差を低減して不安定な運転状態にならないように制御し、安定な運転状態に入ることができるものである。
【0019】
また、本発明は、スイッチングのキャリア周期毎に演算される前記誘起電圧により、キャリア周期毎に前記回転子の位置を検出するものである。かかる構成とすることにより、キャリア毎の永久磁石回転子の位置検出、出力調整が可能となり、起動性を高めることができる。
【0020】
さらに、本発明は、3相変調でスイッチングするものである。この構成によりキャリア周波数が2倍と等価になり電流が滑らかになる。もって、トルク変動が小さく起動性を高めることができる。
【0021】
また、本発明は、上記駆動装置を車両用空調装置に搭載される電動圧縮機の駆動装置としたものである。かかることにより、冷凍サイクルの負荷変動として過酷な条件にある車両用においても確実な電動圧縮機の駆動が確保でき、車両用空調装置としての性能および機能の向上が図れるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について車両用空気調和装置に搭載する電動圧縮機の駆動装置を例に、図面を参照して説明する。
【0023】
(実施の形態1)
まず、図1により、本実施の形態の電気回路について説明する。
【0024】
図1において、1はバッテリーであり、Iはインバータモジュールで、バッテリー1に接続された複数のインバータ動作用スイッチング素子2、およびインバータ動作用ダイオード3を具備している。ここで、スイッチング素子2について、上アームスイッチング素子をU、V、W、下アームスイッチング素子をX、Y、Zと定義し、また、各スイッチング素子U、V、W、X、Y、Zに対応するダイオードを、3U、3V、3W、3X、3Y、3Zと定義する。MはセンサレスDCブラシレスモータ(以下、モータと称す)で、モータMの固定子巻線4、およびモータMの磁石回転子5を具備している。6はモータMの駆動に必要な電流を検出する電流センサ、7は電流センサ6からの信号に基づいてスイッチング素子2を制御する制御回路である。20はインバータ装置を示す。図1の電気回路を従来の技術を示す図23の120度通電駆動用の電気回路に比較すると、比較回路128、位相シフト回路127が削除されている。
【0025】
電流センサ6の検出電流値は、制御回路7へ送られ、消費電力算出やスイッチング素子2等の保護のための判断に用いられ、更に磁石回転子5の位置検出に用いられる。また、制御回路7は、図22に示される温度調節スイッチ115の設定に伴う温度調節動作等を行うべく、回転数指令信号(図示せず)等にも基づいてスイッチング素子2への通電を制御する。
【0026】
また、電流センサ6としては、ホール素子を用いたセンサ、シャント抵抗等、スイッチング素子2によるスイッチング電流のピークが検出できるものであれば良い。図1においては、電流センサ6は電源ラインのマイナス側に設けられているが、電流は同じなのでプラス側に設けても良い。
【0027】
このような構成とすることにより、従来に比べて構成部品(比較回路部品及び位相シフト回路部品)が減少するため、小型軽量化が図れるとともに、耐振などの信頼性を向上することができる。
【0028】
次に、図2により磁石回転子5の位置検出方法について説明する。同図は、U相における相電流iUと誘起電圧EUとの関連を示す。誘起電圧EUは、図1に示す磁石回転子5の回転により固定子巻線4に誘起する電圧であるので、磁石回転子5の位置検出に使用することができる。
【0029】
図1における固定子巻線4には、インダクタンスLとともに抵抗Rも存在している。誘起電圧EU、インダクタンスLの電圧、抵抗Rの電圧の和がインバータ装置20からの印加電圧に等しい。ここで、誘起電圧をEU、相電流をiU、印加電圧をVUとすると、次式で表すことができる。
VU=EU+R・iU+L・diU/dt
したがって、誘起電圧EUは、
EU=VU−R・iU−L・diU/dtで表される。
【0030】
図3に、センサレスDCブラシレスモータMの電圧電流の1相分の波形の一例を示す。図1における制御回路7はスイッチング素子2を制御しているので、印加電圧VUは既知である。よって、制御回路7のプログラムソフト(演算手段)にインダクタンスLと抵抗Rの値を入力しておけば、相電流iUを検出することで誘起電圧EUを算出することができる。
【0031】
次に、電流センサ6にて磁石回転子5の位置を検出する方法について説明する。図4〜図6は3相変調の波形を示し、図4は最大変調100%の場合、図5は最大変調50%の場合、図6は最大変調10%の場合の3相変調波形をそれぞれ示す。図中、41はU相端子電圧を、42はV相端子電圧を、43はW相端子電圧を、29は中性点電圧をそれぞれ表している。
【0032】
次に、前記電流センサ6による電流検出について説明する。図7に、1キャリア内(キャリア周期)での上アームスイッチング素子U、V、W、下アームスイッチング素子X、Y、Zの通電の一例を示している。この場合、図5の最大変調50%の3相変調において、位相がおおよそ130度での通電としている。3相変調であるため、通電パターンとして、(a)、(b)、(c)、(d)の4パターンが設定される。
【0033】
通電パターン(a)においては、上アームスイッチング素子U、V、W全てがOFF、下アームスイッチング素子X、Y、Z全てがONである。図8にこのときの電流の流れを示す。U相電流、V相電流はそれぞれ下アームスイッチング素子X、Yと並列のダイオード3X、3Yから固定子巻線4へ流れ、W相電流は固定子巻線4から下アームスイッチング素子Zへ流れ、この経路で電流が循環する。その結果、電流センサ6に電流は流れず、電流値は検出されない。
【0034】
しかし、通電パターン(a)から通電パターン(b)に移行した場合は、上アームスイッチング素子UがON、下アームスイッチング素子Y、ZがONとなる。図9にこのときの電流の流れを示す。U相電流は上アームスイッチング素子Uから固定子巻線4へ流れ、V相電流は下アームスイッチング素子Yと並列のダイオード3Yから固定子巻線4へ流れ、W相電流は固定子巻線4から下アームスイッチング素子Zへ流れる。よって、電流センサ6にはU相電流が流れ、U相の電流値が検出される。
【0035】
さらに、通電パターン(c)に移行すると、上アームスイッチング素子U、VがON、下アームスイッチング素子ZがONとなる。図10にこのときの電流の流れを示す。U相電流、V相電流は、それぞれ上アームスイッチング素子U、Vから固定子巻線4へ流れ、W相電流は固定子巻線4から下アームスイッチング素子Zへ流れる。よって、電流センサ6にはW相電流が流れ、W相の電流値が検出される。
【0036】
また、通電パターン(d)に移行すると、上アームスイッチング素子U、V、W全てがON、下アームスイッチング素子X、Y、Z全てがOFFとなる。図11にこのときの電流の流れを示す。U相電流、V相電流は、それぞれ上アームスイッチング素子U、Vから固定子巻線4へ流れ、W相電流は固定子巻線4から上アームスイッチング素子Wと並列のダイオード3Wへ流れ、この経路で電流が循環する。よって、電流センサ6には電流が流れないため電流値は検出されない。
【0037】
上述の如く、U相電流とW相電流が検出されるので、残りのV相電流は、固定子巻線4の中性点においてキルヒホッフの電流の法則を適用することにより求められる。この場合、U相電流は固定子巻線4の中性点へ流れ込む電流であり、W相電流は固定子巻線4の中性点から流れ出る電流であるため、V相電流はU相電流とW相電流の差から求められる。また、上述の電流検出はキャリアごとに行えるので、キャリア毎に位置検出し、固定子巻線4への出力を調整する事ができる。よって、120度通電等に比較してトルク変動が小さく、起動性が高くなる。
【0038】
さらに、3相変調においては、上述の如く、キャリア周期内の通電パターン(a)および(d)の期間において電源電流(電流センサ6に流れる電流)が流れないため、キャリア周期内で前半期間と後半期間の2回に分けて通電されていることになる。これはキャリア周波数が2倍と同じことになり、電流が滑らかになる。換言すると、3相変調は2相変調に比較してトルク変動が小さく、起動性が高くなる。
【0039】
次に、磁石回転子5を駆動するトルクについて説明する。図12は、磁石が磁石回転子内部に埋め込まれているIPMモータ(Interior Permanent Magnet Motor)の磁石回転子を示している。10は永久磁石、11は磁石回転子コアである。IPMモータは、永久磁石10が磁石回転子内部に埋め込まれているため、ステータ巻線から見たインダクタンスが磁石回転子位置により異なる。すなわち、磁気抵抗の大きな磁石が磁路を妨げる位置(図においてd方向)と、磁気抵抗の小さいケイ素鋼板を通る位置(図においてq方向)がある。このインダクタンスの差によりリラクタンストルクが発生する。
【0040】
図13は、上記IPMモータにおける固定子巻線4の誘起電圧と相電流との位相差βと、IPMモータが発生するトルクの関係を示している。したがって、同図中において、位相差βがプラス領域(右側)にある場合は電流に対し磁石回転子(誘起電圧)が遅れており、位相差βがマイナス領域(左側)にある場合は電流に対し磁石回転子(誘起電圧)が進んでいることを示している。マグネットトルクは、β=0度において最大となるが、リラクタンストルクはβ=0度において0、β=45度において最大となる。β=−45度においてはマイナス側最大となる。よって、マグネットトルクとリラクタンストルクとの和である総合トルクは、図中右側に約20度シフトした箇所が最大点となる。
【0041】
ここで、マグネットトルクは電流に比例し、リラクタンストルクは電流の二乗に比例する。この場合は起動時であり、起動時は特に起動電流として20A以上の電流が流れることが多い。つまり、起動時には大電流が流れる。この場合、β=20度においては総合トルクが最大点となっている。よって、差圧起動性能を高めるにはβ=20度となるようにインバータ装置のスイッチングを制御することが必要となる。これを起動モードとする。
【0042】
なお、本実施の形態においては、確実に差圧起動が行えるよう、最大のトルクが引き出せる最大点を選択しているが、差圧起動に十分な起動トルクが発生すると考えられる位相差(例えば図13において18度)を選択しても良い。その場合は、最大トルクを示す20度を超えない範囲で設定することが、モータ動作の安定、省電力などの関係から好ましい。
【0043】
図14は、起動時の位相差と起動可能圧力差との関係を示す実験データである。この結果からも明らかなように、位相差β=20度において起動可能圧力差が最大であり、β=10度とβ=30度のときが同じであり、図13の特性と一致している。
【0044】
図15に、起動直後の位相差βとトルクTとの関係を示す。起動直後、電流は15A程度に低下するので、マグネットトルク、リラクタンストルクともに低下するが、特にリラクタンストルクは電流の二乗に比例する関係からリラクタンストルクの低下は大きくなり、総合トルクの最大点は左にシフトしてβ=17度の箇所になる。その結果、起動直後はβ=17度となるようにインバータ装置のスイッチングを制御することが考えられる。
【0045】
然しながら、かかる制御とすると次の問題がある。すなわち、起動直後は一般的に回転数が十分高い域に達しておらず、モータ回転が不安定な状況にある。また、冷凍サイクルも高圧側と低圧側の差圧が大きい状態からの再起動直後であり、凝縮器のファンも再起動直後で凝縮作用が安定していない不安定な状態にある。そのため、起動直後にβ=17度となるようにインバータ装置20のスイッチングを制御した場合、トルク変動等で磁石回転子5の回転が遅れると(位相差βが大きくなると)、トルクが低下する。トルクが低下するとさらに磁石回転子5の回転が遅れることとなり、やがては停止してしまうことになる。
【0046】
従って、起動直後においては、安定に運転できるようにインバータ装置のスイッチングを制御することが必要となる。そのために、本実施の形態においては、総合トルクの最大点より充分左側の位相差でインバータ装置20のスイッチングを制御するようにしている。具体的には、図15に示すようにβ=5度として充分小さくする。これにより、トルク変動等で磁石回転子5の回転が遅れると(位相差βが大きくなると)、トルクが増加して磁石回転子5の遅れが解消され、磁石回転子が進むと(位相差βが小さくなると)、トルクが減少して磁石回転子5の進みが解消される。その結果、特に起動直後におけるモータの回転を安定に制御でき、安定した圧縮機の起動運転ができるようになる。これを定常低速モードと定義する。
【0047】
図16は、モータの回転における安定時の位相差βとトルクTとの関係を示している。この安定時は一般的に電流は低下し、10A程度となる。そして、マグネットトルク、リラクタンストルクも共に低下するが、リラクタンストルクの低下が大きいため総合トルクの最大点は図中左にシフトし、β=13度の箇所になる。これらのことから、運転に十分な総合トルクの値であって総合トルクの変動が少ない領域を鑑み、さらにモータ電流の値を考慮して位相差β=10度となるようにインバータ装置20のスイッチングを制御する。これを定常中速モードとする。
【0048】
また、さらに高い回転数を得るために弱め界磁にする場合は、さらに位相差βを大きくするように(最大30度)、インバータ装置20のスイッチングを制御する。このようにすると得られる総合トルクは最大点β=13度より右になるが、総合トルクは平坦に近くなっており、しかもモータの回転、冷凍サイクルともに安定しているので安定な運転が可能となる。これを定常高速モードとする。
【0049】
図17に、上記起動モード、定常低速モード、定常中速モードにおける位相差βと時間との関係を示す。同図において、スタートより6秒間は起動モードで一義的にβ=20度とする。その後、定常低速モードでβ=5度となるように移行し、そして定常中速モードでβ=10度に上昇するよう移行する。
【0050】
図18は、上記起動モード、定常低速モード、定常中速モード、定常高速モードにおける位相差βとモータの回転数との関係を示すように制御する信号の出力内容を示している。同図において、モータは、スタートより900rpmまで到達するか、または起動後6秒経過するかのいずれか早い時点までは、起動モードでβ=20度として運転される。その後、1200rpmまでは定常低速モードでβ=5度に移行し、7200rpmまでは定常中速モードでβ=10度に移行して運転される。さらに、定常高速モードではβ=最大30度までの範囲でβを大きくし、9000rpmまで回転数を確保するように制御される。
【0051】
図19に、上述の運転モードのフローチャートを示す。すなわち、スタートより、ステップ10にて、起動モードに設定され、タイマーがスタートする。位相差βは20度とされ、キャリア周波数は4.3kHzとされて起動が開始される。キャリア周波数を低い値としたのは、回転数が低く、分解能が確保できることと、1キャリア内の通電時間を確保して電流検出し易くするためである。また、1キャリア内の通電時間を正確に調節し易くし、位相差βの制御性を高め、大きいトルクを正確に得るためである。
【0052】
ステップ20にて、タイマーが6秒経過したかどうか、または実回転数が900rpmに達したかどうかを判定する。ここで、「No」であれば再度判定する。また「Yes」であればステップ30へ移る。ステップ30では、実回転数が1200rpm以下かどうかを判定する。ここで、「Yes」であればステップ40へ移る。「No」であれば、ステップ45へ移る。
【0053】
ステップ40においては、定常低速モードに設定され、位相差βは5度、キャリア周波数は4.3kHzと設定される。キャリア周波数が低い値であるのは、ステップ10で説明した理由による。特に、位相差βの制御性を高め、モータの異常停止を防止するためである。ステップ45においては、実回転数が7200rpm以下かどうかを判定する。ここで「Yes」であればステップ50へ移る。「No」であればステップ55へ移る。ステップ50においては定常中速モードに設定され、位相差βは10度、キャリア周波数は7.5kHzとされる。また、ステップ55においては定常高速モードに設定され、弱め界磁のために位相差βは10度に回転数比例値{f(rpm)}を加えた値に、キャリア周波数は7.5kHzと設定される。
【0054】
以降、図19に示すフローの内容にしたがって制御を繰り返し行う。そして、温度調節に起因する等の関係でモータMが停止し、再度起動する場合は、上記フローにしたがってステップ10以降の制御が行われる。つまり、空調制御運転のON/OFF時はともかく、温度調節に伴う圧縮機の断続運転における起動時も同様に制御される。
【0055】
尚、上記実施の形態においてはモータにIPMモータを用いたが、SPMモータ(Surface Permanent Magnet Motor)等を使用する場合においても同様な方法を用いて実施することが可能である。起動時に限らず冷凍サイクルが過渡状態に入り込むような状況下では、事前に位相差βを遅らせておくと安定な運転が可能となる。また、冷凍サイクルに限らず高トルク起動に適用できる。さらに、電動圧縮機としては、モータと圧縮機とをベルト等で接続して駆動する場合にも適用できる。また、3相変調について述べたが2相変調でも良い。
【0056】
(実施の形態2)
図20は、本発明における実施の形態の別の電気回路を示すもので、同図において、U相電流検出用電流センサ8、W相電流検出用電流センサ9が追加されている以外は図1と同じである。図中、21はインバータ装置を示す。この実施の形態においては、U相とW相の2つの相電流を直接電流センサ8、9で検出するものであり、残りの1相分の電流を求める方法は先の実施の形態1と同じである。また、差圧起動時における最大トルク、あるいは任意のトルクを引き出す制御についても同様の制御で可能である。
【0057】
(実施の形態3)
図21は、密閉型電動圧縮機40の左側端部にインバータ装置20を密着させて取り付けた構成を示している。この密閉型電動圧縮機40は、周知の如く金属製筐体32の中に圧縮機構部28、モータ31等が設置された構成である。冷媒は吸入口33から吸入され、圧縮機構部28(本実施の形態ではスクロール圧縮機構)がモータ31で駆動されることにより圧縮される。この圧縮された冷媒は、モータ31を冷却しながら通過して吐出口34より吐出される。内部でモータ31の巻き線に接続されているターミナル39はインバータ装置20に接続される。
【0058】
インバータ装置20はケース30内に収納され、このケース30を介して電動圧縮機40に取り付けられている。そして、発熱源となるインバータ回路部37はケース30を介して電動圧縮機40の金属製筐体32に熱を伝達するように取り付けられている。つまり、インバータ回路部37は金属製筐体32を介して電動圧縮機40内部の冷媒で冷却される。
【0059】
ターミナル39はインバータ回路部37の出力部に接続されている。接続線36は、バッテリー1への電源線36aと、エアコンコントローラ(図示せず)への制御用信号線36bである。モータ31の巻き線は、分布巻に比べて横方向の長さを短くできる集中巻が採用されている。また、集中巻はインダクタンスが大きいため120度通電ではダイオードへの還流時間が長くなり位置検出が困難で制御が難しいが、正弦波駆動では電流により位置検出するので制御可能となる。
【0060】
このようなインバータ装置一体型電動圧縮機では、インバータ装置20が小さいこと、及び振動に強いことが必要になる。したがって、振動を低減するために3相変調を用いるのが好ましい。正弦波電流が滑らかになり、もって振動が小さくなる。本発明の実施の形態としては好適である。
【0061】
尚、上記実施の形態において、直流電源としてのバッテリーに代わり、商用電源を直流に整流する等により電源を直流化すれば他にも応用可能である。
【0062】
【発明の効果】
上記から明らかなように、本発明は、充分な差圧起動性能を得られると共に、起動後においては安定な運転状態が可能な電動圧縮機の駆動装置が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電動圧縮機の駆動装置における実施の形態1を示す電気回路図
【図2】 同実施の形態1における正弦波駆動の誘起電圧検出方法の説明図
【図3】 同実施の形態1におけるセンサレスDCブラシレスモータの電圧電流を示す波形図
【図4】 同実施の形態1における3相変調の最大変調100%における各相の変調を示す波形図
【図5】 同実施の形態1における3相変調の最大変調50%における各相の変調を示す波形図
【図6】 同実施の形態1における3相変調の最大変調10%における各相の変調を示す波形図
【図7】 同実施の形態1における相電流検出方法を示す通電タイミングチャート
【図8】 同通電タイミング(a)における電流経路を示す電気回路図
【図9】 同通電タイミング(b)における電流経路を示す電気回路図
【図10】 同通電タイミング(c)における電流経路を示す電気回路図
【図11】 同通電タイミング(d)における電流経路を示す電気回路図
【図12】 同実施の形態1におけるIPMモータの磁石回転子構造図
【図13】 同実施の形態1における起動モード時の位相差−トルク特性図
【図14】 同実施の形態1おける起動時の位相差と起動可能圧力差との関連を示す実験データ図
【図15】 同実施の形態1における定常低速モード時の位相差−トルク特性図
【図16】 同実施の形態1における定常中速モード、定常高速モード時の位相差−トルク特性図
【図17】 同実施の形態1における位相差の時間との関連を示す説明図
【図18】 同実施の形態1における位相差とモータ回転数との関連を示す制御信号の出力説明図
【図19】 同実施の形態1における位相差低減条件の選択を示すフローチャート
【図20】 本発明の電動圧縮機の駆動装置における実施の形態2を示す電気回路図
【図21】 本発明の実施の形態3に係る電動圧縮機駆動装置を搭載した電動圧縮機の断面図
【図22】 従来例である電動圧縮機を搭載した車両用空調装置の構成図
【図23】 同120度通電駆動用の電気回路図
【符号の説明】
1 バッテリー
2 スイッチング素子
3 ダイオード
4 固定子巻線
5 磁石回転子
6 電流センサ
7 制御回路
8 U相電流検出用電流センサ
9 W相電流検出用電流センサ
20 インバータ装置
21 相電流検出用電流センサを備えたインバータ装置
30 ケース
31 モータ部
40 電動圧縮機

Claims (5)

  1. 直流電源と、三相結線された固定子巻線と回転子とを有するセンサレスDCブラシレスIPMモータと、前記モータにより駆動される圧縮機と、前記直流電源からの直流電圧をスイッチングすることにより、正弦波状の交流電流を前記モータへ出力するインバータ装置と、前記固定子巻線に流れる相電流を検出する電流センサとを備え、前記電流センサによって検出される相電流に基づき、前記回転子の回転に起因して前記固定子巻線発生する誘起電圧を演算し、起動時、最大トルクを得られるように、前記誘起電圧と前記相電流との位相差を制御し、起動完了後所定回転数まで、最大トルクとなる位相差より小さい位相差となるように制御する電動圧縮機の駆動装置。
  2. 起動開始から所定時間経過するか、もしくは、所定回転数に到達するかにより、起動完了と判定される請求項1に記載の電動圧縮機の駆動装置。
  3. 前記スイッチングのキャリア周期毎に演算される前記誘起電圧により、キャリア周期毎に前記回転子の位置を検出する請求項1または請求項2に記載の電動圧縮機の駆動装置。
  4. 前記スイッチングは、3相変調である請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の電動圧縮機の駆動装置。
  5. 車両用空調装置に搭載される電動圧縮機の駆動装置とした請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の電動圧縮機の駆動装置。
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