JP3935284B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • F25D2317/06Details or arrangements for circulating cooling fluids; Details or arrangements for circulating gas, e.g. air, within refrigerated spaces, not provided for in other groups of this subclass with forced air circulation
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    • F25D2317/0682Two or more fans

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファン装置をインバータ制御する構成の冷蔵庫に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
冷蔵庫には、ブラシレスモータの回転軸にファンを連結し、ブラシレスモータをインバータ駆動することに基づいてエバポレータに風を流す構成のものがある。このブラシレスモータの駆動装置を図9に示す。ここで、ブラシレスモータのU相〜W相コイル1にはインバータ回路2が接続されており、インバータ回路2にはドライバIC3から通電信号が与えられる。この通電信号はインバータ回路2のトランジスタ+Tu〜−Twをスイッチング制御するものであり、U相〜W相コイル1はトランジスタ+Tu〜−Twのスイッチング制御に基づいて所定パターンで通電される。
【0003】
上記構成の場合、ドライバIC3が搬送波信号を基準信号と比較することに基づいてPWM信号を生成し、PWM信号の位相をブラシレスモータの回転位置に応じてずらすことに基づいて通電信号を生成している。このため、負荷の変動時にはドライバIC3がPWM信号のデューティ比を調節することに基づいてU相〜W相コイル1の印加電圧を変え、回転速度を目標値に保持できる。しかしながら、ブラシレスモータの回転位置を検出する位置検出回路4が必要になるので、電気的構成が複雑になる。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ブラシレスモータを簡単な構成で速度制御できる冷蔵庫を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の冷蔵庫は、前面が開口する箱状の冷蔵庫本体と、前記冷蔵庫本体内に格納されファンおよびファンを回転駆動するブラシレスモータからなるファン装置と、前記ブラシレスモータの複数相のコイルに順次通電するインバータ回路と、前記ブラシレスモータの目標周波数指令を設定するモータ制御装置と、前記ブラシレスモータの回転位置を検出する位置検出回路を用いずに前記通電信号を前記目標周波数指令の設定結果から直接的に生成し前記インバータ回路を前記通電信号の設定結果でスイッチング制御することに基づいて前記ブラシレスモータを回転させるドライバICと、前記モータ制御装置に速度指令を与えるメイン制御装置を備え、前記モータ制御装置は前記メイン制御装置から速度指令が与えられたときには当該速度指令に基づいて加速時間を設定する手段と、前記加速時間の設定結果が経過していないときには目標周波数指令を設定値だけ高める処理を単位時間が経過する毎に行う手段と、前記加速時間の設定結果が経過したときには前記目標周波数指令を「(前記加速時間の設定結果/前記単位時間)*前記設定値」で確定される目標周波数指令に固定する手段を備え、前記ドライバICは前記加速時間の設定結果が経過したときには前記ブラシレスモータを前記目標周波数指令の設定結果「(前記加速時間の設定結果/前記単位時間)*前記設定値」に応じた通電信号で定常運転することに基づいて「(前記加速時間の設定結果/前記単位時間)*前記設定値」で確定される目標周波数指令に同期回転させるところに特徴を有している。
上記手段によれば、ファン装置が外部の影響を受け難い冷蔵庫本体内に格納されているので、ファン装置の負荷変動が殆ど無い。このため、通電信号を目標周波数指令から直接的に生成してインバータ回路に与える程度でブラシレスモータが目標周波数指令に同期して回転する。従って、ブラシレスモータの回転位置をフィードバックする位置検出回路が不要になるので、電気的構成が簡単になる。
【0006】
請求項2記載の冷蔵庫は、インバータ回路に流れる電流を検出する電流検出手段と、前記電流検出手段の検出結果に基づいてブラシレスモータの回転状態を判定する判定手段とを備えたところに特徴を有している。
上記手段によれば、インバータ回路に流れる電流に基づいてブラシレスモータの脱調を検出し、異常処置を行うことができるので、ブラシレスモータが脱調状態で放置されることが防止される。
【0009】
請求項記載の冷蔵庫は、モータ制御装置がブラシレスモータの定常運転時の目標周波数指令を変更する際にブラシレスモータを一旦停止させて再起動するところに特徴を有している。
上記手段によれば、ブラシレスモータの目標周波数指令を現在値から加減して変更する場合に比べ、ブラシレスモータが脱調し難くなる上にブラシレスモータの運転制御プログラムが簡単になる。
【0010】
請求項記載の冷蔵庫は、冷蔵庫本体内に冷蔵室用のエバポレータおよび冷凍室用のエバポレータと、冷蔵室用のエバポレータに風を流すファン装置および冷凍室用のエバポレータに風を流すファン装置とが格納され、前記両ファン装置のブラシレスモータが同一のインバータ回路に電気的に接続されているところに特徴を有している。
上記手段によれば、ブラシレスモータを駆動するインバータ回路の個数が少なくなる。しかも、ブラシレスモータとインバータ回路とを接続する配線の本数が少なくなるので、総じて、電気的構成が簡単になる。
【0011】
請求項記載の冷蔵庫は、両ファン装置のブラシレスモータが同一のインバータ回路から電源が与えられることに基づいて同方向へ同時回転するところに特徴を有している。
上記手段によれば、冷蔵室用のエバポレータおよび冷凍室用のエバポレータの双方に冷媒を流すときには両エバポレータに風を流すことができるので、簡単な電気的構成で冷気が効率的に生成される。
【0012】
請求項記載の冷蔵庫は、両ファン装置のブラシレスモータが同一のインバータ回路から電源が与えられることに基づいて逆方向へ同時回転するところに特徴を有している。
上記手段によれば、冷蔵室用のエバポレータに集中的に冷媒を流すときには冷蔵室用のエバポレータに風を流し、冷凍室用のエバポレータのみに冷媒を流すときには冷凍室用のエバポレータに風を流すことができるので、簡単な電気的構成で冷気が効率的に生成される。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施例を図1ないし図6に基づいて説明する。まず、図3の(a)において、冷蔵庫本体11は前面が開口する矩形箱状をなすものであり、冷蔵庫本体11内には冷蔵室12,野菜室13,仕様切換室14,製氷室15,冷凍室16が区画形成され、冷蔵室12,野菜室13,仕様切換室14,製氷室15,冷凍室16の前端部には、図3の(b)に示すように、扉17,扉18,扉(図示せず),扉19,扉20が装着されている。
【0014】
冷蔵庫本体11の後壁内には野菜室13の後方に位置してR冷気生成室21が形成されており、R冷気生成室21内にはRエバポレータ22が配設されている。また、冷蔵庫本体11の後壁内には仕様切換室14,製氷室15,冷凍室16の3室の後方に位置してF冷気生成室23が形成されており、F冷気生成室23内にはFエバポレータ24が配設されている。
【0015】
冷蔵庫本体11の後壁内には最底部に位置して機械室25が形成されている。この機械室25内には、図3の(a)に示すように、コンプレッサ26が配設されており、コンプレッサ26の吐出口には、図4に示すように、コンデンサ27およびドライヤ28を介して電磁弁29の入力ポートが接続されている。
【0016】
電磁弁29は入力ポート,RF出力ポート,F出力ポートを有する3ポート形のものであり、電磁弁29のRF出力ポートはRFキャピラリーチューブ30,Rエバポレータ22,Fエバポレータ24,アキュムレータ31を介してコンプレッサ26の吸込口に接続されている。従って、電磁弁29のRF出力ポートが開放されると、コンプレッサ26からRエバポレータ22およびFエバポレータ24の双方に冷媒が与えられる。尚、図4の矢印は冷媒の流れを示している。
【0017】
電磁弁29のF出力ポートはFキャピラリーチューブ32を介してRエバポレータ22およびFエバポレータ24間に接続されており、F出力ポートの開放時にはコンプレッサ26からFエバポレータ24のみに冷媒が与えられる。尚、電磁弁29のRF出力ポートが開放されたときには上流側に位置するRエバポレータ22の冷媒流量が大きくなり、下流側に位置するFエバポレータ24の冷媒流量がRエバポレータ22に比べて小さくなる。
【0018】
機械室25内には、図3の(a)に示すように、コンプレッサ26の右側に位置してCファン装置33が配設されている。このCファン装置33はアウタロータ形の三相DCブラシレスモータからなるファンモータ34(図5参照)と軸流形のファン35(図6参照)とから構成されたものであり、Cファン装置33のファン35が回転すると、コンプレッサ26の冷却風が生成される。
【0019】
R冷気生成室21内には、図3の(b)に示すように、Rエバポレータ22の上方に位置してRファン装置36が配設されている。このRファン装置36はCファン装置33と同一構成をなすものであり、Rファン装置36のファン35はRエバポレータ22を通して風を吸引することに基づいて冷風を生成する。
【0020】
野菜室13の後壁には複数のV冷気吹出口37が設けられており、Rエバポレータ22が生成した冷風の一部は複数のV冷気吹出口37内を通して野菜室13内に送風される。また、冷蔵室12の後壁には縦長な冷気ダクト38および複数のR冷気吹出口39が設けられており、Rエバポレータ22が生成した冷風の残りは冷気ダクト38内を上昇しながら複数のR冷気吹出口39内を通して冷蔵室12内に送風される。
【0021】
F冷気生成室23内にはFエバポレータ24の上方に位置してFファン装置40が配設されている。このFファン装置40はCファン装置23およびRファン装置36の双方と同一構成をなすものであり、Fファン装置40のファン35はFエバポレータ24を通して風を吸引することに基づいて冷風を生成する。
【0022】
仕様切換室14,製氷室15,冷凍室16の後壁には、図3の(a)に示すように、複数のF冷気吹出口41が設けられており、Fエバポレータ24が生成した冷風は複数のF冷気吹出口41内を通して仕様切換室14,製氷室15,冷凍室16内に送風される。尚、F冷気生成室23内にはダンパ装置(図示せず)が配設されており、ダンパ装置は仕様切換室14内のF冷気吹出口41を開閉することに基づいて仕様切換室14に対する冷気供給量を調節する。
【0023】
図5はCファン装置33,Rファン装置36,Fファン装置40の機械的構成を示すものである。ここで、ステータコア42は機械角40°の等ピッチで離間する9本のティースを有するものであり、所定の3本のティースにはU相のコイル43が巻装され、別の3本のティースにはV相のコイル43が巻装され、残り3本のティースにはW相のコイル43が巻装されている。これら各相のコイル43は各々1本のマグネットワイヤを3本のティースに連続的に巻回してなるものであり、図1に示すように、Y結線されている。
【0024】
ステータコア42の内周面には、図5に示すように、軸方向両側から略T字状の軸受ブラケット44が圧入されている。これら各軸受ブラケット44内には軸受メタル45,押えばね46,メタル押え47,含油フェルト48が収納されており、各メタル押え47は押えばね46のばね力により軸受メタル45を軸受ブラケット44の内面に押付けている。
【0025】
ステータコア42の軸方向両端面にはコイル43の上から合成樹脂製のモールド層49が形成されており、左方の軸受ブラケット44とモールド層49との間には合成樹脂製のモータフレーム50が挟持されている。このモータフレーム50には、図6の(a)に示すように、放射状に延びる複数のスティ51が一体形成されており、複数のスティ51の先端部には、図6の(b)に示すように、円環状の座板52が一体形成されている。この座板52には複数の取付片53が一体形成されており、各取付片53は冷蔵庫本体11の壁面に固定されている。尚、符号54は座板52に一体形成された円筒状のベルマウスを示している。
【0026】
両軸受メタル45の内周面には、図5に示すように、回転軸55が回転可能に支持されている。この回転軸55の右端部には容器状のロータヨーク56が連結されており、ロータヨーク56の内周面には6個(12極)のロータマグネット57が機械角60°の等ピッチで固定されている。
【0027】
ロータヨーク56の外周面には合成樹脂製のモールド層58が形成されており、モールド層58には、図6の(b)に示すように、上述のファン35が一体形成されている。このファン35は複数の羽根板59からなるものであり、複数の羽根板59の捻り形状は正転時に図5の矢印A方向(正方向)へ風を吐出し、逆転時に矢印A方向へ風を吐出せずに反矢印A方向(逆方向)へ若干量の風を吐出するように調節されている。
【0028】
モールド層49には、図5に示すように、コネクタ60が一体形成されている。このコネクタ60は開口部61を有する角筒状をなすものであり、コネクタ60内には複数の端子板62が埋設され、各相のコイル43は端子板62に電気的に接続されている。Cファン装置33,Rファン装置36,Fファン装置40は以上のように構成されている。
【0029】
冷蔵庫本体11内には、図3の(a)に示すように、上端部に位置して電源基板63が配設されており、電源基板63には、図1の(a)に示すように、周波数指令手段および判定手段に相当するモータ制御装置64が搭載されている。このモータ制御装置64はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、相切換え用の目標周波数指令f,正転指令CW,逆転指令CCW等を出力する。
【0030】
電源基板63にはCファン装置33用のドライバIC65,Rファン装置36用のドライバIC65,Fファン装置40用のドライバIC65が搭載されており、各ドライバIC65はモータ制御装置64に電気的に接続されている。これら各ドライバIC65は信号生成手段に相当するものであり、モータ制御装置64からの目標周波数指令f,正転指令CW,逆転指令CCW等に基づいて通電信号(三相回転信号)を生成する。
【0031】
Cファン装置33のファンモータ34,Rファン装置36のファンモータ34,Fファン装置40のファンモータ34にはインバータ回路66が個別に接続されている。これら各インバータ回路66は電源基板63の直流電源パターン67および68間に接続されたものであり、Cファン装置33のドライバIC65,Rファン装置36のドライバIC65,Fファン装置40のドライバIC65はCファン装置33のインバータ回路66,Rファン装置36のインバータ回路66,Fファン装置40のインバータ回路66に電気的に接続されている。
【0032】
各インバータ回路66はトランジスタ+Tu〜−Twを三相ブリッジ接続してなるものであり、ドライバIC65から三相回転信号が与えられることに基づいてスイッチング制御される。図1の(b)はトランジスタ+Tu〜−Twが三相回転信号に基づいてスイッチング制御されるときのU相コイル43〜W相コイル43の通電波形を示すものである。同図から明らかなように、U相コイル43〜W相コイル43はU→V,U→W,V→W,V→U,W→U,W→Vの順序で通電される。このとき、継続して通電される2相コイルの電流の向きが電気角60°ずつ同じになるように、通電が切換わる。
【0033】
電源基板63の一方の電源パターン68には、図1の(a)に示すように、電流検出手段に相当する抵抗69が電気的に接続されており、抵抗69の両端子には過電流検知回路70が電気的に接続されている。この過電流検知回路70はモータ制御装置64に電気的に接続されたものであり、抵抗69の両端子間電圧に基づいてインバータ回路66に流れる電流値を検出し、検出電流値を基準値と比較する。例えばファンモータ34の脱調ロック時にはロータマグネット57の磁場のもとで回転磁界が通過するので、コイル43に多大な起電力が発生し、検出電流値が基準値を上回る。この場合には過電流検知回路70がモータ制御装置64に異常信号を出力し、モータ制御装置64が異常信号に基づいてファンモータ34のロックを判定する。
【0034】
尚、図3の(a)の符号71はCファン装置33のU相コイル43〜W相コイル43をCファン装置33のインバータ回路66に接続する束線、符号72はRファン装置36のU相コイル43〜W相コイル43をRファン装置36のインバータ回路66に接続する束線、符号73はFファン装置40のU相コイル43〜W相コイル43をFファン装置40のインバータ回路66に接続する束線を示すものであり、束線71〜73は冷蔵庫本体11の後壁内に格納されている。
【0035】
冷蔵室12内および冷凍室16内には、図3の(b)に示すように、サーミスタからなるR温度センサ74およびF温度センサ75が配設されている。また、電源基板63には、図1の(a)に示すように、冷蔵庫の全体動作を制御するメイン制御装置76が搭載されている。このメイン制御装置76はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、R温度センサ74およびF温度センサ75はメイン制御装置76に電気的に接続されている。
【0036】
メイン制御装置76にはモータ制御装置64,コンプレッサ26,電磁弁29が電気的に接続されており、メイン制御装置76はR温度センサ74およびF温度センサ75からの出力信号に基づいて冷蔵室12内の温度および冷凍室16内の温度を検出し、両検出温度に基づいてコンプレッサ26および電磁弁29を駆動制御する。そして、コンプレッサ26からRエバポレータ22およびFエバポレータ24の双方に冷媒を流すRF運転を行ったり、コンプレッサ26からFエバポレータ24のみに冷媒を流すF運転を行う。
【0037】
メイン制御装置76はRF運転を開始する際にモータ制御装置64にCファン装置33,Rファン装置36,Fファン装置40の運転指令および速度指令を出力する。この速度指令は中速度,低速度の2段階に区別されたものであり、モータ制御装置64はCファン装置33のファンモータ34,Rファン装置36のファンモータ34,Fファン装置40のファンモータ34を運転指令に基づいて起動し、速度指令に応じた速度で定常運転する。
【0038】
メイン制御装置76はF運転を開始する際にモータ制御装置64にCファン装置33,Fファン装置40の運転指令および速度指令を出力する。この速度指令は中速度,低速度の2段階に区別されたものであり、モータ制御装置64はCファン装置33のファンモータ34,Fファン装置40のファンモータ34を運転指令に基づいて起動し、速度指令に応じた速度で定常運転する。
【0039】
メイン制御装置76はコンプレッサ26の運転停止時にモータ制御装置64に停止指令を出力する。すると、FR運転時にはモータ制御装置64がCファン装置33のファンモータ34,Rファン装置36のファンモータ34,Fファン装置40のファンモータ34を停止指令に基づいて停止させ、F運転時にはCファン装置33のファンモータ34,Fファン装置40のファンモータ34を停止指令に基づいて停止させる。
【0040】
冷蔵庫本体11の前面には操作パネル(図示せず)が装着されており、操作パネルには急速運転スイッチ77が装着されている。この急速運転スイッチ77はメイン制御装置76に電気的に接続されており、メイン制御装置76は急速運転スイッチ77の操作内容に基づいて一気冷蔵モードおよび一気冷凍モードに切換わる。
【0041】
メイン制御装置76は、一気冷蔵モードを検出すると、FR運転時のコンプレッサ26の運転速度を速め、コンプレッサ26から上流側のRエバポレータ22に対する冷媒供給量を増やす。これと共に、モータ制御装置64にCファン装置33およびRファン装置36の速度変更指令を出力する。すると、モータ制御装置64がCファン装置33およびRファン装置36の運転速度を中速度または低速度から高速度に高め、Rファン装置36の吐出風量を増やすことに基づいて冷蔵室12内および野菜室15内を一気に冷却し、Cファン装置33の吐出風量を増やすことに基づいてコンプレッサ26の冷却効率を高める。
【0042】
メイン制御装置76は、一気冷凍モードを検出すると、F運転時のコンプレッサ26の運転速度を速め、コンプレッサ26からFエバポレータ24に対する冷媒供給量を増やす。これと共に、モータ制御装置64にCファン装置33およびFファン装置40の速度変更指令を出力する。すると、モータ制御装置64がCファン装置33およびFファン装置40の運転速度を中速度または低速度から高速度に高め、Fファン装置40の吐出風量を増やすことに基づいて冷凍室16内および製氷室15内を一気に冷却し、Cファン装置33の吐出風量を増やすことに基づいてコンプレッサ26の冷却効率を高める。
【0043】
図2はモータ制御装置64のROMに記憶されたCファン装置33,Rファン装置36,Fファン装置40の運転制御プログラムを示すフローチャートである。以下、図2のフローチャートについて詳述する。モータ制御装置64は、メイン制御装置76からの運転指令および速度指令を検出すると、ステップS1からS2へ移行し、速度指令に基づいて加速時間をT1 またはT2 (T1 <T2 )に設定する。これら加速時間T1 およびT2 はモータ制御装置64のROMに予め記憶されたものであり、速度指令が低速度であるときには加速時間をT1 に設定し、速度指令が中速度であるときには加速時間をT2 に設定する。
【0044】
モータ制御装置64は、加速時間を設定すると、ステップS3へ移行する。ここで、目標周波数指令fに設定値Δfを代入して(目標周波数指令f←Δf)ドライバIC65に出力し、ステップS4へ移行する。すると、ドライバIC65が目標周波数指令Δfに基づいて三相回転信号を生成し、インバータ回路66が三相回転信号に基づいてスイッチング制御される。
【0045】
モータ制御装置64は、ステップS4へ移行すると、過電流検知回路70の出力信号を判断する。例えばファンモータ34が起動し、ファン35が目標周波数指令Δfに応じた速度で回転しているときには過電流検知回路70から異常信号が出力されず、ステップS4からS5へ移行する。また、ファンモータ34が脱調ロックしているときには過電流検知回路70から異常信号が出力されており、ステップS4からS6へ移行する。
【0046】
モータ制御装置64は、ステップS6へ移行すると、目標周波数指令fの出力を停止することに基づいてファンモータ34に対する通電を終える。そして、ステップS7へ移行し、アラーム78(図1のa参照)を鳴動させることに基づいて使用者に異常を報知する。このアラーム78は異常報知手段に相当するものであり、モータ制御装置64は、アラーム78を鳴動させると、図2のステップS3に復帰して目標周波数指令ΔfをドライバIC65に再出力し、ファンモータ34の再起動を試みる。そして、ファンモータ34の再起動が成功すると、ステップS4からS5へ移行する。
【0047】
モータ制御装置64は、ステップS5へ移行すると、ステップS2で設定した加速時間の経過を判断し、ステップS3に復帰する。ここで、ROMに予め記憶された単位時間ΔTが経過するまで待機した後、目標周波数指令fに設定値Δfを代入し、ドライバIC65に目標周波数指令2Δfを出力する。そして、ファン35の回転速度を目標周波数指令Δfに相当する分だけ高め、ステップS4,S5へ移行する。従って、ステップS2で設定した加速時間が経過するまでステップS4,S5が繰返され、ファン35の回転速度が単位時間ΔTの経過毎にΔfずつ徐々に速くなる。
【0048】
モータ制御装置64は、ステップS5で加速時間の経過を判断すると、ステップS8へ移行し、目標周波数指令fを固定する。そして、ファン35を(加速時間/単位時間ΔT)×Δfで確定される目標周波指令fで定常運転し、ステップS9へ移行する。ここで、過電流検知回路70からの異常信号を検出すると、ステップS6およびS7へ移行し、ファンモータ34に対する通電を終え、アラーム78を鳴動させる。次に、ステップS3に復帰し、ファンモータ34の起動をやり直す。
【0049】
モータ制御装置64は、ステップS9で過電流検知回路70から異常信号が出力されていないことを検出すると、ステップS10へ移行してメイン制御装置76からの速度変更指令の有無を判断する。例えば速度変更指令がない場合にはステップS11へ移行し、メイン制御装置76からの停止指令の有無を判断する。ここで、停止指令が無いことを検出すると、ステップS8に復帰し、ファンンモータ34を目標周波数指令fで定常運転する。また、ステップS11で停止指令を検出すると、ステップS12へ移行し、目標周波数指令fの出力を停止することに基づいてファンモータ34の運転を停止する。
【0050】
モータ制御装置64は、ステップS10で速度変更指令を検出すると、ステップS13へ移行し、目標周波数指令fの出力を停止することに基づいてファンモータ34の運転を停止する。そして、ステップS2に復帰し、速度変更指令に基づいて新たな加速時間をT3 (>T2 >T1 )に設定する。この加速時間T3 はモータ制御装置64のROMに予め記憶されたものであり、モータ制御装置64は新たな加速時間T3 を設定すると、上記一連の動作を繰返すことに基づいてファンモータ34を加速時間T3 が経過するまで徐々に加速し、加速時間T3 の経過後は定常運転する。
【0051】
上記実施例によれば、Cファン装置33のファンモータ34,Rファン装置33のファンモータ34,Fファン装置40のファンモータ34は送風動作を行うだけで負荷変動が殆ど無い。しかも、Cファン装置33は機械室25内に格納され、Rファン装置36およびFファン装置40はR冷気生成室21内およびF冷気生成室23内に格納され、いずれも外部からの影響を受け難い。このため、三相回転信号を目標周波数指令fから直接的に生成してインバータ回路66に与え、ファンモータ34を目標周波数指令fに同期回転させるだけでファンモータ34が十分に速度制御される。従って、ファンモータ34の回転位置をフィードバックする位置検出回路が不要になるので、電気的構成が簡単になる。これと共に、ファンモータ34の回転位置をフィードバックする束線が不要になるので、三相回転信号等にノイズが乗り難くなり、耐ノイズ性が高まる。
【0052】
また、インバータ回路66に流れる電流値を抵抗69により検出し、抵抗69の検出結果に基づいてファンモータ34のロックの有無を判定した。このため、ロック時にアラーム78を鳴らしてロックを報知したり、ファンモータ34を再起動する等の異常処置を行うことができるので、ファンモータ34がロック状態で放置されること,Rファン装置36のロックに基づいて冷蔵室12内が異常昇温すること,Fファン装置40のロックに基づいて冷凍室16内が異常昇温すること,Cファン装置33のロックに基づいてコンプレッサ26が異常昇温すること等が防止される。
【0053】
また、ファンモータ34の起動時に目標周波数指令fを徐々に高めた。このため、ファンモータ34の回転速度が目標周波数指令fに同期して徐々に速くなるので、ファンモータ34がロックし難くなる。
また、ファンモータ34の起動終了を起動開始からの経過時間(加速時間)に基づいて判断したので、加速時間をT1 〜T3 のいずれかに設定する簡単な制御でファンモータ34の定常運転時の回転速度を決めることができる。
【0054】
また、ファンモータ34の定常運転時の目標周波数指令fを変更する際にファンモータ34を一旦停止させて再起動した。このため、目標周波数指令fを現在値から加減して変更する場合に比べ、ファンモータ34がロックし難くなる上にファンモータ34の運転制御プログラムが簡単になる。
【0055】
尚、上記第1実施例においては、Rファン装置36の駆動時にRエバポレータ22を通して冷蔵室12内に送風することに基づいて冷蔵室12用の冷気を生成し、Fファン装置40の駆動時にFエバポレータ24を通して冷凍室16内に送風することに基づいて冷凍室16用の冷気を生成したが、これに限定されるものではなく、例えば1個のファン装置の駆動時に1個のエバポレータを通して冷蔵室12内および冷凍室16内に送風することに基づいて冷蔵室12用の冷気および冷凍室16用の冷気を同時に生成しても良い。
【0056】
次に本発明の第2実施例を図7に基づいて説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。電源基板63にはRファン装置36およびFファン装置40の双方に対応して1組のドライバIC65およびインバータ回路66が搭載されている。
【0057】
上段のRファン装置36のファンモータ34および下段のFファン装置40のファンモータ34はU相コイル43の非共通接続点がトランジスタ+Tuおよび−Tu間に接続され、V相コイル43の非共通接続点がトランジスタ+Tvおよび−Tv間に接続されている。また、両ファンモータ34はW相コイル43の非共通接続点がトランジスタ+Twおよび−Tw間に接続されており、同一のドライバIC65から同一の三相回転信号が与えられることに基づいて同方向へ同速度で同時回転する。
【0058】
上記第2実施例によれば、Rファン装置36のファンモータ34およびFファン装置40のファンモータ34を同一のインバータ回路66に接続したので、インバータ回路66およびドライバIC65の個数が1個で済む。しかも、ブラシレスモータ34とインバータ回路66との間を電気的に接続する束線の本数が少なくなるので、総じて、電気的構成が簡単になる。
また、Rファン装置36のファンモータ34およびFファン装置40のファンモータ34を同方向へ同時回転させた。このため、RF運転時にRエバポレータ22およびFエバポレータ24の双方に風を流して冷気を生成できるので、簡単な電気的構成でRF運転時に冷気が効率的に生成される。
【0059】
次に本発明の第3実施例を図8に基づいて説明する。尚、上記第2実施例と同一の部材については同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材についてのみ説明を行う。下段のFファン装置40のファンモータ34はU相コイル43の非共通接続点がトランジスタ+Tvおよび−Tv間に接続され、V相コイル43の非共通接続点がトランジスタ+Tuおよび−Tu間に接続されており、上段のRファン装置36のファンモータ34および下段のFファン装置40のファンモータ34は同一のドライバIC65から同一の三相回転信号が与えられることに基づいて逆方向へ同速度で同時回転する。
【0060】
メイン制御装置76はRF運転時にモータ制御装置64に正転指令を出力する。すると、モータ制御装置64がドライバIC65に正転指令CWを出力し、ドライバIC65が正転用の三相回転信号を生成してインバータ回路66に与える。この状態では上段のRファン装置36のファン35が正転し、下段のFファン装置40のファン35が逆転するが、各ファン35は正転時に正方向へ風を吐出し、逆転時には正方向へ風を吐出せずに逆方向へ若干量の風を吐出するので、Rエバポレータ22には風が流れ、Fエバポレータ24には殆ど風が流れない。
【0061】
メイン制御装置76はF運転時にモータ制御装置64に逆転指令を出力する。すると、モータ制御装置64がドライバIC65に逆転指令CCWを出力し、ドライバIC65が逆転用の三相回転信号を生成してインバータ回路66に与える。この状態では上段のRファン装置36のファン35が逆転し、下段のFファン装置40のファン35が正転するので、Rエバポレータ22には殆ど風が流されず、Fエバポレータ24には風が流れる。
【0062】
上記第3実施例によれば、Rファン装置36のファンモータ34およびFファン装置40のファンモータ34を逆方向へ同時回転させた。このため、Rエバポレータ22に冷媒を集中的に流すRF運転時にはRエバポレータ22のみに風が流れ、Fエバポレータ24に冷媒を流すF運転時にはFエバポレータ24のみに風が流れるので、簡単な電気的構成でRF運転時およびF運転時に冷気が効率的に生成される。しかも、F運転時にRエバポレータ22に冷媒の非流通状態で若干量の風が流れるので、Rエバポレータ22が霜取り,うるおい加湿される利点もある。
【0063】
尚、上記第1ないし第3実施例においては、モータ制御装置64が起動時に目標周波数指令fを加速時間T1 〜T3 に達するまで設定値Δfずつ高める構成にしたが、これに限定されるものではなく、例えば速度指令の内容(高低)に拘らず目標周波数指令fを一定時間のうちに初期値から定常運転値まで高める構成にしても良い。
【0064】
また、上記第1ないし第3実施例においては、ファンモータ34をアウタロータ形の三相DCブラシレスモータから構成したが、これに限定されるものではなく、例えばインナロータ形の三相DCブラシレスモータから構成しても良い。
【0065】
また、上記第1ないし第3実施例においては、インバータ回路66を三相ブリッジ接続されたトランジスタ+Tu〜−Twから構成したが、これに限定されるものではなく、要は三相ブリッジ接続されたIGBT,FET等のスイッチング素子から構成すれば良い。
【0066】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明の冷蔵庫は次の効果を奏する。
請求項1記載の手段によれば、目標周波数指令から通電信号を直接的に生成してインバータ回路に与えた。このため、ブラシレスモータの回転位置をフィードバックする位置検出回路等が不要になるので、電気的構成が簡単になる。
請求項2記載の手段によれば、インバータ回路に流れる電流に基づいてブラシレスモータの回転状態を判定したので、ブラシレスモータの脱調を検出して異常処置を行うことができる。
【0068】
請求項記載の手段によれば、ブラシレスモータの定常運転時の目標周波数指令を変更する際にブラシレスモータを一旦停止させて再起動したので、ブラシレスモータがロックし難くなる上に運転制御プログラムが簡単になる。
請求項記載の手段によれば、冷蔵室用のエバポレータに風を流すためのブラシレスモータおよび冷凍室用のエバポレータに風を流すためのブラシレスモータを同一のインバータ回路に接続したので、電気的構成が簡単になる。
【0069】
請求項記載の手段によれば、冷蔵室用のエバポレータに風を流すためのブラシレスモータおよび冷凍室用のエバポレータに風を流すためのブラシレスモータを同方向へ同時回転させたので、簡単な電気的構成でRF運転時に冷気が効率的に生成される。
請求項記載の手段によれば、冷蔵室用のエバポレータに風を流すためのブラシレスモータおよび冷凍室用のエバポレータに風を流すためのブラシレスモータを逆方向へ同時回転させたので、簡単な電気的構成でRF運転時およびF運転時に冷気が効率的に生成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(aは電気的構成を示す図、bはコイルの通電波形を示す図)
【図2】モータ制御装置の制御内容を示すフローチャート
【図3】(a)冷蔵庫の全体構成を扉の除去状態で示す正面図、(b)はX−X線に沿う断面図
【図4】冷凍サイクルを示す図
【図5】Cファン装置,Fファン装置,Rファン装置を示す断面図
【図6】(a)はCファン装置,Fファン装置,Rファン装置を矢印X1方向から示す図、(b)は矢印X2 方向から示す図
【図7】本発明の第2実施例を示す図1の(a)相当図
【図8】本発明の第3実施例を示す図1の(a)相当図
【図9】従来例を示す図1の(a)相当図
【符号の説明】
11は冷蔵庫本体、22はRエバポレータ(エバポレータ)、24はFエバポレータ(エバポレータ)、33はCファン装置(ファン装置)、34はファンモータ(ブラシレスモータ)、35はファン、36はRファン装置(ファン装置)、40はFファン装置(ファン装置)、43はコイル、64はモータ制御装置(周波数指令手段,判定手段)、65はドライバIC(信号生成手段)、66はインバータ回路、69は抵抗(電流検出手段)を示す。

Claims (6)

  1. 前面が開口する箱状の冷蔵庫本体と、
    前記冷蔵庫本体内に格納され、ファンおよびファンを回転駆動するブラシレスモータからなるファン装置と、
    前記ブラシレスモータの複数相のコイルに順次通電するインバータ回路と、
    前記ブラシレスモータの目標周波数指令を設定するモータ制御装置と、
    前記ブラシレスモータの回転位置を検出する位置検出回路を用いずに前記通電信号を前記目標周波数指令の設定結果から直接的に生成し、前記インバータ回路を前記通電信号の設定結果でスイッチング制御することに基づいて前記ブラシレスモータを回転させるドライバICと、
    前記モータ制御装置に速度指令を与えるメイン制御装置を備え、
    前記モータ制御装置は、
    前記メイン制御装置から速度指令が与えられたときには当該速度指令に基づいて加速時間を設定する手段と、
    前記加速時間の設定結果が経過していないときには目標周波数指令を設定値だけ高める処理を単位時間が経過する毎に行う手段と、
    前記加速時間の設定結果が経過したときには前記目標周波数指令を「(前記加速時間の設定結果/前記単位時間)*前記設定値」で確定される目標周波数指令に固定する手段を備え、
    前記ドライバICは、
    前記加速時間の設定結果が経過したときには前記ブラシレスモータを前記目標周波数指令の設定結果「(前記加速時間の設定結果/前記単位時間)*前記設定値」に応じた通電信号で定常運転することに基づいて「(前記加速時間の設定結果/前記単位時間)*前記設定値」で確定される目標周波数指令に同期回転させることを特徴とする冷蔵庫。
  2. インバータ回路に流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記電流検出手段の検出結果に基づいてブラシレスモータの回転状態を判定する判定手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  3. モータ制御装置は、ブラシレスモータの定常運転時の目標周波数指令を変更する際にブラシレスモータを一旦停止させて再起動することを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  4. 冷蔵庫本体内には、冷蔵室用のエバポレータおよび冷凍室用のエバポレータと、冷蔵室用のエバポレータに風を流すファン装置および冷凍室用のエバポレータに風を流すファン装置とが格納され、
    前記両ファン装置のブラシレスモータは、同一のインバータ回路に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1記載の冷蔵庫。
  5. 両ファン装置のブラシレスモータは、同一のインバータ回路から電源が与えられることに基づいて同方向へ同時回転することを特徴とする請求項4記載の冷蔵庫。
  6. 両ファン装置のブラシレスモータは、同一のインバータ回路から電源が与えられることに基づいて逆方向へ同時回転することを特徴とする請求項4記載の冷蔵庫。
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